JP2011161491A - レーザー加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の変質層を形成する際に変質層を基点として伝播する亀裂が変質層間に誘導されるようにしたレーザー加工装置を提供する。
【解決手段】レーザー光線照射手段がパルスレーザー光線発振手段62と、パルスレーザー光線発振手段62が発振するパルスレーザー光線を集光してチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射せしめる集光器63とを含んでいる、レーザー加工装置であって、集光器63はパルスレーザー光線発振手段62から発振されたパルスレーザー光線をチャックテーブル36に保持された被加工物Wの厚さ方向に変位せしめられた複数個の集光点に集光せしめるように構成されており、パルスレーザー光線発振手段62は発振するパルスレーザー光線のパルス幅を複数個の集光点によって形成する変質層の生成時間より短く設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射し、被加工物の内部に変質層を形成するレーザー加工装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、シリコン基板、サファイア基板、炭化珪素基板、リチウムタンタレート基板、ガラス基板或いは石英基板の如き適宜の基板を含むウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイス(機能素子)を形成する。そして、ウエーハをストリートに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々のデバイスを製造している。
上述したウエーハをストリートに沿って分割する方法として、ウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を用い、分割すべき領域の内部に集光点を合わせてパルスレーザー光線を照射するレーザー加工方法が試みられている。このレーザー加工方法を用いた分割方法は、ウエーハの一方の面側から内部に集光点を合わせてウエーハに対して透過性を有する例えば波長が1064nmのパルスレーザー光線を照射し、ウエーハの内部にストリートに沿って変質層を連続的に形成し、この変質層が形成されることによって強度が低下したストリートに沿って外力を加えることにより、ウエーハを分割するものである。
しかるに、上述したレーザー加工においてウエーハに形成される変質層の厚さはパルスレーザー光線の集光点近傍において50μm前後であるため、変質層の厚さを増大せしめるためにはパルスレーザー光線の集光点の位置をウエーハの厚さ方向に変位せしめて、パルスレーザー光線とウエーハとをストリートに沿って繰り返し相対的に移動せしめることが必要である。従って、特にウエーハの厚さが厚い場合、所定の厚さの変質層を形成するために長時間を要する。
上述した問題を解決するために、パルスレーザー光線を光軸方向に変位せしめられた2個の集光点に集光せしめるように構成したレーザー加工装置が下記特許文献1に開示されている。
特許第4354376号
ウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を内部に光軸方向に2個の集光点を合わせて照射することにより変質層を形成すると、2個の集光点で形成される2層の変質層を基点として伝播する微細な亀裂が発生する。この変質層を基点として伝播する亀裂は、2個の集光点によって2層の変質層を形成する場合、2層の変質層間に伝播されずにパルスレーザー光線が入射された側に変質層間を外れて不規則な方向に形成される場合が多い。この結果、ウエーハが変質層に沿って破断されたデバイスは、破断された外周面が均一化されず抗折強度が低下するという問題がある。特に、サファイア基板の表面にn型窒化物半導体層およびp型窒化物半導体層からなる光デバイス層が形成された光デバイスウエーハにおいては、分割された光デバイスの輝度が低下するという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、パルスレーザー光線を光軸方向に複数の集光点で照射することにより複数の変質層を形成する際に変質層を基点として伝播する亀裂が変質層間に誘導されるようにしたレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に該被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする加工送り手段とを具備し、
該レーザー光線照射手段は、パルスレーザー光線発振手段と、該パルスレーザー光線発振手段が発振するパルスレーザー光線を集光して該チャックテーブルに保持された被加工物に照射せしめる集光器とを含んでいる、レーザー加工装置において、
集光器は、該パルスレーザー光線発振手段から発振されたパルスレーザー光線を該チャックテーブルに保持された被加工物の厚さ方向に変位せしめられた複数個の集光点に集光せしめるように構成されており、
該パルスレーザー光線発振手段は、発振するパルスレーザー光線のパルス幅を複数個の集光点によって形成する変質層の生成時間より短く設定されている、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
本発明によるレーザー加工装置においては、レーザー光線照射手段の集光器はパルスレーザー光線発振手段から発振されたパルスレーザー光線をチャックテーブルに保持された被加工物の厚さ方向に変位せしめられた複数個の集光点に集光せしめるように構成されており、パルスレーザー光線発振手段が発振するパルスレーザー光線のパルス幅を複数個の集光点によって形成する複数個の変質層の生成時間より短く設定されているので、複数個の変質層を基点として伝播する亀裂が変質層間に誘導され、亀裂がパルスレーザー光線が入射された側に変質層間を外れて不規則な方向に伝播して形成されることがない。従って、変質層が形成されたウエーハがストリートに沿って分割されたデバイスは、外周面が均一化され抗折強度が低下することがないとともに、特にウエーハが光デバイスウエーハの場合には分割された光デバイスの輝度が低下することもない。
