JP2005175165A - 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デラミネーションの発生を抑制するとともに、内部電極の位置ずれの有無を確実に検出することが可能な信頼性の高い積層セラミックコンデンサおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】内部電極3a,3bの、容量形成部7a,7bの両側辺を内部電極の引き出し方向に延長した、一方側および他方側の2本の延長線X,Yのうち、一方側、および/または、他方側の延長線上に少なくともその一部が位置するように、容量形成に寄与しないダミー電極10を配設し、所定の一つの内部電極についてみた場合、および/または、複数の内部電極についてみた場合に、ダミー電極10が、一方側および他方側の2本の延長線X,Y上に位置するようにする。
また、各内部電極の一方側および他方側の両方の延長線上にダミー電極を配設する。
【選択図】図1

Description

本願発明は積層セラミックコンデンサおよび積層セラミックコンデンサの製造方法に関し、詳しくは、内部電極の配設状態の良否を判定するための判定マークを備えた積層セラミックコンデンサおよびその製造方法に関する。
積層セラミックコンデンサは、図12(a),(b)に示すように、セラミック積層素子51中に、複数の内部電極53a,53bがセラミック層52を介して互いに対向するように配設され、その一端側が交互にセラミック積層素子51の異なる側の端面に引き出されており、かつ、セラミック積層素子51の両端側に、内部電極53a,53bと導通するように一対の外部電極54a,54bが配設された構造を有している。
外部電極54a,54bはAg粉末などの導電性金属材料、ガラスフリット、樹脂および溶剤などを含有する導電ペーストを塗布して焼き付けることにより形成されており、外部電極54a,54bの表面には、通常、Ag電極のはんだくわれを防止するためのNiめっき膜55およびはんだ付け性を向上させるためのSnめっき膜56が形成されている。
ところで、上述のような構成を有する積層セラミックコンデンサにおいて、NiめっきやSnめっきなどを行って外部電極54a,54bの表面にNiめっき膜55やSnめっき膜56を形成する際に、めっき液が、セラミック積層素子51の端面の内部電極の露出している部分から侵入して内部欠陥を引き起こすという問題点がある。
そこで、図13に示すように、内部電極53a,53bの、セラミック積層素子51の端面に引き出される部分(引き出し部)63a,63bの幅W1を、容量形成部57a,57bの幅W2より狭くして、めっき液の侵入を抑制するようにした積層セラミックコンデンサが提案されている(例えば特許文献1,特許文献2参照)。
しかしながら、内部電極53a,53bの容量形成部57a,57bと引き出し部63a,63bの幅が異なっているので、セラミック積層素子51(図12)の端面に露出した内部電極53a,53bを観察しても内部電極53a,53bの容量形成部57a,57bが適正な位置に配設されているか否かを判定することができないという問題点がある。すなわち、内部電極53a,53bの、引き出し部63a,63b以外の部分は、外部との導通などが生じたりしないように、セラミック積層素子51の側面や端面から外部に露出せず、セラミック積層素子51の内部に収まっていることが必要になるが、引き出し部63a,63bの幅W1を容量形成部57a,57bの幅W2より狭くした場合、セラミック積層素子51の端面への内部電極53a,53bの露出状態を観察しても内部電極53a,53bの容量形成部57a,57bが適正な位置に配設されていることを確認することができないという問題点がある。
また、引き出し部分の幅を狭くすると、セラミックグリーンシートを積層し、圧着することにより、積層体(マザー積層体)を形成する工程で、引き出し部63a,63bの両側の内部電極の存在していない部分では、圧力がかかりにくく、十分に加圧されないため、セラミックグリーンシートの境界部での剥がれ(デラミネーション)が発生しやすくなり、十分な信頼性を確保することが困難であるという問題点がある。
また、引き出し部63a,63bの両側に、内部電極の存在していない部分が存在するため、図14に示すように、セラミック積層素子51の肩の部分が丸みを帯びた形状となることにより、実装信頼性が低下するという問題点がある。
また、上記従来例の構造では、内部電極53a,53bの引き出し方向へのずれも、セラミック積層素子を切断しなければ、確認できず、信頼性が低いという問題点がある。
実開昭54−166560号公報 特開平5−326317号公報
