JP7070313B2 - 半導体ウエハ基板の熱処理装置及び熱処理方法 - Google Patents

半導体ウエハ基板の熱処理装置及び熱処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体ウエハ基板の製造工程において、レジストまたはポリイミドが塗布され、その後に加熱や冷却処理を行うための熱処置装置及び熱処理方法に関するものである。
従来の半導体ウエハ基板の熱処理装置では、加熱または冷却処理において、高精度な温度制御を行っている。具体的には、半導体ウエハを加熱する加熱プレート上において、上下に昇降する移動可能な支持ピンにて、半導体ウエハ基板を支持しながら、加熱または冷却処理している。(例えば、特許文献1参照)
特開平7-254545号公報(段落0028~0029、図4)
このような半導体ウエハ基板の熱処理装置では、加熱や冷却に対する任意の温度制御や処理速度を向上することは可能であったが、前工程からの異物持込みや熱処理装置内での異物付着により、半導体ウエハ基板に対し品質を満たすことができない場合があった。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであり、半導体ウエハ基板の熱処理工程において、半導体ウエハ基板への異物付着を抑制、異物除去する半導体ウエハ基板の熱処理装置を提供することを目的とする。
また半導体ウエハ基板への異物付着を抑制、異物除去する半導体ウエハ基板の熱処理方法を提供することを目的とする。
また、本発明にかかる半導体ウエハ基板の熱処理方法は、搬送機構が半導体ウエハ基板をチャンバー内に搬入する搬入ステップと、チャンバーの側面に設けられた通風入口から、チャンバーの対向する側面に設けられた通風出口に向かって、半導体ウエハ基板に沿うようにファンが送風る送風ステップと、ヒーターが半導体ウエハ基板を加熱する加熱ステップと、加熱ステップの後に、ファンの送風により半導体ウエハ基板を冷却する冷却ステップと、搬送機構が半導体ウエハ基板をチャンバーから搬出する搬出ステップとを備えた半導体ウエハ基板の熱処理する方法である。

本発明にかかる半導体ウエハ基板の熱処理装置によれば、半導体ウエハ基板の熱処理工程において、半導体ウエハ基板への異物付着を抑制、異物除去することができる。
また本発明にかかる半導体ウエハ基板の熱処理方法によれば、半導体ウエハ基板への異物付着を抑制、異物除去することができる。
実施の形態1にかかる半導体ウエハ基板の熱処理装置を示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体ウエハ基板の熱処理装置を示す断面図である。 実施の形態3にかかる半導体ウエハ基板の熱処理装置を示す断面図である。 実施の形態3にかかる半導体ウエハ基板の熱処理装置を示す断面図である。
実施の形態1.
実施の形態1にかかる熱処理装置の構成を説明する。図1は、実施の形態1にかかる半導体ウエハ基板の熱処理装置を示す断面図である。
図1に示すように、半導体ウエハ基板の熱処理装置内にステージ2が設置され、ステージ2の内部にはステージ用ヒーター3が搭載されている。ステージ用ヒーター3には、温度制御ユニット5が接続されている。温度制御ユニット5は、ステージ上面の温度を測定しながら温度管理し、所定の温度になるようステージ用ヒーター3を温度制御する。
ステージ2のステージ用ヒーター3側、つまりステージ2の上側には、チャンバー6が設けられており、半導体ウエハ基板1を配置することができる。チャンバー6の上面には、排気口8が取り付けられており、チャンバー6内から外部に向かって、加熱により気化した溶剤、異物等が排出される。排気口8は、工場のダクトに接続されている。
半導体ウエハ基板1は、チャンバー6内において、駆動ピン4によって、支持されており、駆動ピン4によりチャンバー6内を上下に昇降する。
チャンバー6の両側面には、通風入口10、通風出口11が設けられており、通風入口10と通風出口11は対向した位置に配置されている。通風入口10には、ファン9が取り付けられており、ファン9により発生した送風が、通風入口10から通風出口11に向かって流れる。
半導体ウエハ基板1は、例えば、電力半導体素子を製造するためのウエハ基板であり、半導体ウエハ基板1の表面、裏面に回路が形成され、最終的にIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal-Oxide―Semiconductor Field-Effect Transistor)、ダイオードといった電力半導体素子となる。なおSi製に限らず、SiCもしくはGaN製でもかまわない。
