JP2007190587A - レーザー加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面に絶縁膜が被覆されたウエーハであっても絶縁膜を剥離させることなく、ストリートに沿ってレーザー加工溝を形成することができるレーザー加工装置を提供する。
【解決手段】チャックテーブルと、レーザー光線照射ユニットと、チャックテーブルとレーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする加工送り機構とを具備するレーザー加工装置であって、レーザー光線照射ユニットは、可視光線領域から近赤外線領域の波長の第1のレーザー光線照射手段6aと、紫外線領域の波長の第2のレーザー光線照射手段6bと、第1のレーザー光線と第2のレーザー光線を集光する共通の集光器53とを具備し、第1のレーザー光線照射手段から照射された第1のレーザー光線を被加工物に照射することにより予備加熱しつつ、第2のレーザー光線照射手段から照射された第2のレーザー光線を被加工物に照射することにより所定の加工を施す。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエーハ等のウエーハに形成されたストリートに沿ってレーザー加工を施すレーザー加工装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハをストリートに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体チップを製造している。また、サファイヤ基板の表面にフォトダイオード等の受光素子やレーザーダイオード等の発光素子等が積層された光デバイスウエーハもストリートに沿って切断することにより個々のフォトダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
上述した半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のウエーハをストリートに沿って分割する方法として、ウエーハに形成されたストリートに沿ってパルスレーザー光線を照射することによりレーザー加工溝を形成し、このレーザー加工溝に沿って破断する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平10−305420号公報
而して、デバイスの表面に絶縁膜(例えば、SiO2 /Cu/ SiO2)が被覆されているウエーハにおいては、レーザー光線の照射によって絶縁膜が剥離してデバイスを損傷させたり、チップの品質を低下させるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、表面に絶縁膜が被覆されたウエーハであっても絶縁膜を剥離させることなく、ストリートに沿ってレーザー加工溝を形成することができるレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するために、本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射ユニットと、該チャックテーブルと該レーザー光線照射機構とを相対的に加工送りする加工送り機構と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射ユニットとを該加工送り方向と直行する方向に割り出し送りする割り出し送り機構と、を具備するレーザー加工装置において、
該レーザー光線照射ユニットは、可視光線領域から近赤外線領域の波長を有する第1のレーザー光線を照射する第1のレーザー光線照射手段と、紫外線領域の波長を有する第2のレーザー光線を照射する第2のレーザー光線照射手段と、該第1のレーザー光線照射手段から照射された第1のレーザー光線と該第2のレーザー光線照射手段から照射された第2のレーザー光線を集光する共通の集光器とを具備し、
該第1のレーザー光線照射手段から照射された第1のレーザー光線を被加工物に照射することにより予備加熱しつつ、該第2のレーザー光線照射手段から照射された第2のレーザー光線を被加工物に照射することにより所定の加工を施す、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
上記第1のレーザー光線照射手段は可視光線領域から近赤外線領域の波長を有する第1のレーザー光線を発振する第1のレーザー光線発振手段を備え、上記第2のレーザー光線照射手段は紫外線領域の波長を有する第2のレーザー光線を発振する第2のレーザー光線発振手段を備えている。
また、上記第1のレーザー光線照射手段と第2のレーザー光線照射手段は、近赤外線領域の波長を有するレーザー光線を照射する共通のレーザー光線発振手段と、該共通のレーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を第1の経路と第2の経路に分光する分光手段とを含み、
第1のレーザー光線照射手段は第1の経路に分光されたレーザー光線を上記共通の集光器に導き、第2のレーザー光線照射手段は第2の経路に分光されたレーザー光線を紫外線領域の波長に変換する波長変換手段を備え、波長変換手段によって変換された紫外線領域の波長のレーザー光線を上記共通の集光器に導くように構成されている。また、第2のレーザー光線照射手段は、上記波長変換手段によって変換された紫外線領域の波長のレーザー光線の出力を調整する出力調整手段を備えている。