本願発明は、上記問題点を解決するものであり、デラミネーションの発生を抑制するとともに、内部電極の位置ずれの有無を確実に検出することが可能な信頼性の高い積層セラミックコンデンサおよびその製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願発明(請求項1)の積層セラミックコンデンサは、
複数の内部電極がセラミック層を介して互いに対向するように配設され、かつ、その一端側が交互に異なる側の端面に引き出されたセラミック積層素子の両端側に、内部電極と導通するように外部電極が配設された構造を有する積層セラミックコンデンサにおいて、
セラミック積層素子の端面への内部電極の引き出し部の幅が、内部電極の容量形成に寄与する容量形成部の幅より狭く形成されているとともに、
所定の内部電極の、容量形成部の両側辺を、内部電極引き出し方向に延長した一方側および他方側の延長線のうち、一方側、および/または、他方側の延長線上に少なくともその一部が位置するように、容量形成に寄与しないダミー電極が配設され、かつ、
所定の一つの内部電極についてみた場合、および/または、所定の複数の内部電極についてみた場合に、ダミー電極が一方側の延長線上および他方側の延長線上に位置しており、
セラミック積層素子の端面へのダミー電極の露出状態を調べることにより、少なくとも内部電極の幅方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定できるように構成されていること
を特徴としている。
また、請求項2の積層セラミックコンデンサは、前記ダミー電極が、各内部電極の容量形成部の両側辺を内部電極の引き出し方向に延長した一方側および他方側の両方の延長線上に配設されていることを特徴としている。
また、請求項3の積層セラミックコンデンサは、前記ダミー電極として、内部電極の引き出し方向長さが、内部電極の引き出し方向への位置ずれ許容範囲より短いダミー電極を備えており、該ダミー電極のセラミック積層素子の端面への露出の有無により、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定できるように構成されていることを特徴としている。
また、請求項4の積層セラミックコンデンサは、前記ダミー電極の形状を、内部電極の引き出し方向の位置により幅が異なるような形状として、セラミック積層素子の端面に露出したダミー電極の幅により、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定できるように構成されていることを特徴としている。
また、請求項5の積層セラミックコンデンサは、前記ダミー電極と平行に、ダミー電極よりも長さの短い第2のダミー電極を配設し、セラミック積層素子の端面への第2のダミー電極の露出の有無により、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定できるように構成されていることを特徴としている。
また、本願発明(請求項6)の積層セラミックコンデンサの製造方法は、
複数の内部電極がセラミック層を介して互いに対向するように配設され、かつ、その一端側が交互に異なる側の端面に引き出されたセラミック積層素子の両端側に、内部電極と導通するように外部電極が配設された構造を有する積層セラミックコンデンサの製造方法において、
一対の容量形成部領域を両端側に備え、中央部に両端側の容量形成部領域を接続する、容量形成部の幅よりも幅の狭い、引き出し部領域を備え、引き出し部領域で切断することにより2個の内部電極に分割される複数の内部電極パターンと、所定の内部電極パターンを構成する一方の容量形成部領域の両側辺を、他方側の容量形成部領域の両側辺に向かって延長した、一方側および他方側の延長線のうち、一方側、および/または、他方側の延長線上に少なくともその一部が位置するようにダミー電極パターンが配設されたセラミックグリーンシートを、交互に内部電極の引き出し方向となる方向に所定量だけ位置をずらせて積層、圧着して、マザー積層体を形成する工程と、
前記マザー積層体を、内部電極パターンの中央部の引き出し部領域が切断されるように所定の位置で切断することにより、内部電極を備え、かつ、所定の一つの内部電極についてみた場合、および/または、所定の複数の内部電極についてみた場合に、ダミー電極が一方側の延長線上および他方側の延長線上に位置する構造を有する個々の未焼成のセラミック積層素子に分割する工程と、
前記未焼成のセラミック積層素子を焼成する工程と、
焼成されたセラミック積層素子に外部電極を形成する工程と
を具備することを特徴としている。
また、請求項7の積層セラミックコンデンサの製造方法は、前記セラミックグリーンシートとして、前記一方側および他方側の両方の延長線上にダミー電極パターンが配設されたセラミックグリーンシートを用いることを特徴としている。
