JP2005175125A - 基板処理装置および基板処理装置の管理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理装置の管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 確実に作業者の安全を確保するとともに、高効率の保守作業を実現できる基板処理装置および基板処理装置の管理方法を提供する。
【解決手段】 基板処理装置100では、各動作部に対して様々な保守作業が行われる。装置空間500の側面の所定位置には、扉D1〜D5が設けられ、扉D1〜D5の各々には、インターロックスイッチIN1〜IN5が設けられている。扉D1〜D5の各々の近傍には、インターロックスイッチIN1〜IN5による機能を無効に設定し、装置空間内の各動作部のうち特定の動作部の電源をオフ状態とし、その他の動作部の電源をオン状態に維持するためのインターロック解除部R1〜R5が設けられている。装置空間500の側面の所定の位置には、インターロック解除部R1〜R5の操作によりオフ状態となった特定の動作部の電源をオン状態にするための再動作指令部SI,SC,S2,S3が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板に種々の処理を行う基板処理装置および基板処理装置の管理方法に関する。
従来より、半導体ウェハ、フォトマスク用ガラス基板、液晶表示装置用ガラス基板、光ディスク用ガラス基板等の基板に種々の処理を行うために、基板処理装置が用いられている。例えば、半導体デバイスの製造プロセスでは、生産効率を高めるために一連の処理の各々をユニット化し、複数の処理ユニットを統合した基板処理装置が用いられている。
このような基板処理装置では、一般に、1枚の基板に対して複数の異なる処理が連続的に行われる。そのため、洗浄処理ユニット、露光処理ユニット等の各種処理ユニット、および処理ユニット間で基板を搬送する基板搬送ロボット等が設けられている。
また、上記基板処理装置には、例えば、処理ユニットおよび基板搬送ロボットの保守作業等を行うために、作業者が基板処理装置内部に侵入可能な扉が設けられている。
この基板処理装置においては、作業者が不用意に上記の扉を開いて基板処理装置内部に侵入した場合に、作業者が基板搬送ロボットに巻き込まれる等の危険にさらされないように、扉の開放とともに基板処理装置全体の電源を遮断するインターロック機能が設けられている。このインターロック機能は、扉に設けられたインターロックスイッチにより作動する。
しかし、扉の開放とともにインターロック機能が作動し、基板処理装置全体の電源が遮断されてしまうと、作業者は、処理ユニットおよび基板搬送ロボットの保守作業を行うことができない場合がある。保守作業の一例としては、例えば、基板搬送ロボットのティーチング(教示動作)等が挙げられる。
そこで、上記基板処理装置には、インターロック機能を一時的に解除し、扉が開放された場合でも基板処理装置全体の電源が遮断されないようにするインターロック解除スイッチが設けられている。
ところで、上記のような処理ユニットおよび基板搬送ロボットのなかには、動作することにより作業者に危険を及ぼすものと、動作していても作業者に危険を及ぼさないものとが混在している。
例えば、薬液を用いる処理ユニットにおいては、使用する薬液が人体に害を与える場合がある。また、レーザを用いる処理ユニットにおいては、そのレーザが人体に損傷を与える場合がある。さらに、基板搬送ロボットにおいては、作業者が不用意に接近すると基板搬送ロボットの動作に巻き込まれる場合がある。
このような、作業者に対する危険性のある処理ユニットまたは基板搬送ロボット等を危険源と称する。従来、このような危険源の各々に対して、安全装置が設けられてきた(例えば、特許文献1参照)。
また、従来より、上記のような危険源に対しては、作業者の安全を確保するため、各危険源についての教育を受けた担当者(危険源担当者)のみが保守作業を行うことになっている。
特開2000−252345号公報
しかしながら、従来、危険源担当者がインターロック機能を解除して特定の危険源の保守作業を行う場合、他の危険源も動作した状態で作業することになる。したがって、従来の安全装置では、複数の危険源が同時に動作していると、確実に作業者の安全を確保できるとは限らなかった。
さらに、従来の基板処理装置では、危険源以外の処理ユニットまたは基板搬送ロボットに対して動作を伴う保守作業を行いたい場合であっても、危険源担当者以外の担当者はインターロック機能を解除することができないので、危険源担当者以外のものが保守作業を行うことができなかった。
したがって、危険源以外の処理ユニットまたは基板搬送ロボットの保守作業についても作業担当者が制限され、保守作業の低効率化が指摘されてきた。
本発明の目的は、確実に作業者の安全を確保するとともに、高効率の保守作業を実現できる基板処理装置および基板処理装置の管理方法を提供することである。
第1の発明に係る基板処理装置は、基板に所定の処理を行う処理空間および基板を搬送するための搬送空間を含む装置空間内に設けられ、基板に所定の処理動作または搬送動作を行う複数の動作部と、装置空間への人の侵入を可能とする扉と、扉が開かれた場合に、複数の動作部を停止させる停止手段と、停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態に設定するための無効設定手段と、無効設定手段により停止状態に設定された予め定められた動作部を再動作させるための動作指令手段とを備えたものである。
第1の発明に係る基板処理装置においては、扉が開かれた場合に、停止手段により複数の動作部が停止されるが、作業者が無効設定手段により停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態にすることができる。それにより、予め定められた動作部が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。また、予め定められた動作部以外について保守作業を行いたい場合、予め定められた動作部が停止しているので、作業者は、予め定められた動作部について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、作業者が動作指令手段により予め定められた動作部の再動作を指令すると、予め定められた動作部が再動作する。したがって、作業者は予め定められた動作部の保守作業を行うことができる。