本発明によるレーザー加工装置においては、第1のレーザー光線照射手段から可視光線領域から近赤外線領域の波長を有する第1のパルスレーザー光線を照射することにより被加工物の加工領域を予備加熱して軟化せしめ、この軟化した加工領域に第2のレーザー光線照射手段から紫外線領域の波長を有する第2のパルスレーザー光線を照射するので、第2のパルスレーザー光線を照射して被加工物にレーザー加工溝を形成する際には加工領域は軟化しているため、被加工物の表面に絶縁膜等が被覆されていても第2のパルスレーザー光線の照射によって絶縁膜等が剥離されることはない。
以下、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記矢印Xで示す方向と直角な矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線照射ユニット支持機構4に矢印Zで示す方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上に矢印Xで示す加工送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361上に被加工物である例えば円盤状のウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動させるための加工送り機構37を具備している。加工送り機構37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第一の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第1の割り出し送り機構38を具備している。第1の割り出し送り機構38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面に矢印Zで示す方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第2の割り出し送り機構43を具備している。第2の割り出し送り機構43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ねじロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態のおけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に固定され後述する第1のレーザー光線照射手段および第2のレーザー光線照射手段が配設されている共通の円筒形状のケーシング52と、該共通のケーシング52の先端に配設された共通の集光器53を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、矢印Zで示す方向に移動可能に支持される。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動させるための移動機構54を具備している。移動機構54は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ542等の駆動源を含んでおり、パルスモータ542によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51に固定され後述する第1のレーザー光線照射手段および第2のレーザー光線照射手段が配設された共通のケーシング521を案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ542を正転駆動することにより共通のケーシング52を上方に移動し、パルスモータ542を逆転駆動することにより共通のケーシング52を下方に移動するようになっている。
上記ケーシング52内に配設されている第1のレーザー光線照射手段および第2のレーザー光線照射手段と上記集光器53に関する第1の実施形態について、図2を参照して説明する。
図2に示す実施形態における第1のレーザー光線照射手段6aは、第1のパルスレーザー光線発振手段61aおよび第1の伝送光学系62aを具備している。記第1のパルスレーザー光線発振手段61aは、可視光線領域から近赤外線領域の波長(380〜4000nm好ましくは500〜2500nm)を有するパルスレーザー光線を発振する。図示の実施形態における第1のパルスレーザー光線発振手段61aは、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器からなる第1のパルスレーザー発振器611aと、これに付設された繰り返し周波数設定手段612aとから構成されている。このように構成された第1のパルスレーザー光線発振手段61aは、例えば波長が1064nmの近赤外線領域の第1のパルスレーザー光線LBaを発振する。なお、第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振される第1のパルスレーザー光線LBaの繰り返し周波数、発振パルスのタイミング、パルス幅等は後述する制御手段によって制御される。上記第1の伝送光学系62aは、ビームスプリッタの如き適宜の光学要素を含んでおり、第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振される第1のパルスレーザー光線LBaを集光器53に伝送する。
