JP4977412B2 - レーザー加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエーハ等のウエーハに形成されたストリートに沿ってレーザー加工を施すレーザー加工装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハをストリートに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体チップを製造している。また、サファイヤ基板の表面にフォトダイオード等の受光素子やレーザーダイオード等の発光素子等が積層された光デバイスウエーハもストリートに沿って切断することにより個々のフォトダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
上述した半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のウエーハをストリートに沿って分割する方法として、ウエーハに形成されたストリートに沿ってパルスレーザー光線を照射することによりレーザー加工溝を形成し、このレーザー加工溝に沿って破断する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平10−305420号公報
而して、デバイスの表面にニ酸化ケイ素(SiO2)等の絶縁膜が被覆されているウエーハにおいては、レーザー光線の照射によって絶縁膜が剥離してデバイスを損傷させたり、チップの品質を低下させるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、表面に絶縁膜が被覆されたウエーハであっても絶縁膜を剥離させることなく、ストリートに沿ってレーザー加工溝を形成することができるレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するために、本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする加工送り手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを該加工送り方向と直行する方向に割り出し送りする割り出し送り手段と、を具備するレーザー加工装置において、
該レーザー光線照射手段は、可視光線領域から近赤外線領域の波長を有する第1のパルスレーザー光線を発振する第1のレーザー光線発振手段と、紫外線領域の波長を有する第2のパルスレーザー光線を発振する第2のレーザー光線発振手段と、該第1のレーザー光線発振手段から発振する該第1のパルスレーザー光線と該第2のレーザー光線発振手段から発振する該第2のパルスレーザー光線の繰り返し周波数を設定する共通の繰り返し周波数設定手段と、該第2のレーザー光線発振手段から発振する該第2のパルスレーザー光線の発振タイミングを該第1のレーザー光線発振手段から発振する該第1のパルスレーザー光線の発振タイミングより所定時間遅延させる遅延手段と、該第1のパルスレーザー光線と該第2のパルスレーザー光線を集光する共通の集光器と、を具備している、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
記遅延手段による遅延時間は、50〜300nsに設定されており、100〜200nsに設定されていることが望ましい。
本発明によるレーザー加工装置においては、第1のレーザー光線発振手段から発振され共通の繰り返し周波数設定手段によって設定された繰り返し周波数の第1のパルスレーザー光線は、第2のパルスレーザー光線発振手段から発振され共通の繰り返し周波数設定手段によって設定された繰り返し周波数の第2のパルスレーザー光線より先行して発振される。この第1のパルスレーザー光線発振手段から発振された可視光線領域から近赤外線領域の波長を有する第1のパルスレーザー光線を照射することにより被加工物の加工領域を予備加熱して軟化せしめる。この軟化した加工領域に第2のレーザー光線発振手段から発振された紫外線領域の波長を有する第2のパルスレーザー光線を照射するので、被加工物の表面に絶縁膜等が被覆されていても第2のパルスレーザー光線の照射によって絶縁膜等が剥離されることはない。
以下、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記矢印Xで示す方向と直角な矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線照射ユニット支持機構4に矢印Zで示す方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上に矢印Xで示す加工送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361上に被加工物である例えば円盤状のウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動させるための加工送り機構37を具備している。加工送り機構37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第一の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第1の割り出し送り機構38を具備している。第1の割り出し送り機構38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面に矢印Zで示す方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第2の割り出し送り機構43を具備している。第2の割り出し送り機構43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ねじロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態のおけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に固定され円筒形状のケーシング52と、該ケーシング52内に配設された後述するレーザー光線照射手段を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、矢印Zで示す方向に移動可能に支持される。