第2の発明に係る基板処理装置は、基板に所定の処理を行う処理空間および基板を搬送するための搬送空間を含む装置空間内に設けられ、基板に所定の処理動作または搬送動作を行う複数の動作部と、装置空間への人の侵入を可能とする扉と、扉が開かれた場合に、複数の動作部を停止させる停止手段と、扉の開放から所定の時間経過後に、停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態に設定する無効設定手段と、無効設定手段により停止状態に設定された予め定められた動作部を再動作させるための動作指令手段とを備えたものである。
第2の発明に係る基板処理装置においては、扉が開かれた場合に、停止手段により複数の動作部が停止されるが、無効設定手段により扉の開放から所定の時間経過後に停止手段の動作が無効状態に設定されるとともに複数の動作部のうち予め定められた動作部が停止状態に設定される。それにより、予め定められた動作部が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。また、予め定められた動作部以外について保守作業を行いたい場合、予め定められた動作部が停止しているので、作業者は、予め定められた動作部について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、作業者が動作指令手段により予め定められた動作部の再動作を指令すると、予め定められた動作部が再動作する。したがって、作業者は予め定められた動作部の保守作業を行うことができる。
無効設定手段の設定に応答して停止手段の動作を無効状態に制御するとともに予め定められた動作部を停止状態に制御し、動作指令手段による再動作の指令に応答して予め定められた動作部を再動作させる制御部をさらに備えてもよい。
この場合、制御手段が無効設定手段の設定に応答して停止手段の動作を無効状態に制御するとともに予め定められた動作部を停止状態に制御することにより、予め定められた動作部が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。
さらに、作業者が動作指令手段により予め定められた動作部の再動作を指令すると、予め定められた動作部が再動作する。したがって、作業者は予め定められた動作部の保守作業を行うことができる。
複数の動作部に予め危険度レベルが設定され、予め定められた動作部は、他の動作部よりも高い危険度レベルを有してもよい。
この場合、扉が開かれることにより、停止手段により複数の動作部が停止されるが、無効設定手段により停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち高い危険度レベルを有する動作部を停止状態に設定することができる。それにより、高い危険度レベルを有する動作部が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。また、低い危険度レベルを有する動作部について保守作業を行いたい場合、高い危険度レベルを有する動作部が停止しているので、作業者は、高い危険度レベルを有する動作部について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、作業者が動作指令手段により高い危険度レベルを有する動作部の再動作を指令すると、高い危険度レベルを有する動作部が再動作する。したがって、作業者は高い危険度レベルを有する動作部の保守作業を行うことができる。
予め定められた動作部は、基板を搬送する搬送手段を含んでもよい。
この場合、扉が開かれることにより、停止手段により複数の動作部が停止されるが、無効設定手段により停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち基板を搬送する搬送手段を停止状態に設定することができる。それにより、搬送手段が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。また、搬送手段以外の動作部について保守作業を行いたい場合、搬送手段が停止しているので、作業者は、搬送手段について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、作業者が動作指令手段により搬送手段の再動作を指令すると、搬送手段が再動作する。したがって、作業者は搬送手段の保守作業を行うことができる。
予め定められた動作部は、薬品を用いた処理を行う処理手段を含んでもよい。
この場合、扉が開かれることにより、停止手段により複数の動作部が停止されるが、無効設定手段により停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち薬品を用いた処理を行う処理手段を停止状態に設定することができる。それにより、薬品を用いた処理を行う処理手段が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。また、薬品を用いた処理を行う処理手段以外の動作部について保守作業を行いたい場合、薬品を用いた処理を行う処理手段が停止しているので、作業者は、薬品を用いた処理を行う処理手段について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、作業者が動作指令手段により薬品を用いた処理を行う処理手段の再動作を指令すると、薬品を用いた処理を行う処理手段が再動作する。したがって、作業者は薬品を用いた処理を行う処理手段の保守作業を行うことができる。
予め定められた動作部は、レーザ光を用いた処理を行う処理手段を含んでもよい。
この場合、扉が開かれることにより、停止手段により複数の動作部が停止されるが、無効設定手段により停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうちレーザ光を用いた処理を行う処理手段を停止状態に設定することができる。それにより、レーザ光を用いた処理を行う処理手段が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。また、レーザ光を用いた処理を行う処理手段以外の動作部について保守作業を行いたい場合、レーザ光を用いた処理を行う処理手段が停止しているので、作業者は、レーザ光を用いた処理を行う処理手段について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、作業者が動作指令手段によりレーザ光を用いた処理を行う処理手段の再動作を指令すると、レーザ光を用いた処理を行う処理手段が再動作する。したがって、作業者はレーザ光を用いた処理を行う処理手段の保守作業を行うことができる。
