JP7465425B2 - 検査用ウェーハの検査方法及び検査装置並びに検査用ウェーハ - Google Patents

検査用ウェーハの検査方法及び検査装置並びに検査用ウェーハ Download PDF

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Description

本発明は検査用ウェーハの検査方法及び検査装置並びに検査用ウェーハに係り、特に内部集光加工におけるレーザ光の抜け光を確認するための検査用ウェーハの検査方法及び検査装置並びに検査用ウェーハに関する。
従来、シリコンウェーハ等のウェーハの分割方法として、ウェーハに対して透過性波長のレーザ光を用い、分割すべき領域の内部に集光点を合わせてレーザ光を照射するレーザ加工方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。このレーザ加工方法を用いた分割方法によれば、レーザ光の集光点をウェーハの内部に合わせてレーザ光を照射して、ウェーハの内部に分割予定ラインに沿ったレーザ加工領域を形成する。そして、レーザ加工領域が形成されることによって強度が低下した分割予定ラインに外力を加えることにより、ウェーハを分割予定ラインに沿って分割する。
ところで、ウェーハの裏面側からウェーハの内部に集光されたレーザ光の一部は、集光点からウェーハの表面側のデバイスに向けて拡散されることがある。この集光点から拡散されたレーザ光の抜け光(漏れ光とも言う。)が、ウェーハの表面側のデバイスに照射されると、デバイスが過熱されて破損する場合がある。
そこで、上記の抜け光を確認するための検査用ウェーハが特許文献2に開示されている。この検査用ウェーハによれば、検査用基板と、検査用基板の表面全面に所定の厚みで形成した下地層と、下地層に積層させた金属箔とから構成され、抜け光によって金属箔に生じた熱変形を撮像手段で撮像することにより光の抜け状況を確認している。
特開2002-192370号公報 特開2018-64049号公報
しかしながら、特許文献2に開示された検査用ウェーハは、金属箔に発生している可視光による散乱光を検出することで金属箔に生じている熱変形(例えば、バーンパターン)を検出するものであるが、上記の散乱光が点状の微細な濃淡模様として現れた場合、上記の熱変形を検出することは困難である。このため、特許文献2の検査用ウェーハは、レーザ光の品質状態を正確に確認することが困難である。
本発明はこのような問題に鑑みて成されたものであり、レーザ光の品質状態を正確に確認することができる検査用ウェーハの検査方法及び検査装置並びに検査用ウェーハを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る検査用ウェーハの検査方法は、本発明の目的を達成するために、検査用基板と検査用基板の表面に形成されたカーボンブラック層とを備える検査用ウェーハにおいて、検査用基板の内部にレーザ光を集光して検査用基板の内部にレーザ加工領域を形成した後に、観察用光源を用いて検査用ウェーハを照明しながら、撮像装置を用いて検査用ウェーハの画像を撮像する撮像工程と、検査用ウェーハの画像からレーザ光の抜け光によりカーボンブラック層に形成されたレーザ痕を検出するためのデータを作成して出力する出力工程とを備える。
本発明の第2の態様に係る検査用ウェーハの検査方法は、第1の態様において、観察用光源は、撮像装置の軸と同一の軸で検査用ウェーハを照明する同軸落射照明を行う。
本発明の第3の態様に係る検査用ウェーハの検査方法は、第2の態様において、レーザ加工領域を形成する前に、観察用光源を用いて検査用ウェーハを照明しながら、撮像装置を用いて検査用ウェーハの画像を撮像する加工前撮像工程をさらに備え、出力工程では、レーザ加工領域を形成する前後の検査用ウェーハの画像から、レーザ光を集光することにより形成されたレーザ痕と、レーザ加工領域を形成する前から存在する加工前欠陥とを区別して検出するためのデータを出力する。
本発明の第4の態様に係る検査用ウェーハの検査方法は、第1の態様において、観察用光源は、検査用ウェーハの一方の面側に配置された透過照明用の光源であり、撮像工程では、撮像装置を検査用ウェーハの他方の面側に配置して、観察用光源から照射された光のうち、レーザ痕を通過した光を撮像する。
