JP4684717B2 - ウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置 - Google Patents

ウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のウエーハを所定の分割予定ラインに沿って分割するウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置に関する。
当業者には周知の如く、半導体デバイス製造工程においては、シリコン等の半導体基板の表面に絶縁膜と機能膜が積層された積層体によって複数のIC、LSI等の半導体チップをマトリックス状に形成した半導体ウエーハが形成される。このように形成された半導体ウエーハは上記半導体チップがストリートと呼ばれる分割予定ラインによって区画されており、この分割予定ラインに沿って切断することによって個々の半導体チップを製造している。また、サファイヤ基板等の表面に格子状に形成された分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスが形成された光デバイスウエーハは、分割予定ラインに沿って個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器等に広く利用されている。
近年、半導体ウエーハ等の板状の被加工物を分割する方法として、その被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を用い、分割すべき領域の内部に集光点を合わせてパルスレーザー光線を照射するレーザー加工方法も試みられている。このレーザー加工方法を用いた分割方法は、被加工物の一方の面側から内部に集光点を合わせて被加工物に対して透過性を有する赤外光領域のパルスレーザー光線を照射し、被加工物の内部に分割予定ラインに沿って変質層を連続的に形成し、この変質層が形成されることによって強度が低下した分割予定ラインに沿って外力を加えることにより、被加工物を分割するものである。(例えば、特許文献1参照。)
特許第3408805号公報
而して、上述した特許第3408805号公報に開示された分割方法は、被加工物にレーザー光線を照射し被加工物の内部に変質層を形成する工程と、変質層が形成された被加工物に外力を付与し被加工物を変質層に沿って分割する工程との2つの工程を要するため、生産性の面で必ずしも満足し得るものではない。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、ウエーハに形成された分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射することにより、ウエーハを分割予定ラインに沿って効率よく分割することができるウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、ウエーハに形成された分割予定ラインに沿ってパルスレーザー光線を照射し、シリコンウエーハを該分割予定ラインに沿って分割するシリコンウエーハのレーザー加工方法であって、
波長が355nmのパルスレーザー光線の1パルスあたりのエネルギーEを0.1(mJ) ≦E≦1(mJ)に設定し、パルスレーザー光線の集光スポット径をDとし、隣接する集光スポットとの中心間の間隔をLとした場合、D<L≦4Dの範囲でパルスレーザー光線を照射することにより、厚さが50μmのシリコンウエーハに該分割予定ラインに沿ってレーザー加工孔を形成する、
ことを特徴とするウエーハのレーザー加工方法が提供される。
本発明によれば、波長が355nmのパルスレーザー光線の1パルスあたりのエネルギーEを0.1(mJ) ≦E≦1(mJ)に設定し、パルスレーザー光線の集光スポット径をDとし、隣接する集光スポットとの中心間の間隔をLとした場合、D<L≦4Dの範囲でパルスレーザー光線を照射することにより、厚さが50μmのシリコンウエーハに分割予定ラインに沿ってレーザー加工孔を形成するので、レーザー加工孔間に効果的に亀裂を生じさせることができ、パルスレーザー光線を照射するだけでウエーハを分割予定ラインに沿って効率的に分割することができる。
以下、本発明によるウエーハの分割方法レーザー加工装置について、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記矢印Xで示す方向と直角な矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線ユニット支持機構4に矢印Zで示す方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上に矢印Xで示す加工送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持された支持テーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361上に被加工物である例えば円盤状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第一の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記チャックテーブル36の加工送り量を検出するための加工送り量検出手段374を備えている。加工送り量検出手段374は、案内レール31に沿って配設されたリニアスケール374aと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともにリニアスケール374aに沿って移動する読み取りヘッド374bとからなっている。