予め定められた動作部は複数設けられ、動作指令手段は予め定められた動作部ごとに設けられてもよい。
この場合、動作指令手段が予め定められた動作部ごとに設けられることにより、作業者が自己の保守作業の対象となる動作部以外の動作部を誤って再動作させることが防止される。
第3の発明に係る基板処理装置の管理方法は、基板に所定の処理を行う処理空間および基板を搬送するための搬送空間を含む装置空間内に設けられ、基板に所定の処理動作または搬送動作を行う複数の動作部と、装置空間への人の侵入を可能とする扉と、扉が開かれた場合に、複数の動作部を停止させる停止手段とを備える基板処理装置の管理方法であって、停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態に設定するステップと、停止状態に設定された予め定められた動作部を再動作させるステップとを備えたものである。
第3の発明に係る基板処理装置の管理方法においては、扉が開かれた場合に、停止手段により複数の動作部が停止されるが、停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態に設定することができる。それにより、予め定められた動作部が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。また、予め定められた動作部以外について保守作業を行いたい場合、予め定められた動作部が停止しているので、作業者は、予め定められた動作部について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、予め定められた動作部が再動作されるので、作業者は予め定められた動作部の保守作業を行うことができる。
第4の発明に係る基板処理装置の管理方法は、基板に所定の処理を行う処理空間および基板を搬送するための搬送空間を含む装置空間内に設けられ、基板に所定の処理動作または搬送動作を行う複数の動作部と、装置空間への人の侵入を可能とする扉と、扉が開かれた場合に、複数の動作部を停止させる停止手段とを備える基板処理装置の管理方法であって、扉の開放から所定の時間経過後に、停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態に設定するステップと、停止状態に設定された予め定められた動作部を再動作させるステップとを備えたものである。
第4の発明に係る基板処理装置の管理方法においては、扉が開かれた場合に、停止手段により複数の動作部が停止されるが、扉の開放から所定の時間経過後に、停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態に設定することができる。それにより、予め定められた動作部が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。また、予め定められた動作部以外について保守作業を行いたい場合、予め定められた動作部が停止しているので、作業者は、予め定められた動作部について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、予め定められた動作部が再動作されるので、作業者は予め定められた動作部の保守作業を行うことができる。
本発明に係る基板処理装置においては、扉が開かれた場合に、停止手段により複数の動作部が停止されるが、作業者が無効設定手段により停止手段の動作を無効状態に設定するとともに複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態にすることができる。それにより、予め定められた動作部が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。また、予め定められた動作部以外について保守作業を行いたい場合、予め定められた動作部が停止しているので、作業者は、予め定められた動作部について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、作業者が動作指令手段により予め定められた動作部の再動作を指令すると、予め定められた動作部が再動作する。したがって、作業者は予め定められた動作部の保守作業を行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る基板処理装置および基板処理装置の管理方法について図1〜図7に基づき説明する。
以下の説明において、基板とは、半導体ウェハ、液晶表示装置用ガラス基板、PDP(プラズマディスプレイパネル)用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等をいう。
図1は、本発明の本発明の一実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。図1に示すように、基板処理装置100は、処理領域A,Bを有し、処理領域A,B間に搬送領域Cを有する。処理領域A,Bの各々には基板Wに特定の処理を行うための複数の処理ユニットが配置されている。また、搬送領域Cには基板Wを搬送するためのインデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRが配置されている。
以下の説明において、複数の処理ユニット、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRを動作部と総称する。なお、動作部は、基板に対して動作を行うものであればよく、これらに限るものではない。
基板処理装置100においては、作業者が処理領域A,Bおよび搬送領域Cに配置される動作部の動作状態を調整するティーチングの他、各動作部に対して様々な保守作業が行われる。
処理領域A,Bおよび搬送領域Cを含む空間を装置空間500と呼ぶ。処理領域A,Bおよび搬送領域Cをそれぞれ隔離するように隔壁501が設けられている。
基板処理装置100の側面の所定位置には、作業者が装置空間500に侵入するための扉D1,D2,D3,D4,D5が設けられている。扉D1はインデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRに対応付けされており、扉D2〜D5は各処理ユニットに対応付けされている。
扉D1〜D5の各々には、作業者による開放に応答して基板処理装置100全体の電源をオフする(以下、インターロック機能と呼ぶ。)ためのインターロックスイッチIN1,IN2,IN3,IN4,IN5が設けられている。例えば、作業者が扉D1〜D5のいずれかを開放することにより、対応するインターロックスイッチIN1〜IN5が動作して、基板処理装置100全体の電源がオフする。