本発明の第5の態様に係る検査用ウェーハの検査方法は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、検査用ウェーハの画像をモニタに表示する表示工程をさらに備える。
本発明の第6の態様に係る検査用ウェーハの検査装置は、検査用基板と検査用基板の表面に形成されたカーボンブラック層とを備える検査用ウェーハにおいて、検査用基板の内部にレーザ光を集光して検査用基板の内部にレーザ加工領域を形成した後に、検査用ウェーハの画像を撮像する撮像装置と、検査用ウェーハの画像を撮像するときに検査用ウェーハを照明する観察用光源と、レーザ加工領域を形成した後の検査用ウェーハの画像からレーザ光の抜け光によりカーボンブラック層に形成されたレーザ痕を検出するためのデータを作成して出力する出力部とを備える。
本発明の第7の態様に係る検査用ウェーハは、ウェーハの裏面側からレーザ光を集光してウェーハの内部にレーザ加工領域を形成する場合に生じるレーザ光の抜け光を検査するための検査用ウェーハにおいて、検査用基板と、検査用基板の表面に形成されたカーボンブラック層とを備える。
本発明の第8の態様に係る検査用ウェーハは、第7の態様において、カーボンブラック層は蛍光顔料を含む。
本発明によれば、レーザ光の品質状態を正確に確認することができる。
第1の実施形態に係るレーザダイシング装置の構成図 実施形態の検査用ウェーハの断面図 カーボンブラック層にレーザ痕が形成された検査用ウェーハの断面図 検査用ウェーハの第1の検査方法を説明するフローチャート モニタに写し出されたレーザ痕の複数の例を示した説明図 検査用ウェーハの第2の検査方法を説明するフローチャート 第3の実施形態に係るレーザダイシング装置の構成図 検査用ウェーハの第3の検査方法を説明するフローチャート 検査用ウェーハの他の検査装置の概略構成図
以下、添付図面に従って本発明に係る検査用ウェーハの検査方法及び検査装置並びに検査用ウェーハの実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態では、レーザダイシング装置1(図1参照)を用いて検査用ウェーハ100(図2参照)に対しレーザ加工を行う。そして、レーザ加工後の検査用ウェーハ100の画像を用いてレーザ加工時の抜け光等によって発生したレーザ痕106(図3参照)を検出することにより、レーザ光の品質状態を確認する。
<レーザダイシング装置(レーザ加工装置)1>
まず、レーザダイシング装置1について、図1を参照して説明する。図1は、レーザダイシング装置1の構成図である。
図1に示すように、第1の実施形態のレーザダイシング装置1は、ワーク移動部11、光学系ユニット40及び制御部50等を有している。光学系ユニット40は、レーザ光学部20及び観察光学部30を有している。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random access memory)等)、ストレージ(例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等)及び入出力回路部等を有しており、レーザダイシング装置1の各部の動作を制御する。
ワーク移動部11は、加工対象のワークWを吸着保持する吸着ステージ13と、レーザダイシング装置1の本体ベース16に設けられ、吸着ステージ13をXYZθ方向に精密に移動させるXYZθテーブル12と、を有している。このワーク移動部11によって、ワークWが図のXYZθ方向に精密に移動される。
ワークWは、デバイスが形成された表面と、その表面に対向する裏面と、を有している。ワークWの表面には、粘着材を有するバックグラインド(BG)テープBが貼付され、ワークWは、裏面が上向きとなるように吸着ステージ13に載置される。以下の説明では、ワークWの光学系ユニット40側に露呈する裏面を上面、BGテープBが貼付される表面を下面と言う。なお、ワークWは、BGテープBを用いることなく吸着ステージ13に直接吸着されるようにしてもよい。
レーザ光学部20は、レーザ発振器21、コリメートレンズ22、ハーフミラー23、コンデンスレンズ(集光レンズ)24、及びレーザ光LをワークWに対してZ方向に微小移動させる駆動手段25等を有している。レーザ発振器21の光源としては、例えば、半導体レーザ励起Nd:YAG(Yttrium Aluminum Garnet)レーザが用いられる。レーザ発振器21から発振されたレーザ光Lは、コリメートレンズ22、ハーフミラー23及びコンデンスレンズ24等の光学系を経てワークWの内部に集光される。集光点のZ方向位置は、コンデンスレンズ24のZ方向微動によって調整される。