本願発明(請求項1)の積層セラミックコンデンサは、所定の内部電極の、容量形成部の両側辺を内部電極の引き出し方向に延長した、一方側および他方側の2本の延長線のうち、一方側、および/または、他方側の延長線上に少なくともその一部が位置するように、容量形成に寄与しないダミー電極を配設し、所定の一つの内部電極についてみた場合、および/または、所定の複数の内部電極についてみた場合に、ダミー電極が一方側の延長線上および他方側の延長線上に位置するようにしているので、セラミック積層素子の端面へのダミー電極の露出状態を調べることにより、内部電極の幅方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを確実に判定することが可能になり、不良品を除去して、信頼性の高い積層セラミックコンデンサを確実に得ることが可能になる。
また、請求項2の積層セラミックコンデンサのように、ダミー電極を、各内部電極の容量形成部の両側辺を内部電極の引き出し方向に延長した一方側および他方側の両方の延長線上に配設することにより、すべての内部電極について、幅方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否か確実に判定することが可能になり、さらに信頼性を向上させることが可能になる。
また、請求項3の積層セラミックコンデンサのように、ダミー電極として、内部電極の引き出し方向長さが、内部電極の引き出し方向への位置ずれ許容範囲より短いダミー電極を備えた構成とすることにより、ダミー電極の、セラミック積層素子の端面への露出の有無により、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定できるようになり、さらに信頼性の高い積層セラミックコンデンサを得ることが可能になる。
なお、本願請求項3の積層セラミックコンデンサにおいては、複数のダミー電極のすべてに、または一部に、上記引き出し方向長さが、内部電極の引き出し方向への位置ずれ許容量より短いダミー電極を用いることが可能である。
また、請求項4の積層セラミックコンデンサのように、ダミー電極の形状を、内部電極の引き出し方向の位置により幅が異なるような形状とした場合、セラミック積層素子の端面に露出したダミー電極の幅により、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かおよび位置ずれの大きさを判定することができるようになり、さらに信頼性の高い積層セラミックコンデンサを得ることが可能になる。
内部電極の引き出し方向の位置により幅が異なるような形状としては、例えば、延長線上に一辺が位置するような三角形状などが例示される。
また、請求項5の積層セラミックコンデンサのように、ダミー電極と平行に、ダミー電極よりも長さの短い第2のダミー電極を配設するようにした場合にも、セラミック積層素子の端面への第2のダミー電極の露出の有無により、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを効率よく判定することが可能になる。
なお、第2のダミー電極の配設数に制約はなく、一つでもよく複数でもよい。さらに、複数とする場合においては、第2のダミー電極のすべてを同じ長さとすることも可能であり、また、一部あるいは全部を異なる長さとすることも可能である。
また、本願発明(請求項6)の積層セラミックコンデンサの製造方法は、一対の容量形成部領域を両端側に備え、中央部に容量形成部領域を接続する、容量形成部の幅よりも幅の狭い、引き出し部領域を備え、引き出し部領域で切断することにより2個の内部電極に分割される複数の内部電極パターンと、一方の容量形成部領域の両側辺を、他方側の容量形成部領域の両側辺に向かって延長した、一方側および他方側の延長線のうち、一方側、および/または、他方側の延長線上に少なくともその一部が位置するようにダミー電極パターンが配設されたセラミックグリーンシートを、交互に内部電極の引き出し方向となる方向に所定量だけ位置をずらせて積層、圧着して、マザー積層体を形成し、これを内部電極パターンの中央の引き出し部となる部分が切断されるように所定の位置で切断した後、焼成し、外部電極を形成するようにしているので、所定の一つの内部電極についてみた場合、および/または、所定の複数の内部電極についてみた場合に、ダミー電極が一方側の延長線上および他方側の延長線上に位置する構造を備えた積層セラミックコンデンサを得ることが可能になる。そして、かかる積層セラミックコンデンサにおいては、セラミック積層素子の端面へのダミー電極の露出状態を調べることにより、内部電極の幅方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを確実に判定することが可能であるため、不良品を除去して、信頼性の高い積層セラミックコンデンサを確実に得ることが可能になる。