また、扉D1〜D5の各々の近傍には、インターロック機能を無効に設定するとともに、装置空間500内の各動作部のうち特定の動作部の電源をオフ状態とし、その他の動作部の電源をオン状態に維持する(以下、選択的解除機能と呼ぶ。)ためのインターロック解除部R1,R2,R3,R4,R5が設けられている。
ここで、特定の動作部はその動作が作業者の人体に与える影響に基づき定められる。例えば、特定の動作部はその動作が人体に害を与える恐れがあるものである。
作業者は、インターロック解除部R1〜R5のいずれかを操作することにより選択的解除機能を有効に設定することができる。それにより、インターロック機能が無効に設定され、特定の動作部の電源がオフ状態となり、その他の動作部の電源がオン状態に維持される。その結果、作業者は特定の動作部が動作することにより発生される危険にさらされることなく、扉D1〜D5を開放して装置空間500内に侵入することができる。
そして、このような選択的解除機能が有効に設定された状態においては、特定の動作部がオフ状態になるとともに、人体に害を与える恐れのない他の動作部の電源がオン状態に維持されているので、作業者は特定の動作部について特別な教育を受けていなくても、他の動作部の保守作業を行うことができる。選択的解除機能および特定の動作部の詳細については後述する。
さらに、基板処理装置100の側面の所定の位置には、選択的解除機能によりオフ状態となった特定の動作部の電源をオン状態にする(以下、再動作指令機能と呼ぶ。)ための再動作指令部SI,SC,S2,S3が設けられている。
これら再動作指令部SI,SC,S2,S3は、特定の動作部の各々に対応して設けられている。この対応関係については後述する。
作業者は、インターロック機能による基板処理装置100全体の電源がオフ状態にあるときに、保守作業の対象となる特定の動作部に対応付けられた再動作指令部SI,SC,S2,S3のいずれかを操作することにより、再動作指令機能を有効に設定し、特定の動作部の電源を再度オン状態として保守作業を行うことができる。
なお、再動作指令部SI,SC,S2,S3の各々は、自己に対応付けられた特定の動作部のみの電源をオン状態に設定する。したがって、作業者が再動作指令部SI,SC,S2,S3のうちの1つを操作した場合、操作された再動作指令部に対応する特定の動作部のみの電源がオン状態となる。その結果、作業者は保守作業の対象以外の特定の動作部が動作しないので、安全が確保される。
ここで、処理領域A,Bおよび搬送領域Cに配置される各動作部について説明する。
処理領域Aには、制御部4、流体ボックス部2a,2b、薬液処理部5a,5bが配置されている。薬液処理部5a,5bの各々は上述の処理ユニットに相当するとともに、特定の動作部に相当する。
図1の流体ボックス部2a,2bは、それぞれ薬液処理部5a,5bへの薬液の供給および薬液処理部5a,5bからの排液等に関する配管、継ぎ手、バルブ、流量計、レギュレータ、ポンプ、温度調節器、処理液貯留タンク等の流体関連機器を収納する。
薬液処理部5a,5bでは、薬液による洗浄処理(以下、薬液処理と呼ぶ)が行われる。本実施の形態では、薬液としてフッ酸水溶液等が用いられる。
薬液処理部5aの外側の側面には扉D2、インターロックスイッチIN2およびインターロック解除部R2が設けられている。また、薬液処理部5aの内側の側面には薬液処理部5aに対応して再動作指令部S2が設けられている。さらに、薬液処理部5bの外側の側面には扉D3、インターロックスイッチIN3およびインターロック解除部R3が設けられている。また、薬液処理部5bの内側の側面には薬液処理部5bに対応して再動作指令部S3が設けられている。
すなわち、インターロック解除部R2,R3は、装置空間500の外部に設けられている。また、再動作指令部S2,S3は、装置空間500の内部に設けられている。
処理領域Bには、流体ボックス部2c,2dおよび純水処理部5c,5dが配置されている。純水処理部5c,5dの各々は上述の処理ユニットに相当するとともに、特定の動作部以外の動作部に相当する。
図1の流体ボックス部2c,2dは、それぞれ純水処理部5c,5dへの純水の供給および純水処理部5c,5dからの排液等に関する配管、継ぎ手、バルブ、流量計、レギュレータ、ポンプ、温度調節器、処理液貯留タンク等の流体関連機器を収納する。
純水処理部5c,5dでは、純水による洗浄処理が行われる。この場合、薬液処理後の基板W上に残留する薬液が純水により洗い流される。
純水処理部5cの外側の側面には扉D4、インターロックスイッチIN4およびインターロック解除部R4が設けられている。また、純水処理部5dの外側の側面には扉D5、インターロックスイッチIN5およびインターロック解除部R5が設けられている。
すなわち、これらインターロック解除部R4,R5は、装置空間500の外部に設けられている。
搬送領域Cには、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRが配置されている。インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの各々は、上述の特定の動作部に相当する。
処理領域A,Bの一端部側には、基板Wの搬入および搬出を行うインデクサIDが配置されており、インデクサロボットIRはインデクサIDの内部に設けられている。インデクサIDには、基板Wを収納するキャリア1が載置される。本実施の形態においては、キャリア1として、基板Wを密閉した状態で収納するFOUP(Front Opening Unified Pod)を用いているが、これに限定されるものではなく、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッド、OC(Open Cassette)等を用いてもよい。
インデクサIDのインデクサロボットIRは、矢印Uの方向に移動し、キャリア1から基板Wを取り出して基板搬送ロボットCRに渡し、逆に、一連の処理が施された基板Wを基板搬送ロボットCRから受け取ってキャリア1に戻す。
基板搬送ロボットCRは、インデクサロボットIRから渡された基板Wを指定された処理ユニットに搬送し、または、処理ユニットから受け取った基板Wを他の処理ユニットまたはインデクサロボットIRに搬送する。
