JP2005164012A - トルクコンバータのスリップ制御装置 - Google Patents

トルクコンバータのスリップ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンバータ状態からオープンループでスリップ制御を行う場合に、ロックアップクラッチの急な締結や締結の遅れを防ぐ。
【解決手段】変速開始時点の目標コンバータトルクTCNV2とエンジントルクTEC2とを推定し、これらの推定値から変速開始時の必要ロックアップ容量TLU2を求めて、オープンループ制御の終了時のロックアップ容量が必要ロックアップ容量TLU2となるようにロックアップクラッチの締結状態を制御することでスリップ制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロックアップクラッチを備えたトルクコンバータのスリップ制御装置の改良に関するものである。
従来から、無段変速機を含む自動変速機の動力伝達系に介装されたトルクコンバータのロックアップ制御装置は、トルクコンバータの滑りに起因する燃費の悪化を低減するために、トルク増大作用や変速ショック吸収機能を必要としない運転領域において、トルクコンバータの入出力要素間を直結状態とするロックアップモード(ロックアップ状態)を備え、この他に、入出力要素間を完全解放し、流体を介してトルク伝達を行なうコンバータモード(コンバータ状態)と、ロックアップクラッチを半締結状態とし、所定のスリップ状態を維持するスリップモード(スリップ状態)の合わせて3つのモードを備えたものが知られており、上記3つのモードを運転状態により適宜切り換えている。
コンバータ状態からロックアップ状態へ移行する途中のスリップ状態では、スリップ回転指令値を算出する手段としては、制御対象であるスリップ回転モデルを考慮したフィードフォワード指令値と、目標スリップ回転と実スリップ回転の偏差に応じたフィードバック指令値を使う、2自由度制御系が知られている(特許文献1)。この従来例では、フィードフォワード補償器とフィードバック補償器により規範モデルの動特性を実現するものである。
そして、この従来例では、フィードバック補償器において安定性を確保し、フィードフォワード補償器(前置補償器)において応答性を確保して、各々独立した設計が可能なスリップ回転制御系を構成している。このスリップ回転制御系における、前置補償器の目標スリップ回転および規範モデルの設定は、想定した運転条件に応じた設計的要求仕様から決められる。例えば、極低車速において、車内のこもり音除去を目的としてスリップ制御を適用する場合は、速やかに設定した目標値に収束させることで、発生するこもり音を除去することが求められる。一方、ロックアップ動作の開始直後など、コンバータ状態からスリップ状態へ変化させる場合は、運転者にロックアップ動作を感じさせないように、滑らかに目標値に収束させることが求められる。
これらの異なる要求に対して、前述の制御系は規範モデルのフィルタ定数を変えることで対応することができる。例えば、前置補償器における規範モデルが、
Figure 2005164012
のように1次遅れ系で構成されている場合、目標時定数Ttを変えることで、要求を満足する目標応答を設定する。さらに、制御対象が1次の場合のフィードフォワード補償器は、
Figure 2005164012
のように構成する。ただし、TPは制御対象モデルの時定数である。
特許第3240979号
ところが、上記従来例のようなスリップ回転制御系において、規範モデルの設定を変更する際に、次に挙げるような問題があった。
まず、運転条件を満足するように、規範モデルを急変させた場合、その変化に応じてフィードフォワード補償器の出力が変化する、という構成になっていたため、例えば、図12の時刻t1のようにフィードフォワード補償器の出力がステップ状に変化してしまう〜という問題があった。制御的な観点からは、フィードフォワード補償器の動作は、目標変化に対する進み補償として作用しており問題ないが、実際の適用面から考えると好ましくない場合がある。なぜならば、このスリップ回転制御系においては、「スリップ回転の指令値の急変」=「差圧指令値の急変」であるため、締結間際の微小なスリップ回転を制御している状況(図12の時刻t1以降)においてこのような現象が発生すると、ロックアップクラッチが軽く締結動作をしてしまい、運転者に不快なショックを感じさせる場合があるからである。