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動させるための移動機構54を具備している。移動機構54は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ542等の駆動源を含んでおり、パルスモータ542によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51に固定され後述する第1のレーザー光線照射手段および第2のレーザー光線照射手段が配設されたケーシング521を案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ542を正転駆動することによりケーシング52を上方に移動し、パルスモータ542を逆転駆動することによりケーシング52を下方に移動するようになっている。
上記ケーシング52内に配設されているレーザー光線照射手段について、図2を参照して説明する。
図2に示す実施形態におけるレーザー光線照射手段6は、第1のパルスレーザー光線発振手段61aおよび第2のパルスレーザー光線発振手段61bと、第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振された第1のパルスレーザー光線LBaの出力を調整する第1の出力調整手段62aおよび第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振された第2のパルスレーザー光線LBbの出力を調整する第2の出力調整手段62bと、第1のパルスレーザー光線LBaと第2のパルスレーザー光線LBbを集光する共通の集光器63を具備している。
上記第1のパルスレーザー光線発振手段61aは、可視光線領域から近赤外線領域の波長(380〜4000nm好ましくは600〜2500nm)を有するパルスレーザー光線を発振する。図示の実施形態における第1のパルスレーザー光線発振手段61aは、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなっており、例えば波長が1064nmの近赤外線領域の第1のパルスレーザー光線LBaを発振する。
上記第2のパルスレーザー光線発振手段61bは、紫外線領域の波長(266〜355nm)を有するパルスレーザー光線を発振する。図示の実施形態における第2のパルスレーザー光線発振手段61bは、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなっており、例えば波長が355nmのパルスレーザー光線LBbを発振する。
上記第1の出力調整手段62aおよび第2の出力調整手段62bは、後述する制御手段からの制御指令に基づいて第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振された第1のパルスレーザー光線LBaの出力および第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振された第2のパルスレーザー光線LBbの出力を調整して集光器63に送る。
上記集光器63は、第1の方向変換ミラー631と、第2の方向変換ミラー632と、対物集光レンズ633を具備している。第1の方向変換ミラー631は全反射ミラーが用いられており、上記第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振された第1のパルスレーザー光線LBaを対物集光レンズ633に向けて方向変換する。第2の方向変換ミラー632は、第1の方向変換ミラー631と対物集光レンズ633との間に配設されている。この第2の方向変換ミラー632は光合成ミラー(ダイクロイックミラー)からなり、波長が355nmの第2のパルスレーザー光線LBbを全反射し、波長が1064nmの第1のパルスレーザー光線LBaを全透過する誘電体多層膜が被覆されている。従って、第2の方向変換ミラー632は、上記第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振された第2のパルスレーザー光線LBbを対物集光レンズ633に向けて方向変換するとともに、上記第1の方向変換ミラー631によって方向変換された波長が1064nmの第1のパルスレーザー光線LBaを透過させる。上記対物集光レンズ633は、図示の実施形態においては透過波長領域が200〜2700nmの石英レンズが用いられている。従って、対物集光レンズ633は、波長が1064nmの第1のパルスレーザー光線LBaおよび波長が355nmの第2のパルスレーザー光線LBbを同軸上に集光することができる。このように構成された集光器63は、図1に示すようにケーシング52の前端に装着される。
図2に示す実施形態におけるレーザー光線照射手段6は、第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振する第1のパルスレーザー光線LBaと第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振する第2のパルスレーザー光線LBbの繰り返し周波数を設定する共通の繰り返し周波数設定手段64を備えている。また、図2に示す実施形態におけるレーザー光線照射手段6は、第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振する第2のパルスレーザー光線LBbの発振タイミングを第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振する第1のパルスレーザー光線LBaの発振タイミングより所定時間遅延させる遅延手段65を備えている。この遅延手段65による遅延時間は、50〜300nsに設定することが望ましい。なお、遅延手段65による遅延時間は、100〜200nsに設定することがより好ましい。