インデクサIDの外側の側面には扉D1、インターロックスイッチIN1およびインターロック解除部R1が設けられている。また、インデクサIDの内側の側面には、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRにそれぞれ対応して再動作指令部SI,SCが設けられている。
すなわち、インターロック解除部R1は、装置空間500の外部に設けられている。また、再動作指令部SI,SCは装置空間500の内部に設けられている。なお、この再動作司令部SI,SCは、対応するインデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの近傍(基板処理装置100の側面および隔壁501の所定位置)に設けられてもよい。
本実施の形態においては、薬液処理部5a,5bのいずれかにおいて基板Wに薬液処理が行われた後に、基板搬送ロボットCRにより基板Wが薬液処理部5a,5bから搬出され、純水処理部5c,5dのいずれかに搬入される。
制御部4は、CPU(中央演算処理装置)を含むコンピュータ等からなり、処理領域A,Bの各処理ユニットの動作、搬送領域Cの基板搬送ロボットCRの動作およびインデクサIDのインデクサロボットIRの動作を制御する。制御部4の詳細については後述する。
ここで、インターロック解除部R1〜R5および再動作指令部SI,SC,S2,S3の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施の形態に係るインターロック解除部R1〜R5および再動作指令部SI,SC,S2,S3の一例を示す図である。
図2(a)に示すように、インターロック解除部R1〜R5は、選択的解除キーRKを差し込むための差し込み孔IKが設けられるとともに2つの切替位置P1,P2を有する。切替位置P1において、選択的解除機能が無効となり、切替位置P2において、選択的解除機能が有効となる。
作業者は、選択的解除キーRKを差し込み孔IKに差し込み、選択的解除キーRKを回動させることにより、選択的解除キーRKを切替位置P1,P2のいずれかに設定することができる。それにより、選択的解除機能の有効および無効を切替えることができる。
図2(b)に示すように、再動作指令部SI,SCは、隣接して設けられ、再動作指令キーSKを差し込むための差し込み孔IKが設けられるとともに2つの切替位置P1,P2を有する。切替位置P1において、再動作指令機能が無効となり、切替位置P2において、再動作指令機能が有効となる。
作業者は、再動作指令キーSKを差し込み孔IKに差し込み、再動作指令キーSKを回動させることにより、再動作指令キーSKを切替位置P1,P2のいずれかに設定することができる。それにより、再動作指令部SI,SCに対応付けられたインデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCR、すなわち特定の動作部について再動作指令機能の有効および無効を切替えることができる。
図2(c)に示すように、再動作指令部S2,S3は、各々が対応する特定の動作部近傍に設けられ、再動作指令キーSKを差し込むための差し込み孔IKが設けられるとともに2つの切替位置P1,P2を有する。切替位置P1において、再動作指令機能が無効となり、切替位置P2において、再動作指令機能が有効となる。
作業者は、再動作指令キーSKを差し込み孔IKに差し込み、再動作指令キーSKを回動させることにより、再動作指令キーSKを切替位置P1,P2のいずれかに設定することができる。それにより、再動作指令部S2,S3に対応付けられた薬液処理部5a,5b、すなわち特定の動作部について再動作指令機能の有効および無効を切替えることができる。
インターロック解除部R1〜R5および再動作指令部SI,SC,S2,S3の各々は、必ずしも上記の構成を有する必要はなく、各機能についての有効および無効の切替ができるのであれば、ボタン等であってもよい。
また、図1の基板処理装置100は、インターロック解除部R1〜R5を設ける代わりに、インターロック機能および選択的解除機能の切替が自動的に行われる以下のような構成を備えてもよい。
扉D1〜D5の開放にともない、インターロックスイッチIN1〜IN5によるインターロック機能が作動するが、このインターロック機能が有効に作動する時間を予め定めておき、所定時間(例えば、30秒)経過後に、自動的に選択的解除機能が作動するように設定する。
この場合、作業者が扉D1〜D5を開放してインターロック機能が作動しても、所定時間(例えば、30秒)内に扉D1〜D5を閉じると、インターロック機能が無効になるとともに選択的解除機能が有効に作動しない。その結果、インターロック機能により基板処理装置100全体の電源がオフ状態になった後、再び基板処理装置100全体の電源がオン状態となる。
一方、作業者が扉D1〜D5を開放してインターロック機能が作動し、所定時間(例えば、30秒)内に扉D1〜D5を閉じない場合、所定時間(例えば、30秒)後に選択的解除機能が有効に作動する。その結果、特定の動作部の電源がオフ状態のまま維持されるとともに、その他の動作部の電源がオン状態となる。
このような構成において、作業者の再動作指令部SI,SC,S2,S3の操作による再動作指令機能は、選択的解除機能が有効に作動されたか否かにかかかわらず、インターロック機能の作動時においても有効に作動してもよい。
インターロック機能、選択的解除機能および再動作指令機能による基板処理装置100全体の電源状態について図3〜図5に基づき説明する。
図3はインターロック機能が有効に作動した場合の基板処理装置100全体の電源状態を示す図である。
図3(a)に示すように、基板処理装置100の全ての動作部(薬液処理部5a,5b、純水処理部5c,5d、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCR)の電源がオン状態である場合を想定する。
ここで、図3(b)に示すように、扉D1(扉D1〜D5のいずれか)が開かれた場合、扉D1の開放とともにインターロック機能が有効に作動する。これにより、基板処理装置100の全ての動作部の電源がオフ状態となる。
図4は、選択的解除機能が有効に作動した場合の基板処理装置100全体の電源状態を示す図である。
図4(a)に示すように、基板処理装置100の全ての動作部の電源がオン状態である場合を想定する。
ここで、図4(b)に示すように、インターロック解除部R1〜R5のいずれかにおいて、選択的解除機能が有効に設定された場合、特定の動作部、すなわち薬液処理部5a,5b、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの電源がオフ状態となる。そして、他の動作部、すなわち純水処理部5c,5dの電源がオン状態で維持される。
