JP2005169407A - レーザー加工された変質層の確認方法 - Google Patents

レーザー加工された変質層の確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 被加工物にレーザー光線を照射することにより被加工物の内部に形成された変質層を確実に確認することができるレーザー加工された変質層の確認方法を提供する。
【解決手段】 被加工物に形成された分割予定ラインに沿って被加工物に対して透過性を有するレーザー光線を照射することにより被加工物の内部に分割予定ラインに沿って形成された変質層を確認する確認方法であって、被加工物に形成された分割予定ラインに赤外線撮像手段の顕微鏡を対向して位置付け、該顕微鏡の焦点を被加工物の内部の変質層が形成された位置に合わせる焦点合わせ工程と、赤外線撮像手段と被加工物を分割予定ラインに沿って相対移動して走査しつつ被加工物の内部を撮像する撮像工程とを含み、撮像工程によって撮像された画像に基づいて被加工物の内部に形成された変質層を確認する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、被加工物に形成された分割予定ラインに沿って被加工物に対して透過性を有するレーザー光線を照射することにより被加工物の内部に分割予定ラインに沿って形成された変質層を確認する確認方法に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等の回路を形成する。そして、半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切断することにより回路が形成された領域を分割して個々の半導体チップを製造している。また、サファイヤ基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスウエーハも分割予定ラインに沿って切断することにより個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
上述した半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等の分割予定ラインに沿った切断は、通常、ダイサーと称されている切削装置によって行われている。この切削装置は、半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等の被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削するための切削手段と、チャックテーブルと切削手段とを相対的に移動せしめる切削送り手段とを具備している。切削手段は、回転スピンドルと該スピンドルに装着された切削ブレードおよび回転スピンドルを回転駆動する駆動機構を備えたスピンドルユニットを含んでいる。切削ブレードは円盤状の基台と該基台の側面外周部に装着された環状の切れ刃からなっており、切れ刃は例えば粒径3μm程度のダイヤモンド砥粒を電鋳によって基台に固定し厚さ20μm程度に形成されている。
しかるに、サファイヤ基板、炭化珪素基板等はモース硬度が高いため、上記切削ブレードによる切断は必ずしも容易ではない。更に、切削ブレードは20μm程度の厚さを有するため、デバイスを区画する分割予定ラインとしては幅が50μm程度必要となる。このため、例えば大きさが300μm×300μm程度のデバイスの場合には、分割予定ラインが占める面積比率が大きく、生産性が悪いという問題がある。
一方、近年半導体ウエーハ等の板状の被加工物を分割する方法として、その被加工物に対して透過性を有するパルスレーザー光線を用い、分割すべき領域の内部に集光点を合わせてパルスレーザー光線を照射するレーザー加工方法も試みられている。このレーザー加工方法を用いた分割方法は、被加工物の一方の面側から内部に集光点を合わせて被加工物に対して透過性を有する赤外光領域のパルスレーザー光線を照射し、被加工物の内部に分割予定ラインに沿って変質層を連続的に形成し、この変質層が形成されることによって強度が低下した分割予定ラインに沿って外力を加えることにより、被加工物を分割するものである。(例えば、特許文献1参照。)
特開平2003−88975号公報
パルスレーザー光線を照射して内部に変質層を形成した被加工物を分割予定ラインに沿って確実に分割するためには、被加工物の内部の所定位置に確実に変質層が形成されていなければならない。しかるに、被加工物の内部の所定位置にパルスレーザー光線の集光点が位置付けられずにパルスレーザー光線を照射した場合には、被加工物の内部の所定位置に変質層を形成することができない。被加工物の内部に形成された変質層は外部から確認することができないため、被加工物の内部に変質層が形成されていない被加工物に対して、分割予定ラインに沿って外力を加えると被加工物が破損するという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、被加工物にレーザー光線を照射することにより被加工物の内部に形成された変質層を確実に確認することができるレーザー加工された変質層の確認方法を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物に形成された分割予定ラインに沿って被加工物に対して透過性を有するレーザー光線を照射することにより被加工物の内部に分割予定ラインに沿って形成された変質層を確認する確認方法であって、