また、請求項7の積層セラミックコンデンサの製造方法のように、セラミックグリーンシートとして、一方側および他方側の両方の延長線上にダミー電極パターンが配設されたセラミックグリーンシートを用いることにより、各内部電極の一方側および他方側の両方の延長線上にダミー電極が配設され、すべての内部電極について、幅方向への位置ずれ量を確認することが可能な、さらに信頼性の高い積層セラミックコンデンサを効率よく製造することが可能になる。
以下、本願発明の実施例を示して、本願発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1(a)は本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサを構成するセラミック積層素子の、内部電極およびダミー電極の配設態様を示す透視平面図、図1(b)は内部電極3a,3bの形状を示す分解斜視図、図1(c)は図1(a)のC−C線断面図(側面断面図)、図2(a)は本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサの正面断面図、図2(b)は斜視図である。
この実施例の積層セラミックコンデンサは、図1(a),(b),(c)、および図2(a),(b)に示すように、複数の内部電極3a,3bがセラミック層2を介して互いに対向するように配設され、かつ、その一端側が交互に異なる側の端面に引き出されたセラミック積層素子(積層セラミックコンデンサ素子)1の両端側に、外部電極4a,4bが形成され、かつ、外部電極4a,4bの表面に、はんだ食われを抑制するためのNiめっき膜5およびはんだ付け性を向上させるためのSnめっき膜6が順に形成された構造を有している。
そして、この積層セラミックコンデンサにおいては、セラミック積層素子1の端面に引き出される、内部電極3a,3bの引き出し部13a,13bの幅W1が、他の内部電極3a,3bとセラミック層2を介して対向することにより容量形成に寄与する容量形成部7a,7bの幅W2より狭く形成されているとともに、各内部電極3a,3bの、容量形成部7a,7bの両側辺を内部電極3a,3bの引き出し方向に延長した、一方側および他方側の2本の延長線XおよびY上にその主要部が位置するように、容量形成に寄与しない線状のダミー電極10が配設されている。
このように構成された積層セラミックコンデンサにおいては、図1(c)に示すように、内部電極3a,3bの容量形成部7a,7bの両側辺を内部電極の引き出し方向に延長した、一方側および他方側の2本の延長線X(図1(a))およびY(図1(a))上に、内部電極3a,3bを挟むようにダミー電極10が配設された構造を有しているので、セラミック積層素子1の端面へのダミー電極10の露出位置により、内部電極3a,3bの幅方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否か容易かつ確実に判定することができる。例えば、この実施例では、図1(c)に示すように、各内部電極3a,3bの引き出し部13a,13bの両側のダミー電極10がセラミック積層素子1の端面から検出されていれば、内部電極3a,3bの幅方向の位置ずれ量は許容範囲にあること(すなわち、容量形成部7a,7bがセラミック積層素子1の側面から必要なギャップを有してセラミック積層素子1内に確実に配設されていること)がわかる。したがって、信頼性の高い積層セラミックコンデンサを確実に供給することが可能になる。
次に、上記の積層セラミックコンデンサを製造する方法について説明する。
上述のような構造を有する積層セラミックコンデンサを製造するにあたっては、まず、図3に示すように、セラミックグリーンシート21上に、両端側に、他の内部電極とセラミック層を介して対向することにより容量形成に寄与する容量形成部7a,7b(図1(a),(b))となる領域(容量形成部領域)17a,17bが配設され、中央に、幅W01(図4)が容量形成部領域17a,17bの幅W02(図4)より狭い、セラミック積層素子1(図1)の端面への引き出し部となる領域(引き出し部領域)13が配設され、中央の引き出し部領域13で切断されることにより2個の内部電極3a,3b(図1(a),(b))に分割される複数の内部電極パターン20と、所定の内部電極パターン20を構成する一方の容量形成部領域17a(17b)の両側辺を、他方側の容量形成部領域17b(17a)の両側辺に向かって延長した、一方側および他方側の2本の延長線X’,Y’(図4参照)の上に位置するように、容量形成に寄与しない線状のダミー電極パターン30が配設されたセラミックグリーンシート21を、交互に内部電極3a,3b(図1)の引き出し方向に所定量だけ位置をずらせて積層し、圧着することにより、マザー積層体を形成する。なお、内部電極パターン20とダミー電極パターン30は、同一材料(導電ペースト)で形成することが工程を簡略化する見地からは望ましいが、異なる材料で形成することも可能である。