この送り量検出手段374の読み取りヘッド374bは、図示に実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量を検出する。なお、上記加工送り手段37の駆動源としてパルスモータ372を用いた場合には、パルスモータ372に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量を検出することができる。また、上記加工送り手段37の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量を検出することができる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面に矢印Zで示す方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第2の割り出し送り手段43を具備している。第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ねじロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記レーザー光線照射ユニット支持機構4の可動支持基台42の割り出し送り量を検出するための割り出し送り量検出手段433を備えている。割り出し送り量検出手段433は、案内レール41に沿って配設されたリニアスケール433aと、可動支持基台42に配設されリニアスケール433aに沿って移動する読み取りヘッド433bとからなっている。この送り量検出手段433の読み取りヘッド433bは、図示に実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、レーザー光線照射ユニット5の割り出し送り量を検出する。なお、上記第2の割り出し送り手段43の駆動源としてパルスモータ432を用いた場合には、パルスモータ432に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、レーザー光線照射ユニット5の割り出し送り量を検出することができる。また、上記第2の割り出し送り手段43の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、レーザー光線照射ユニット5の割り出し送り量を検出することができる。
図示の実施形態のおけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたレーザー光線照射手段52を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、矢印Zで示す方向に移動可能に支持される。
図示のレーザー光線照射手段52は、実質上水平に配置された円筒形状のケーシング521を含んでいる。ケーシング521内には図2に示すようにパルスレーザー光線発振手段522と出力調整手段523とが配設されている。パルスレーザー光線発振手段522は、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器522aと、これに付設された繰り返し周波数設定手段522bとから構成されている。このように構成されたパルスレーザー光線発振手段522は、後述する制御手段によって発振するパルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz)が制御される。上記出力調整手段523は、上記パルスレーザー光線発振手段522から発振されたパルスレーザー光線の出力を後述する制御手段からの制御信号に基づいて調整する。上記ケーシング521の先端部には、それ自体は周知の形態でよい組レンズから構成される集光レンズ(図示せず)を収容した集光器524が装着されている。上記パルスレーザー光線発振手段522から発振されたレーザー光線は、出力調整手段523によって所定の出力に調整され、集光器524に至り、集光器524から上記チャックテーブ36に保持される被加工物に所定の集光スポット径Dで照射される。この集光スポット径Dは、図3に示すようにガウシアン分布を示すパルスレーザー光線が集光器524の対物レンズ524aを通して照射される場合、D(μm)=4×λ×f/(π×W)、ここでλはパルスレーザー光線の波長(μm)、Wは対物集光レンズ124aに入射されるパルスレーザー光線の直径(mm)、fは対物集光レンズ524aの焦点距離(mm)、で規定される。
図1に戻って説明を続けると、上記レーザー光線照射手段52を構成するケーシング521の先端部には、レーザー光線照射手段52によってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段6が配設されている。この撮像手段6は、可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動させるための移動手段53を具備している。移動手段53は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでおり、パルスモータ532によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51およびレーザー光線照射手段52を案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ532を正転駆動することによりレーザー光線照射手段52を上方に移動し、パルスモータ532を逆転駆動することによりレーザー光線照射手段52を下方に移動するようになっている。