被加工物に形成された分割予定ラインに赤外線撮像手段の顕微鏡を対向して位置付け、該顕微鏡の焦点を被加工物の内部の変質層が形成された位置に合わせる焦点合わせ工程と、
該赤外線撮像手段と被加工物を分割予定ラインに沿って相対移動して走査しつつ被加工物の内部を撮像する撮像工程と、を含み、
該撮像工程によって撮像された画像に基づいて被加工物の内部に形成された変質層を確認する、
ことを特徴とするレーザー加工された変質層の確認方法が提供される。
上記顕微鏡には該相対移動方向と平行な基準線が形成されており、該基準線と撮像された変質層とのずれ量に基づいて変質層が所定位置に形成されているか否かを確認する。また、上記顕微鏡の焦点を被加工物の厚さ方向に移動して走査することにより、変質層の変動を確認する。
本発明においては、赤外線撮像手段の顕微鏡の焦点を被加工物の内部に分割予定ラインに沿って形成された変質層に合わせて被加工物の内部を撮像するので、外部から確認することができない変質層を確実に確認することができる。
以下、本発明によるレーザー加工された変質層の確認方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明によるレーザー加工された変質層の確認方法を実施するためのレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示されたレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記矢印Xで示す方向と直角な矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線ユニット支持機構4に矢印Zで示す方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上に矢印Xで示す方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上に矢印Xで示す方向に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持された支持テーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、この吸着チャック361の被加工物保持面361a上に被加工物である例えば半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。また、チャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面に矢印Yで示す方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に図示しない減速装置を介して伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第一の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に図示しない減速装置を介して伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面に矢印Zで示す方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿って割り出し送り方向である矢印Yで示す方向に移動させるための第2の割り出し送り手段43を具備している。第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ねじロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に図示しない減速装置を介して伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態のおけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたレーザー光線照射手段52を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、矢印Zで示す方向、即ち上記チャックテーブル36を構成する吸着チャック361の被加工物保持面361aに垂直な方向に移動可能に支持される。
