JP2005183638A - 基板熱処理装置 - Google Patents

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光明 芳谷
Yoshitaka Kitamura
嘉孝 北村
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Abstract

【課題】 基板の熱処理時に基板から発生する昇華物によってチャンバの上部内面が汚染されるのを防止し、基板表面に昇華物が再付着するのを防止できる装置を提供する。
【解決手段】 チャンバ10内に基板Wを収容してホットプレート18により基板を加熱処理する装置において、搬出入口12が設けられたチャンバの一側面の上部に、チャンバ内へ加熱エアーを供給し天板部16の内面に沿って加熱エアーを流す噴出ノズル28を配設し、噴出ノズルによってチャンバ内へ供給された加熱エアーを排出する排気ノズル30を、噴出ノズルが設けられた一側面と対向する他の一側面の上部に配設した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の基板を1枚ずつチャンバ内に収容して加熱処理する枚様式の基板熱処理装置に関する。
例えば、半導体ウエハ等の基板の表面に形成されたレジスト膜をベーク処理したり、基板の表面とレジスト膜との密着性を強化するために、ヘキサメチルジシラザン(HMDS)等の処理液を気化させて窒素ガス等のキャリアガスに混合させた処理ガスを基板の表面へ供給し、基板に対してアドヒージョン処理を施したりする場合などには、チャンバ内に基板を1枚ずつ収容し、ホットプレート上に基板を載置して基板が加熱処理される。この種の処理を行う基板熱処理装置においては、基板の表面に付着している異物や基板表面に形成されている金属膜、シリコン膜、レジスト膜等の薄膜の成分が基板の昇温時に昇華して、チャンバの上部内面(天蓋部の内面側)を汚染する、といったことが起こる。また、アドヒージョン処理では、HMDSを含む処理ガスをチャンバ内に供給して基板を処理した後に、常温の窒素ガスをチャンバ内へ供給してガス置換し、チャンバ内から排気するが、ガス置換や排気が不十分であると、反応生成物の昇華物によってチャンバの上部内面が汚染される、といったことが起こる。チャンバの上部内面が昇華物によって汚染されると、チャンバの上部内面に付着した昇華物が基板上に脱落して基板表面に再付着し、基板のパターン不良が発生する恐れがあり、製品の歩留まりを低下させる要因となる。一方、昇華物によるチャンバの上部内面の汚染を避けようとすると、チャンバの内部を頻繁に保守・点検する必要があり、装置の稼働率を著しく低下させることとなる。
そこで、基板熱処理装置におけるチャンバの上部内面の汚染を防止するために、従来は、チャンバの外部に配置されたヒータでチャンバの天板部を加熱して、チャンバの天井面を、昇華物の結晶化が起こる温度よりも高温に保つことにより、昇華物の結晶の発生を抑えるようにしていた(例えば、特許文献1参照。)。また、チャンバの上部内面の下方に板状の遮蔽部材やダミーウエハを配置して、その遮蔽部材やダミーウエハの下面に昇華物を堆積させることにより、チャンバの上部内面への昇華物の付着を防止するようにしていた。そして、定期的に遮蔽部材やダミーウエハをチャンバの外に取り出して洗浄するようにしていた(例えば、特許文献2、3参照。)。
特開2002−334823号公報(第2−3頁、図1) 特開2002−8967号公報(第3−4頁、図2) 特開2000−173883号公報(第3頁、図1、図2)
ヒータでチャンバの天板部を加熱して、天井面での昇華物の結晶の発生を抑えるようにした装置では、天板部を均等に加熱することが難しく、天井面の一部に昇華物が付着する可能性がある。また、チャンバの天板部(天蓋部)にヒータを設置するため、天蓋部が重くなって開閉しにくくなり、チャンバ内部の保守・点検作業に際して不利となる。さらに、チャンバ内部で対流を生じて、昇華物がチャンバの側部内面に付着する恐れがあり、また、昇華物が基板に再付着する可能性もある、といった問題点がある。
また、チャンバの上部内面の下方に遮蔽部材やダミーウエハを配置して、チャンバの上部内面への昇華物の付着を防止するようにした装置では、遮蔽部材やダミーウエハの洗浄に手間がかかり、スループットの低下を招くこととなり、また、遮蔽部材等のための洗浄装置を併設する必要があるので、装置構成が複雑となり、装置コストが高くなる。さらに、チャンバの内部に余分なスペースが必要となるために、装置が大型化する、といった問題点がある。