さらに、図4(c)に示すように、選択的解除機能によりインターロック機能が無効にされるので、扉D1(扉D1〜D5のいずれか)が開かれた場合であっても、各動作部の電源の状態は変化しない。すなわち純水処理部5c,5dの電源がオフ状態にならない。
図5は、選択的解除機能および再動作指令機能が有効に作動した場合の基板処理装置100全体の電源状態を示す図である。
図5(a)に示すように、インターロック解除部R1〜R5のいずれかにおいて、選択的解除機能が有効に設定されることにより、特定の動作部の電源がオフ状態となり、他の動作部の電源がオン状態となっている場合を想定する。
この場合、上述のように、扉D1〜D5のいずれかが開放されても図5(a)に示される電源の状態は変化しない。
ここで、図5(b)に示すように、作業者が装置空間500内部の再動作指令部SIにおいて、再動作指令機能を有効に設定した場合、再動作指令部SIに対応付けられた特定の動作部であるインデクサロボットIRの電源が再度オン状態となる。一方、インデクサロボットIR以外の各動作部は図5(a)に示される電源の状態を維持する。
同様に、作業者は、再動作指令部SC,S2,S3の各々に対して、再動作指令機能を有効に設定することにより、各々に対応付けされた特定の動作部のみを再度オン状態にすることができる。
特定の動作部について説明する。ここで、本実施の形態に係る基板処理装置100においては、各動作部に対して危険度レベルが定められている。この危険度レベルとは、例えば、その動作部の動作が作業者の人体に害を与える可能性に基づき定められる。
本実施の形態に係る基板処理装置100において、危険度レベルの対象となる動作部は、インデクサロボットIR、基板搬送ロボットCR、薬液処理部5a,5bおよび純水処理部5c,5dである。
これらの他、基板処理装置100の処理領域A,Bおよび搬送領域Cには動作部として、レーザを用いた処理部等が設けられてもよい。
レーザを用いた処理部によれば、例えば、基板Wの周縁部に所定のレーザを照射する等の処理が行われる。このようなレーザにおいては、JIS(日本工業規格) C 6802にクラス分けがなされている。このクラス分けにおいて、例えば、クラス2のレーザは人体の防御反応により障害を回避し得る程度の出力を有すると規定されている。
図6は、本発明の一実施の形態に係る危険度レベルの一例を説明するための図である。
図6に示すように、各動作部は、各動作部の動作が人体に与える影響が小さいものから順に、「レベル1」、「レベル2」、「レベル3」および「レベル4」の危険度レベルに分類されている。
レベル1の動作部としては、その動作時においても人体に害を与える可能性のないもの、例えば、純水処理部が分類されている。
レベル2の動作部としては、その動作時においても人体に害を与える可能性の低いもの、例えば、人体に害を与える可能性の低い薬液を用いた薬液処理部が分類されている。
レベル3の動作部としては、その動作時において人体に害を与える可能性のあるもの、例えば、人体に害を与える可能性の高い薬液を用いた薬液処理部およびクラス2以上のレーザを用いた処理部が分類されている。
レベル4の動作部としては、その動作時において人体に害を与える可能性が非常に高いもの、例えば、基板Wを搬送する各種搬送ロボットが分類されている。
これにより、図1の基板処理装置100の各動作部の危険度レベルは次のように設定される。純水処理部5c,5dはレベル1であり、人体に害を与える可能性が高いフッ酸水溶液を用いる薬液処理部5a,5bはレベル3であり、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRはレベル4である。
特定の動作部は、例えば、上記4つの危険度レベルのうち、しきいとなるレベルが設定されることにより決定される。
図6によれば、しきいとなるレベルを危険度レベル3以上とした場合、人体に害を与える可能性の高い薬液を用いた薬液処理部、クラス2以上のレーザを用いた処理部、各種搬送ロボットが特定の動作部となる。
すなわち、図1の基板処理装置100においては、薬液処理部5a,5b、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRが特定の動作部となる。
このような危険度レベルは、図6の例に限らず、さらに多数のレベルに分類されてもよく、それに応じてしきいとなるレベルも自由に設定してよい。
なお、上記では、危険度レベルはその動作部の動作が作業者の人体に害を与える可能性に基づき定められるとしているが、これに限らず、その動作部の動作により想定される作業者の人体への害の程度または頻度等に基づいて定められてもよい。
図7は、図1の基板処理装置100の制御系の構成を示すブロック図である。
制御部4は、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの基板搬送動作を制御し、薬液処理部5a,5bの洗浄動作および純水処理部5c,5dの洗浄動作を制御する。
また、制御部4はインターロックスイッチIN1〜IN5の動作に応答して、インデクサロボットIR、基板搬送ロボットCR、薬液処理部5a,5bおよび純水処理部5c,5dの電源を制御する。
さらに、制御部4は作業者がインターロック解除部R1〜R5を操作することによる選択的解除機能を有効にする旨の信号に応答して、インターロックスイッチIN1〜IN5の動作に応答しないとともに、薬液処理部5a,5b、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの電源をオフ状態に制御し、純水処理部5c,5dの電源をオン状態に維持する。
加えて、制御部4は、上記の選択的解除機能が有効に作動している際に、作業者が再動作指令部SI,SC,S2,S3のいずれかを操作することによる再動作指令機能を有効にする旨の信号に応答して、操作された再動作指令部に対応付けられた特定の動作部の電源を再度オン状態に制御する。
上述のように、基板処理装置100には、薬液処理部5a,5bおよび純水処理部5c,5dに代えてレーザを用いた処理部が設けられてもよい。
なお、上述のように、基板処理装置100がインターロック解除部R1〜R5を有さない構成の場合、制御部4はインターロックスイッチIN1〜IN5の動作に応答して、インデクサロボットIR、基板搬送ロボットCR、薬液処理部5a,5bおよび純水処理部5c,5dの電源を制御するとともに、所定の時間をカウントする。