このとき、交互に位置をずらせて積層される内部電極パターン20の位置関係は、図4に示すように、セラミックグリーンシートを介して互いに対向する内部電極パターン20(20a,20b)がそれぞれ備えている容量形成部領域17a,17bのうち、すなわち、内部電極パターン20(20a)の容量形成部領域17bと内部電極パターン20(20b)の容量形成部領域17aが互いに重なり合い、中央の引き出し部領域13を切断した場合に、図1(a)に示すように、引き出し部13a,13bと、その両側のダミー電極10がセラミック積層素子1の端面から露出するような位置関係とされている。
そして、上述のように構成されたマザー積層体を、内部電極パターン20の中央の引き出し部領域13が切断されるように所定の位置で切断し、個々の未焼成のセラミック積層素子1(図5)に分割する。
それから、セラミック積層素子を焼成した後、焼成されたセラミック積層素子に導電ペーストを塗布、乾燥し、焼き付けることにより外部電極を形成し、外部電極の表面に、はんだ食われを抑制するためのNiめっき膜およびはんだ付け性を向上させるためのSnめっき膜を順に形成する。
これにより、図1(a),(b),(c)および図2(a),(b)に示すような構造を有する積層セラミックコンデンサが得られる。
そして、このようにして積層セラミックコンデンサを製造する過程で、マザー積層体を所定の位置で切断して、個々の未焼成のセラミック積層素子1(図5)に分割したときに、内部電極の位置ずれ量が許容範囲にあるか否かの判定が行われる。
すなわち、図5(a)に示すように、内部電極の引き出し部13a(13b)の両側のダミー電極10がいずれも検出された場合、内部電極3a,3bの幅方向の位置ずれが許容範囲であると判定される。
一方、図5(b)に示すように、セラミック積層素子1の側面から各ダミー電極10,10までの距離(ギャップ寸法)が両側で異なる場合には、狭い方のギャップ寸法を測定することにより許容範囲以内であるか否かの判定がなされる。
さらに、図5(c)に示すように、内部電極の引き出し部13a(13b)の両側のダミー電極10のいずれか一方が検出されない場合、内部電極の幅方向の位置ずれが許容範囲を超えている(すなわち、内部電極の容量形成部がセラミック積層素子1の側面に露出するような状態である)と判定される。
その結果、内部電極の許容範囲を超える位置ずれの有無(内部電極の配設状態の良否)を容易かつ確実に判定することが可能になり、不良品を確実に除去して、信頼性の高い積層セラミックコンデンサを提供することが可能になる。
また、図5(a)などに示すように、セラミック積層素子1がダミー電極10を備えている場合、ダミー電極を備えていない場合に比べて、内部電極が配設されていない部分が少なくなり、圧着時に圧力の加わり方が均一になるため、デラミネーションの発生を抑制することが可能になる。
さらに、ダミー電極を備えていない従来の構造の場合、引き出し部の両側に、内部電極が配設されていない部分が存在するため、図14に示すように、セラミック積層素子51の肩の部分が丸みを帯びた形状となり、実装信頼性が低下するという問題があるが、本願発明の積層セラミックコンデンサはダミー電極を備えているため、セラミック積層素子の肩部が丸くなることを抑制することが可能で、従来の積層セラミックコンデンサで発生していた上述のような問題の発生を防止することが可能になる。
なお、上記実施例では、各内部電極の引き出し部の両側に線状のダミー電極が配設された構造を有する積層セラミックコンデンサを示したが、以下に説明するように、ダミー電極の配設態様に関し、種々の応用変形を加えることが可能である。
<変形例1>
図6(a)は、引き出し部領域13で切断する前の内部電極パターン20およびダミー電極パターン30の形状および配設態様を示す図であり、図6(b)は、個々のセラミック積層素子1に分割した状態の内部電極3a(3b)とダミー電極10の構成および位置関係を示す図である。
この積層セラミックコンデンサにおいては、図6(b)に示すように、ダミー電極10の長さを、内部電極3a,3b(図6(b)では内部電極3a)の引き出し方向への位置ずれ許容量より短くしている。
これにより、ダミー電極10の、セラミック積層素子1の端面への露出の有無を調べることにより、内部電極3a,3b(図6(b)では内部電極3a)の引き出し方向への位置ずれ量が許容値(内部電極3a(3b)の端部とセラミック積層素子1の端面の間に確保すべきギャップGの大きさの目標値)の範囲内にあるか否かを判定することが可能になる。