図2に示す実施形態における第2のレーザー光線照射手段6bは、第2のパルスレーザー光線発振手段61bおよび第2の伝送光学系62bを具備している。第2のパルスレーザー光線発振手段61bは、紫外線領域の波長(266〜355nm)を有するパルスレーザー光線を発振する。図示の実施形態における第2のパルスレーザー光線発振手段61bは、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器からなる第2のパルスレーザー発振器611bと、これに付設された繰り返し周波数設定手段612bとから構成されている。このように構成された第2のパルスレーザー光線発振手段61bは、例えば波長が355nmのパルスレーザー光線LBbを発振する。なお、第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振される第2のパルスレーザー光線LBbの繰り返し周波数、発振パルスのタイミング、パルス幅等は後述する制御手段によって制御される。上記第2の伝送光学系62bは、ビームスプリッタの如き適宜の光学要素を含んでおり、第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振される第2のパルスレーザー光線LBbを集光器53に伝送する。
図2に示す実施形態における集光器53は、第1の方向変換ミラー531と、第2の方向変換ミラー532と、対物集光レンズ533を具備している。第1の方向変換ミラー531は全反射ミラーが用いられており、上記第1のレーザー光線照射手段6aから発振された第1のパルスレーザー光線LBaを対物集光レンズ533に向けて方向変換する。第2の方向変換ミラー532は、第1の方向変換ミラー531と対物集光レンズ533との間に配設されている。この第2の方向変換ミラー532は光合成ミラー(ダイクロイックミラー)からなり、波長が355nmの第2のパルスレーザー光線LBbを全反射し、波長が1064nmの第1のパルスレーザー光線LBaを全透過する誘電体多層膜が被覆されている。従って、第2の方向変換ミラー532は、上記第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振された第2のパルスレーザー光線LBbを対物集光レンズ533に向けて方向変換するとともに、上記第1の方向変換ミラー531によって方向変換された波長が1064nmの第1のパルスレーザー光線LBaを透過させる。上記対物集光レンズ533は、図示の実施形態においては透過波長領域が200〜2700nmの石英レンズが用いられている。従って、対物集光レンズ533は、波長が1064nmの第1のパルスレーザー光線LBaおよび波長が355nmの第2のパルスレーザー光線LBbを同軸上に集光することができる。
次に、第1のレーザー光線照射手段および第2のレーザー光線照射手段の第2の実施形態について、図3を参照して説明する。なお、図3に示す実施形態においては、上記図2に示す実施形態の構成部材と同一部材には同一符号を付して、その説明は省略する。
図3に示す実施形態における第1のレーザー光線照射手段7aと第2のレーザー光線照射手段7bは、近赤外線領域の波長を有するレーザー光線を照射する共通のレーザー光線発振手段71を具備している。この共通のレーザー光線発振手段71は、上記図2に示す実施形態における第1のパルスレーザー光線発振手段61aと実質的に同一の構成でよく、図示の実施形態においては波長が1064nmの近赤外線領域のパルスレーザー光線LBを発振するYAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器711と、これに付設された繰り返し周波数設定手段712とから構成されている。
図3に示す実施形態においては、上記共通のレーザー光線発振手段71から発振されたパルスレーザー光線LBを第1の経路70aと第2の経路70bに分光する分光手段72を備えている。この分光手段72は、共通のレーザー光線発振手段71から発振されたパルスレーザー光線LBをP波とS波に分光する偏光板721と、該偏光板721によって分光されたパルスレーザー光線LBのP波を第1の経路70aに導き、偏光板721によって分光されたパルスレーザー光線LBのS波を第2の経路70bに導くスプリッターキューブ722とからなっている。分光手段72によって第1の経路70aに分光された第1のパルスレーザー光線LBaは、第1のレーザー光線照射手段7aを構成する上記第1の伝送光学系62aを介して集光器53に伝送される。
上記第2の経路70bには、第2のレーザー光線照射手段7bを構成する波長変換手段73と、方向変換ミラー74と、出力調整手段75および第2の伝送光学系62bを具備している。波長変換手段73は、図示の実施形態においては波長が1064nmのパルスレーザー光線LBを波長が355nmの第2のパルスレーザー光線LBbに変換する。方向変換ミラー74は全反射ミラーが用いられており、上記波長変換手段73によって355nmの波長に変換された第2のパルスレーザー光線LBbを出力調整手段75に向けて反射せしめる。出力調整手段75は、方向変換ミラー74によって反射せしめられた第2のパルスレーザー光線LBbの光軸を所定の方向に偏向する音響光学偏向手段によって構成されている。この出力調整手段75は、方向変換ミラー74によって反射せしめられた第2のパルスレーザー光線LBbの光軸を所定の方向に偏向する音響光学素子751と、該音響光学素子751に印加するRF(radio frequency)を生成するRF発振器752と、該RF発振器752によって生成されたRFのパワーを増幅して響光学素子751に印加するRFアンプ753とを具備している。上記音響光学素子751は、印加されるRFの周波数に対応してレーザー光線の光軸を偏向する角度を調整することができるとともに、印加されるRFの振幅に対応してレーザー光線の出力を調整することができる。なお、上記RF発振器752は、後述する制御手段によって制御される。また、図示の実施形態における第2のレーザー光線照射手段7bは、上記音響光学素子751にRFが印加されない場合に、図3において1点差線で示すように音響光学素子751によって偏向されないレーザー光線を吸収するためのレーザー光線吸収手段76を具備している。第2のレーザー光線照射手段7bは以上のように構成されており、音響光学素子751に所定周波数のRFを適宜印加することにより、第2のパルスレーザー光線LBbを上記第2の伝送光学系62bを介して集光器53に伝送する。