観察光学部30は、観察用光源31、コリメートレンズ32、ハーフミラー33、コンデンスレンズ34、撮像装置(カメラ。例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、IR(Infrared:赤外線)カメラ)35、画像処理部38及びモニタ36等を有している。ここで、レーザ光学部20のコンデンスレンズ24は、ワークWからの光を受光する対物レンズの機能を有しており、観察光学部30において、接眼レンズとして機能するコンデンスレンズ34とともに顕微鏡の観察光学系を構成する。
観察光学部30では、カメラ35の軸と同一の軸でワークWを照明する同軸落射照明を行う。観察用光源31から出射された照明光L1がコリメートレンズ32、ハーフミラー33及びコンデンスレンズ24等の光学系を経てワークWの上面を照射する。ワークWからの反射光は、コンデンスレンズ24、ハーフミラー23及び33並びにコンデンスレンズ34を経由してカメラ35に入射し、ワークWの画像が撮像される。
この撮像データは画像処理部38に入力され、ワークWのアライメントに用いられる。また、この撮像データは、制御部50を経てモニタ36に写し出される。
観察光学部30は、ワークWの検査範囲の欠陥を撮像することが可能となっている。この場合、照明光L1として、可視光よりも波長が長いものを用いる。ワークWがシリコンウェーハの場合には、照明光L1として、例えば、赤外光を用いる。ワークWに照射された照明光L1は、ワークWの検査範囲を透過してワークWの下面で反射される。このワークWの下面からの反射光はコンデンスレンズ24、ハーフミラー23及び33、コンデンスレンズ34を経由してカメラ35に入射し、ワークWの検査範囲の欠陥を含む画像が撮像される。ここで、カメラ35は、本発明の撮像装置として機能する。
この撮像データは画像処理部38に入力され、ワークWの検査範囲の欠陥の検出に用いられる。また、ワークWの検査範囲の画像は、欠陥の検出結果とともに、モニタ36に写し出される。これにより、オペレータは、モニタ36を見ながら、欠陥の検出等を行うことが可能となっている。ここで、画像処理部38及びモニタ36は本発明の出力部として機能する。
次に、レーザ加工領域をワークWに形成する方法について説明する。
ワークWにレーザ加工領域R1(図3参照)を形成する場合、レーザ発振器21からレーザ光Lが出射され、レーザ光Lはコリメートレンズ22、ハーフミラー23、コンデンスレンズ24等の光学系を経由してワークWの内部に照射される。レーザ光Lの集光点のZ方向位置は、XYZθテーブル12によるワークWのZ方向位置調整、及びコンデンスレンズ24の位置制御によって、ワークWの内部の所定位置に正確に設定される。
この状態でXYZθテーブル12がダイシング方向であるX方向に加工送りされる。これにより、ワークWの分割予定ラインに沿って、ワークWの内部にレーザ加工領域R1が1ライン形成される。そして、分割予定ラインに沿ってレーザ加工領域R1が1ライン形成されると、XYZθテーブル12がY方向に1ピッチ割り出し送りされ、次の分割予定ラインにもレーザ加工領域R1が形成される。次に、全てのX方向の分割予定ラインに沿ってレーザ加工領域R1が形成されると、XYZθテーブル12がZ軸回りに90°回転され、回転後のX方向の分割予定ラインにも同様にしてレーザ加工領域R1が形成される。
全ての分割予定ラインにレーザ加工領域R1が形成されたワークWは、不図示の研削装置に搬送され、ワークWの上面(裏面)が研削されてレーザ加工領域R1が除去される。そして、ワークWの上面側にエキスパンドテープが貼付されて伸展されると、レーザ加工領域R1からワークWの下面(表面)側に伸展したクラックによりワークWが割断される。これにより、ワークWが個別のチップに分割される。
次に、レーザ光Lの品質状態の確認方法(検査用ウェーハの検査方法)について説明する。
レーザ光Lの品質状態の確認は、図1に示したレーザダイシング装置1と、図2に示す検査用ウェーハ100を使用して行われる。すなわち、レーザダイシング装置1は、本発明の検査用ウェーハの検査装置として機能する。