このため、できるだけ速やかに運転状態に応じた規範モデルの設定ができるように、規範モデルの応答(1次の場合は時定数の設定)のみを速やかに切り替えて、これに伴う差圧指令値の急変等の発生は回避したい。また、フィードフォワード補償器の出力自体をステップ状に変化しないように滑らかに変化させる方法も考えられる。しかし、これを実現するためには、フィードフォワード補償器における制御対象モデルの時定数Tpの変化に応じた、規範モデルの目標時定数Ttの設定を行なわなければならず、構成が煩雑になり、実現するのは困難であった。
そこで本発明は、上記フィードフォワード補償器の出力や規範モデルが変化することによりスリップ回転指令値の急変を防いで、ロックアップクラッチの急な締結や締結の遅れを防いで円滑な制御を行うことを目的とする。
本発明は、車両の運転状態からロックアップクラッチの目標スリップ回転速度を求めて、目標スリップ回転と実際のスリップ回転速度に基づいてフィードバック制御によりロックアップクラッチの締結状態を制御するための出力を算出するフィードバック補償手段と、目標スリップ回転に基づいてフィードフォワード制御によりロックアップクラッチの締結状態を制御するための出力を算出するフィードフォワード補償手段と、これらフィードバック補償手段の指令値とフィードフォワード補償手段の指令値に基づいてロックアップクラッチの締結状態を制御する際に、フィードフォワード補償手段の出力が急激に変化したときには、この出力の変化を吸収するようにフィードバック補償手段の出力を補正することで、ロックアップクラッチの締結状態が急激に変化するのを防止する。
また、前記補正手段は、フィードフォワード補償手段の前記時定数Tpと時定数Ttの大小関係に基づいて、フィードバック補償手段の出力を補正するか否かを決定し、特に、時定数Ttが時定数Tp未満のときには、フィードバック補償手段の出力に対する補正を禁止する。
したがって、本発明によれば、フィードフォワード補償手段の出力が急激に変化したときには、この変化をフィードバック補償手段で吸収することができ、前記従来例において発生していたスリップ回転指令値が急変することによるロックアップクラッチの締結状態が急変するのを防止でき、前記従来例の図12で示したような、ロックアップクラッチの急締結を防いで、運転者に違和感を与えるのを防止できるのである。
また、フィードフォワード補償手段の時定数Tt、Tpの大小関係に応じて、フィードバック補償手段の出力の補正を行うか否かを決定するので、例えば、フィードフォワード補償手段が進み補償側に作用しているとき(Tt<Tp)には、フィードバック補償手段の出力の補正を禁止することにより、実スリップ回転を速やかに目標値に対して収束させて締結の遅れを防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のシステム構成を示す概略図である。
この図1において、1は無段変速機を含む自動変速機等の動力伝達系に介装されたトルクコンバータを示し、内部作動流体を介して入出力要素間での動力伝達を行うものである。
トルクコンバータ1は、更にトルクコンバータ出力要素(タービン)と共に回転するロックアップクラッチ2を内蔵し、このロックアップクラッチ2は、トルクコンバータ入力要素(インペラ)に締結されるとき、トルクコンバータ1を入出力要素間が直結されたロックアップ状態にするものとする。
ロックアップクラッチ2は、その両側(前後)におけるトルクコンバータアプライ圧PAとトルクコンバータレリーズ圧PRとの差圧PA−PRに応動し、レリーズ圧PRがアプライ圧PAよりも高いとロックアップクラッチ2は開放されてトルクコンバータ入出力要素間を直結せず、レリーズ圧PRがアプライ圧PAよりも低くなる時ロックアップクラッチ2は締結されてトルクコンバータ入出力要素間を直結するものである。