半導体ウエハ基板1のサイズは、厚さが0.12~0.35mm程であり、4インチ、6インチ、8インチと種類があり、チャンバー6は、各サイズの半導体ウエハ基板1に対応しており、1枚の半導体ウエハ基板1を投入し配置できるようになっている。半導体ウエハ基板1の熱処理前に、半導体ウエハ基板1が図示しない搬送機構によりチャンバー6内に投入され、熱処理後に同じ搬送機構によりチャンバー6から半導体ウエハ基板1を取り出す。
半導体ウエハ基板1の製造工程である写真製版するときに、半導体ウエハ基板1に、レジストやポリイミドが塗布され、その後レジストやポリイミド内に含まれる水分や溶剤を揮発させる必要があるため、半導体ウエハ基板の熱処理装置を用いて加熱する。溶剤は、例えば、PGMEA(プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート)である。
半導体ウエハ基板1は、チャンバー6内で、複数の駆動ピン4にて支持されており、ステージ2上面から0.1~10mmの位置にあり、ステージ2もしくはステージ用ヒーター3と接触していない。駆動ピン4は、図示しない駆動モータやエアーシリンダーに接続され、制御されることにより、昇降可能である。駆動モータのほうが、昇降位置を複数設定でき、また高精度な位置決めや速度制御が可能なため好ましい。
チャンバー6内の半導体ウエハ基板1が、80~130℃になるよう、ステージ用ヒーター3は、温度制御ユニット5により温度管理され、温度制御されている。こうすることにより、半導体ウエハ基板1に塗布されたレジストやポリイミドの水分や溶剤を揮発することができる。揮発された水分や溶剤は、チャンバー6の上部に設けられた排気口8からチャンバー6の外部に排出される。
加熱もしくは冷却およびその前後において、チャンバー6の側面に設けられた通風入口10のファン9により、チャンバー6の外部からチャンバー6内に送風され、チャンバー6内においては、半導体ウエハ基板1の上面及び下面を沿うように送風され、通風出口11から排出される。なお送風の一部は排気口8からも排出される。
このように半導体ウエハ基板1を加熱処理し、レジストやポリイミドの水分や溶剤を揮発するとともに、通風入口10のファン9により半導体ウエハ基板1の表面及び裏面に沿って送風され、通風出口11から排出することにより、半導体ウエハ基板1への異物付着抑制と、半導体ウエハ基板1に付着していた異物を除去することができる。またチャンバー6内に浮遊している異物をチャンバー6の外に排出することができる。さらに加熱処理後においては、加熱により異物が半導体ウエハ基板1に固着してしまうことがあるので、半導体ウエハ基板1への異物付着を抑制することができる。これにより、異物付着を抑制した半導体ウエハ基板1を得ることができ、半導体製品として要求される品質を満たすことができる。
異物は、半導体ウエハ基板1の熱処理工程前の工程にて、半導体ウエハ基板1に付着することにより、熱処理装置内に持ち込まれることが多く、人体に関わるもの、有機材やセラミック材が付着していることがある。
半導体ウエハ基板1の加熱処理後、半導体ウエハ基板1を冷却するときも同様に、通風入口10に取り付けられたファン9により半導体ウエハ基板1の表面及び裏面を沿うように送風され、通風出口11から排出され、半導体ウエハ基板1に付着した異物の除去やチャンバー内に浮遊している異物を外部に排出することができる。
チャンバー6内において、通風入口10から半導体ウエハ基板1の表面及び裏面に沿って、通風出口11から排出される送風は、大気に限定せず、窒素といった不活性ガスでもかまわない。
図1に送風の流れを矢印にて示している通り、通風入口10から半導体ウエハ基板1の表面及び裏面に沿ってAの方向に送風が流れるので、半導体ウエハ基板1の表面及び裏面と、送風が流れる方向は、略平行である。しかし、半導体ウエハ基板1の配置方向を変更することもできる。例えば、異物を除去したい半導体ウエハ基板が、表面だけの場合は、通風入口10側に、半導体ウエハ基板1の表面を配置し、半導体ウエハ基板1の表面に向けて送風を流すことにより、異物を除去することも可能である。
次に、実施の形態1における半導体ウエハ装置の熱処理装置を用いた熱処理方法について説明する。
はじめにチャンバー6の奥軸を中心に手前側が開き、搬送機構により、チャンバー6に半導体ウエハ基板1が一枚投入され、複数の駆動ピン4に支持される。通風入口10に取り付けられたファン9により、半導体ウエハ基板1の表面及び裏面に沿うように送風が流れ、異物を除去しながら、通風出口11から異物とともに排出される。ステージ2内部にはステージ用ヒーター3があり、温度制御ユニット5により、温度管理され、半導体ウエハ基板1を所定の温度に加熱され、レジストやポリイミドの水分や溶剤が揮発する。その後、温度制御ユニット5によりステージ用ヒーター3の加熱を停止し、通風入口10に取り付けられたファン9により半導体ウエハ基板1の表面及び裏面を沿うように異物を除去しながら送風が流れ、通風出口11から異物とともに送風が排出される。チャンバー6が開き、搬送機構により半導体ウエハ基板1が搬出される。なお排気口8からも通風入口10からの送風の一部が排出する。