図示のレーザー光線照射手段52は、上記ユニットホルダ51に固定され実質上水平に延出する円筒形状のケーシング521を含んでいる。ケーシング521内には図2に示すようにパルスレーザー光線発振手段522と伝送光学系523とが配設されている。パルスレーザー光線発振手段522は、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器522aと、これに付設された繰り返し周波数設定手段522bとから構成されている。伝送光学系523は、ビームスプリッタの如き適宜の光学要素を含んでいる。上記ケーシング521の先端部には、それ自体は周知の形態でよい組レンズから構成される集光レンズ(図示せず)を収容した集光器524が装着されている。
上記パルスレーザー光線発振手段522から発振されたレーザー光線は、伝送光学系523を介して集光器524に至り、集光器524から上記チャックテーブル36に保持される被加工物に所定の集光スポット径Dで照射される。この集光スポット径Dは、図3に示すようにガウス分布を示すパルスレーザー光線が集光器524の集光対物レンズ524aを通して照射される場合、D(μm)=4×λ×f/(π×W)、ここでλはパルスレーザー光線の波長(μm)、Wは集光対物レンズ524aに入射されるパルスレーザー光線の直径(mm)、fは集光対物レンズ524aの焦点距離(mm)、で規定される。
図1に戻って説明を続けると、上記レーザー光線照射手段52を構成するケーシング521の前端部には、赤外線撮像手段6が配設されている。赤外線撮像手段6について図4を参照して説明する。
図4に示す赤外線撮像手段6は、照明手段61と、顕微鏡62と、赤外線撮像素子(赤外線CCD)63とから構成されている。照明手段61は、ケース611と、該ケース611内に配設されたハロゲンランプ等の発光体612と、該発光体612の下側に配設された熱線吸収フィルタ613と、該熱線吸収フィルタ613の下側に配設された赤外線透過の狭帯域フィルタ614とからなっている。このように構成された照明手段61は、発光体612が調光器615を介して図示しない電源に接続され、赤外線透過の狭帯域フィルタ614を通して赤外線を照射するようになっている。
上記顕微鏡62は、ケース621と、該ケース621の下端に装着された対物レンズ622とケース621内に配設されたハーフミラー623からなる光学系と、ハーフミラー623の上側に配設された赤外線透過の狭帯域フィルタ624を具備しており、ハーフミラー623と上記赤外線透過の狭帯域フィルタ614とがグラスファイバー64によって接続されている。このように構成された顕微鏡62に対して、赤外線撮像素子63が光軸を一致させて取り付けられている。赤外線撮像素子63は、上記赤外線透過の狭帯域フィルタ624を通して入光された赤外線に対応した電気信号を出力する。この赤外線撮像素子63から出力された電気信号はケーブル65を介してコンピュータからなる制御手段10に送られ、該制御手段10は、入力した電気信号に基づいて画像処理等の所定の処理を実行し表示手段11に表示する。
なお、上記赤外線透過の狭帯域フィルタ614と624は、いずれか一方を具備する構成にしてもよい。また、照明手段61と顕微鏡62のハーフミラー623とを接続するグラスファイバー64は必ずしも必要ではなく、照明手段61と顕微鏡62のハーフミラー623に赤外線を直接入射させる構成にしてもよい。更に、照明手段61を顕微鏡62から独立させて、直接被加工物に赤外線を照射する構成としてもよい。
図5は、半導体ウエーハの材料として用いられるシリコン(Si)、ガリウム砒素(GaAs)、インジウム(InP)の結晶の光透過率を示すグラフであり、横軸が光の波長で縦軸が透過率を示している。図5から判るように、上述したいずれの材料も、波長が1〜10μmの赤外線領域で高い透過率である。従って、上記赤外線撮像手段6を構成する照明手段61の狭帯域フィルタ614および顕微鏡62の狭帯域フィルタ624は、1〜10μmの赤外線のみを透過させる狭帯域フィルタであればよい。
図1に示す実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向、即ち上記チャックテーブル36を構成する吸着チャック361の被加工物保持面361aに垂直な方向に移動させるための集光点位置調整手段53を具備している。集光点位置調整手段53は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでおり、パルスモータ532によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51およびレーザビーム照射手段52を案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ532を正転駆動することによりレーザビーム照射手段52を上方に移動し、パルスモータ532を逆転駆動することによりレーザビーム照射手段52を下方に移動するようになっている。従って、集光点位置調整手段53は、ケーシング521の先端に取り付けられた集光器524によって照射されるレーザー光線の集光点位置を調整することができる。なお、図示の実施形態においては、上記赤外線撮像手段6がレーザー光線照射手段52を構成するケーシング521に装着されているので、赤外線撮像手段6はレーザー光線照射手段52とともに移動する。従って、集光点位置調整手段53は、赤外線撮像手段6の顕微鏡62の焦点位置を調整する焦点位置調整手段としても機能する。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下このレーザー加工装置を用いて被加工物の内部に変質層を形成するレーザー加工方法およびレーザー加工された変質層を確認する確認方法についてに説明する。
