JP2005171168A - 重合性組成物およびその用途 - Google Patents

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Abstract

【課題】光重合により短時間で重合、成形加工ができ、透明性、光学特性(屈折率、アッベ数)、耐熱性、機械的特性などが良好な樹脂硬化物を与える重合性組成物、さらにそれを重合して得られる光学部品を提供する。
【解決手段】一般式(1)で表されるアクリル酸エステル化合物を含有し、分子内に少なくとも2個以上の炭素―炭素不飽和結合を有する化合物と、特定の化学式で表されるチオール化合物の少なくとも一種を含有し、分子内に少なくとも2個以上のチオール基を有する化合物と、重合開始剤を含有してなる重合性組成物とする。
Figure 2005171168

(R及びRは水素原子又はメチル基、R及びRはアルキル基等、m及びnは0〜4の整数、X及びXはアルキレン基、p及びqは0〜8の整数、Yは−S−基等)
【選択図】なし

Description

本発明は、光などの作用によってラジカル重合して透明性樹脂を与える重合性組成物に関する。さらには該重合性組成物を重合して得られる硬化物、ならびに、該硬化物からなる光学部品に関する。
無機ガラスは透明性に優れ、光学異方性が小さいなどの諸物性に優れていることから、透明性光学材料として広い分野で使用されている。しかしながら、重くて破損しやすいこと、加工して光学部品などを製造する際に生産性が悪い等の短所があり、無機ガラスに代わる素材として透明性有機高分子材料(光学用樹脂)の開発が盛んに行われている。近年では光学用樹脂の高機能化、高品質化が進展し、かかる光学用樹脂を成形加工して得られる光学部品として、例えば、視力矯正用眼鏡レンズ、デジタルカメラなどの撮影機器用プラスチックレンズ、液晶プロジェクターやプロジェクターテレビ用のフレネルレンズなどの分野で普及を見せている。
光学用樹脂として最も重要な基本的特性の一つは透明性である。現在までに透明性の良好な光学用樹脂として、例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(BPA−PC)、ポリシクロオレフィン(COP)、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート重合体(DAC)、ポリチオウレタン(PTU)などが実用化されている。
これら光学用樹脂の中でもポリメチルメタクリレート(PMMA)は透明性に優れ、光学異方性が小さく(低複屈折率)、かつ、成形性、耐候性などが良好である等々の特性を有し、代表的な光学用樹脂の一つとして広く用いられている。しかしながら、屈折率(nd)が1.49と低く、吸水率が高い等の欠点を有しており改良が続けられている。
同様に代表的な光学用樹脂の一つであるポリカーボネート(BPA−PC)は、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下、通称のビスフェノールAと記す)とカーボネート化合物(例えば、塩化カルボニル、ジフェニルカーボネート等)の縮重合反応により得られ、透明性、耐熱性、耐衝撃性に優れ、比較的高屈折率(nd=1.59)である等の特性を有し、光情報記録用ディスク基板、視力矯正用眼鏡レンズなどをはじめとする光学用途において広く用いられている。しかしながら、色収差(屈折率分散)、複屈折率が比較的高く、また溶融粘度が高いため成形性にやや劣る等の欠点を有しており、さらに性能向上を図るべく材料面での改良などが続けられている。
ジエチレングリコールジアリルカーボネート重合体(DAC)は、モノマーであるジエチレングリコールジアリルカーボネートをラジカル反応で注型重合して得られる架橋高分子構造を有する熱硬化性樹脂であって、透明性、耐熱性が良好で、色収差が低いといった特徴を有しており、汎用の視力矯正用プラスチック眼鏡レンズ用途において最も多く使用されている。しかしながら、屈折率が低く(nd=1.50)、使用する度数によってはレンズが厚くなってしまうという問題がある。
ポリチオウレタン(PTU)はジイソシアネート化合物とポリチオール化合物との反応で注型重合により得られる架橋高分子構造の熱硬化性樹脂である。透明性、耐衝撃性に優れ、高屈折率(nd≧1.6)であって、かつ、色収差も比較的低いなどの特徴を有する極めて優れた光学用樹脂である。薄厚化、軽量化等を実現した高品質な視力矯正用プラスチック眼鏡レンズの用途で、現在、最も多く使用されているが、唯一、注型熱重合に長時間(十数時間〜2日)を要するといった生産性の面での制約があり改良の余地を残している。
かかる問題点を解決すべく、視力矯正用プラスチック眼鏡レンズなどの光学部品を短時間で成形する目的で、紫外線などの光の作用によってラジカルを発生して重合開始する化合物の存在下、ラジカル重合性を有する化合物を重合、成形して短時間で目的の成形品を得る方法が提案または示唆されている(特許文献1〜3など)。さらにラジカル重合性を有する化合物として、例えば、臭素原子あるいは硫黄原子を含有する(メタ)アクリル酸エステル化合物または(メタ)アクリル酸(チオ)エステル化合物を用いて光重合することにより、短時間で高屈折率、高アッベ数の硬化物または光学部品を製造する方法が開示されている。(特許文献4〜5)。
また、紫外線などの光や熱により分解してラジカル種を発生する化合物(以下、重合開始剤)の作用によって、チオール基が炭素−炭素不飽和結合へ付加する反応(いわゆる、エン-チオール反応)が知られている。炭素−炭素不飽和結合基を少なくとも二個以上有する化合物(以下、ポリエン化合物と称する)とチオール基を少なくとも2個以上有する化合物(以下、ポリチオール化合物と称する)との間で、かかるエン-チオール反応を行ない重合させることにより得られる硬化物を光学部品として用いることが提案されている。(特許文献6〜11)
しかしながら、これらの方法によると短時間での重合が可能となるものの、得られる重合硬化物は、透明性、光学特性(例えば、屈折率、アッベ数など)、熱的特性(例えば、熱変形温度など)、機械的特性(例えば、耐衝撃性、曲げ強度など)等の諸物性面のバランスを考慮すると光学部品として十分に満足なものであるとは言い難いものであった。
以上のように、従来知られている光学用樹脂は優れた特徴を有しているものの、それぞれに克服すべき欠点を有しているのが現状である。このような状況下にあって、高速成形によって短時間で重合、成形を行なうことができ、かつ、得られる硬化物または光学部品が透明性、光学特性に優れ(高屈折率、高アッベ数)、かつ、熱的特性、機械的特性などが良好な光学用樹脂の開発が望まれている。
特開昭63−207632号公報 特開昭61−194401号公報 特開昭58−105101号公報 特開平4−180911号公報 特開昭63−248811号公報 特表2002−500784号公報 特開平11−305001号公報 特開平8−259648号公報 特開平1−315701号公報 特開昭63−234032号公報 特開昭59−87126号公報
本発明の目的は、光学部品に用いられる光学用樹脂に関する上記問題点を解決しうる光学用樹脂を提供することである。より具体的には、従来の熱硬化性樹脂に比べて重合時間を大幅に短縮でき、かつ、透明性、光学特性(屈折率、アッベ数)、耐熱性、機械的特性、耐候性などの諸物性が良好な硬化物を与える重合性組成物、ならびに、該重合性組成物を重合して得られる硬化物および光学部品を提供することである。
本発明者らは上記課題を解決するため、鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、
分子内に少なくとも2個以上の炭素―炭素不飽和結合を有する化合物(A)、分子内に少なくとも2個以上のチオール基を有する化合物(B)及び重合開始剤(C)を含有してなる重合性組成物であって、分子内に少なくとも2つ以上の炭素―炭素不飽和結合を有する化合物(A)として一般式(1)で表されるアクリル酸エステル化合物を含有し、分子内に少なくとも2個以上のチオール基を有する化合物(B)として式(2)または式(3)で表されるチオール化合物の少なくとも一種を含有することを特徴とする重合性組成物、
Figure 2005171168
(式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素原子またはメチル基を表し、
R3およびR4はそれぞれ独立に、アルキル基、ハロゲン原子、アラルキル基またはアリール基を表し、mおよびnはそれぞれ独立に、0〜4の整数を表し、
X1およびX2はそれぞれ独立に、置換基を有していてもよいアルキレン基を表し、
pおよびqはそれぞれ独立に、0〜8の整数を表し、