図1に戻って説明を続けると、上記共通のケーシング52の前端部には、第1のレーザー光線照射手段6a、7aおよび第2のレーザー光線照射手段6bまたは7bによってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段8が配設されている。この撮像手段8は、図示の実施形態においては可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成され、加工すべき領域が可視光で認識できない場合でも対応できるようになっており、撮像した画像信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、制御手段9を具備している。制御手段9はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)91と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)92と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)93と、入力インターフェース94および出力インターフェース95とを備えている。制御手段9の入力インターフェース95には、上記撮像手段8からの検出信号が入力される。そして、制御手段9の出力インターフェース95からは、上記パルスモータ372、パルスモータ382、パルスモータ432、パルスモータ562、第1のレーザー光線照射手段6a、7aおよび第2のレーザー光線照射手段6a、7b等に制御信号を出力する。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
ここで、上記レーザー加工装置によって加工される被加工物としての半導体ウエーハについて、図4および図5を参照して説明する。図4および図5に示す半導体ウエーハ10はシリコンウエーハからなり、その表面10aに格子状に形成された複数のストリート101によって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイス102が形成されている。この半導体ウエーハ10は、図5に示すように表面10aにSiO2 /Cu/ SiO2等の絶縁膜103が被覆されている。このように構成された半導体ウエーハ2は、図4に示すように環状のフレーム11に装着されたポリオレフィン等の合成樹脂シートからなる保護テープ12に表面10aを上側にして裏面が貼着される。
以下、上述した図1乃至図3に示すレーザー加工装置を用いて上記半導体ウエーハ10のストリート101に沿って実施するレーザー加工方法について説明する。
上記半導体ウエーハ10のストリート101に沿ってレーザー加工を実施するには、先ず上述した図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブル36上に半導体ウエーハ10の表面10aを上にして載置し、該チャックテーブル36上に半導体ウエーハ10を吸引保持する。また、保護テープ12が装着された環状のフレーム11は、チャックテーブル36に配設されたクランプ362によって固定される。
上述したように半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって撮像手段8の直下に位置付けられる。チャックテーブル36が撮像手段8の直下に位置付けられると、撮像手段8および制御手段9によって半導体ウエーハ10のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段8および制御手段9は、半導体ウエーハ10の所定方向に形成されているストリート101と、上記集光器53との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、半導体ウエーハ10に形成されている上記所定方向に対して直角に延びるストリート101に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。
以上のようにしてチャックテーブル36上に保持された半導体ウエーハ10に形成されているストリート101を検出し、レーザー光線照射位置のアライメントが行われたならば、図6で示すようにチャックテーブル36を集光器53が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定のストリート101を集光器53の直下に位置付ける。このとき、半導体ウエーハ10は、ストリート101の一端(図6において左端)が集光器53の直下に位置するように位置付けられる。次に、第1のレーザー光線照射手段6a(7a)および第2のレーザー光線照射手段6b(7b)を作動し、集光器53から第1のパルスレーザー光線LBaおよび第2のパルスレーザー光線LBbを照射しつつチャックテーブル36即ち半導体ウエーハ10を図6において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる(レーザー光線照射工程)。そして、ストリート101の他端(図6において右端)が集光器53の直下位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル36即ち半導体ウエーハ10の移動を停止する。