図6には、被加工物としてのシリコン基板からなる半導体ウエーハ20の斜視図が示されている。図6に示す半導体ウエーハ20は、表面20aに複数の分割予定ライン21が格子状に形成されているとともに該複数の分割予定ライン21によって区画された複数の領域にIC、LSI等の回路22が形成されている。この半導体ウエーハ20の内部に分割予定ライン21に沿って変質層を形成するレーザー加工方法について、図1および図7を参照して説明する。
図1に示すレーザー加工装置によって半導体ウエーハ20の内部に分割予定ライン21に沿って変質層を形成するには、先ず上述した図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブル36上に半導体ウエーハ20を裏面20bを上にして載置し、該チャックテーブル36上に半導体ウエーハ20を吸着保持する。なお、図示の実施形態においては半導体ウエーハ20を裏面20bを上にしてチャックテーブル36上に保持した例を示したが、半導体ウエーハ20は表面20aを上にしてもよい。半導体ウエーハ20を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37の作動により案内レール31、31に沿って移動せしめられレーザー光線照射ユニット5に配設された赤外線撮像手段6を構成する対物レンズ622の直下に位置付けられる。
半導体ウエーハ20を保持したチャックテーブル36が赤外線撮像手段6を構成する対物レンズ622直下に位置付けられると、赤外線撮像手段6および制御手段10によって半導体ウエーハ20に形成されている分割予定ライン21と、分割予定ライン21に沿ってレーザー光線を照射するレーザビーム照射手段52の集光器524との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理が実行され、レーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。このアライメントの際には、赤外線撮像手段6の照明手段61から赤外線を照射し、顕微鏡62を介してチャックテーブル36上に裏面を上側に保持されている半導体ウエーハ20を照明する。
上記のようにして半導体ウエーハ20に向けて照射された赤外線は、半導体ウエーハ20の内部まで透過し、半導体ウエーハ20の表面20aに形成されたIC、LSI等の回路面で反射する。この反射した赤外線によって作られた像を顕微鏡62で捕らえ、この顕微鏡62によって捕らえられた赤外線は撮像素子63によって電気信号に変換されて制御手段10に送られる。このとき、顕微鏡62を構成する対物レンズ622の焦点を半導体ウエーハ20の表面20a(下面)に合わせる。従って、顕微鏡62は、焦点を合わせた半導体ウエーハ20の表面20a(下面)の画像を捕らえるとになる。制御手段10は、撮像素子63からの信号に基づいてパターンマッチング等の画像処理を行い、表示手段11に表示するとともに半導体ウエーハ20の表面20aに形成されている分割予定ライン21を検出し、レーザー光線を照射するレーザビーム照射手段52の集光器524との位置合わせを行う。
以上のようにしてチャックテーブル36上に保持されている半導体ウエーハ20に形成されている分割予定ライン21を検出し、レーザー光線照射位置のアライメントが行われたならば、図7の(a)で示すようにチャックテーブル36をレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段52の集光器524が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定の分割予定ライン21の一端(図7の(a)において左端)をレーザー光線照射手段52の集光器524の直下に位置付ける。そして、集光器524から半導体ウエーハ20に対して透過性を有するパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル36即ち半導体ウエーハ20を図7の(a)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる。そして、図7の(b)で示すようにレーザー光線照射手段52の集光器524の照射位置が分割予定ライン21の他端(図7の(b)において右端)の位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル36即ち半導体ウエーハ20の移動を停止する。この変質層形成工程においては、パルスレーザー光線の集光点Pを半導体ウエーハ20の内部の所定位置に合わせることにより、半導体ウエーハ20の内部に分割予定ライン21に沿って変質層210が形成される。この変質層210は、溶融再固化層として形成される。なお、変質層210は半導体ウエーハ20の表面20aに露出するようにしてもよい。