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、基板からの昇華物によるチャンバの上部内面の汚染を有効に防止して、基板の表面に昇華物が再付着する可能性を無くすことができ、また、チャンバ内部の保守・点検作業の負担が軽減され、昇華物がチャンバの側部内面に付着する心配も無くなり、さらに、スループットを高めることができ、装置構成も簡単であり、装置の大型化を招くこともない基板熱処理装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、チャンバ内に基板を収容して加熱処理する基板熱処理装置において、前記チャンバ内へ加熱気体を供給し、基板の表面と対向する上部内面に沿って加熱気体を流す加熱気体供給手段と、この加熱気体供給手段によって前記チャンバ内へ供給された加熱気体を排出する排気手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の基板熱処理装置において、前記加熱気体供給手段が、加熱気体を前記チャンバの内部に向けて噴出させる気体噴出口を前記チャンバの一側面の上部に有し、前記排気手段が、前記チャンバの上部内面に沿って流れる加熱気体を流入させる排気口を、チャンバの、前記気体噴出口が設けられた一側面と対向する他の一側面の上部に有することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の基板熱処理装置において、基板を前記チャンバ内へ搬入しおよびチャンバ内から搬出するための搬出入口がチャンバの一側面に設けられ、その一側面の、前記搬出入口の上方に前記加熱気体供給手段の気体噴出口が設けられたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2または請求項3に記載の基板熱処理装置において、前記加熱気体供給手段は、前記気体噴出口と気体供給源とを流路接続する気体供給管と、この気体供給管の途中の、前記気体噴出口の近くに介挿され、気体供給管内を流れる気体を加熱する気体加熱手段とを有することを特徴とする。
請求項1に係る発明の基板熱処理装置においては、加熱気体供給手段によってチャンバ内へ加熱気体が供給され、チャンバの上部内面に沿って加熱気体が流されることにより、チャンバの上部内面付近が高温に保たれるので、基板からの昇華物の結晶化が抑制される。さらに、チャンバの上部内面に沿って流される加熱気体は、排気手段によって排気されるので、基板からの昇華物は加熱気体と一緒にチャンバ内から排出される。
したがって、請求項1に係る発明の基板熱処理装置を使用すると、基板からの昇華物によるチャンバの上部内面の汚染を有効に防止して、基板の表面に昇華物が再付着する可能性を無くすことができ、また、昇華物がチャンバの側部内面に付着する心配も無くなる。また、チャンバの天板部にヒータを設置することがないので、チャンバ内部の保守・点検作業の負担が軽減され、さらに、チャンバ内に遮蔽部材やダミーウエハを配置する必要も無いので、スループットを高めることができ、装置構成も簡単であり、装置の大型化を招くこともない。
請求項2に係る発明の基板熱処理装置では、加熱気体供給手段の気体噴出口から噴出する加熱気体がチャンバの上部内面に沿って直線的に流れ、そのまま排気口に流入して排気され、その加熱気体と一緒に基板からの昇華物がチャンバ内から排出される。したがって、基板からの昇華物によるチャンバの上部内面および側部内面の汚染がより確実に防止される。
請求項3に係る発明の基板熱処理装置では、温度の下がりやすい搬出入口が設けられたチャンバの一側面に加熱気体供給手段の気体噴出口が設けられていることにより、チャンバ内部における温度の均一性を高めることができ、また、搬出入口の開放時にも、搬出入口側の気体噴出口から加熱気体を噴出させることにより、チャンバ内部の温度低下を抑えることができる。
請求項4に係る発明の基板熱処理装置では、気体供給源から気体供給管を通って供給される気体が、気体噴出口に近くに介挿された気体加熱手段によって加熱され、その加熱気体が直ぐに気体噴出口から噴出することになるので、熱の利用効率が良くなり、また、気体噴出口から噴出する加熱気体の温度を精密に調節することができる。
図1ないし図5を参照しながら、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1ないし図3は、この発明の実施形態の1例を示し、図1は、基板熱処理装置の概略構成を示す模式的正面図であってチャンバの搬出入口を閉塞した状態を示し、図2は、同じくチャンバの搬出入口を開放した状態を示し、図3は、この基板熱処理装置を、チャンバの天板部(天蓋部)を取り去った状態で示す模式的平面図である。