ここで、図2に示す第1のレーザー光線照射手段6aおよび第2のレーザー光線照射手段6bを用いた場合におけるレーザー光線照射工程の実施形態について説明する。
第1のレーザー光線照射手段6aを構成する第1のパルスレーザー光線発振手段61aから発振された波長が1064nmの第1のパルスレーザー光線LBa(シリコンウエーハに対して透過性を有する)は、第1の伝送光学系62aを介して集光器53に伝送され、第1の方向変換ミラー531および第2の方向変換ミラー532を介して対物集光レンズ533によって集光され、半導体ウエーハ10のストリート101の表面に照射される。従って、ストリート101の表面は第1のパルスレーザー光線LBaのエネルギーによって1000℃程度に予備加熱される。この結果、半導体ウエーハ10の表面10aに被覆された絶縁膜103は軟化せしめられる。
一方、第2のレーザー光線照射手段6bを構成する第2のパルスレーザー光線発振手段61bから発振された波長が355nmの第2のパルスレーザー光線LBbは、第2の伝送光学系62bを介して集光器53に伝送され、第2の方向変換ミラー532を介して対物集光レンズ533によって集光され、半導体ウエーハ10のストリート101の表面に照射される。第2のパルスレーザー光線LBeは上述したように波長が355nmの紫外線領域でシリコンウエーハに対して吸収性を有しているので、図7に示すように半導体ウエーハ10にはストリート101に沿ってレーザー加工溝110が形成される。このとき、半導体ウエーハ10の表面10aに被覆された絶縁膜103は上述したように第1のパルスレーザー光線LBaの照射によって軟化しているので、第2のパルスレーザー光線LBeが照射されても剥離することはない。
上記レーザー光線照射工程おける加工条件は、例えば次のように設定されている。
(!) 第1のレーザー光線照射手段6a:
光源 :YAGレーザー
波長 :1064nm
繰り返し周波数 :100kHz
平均出力 :17W
集光径 :φ20〜40μm
(2) 第2のレーザー光線照射手段6b
光源 :YAGレーザー
波長 :355nm
繰り返し周波数 :10kHz
平均出力 :0.5W
集光径 :φ10〜15μm
(3) 加工送り速度 :150mm/秒
次に、図3に示す第1のレーザー光線照射手段7aおよび第2のレーザー光線照射手段7bを用いた場合におけるレーザー光線照射工程の実施形態について説明する。
共通のレーザー光線発振手段71から発振されるパルスレーザー光線LBは、波長が1064nm、繰り返し周波数が100kHz、平均出力が34Wに設定されている。共通のレーザー光線発振手段71から発振されるパルスレーザー光線LBは、分光手段72によってP波が第1の経路70aにS波が第2の経路70bに分光される。従って、第1の経路70aに分光されたパルスレーザー光線LBの出力と第2の経路70bに分光されたパルスレーザー光線LBの出力は、17Wとなる。第1の経路70aに分光された第1のパルスレーザー光線LBaは、第1の伝送光学系62aを介して集光器53に伝送され、第1の方向変換ミラー531および第2の方向変換ミラー532を介して対物集光レンズ533によって集光され、半導体ウエーハ10のストリート101の表面に照射される。このように半導体ウエーハ10のストリート101の表面に照射される第1のパルスレーザー光線LBaは、波長が1064nm、繰り返し周波数が100kHz、平均出力が17Wとなる。従って、ストリート101の表面は上記図2に示す実施形態と同様に第1のパルスレーザー光線LBaのエネルギーによって1000℃程度に予備加熱される。この結果、半導体ウエーハ10の表面10aに被覆された絶縁膜103は軟化せしめられる。
一方、第2の経路70bに分光された波長が1064nmのパルスレーザー光線LBは、波長変換手段73によって波長が355nmの第2のパルスレーザー光線LBbに変換される。従って、第2のパルスレーザー光線LBbの出力は、17Wの3分の1(1/3)である約5.7Wとなる。このようにして波長が355nmに変換された第2のパルスレーザー光線LBbは、方向変換ミラー74を介して出力調整手段75に送られる。出力調整手段75は、繰り返し周波数が100kHzである第2のパルスレーザー光線LBbの10kHz分を第2の伝送光学系62bに送るように制御する。即ち、出力調整手段75を構成する音響光学素子751に繰り返し周波数の10kHz毎に所定のRFを印加することにより、10kHz分のパルスレーザー光線が第2の伝送光学系62bに送られる。この10kHz分のパルスレーザー光線の出力は、繰り返し周波数が100kHzである第2のパルスレーザー光線LBbの出力(約5.7W)の10分の1(1/10)である約0.57Wとなる。なお、他の90kHz分のレーザー光線は、図3において1点差線で示すように音響光学素子751によって偏向されずにレーザー光線吸収手段76に照射されて吸収される。このようにして出力調整された第2のパルスレーザー光線LBbは、第2の伝送光学系62bを介して集光器53に伝送され、第2の方向変換ミラー532を介して対物集光レンズ533によって集光され、半導体ウエーハ10のストリート101の表面に照射される。第2のパルスレーザー光線LBbは上述したように波長が355nmに変換されシリコンウエーハに対して吸収性を有しているので、上記図2に示す実施形態と同様に図7に示すように半導体ウエーハ10にはストリート101に沿ってレーザー加工溝110が形成される。このとき、半導体ウエーハ10の表面10aに被覆された絶縁膜103は上述したように第1のパルスレーザー光線LBaの照射によって軟化しているので、第2のパルスレーザー光線LBbが照射されても剥離することはない。