Yは、直結単結合、−S−基、−SO2−基または下記式(a)で表される基を表し、
該式(a)におけるR5およびR6はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アラルキル基またはフェニル基を表し、R5とR6が結合して環を形成してもよい)
Figure 2005171168
Figure 2005171168
Figure 2005171168
さらには、上記重合性組成物を重合して得られる硬化物、ならびに、該硬化物からなる光学部品に関する。
本発明の重合性組成物は紫外線などの光によって短時間で重合、硬化が可能であり、注型重合による製品(例えば、光学部品)の成形工程の生産性が高い。
本発明の硬化物および光学部品は透明性、光学特性に優れ(高屈折率、高アッベ数)、かつ、熱的特性、機械的特性、耐候性を兼ね備えている。
以下、本発明について詳しく説明する。
本発明の重合性組成物とは、分子内に少なくとも2個以上の炭素―炭素不飽和結合を有する化合物(A)、分子内に少なくとも2個以上のチオール基を有する化合物(B)及び重合開始剤(C)を含有してなる重合性組成物であって、分子内に少なくとも2つ以上の炭素―炭素不飽和結合を有する化合物(A)として一般式(1)で表されるアクリル酸エステル化合物を含有し、分子内に少なくとも2個以上のチオール基を有する化合物(B)として式(2)または式(3)で表されるチオール化合物の少なくとも一種を含有することを特徴とする重合性組成物である。
Figure 2005171168
(式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素原子またはメチル基を表し、
R3およびR4はそれぞれ独立に、アルキル基、ハロゲン原子、アラルキル基またはアリール基を表し、mおよびnはそれぞれ独立に、0〜4の整数を表し、
X1およびX2はそれぞれ独立に、置換基を有していてもよいアルキレン基を表し、
pおよびqはそれぞれ独立に、0〜8の整数を表し、
Yは、直結単結合、−S−基、−SO2−基または下記式(a)で表される基を表し、
式(a)におけるR5およびR6はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アラルキル基またはフェニル基を表し、R5とR6が結合して環を形成してもよい)
Figure 2005171168
Figure 2005171168
Figure 2005171168
本発明の重合性組成物における重合開始剤(C)は、後で詳しく説明するが、光または熱の作用により分解してラジカル種を生成してラジカル重合反応を開始する化合物である。かかる重合開始剤から生じたラジカル種が、分子内に少なくとも2個以上のチオール基を有する化合物(B)(以下、ポリチオール化合物と称する)のチオール基から水素原子を引き抜くことによって新たにラジカル種を生成し、該ラジカル種が分子内に少なくとも2個以上の炭素−炭素不飽和結合を有する化合物(A)(以下、ポリエン化合物と称する)中の不飽和結合へ付加反応する。かかる反応が連鎖的に進行し架橋高分子量化することで、重合硬化物を与えるものである(以下、ポリエン−ポリチオール反応と称する)。このようなポリエン-ポリチオール反応それ自体は公知の反応であって、かかる反応を利用して重合体を得る方法は従来から提案されている。
本発明の重合性組成物は、重合性化合物のポリエン化合物として一般式(1)で表される化合物を含有し、かつ、ポリチオール化合物として式(2)または式(3)で表されるチオール化合物の少なくとも一種を含有することを特徴とするものである。
かかる特定化合物の組み合わせによって、従来知られていたポリエン-ポリチオール反応を用いた重合性組成物にない物性を実現することが可能となった。すなわち、光重合性が良好で重合時間を大幅に短縮でき、かつ、得られる硬化物は透明性、光学特性(屈折率、アッベ数)、耐熱性、機械的特性、耐候性など光学部品としての用途において必要とされる諸物性を満たすことができる。
本発明の一般式(1)で表される化合物において、R1およびR2はそれぞれ独立に水素原子またはメチル基を表す。
一般式(1)におけるR3およびR4はそれぞれ独立に、アルキル基、ハロゲン原子、アラルキル基またはアリール基を表す。
かかるR3およびR4としては、
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、n−アミル基、イソアミル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、塩素原子、臭素原子、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニル基、ナフチル基などが挙げられる。
該R3およびR4として、好ましくは、炭素数1〜4のアルキル基、臭素原子、ベンジル基またはフェニル基であり、さらに好ましくは、メチル基またはフェニル基である。
一般式(1)におけるmおよびnはそれぞれ独立に、0〜4の整数を表し、好ましくは、0〜3の整数を表し、より好ましくは、0〜2の整数を表し、さらに好ましくは、整数0または1を表す。mおよびnとして整数0は特に好ましい。
一般式(1)におけるX1およびX2はそれぞれ独立に、置換基を有していてもよいアルキレン基を表す。アルキレン基としては、特に限定されるものではないが、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基等が挙げられる。
また、X1およびX2が置換されていてもよいアルキレン基である場合、
かかる置換基としては、特に限定されるものではないが、例えば、アルキル基、アラルキル基、アリール基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基などが例示される。
該置換基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、n−アミル基、イソアミル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、
ベンジル基、4−メチルベンジル基、フェニルエチル基、
フェニル基、ナフチル基、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、ベンジルオキシ基、フェニルオキシ基、
塩素原子、臭素原子などが挙げられる。
該X1およびX2として、好ましくは、ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜3のアルキレン基である。該連結基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、2−ヒドロキシトリメチレン基などが例示される。
X1およびX2として、エチレン基、プロピレン基または2−ヒドロキシトリメチレン基がより好ましい。
一般式(1)におけるpおよびqはそれぞれ独立に、0〜8の整数を表す。本発明の所望の効果を考慮すると、pおよびqとして、好ましくは、0〜4の整数であり、より好ましくは、0〜3の整数であり、さらに好ましくは、0〜2の整数である。
pおよびqとして、整数0または1は特に好ましい。
一般式(1)におけるYは、直結単結合、−S−基、−SO2−基または下記式(a)で表される基を表す。
Figure 2005171168
該Y基として、好ましくは、−S−基または式(a)で表される基である。
上記式(a)におけるR5およびR6はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アラルキル基またはフェニル基を表し、あるいは、R5とR6が結合して環を形成してもよい。
かかるR5およびR6基としては、例えば、水素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニル基などが挙げらる。
またR5とR6が結合して環を形成する場合、具体的には例えば、シクロペンタン環、シクロヘキサン環、3,3,5−トリメチルシクロヘキサン環などが挙げられる。
該R5およびR6基として、好ましくは、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ベンジル基、フェニル基であり、あるいは、R5とR6とでシクロヘキサン環を形成してもよい。
より好ましくは、水素原子、メチル基、フェニル基である。
該R5およびR6基として、メチル基は特に好ましい。
本発明における一般式(1)で表される化合物は公知化合物であって、代表的には工業薬品として入手可能である。
本発明に係る一般式(1)で表される化合物として、各種公知化合物が例示され、
例えば、