そして、制御部4は所定の時間が経過することにより薬液処理部5a,5b、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの電源をオフ状態に制御し、純水処理部5c,5dの電源をオン状態に維持する。
本実施の形態に係る基板処理装置100においては、扉D1〜D5が開かれた場合に、インターロック機能により基板処理装置100全体の各動作部の電源がオフ状態となるが、作業者が扉D1〜D5を開く前にインターロック解除部R1〜R5を操作することによりインターロック機能が無効状態に設定されるとともに特定の動作部の電源がオフ状態になる。それにより、特定の動作部が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。
また、他の動作部について保守作業を行いたい場合、特定の動作部の電源がオフ状態になっているので、作業者は、特定の動作部について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、作業者が再動作指令部SI,SC,S2,S3を操作することにより再動作指令機能を作動させると、特定の動作部の電源が再度オン状態になる。したがって、作業者は特定の動作部の保守作業を行うことができる。
また、上述のように、本実施の形態に係る基板処理装置100は、インターロック機能および選択的解除機能の切替が自動的に行われる構成を有してもよい。
この場合、扉D1〜D5が開かれた場合に、インターロック機能により基板処理装置100全体の各動作部の電源がオフ状態となるが、扉D1〜D5の開放から所定の時間経過後にインターロック機能が無効状態に設定されるとともに特定の動作部の電源がオフ状態になるとともに他の動作部の電源がオン状態になる。それにより、特定の動作部が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。また、他の動作部について保守作業を行いたい場合、特定の動作部が停止しているので、作業者は、特定の動作部について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、作業者が再動作指令部SI,SC,S2,S3を操作することにより再動作指令機能を作動させると、特定の動作部の電源が再度オン状態になる。したがって、作業者は特定の動作部の保守作業を行うことができる。
本実施の形態では、基板処理装置100の複数の動作部に対して予め危険度レベルが設定されている。そして、特定の危険度レベルを設定することにより、作業者の人体に害を与える可能性に応じて特定の動作部および他の動作部が分類されている。
この場合、扉D1〜D5が開かれることにより、インターロック機能により基板処理装置100全体の複数の動作部の電源がオフ状態にされるが、作業者が扉D1〜D5を開く前または扉D1〜D5を開いた後において、選択的解除機能によりインターロック機能が無効状態に設定されるとともに複数の動作部のうち高い危険度レベルを有する特定の動作部の電源がオフ状態に設定される。それにより、高い危険度レベルを有する特定の動作部が動作することにより発生する作業者への危険が防止され、作業者の安全が確保される。
また、低い危険度レベルを有する他の動作部について保守作業を行いたい場合、高い危険度レベルを有する特定の動作部の電源がオフ状態となっているので、作業者は、高い危険度レベルを有する特定の動作部について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、作業者が再動作指令部SI,SC,S2,S3を操作することにより再動作指令機能を作動させると、高い危険度レベルを有する特定の動作部の電源が再度オン状態になる。したがって、作業者は高い危険度レベルを有する特定の動作部の保守作業を行うことができる。
本実施の形態において、特定の動作部はインデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRを含む。この場合、作業者は再動作指令機能によりインデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの保守作業を行うことができる。
また、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCR以外の動作部について保守作業を行いたい場合、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRについて特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
また、特定の動作部は薬液処理部5a,5bを含む。この場合、作業者は再動作指令機能により薬液処理部5a,5bの保守作業を行うことができる。
そして、薬液処理部5a,5b以外の動作部について保守作業を行いたい場合、薬液処理部5a,5bについて特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
さらに、特定の動作部はクラス2以上のレーザを用いた処理部を含む。この場合、作業者は再動作指令機能によりレーザを用いた処理部の保守作業を行うことができる。
そして、レーザを用いた処理部以外の動作部について保守作業を行いたい場合、レーザを用いた処理部について特別の教育を受けていなくても、安全に保守作業を行うことができる。その結果、高効率の保守作業が実現される。
図1の基板処理装置100は、特定の動作部を複数備え、特定の動作部ごとに再動作指令部SI,SC,S2,S3が設けられている。
この場合、再動作指令部SI,SC,S2,S3が特定の動作部ごとに設けられることにより、作業者が自己の保守作業の対象となる特定の動作部以外の特定の動作部を誤って再動作させることが防止される。
以上、本発明の一実施の形態において、基板処理装置100は基板処理装置に相当し、処理領域A,Bは処理空間に相当し、搬送領域Cは搬送空間に相当し、装置空間500は装置空間に相当し、扉D1〜D5は扉に相当し、インターロックスイッチIN1〜IN5、インターロック機能および制御部4は停止手段に相当する。
また、基板処理装置100の全ての各動作部、薬液処理部5a,5b、純水処理部5c,5d、インデクサロボットIR、基板搬送ロボットCRおよびレーザを用いた処理部は複数の動作部に相当し、特定の動作部、薬液処理部5a,5b、インデクサロボットIR、基板搬送ロボットCRおよびレーザを用いた処理部は予め定められた動作部に相当し、インターロックスイッチIN1〜IN5、選択的解除キーRK、インターロック解除部R1〜R5、選択的解除機能および制御部4は無効設定手段に相当し、再動作指令キーSK、再動作指令部SI,SC,S2,S3、再動作指令機能および制御部4は再動作指令手段に相当する。