そして、上記後者の締結に際して、ロックアップクラッチ2の締結力、つまりロックアップ容量は、上記の差圧PA−PRにより決定し、この差圧が大きい程ロックアップクラッチ2の締結力が増大してロックアップ容量を増大する。
差圧PA−PRは、周知のロックアップ制御弁3により制御し、このロックアップ制御弁3には、アプライ圧PAおよびレリーズ圧PRを相互に対向するように作用させ、更にアプライ圧PAと同方向にばね3aの付勢力を、またレリーズ圧PRと同方向にばね力を作用させ、同時にレリーズ圧PRと同方向に信号圧Psをそれぞれ作用させる。
ロックアップ制御弁3は、これら油圧とバネの付勢力が釣り合うよう差圧PA−PRを決定する。
ここでロックアップ制御弁3にかかる信号圧Psは、ポンプ圧PPを元圧としてロックアップソレノイド4がロックアップデューティに応じて作り出すもので、マイクロコンピュータなどで構成されるコントローラ5は、ロックアップソレノイド4を介して差圧PA−PRを制御する。
コントローラ5には、車両の走行状態やドライバーの運転状況を示す信号、例えば、自動変速機に設けた出力軸回転センサ9からの信号、トルクコンバータ1のタービン回転センサ8からのタービンランナ回転速度(入力軸回転速度またはプライマリ回転速度)を示す信号、トルクコンバータ1への入力回転速度(=エンジン回転速度Ne)を検出するインペラ回転センサ7からのポンプインペラ回転速度を示す信号、スロットル開度センサ10からの信号(スロットル開度TVOまたはアクセル操作量)、油温センサ11からの信号などが入力され、これらの検出信号によりロックアップクラッチ2の締結や解放あるいはスリップなどの制御を行う。なお、車速VSPは出力軸回転センサ9が検出した出力軸回転速度に所定の定数を乗じて求めるものとする。
コントローラ5は、オープンループ制御とスリップ制御(フィードフォワード制御+フィードバック制御)とを切り換えてスリップロックアップを行うもので、ロックアップソレノイド4を駆動するロックアップデューティを決定するとともに、電源電圧信号6に応じてロックアップデューティの補正を行う。
次に、コントローラ5で行われる制御のうちスリップ制御について図2の制御系構成図に基づき説明する。
目標スリップ回転演算部S100では、車速とスロットル開度(またはアクセル操作量)と油温等に基づき、トルク変動やこもり音の発生がもっとも少ないところに目標スリップ回転(速度)ωSLPTを決定する。
実スリップ回転演算部S103では、ポンプインペラの回転速度ωiRからタービンランナの回転速度ωTRを減算してトルクコンバータ1の実スリップ回転(速度)ωSLPRを算出する。
ここで、インペラの回転速度はエンジン回転速度と等価であり、また、タービン回転速度は入力軸回転速度と等価な速度である。
前置補償器(S101AおよびS101B)では、目標スリップ回転ωSLPTを、設計者の意図する応答になるように設定した補償用フィルタを通過させる事により、目標スリップ回転補正値を算出する。
まず、前置補償器S101Aでは、目標スリップ回転ωSLPTをもとに、第1の目標スリップ回転補正値ωSLPTC1を次式により算出する。
Figure 2005164012
ただし、GR(S)は規範モデルであり、設計者の意図する目標応答が得られるような伝達関数を設定する。例えば、時定数Ttの一次遅れ系で構成する場合は、
Figure 2005164012
次にS101Bでは、第2の目標スリップ回転補正値ωSLPTC2を、
Figure 2005164012
より算出する。ただし、
Figure 2005164012
であり、GM(S)はフィードフォワード補償器、P(S)は制御対象であるスリップ回転部をモデル化した伝達関数であり、制御対象モデルの時定数Tpが1次であるとすれば、
Figure 2005164012
となる。