〔1〕メタクリレート;

2,2−ビス(4−メタクリロイルオキシフェニル)プロパン、
ビス[4−(2−メタクリロイルオキシエトキシ)フェニル]メタン、
1,1−ビス[4−(2−メタクリロイルオキシエトキシ)フェニル]エタン、
2,2−ビス[4−(2−メタクリロイルオキシエトキシ)フェニル]プロパン、
2,2−ビス[4−(2−メタクリロイルオキシエトキシ)フェニル]−5−メチルヘキサン、
1,1−ビス[4−(2−メタクリロイルオキシエトキシ)フェニル]シクロヘキサン、
1,1−ビス[4−(2−メタクリロイルオキシエトキシ)フェニル]−1−フェニルエタン、

4,4’−(2−メタクリロイルオキシエトキシ)ビフェニル、
ビス[4−(2−メタクリロイルオキシエトキシ)フェニル]スルフィド、
ビス[4−(2−メタクリロイルオキシエトキシ)フェニル]スルホン、

ビス[4−(2−メタクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]メタン、
1,1−ビス[4−(2−メタクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]エタン、
2,2−ビス[4−(2−メタクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]プロパン、
2,2−ビス[4−(2−メタクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]−5−メチルヘキサン、
1,1−ビス[4−(2−メタクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]シクロヘキサン、
1,1−ビス[4−(2−メタクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]−1−フェニルエタン、
4,4’−(2−メタクリロイルオキシプロピルオキシ)ビフェニル、
ビス[4−(2−メタクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]スルフィド、
ビス[4−(2−メタクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]スルホン、
2,2−ビス[4−(3−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)フェニル]プロパン、
ビス[4−(3−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)フェニル]スルホン、

〔2〕アクリレート;
2,2−ビス(4−アクリロイルオキシフェニル)プロパン、

ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]メタン、
1,1−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]エタン、
2,2−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]プロパン、
2,2−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]−5−メチルヘキサン、
1,1−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]シクロヘキサン、
1,1−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]−1−フェニルエタン、
4,4’−(2−アクリロイルオキシエトキシ)ビフェニル、
ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]スルフィド、
ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]スルホン、
ビス[4−(2−アクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]メタン、
1,1−ビス[4−(2−アクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]エタン、
2,2−ビス[4−(2−アクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]プロパン、
2,2−ビス[4−(2−アクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]−5−メチルヘキサン、
1,1−ビス[4−(2−アクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]シクロヘキサン、
1,1−ビス[4−(2−アクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]−1−フェニルエタン、
4,4’−(2−アクリロイルオキシプロピルオキシ)ビフェニル、
ビス[4−(2−アクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]スルフィド、
ビス[4−(2−アクリロイルオキシプロピルオキシ)フェニル]スルホン、