すなわち、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲を超えると、ダミー電極の位置もそれだけずれるため、セラミック積層素子1の端面に露出しなくなり、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲を超えていることを検出することが可能になる。
<変形例2>
図7(a)は、変形例2にかかる積層セラミックコンデンサの、引き出し部領域13で切断する前の内部電極パターン20およびダミー電極パターン30の形状および配設態様を示す図であり、図7(b)は、個々のセラミック積層素子1に分割した状態の内部電極3a(3b)とダミー電極10の構成および位置関係を示す図である。なお、図7(a),(b)において、図6(a),(b)と同一符号を付した部分は同一または相当する部分を示している。
この積層セラミックコンデンサにおいては、図7(b)に示すように、上記実施例1と同じ構成で、ダミー電極10の内側に、さらに、ダミー電極10よりも長さの短い第2のダミー電極10aが配設されている。したがって、第2のダミー電極10aの、セラミック積層素子1の端面への露出の有無により、内部電極3a,3b(図7(b)では内部電極3a)の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定することが可能になる。なお、内部電極3a(3b)の幅方向への許容範囲を超える位置ずれは、ダミー電極10により検出することができる。
<変形例3>
図8(a)は、変形例3にかかる積層セラミックコンデンサの、引き出し部領域13で切断する前の内部電極パターン20およびダミー電極パターン30の形状および配設態様を示す図であり、図8(b)は、個々のセラミック積層素子1に分割した状態の内部電極3a(3b)とダミー電極10の構成および位置関係を示す図である。なお、図8(a),(b)において、図6(a),(b)と同一符号を付した部分は同一または相当する部分を示している。
この積層セラミックコンデンサにおいては、図8(b)に示すように、引き出し部13a,13b(図8(b)では引き出し部13a)の両側のダミー電極として、長さの長いダミー電極10と長さの短いダミー電極10(10b)を配設しているので、内部電極3a,3b(図8(b)では内部電極3a)の引き出し方向への位置ずれを長さの短い方のダミー電極10(10b)により検出し、内部電極3a(3b)の幅方向への位置ずれの有無は、長さの長い方のダミー電極10により検出することができる。
<変形例4>
図9(a)は、変形例4にかかる積層セラミックコンデンサの、引き出し部領域13で切断する前の内部電極パターン20およびダミー電極パターン30の形状および配設態様を示す図であり、図9(b)は、個々のセラミック積層素子1に分割した状態の内部電極3a(3b)とダミー電極10の構成および位置関係を示す図である。なお、図9(a),(b)において、図6(a),(b)と同一符号を付した部分は同一または相当する部分を示している。
この積層セラミックコンデンサにおいては、図9(b)に示すように、ダミー電極10の形状を、内部電極3a,3b(図9(b)では内部電極3a)の引き出し方向の位置により幅が異なるような扁平な3角形の形状としている。
したがって、内部電極の引き出し方向に位置ずれが生じた場合、セラミック積層素子1の端面に露出したダミー電極10の幅が変化するため、セラミック積層素子1の端面に露出したダミー電極の幅を調べることにより、内部電極3a(3b)の幅方向への許容範囲を超えた位置ずれの有無、および、内部電極3a(3b)の引き出し方向の位置ずれ量を検出することが可能になる。
<変形例5>
図10は、変形例5にかかる積層セラミックコンデンサの側面断面図である。 この積層セラミックコンデンサにおいては、図10に示すように、ダミー電極10を、各内部電極3a(3b)のそれぞれの両側には配置せず、各内部電極3a(3b)の引き出し部13a,13bの一方側にのみダミー電極10を配設し、互いに対向する一対の内部電極の引き出し部についてみた場合には、その両側にダミー電極10が配設された構造となるように構成されている。この構成の場合にも、内部電極の幅方向の位置ずれを検出することが可能になる。
<変形例6>
図11は、変形例6にかかる積層セラミックコンデンサの側面断面図である。 この積層セラミックコンデンサにおいては、図11に示すように、ダミー電極10を、所定の内部電極3a(3b)の引き出し部13a,13bの一方側にのみ配設し、所定の複数の内部電極についてみた場合には、両側にダミー電極10が配設された構造となるように構成されている。この構成の場合にも、内部電極の幅方向の位置ずれを検出することが可能になる。