前置補償器フィルタ定数設定部(S111)では、前述の規範モデルおよびフィードフォワード補償器におけるフィルタ定数を、後述のフローチャート(図3)に従い設定する。なお、本制御系は2自由度制御系であるため、規範モデルの時定数Ttは、設計者が望む応答になるように車両の運転状態に応じて設定され、フィードフォワード補償器(S101B)の時定数Tpは、制御対象であるスリップ回転モデルに従って設定される。
スリップ回転速度偏差演算部S102では、第1の目標スリップ回転補正値ωSLPTC1と実スリップ回転速度ωSLPRとの間のスリップ回転偏差ωSLPERを、
Figure 2005164012
より算出する。
スリップ回転指令値演算部S104では、スリップ回転偏差ωSLPERをなくすために、比例・積分制御(以下、PI制御)により構成されたフィードバック補償器(S104)により、第1スリップ回転指令値ωSLPC1を、
Figure 2005164012
ただし、Kp:比例制御定数
I:積分制御定数
S:微分演算子
より算出する。
そして、第1スリップ回転指令値ωSLPC1と第2目標スリップ回転補正値ωSLPTC2とを次式のように加算することで、スリップ回転指令値ωSLPCを算出する。
Figure 2005164012
スリップ回転ゲイン演算部S106では、図5に示したマップから現在のタービン回転速度ωTRに対応したスリップ回転ゲインgSLPCを検索して求める。
目標コンバータトルク演算部S105では、タービン回転速度ωTRのときに、スリップ回転指令値ωSLPCヲ達成するための目標コンバータトルクtCNVCを、
Figure 2005164012
より算出する。
エンジントルク推定部S108では、図6に示したエンジン全性能マップを用いて、エンジン回転速度Neおよびスロットル開度TVO(またはアクセル操作量)から、エンジントルクマップ値tESを検索し、これにエンジンの動特性(吸気系の輸送遅れ分)を時定数TEDの一次遅れとした場合のフィルタを通過させて、エンジントルク推定値tEHを、
Figure 2005164012
より算出する。
目標ロックアップクラッチ締結容量演算部S107では、エンジントルク推定値tEHから目標コンバータトルクtCNVCを減算して目標ロックアップクラッチ締結容量tLUを次式により算出する。
Figure 2005164012
ロックアップクラッチ締結圧指令値演算部S109では、図7に示したロックアップクラッチ容量マップから現在の目標ロックアップクラッチ締結容量tLUを達成するためのロックアップクラッチ締結圧指令値(図中ロックアップクラッチ容量)PLUCを検索する。
ソレノイド駆動信号演算部S110では、実際のロックアップクラッチ締結圧をロックアップクラッチ締結圧指令値(差圧指令値)PLUCにするためのロックアップデューティSDUTYを決定する。
次に、コントローラ5で行われる制御のうち、本発明の要部である、スリップ制御中のフィードフォワード補償器(S101B)の出力急変時におけるフィードバック補償器(S104)の出力補正処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。この図3のフローチャートは所定の周期で実行されるものである。
ステップS1では、前述の目標スリップ回転演算部(S100)にて設定した目標スリップ回転ωSLPTと、実スリップ回転演算部(S103)にて算出した実スリップ回転ωSLPRとの偏差の絶対値△ωSLPを、
△ωSLP=|ωSLPT−ωSLPR
として算出する。
ステップS2では、この△ωSLPと予め設定されていた所定値DSLP1とを比較し、
△ωSLP>DSLP1
である場合は、設定領域A(図8参照)と判断してステップS3へ進む。そうでない場合は、設定領域B(図8参照)と判断してステップS5へ進む。
ステップS3では、図8より現在の△ωSLPに応じた規範モデルの時定数Ttを設定する。
続くステップS4では、前サイクルの設定領域が同じAだったかどうかを判定し、前回もAだった場合はステップS7へ進み、そうでなかった場合はステップS8へ進む。