この基板熱処理装置は、一側面に基板の搬出入口12が形設された密閉可能なチャンバ10を備えている。チャンバ10の搬出入口12は、シャッタ14によって開放および閉塞することができるようになっており、チャンバ10内へ基板を搬入しチャンバ10内から基板を搬出する際に、図1に二点鎖線で示すようにシャッタ14が開かれて搬出入口12が開放される。また、チャンバ10の天板部16は、保守・点検のために開閉自在とされている。
チャンバ10には、上面に基板Wを水平姿勢で載置するホットプレート18が配設されており、ホットプレート18はヒータ(図示せず)を内蔵している。また、詳細な構造の図示を省略しているが、ホットプレート18には、複数個、例えば3個の貫通孔が穿設されており、その各貫通孔にリフトピン20がそれぞれ上下方向へ摺動自在に挿通されている。リフトピン20は、図示しないアクチュエータによって駆動され、アクチュエータによってリフトピン20を上昇させることにより、リフトピン20の上端部をホットプレート18の上面より上方へ突出させ、3本のリフトピン20によって基板Wをホットプレート18の上面から離間した状態で支持し、また、3本のリフトピン20によって基板Wを支持した状態で、アクチュエータによってリフトピン20を下降させることにより、リフトピンをホットプレート18の上面より下方へ引き入れ、これに伴って基板Wがリフトピン20上からホットプレート20の上面へ移載される。チャンバ10内への基板Wの搬入およびチャンバ10外への基板Wの搬出に際して、このようなリフトピン20の昇降動作が行われる。
また、チャンバ10の外側には、図2に示すように、チャンバ10の搬出入口12と対向する側に基板の搬出入機構22が設けられている。搬出入機構22は、基板Wの下面に当接して基板Wを水平姿勢に支持する複数個、例えば3個の支持ピン26を有するロボットハンド24、および、このロボットハンド24をチャンバ10の内外で水平方向へ往復移動させるアクチュエータ(図示せず)を備えて構成されている。そして、基板Wをロボットハンド24上に支持した状態でロボットハンド24を、搬出入口12を通してチャンバ10内へ挿入しチャンバ10内から引き出すことにより、チャンバ10内への基板Wの搬入およびチャンバ10内からの基板Wの搬出が行われる。
さらに、この基板熱処理装置には、チャンバ10の一側面の、搬出入口12の上方に、チャンバ10の内部に向けて加熱気体、例えば加熱エアーを気体噴出口から噴出させ天板部16の内面に沿って加熱エアーを流すための噴出ノズル28を備えている。また、噴出ノズル28が設けられたチャンバ10の一側面と対向する他の一側面の上部に、加熱エアーが流入する排気口を有する排気ノズル30を備えている。噴出ノズル28の気体噴出口の長さおよび排気ノズル30の排気口の長さ(図1の紙面と垂直な方向における長さ)は、加熱エアーの滞留部分を無くし天板部16内面への昇華物の付着を確実に防止するために、それぞれ基板Wの幅寸法以上とし、より好ましくはチャンバ10の幅寸法と同等にする。また、噴出ノズル28の気体噴出口および排気ノズル30の排気口は、それぞれ加熱エアーの乱流が生じないような形状として、ホットプレート18の温度分布に悪影響を及ぼさないようにする。
噴出ノズル28には、図3に示すように、エアー供給管32が連通接続されており、エアー供給管32は、図示しないクリーンエアー供給源に流路接続されている。そして、エアー供給管32の途中にヒータ34が介挿されており、このヒータ34により、エアー供給管32内を流れるクリーンエアーが加熱されるようになっている。ヒータ34は、噴出ノズル28の近くに設置することが好ましい。噴出ノズル28の近くにヒータ34を配置すると、ヒータ34によって加熱されたエアーが温度降下することなく噴出ノズル28内に流入して噴出ノズル28からチャンバ10内へ噴出することになるので、熱の利用効率が高くなり、また、噴出ノズル28から噴出する加熱エアーの温度を精密に調節することが可能となる。また、エアー供給管32の外面は、ヒータ34の介挿位置より下流側部分を断熱材で被覆するようにするとよい。なお、図3に示したように、噴出ノズル28の片側にエアー供給管32を連通接続したときは、噴出ノズル28の気体噴出口から均等に加熱エアーが吹き出すように、噴出ノズル28内部の流路構造を工夫する。