更に、本発明によるレーザー加工装置においては、レーザー光線照射手段の集光器はチャックテーブルに保持された被加工物の厚さ方向に変位して複数個の集光点を形成するのでパルスレーザー光線のエネルギーが集光点の数に応じて分散されるとともに、被加工物としてのウエーハの裏面側から照射されたパルスレーザー光線は集光点から円錐状に広がりデバイスが形成された表面に同心円状に分散して抜けるためデバイス層を損傷させることがない。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1のレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段の一実施形態を示す概略構成図。 図1のレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段の他の実施形態を示す概略構成図。 被加工物としての光デバイスウエーハの斜視図および要部拡大断面図。 図4に示す光デバイスウエーハの表面に保護テープを貼着する保護部材貼着工程を示す説明図。 図1のレーザー加工装置によって実施する変質層形成工程の説明図。 図6に示す変質層形成工程を実施する際に照射するパルスレーザー光線のパルス幅を示す説明図。 図6に示す変質層形成工程が実施されたウエーハに形成される変質層および亀裂の説明図。 図6に示す変質層形成工程におけるパルスレーザー光線の状態を示す説明図。
以下、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記矢印Xで示す方向と直角な矢印Yで示す割り出し方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線照射ユニット支持機構4に矢印Zで示す焦点位置調整方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上に矢印Xで示す方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上に矢印Xで示す方向に移動可能に配設された第1の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持された支持テーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成され被加工物保持面361を備えており、チャックテーブル36上に被加工物としてのウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。また、チャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面に矢印Yで示す方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、矢印Yで示す方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿って矢印Yで示す方向に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上に矢印Yで示す方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面に矢印Zで示す方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿って矢印Yで示す方向に移動させるための第2の割り出し送り手段43を具備している。第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ネジロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたレーザー光線照射手段6を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、矢印Zで示す方向に移動可能に支持される。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動させるための集光点位置調整手段53を具備している。集光点位置調整手段53は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでおり、パルスモータ532によって図示しない雄ネジロッドを正転または逆転駆動することにより、ユニットホルダ51およびレーザー光線照射手段52を一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においては、パルスモータ532を正転駆動することによりレーザー光線照射手段6を上方に移動し、パルスモータ532を逆転駆動することによりレーザー光線照射手段6を下方に移動するようになっている。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射手段6は、上記ユニットホルダ51に固定され実質上水平に延出する円筒形状のケーシング61を含んでいる。このレーザー光線照射手段6について、図2を参照して説明する。
図2に示すレーザー光線照射手段6は、ケーシング61内に配設されたパルスレーザー光線発振手段62と、このパルスレーザー光線発振手段62が発振するパルスレーザー光線を集光してチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射せしめる集光器63とを含んでいる。パルスレーザー光線発振手段62は、被加工物に対して透過性を有する波長(例えば1064nm)のパルスレーザー光線を発振する。