2,2−ビス[4−(3−アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)フェニル]プロパン
ビス[4−(3−アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)フェニル]スルホンなどが挙げられる。
本発明の所望の効果を得るためには、一般式(1)で表される化合物として、
好ましくは、式(1−A)で表される化合物であり、式(1−A−i)で表される化合物はより好ましい。
Figure 2005171168
(式中、R1、R2、X1、X2、pおよびqは前記に同じを表す)
Figure 2005171168
(式中、R1、R2、pおよびqは前記に同じ)
本発明における式(2)および式(3)で表されるチオール化合物は公知化合物であって、例えば、特開平2−270859号公報などに記載の方法によって好適に製造される。
本発明の重合性組成物に含まれる重合性化合物の総重量に占めるポリエン化合物(A)の含有量は、通常、95〜5重量%であり、好ましくは、90〜10重量%であり、
より好ましくは90〜20重量%であり、さらに好ましくは、90〜30重量%である。
ここでの重合性化合物の総重量とは、前述のようなポリエン化合物(A)の重量とポリチオール化合物(B)の重量を合計した重量である。
一方、本発明の重合性組成物中に含まれる重合性化合物の総重量に占めるポリチオール化合物(B)の含有量は、通常、5〜95重量%であり、好ましくは、10〜90重量%であり、より好ましくは10〜80重量%であり、さらに好ましくは、10〜70重量%である。
本発明の重合性組成物に使用する重合開始剤(C)としては、特に限定するものではなく、熱の作用によってラジカル重合反応を開始する化合物(以下、熱重合開始剤と称する)、あるいは、光によってラジカル重合反応を開始する化合物(以下、光重合開始剤と称する)を使用することができる。
本発明の重合性組成物においては、特に、短時間で重合を行なうという目的を実現するために、光重合開始剤を用いることは好ましい。
かかる光重合開始剤としては、所望の効果を損なわない範囲において特に限定するものではなく、公知の各種化合物を例示することができる。
該化合物として、例えば、ベンゾフェノン、4−メチルベンゾフェノン、4,4’−ジクロロベンゾフェノン、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン、
o−ベンゾイル安息香酸メチルエステル、4−フェニルベンゾフェノン、4−(4−メチルフェニルチオ)ベンゾフェノン、3,3−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン、
4−(1,3−アクリロイル−1,4,7,10,13−ペンタオキサトリデシル)ベンゾフェノン、3,3’,4,4’−テトラ(tert−ブチルペルオキシカルボニル)ベンゾフェノン、
4−ベンゾイル−N,N,N−トリメチルベンゼンメタナミニウムクロリド、2−ヒドロキシ−3−(4−ベンゾイルフェノキシ)−N,N,N−トリメチル−1−プロパナミニウムクロリド、4−ベンゾイル−N,N−ジメチル−N−[2−(1−オキソ−2−プロペニルオキシ)エチル]ベンゼンメタナミニウムブロミド、4−ベンゾイル−N,N−ジメチル−N−[2−(1−オキソ−2−プロペニルオキシ)エチル]ベンゼンメタナミニウムブロミド、
2−イソプロピルチオキサトン、4−イソプロピルチオキサトン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン、1−クロロ−4−プロポキシチオキサントン、2−ヒドロキシ−3−(3,4−ジメチル−9−オキソ−9H−チオキサントン−2−イルオキシ)−N,N,N−トリメチル−1−プロパナミニウムクロリド、2−ベンゾイルメチレン−3−メチルナフト(1,2−d)チアゾリンなどのカルボニル化合物;
ベンジル、1,7,7−トリメチル−ビシクロ[2,2,1]ヘプタン−2,3−ジオン(通称、カンファーキノン)、2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−tert−ブチルアントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−アミルアントラキノン、9,10−フェナンスレンキノン、α−オキソフェニル酢酸メチルエステルなどのジカルボニル化合物;
アセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
ジメトキシアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2,2−ジエトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、1,1−ジクロロアセトフェノン、N,N−ジメチルアミノアセトフェノン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシム、3,6−ビス(2−メチル−2−モルフォリノプロパノイル)−9−ブチルカルバゾールなどのアセトフェノン系化合物;
ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン−n−ブチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテルなどのベンゾインエーテル系化合物;
2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジクロルベンゾイル)−(4−n−プロピルフェニル)ホスフィンオキシドなどのアリルホスフィンオキシド系化合物;
4−ジメチルアミノ安息香酸メチルエステル、4−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル、4−ジメチルアミノ安息香酸−n−ブトキシエチルエステル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエステル、安息香酸−2−ジメチルアミノエチルエステル、4,4’−ビスジメチルアミノベンゾフェノン(ミヒラーズケトン)、4,4’−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、2,5’−ビス(4−ジメチルアミノベンザル)シクロペンタノン、2,5’−ビス(4−ジエチルアミノベンザル)シクロペンタノンなどのアミノカルボニル化合物;
2,2,2−トリクロロ−1−(4’−tert−ブチルフェニル)エタン−1−オン、2,2−ジクロロ−1−(4−フェノキシフェニル)エタン−1−オン、α,α,α−トリブロモメチルフェニルスルホン、2,4,6−トリス(トリクロロメチル)トリアジン、2,4−トリクロロメチル−6−(4−メトキシフェニル)トリアジン、2,4−トリクロロメチル−6−(4−メトキシスチリル)トリアジン、2,4−トリクロロメチル−6−ピぺロニル−トリアジン 2,4−トリクロロメチル−6−(3,4‐メチレンジオキシフェニル)−トリアジン、2,4−トリクロロメチル−6−(4−メトキシナフチル)トリアジン、2,4−トリクロロメチル−6−[2−フリールエチリデン]トリアジン、2,4−トリクロロメチル−6−[2−(5−メチルフリール−2−イル)エチリデン]トリアジンなどのハロゲン化合物;
9−フェニルアクリジン、2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2−ビイミダゾール、2,2−アゾビス(2−アミノプロパン)ジヒドロクロリド、2,2−アゾビス[2−(イミダゾリン−2−イル)プロパン]ジヒドロクロリドなどを例示することができる。これらは単独で使用することも、あるいは、2種以上を併用してもよい。
該光重合開始剤の使用量は、重合性化合物100重量部に対して、0.001〜10重量部であり、好ましくは、0.001〜5重量部であり、より好ましくは、0.01〜2重量部である。
熱重合開始剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、p−クロロベンゾイルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキシカーボネート、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシカーボネート、tert−ブチルパーオキシピバレート等の過酸化物 ;アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物などを例示することができる。これらは単独で使用することも、あるいは、2種以上を併用してもよい。
該熱重合開始剤の使用量は、重合性化合物100重量部に対して、通常、0.001〜10重量部であり、好ましくは、0.001〜5重量部であり、より好ましくは、0.01〜2重量部である。
さらに本発明の重合性組成物においては、上述したような光重合開始剤と熱重合開始剤を併用してもよい。
本発明に係る分子内に少なくとも2個以上の炭素-炭素不飽和結合を含有する化合物(A)として、一般式(1)で表される化合物が所望の効果を最大限に得るために必須であることは言うまでもないが、所望の効果を損なわない程度において、分子内に少なくとも2個以上の炭素−炭素不飽和結合を含有する化合物であって一般式(1)の化合物以外の他の重合性化合物を含有していてよい。
かかる化合物としては、例えば、二官能ないし多官能(メタ)アクリレート類、二官能以上の公知のエポキシ化合物に対して(メタ)アクリル酸化合物を作用させて得られるエポキシ(メタ)アクリレート類、ジビニルベンゼン等の二官能以上のビニル化合物、二官能以上のアリル基含有化合物などに代表される二官能以上のラジカル重合性モノマー;あるいは、ウレタン(メタ)アクリレート類、エポキシ(メタ)アクリレート類、ポリエステル(メタ)アクリレート類、ポリエーテル(メタ)アクリレート類などの二官能以上のラジカル重合性オリゴマー等が例示される。
本発明の重合性組成物中に含まれる重合性化合物の総重量に占める、これら一般式(1)の化合物以外の他の重合性化合物の含有量は、特に限定するものではないが、通常、50重量%以下であり、好ましくは、40重量%以下であり、より好ましくは、30重量%以下であり、さらに好ましくは、20重量%以下である。
本発明に係る分子内に少なくとも2個以上のチオール基を含有する化合物(B)として、式(2)で表される化合物または式(3)で表される化合物の少なくとも一種を含有することが、本発明の効果を最大限に得るために必須であることは言うまでもないが、所望の効果を損なわない程度において、分子内に少なくとも2個以上のチオール基を含有する化合物であって式(2)または式(3)のチオール化合物以外の他のポリチオール化合物を含有していてよい。
かかる化合物としては、公知のポリチオール化合物が挙げられ、
例えば、メタンジチオール、
エタンジチオール、
1,1−プロパンジチオール、
1,3−プロパンジチオール、
1,2,3−プロパントリチオール、
1,1−シクロヘキサンジチオール、
1,2−シクロヘキサンジチオール、
2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジチオール、
3,4−ジメトキシ−1,2−ジチオール、
2−メチルシクロヘキサン−2,3−ジチオール、
1,1−ビス(メルカプトメチル)シクロヘキサン、
チオリンゴ酸ビス(2−メルカプトエチルエステル)、
2,3−ジメルカプト−1−プロパノール(2−メルカプトアセテート)、
2,3−ジメルカプト−1−プロパノール(3−メルカプトプロピオネート)、
ジエチレングリコールビス(2−メルカプトアセテート)、
ジエチレングリコールビス(3−メルカプトプロピオネート)、
1,2−ジメルカプトプロピルメチルエーテル、
2,3−ジメルカプトプロピルメチルエーテル、
2,2−ビス(メルカプトメチル)−1,3−プロパンジチオール、
ビス(2−メルカプトエチル)エーテル、
エチレングリコールビス(2−メルカプトアセテート)、
エチレングリコールビス(3−メルカプトプロピオネート)、
トリメチロールプロパンビス(2−メルカプトアセテート)、
トリメチロールプロパンビス(3−メルカプトプロピオネート)、
ペンタエリスリトールテトラキス(2−メルカプトアセテート)、
ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、
テトラキス(メルカプトメチル)メタン等の脂肪族ポリチオール化合物;