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、制御手段10を具備している。制御手段10はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)101と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)102と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)103と、カウンター104と、入力インターフェース105および出力インターフェース106とを備えている。制御手段10の入力インターフェース105には、上記送り量検出手段374および撮像手段6等からの検出信号が入力される。そして、制御手段10の出力インターフェース106からは、上記パルスモータ372、パルスモータ382、パルスモータ432、パルスモータ532、レーザー光線照射手段52等に制御信号を出力する。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図4には、レーザー加工される被加工物としての半導体ウエーハ20の斜視図が示されている。図4に示す半導体ウエーハ20は、例えば厚さが50μmのシリコンウエーハからなっており、その表面20aに格子状に配列された複数の分割予定ライン201によって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイス202がそれぞれマトリックス状に形成されている。このように形成された半導体ウエーハ20は、図5に示すように環状のフレーム21に装着されたポリオレフィン等の合成樹脂シートからなる保護テープ22に表面20a側を貼着する。従って、半導体ウエーハ10は、裏面20bが上側となる。
図5に示すように、環状のフレーム21に保護テープ22を介して支持された半導体ウエーハ20は、図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブル36上に保護テープ22側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより半導体ウエーハ20は、保護テープ22を介してチャックテーブル36上に吸引保持される。また、環状のフレーム21は、クランプ362によって固定される。
上述したように半導体ウエーハ20を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって撮像手段6の直下に位置付けられる。チャックテーブル36が撮像手段6の直下に位置付けられると、撮像手段6および制御手段10によって半導体ウエーハ20のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段6および制御手段10は、半導体ウエーハ20の所定方向に形成されている分割予定ライン201と、分割予定ライン201に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段52の集光器524との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、半導体ウエーハ20に形成されている上記所定方向に対して直角に延びる分割予定ライン201に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。このとき、半導体ウエーハ20の分割予定ライン201が形成されている表面20aは下側に位置しているが、撮像手段6が上述したように赤外線照明手段と赤外線を捕らえる光学系および赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成された撮像手段を備えているので、裏面20bから透かして分割予定ライン201を撮像することができる。
以上のようにしてチャックテーブル36上に保持された半導体ウエーハ20に形成されている分割予定ライン201を検出し、レーザー光線照射位置のアライメントが行われたならば、半導体ウエーハ20に形成されている分割予定ライン201に沿って半導体ウエーハ20に対して吸収性を有するパルスレーザー光線を照射するレーザー光線照射工程を実施する。即ち、図6で示すようにチャックテーブル36をレーザー光線照射手段52の集光器524が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定の分割予定ライン201を集光器524の直下に位置付ける。このとき、図6で示すように半導体ウエーハ20は、分割予定ライン201の一端(図6において左端)が集光器524の直下に位置するように位置付けられる。次に、集光器524からパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル36即ち半導体ウエーハ20を図6において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる。このとき、集光器524から照射されるパルスレーザー光線の集光点Pは、半導体ウエーハ20の裏面20b(上面)付近に合わせる。そして、図6に示すように分割予定ライン201の他端(図6において右端)が集光器524の直下位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル36即ち半導体ウエーハ20の移動を停止する。