図2を参照して説明を続けると、レーザー光線照射手段6を構成する集光器63は、パルスレーザー光線発振手段62から発振されたパルスレーザー光線を図2において下方即ちチャックテーブル36に向けて方向変換する方向変換ミラー631と、該方向変換ミラー631によって方向変換されるパルスレーザー光線の光軸上に配設された複屈折レンズ632および集光レンズ633とからなっている。複屈折レンズ632は、YVO4(632a)とS-LAH79(632b)とからなっている。この複屈折レンズ632および集光レンズ633は、方向変換ミラー631によって方向変換されたパルスレーザー光線をチャックテーブル36に保持された被加工物Wの厚さ方向に変位せしめられた2個の集光点Pa,Pbに集光せしめる。
次に、集光器63の他の実施形態について、図3を参照して説明する。
図3に示す集光器63は、2個の複屈折レンズ632-1、632-2を備えている外は上記図2に示す集光器63を実質的に同様であるため、同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。図3に示す集光器63は2個の複屈折レンズ632-1、632-2を備えているので、方向変換ミラー631によって方向変換されたパルスレーザー光線を4個の集光点Pa,Pb,Pc,Pdに集光することができる。
図1に戻って説明を続けると、上記レーザー光線照射手段6を構成するケーシング61の前端部には、上記レーザー光線照射手段6によってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段7が配設されている。この撮像手段7は、図示の実施形態においては可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図4の(a)および(b)には、上記レーザー加工装置によって加工される被加工物であるウエーハとしての光デバイスウエーハの斜視図および要部を拡大して示す断面図が示されている。図4の(a)および(b)に示す光デバイスウエーハ10は、例えば厚さが150μmのサファイア基板100の表面100aにn型窒化物半導体層111およびp型窒化物半導体層112とからなる光デバイス層(エピ層)110が例えば10μmの厚さで積層されている。そして、光デバイス層(エピ層)110が格子状に形成された複数のストリート120によって区画された複数の領域に発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイス130が形成されている。以下、この光デバイスウエーハ10の内部にストリート1120に沿って変質層を形成する方法について説明する。
先ず、光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板100の表面100aに形成された光デバイス130を保護するために、光デバイスウエーハ10を構成する光デバイス層(エピ層)110の表面110aに保護部材を貼着する保護部材貼着工程を実施する。即ち、図5に示すように光デバイスウエーハ10を構成する光デバイス層(エピ層)110の表面110aに保護部材としての保護テープTを貼着する。なお、保護テープTは、図示の実施形態においては厚さが100μmのポリ塩化ビニル(PVC)からなるシート基材の表面にアクリル樹脂系の糊が厚さ5μm程度塗布されている。
上述した保護部材貼着工程を実施したならば、図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブル36上に光デバイスウエーハ10の保護テープT側を載置し、該チャックテーブル36上に半導体ウエーハ10を吸着保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル36上に保持された光デバイスウエーハ10は、サファイア基板100の裏面100bが上側となる。
上述したように光デバイスウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって撮像手段7の直下に位置付けられる。チャックテーブル36が撮像手段7の直下に位置付けられると、撮像手段7および図示しない制御手段によって半導体ウエーハ10のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段7および図示しない制御手段は、光デバイスウエーハ10の所定方向に形成されているストリート120と、ストリート120に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段6の集光器63との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、光デバイスウエーハ10に形成されている上記所定方向に対して直行する方向に延びるストリート120に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。このとき、光デバイスウエーハ10のストリート120が形成されている表面110aは下側に位置しているが、撮像手段7が上述したように赤外線照明手段と赤外線を捕らえる光学系および赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成された撮像手段を備えているので、光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板100の裏面100bから透かしてストリート120を撮像することができる。なお、光デバイスウエーハ10を構成するサファイアウエーハは可視光を透過するので、必ずしも赤外線CCDを用いる必要はない。
以上のようにしてチャックテーブル36上に保持された光デバイスウエーハ10に形成されているストリート120を検出し、レーザー光線照射位置のアライメントが行われたならば、図6の(a)で示すようにチャックテーブル36をレーザー光線照射手段6の集光器63が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定のストリート120を集光器63の直下に位置付ける。そして、集光器63から照射されるパルスレーザー光線の集光点Pa,Pbを光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板100の内部に位置付ける。