図2に示す実施形態の検査用ウェーハ100は、レーザ光の品質状態を正確に確認するために、以下の構成を備えている。
すなわち、実施形態の検査用ウェーハ100は、検査用基板102と、検査用基板102の表面に形成されたカーボンブラック層104と、を有している。
検査用基板102は、レーザ光Lが内部に集光されることで分割起点となるレーザ加工領域R1が形成されるものである。検査用基板102としては、様々な材質が選択可能であるが、通常は実生産時のワークWと同じ材質で同じ厚みの基板が選択される。例えば、実生産時のワークWが半導体ウェーハの場合には、検査用基板102として、例えば、シリコン(Si)、シリコンカーバイド(SiC)、サファイア(Al)又はガラスが使用される。
カーボンブラック層104は、検査用基板102の下面に、例えば、カーボンブラック粒子を溶媒(例えば、樹脂又は有機溶媒等)中に分散したカーボンブラック分散体を塗布又は蒸着することによって形成される。カーボンブラック層104の主成分であるカーボンブラックは、直径3~500nm程度の炭素の微粒子であり、その昇華点は、例えば3642℃、吸収係数(α)は、例えば1.3543e+5cm-1である。カーボンブラックの種類は特に限定されないが、例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック又はサーマルブラック等を用いることができる。また、カーボンブラック層104の厚みは、カーボンブラック層104にレーザ痕106(図3参照)が形成可能な厚みであることが好ましく、この厚みは、例えば、レーザ光Lの種類及びパワー等によって選定される。なお、レーザ痕106とは、レーザ光Lの抜け光によって焼失されることにより形成された貫通孔である。このように構成された検査用ウェーハ100は、カーボンブラック層104を下側にして、図2に示した吸着ステージ13に吸着保持される。
カーボンブラックは、すべての波長の光を吸収するが、特にその粒子のサイズよりも短波長の光に対して強い吸光特性を示し、波長500nm以下の光(青から紫の可視光等)を吸収する。照明光L1として赤外光を用いて検査用ウェーハ100に対して同軸落射照明を行うと、レーザ痕106が形成されていない背景領域で赤外光が反射されるのに対して、貫通孔であるレーザ痕106を通過した照明光は、吸着ステージ13のポーラスに散乱されて入射側に戻らない。カメラ35を用いてこの反射光を撮像することにより、レーザ痕106と比較して背景領域が明るい画像が得られる。オペレータは、モニタ36に表示された画像から、欠陥の検出等を行うことが可能となる。
ここで、カーボンブラック層104に蛍光顔料(例えば、近赤外蛍光体等)を含ませることが好ましい。これにより、同軸落射照明を行ったときに背景領域の輝度を高めることができるので、レーザ光Lの品質状態をより正確に確認することができる。この場合、レーザ痕106の視認性をよくする観点から、蛍光顔料の含有量は3~20wt%であることが好ましい。
ここで、画像処理部38は、検査用ウェーハ100の画像データから、そのままレーザ痕106を検出するための出力用のデータを作成してストレージ又はモニタ36に出力してもよいし、検査用ウェーハ100の画像データから、レーザ痕106の候補(以下、欠陥候補という。)を自動的に検出してレーザ痕106を検出するためのデータを作成して出力するようにしてもよい。
欠陥候補を自動的に検出する場合には、例えば、背景領域と比較して輝度が低い領域をレーザ痕106の候補として検出する。より具体的には、画像処理部38は、背景領域又は画像全体の輝度の代表値(例えば、平均値)よりも閾値以上輝度が低い画素からなる点状、略曲線状又は略楕円状の領域(図5参照)を検出する。なお、欠陥候補の検出を行う際には、動的閾値処理を適用することも可能である。画像データを制御部50のストレージに保存する場合、画像データに欠陥候補の位置を示す座標及びサイズを格納するようにしてもよい。また、モニタ36に画像データを出力する場合に、画像データに欠陥候補を示す表示(例えば、囲み線、指示線、矢印、記号又は色の付与等)を重畳表示させてもよい。これにより、オペレータは、モニタ36を確認しながら、入出力回路部(例えば、ポインティングデバイス、マウス又はタッチパネル等)を用いて欠陥候補の検出結果の確認及び修正を行って、欠陥の検出を容易に行うことが可能になる。そして、レーザ痕106の検出結果に基づいて、レーザ加工の条件(例えば、レーザ光の照射条件、強度、照射時間等)を調整することにより、レーザ加工時のレーザ光の品質状態を調整することが可能になる。