1,2−ジメルカプトベンゼン、
1,3−ジメルカプトベンゼン、
1,4−ジメルカプトベンゼン、
1,2−ビス(メルカプトメチル)ベンゼン、
1,3−ビス(メルカプトメチル)ベンゼン、
1,4−ビス(メルカプトメチル)ベンゼン、
1,2,3−トリメルカプトベンゼン、
1,2,4−トリメルカプトベンゼン、
1,3,5−トリメルカプトベンゼン、
1,2,3−トリス(メルカプトメチル)ベンゼン、
1,2,4−トリス(メルカプトメチル)ベンゼン、
1,3,5−トリス(メルカプトメチル)ベンゼン、
1,2,3−トリス(メルカプトエチル)ベンゼン、
1,2,4−トリス(メルカプトエチル)ベンゼン、
1,3,5−トリス(メルカプトエチル)ベンゼン、
2,5−トルエンジチオール、
3,4−トルエンジチオール、
1,3−ジ(p−メトキシフェニル)プロパン−2,2−ジチオール、
1,3−ジフェニルプロパン−2,2−ジチオール、
フェニルメタン−1,1−ジチオール、
2,4−ジ(p−メルカプトフェニル)ペンタン等の芳香族ポリチオール化合物;

1,2−ビス(メルカプトエチルチオ)ベンゼン、
1,3−ビス(メルカプトエチルチオ)ベンゼン、
1,4−ビス(メルカプトエチルチオ)ベンゼン、
1,2,3−トリス(メルカプトメチルチオ)ベンゼン、
1,2,4−トリス(メルカプトメチルチオ)ベンゼン、
1,3,5−トリス(メルカプトメチルチオ)ベンゼン、
1,2,3−トリス(メルカプトエチルチオ)ベンゼン、
1,2,4−トリス(メルカプトエチルチオ)ベンゼン、
1,3,5−トリス(メルカプトエチルチオ)ベンゼン等、ならびに、これらの芳香環核アルキル化物などのメルカプト基以外に硫黄原子を含有する芳香族ポリチオール化合物;

ビス(メルカプトメチル)スルフィド、
ビス(メルカプトエチル)スルフィド、
ビス(メルカプトプロピル)スルフィド、
ビス(2−メルカプトエチルチオ)メタン、
ビス(3−メルカプトプロピルチオ)メタン、
1,2−ビス(2−メルカプトエチルチオ)エタン、
1,2−ビス(3−メルカプトエチルチオ)プロパン、
1,2,3−トリス(2−メルカプトエチルチオ)プロパン、
1,2,3−トリス(3−メルカプトプロピルチオ)プロパン、

テトラキス(3−メルカプトエチルチオメチル)メタン、
テトラキス(3−メルカプトエチルチオメチル)メタン、
ビス(2,3−ジメルカプトプロピル)スルフィド、
ビス(1,3−ジメルカプトプロピル)スルフィド、

2,5−ジメルカプト−1,4−ジチアン、
2,5−ジメルカプトメチル−1,4−ジチアン、
2,5−ジメルカプトメチル−2,5−ジメチル−1,4−ジチアン、
ビス(メルカプトエチル)ジスルフィド、
ビス(メルカプトプロピル)ジスルフィド等、ならびに、これらのチオグリコール酸およびメルカプトプロピオン酸のエステル化合物;

ヒドロキシメチルスルフィドビス(2−メルカプトアセテート)、
ヒドロキシメチルスルフィドビス(3−メルカプトプロピオネート)、
ヒドロキシエチルスルフィドビス(2−メルカプトアセテート)、
ヒドロキシエチルスルフィドビス(3−メルカプトプロピオネート)、
ヒドロキシプロピルスルフィドビス(2−メルカプトアセテート)、
ヒドロキシプロピルスルフィドビス(3−メルカプトプロピオネート)、
ヒドロキシメチルジスルフィドビス(2−メルカプトアセテート)、
ヒドロキシメチルジスルフィドビス(3−メルカプトプロピオネート)、
ヒドロキシメチルジスルフィドビス(2−メルカプトアセテート)、
ヒドロキシメチルジスルフィドビス(3−メルカプトプロピオネート)、
ヒドロキシエチルジスルフィドビス(2−メルカプトアセテート)、
ヒドロキシエチルジスルフィドビス(3−メルカプトプロピオネート)、
ヒドロキシプロピルジスルフィドビス(2−メルカプトアセテート)、
ヒドロキシプロピルジスルフィドビス(3−メルカプトプロピオネート)、
2−メルカプトエチルエーテルビス(2−メルカプトアセテート)、
2−メルカプトエチルエーテルビス(3−メルカプトプロピオネート)、
2−メルカプトエチルエーテルビス(2−メルカプトアセテート)、
2−メルカプトエチルエーテルビス(3−メルカプトプロピオネート)、
1,4−ジチアン−2,5−ジオールビス(2−メルカプトアセテート)、
1,4−ジチアン−2,5−ジオールビス(3−メルカプトプロピオネート)、
チオジグリコール酸ビス(2−メルカプトエチルエステル)、
チオジプロピオン酸ビス(2−メルカプトエチルエステル)、
4,4−チオジブチル酸ビス(2−メルカプトブチルエステル)、
ジチオジグリコール酸ビス(2−メルカプトエチルエステル)、
ジチオジプロピオン酸ビス(2−メルカプトエチルエステル)、
4,4−ジチオジブチル酸ビス(2−メルカプトブチルエステル)、
チオジグリコール酸ビス(2,3−ジメルカプトプロピルエステル)、
チオジプロピオン酸ビス(2,3−ジメルカプトプロピルエステル)、
ジチオジグリコール酸ビス(2,3−ジメルカプトプロピルエステル)、
ジチオジプロピオン酸ビス(2,3−ジメルカプトプロピルエステル)等のメルカプト基以外に硫黄原子を含有する脂肪族ポリチオール化合物;

3,4−チオフェンジチオール、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チジアゾ−ル等のメルカプト基以外に硫黄原子を含有する含複素環ポリチオール化合物;

グリセリンジ(メルカプトアセテート)、
2,4−ジメルカプトフェノール、
3,4−ジメルカプト−2−プロパノール、
1,3−ジメルカプト−2−プロパノール、
2,3−ジメルカプト−1−プロパノール、
1,2−ジメルカプト−1,3−ブタンジオール、
ペンタエリスリトールトリス(3−メルカプトプロピオネート)、
ペンタエリスリトールビス(3−メルカプトプロピオネート)、
ペンタエリスリトールトリス(チオグリコレート)、