ステップS5では、上記と同様に図8を用いて△ωSLPに応じた規範モデルの時定数Ttを設定する。続くステップS6では、前サイクルの設定領域が同じBだったかどうかを判定し、前回もBだった場合はステップS7へ進み、そうでなかった場合はステップS8へ進む。
ステップS7では、設定領域が前サイクル(前回の制御周期)と同一であるため、時定数の変化が起こらず、本発明のポイントであるフィードフォワード補償器(S101B)の変化量によるフォードバック補償器(S104)の出力補正は不要であり、補正要求フラグ(fADJREQ)をクリアする。
一方、ステップS8では、上記ステップS3およびステップS5にて設定した規範モデルの時定数Ttと、制御対象であるスリップ回転モデルの時定数Tpとを比較し、
Tt>Tp
であれば、ステップS9へ進み、フィードバック補償器(S104)の出力補正を行なうために補正要求フラグ(fADJREQ)をセットする。そうでない場合には、ステップS7へ進み、補正要求フラグ(fADJREQ)をクリアし、フィードバック補償器の出力補正を行なわないようにする。
以上、ステップS3、S4、S7およびS5、S6、S7における処理は、時定数変化によるフィードフォワード補償器(S101B)の急変が発生しないため、フィードバック補償器(S104)の出力補正処理要求を行なわない。
ステップS3、S4、S8およびS5、S6、S8は同補正処理要求を行なう場合ではあるが、フィードフォワード補償器(S101B)における時定数の大小関係により、補正処理要求を行なうかどうかを判断する。
続いて、設定した補正要求フラグ(fADJREQ)により、フィードバック補償器(S104)の出力を補正する処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、図4のフローチャートは所定の周期で実行されるものである。
ステップS50では、前述の前置補償器におけるフォードフォワード補償器(S101B)の出力値ωSLPTC2をメモリバッファ(図示省略)に蓄え、SLPTC2_Mとする。
ステップS51では、フィードフォワード補償器(S101B)の演算を行ない、今サイクルの出力値ωSLPTC2を算出する。
ステップS52では、フィードバック補償器(S104)の演算を行なう。ただし、後述のステップS56にてフィードバック補償器(S104)の出力値に対して補正処理を行なうことがあるため、フィードバック補償器(S104)の出力の候補値ωSLPC3とする。
ステップS53では、図3のフローチャートにて設定した補正要求フラグ(fADJREQ)を参照し、補正要求あり(fADJREQ=1)の場合はステップS54へ、補正要求なし(fADJREQ=0)の場合はステップS55へ進む。
ステップS54ではフィードバック補償器(S104)の出力補正を行なう場合の補正量ωSLPADJを、
ωSLPADJ=ωSLPTC2−SLPTC2_M
として演算し、ステップS56へ進む。
ステップS55では同出力補正を行なわない場合であり、補正量ωSLPADJを、
ωSLPADJ=0
として、ステップS56へ進む。
ステップS56では、フィードバック補償器(S104)の出力ωSLPC1を、
ωSLPC1=ωSLPC3−ωSLPADJとして算出する。
以上、ステップS53、S54、S56にて、フィードフォワード補償器(S101B)の出力変化分をフィードバック補償器(S104)の出力を補正することで対応する処理を行ない、ステップS53、S55、S56にて、フィードバック補償器(S104)の出力を補正しない場合の処理を行なう。
以上述べた実施例のタイミングチャートを図9に示す。
図9は、設定された目標スリップ回転ωSLPTに向けて実スリップ回転ωSLPRRが収束するように時刻t0からスリップ制御をしている状況である。
ここで、時刻t1において、実スリップ回転ωSLPRと目標スリップ回転ωSLPTとの偏差が設定値DSLP1以内になると、時定数TtをT1からT2へ切り替える。これにより、フィードフォワード補償器の出力ωSLPTC2がωSLPADJだけステップ状に変化(減少)している。