<第1の検査方法>
次に、検査用ウェーハ100を用いた第1の検査方法について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、検査用ウェーハ100がレーザダイシング装置1に搬入され、吸着ステージ13に吸着保持される(ステップS10)。なお、検査用ウェーハ100は、図3に示すようにBGテープBを介して吸着ステージ13に吸着保持されるようにしてもよいし、吸着ステージ13に直接吸着されるようにしてもよい。
次に、レーザダイシング装置1により検査用ウェーハ100がレーザ加工されて、検査用ウェーハ100の内部にレーザ加工領域が形成される(ステップS11)。
上記のレーザ加工中において、検査用基板102に蒸着されたカーボンブラック層104は、検査用基板102の内部の集光点P(図3参照)から拡散したレーザ光L1の抜け光によって照射される。そして、カーボンブラック層104は、抜け光の熱によって焼かれ、結果として図3の断面図に示すように、カーボンブラック層104に貫通孔であるレーザ痕106が形成される。
次に、観察用光源31を用いて検査用ウェーハ100を同軸落射照明しながら、カメラ35を用いてレーザ痕106を含むカーボンブラック層104の画像を撮像する(ステップS12:撮像工程)。ステップS12では、カメラ35により、検査用ウェーハ100からの反射光が撮像される。
この撮像データは、カメラ35から画像処理部38に入力され、モニタ36に映し出される。また、画像処理部38において、レーザ痕106を検出するためのデータが作成されて制御部50のストレージに保存される(ステップS13:出力工程、表示工程)。
図5には、モニタ36に写し出されたレーザ痕106の複数の例が示されている。
例えば、図5のVAは、二点鎖線で示す分割予定ラインCを挟んで形成された一対のレーザ痕106、106が分割予定ラインCに沿って形成されたものである。
図5のVBは、分割予定ラインCを挟んで形成された一対のレーザ痕106A、106Aが分割予定ラインCに沿って形成されたものである。このレーザ痕106Aは、レーザ痕106と比較して密度の高い抜け光によって形成されたものであり、レーザ痕106と比較して濃く映し出されている。
図5のVCは、分割予定ラインCを挟んで形成された一対のレーザ痕106、106Aが分割予定ラインCに沿って形成されたものである。このように互いに濃淡の異なる一対のレーザ痕106、106Aが形成される場合もある。
図5のVDは、分割予定ラインCを挟んで形成された一対のレーザ痕106B、106Bが分割予定ラインCに沿って形成されたものであり、一対のレーザ痕106B、106Bの離間幅が、例えば、VAで示した一対のレーザ痕106、106の離間幅よりも広いため、抜け光の幅が広がっていることが分かる。
図5のVEは、分割予定ラインCを挟んで一方側に一対のレーザ痕106、106が形成され、他方側に一つのレーザ痕106が形成されたものであり、抜け光のパターンが増えていることが分かる。
このようにモニタ36には、上記のようなレーザ痕106、106A、106Bが写し出されるので、オペレータは検査用ウェーハ100にレーザ痕106が発生したこと、及び検査用ウェーハ100に生じた抜け光の状態を目視にて容易に確認することができる。
したがって、本実施形態によれば、検査用基板102と、検査用基板102の表面に形成されたカーボンブラック層104とを有する検査用ウェーハ100を用い、レーザ加工後の検査用ウェーハ100の画像をカメラ35によって撮像し、レーザ加工後の検査用ウェーハ100の画像からレーザ痕106を検出するようにしたので、レーザ光Lの品質状態を確実に確認することができる。
[第2の実施形態]
ところで、検査用ウェーハ100の検査用基板の102の内部には、レーザ加工によって生じるレーザ痕106以外に、欠陥(例えば、空隙等)、不純物等が含まれている場合がある。同軸落射照明を行う場合、このようなレーザ加工の前から存在する欠陥、不純物等(以下、加工前欠陥という。)によっても散乱光が生じる。本実施形態では、加工前欠陥と、レーザ加工により生じるレーザ痕106とを区別して検出可能とする。