なお、本願発明は、上記実施例および変形例に限定されるものではなく、内部電極およびダミー電極の具体的な形状や積層数、ダミー電極の配設態様などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることができる。
本願発明においては、所定の内部電極の、容量形成部の両側辺を内部電極の引き出し方向に延長した、一方側および他方側の2本の延長線のうち、一方側、および/または、他方側の延長線上に少なくともその一部が位置するように、容量形成に寄与しないダミー電極を配設し、セラミック積層素子の端面へのダミー電極の露出状態により、内部電極の位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定するようにしているので、内部電極の許容範囲を超える位置ずれを確実に検出して、信頼性の高い積層セラミックコンデンサを確実に供給することが可能になる。
したがって、本願発明は、内部電極の引き出し部の幅を容量形成部よりも狭くした構造を有する積層セラミックコンデンサおよびその製造方法に広く適用することが可能である。
(a)は本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサを構成するセラミック積層素子の、内部電極およびダミー電極の配設態様を示す透視平面図、(b)は内部電極の形状を示す分解斜視図、(c)は(a)のC−C線断面図(側面断面図)である。 (a)は本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサの正面断面図、(b)は斜視図である。 本願発明の積層セラミックコンデンサの製造に用いた、セラミックグリーンシートに配設した内部電極パターンおよびダミー電極パターンの形状および位置関係を示す平面図である。 本願発明の積層セラミックコンデンサの製造に用いた、セラミックグリーンシートに配設した内部電極パターンおよびダミー電極パターンの重なり状態を示す図である。 (a),(b),(c)は、本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサを構成するセラミック積層素子の端面への内部電極の引き出し部の露出状態を示す図である。 (a)は、変形例1における、引き出し部領域で切断する前の内部電極パターンおよびダミー電極パターンの形状および配設態様を示す図であり、(b)は、個々のセラミック積層素子に分割した状態の内部電極とダミー電極の構成および位置関係を示す図である。 (a)は、変形例2における、引き出し部領域で切断する前の内部電極パターンおよびダミー電極パターンの形状および配設態様を示す図であり、(b)は、個々のセラミック積層素子に分割した状態の内部電極とダミー電極の構成および位置関係を示す図である。 (a)は、変形例3における、引き出し部領域で切断する前の内部電極パターンおよびダミー電極パターンの形状および配設態様を示す図であり、(b)は、個々のセラミック積層素子に分割した状態の内部電極とダミー電極の構成および位置関係を示す図である。 (a)は、変形例4における、引き出し部領域で切断する前の内部電極パターンおよびダミー電極パターンの形状および配設態様を示す図であり、(b)は、個々のセラミック積層素子に分割した状態の内部電極とダミー電極の構成および位置関係を示す図である。 本願発明の積層セラミックコンデンサのさらに他の変形例を示す図である。 本願発明の積層セラミックコンデンサのさらに他の変形例を示す図である。 (a)は、従来の積層セラミックコンデンサの正面断面図、(b)は斜視図である。 従来の他の積層セラミックコンデンサの内部電極の形状を示す図である。 従来の積層セラミックコンデンサの問題点を説明するためのセラミック積層素子の側面断面図である。
符号の説明
1 セラミック積層素子
2 セラミック層
3a,3b 内部電極
4a,4b 外部電極
5 Niめっき膜
6 Snめっき膜
7a,7b 容量形成部
10 ダミー電極
10a 第2のダミー電極
10b 長さの短いダミー電極
13 引き出し部領域
13a,13b 引き出し部
17a,17b 容量形成部領域
20(20a,20b) 内部電極パターン
21 セラミックグリーンシート
30 ダミー電極パターン
G 内部電極の端部とセラミック積層素子の端面の間のギャップ
X,Y 内部電極の容量形成部からの延長線
X’,Y’ 内部電極パターンの容量形成部領域からの延長線
1,W01 引き出し部の幅
2,W02 容量形成部の幅

Claims (7)

  1. 複数の内部電極がセラミック層を介して互いに対向するように配設され、かつ、その一端側が交互に異なる側の端面に引き出されたセラミック積層素子の両端側に、内部電極と導通するように外部電極が配設された構造を有する積層セラミックコンデンサにおいて、