なお、上記変質層形成行程における加工条件は、例えば次のように設定されている。
レーザー :波長1064nmのパルスレーザー
繰り返し周波数 :100kHz
パルス幅 :25ns
ピークパワー密度:3.2×1010W/cm
集光スポット径 :φ1μm
加工送り速度 :100mm/秒
上述したように半導体ウエーハ20の内部に分割予定ライン21に沿って形成された変質層210は、外部から確認することができない。従って、半導体ウエーハ20の内部の所定位置に確実に変質層210が形成されているか否かを確認する必要がある。そこで、上記変質層形成行程を実施したならば、変質層確認工程を実施する。以下、変質層確認工程について、図8および図9を参照して説明する。
変質層確認工程は、先ず上記変質層形成行程が終了した図7の(b)で示す状態から図8で示すようにチャックテーブル36を矢印X2で示す方向に移動し、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ20に形成された分割予定ライン21(上記変質層形成行程において変質層210が形成された分割予定ライン)の他端(図8において右端)を赤外線撮像手段6を構成する対物レンズ622の直下に位置付ける。次に、赤外線撮像手段6の照明手段61から半導体ウエーハ20に対して透過性を有する波長の赤外線を照射し、顕微鏡62を介してチャックテーブル36に保持されている半導体ウエーハ20を照明する。このとき、顕微鏡62を構成する対物レンズ622の焦点Qを半導体ウエーハ20の内部の変質層210が形成されている所定深さ位置に合わせる(焦点合わせ工程)。そして、チャックテーブル36即ち半導体ウエーハ20を図8において矢印X2で示す方向に所定の走査速度で分割予定ライン21の一端(図8において左端)に達するまで移動する。この結果、顕微鏡62を構成する対物レンズ622の焦点Qが合わされた半導体ウエーハ20の所定深さ位置の像が顕微鏡62によって捕らえられる。顕微鏡62によって捕らえられ像は、赤外線撮像素子63によって撮像され電気信号に変換して制御手段10に送られる(撮像工程)。制御手段10は、レーザー光線照射手段52によって撮像された画像データに基づいて画像処理を行い表示手段11にその画像を表示する。
図9は表示手段11に表示される画像の一例を示している。
図9において中央部が上記半導体ウエーハ20に形成された分割予定ライン21の領域Aであり、この分割予定ライン21の領域Aの両側(図9において上側と下側)が回路22が形成されている領域Bである。また、図9には分割予定ライン21の領域Aに変質層210が示されている。このように示された変質層210は、半導体ウエーハ20の所定深さ位置に形成されていることを表している。なお、図9において変質層210は、破線状に表されているが、これは上記変質層形成行程において照射されるレーザー光線としてパルスレーザー光線が用いられたからである。
また、図9においては、分割予定ラインと基準線であるヘアラインCが示されている。このヘアラインCは顕微鏡62に図1において矢印Xで示す加工送り方向と平行に形成されており、上記アライメント時に分割予定ライン21の中央位置と合致するようにアライメントされる。従って、上記変質層形成行程においては、分割予定ライン21の中央位置に変質層210が形成されることになっている。しかるに、長時間レーザー光線を照射し続けると、レーザー光線照射手段52が熱をもち熱膨張する。この結果、レーザー光線照射手段52を構成する集光器524から照射されるレーザー光線の照射位置が図1において矢印Y方向にずれる。このようにレーザー光線照射手段52が熱膨張した状態で上記変質層形成行程を実施すると、上記アライメント時に分割予定ライン21の中央位置と合致するようにアライメントされても、変質層210は分割予定ライン21の中央位置からずれた位置に形成されることになる。図9には変質層Cが分割予定ライン21の中央位置即ちヘアラインCからずれた状態が示されている。このように、図示の実施形態における変質層の確認方法によれば、変質層210が所定位置に形成されているか否かを確認することができる。
以上のようにして、変質層確認工程を実施した結果、半導体ウエーハ20の所定位置に変質層210が形成されていないことが確認された場合には、必要あれば上記変質層形成行程を再度実施する。また、変質層210が所定位置からずれて形成されていることが確認された場合には、上記第2の割り出し送り手段43を作動し、上記ずれに対応してレーザー光線照射手段52を構成する集光器524の矢印Y方向の位置を補正する。なお、変質層210が所定位置からずれて形成されていることが確認された場合には、顕微鏡62に装備された図示しない調整ネジによってヘアラインCと変質層210とを合致するように調整し、上述したアライメントを実施して上記変質層確認工程を遂行してもよい。