以下、加工前欠陥と、レーザ加工により生じるレーザ痕106とを区別して検出する方法(第2の検査方法)について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、この場合もレーザダイシング装置1を用いる。
なお、本実施形態でも、カーボンブラック層104に蛍光顔料(例えば、近赤外蛍光体等)を含ませることが好ましい。
<第2の検査方法>
まず、検査用ウェーハ100がレーザダイシング装置1に搬入され、吸着ステージ13に吸着保持される(ステップS20)。そして、レーザ加工前の検査用ウェーハ100をIRカメラとしてのカメラ35で撮像し、そのレーザ加工前の撮像データを、例えば、制御部50のストレージに記憶する(ステップS21:加工前撮像工程)。
次に、レーザダイシング装置1により検査用ウェーハ100がレーザ加工されて、検査用ウェーハ100の内部にレーザ加工領域が形成される(ステップS22)。そして、レーザ加工後の検査用ウェーハ100を上記のカメラ35で撮像し、そのレーザ加工後の撮像データを、同じく制御部50のストレージに記憶する(ステップS23:加工後撮像工程)。レーザ加工前後の撮像データは、画像処理部38によって画像処理される。
この撮像データは、カメラ35から画像処理部38に入力され、モニタ36に映し出される。また、画像処理部38において、レーザ痕106を検出するためのデータが作成されて制御部50のストレージに保存される(ステップS24:出力工程、表示工程)。ステップS24では、例えば、加工前後の検査用ウェーハ100の画像を並列表示させてもよいし、重畳表示させてもよい。また、加工前後の検査用ウェーハ100の画像から、輝度が低い領域を欠陥候補としてそれぞれ検出し、加工前後の検査用ウェーハ100の画像において位置及び形状が略一致する欠陥候補については、加工前欠陥として、加工後の検査用ウェーハ100の画像においてレーザ痕106と識別可能に(例えば、囲み線又は指示線等の種類、形状、色を変えて)表示させてもよい。
本実施形態によれば、加工前欠陥と、レーザ加工により生じるレーザ痕106とを区別して検出可能となる。
第1及び第2の実施形態では、検査用ウェーハ100を同軸落射照明により照明するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、斜照明を用いてもよい。斜照明では、例えば、コンデンスレンズ24又は検査用ウェーハの周囲に円環状に配置された複数の点灯部を有するリング照明部、又は円錐レンズを用いてリング状に変換された光を検査用ウェーハ100に対して斜めに照射する。これにより、背景領域が暗く、レーザ痕106の周囲が散乱光により明るくなった暗視野画像を得ることができる。暗視野画像においても、背景領域と比較して輝度が高い領域をレーザ痕106の候補(欠陥候補)として検出することにより、第1及び第2の実施形態と同様に、レーザ痕106を検出することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、検査用ウェーハ100の一面を照明し、貫通孔であるレーザ痕106を透過した光を検出する。
図7は、本発明の第3の実施形態に係るレーザダイシング装置の構成図である。以下の説明において、第1及び第2の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態に係るレーザダイシング装置1Aは、観察用光源31Aを含む観察光学部30Aと、吸着ステージ13Aとを備える。
吸着ステージ13AのワークWが吸着される吸着面は、光透過性の材料(例えば、ガラス等)により形成される(不図示)。
観察用光源31Aは、吸着ステージ13Aの内部であって、吸着面の下方に設けられている。観察用光源31Aは、吸着ステージ13Aを介して検査用ウェーハ100を照明する透過照明用の光源である。観察用光源31Aは、例えば、1又は複数の光源(例えば、赤外光又は可視光を照射可能なLED(Light Emitting Diode)等)と、光源からの光を反射してXY方向に略均一な強度分布を有する照明光L1Aを上向きに照射する反射板を含んでいる(不図示)。