上述したレーザー光線照射工程を半導体ウエーハ10に所定方向に形成された全てのストリート101に沿って実施したならば、チャックテーブル36を90度回動して該チャックテーブル36に保持されている半導体ウエーハ10を90度回動する。そして、半導体ウエーハ10に上記所定方向と直交する方向に形成された全てのストリート101に沿って上述したレーザー光線照射工程を実施する。
以上のようにして半導体ウエーハ10に形成された全てのストリート101に沿って上述したレーザー光線照射工程を実施したならば、半導体ウエーハ10は次工程である分割工程に搬送される。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される第1のレーザー光線照射手段および第2のレーザー光線照射手段の第1の実施形態を示すブロック図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される第1のレーザー光線照射手段および第2のレーザー光線照射手段の第2の実施形態を示すブロック図。 被加工物としての半導体ウエーハを保護テープを介してフレームに装着した状態を示す斜視図。 図4に示す半導体ウエーハの要部拡大断面図。 図1に示すレーザー加工装置によって半導体ウエーハをレーザー加工するレーザー光線照射工程の説明図。 図1に示すレーザー加工装置によってレーザー加工された半導体ウエーハの要部拡大断面図。
符号の説明
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
31:案内レール
36:チャックテーブル
37:加工送り機構
38:第1の割り出し送り機構
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
41:案内レール
42:可動支持基台
43:第2の割り出し送り機構
5:レーザー光線照射ユニット
51:ユニットホルダ
52:共通のケーシング
53:集光器
6a:第1のレーザー光線照射手段
61a:第1のパルスレーザー光線発振手段
62a:第1の伝送光学系
6b:第2のレーザー光線照射手段
61b:第2のパルスレーザー光線発振手段
62b:第2の伝送光学系
7a:第1のレーザー光線照射手段
7b:第2のレーザー光線照射手段
71:共通のパルスレーザー光線発振手段
72:分光手段
73:波長変換手段
74:方向変換ミラー
75:出力調整手段
8:撮像手段
9:制御手段
10:半導体ウエーハ
11:環状のフレーム
12:保護テープ

Claims (4)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射ユニットと、該チャックテーブルと該レーザー光線照射機構とを相対的に加工送りする加工送り機構と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射ユニットとを該加工送り方向と直行する方向に割り出し送りする割り出し送り機構と、を具備するレーザー加工装置において、
    該レーザー光線照射ユニットは、可視光線領域から近赤外線領域の波長を有する第1のレーザー光線を照射する第1のレーザー光線照射手段と、紫外線領域の波長を有する第2のレーザー光線を照射する第2のレーザー光線照射手段と、該第1のレーザー光線照射手段から照射された第1のレーザー光線と該第2のレーザー光線照射手段から照射された第2のレーザー光線を集光する共通の集光器とを具備し、
    該第1のレーザー光線照射手段から照射された第1のレーザー光線を被加工物に照射することにより予備加熱しつつ、該第2のレーザー光線照射手段から照射された第2のレーザー光線を被加工物に照射することにより所定の加工を施す、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 該第1のレーザー光線照射手段は可視光線領域から近赤外線領域の波長を有する第1のレーザー光線を発振する第1のレーザー光線発振手段を備え、該第2のレーザー光線照射手段は紫外線領域の波長を有する第2のレーザー光線を発振する第2のレーザー光線発振手段を備えている、請求項1記載のレーザー加工装置。
  3. 該第1のレーザー光線照射手段と該第2のレーザー光線照射手段は、近赤外線領域の波長を有するレーザー光線を照射する共通のレーザー光線発振手段と、該共通のレーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を第1の経路と第2の経路に分光する分光手段とを含み、
    該第1のレーザー光線照射手段は該第1の経路に分光されたレーザー光線を該共通の集光器に導き、該第2のレーザー光線照射手段は該第2の経路に分光されたレーザー光線を紫外線領域の波長に変換する波長変換手段を備え、該波長変換手段によって変換された紫外線領域の波長のレーザー光線を該共通の集光器に導く、請求項1記載のレーザー加工装置。
  4. 該第2のレーザー光線照射手段は、該波長変換手段によって変換された紫外線領域の波長のレーザー光線の出力を調整する出力調整手段を備えている、請求項3記載のレーザー加工装置。
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