図1に戻って説明を続けると、上記ケーシング52の前端部には、第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振された第1のパルスレーザー光線LBaおよび第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振された第2のパルスレーザー光線LBbによってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段8が配設されている。この撮像手段8は、図示の実施形態においては可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成され、加工すべき領域が可視光で認識できない場合でも対応できるようになっており、撮像した画像信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、制御手段9を具備している。制御手段9はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)91と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)92と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)93と、入力インターフェース94および出力インターフェース95とを備えている。制御手段9の入力インターフェース95には、上記撮像手段8からの検出信号が入力される。そして、制御手段9の出力インターフェース95からは、上記パルスモータ372、パルスモータ382、パルスモータ432、パルスモータ562、第1のパルスレーザー光線発振手段61a、第2のパルスレーザー光線発振手段61b、第1の出力調整手段62a、第2の出力調整手段62b、繰り返し周波数設定手段64、遅延手段65等に制御信号を出力する。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
ここで、上記レーザー加工装置によって加工される被加工物としての半導体ウエーハについて、図3および図4を参照して説明する。図3および図4に示す半導体ウエーハ10は例えば厚さが80μmのシリコンウエーハからなり、その表面10aに格子状に形成された複数のストリート101によって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイス102が形成されている。この半導体ウエーハ10は、図4に示すように表面10aにSiO2 /Cu/ SiO2等からなる厚さが5μm程度の絶縁膜103が被覆されている。このように構成された半導体ウエーハ2は、図3に示すように環状のフレーム11に装着されたポリオレフィン等の合成樹脂シートからなる保護テープ12に表面10aを上側にして裏面が貼着される。
以下、上述した図1および図2に示すレーザー加工装置を用いて上記半導体ウエーハ10のストリート101に沿って実施するレーザー加工方法について説明する。
上記半導体ウエーハ10のストリート101に沿ってレーザー加工を実施するには、先ず上述した図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブル36上に図3に示す半導体ウエーハ10の表面10aを上にして載置し、該チャックテーブル36上に半導体ウエーハ10を吸引保持する。また、保護テープ12が装着された環状のフレーム11は、チャックテーブル36に配設されたクランプ362によって固定される。
上述したように半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって撮像手段8の直下に位置付けられる。チャックテーブル36が撮像手段8の直下に位置付けられると、撮像手段8および制御手段9によって半導体ウエーハ10のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段8および制御手段9は、半導体ウエーハ10の所定方向に形成されているストリート101と、上記集光器63との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、半導体ウエーハ10に形成されている上記所定方向に対して直角に延びるストリート101に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。
以上のようにしてチャックテーブル36上に保持された半導体ウエーハ10に形成されているストリート101を検出し、レーザー光線照射位置のアライメントが行われたならば、図5で示すようにチャックテーブル36を集光器63が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定のストリート101を集光器63の直下に位置付ける。このとき、半導体ウエーハ10は、ストリート101の一端(図5において左端)が集光器63の直下に位置するように位置付けられる。次に、制御手段10は、第1のパルスレーザー光線発振手段61a、第2のパルスレーザー光線発振手段61b、第1の出力調整手段62a、第2の出力調整手段62b、繰り返し周波数設定手段64、遅延手段65に制御信号を出力して集光器63から第1のパルスレーザー光線LBaおよび第2のパルスレーザー光線LBbを照射しつつ、チャックテーブル36を図5において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめるように加工送り機構37を制御する(レーザー光線照射工程)。そして、ストリート101の他端(図5において右端)が集光器63の直下位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル36の移動を停止する。
ここで、上記レーザー光線照射工程おける加工条件について説明する。
(1)第1のレーザー光線照射手段61a:
光源 :YAGレーザー
波長 :1064nm
繰り返し周波数 :10kHz
平均出力 :17W
集光径 :φ20〜40μm