ジペンタエリスリトールペンタキス(3−メルカプトプロピオネート)、
ヒドロキシメチル−トリス(メルカプトエチルチオメチル)メタン等のメルカプト基以外のヒドロキシ基を含有するポリチオール化合物;などが例示される。
本発明の重合性組成物中に含まれる重合性化合物の総重量に占める、これら他の重合性化合物の含有量は、特に制限はないが、通常、50重量%以下であり、好ましくは、40重量%以下であり、より好ましくは、30重量%以下であり、さらに好ましくは、20重量%以下である。
本発明の重合性組成物の製造方法として、具体的には、一般式(1)で表される化合物と、式(2)または/および式(3)で表されるチオール化合物とを混合して、所望に応じて上記の公知の各種重合性化合物を併用して、さらに上記重合開始剤を添加した後、混合して溶解させることにより得られる。
本発明の重合性組成物は、必要に応じて重合前に濾過することにより不溶物、異物などを除去して、さらに減圧下で十分に脱泡して重合、硬化に使用される。
該重合性組成物を製造する際に、本発明の効果を損なわない範囲内で所望に応じて、内部離型剤、光安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色顔料(例えば、シアニングリーン、シアニンブルー等)、染料、流動調節剤、無機充填剤(例えば、タルク、シリカ、アルミナ、硫酸バリウム、酸化マグネシウム等)などの公知の各種添加剤を添加することも可能である。
本発明の硬化物ならびに該硬化物からなる光学部品は、上記重合性組成物を重合、硬化して得られるものである。これらの方法として、従来から公知の各種方法が採用されて好適に実施されるが、代表的には、上述のように得られた重合性組成物をモールド中に注入し、熱または光によって開始されるラジカル重合反応を行なう注型重合などが挙げられる。
該モールドは、例えば、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル等からなるガスケットを介した鏡面研磨した二枚の鋳型により構成される。鋳型としては、ガラスとガラス、ガラスとプラスチック板、ガラスと金属板等の組み合わせの鋳型が挙げられる。また、ガスケットとしては、上記の軟質熱可塑性樹脂(ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル等)を用いる以外に、2枚の鋳型をポリエステル粘着テープ等で固定してもよい。また、鋳型に対して離型処理など公知の処理方法を行ってもよい。
ラジカル重合反応としては、前述したように、熱による重合反応(熱重合)、紫外線、可視光線などの光による重合反応(光重合)、ガンマ線などの活性エネルギー線による重合反応等を利用する方法、あるいは、これらの複数を組み合わせた方法などが例示される。
光による重合を行った場合、硬化終了後、鋳型を離型させて得られた硬化物または該硬化物からなる光学部品を内部の応力、歪みを取り除くなどの目的でアニール処理してもよい。
これらの方法の中で、熱重合は数時間から数十時間を要するのに対して、紫外線などを利用した光重合は数秒〜数分で硬化が可能であり、本発明の光学部品を製造する際の生産性を考慮すると、好ましい方法である。
熱重合を行なう場合、重合温度は重合開始剤の種類など重合条件によって影響されるので、限定されるものではないが、通常、25〜200℃、好ましくは、50〜170℃である。
光学レンズの成形方法としては、上述したように、例えば、光または/および熱による注型重合を行ない、レンズを得る方法が挙げられる(例えば、特開昭60−135901号公報、特開平10−67736号公報、特開平10−130250号公報など)。
すなわち、前述の方法により製造された本発明の重合性組成物を、必要に応じて、適当な方法で脱泡を行った後、モールド中に注入し、通常、光照射して重合させる方法により、好適に実施される。また熱による重合では、低温から高温へ徐々に加熱して重合させる方法により、好適に実施される。
得られた光学レンズは、硬化後、必要に応じてアニール処理を施されてもよい。さらに必要に応じて、反射防止、高硬度付与、耐摩耗性向上、防曇性付与あるいはファッション性付与の目的で、表面研磨、帯電防止処理、ハードコート処理、無反射コート処理、染色処理、調光処理(例えば、フォトクロミックレンズ化処理など)など公知の各種物理的または化学的処理を施されてもよい。
本発明の重合性組成物は、光重合によって重合、成形に要する時間が数分〜1時間程度であり、ポリジエチレングリコールジアリルカーボネート、ポリチオウレタンに代表される既存の熱硬化型光学用樹脂と比較して短時間で重合、成形が可能であり、これら工程での生産性が高い。
また本発明の硬化物および光学部品は、透明性に優れ、高屈折率、高アッベ数であり、熱的特性、機械的特性、耐候性も良好である。
本発明の光学部品としては、例えば、視力矯正用眼鏡レンズ、液晶プロジェクターやプロジェクターテレビ用のフレネルレンズ、レンチキュラーレンズ、コンタクトレンズなどを代表とする各種プラスチックレンズ、発光ダイオード(LED)用封止材、光導波路、光学レンズや光導波路の接合に用いる光学用接着剤、光学レンズなどに用いる反射防止膜、液晶表示装置関連部材(基板、導光板、フィルム、シートなど)に用いる透明性コーティングまたは透明性基板などが例示される。
特に、本発明の硬化物または光学部品は、光重合によって短時間での成形が可能であり、且つ、高屈折率であって、光学特性(透明性、アッベ数)、熱的特性(加熱変形温度など)、機械的特性(耐衝撃性など)が良好であるという特性を鑑みると、好ましくは、視力矯正用眼鏡レンズ、フレネルレンズなどのプラスチックレンズ、光導波路、光学レンズや光導波路の接合に用いる光学用接着剤、発光ダイオード(LED)用封止材、透明性コーティングなどとして使用される。