次に、レーザー光線照射手段6を作動して集光器63からパルスレーザー光線を照射するとともに、加工送り手段37を作動してチャックテーブル36を、図6の(a)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる(変質層形成工程)。そして、図6の(b)で示すように集光器63の照射位置がストリート120の他端(図6の(b)において右端)に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともに、チャックテーブル36の移動を停止する。この結果、光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板100の内部には、図6の(b)に示すように所定のストリート120に沿って厚さT1およびT2を有する2個の変質層W1およびW2が同時に形成される。
なお、上記変質層形成工程の加工条件は、例えば次のように設定されている。
光源 :高繰り返し短パルスレーザー
波長 :1064nm
出力 :0.3W
繰り返し周波数 :100kHz
パルス幅 :10ps
集光スポット径 :φ1μm
スポット個数 :2個
スポット間隔 :17μm
加工送り速度 :400mm/秒
上述した変質層形成工程においては、パルスレーザー光線のパルス幅を集光点Pa,Pbによって形成する2個の変質層W1およびW2の生成時間より短く設定することが重要であり、図示の実施形態におけるパルスレーザー光線発振手段62は、発振するパルスレーザー光線のパルス幅を図7に示すように10psに設定している。このようにパルス幅を集光点Pa,Pbによって形成する2個の変質層W1およびW2の生成時間より短く設定することにより、図8に示すように変質層W1およびW2を形成する際に変質層W1およびW2を基点として伝播する亀裂Cが変質層W1、W2間に誘導され、亀裂Cがパルスレーザー光線が入射された側に変質層W1、W2間を外れて不規則な方向に伝播して形成されることがない。なお、本発明者等の実験によると、パルス幅が500ps近傍においては上記効果が見られないことから、変質層の生成時間は500ps未満と考えられ、パルス幅は500ps未満に設定することが望ましい。また、レーザー光線照射手段6の集光器63はチャックテーブル36に保持された光デバイスウエーハ10の厚さ方向に変位して2個の集光点Pa,Pbを形成するのでパルスレーザー光線のエネルギーが分散されるとともに、光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板100の裏面100b側から照射されたパルスレーザー光線は図9に示すように集光点Pa,Pbから円錐状に広がり光デバイス層(エピ層)110の表面110aに同心円状に分散して抜けるため光デバイス層(エピ層)110を損傷させることがない。
上述したように、光デバイスウエーハ10の所定方向に形成された全てのストリート120に沿って上記変質層形成工程を実施したならば、光デバイスウエーハ10を保持したチャックテーブル36を90度回動した位置に位置付ける。そして、光デバイスウエーハ10の上記所定方向と直交する方向に形成された全てのストリート120に沿って上記変質層形成工程を実施する。
以上のようにして、変質層形成工程が全てのストリート120に沿って実施された光デバイスウエーハ10は、変質層W1およびW2が形成されたストリート120に沿って破断するウエーハ分割工程に搬送される。
なお、ウエーハ分割工程においては、光デバイスウエーハ10は変質層W1およびW2が形成されたストリート120に沿って破断され個々の光デバイス130に分割されるが、上述したように変質層W1およびW2を形成する際に変質層W1およびW2を基点として伝播する亀裂Cが変質層W1、W2間および延長線上に誘導され、亀裂Cがパルスレーザー光線が入射された側に変質層W1、W2間を外れて不規則な方向に伝播して形成されることがないので、分割された光デバイス130の外周面が均一化され抗折強度が低下することはないとともに、分割された光デバイス130の輝度が低下することもない。
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
374:加工送り量検出手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
42:可動支持基台
43:第2の割り出し送り手段
5:レーザー光線照射ユニット
53:集光点位置調整手段
6:レーザー光線照射手段
62:パルスレーザー光線発振手段
63:集光器
631:方向変換ミラー
632:複屈折レンズ
633:集光レンズ
10:光デバイスウエーハ

Claims (1)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に該被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする加工送り手段とを具備し、
    該レーザー光線照射手段は、パルスレーザー光線発振手段と、該パルスレーザー光線発振手段が発振するパルスレーザー光線を集光して該チャックテーブルに保持された被加工物に照射せしめる集光器とを含んでいる、レーザー加工装置において、
    集光器は、該パルスレーザー光線発振手段から発振されたパルスレーザー光線を該チャックテーブルに保持された被加工物の厚さ方向に変位せしめられた複数個の集光点に集光せしめるように構成されており、
    該パルスレーザー光線発振手段は、発振するパルスレーザー光線のパルス幅を複数個の集光点によって形成する変質層の生成時間より短く設定されている、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
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