上記レーザー光線照射工程における加工条件は、例えば次のように設定されている。
光源 :LD励起QスイッチNd:YVO4
波長 :355nm
繰り返し周波数 :6kHz
出力 :1.2W
パルスエネルギー :0.2mJ
集光スポット径 :20μm
加工送り速度 :240mm/秒
上記加工条件によって上述したレーザー光線照射工程を実施することにより、図7に示すように半導体ウエーハ20には分割予定ライン201に沿って直径(D1)が略20μmのレーザー加工孔203が所定の間隔を持って形成される。なお、互いに隣接するレーザー加工孔203の中心間の間隔(L)は、上記加工条件においては40μmとなる。このような間隔(L)でレーザー加工孔203が形成されると、半導体ウエーハ20はレーザー加工孔203間に亀裂204が発生する。この結果、半導体ウエーハ20は、分割予定ライン201に沿って分割される。
ここで、パルスレーザー光線の集光スポット径(D)と隣接するスポットとの中心間の間隔(L)との関係について説明する。
本発明者の実験によれば、隣接する集光スポットとの中心間の間隔(L)がパルスレーザー光線の集光スポット径(D)以下であると、半導体ウエーハ20に照射されるパルスレーザー光線の集光スポットが一部重合するため、レーザー加工孔203が一部重合するので、この重合部で溶融して再固化する現象が発生した。一方、隣接するスポットとの中心間の間隔(L)がパルスレーザー光線の集光スポット径(D)の4倍以上になると、半導体ウエーハ20はレーザー加工孔203間に亀裂が発生しなかった。
従って、パルスレーザー光線の集光スポット径をDとし、隣接する集光スポットとの中心間の間隔をLとした場合、D<L≦4Dの範囲でパルスレーザー光線を照射することが望ましい。
次に、パルスレーザー光線の1パルスあたりのエネルギー(E)について説明する。
本発明者の実験によれば、パルスレーザー光線の1パルスあたりのエネルギー(E)が0.1(mJ)より小さいと、レーザー加工孔203は形成されるが、レーザー加工孔203間に亀裂が発生しなかった。一方、パルスレーザー光線の1パルスあたりのエネルギー(E)が1(mJ)より大きいと、レーザー加工孔203間が破壊され直線状の亀裂を形成することができなかった。従って、パルスレーザー光線の1パルスあたりのエネルギー(E)は、0.1(mJ) ≦E≦1(mJ)に設定することが望ましい。
ここで、パルスレーザー光線の周波数と加工送り速度との関係について説明する。
パルスレーザー光線の周波数をH(Hz)とし、加工送り速度をV(μm/秒)とすると、隣接する集光スポットとの中心間の間隔(L)はL=V÷Hとなる。従って、制御手段10は、隣接する集光スポットとの中心間の間隔(L)がD<L≦4Dの範囲になるように、レーザー光線照射手段52のパルスレーザー光線発振手段222から発振するパルスレーザー光線の周波数H(Hz)を制御するとともに、加工送り手段37のパルスモータ372を制御して加工送り速度V(μm/秒)を制御する。
上述したように半導体ウエーハ20の所定の分割予定ライン201に対してレーザー光線照射工程を実施したならば、分割予定ライン201と直角な方向に分割予定ラインの間隔分だけ割り出し送りし、隣接する次の分割予定ラインに対して上記レーザー光線照射工程を実施する。この割り出し送りとレーザー光線照射工程を繰り返し実行することにより、半導体ウエーハ20の所定方向に延びる全ての分割予定ライン201に沿ってレーザー加工孔203と亀裂204を形成することができる。以上のようにして、半導体ウエーハ20の所定方向に延びる分割予定ライン201に対してレーザー光線照射工程を実施したならば、チャックテーブル36従って半導体ウエーハ20を90度回動して、上述した所定方向に延びる分割予定ライン201と直角な方向に延びる分割予定ライン201に対して上述したレーザー光線照射工程を実施する。この結果、半導体ウエーハ20の全ての分割予定ライン201に沿ってレーザー加工孔203と亀裂204が形成され、半導体ウエーハ20は個々のチップに分割される。なお、このようにして分割された各チップは、保護テープ22に貼着されているので、バラバラにはならずウエーハの形態が維持される。
以上のように、本発明によれば、半導体ウエーハ20に形成された分割予定ライン201に沿って上記レーザー光線照射工程を実施することにより、半導体ウエーハ20を個々のチップに分割することができる。従って、本発明によれば、上述したウエーハの分割方法のように被加工物にレーザー光線を照射し被加工物の内部に変質層を形成した後に、変質層が形成された被加工物に外力を付与し被加工物を変質層に沿って分割する工程を実施する必要がないため、ウエーハの分割を効率的に行うことができる。
次に、本発明によるウエーハのレーザー加工方法の他の実施形態について説明する。
この実施形態においては、上記レーザー光線照射手段52のパルスレーザー光線発振手段522は、制御手段10からの照射信号に基づいて1パルスのレーザー光線を照射するように構成されている。なお、この実施形態におけるレーザー光線照射工程における加工条件は、例えば次のように設定されている。
光源 :LD励起QスイッチNd:YVO4
波長 :355nm
パルスエネルギー :0.2mJ
集光スポット径 :20μm