本発明の重合性組成物は、前述したような光学部品の他にも高屈折率透明性材料を与える光重合性の材料としてホログラム記録、歯科材料などの用途に使用される。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
<本発明の重合性組成物の調製>
ポリエン化合物として式(1−1)で表される化合物 43.40g(0.096モル)、ならびに、ポリチオール化合物として式(2)で表される化合物6.60g(0.0256モル)を遮光したガラス製容器にそれぞれ秤取した後に、混合して得られた液体に対して、光重合開始剤である2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン 25mg(重合性化合物の総重量に対して0.05重量%)を加えて攪拌して溶解させた。
次いで室温で減圧下にゆっくりと攪拌しながら発泡が認められなくなるまで十分脱気した後、テフロン(登録商標)製フィルターを使用して加圧濾過して無色透明液体状の重合性組成物50.00gを得た。
Figure 2005171168
Figure 2005171168
上記実施例において使用した光重合開始剤は以下に示すものを入手して用いた。
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン; Darocure−1173(チバスペシャルティケミカルズ製)
ポリエン化合物として前記式(1−1)で表される化合物 40.80g(0.090モル)を、ポリチオール化合物として式(3)で表される化合物9.20g(0.0250モル)を、光重合開始剤として2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド50mg(重合性化合物の総重量に対して0.1重量%)をそれぞれ使用する以外は実施例1に記載の方法と同様にして行ない、無色透明液体状の重合性組成物を得た。
Figure 2005171168
◇本発明の重合性組成物の硬化による硬化物の製造
以下の実施例において製造した硬化物または光学部品(レンズ)の物性評価を以下の方法を用いて行なった。
・外観: 目視および顕微鏡観察により色味、透明性、光学的な歪み、脈理の有無を確認
した。
・屈折率、アッベ数: プルフリッヒ屈折計を用いて20℃で測定した。
・比重: DENSIMETER D−1(東洋精機製作所製)を用いて測定した。
・耐熱性: 熱機械分析法(TMA法)を用いた針浸入法により硬化物のTMA曲線の変
位点からガラス転移温度(Tg)を測定した。
(本発明の重合性組成物の光重合による硬化物の作製)
実施例1で調製した重合性組成物を、鏡面仕上げしたガラス板2枚の間にシリコンゴムをスペーサーとして用いて作成した鋳型の中に注入した。メタルハライドランプ(120W/cm)を使用して該ガラス製鋳型の上下両面から紫外線を600秒間照射して重合を行なった。重合終了後、徐々に冷却して硬化物を鋳型から離型させて取り出した。得られた平板状の硬化物を100℃で1時間熱処理(アニール)した後、該硬化物を観察したところ、無色透明であり、光学的な歪み、脈理は認められなかった。
硬化物の物性は、屈折率(ne)1.585、アッベ数(νe)36.0、比重1.22、ガラス転移温度(Tg)73.0℃であった。
(本発明の重合性組成物の光重合による硬化物の作製)
実施例2で調製した重合性組成物を用いる以外は、実施例3と同様にして光重合を行ない、無色透明平板状の硬化物を得た。該硬化物を観察したところ、無色透明であり、光学的な歪み、脈理は認められなかった。
硬化物の物性は、屈折率(ne)1.590、アッベ数(νe)35.8、比重1.22であった。また耐熱性は良好であった。
(レンズの作製)
実施例1で調製した重合性組成物を遮光下、減圧下で十分に脱泡した。1対のガラスモールドとテープよりなるモールド型をマイナスレンズ形状に調整して、このモールド型に対して前述の重合性組成物を注入した。メタルハライドランプ(120W/cm)を用いて紫外線をモールド型の上下両面から600秒間、照射した後、80℃で1時間加熱してアニール処理を行なった。加熱終了後、室温で放冷して、直径80mm、中心厚1.00mmのマイナスレンズを得た。得られたレンズは無色透明であり、光学的な歪み、脈理などは観察されず光学的に均質であった。
本発明のレンズの耐熱性(加熱変形温度)、耐衝撃性、耐候性は良好であり、実用上問題なかった。
実施例の結果から判るように、本発明の重合性組成物は光重合により短時間で重合硬化し成形が可能である。得られた本発明の硬化物および光学部品は透明性、光学特性に優れ(高屈折率)、かつ、熱的特性、機械的特性、耐候性を兼ね備えている。
本発明の重合性組成物は、光重合により短時間で重合硬化、成形が可能である。得られた本発明の硬化物および光学部品は透明性、光学特性に優れ(高屈折率)、かつ、熱的特性、機械的特性、耐候性を兼ね備えている。これらの特徴から、例えば、視力矯正用眼鏡レンズ、液晶プロジェクターやプロジェクションテレビ用のフレネルレンズ、レンチキュラーレンズ、コンタクトレンズなどを代表とする各種プラスチックレンズ、発光ダイオード(LED)用封止材、光導波路、光学レンズや光導波路の接合に用いる光学用接着剤、光学レンズなどに用いる反射防止膜、液晶表示装置関連部材(基板、導光板、フィルム、シートなど)に用いる透明性コーティングまたは透明性基板などに使用される。