しかしながら、本発明では、同時刻においてフィードバック補償器の出力ωSLPC1を、フィードフォワード補償器の変化量分ωSLPADJだけ逆方向(上昇方向)に補正しているため、フィードフォワードおよびフィードバックの各補償器出力を加算したスリップ回転指令値ωSLPCは同時刻t1においても滑らかに変化している。
これにより、スリップ回転指令値を変換した差圧指令値PLUCにおいても滑らかに変化する事になり、締結間際における差圧指令値の急変を抑え、目標応答の変更に柔軟に対応できることになる。
図10は、上記図9と同様に時刻t0からスリップ制御を開始し、時刻t1において目標応答の設定を変えるために目標時定数TtをT1からT2へ切り替えている。しかしながら、時刻t1以降の時定数の大小関係がTp>Ttとなっているため、フィードフォワード補償器が進み補償器として作用している。
このような状況において、時刻t1におけるフィードフォワード補償器出力ωSLPTC2のステップ状変化は解消できるが、時刻t1からt2におけるフィードフォワード補償器の出力が増加する部分は残ってしまう。これは、スリップ回転指令値ωSLPCとしては時刻t1以降増加することになり、差圧指令値PLUCとしては減少する方向に作用することになる。本来、速やかに目標スリップ回転に収束させることを目的として、時刻t1において時定数を小さく設定したのにもかかわらず、結果として差圧指令値PLUCを減少させていたのでは、かえって実スリップ回転が大きくなってしまうなど、好ましくない状況になってしまう。
そこで、図11のように、時刻t1における時定数変化(Tt)からフィードフォワード補償器の出力変化を読み取り、進み補償的に動作する場合は、フィードバック補償器の出力に対する補正を禁止する。
これにより、時刻t1におけるフィードフォワード補償器出力ωSLPTC2のステップ変化は、そのままスリップ回転指令値ωSLPCおよび差圧指令値PLUCの変化として現れてしまうものの、時刻t2における差圧指令値PLUCは時刻t1と比較して増加しており、実スリップ回転ωSLPRを減少させる本来の目的に合致した動作となる。
以上のように、本発明によれば規範モデルGR(S)が変化することで、フィードフォワード補償器(S101B)の出力ωSLPTC2が急変した場合、フィードバック補償器(S104)の出力ωSLPC1を補正するようにしたので、フィードフォワード補償器の出力が変化したことによるスリップ回転指令値ωSLPCの急変分を、フィードバック補償器(S104)で吸収することができるため、前記従来例において発生していたスリップ回転指令値が急変することによる差圧指令値PLUCの急変を防止できる。これにより、前記従来例の図12で示したような、ロックアップクラッチの急締結を防いで、運転者に違和感を与えるのを防止できるのである。
また、規範モデルGR(S)が変化することで、フィードフォワード補償器(S101B)の出力ωSLPTC2が急変した場合、このフィードフォワード補償器の出力変化分に相当する量だけ、フィードバック補償器(S104)の出力ωSLPC1を補正するようにしたので、上述のようなロックアップクラッチの急締結を確実に防ぐことが可能となり、運転性を向上させることができる。
特に、フィードフォワード補償器の出力が増加した場合は、この増加量に相当する分だけフィードバック補償器の出力を減少させる。逆に、フィードフォワード補償器の出力が減少した場合は、この減少量に相当する分だけ出力を増加させることで、ロックアップクラッチの急締結や締結の遅れを防止することができる。
また、フィードバック補償器(S104)の出力補正を実施するかどうかは、フィードフォワード補償器(S101B)におけるフィルタ定数(時定数Tt、Tp)の大小関係によって判断し、この比較結果に応じてフィードバック補償器(S104)の出力補正を行なうかどうかを決定することで、スリップ制御中に差圧指令値PLUCが減少するのを防止して、ロックアップクラッチの締結遅れを確実に防ぐことができる。