排気口30には、排気管36が連通接続されており、図3には図示していないが、排気管36には、排気中に含まれる基板からの昇華物を捕捉して排気中から除去するトラップボックスやフィルタが介挿されており、その下流側に排気ブロワが設置されている。このように排気管36にトラップボックスやフィルタを設けて、排気中に含まれる基板からの昇華物を分離除去することにより、工場内での広範囲にわたるユーティリティの汚染が防止され、メンテナンスの省力化が図られることとなる。
なお、図示していないが、アドヒージョン処理などを行う基板熱処理装置では、HMDS等の処理液を気化させて窒素ガス等のキャリアガスに混合させた処理ガスをチャンバ内へ供給したりガス置換のために窒素ガスをチャンバ内へ供給したりするガス供給系や処理ガス等の排気系が設けられる。
上記した構成を備えた基板熱処理装置では、ホットプレート18による基板Wの加熱処理中において、図1中に点線で示すように、噴出ノズル28の気体噴出口からチャンバ10の内部へ加熱エアーが噴出し、チャンバ10の天板部16の内面に沿って加熱エアーが流され、排気ノズル30の排気口に加熱エアーが流入して排気される。このように、基板Wの加熱処理中に常時、チャンバ10の天板部16の内面に沿って加熱エアーが流されることにより、天板部16の内面付近が高温に保たれることになり、このため、基板Wからの昇華物の結晶化が抑制される。さらに、加熱エアーは、天板部16の内面に沿って直線的に流れ、そのまま排気ノズル30に流入して排気され、その加熱エアーと一緒に基板Wからの昇華物もチャンバ10内から排出されるので、基板Wからの昇華物がチャンバの天板部16内面に付着したりチャンバ10の側部内面に付着したりすることが防止される。
ここで、チャンバ10の噴出ノズル28への加熱エアーの供給流量とチャンバ10内からの排気流量とは、等しくなるように調節することが好ましく、このために流量制御機構を設けるとよい。加熱エアーの供給流量が排気流量より多くなると、チャンバ10の内部において乱流を生じ、温度分布に悪影響を及ぼし、一方、加熱エアーの供給流量が排気流量より少なくても、搬出入口12とシャッタ14との隙間などから外気がチャンバ10内へリークし、温度分布に悪影響を及ぼすこととなる。これに対し、加熱エアーの供給流量と排気流量とが等しくなるように流量を調節すると、チャンバ10の内部における温度分布を高精度に制御することが可能になる。また、チャンバ10の天板部16の温度や基板Wの温度を検出して、加熱エアーの温度を自動制御するようにしてもよい。このようにすると、基板Wの温度に対する加熱エアーの影響を最小限に留めることができ、また、天板部16内面への昇華物の付着をより確実に抑制することができるので好ましい。
また、加熱エアーはチャンバ10内を、温度の下がりやすい搬出入口12側の一側面に設けられた噴出ノズル28から、それと反対側の側面に設けられた排気ノズル30に向かって流れるので、チャンバ10内部における温度の均一性を高めることができる。さらに、図2に示すように、チャンバ10内への基板Wの搬入およびチャンバ10内からの基板Wの搬出に際し、シャッタ14を開いて搬出入口12を開放した時にも、搬出入口12の上方に設けられた噴出ノズル28から加熱エアーをチャンバ10の内部に向かって噴出させるようにすると、チャンバ10内部の温度低下を抑えつつ昇華物雰囲気の置換を行うことができ、また、ホットプレート18が冷やされて温度分布が乱されてしまう、といった心配も無くなる。なお、チャンバ10内への基板Wの搬入時およびチャンバ10内からの基板Wの搬出時において噴出ノズル28から加熱エアーをチャンバ10内部へ噴出させる際に、加熱エアーの供給流量を加減するようにしてもよい。すなわち、加熱エアーの供給流量を少なくすると、ロボットハンド24上での基板Wのばたつきを抑えて、安定した基板Wの搬送が可能となり、一方、加熱エアーの供給流量を多くすると、チャンバ10の内部の温度低下をより一層抑制することが可能となる。したがって、加熱エアーの供給流量は、装置構成により目的に応じて適宜設定すればよい。
さらに、この基板熱処理装置では、始業時に装置を立ち上げたり、トラブル時に装置の稼働を一旦停止させた後に装置を再稼働させたりするときに、加熱エアーをチャンバ10内へ供給することにより、チャンバ10の内部の昇温時間を短縮して、装置稼働率を向上させることができる。また、ホットプレート18により基板Wを加熱して昇温させている際にも、チャンバ10内へ加熱エアーが供給されてチャンバ10の内部が暖められるので、昇温時間を短縮することができ、スループットを向上させることができる。
また、メンテナンス等のために装置の稼働を一旦停止させるときに、ヒータ34の駆動を止めてエアーを加熱せずに噴出ノズル28からチャンバ10内へ供給するようにしてもよい。これによって、チャンバ10内を迅速に降温させることができる。この結果、メンテナンス等の作業に早く着手することができるので、装置の稼働停止時間を短縮できて装置の稼働率を向上させることができる。