Claims (3)

  1. 分子内に少なくとも2個以上の炭素―炭素不飽和結合を有する化合物(A)、分子内に少なくとも2個以上のチオール基を有する化合物(B)及び重合開始剤(C)を含有してなる重合性組成物であって、分子内に少なくとも2つ以上の炭素―炭素不飽和結合を有する化合物(A)として一般式(1)で表されるアクリル酸エステル化合物を含有し、分子内に少なくとも2個以上のチオール基を有する化合物(B)として式(2)または式(3)で表されるチオール化合物の少なくとも一種を含有することを特徴とする重合性組成物。
    Figure 2005171168
    (式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素原子またはメチル基を表し、
    R3およびR4はそれぞれ独立に、アルキル基、ハロゲン原子、アラルキル基またはアリール基を表し、mおよびnはそれぞれ独立に、0〜4の整数を表し、
    X1およびX2はそれぞれ独立に、置換基を有していてもよいアルキレン基を表し、
    pおよびqはそれぞれ独立に、0〜8の整数を表し、
    Yは、直結単結合、−S−基、−SO2−基または下記式(a)で表される基を表し、
    該式(a)におけるR5およびR6はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アラルキル基またはフェニル基を表し、R5とR6が結合して環を形成してもよい)
    Figure 2005171168
    Figure 2005171168
    Figure 2005171168
  2. 請求項1記載の重合性組成物を重合して得られる硬化物。
  3. 請求項2の硬化物からなる光学部品。
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