レーザ加工後の検査用ウェーハ100を撮像する際に、観察用光源31Aを用いて検査用ウェーハ100の下面側を照明する。すると、照明光L1Aの大部分は、カーボンブラック層104により遮光され、照明光L1Aの一部が貫通孔であるレーザ痕106を通過する。本実施形態では、カメラ35を用いて、レーザ痕106を通過した照明光L1Aを検出する。これにより、背景領域が暗く、レーザ痕106が明るい画像データ(暗視野画像)を得ることができる。そして、この画像データから、輝度が高い領域を検出することによりレーザ痕106を容易に検出することが可能になる。
<第3の検査方法>
次に、検査用ウェーハ100を用いた第3の検査方法について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、検査用ウェーハ100がレーザダイシング装置1に搬入され、吸着ステージ13に吸着保持される(ステップS30)。
次に、レーザダイシング装置1Aにより検査用ウェーハ100がレーザ加工されて、検査用ウェーハ100の内部にレーザ加工領域が形成される(ステップS31)。
次に、観察用光源31Aを用いて検査用ウェーハ100を透過照明しながら、カメラ35を用いてレーザ痕106を含むカーボンブラック層104の画像を撮像する(ステップS32:撮像工程)。ステップS32では、カメラ35により、検査用ウェーハ100のレーザ痕106を透過した照明光L1Aが撮像される。
この撮像データは、カメラ35から画像処理部38に入力され、モニタ36に映し出される。また、画像処理部38において、レーザ痕106を検出するためのデータが作成されて制御部50のストレージに保存される(ステップS33:出力工程、表示工程)。
本実施形態によれば、レーザ加工時に形成された貫通孔であるレーザ痕106のみを効率的に検出することができるので、レーザ光Lの品質状態を容易に確認することができる。
[第4の実施形態]
上記の第1から第3の検査方法は、レーザダイシング装置1及び1Aを用いてレーザ痕106を検出するものであるが、レーザダイシング装置1を用いることなく、IRカメラ、画像処理部、モニタ等を備えた専用の検査装置を用いてレーザ痕106を検出するようにしてもよい。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る検査装置の構成図である。第4の実施形態では、レーザダイシング装置1とは別の検査装置において透過照明を行って、レーザ痕106を検出する。
図9に示す検査装置60は、照明光を照射する光源62(例えば、赤外光又は可視光を照射可能なLED等)と、光学顕微鏡64を備えたカメラ66と、を備えている。光源62は、レーザ加工後の検査用ウェーハ100の検査用基板102側に配置され、カメラ66は、カーボンブラック層104側に配置され、光源62とカメラ66とは、検査用ウェーハ100を挟んで対向配置されている。
上記のように構成された検査装置60によれば、光源2から検査用ウェーハ100に照射された照明光のうち、レーザ痕106を通過した照明光が光学顕微鏡64を経由してカメラ66で撮像される。この撮像データは画像処理部68に入力され、画像処理部68によって画像処理(解析)されてレーザ痕106の検出結果とともに、レーザ光Lの品質状態を検出可能とするモニタ70に写し出される。
モニタ70には、例えば、図5のVAに示したようなレーザ痕106が写し出されるので、オペレータは検査用ウェーハ100にレーザ痕106が発生したこと、及び検査用ウェーハ100に生じた抜け光の状態を目視にて容易に確認することができる。
したがって、第4の実施形態においても、検査用基板102と、検査用基板102の表面に形成されたカーボンブラック層104とを有する検査用ウェーハ100を用い、レーザ加工後の検査用ウェーハ100の画像をカメラ66によって撮像し、レーザ加工後の検査用ウェーハ100の画像を解析して、レーザ加工時の抜け光によりカーボンブラック層104に形成されたレーザ痕106を検出するようにしたので、レーザ光Lの品質状態を確実に確認することができる。
また、第3及び第4の実施形態においても、カーボンブラック層104に蛍光顔料を含ませることが好ましい。これにより、レーザ痕106を通過する可視光線によってレーザ痕106の周縁部が蛍光顔料の色素に応じた色に輝くので、レーザ痕106が発生したこと、及び検査用ウェーハ100に生じた抜け光の状態を目視にて更に容易に確認することができ、レーザ光の品質状態をより正確に確認することができる。この場合、レーザ痕106の視認性をよくする観点から、蛍光顔料の含有量は3~20wt%であることが好ましい。