    セラミック積層素子の端面への内部電極の引き出し部の幅が、内部電極の容量形成に寄与する容量形成部の幅より狭く形成されているとともに、
    所定の内部電極の、容量形成部の両側辺を、内部電極引き出し方向に延長した一方側および他方側の延長線のうち、一方側、および/または、他方側の延長線上に少なくともその一部が位置するように、容量形成に寄与しないダミー電極が配設され、かつ、
    所定の一つの内部電極についてみた場合、および/または、所定の複数の内部電極についてみた場合に、ダミー電極が一方側の延長線上および他方側の延長線上に位置しており、
    セラミック積層素子の端面へのダミー電極の露出状態を調べることにより、少なくとも内部電極の幅方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定できるように構成されていること
    を特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記ダミー電極が、各内部電極の容量形成部の両側辺を内部電極の引き出し方向に延長した一方側および他方側の両方の延長線上に配設されていることを特徴とする請求項1記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記ダミー電極として、内部電極の引き出し方向長さが、内部電極の引き出し方向への位置ずれ許容範囲より短いダミー電極を備えており、該ダミー電極のセラミック積層素子の端面への露出の有無により、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定できるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の積層セラミックコンデンサ。
  4. 前記ダミー電極の形状を、内部電極の引き出し方向の位置により幅が異なるような形状として、セラミック積層素子の端面に露出したダミー電極の幅により、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定できるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 前記ダミー電極と平行に、ダミー電極よりも長さの短い第2のダミー電極を配設し、セラミック積層素子の端面への第2のダミー電極の露出の有無により、内部電極の引き出し方向への位置ずれ量が許容範囲にあるか否かを判定できるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の積層セラミックコンデンサ。
  6. 複数の内部電極がセラミック層を介して互いに対向するように配設され、かつ、その一端側が交互に異なる側の端面に引き出されたセラミック積層素子の両端側に、内部電極と導通するように外部電極が配設された構造を有する積層セラミックコンデンサの製造方法において、
    一対の容量形成部領域を両端側に備え、中央部に両端側の容量形成部領域を接続する、容量形成部の幅よりも幅の狭い、引き出し部領域を備え、引き出し部領域で切断することにより2個の内部電極に分割される複数の内部電極パターンと、所定の内部電極パターンを構成する一方の容量形成部領域の両側辺を、他方側の容量形成部領域の両側辺に向かって延長した、一方側および他方側の延長線のうち、一方側、および/または、他方側の延長線上に少なくともその一部が位置するようにダミー電極パターンが配設されたセラミックグリーンシートを、交互に内部電極の引き出し方向となる方向に所定量だけ位置をずらせて積層、圧着して、マザー積層体を形成する工程と、
    前記マザー積層体を、内部電極パターンの中央部の引き出し部領域が切断されるように所定の位置で切断することにより、内部電極を備え、かつ、所定の一つの内部電極についてみた場合、および/または、所定の複数の内部電極についてみた場合に、ダミー電極が一方側の延長線上および他方側の延長線上に位置する構造を有する個々の未焼成のセラミック積層素子に分割する工程と、
    前記未焼成のセラミック積層素子を焼成する工程と、
    焼成されたセラミック積層素子に外部電極を形成する工程と
    を具備することを特徴とする積層セラミックコンデンサの製造方法。
  7. 前記セラミックグリーンシートとして、前記一方側および他方側の両方の延長線上にダミー電極パターンが配設されたセラミックグリーンシートを用いることを特徴とする請求項6記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
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