なお、上記変質層形成行程において半導体ウエーハ20に形成された変質層210の変動も確認することができる。半導体ウエーハ20の厚さにはバラツキがあると、レーザー光線を照射する際に屈折率の関係で所定の深さに均一に変質層210を形成することができず、変質層210は厚さ方向に変動して形成される。この変質層210の変動を確認するには、顕微鏡62を構成する対物レンズ622の焦点を図1において矢印Zで示す上記チャックテーブル36を構成する吸着チャック361の被加工物保持面361aに垂直な方向、即ち半導体ウエーハ20の厚さ方向に移動して上述した走査を実施することにより、半導体ウエーハ20に形成された変質層210の変動を確認することができる。
上述したようにウエーハ20に形成された所定方向の分割予定ライン21に沿って変質層形成行程および変質層確認工程を実施したならば、チャックテーブル36またはレーザー光線照射手段52を分割予定ライン21の間隔だけ図1において矢印Yで示す方向に割り出し送りし、上述した変質層形成行程および変質層確認工程を実施する。そして、所定方向に形成された全ての分割予定ライン21に沿って上記変質層形成行程および変質層確認工程を実施したならば、チャックテーブル36を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直角に形成された分割予定ライン21に沿って上記変質層形成行程および変質層確認工程を実施することにより、半導体ウエーハ20の内部に全ての分割予定ライン21に沿って変質層210を形成するとともに、形成された変質層を確認することができる。
なお、上述した実施形態においては、各分割予定ライン21に対して変質層形成行程と変質層確認工程を交互に実施する例を示したが、ウエーハ20に形成された全ての分割予定ライン21に対して変質層形成行程を実施した後に変質層確認工程を実施してもよく、複数の分割予定ライン21に対して変質層形成行程を実施した後にランダムに変質層確認工程を実施してもよい。
本発明によるレーザー加工された変質層の確認方法を実施するためのレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザ光線照射手段の構成を簡略に示すブロック図。 パルスレーザー光線の集光スポット径を説明するための簡略図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される赤外線撮像手段の構成図。 半導体ウエーハの材料の光透過率を示すグラフ。 被加工物としての半導体ウエーハの斜視図。 図1に示すレーザー加工装置によって被加工物の内部に変質層を形成する変質層形成行程を示す説明図。 図7に示す変質層形成行程によって被加工物の内部に形成された変質層を確認する変質層確認工程の説明図。 変質層形成行程によって撮像された被加工物の内部の画像を示す説明図。
符号の説明
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
43:第2の割り出し送り手段
5:レーザー光線照射ユニット
51:ユニットホルダ
52:レーザー光線照射手段
524:集光器
6:赤外線撮像手段
61:照明手段
62:顕微鏡
63:赤外線撮像素子(赤外線CCD)
10:制御手段
11:表示手段
20:半導体ウエーハ(被加工物)

Claims (3)

  1. 被加工物に形成された分割予定ラインに沿って被加工物に対して透過性を有するレーザー光線を照射することにより被加工物の内部に分割予定ラインに沿って形成された変質層を確認する確認方法であって、
    被加工物に形成された分割予定ラインに赤外線撮像手段の顕微鏡を対向して位置付け、該顕微鏡の焦点を被加工物の内部の変質層が形成された位置に合わせる焦点合わせ工程と、
    該赤外線撮像手段と被加工物を分割予定ラインに沿って相対移動して走査しつつ被加工物の内部を撮像する撮像工程と、を含み、
    該撮像工程によって撮像された画像に基づいて被加工物の内部に形成された変質層を確認する、
    ことを特徴とするレーザー加工された変質層の確認方法。
  2. 該顕微鏡には該相対移動方向と平行な基準線が形成されており、該基準線と撮像された変質層とのずれ量に基づいて変質層が所定位置に形成されているか否かを確認する、請求項1記載のレーザー加工された変質層の確認方法。
  3. 該顕微鏡の焦点を被加工物の厚さ方向に移動することにより、該変質層の変動を確認する、請求項1記載のレーザー加工された変質層の確認方法。
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