なお、図9では、カーボンブラック層104にBGテープBが粘着されていない形態が示されているが、カーボンブラック層104にBGテープBが粘着されている形態であってもBGテープBが可視光線を透過する性質を有するものであれば、BGテープBを介してレーザ痕106を検出することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
1、1A…レーザダイシング装置、11…ワーク移動部、12…XYZθテーブル、13、13A…吸着ステージ、16…本体ベース、20…レーザ光学部、21…レーザ発振器、22…コリメートレンズ、23…ハーフミラー、24…コンデンスレンズ、25…駆動手段、30、30A…観察光学部、31、31A…観察用光源、32…コリメートレンズ、33…ハーフミラー、34…コンデンスレンズ、35…カメラ、36…モニタ、38…画像処理部、40…光学系ユニット、50…制御部、60…検査装置、62…光源、64…光学顕微鏡、66…カメラ、68…画像処理部、70…モニタ、100…検査用ウェーハ、102…検査用基板、104…カーボンブラック層、106…レーザ痕、B…BGテープ、W…ワーク、C…分割予定ライン

Claims (8)

  1. 検査用基板と前記検査用基板の表面に形成されたカーボンブラック層とを備える検査用ウェーハにおいて、前記検査用基板の内部にレーザ光を集光して前記検査用基板の内部にレーザ加工領域を形成した後に、観察用光源を用いて前記検査用ウェーハを照明しながら、撮像装置を用いて前記検査用ウェーハの画像を撮像する撮像工程と、
    前記検査用ウェーハの画像から前記レーザ光の抜け光により前記カーボンブラック層に形成されたレーザ痕を検出するためのデータを作成して出力する出力工程と、
    を備える検査用ウェーハの検査方法。
  2. 前記観察用光源は、前記撮像装置の軸と同一の軸で前記検査用ウェーハを照明する同軸落射照明を行う、
    請求項1記載の検査用ウェーハの検査方法。
  3. 前記レーザ加工領域を形成する前に、前記観察用光源を用いて前記検査用ウェーハを照明しながら、前記撮像装置を用いて前記検査用ウェーハの画像を撮像する加工前撮像工程をさらに備え、
    前記出力工程では、前記レーザ加工領域を形成する前後の検査用ウェーハの画像から、前記レーザ光を集光することより形成された前記レーザ痕と、前記レーザ加工領域を形成する前から存在する加工前欠陥とを区別して検出するためのデータを出力する、
    請求項2記載の検査用ウェーハの検査方法。
  4. 前記観察用光源は、前記検査用ウェーハの一方の面側に配置された透過照明用の光源であり、
    前記撮像工程では、前記撮像装置を前記検査用ウェーハの他方の面側に配置して、前記観察用光源から照射された光のうち、前記レーザ痕を通過した光を撮像する、
    請求項1記載の検査用ウェーハの検査方法。
  5. 前記検査用ウェーハの画像をモニタに表示する表示工程をさらに備える、請求項1から4のいずれか1項記載の検査用ウェーハの検査方法。
  6. 検査用基板と前記検査用基板の表面に形成されたカーボンブラック層とを備える検査用ウェーハにおいて、前記検査用基板の内部にレーザ光を集光して前記検査用基板の内部にレーザ加工領域を形成した後に、前記検査用ウェーハの画像を撮像する撮像装置と、
    前記検査用ウェーハの画像を撮像するときに前記検査用ウェーハを照明する観察用光源と、
    前記レーザ加工領域を形成した後の検査用ウェーハの画像から前記レーザ光の抜け光により前記カーボンブラック層に形成されたレーザ痕を検出するためのデータを作成して出力する出力部と、
    を備える検査用ウェーハの検査装置。
  7. ウェーハの裏面側からレーザ光を集光して前記ウェーハの内部にレーザ加工領域を形成する場合に生じる前記レーザ光の抜け光を検査するための検査用ウェーハにおいて、
    検査用基板と、前記検査用基板の表面に形成されたカーボンブラック層と、
    を備える検査用ウェーハ。
  8. 前記カーボンブラック層は蛍光顔料を含む、
    請求項7に記載の検査用ウェーハ。
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