さらに、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRは搬送手段に相当し、薬液処理部5a,5bは薬品を用いた処理を行う処理手段に相当し、レーザを用いた処理部はレーザ光を用いた処理を行う処理手段に相当する。
本発明に係る基板処理装置および基板処理装置の管理方法は、半導体ウェハ、フォトマスク用ガラス基板、液晶表示装置用ガラス基板、光ディスク用ガラス基板等の基板に種々の処理を行う等のために利用可能である。
本発明の本発明の一実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。 本発明の一実施の形態に係るインターロック解除部および再動作指令部の一例を示す図である。 インターロック機能が有効に作動した場合の基板処理装置全体の電源状態を示す図である。 選択的解除機能が有効に作動した場合の基板処理装置全体の電源状態を示す図である。 選択的解除機能および再動作指令機能が有効に作動した場合の基板処理装置全体の電源状態を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る危険度レベルの一例を説明するための図である。 図1の基板処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。
符号の説明
4 制御部
100 基板処理装置
500 装置空間
5a,5b 薬液処理部
5c,5d 純水処理部
A,B 処理領域
C 搬送領域
CR 基板搬送ロボット
D1〜D5 扉
IN1〜IN5 インターロックスイッチ
IR インデクサロボット
R1〜R5 インターロック解除部
RK 選択的解除キー
SK 再動作指令キー
SI,SC,S2,S3 再動作指令部

Claims (10)

  1. 基板に所定の処理を行う処理空間および基板を搬送するための搬送空間を含む装置空間内に設けられ、基板に所定の処理動作または搬送動作を行う複数の動作部と、
    前記装置空間への人の侵入を可能とする扉と、
    前記扉が開かれた場合に、前記複数の動作部を停止させる停止手段と、
    前記停止手段の動作を無効状態に設定するとともに前記複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態に設定するための無効設定手段と、
    前記無効設定手段により停止状態に設定された前記予め定められた動作部を再動作させるための動作指令手段とを備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 基板に所定の処理を行う処理空間および基板を搬送するための搬送空間を含む装置空間内に設けられ、基板に所定の処理動作または搬送動作を行う複数の動作部と、
    前記装置空間への人の侵入を可能とする扉と、
    前記扉が開かれた場合に、前記複数の動作部を停止させる停止手段と、
    前記扉の開放から所定の時間経過後に、前記停止手段の動作を無効状態に設定するとともに前記複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態に設定する無効設定手段と、
    前記無効設定手段により停止状態に設定された前記予め定められた動作部を再動作させるための動作指令手段とを備えることを特徴とする基板処理装置。
  3. 前記無効設定手段の設定に応答して前記停止手段の動作を無効状態に制御するとともに前記予め定められた動作部を停止状態に制御し、前記動作指令手段による再動作の指令に応答して前記予め定められた動作部を再動作させる制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 前記複数の動作部に予め危険度レベルが設定され、
    前記予め定められた動作部は、他の動作部よりも高い危険度レベルを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記予め定められた動作部は、基板を搬送する搬送手段を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 前記予め定められた動作部は、薬品を用いた処理を行う処理手段を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 前記予め定められた動作部は、レーザ光を用いた処理を行う処理手段を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の基板処理装置。
  8. 前記予め定められた動作部は複数設けられ、前記動作指令手段は前記予め定められた動作部ごとに設けられたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の基板処理装置。
  9. 基板に所定の処理を行う処理空間および基板を搬送するための搬送空間を含む装置空間内に設けられ、基板に所定の処理動作または搬送動作を行う複数の動作部と、前記装置空間への人の侵入を可能とする扉と、前記扉が開かれた場合に、前記複数の動作部を停止させる停止手段とを備える基板処理装置の管理方法であって、
    前記停止手段の動作を無効状態に設定するとともに前記複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態に設定するステップと、
    停止状態に設定された前記予め定められた動作部を再動作させるステップとを備えることを特徴とする基板処理装置の管理方法。
  10. 基板に所定の処理を行う処理空間および基板を搬送するための搬送空間を含む装置空間内に設けられ、基板に所定の処理動作または搬送動作を行う複数の動作部と、前記装置空間への人の侵入を可能とする扉と、前記扉が開かれた場合に、前記複数の動作部を停止させる停止手段とを備える基板処理装置の管理方法であって、
    前記扉の開放から所定の時間経過後に、前記停止手段の動作を無効状態に設定するとともに前記複数の動作部のうち予め定められた動作部を停止状態に設定するステップと、
    停止状態に設定された前記予め定められた動作部を再動作させるステップとを備えることを特徴とする基板処理装置の管理方法。

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