(2) 第2のレーザー光線照射手段61b
光源 :YAGレーザー
波長 :355nm
繰り返し周波数 :10kHz
平均出力 :0.5W
集光径 :φ10〜15μm
(3) 加工送り速度 :150mm/秒
(4) 遅延時間 :100〜200ns
上記加工条件においては、第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振される第1のパルスレーザー光線LBaは、第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振される第2のパルスレーザー光線LBbより100〜200ns先行して発振される。第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振された波長が1064nmの第1のパルスレーザー光線LBa(シリコンウエーハに対して透過性を有する)は、第1の出力調整手段62aによって平均出力が17Wに調整され、第1の方向変換ミラー631、第2の方向変換ミラー632を介して対物集光レンズ633によって集光されて、半導体ウエーハ10のストリート101の表面に照射される。従って、ストリート101の表面は第1のパルスレーザー光線LBaのエネルギーによって1000℃程度に予備加熱される。この結果、半導体ウエーハ10の表面10aに被覆された絶縁膜103は軟化せしめられる。
一方、第1のパルスレーザー光線LBaより100〜200ns送れて第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振された波長が355nmの第2のパルスレーザー光線LBbは、第2の出力調整手段62bによって平均出力が0.5Wに調整され、第2の方向変換ミラー632を介して対物集光レンズ633によって集光されて、半導体ウエーハ10のストリート101の表面に照射される。第2のパルスレーザー光線LBeは上述したように波長が355nmの紫外線領域でシリコンウエーハに対して吸収性を有しているので、図6に示すように半導体ウエーハ10にはストリート101に沿ってレーザー加工溝110が形成される。このとき、半導体ウエーハ10の表面10aに被覆された絶縁膜103は上述したように第1のパルスレーザー光線LBaの照射によって軟化しているので、第2のパルスレーザー光線LBeが照射されても剥離することはない。
上述したレーザー光線照射工程を半導体ウエーハ10に所定方向に形成された全てのストリート101に沿って実施したならば、チャックテーブル36を90度回動して該チャックテーブル36に保持されている半導体ウエーハ10を90度回動する。そして、半導体ウエーハ10に上記所定方向と直交する方向に形成された全てのストリート101に沿って上述したレーザー光線照射工程を実施する。
以上のようにして半導体ウエーハ10に形成された全てのストリート101に沿って上述したレーザー光線照射工程を実施したならば、半導体ウエーハ10は次工程である分割工程に搬送される。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段のブロック図。 被加工物としての半導体ウエーハを保護テープを介してフレームに装着した状態を示す斜視図。 図3に示す半導体ウエーハの要部拡大断面図。 図1に示すレーザー加工装置によって半導体ウエーハをレーザー加工するレーザー光線照射工程の説明図。 図1に示すレーザー加工装置によってレーザー加工された半導体ウエーハの要部拡大断面図。
符号の説明
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
31:案内レール
36:チャックテーブル
37:加工送り機構
38:第1の割り出し送り機構
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
41:案内レール
42:可動支持基台
43:第2の割り出し送り機構
5:レーザー光線照射ユニット
51:ユニットホルダ
52:共通のケーシング
6:レーザー光線照射手段
61a:第1のパルスレーザー光線発振手段
61b:第2のパルスレーザー光線発振手段
62a:第1の出力調整手段
61b:第2の出力調整手段
63:集光器
631:第1の方向変換ミラー
632:第2の方向変換ミラー
633:対物集光レンズ
64:繰り返し周波数設定手段
65:遅延手段
8:撮像手段
9:制御手段
10:半導体ウエーハ
11:環状のフレーム
12:保護テープ

Claims (3)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする加工送り手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを該加工送り方向と直行する方向に割り出し送りする割り出し送り手段と、を具備するレーザー加工装置において、
    該レーザー光線照射手段は、可視光線領域から近赤外線領域の波長を有する第1のパルスレーザー光線を発振する第1のレーザー光線発振手段と、紫外線領域の波長を有する第2のパルスレーザー光線を発振する第2のレーザー光線発振手段と、該第1のレーザー光線発振手段から発振する該第1のパルスレーザー光線と該第2のレーザー光線発振手段から発振する該第2のパルスレーザー光線の繰り返し周波数を設定する共通の繰り返し周波数設定手段と、該第2のレーザー光線発振手段から発振する該第2のパルスレーザー光線の発振タイミングを該第1のレーザー光線発振手段から発振する該第1のパルスレーザー光線の発振タイミングより所定時間遅延させる遅延手段と、該第1のパルスレーザー光線と該第2のパルスレーザー光線を集光する共通の集光器と、を具備している、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 該遅延手段による遅延時間は、50〜300nsに設定されている、請求項記載のレーザー加工装置。
  3. 該遅延手段による遅延時間は、100〜200nsに設定されている、請求項記載のレーザー加工装置。
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