また、ホットプレート18の設定温度を、例えば150℃→130℃に降温させるときに、ヒータ34の駆動を止めてエアーを加熱せずに噴出ノズル28からチャンバ10内へ供給するようにしてもよい。これによって、ホットプレート18の温度を迅速に設定温度(例えば130℃)まで降温させることができる。
次に、図4に模式的正面図を示す実施形態は、噴出ノズルの気体噴出口の向きを変えることができるようにしたものである。図4において、図1で使用した符号と同一の符号を付した構成部材は、図1に関して説明した構成部材と共通するものであり、それらについての説明を省略する。
この基板熱処理装置においても、開閉自在のシャッタ38が設けられたチャンバ10の搬出入口12の上方に、加熱エアーを噴出する噴出ノズル40が配設されているが、噴出ノズル40は、回動可能に支持されていて気体噴出口の向きを変えることができるようになっている。すなわち、二点鎖線で示すように、シャッタ38を閉じて搬出入口12を閉塞し、ホットプレート18によって基板Wを加熱処理しているときは、図1に示した装置と同様に、噴出ノズル40の気体噴出口を水平方向に向けて加熱エアーを噴出させ、天板部16の内面に沿って加熱エアーを流すようにする。一方、実線で示すように、シャッタ38を開いて搬出入口12を開放し、チャンバ10内へ基板Wを搬入しまたはチャンバ10内から基板Wを搬出するときは、噴出ノズル40の気体噴出口を鉛直下向きに切り替えて加熱エアーを噴出させ、搬出入口12を加熱エアーのカーテンによって塞ぐようにする。このような構成とすることにより、搬出入口12を通して低温の空気がチャンバ12内へ流入することが抑制され、ホットプレート18の温度降下が抑えられるので、処理効率が向上することとなる。
また、図5に流路構成を示す基板熱処理装置は、図1に示したチャンバ10と同様に構成された複数、図示例では3つのチャンバ42a、42b、42cを、例えば上下方向に並べて配置した構成を有している。各チャンバ42a、42b、42cの噴出ノズルには、別々にエアー供給管44a、44b、44cが連通接続されており、各エアー供給管44a、44b、44cは、クリーンエアー供給源にそれぞれ流路接続されている。そして、各エアー供給管44a、44b、44cに、クリーンエアーを加熱するためのヒータ46a、46b、46cがそれぞれ介挿されている。また、各チャンバ42a、42b、42cの排気ノズル(図示せず)には、排気管48a、48b、48cがそれぞれ連通接続されており、各排気管48a、48b、48cは、トラップボックス50、フィルタ52および排気ブロワ54がそれぞれ介挿された共通排気管56にそれぞれ流路接続されている。さらに、この装置では、各エアー供給管44a、44b、44cが、ヒータ46a、46b、46cの下流側においてそれぞれバイパス管58a、58b、58cに分岐し、各分岐位置に三方切替弁60a、60b、60cがそれぞれ介挿されている。そして、各バイパス管58a、58b、58cは、排気管48a、48b、48cと合流して共通排気管56にそれぞれ流路接続されている。
この基板熱処理装置では、チャンバ42a、42b、42c内において、例えば基板に対してアドヒージョン処理が施される。したがって、基板の処理中においては、チャンバ42a、42b、42c内へ加熱エアーが供給されない。すなわち、チャンバ42a、42b、42c内へ基板を搬入してホットプレート上に載置し、チャンバ42a、42b、42cの搬出入口をシャッタで閉塞した後、ヒータ46a、46b、46cを通過した加熱エアーがエアー供給管44a、44b、44c内からバイパス管58a、58b、58c内へ流入するように三方切替弁60a、60b、60cを切り替えて、加熱エアーがバイパス管58a、58b、58cおよび共通排気管56を通って排気され、チャンバ42a、42b、42cの噴出ノズル内へは加熱エアーが供給されないようにした状態で、ホットプレートで基板を加熱して、例えば23℃→100℃に昇温させる。続いて、図示しない処理ガス供給系からHMDSを含む処理ガスをチャンバ42a、42b、42c内へ供給して基板を処理する。基板の処理が終了すると、図示しない窒素ガス供給系から常温の窒素ガスをチャンバ42a、42b、42c内へ供給しつつ排気を行ってガス置換する。チャンバ42a、42b、42c内が窒素ガスに置換されると、三方切替弁60a、60b、60cを切り替えて、ヒータ46a、46b、46cを通過した加熱エアーがエアー供給管44a、44b、44cからチャンバ42a、42b、42cの噴出ノズル内へ供給されるようにする。