この実施形態においても、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ20を図6に示すようにレーザー光線照射手段52の集光器524が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定の分割予定ライン201を集光器524の直下に位置付ける。このとき、図6に示すように半導体ウエーハ20は、分割予定ライン201の一端(図6において左端)が集光器524の直下に位置するように位置付けられる。次に、制御手段10は、レーザー光線照射手段52に照射信号を出力し集光器524から1パルスのレーザー光線を照射するように制御するとともに、チャックテーブル36を図6において矢印X1で示す方向に所定の移動速度で加工送りするように上記加工送り手段37を制御する。従って、半導体ウエーハ20には所定の分割予定ライン201の一端部に、1パルスのレーザー光線が照射される。このとき、集光器524から照射されるパルスレーザー光線の集光点Pは、半導体ウエーハ20の裏面20b(上面)付近に合わせる。この結果、1パルスのレーザー光線が照射された半導体ウエーハ20には図8において左端部に直径(D1)が略20μmのレーザー加工孔203−1が形成される。一方、制御手段10は、加工送り量検出手段374の読み取りヘッド374bからの検出信号を入力しており、この検出信号をカウンター104によってカウントしている。そして、カウンター104によるカウント値が例えば40パルスに達したら、制御手段10はレーザー光線照射手段52に照射信号を出力し、集光器522から1パルスのレーザー光線を照射するように制御する。従って、図示の実施形態においては、上記レーザー加工孔203−1から40μの間隔(L)を置いた位置に直径(D1)が略20μmのレーザー加工孔203−2が形成される。そして、その後も制御手段10は、カウンター104によるカウント値が40パルスに達する毎にレーザー光線照射手段52に照射信号を出力し、半導体ウエーハ10の右端が集光器522の直下に達するまで上記レーザー光線照射工程を実施する。この結果、半導体ウエーハ20には分割予定ライン201に沿って直径(D1)が略20μmの複数個のレーザー加工孔203−1〜203−nが40μmの間隔(L)毎に形成されるとともに、上述した実施形態と同様に各レーザー加工孔203間には亀裂204が形成される。
この実施形態においても、パルスレーザー光線のスポット径をDとし、隣接するスポットとの中心間の間隔をLとした場合、D<L≦4Dの範囲でパルスレーザー光線を照射することが望ましい。また、パルスレーザー光線の1パルスあたりのエネルギー(E)は、0.1(mJ)≦E≦1(mJ)に設定することが望ましい。
なお、被加工物である半導体ウエーハ20の厚さが厚い場合には、上述したレーザー光線照射工程を複数回繰り返して実施し、半導体ウエーハ20に貫通したレーザー加工孔203を形成することにより、各レーザー加工孔203間には亀裂204を形成することができる。
以上、本発明をシリコンウエーハからなる半導体ウエーハ20に実施した例を示したが、本発明はサファイヤ基板からなる光デバイス等の他のウエーハに実施しても同様の作用効果が得られる。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段の構成を簡略に示すブロック図。 パルスレーザー光線の集光スポット径を説明するための簡略図。 被加工物としての半導体ウエーハの平面図。 図4に示す半導体ウエーハを環状のフレームに装着された保護テープの表面に貼着した状態を示す斜視図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施するレーザー光線照射工程の説明図。 図6に示すレーザー光線照射工程を実施することにより、半導体ウエーハに形成されるレーザー加工孔および亀裂の説明図。 図6に示すレーザー光線照射工程の他の実施形態を実施することにより、半導体ウエーハに形成されるレーザー加工孔および亀裂の説明図。
符号の説明
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
31:案内レール
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
374:加工送り量検出手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
41:案内レール
42:可動支持基台
43:第2の割り出し送り手段
433:割り出し送り量検出手段
5:レーザー光線照射ユニット
51:ユニットホルダ
52:レーザー光線加工手段
522:集光器
6:撮像手段
10:制御手段
20:半導体ウエーハ
201:分割予定ライン
202:回路
203:レーザー加工孔
204:亀裂
21:環状のフレーム
22:保護テープ

Claims (1)

  1. ウエーハに形成された分割予定ラインに沿ってパルスレーザー光線を照射し、シリコンウエーハを該分割予定ラインに沿って分割するシリコンウエーハのレーザー加工方法であって、
    波長が355nmのパルスレーザー光線の1パルスあたりのエネルギーEを0.1(mJ) ≦E≦1(mJ)に設定し、パルスレーザー光線の集光スポット径をDとし、隣接する集光スポットとの中心間の間隔をLとした場合、D<L≦4Dの範囲でパルスレーザー光線を照射することにより、厚さが50μmのシリコンウエーハに該分割予定ラインに沿ってレーザー加工孔を形成する、
    ことを特徴とするウエーハのレーザー加工方法。
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