このように半導体ウエハ基板1をチャンバー6に搬入する搬入ステップと、通風入口10から半導体ウエハ基板1の表面及び裏面を沿うように流れ、通風出口11から排出する送風ステップと、半導体ウエハ基板1を加熱する加熱ステップと、半導体ウエハ基板1をチャンバー6から搬出する搬出ステップがある。
実施の形態1では、半導体ウエハ基板1の熱処理工程において、半導体ウエハ基板1がチャンバー6内で駆動ピン4により支持され、チャンバー6の側面にある通風入口10のファン9によりチャンバー6内に送風され、半導体ウエハ基板1の表面及び裏面に沿うように送風が流れ、通風出口11に排出される。以上のような構成としたことにより、半導体ウエハ基板1への異物付着を抑制、異物除去という効果を得ることができる。
通風出口11が、排気口8同様に、工場内のダクトや集塵機に接続されていてもよい。半導体ウエハ基板の熱処理装置がある生産ラインのクリーンルーム外に排出することにより、通風出口11から排出された送風内に含まれる異物が、さらに半導体ウエハ基板の熱処理装置内に再び混入することを抑制することができる。以上のような構成としたことにより、同様に半導体ウエハ基板1への異物付着を抑制、異物除去する効果を得ることができる。
なおレジストやポリイミドの溶剤に応じて、ステージ用ヒーター3の温度設定、駆動ピン4の位置を可変できる。
またステージ用ヒーター3はステージ2内に埋め込まれているが、チャンバー6の排気口8側、つまり半導体ウエハ基板1の上側にあってもよい。例えば、半導体ウエハ基板1を加熱するとき、半導体ウエハ基板1の上側からと下側から両方から加熱することにより、加熱時間の短縮効果を得ることができる。
実施の形態2.
図2は、実施の形態2における半導体ウエハ基板の熱処理装置を示す断面図である。なお本実施の形態における半導体ウエハ基板の熱処理装置は、多くの構成が実施の形態1と共通する。このため、実施の形態1における半導体ウエハ基板の熱処理装置と異なる点について説明するとともに、同一または対応する構成については同じ符号を付けて示し、その説明を省略する。実施の形態1とは、通風入口10にフィルター12、チャンバー6の両側面にシャッターを取り付けた構成が相違している。
チャンバー6の通風入口10において、ファン9が送風する側と反対の方向に、つまりファン9からみてチャンバー6の外側にフィルター12が取り付けられている。
フィルター12は、HEPA(High Efficiency Particulate Air Filter)フィルター、もしくはULPA(Ultra Low Penetration Air Filter)フィルターである。
通風入口10のファン9が送風するとき、フィルター12により送風内に含まれる異物を除去し、チャンバー6の外からチャンバー6内に異物が入り込むことを抑制することができる。また送風内の異物が半導体ウエハ基板1に付着することを抑制することができる。なおフィルター12は交換することができる構成となっている。半導体ウエハ基板の熱処理装置の稼働時間及び熱処理後の半導体ウエハ基板1への異物付着状況に応じて、フィルター12を交換する。
チャンバー6の両側面には、シャッター7が取り付けられ、チャンバー6を開閉できるようになっている。チャンバー6内に半導体ウエハ基板1を配置し、加熱または冷却するときはシャッター7が閉まる。またチャンバー6内に半導体ウエハ基板1を出し入れするときには、シャッター7が開くようになっている。シャッター7は、チャンバー6において対向した位置にある。
実施の形態2においても、半導体ウエハ基板1の熱処理工程において、半導体ウエハ基板1がチャンバー6内で駆動ピン4により支持され、チャンバー6の側面にある通風入口10のファン9によりチャンバー6内に送風され、半導体ウエハ基板1の表面及び裏面に沿うように送風が流れ、通風出口11に排出される。以上のような構成としたことにより、実施の形態1と同様に、半導体ウエハ基板1への異物付着を抑制、異物除去する効果を得ることができる。
さらに通風入口10にフィルター12を取り付けることにより、チャンバー6内に異物が入り込むことを抑制することができる。また送風内の異物が半導体ウエハ基板1に付着することを抑制する効果を得ることができる。
なお実施の形態2では、チャンバー6内において、半導体ウエハ基板1は複数の駆動ピン4で保持されているため、駆動ピン4を昇降しながら冷却してもよい。こうすることで、冷却処理時間の短縮効果を得ることができる。
また通風入口10に取り付けられたファン9の回転数を制御することにより、送風速度、送風量を制御することができる。こうすることにより、半導体ウエハ基板1への異物付着状態に応じて、容易に異物除去を図ることができるとともに、半導体ウエハ基板1の冷却処理時間の短縮効果を得ることができる。
実施の形態3.