このようにした状態で、シャッタを開いてチャンバ42a、42b、42cの搬出入口を開放し、処理済みの基板をチャンバ42a、42b、42c内から搬出し、次に処理すべき基板をチャンバ42a、42b、42c内へ搬入してホットプレート上に載置する。そして、チャンバ42a、42b、42cの搬出入口をシャッタで閉塞した後、再び三方切替弁60a、60b、60cを切り替えて、ヒータ46a、46b、46cを通過した加熱エアーがエアー供給管44a、44b、44c内からバイパス管58a、58b、58c内へ流入するようにする。なお、窒素ガスによる置換を省略し、基板処理終了後にチャンバ42a、42b、42c内を排気してから直ちに加熱エアーをチャンバ42a、42b、42c内へ供給するようにしてもよい。
図5に示した実施形態のような構成とすると、チャンバ42a、42b、42cの噴出ノズルへ加熱エアーを供給していない時にも、常にヒータ46a、46b、46cを駆動させているので、駆動部(ヒータ46a、46b、46c)の動作安定性が確保され、駆動部がオン・オフされないのでクリーン度を高めることができる。また、チャンバ42a、42b、42cごとにヒータ46a、46b、46cが設けられるので、各ヒータ46a、46b、46cを個別に制御することにより、各チャンバ42a、42b、42c内へ供給される加熱エアーの温度調整をそれぞれ精密に行うことができる。そして、HMDS処理では、上記したようにチャンバ42a、42b、42c内への処理ガスの供給中以外は常にチャンバ42a、42b、42c内へ加熱エアーを供給することにより、昇華物(反応生成物)がチャンバ42a、42b、42cの天板部内面に付着することを防止することができる。
この発明の実施形態の1例を示し、基板熱処理装置の概略構成を示す模式的正面図であってチャンバの搬出入口を閉塞した状態を示す。 図1に示した基板熱処理装置の模式的正面図であってチャンバの搬出入口を開放した状態を示す。 図1に示した基板熱処理装置を、チャンバの天板部を取り去った状態で示す模式的平面図である。 この発明の別の実施形態を示す基板熱処理装置の模式的正面図である。 この発明のさらに別の実施形態を示し、基板熱処理装置の概略流路構成を示す図である。
符号の説明
W 基板
10、42a、42b、42c チャンバ
12 チャンバの搬出入口
14、38 シャッタ
16 チャンバの天板部
18 ホットプレート
22 搬出入機構
24 ロボットハンド
28、40 噴出ノズル
30 排気ノズル
32、44a、44b、44c エアー供給管
34、46a、46b、46c ヒータ
36、48a、48b、48c 排気管
50 トラップボックス
52 フィルタ
54 排気ブロワ
56 共通排気管
58a、58b、58c バイパス管
60a、60b、60c 三方切替弁

Claims (4)

  1. チャンバ内に基板を収容して加熱処理する基板熱処理装置において、
    前記チャンバ内へ加熱気体を供給し、基板の表面と対向する上部内面に沿って加熱気体を流す加熱気体供給手段と、
    この加熱気体供給手段によって前記チャンバ内へ供給された加熱気体を排出する排気手段と、
    を備えたことを特徴とする基板熱処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板熱処理装置において、
    前記加熱気体供給手段が、加熱気体を前記チャンバの内部に向けて噴出させる気体噴出口を前記チャンバの一側面の上部に有し、前記排気手段が、前記チャンバの上部内面に沿って流れる加熱気体を流入させる排気口を、チャンバの、前記気体噴出口が設けられた一側面と対向する他の一側面の上部に有することを特徴とする基板熱処理装置。
  3. 請求項2に記載の基板熱処理装置において、
    基板を前記チャンバ内へ搬入しおよびチャンバ内から搬出するための搬出入口がチャンバの一側面に設けられ、その一側面の、前記搬出入口の上方に前記加熱気体供給手段の気体噴出口が設けられたことを特徴とする基板熱処理装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の基板熱処理装置において、
    前記加熱気体供給手段は、前記気体噴出口と気体供給源とを流路接続する気体供給管と、この気体供給管の途中の、前記気体噴出口の近くに介挿され、気体供給管内を流れる気体を加熱する気体加熱手段とを有することを特徴とする基板熱処理装置。
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