図3及び図4は、実施の形態3における半導体ウエハ基板の熱処理装置を示す断面図である。なお本実施の形態における半導体ウエハ基板の熱処理装置は、多くの構成が実施の形態2と共通する。このため、実施の形態2における半導体ウエハ基板の熱処理装置と異なる点について説明するとともに、同一または対応する構成については同じ符号を付けて示し、その説明を省略する。図4は図3を紙面右からみたときの断面図である。実施の形態2とは、通風入口10に送風用ヒーター13を取り付け、駆動ピン4でなく支持機構14により半導体ウエハ基板1が支持されている構成が相違している。
支持機構14は、ステージ2上の図示しない駆動軸に取り付けられ、L字形状をした複数のアームから構成され、半導体ウエハ基板1を支持している。半導体ウエハ基板1を投入するときは、L字形状をしたアームが外側に開き、半導体ウエハ基板1が投入されるとL字形状をしたアームが内側に閉じる。半導体ウエハ基板1の外周部の側面と下面が、L字形状をしたアームにより支持されている。
通風入口10において、ファン9より通風出口11側に送風用ヒーター13が取り付けられている。半導体ウエハ基板1を加熱処理するとき、 ステージ2内のステージ用ヒーター3による加熱とともに、通風入口10のファン9によりチャンバー6内に向けて送風され、その送風は送風用ヒーター13により加熱され、半導体ウエハ基板1の表面及び裏面を沿うように流れ、通風出口11から排出される。加熱された送風により半導体ウエハ基板1に付着した異物を除去するとともに、半導体ウエハ基板1を加熱し、半導体ウエハ基板1のレジストやポリイミドの水分や溶剤を揮発させる。
また加熱された送風により、半導体ウエハ基板1の加熱処理時間を短縮することができる。図3及び図4に送風の流れを記す。図4は紙面の奥から手前に向かって送風が流れることを示している。
半導体ウエハ基板1の加熱処理終了後、半導体ウエハ基板1を冷却するときは、ステージ用ヒーター3とともに送風用ヒーター13の加熱を停止する。また、送風用ヒーター13を停止しているので、ファン9の送風により、半導体ウエハ基板1の冷却時間を短縮できる冷却ステップがある。
実施の形態3において、半導体ウエハ基板1の熱処理工程において、半導体ウエハ基板1がチャンバー6内で支持機構14により支持され、チャンバー6の側面にある通風入口10のファン9によりチャンバー6内に送風され、半導体ウエハ基板1の表面及び裏面に沿うように送風が流れ、通風出口11に排出される。以上のような構成としたことにより、半導体ウエハ基板1への異物付着を抑制、異物除去する効果を得ることができる。
また通風入口10にフィルター12を取り付けることにより、チャンバー6内に異物が入り込むことを抑制することができる。また送風内の異物が半導体ウエハ基板1に付着することを抑制する効果を得ることができる。
さらに半導体ウエハ基板1を加熱するときは、ステージ用ヒーター3の加熱とともに、送風用ヒーター13によりファン9の送風が加熱されるため、加熱処理時間を短縮する効果を得ることができる。
そして半導体ウエハ基板1を冷却するときは、ステージ用ヒーター3の加熱を停止するとともに、送風用ヒーター13の加熱を停止させ、ファン9の送風により、冷却処理時間を短縮する効果を得ることができる。
支持機構14により、半導体ウエハ基板1に対し、L字形状をしたアームにより支持しているため、半導体ウエハ基板1の下面側、半導体ウエハ基板1のステージ側の面に流れる送風は、圧損が小さくなり、流れやすくなる。こうすることにより、半導体ウエハ基板1に付着した異物を容易に除去する効果を得ることができる。
なお支持機構14のL字形状をしたアームに溝を設け、その溝に半導体ウエハ基板1を挿入することにより、チャンバー6内に、半導体ウエハ基板1を複数枚投入することもできる。
なお本発明は、発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせることや、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 半導体ウエハ基板
2 ステージ
3 ステージ用ヒーター
4 駆動ピン
6 チャンバー
9 ファン
10 通風入口
11 通風出口
12 フィルター
13 送風用ヒーター
14 支持機構

Claims (1)

  1. 搬送機構が半導体ウエハ基板をチャンバー内に搬入する搬入ステップと、
    前記チャンバーの側面に設けられた通風入口から、前記チャンバーの対向する側面に設けられた通風出口に向かって、前記半導体ウエハ基板に沿うようにファンが送風する送風ステップと、
    ヒーターが前記半導体ウエハ基板を加熱する加熱ステップと、
    前記加熱ステップの後に、前記ファンの送風により前記半導体ウエハ基板を冷却する冷却ステップと、
    前記搬送機構が前記半導体ウエハ基板を前記チャンバーから搬出する搬出ステップと、を備えていることを特徴とする半導体ウエハ基板の熱処理方法。
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