すなわち、フィードフォワード補償器(S101B)が上記(5)式のように構成されている場合、図10のように、制御対象モデルの時定数Tpに対して、目標時定数Ttが小さくなるほど、ロックアップクラッチの締結の遅れが顕著になる。そして、時定数の大小関係がTt<Tpになると、フィードフォワード補償器が進み補償器として作用するが、このような状況においてフィードバック補償器の出力補正を実施すると次のような問題が発生する。
つまり、図10のようにフィードフォワード出力ωSLPTC2のステップ状変化分は補正して消すことができるが、その後の変化部分(図10における時刻t1〜t2、ステップ状の変化から戻る部分)は残ってしまう。このため、図10の場合では、スリップ回転指令値ωSLPCを増加する、つまり差圧指令値PLUCを減少する方向に作用してしまうことになる。本来、図10は目標時定数Ttを小さくし、実スリップ回転を速やかに目標値に対して収束させたい状況であり、差圧を上昇させるべき状況なのであるが、フィードバック補償器の出力補正を行うことで逆の動作をしてしまうことになる。
このような現象の発生を回避するために、時定数Tt、Tpの大小関係に応じて、フィードバック補償器の出力補正を禁止することで、ロックアップクラッチの締結遅れを回避することができるのである。
なお、本実施形態では、規範モデルを1次遅れ系、フィードフォワード補償器の伝達特性を分子・分母ともに1次の構成として説明したが、各々の伝達特性が高次の場合であっても同様に適用可能である。なぜならば、本発明の狙いは、フィードフォワード補償器の出力変化が、本制御系における最終的な指令値である差圧指令値として好ましくない動きをするときに、フィードバック補償器の出力を補正する点にあり、補償器の次数に限定されるものではないからである。
また、本実施形態では、時定数が急変する事をフィードフォワード補償器の出力が急変する要因としたため、設計者が予め設定した時定数自体が急変するタイミングをフィードフォワード補償器の出力が急変するタイミングとして捉え、説明した。しかしながら、例えば、フィードフォワード補償器の出力変化がある所定値を越えたら、本発明を適用するように構成しても、同様の効果が得られる事は明らかである。
以上のように、本発明に係るトルクコンバータのスリップ制御装置では、運転性に優れた車両の変速機などに適用することができる。
本発明の一実施形態を示すトルクコンバータの概略構成図。 コントローラの機能ブロック図。 コントローラで行われる処理の一例を示すフローチャート。 同じく、フィードバック補償器の出力補正処理の一例を示すフローチャート。 トルクコンバータのタービン回転速度とスリップ回転ゲインの関係を示すマップ。 エンジンの全性能マップでスロットル開度をパラメータとして、エンジン回転速度とエンジントルクの関係を示す。 ロックアップクラッチ締結圧とロックアップクラッチ容量の関係を示すマップ。 目標スリップ回転ωSLPTと実スリップ回転ωSLPRとの偏差の絶対値ΔωSLPと目標時定数Ttの関係を示すマップ。 時刻t0からスリップ制御をしている状況のグラフを示し、時定数Tt、Tpと、フィードフォワード補償器出力、フィードバック補償器の出力、スリップ回転指令値、エンジン回転速度、プライマリ回転速度と時刻の関係を示す。 時刻t0からスリップ制御をして、フィードバック補償器の出力補正を行った場合のグラフを示しており、時定数Tt、Tpと、フィードフォワード補償器出力、フィードバック補償器の出力、スリップ回転指令値、エンジン回転速度、プライマリ回転速度、と時刻の関係を示す。 時刻t0からスリップ制御をして、フィードバック補償器の出力の補正を禁止した場合のグラフを示しており、時定数Tt、Tpと、フィードフォワード補償器出力、フィードバック補償器の出力、スリップ回転指令値、エンジン回転速度、プライマリ回転速度、と時刻の関係を示す。 従来例を示し、時刻t0からスリップ制御をした場合のグラフを示しており、時定数Tt、Tpと、フィードフォワード補償器出力、フィードバック補償器の出力、スリップ回転指令値、エンジン回転速度、プライマリ回転速度、と時刻の関係を示す。
符号の説明
1 トルクコンバータ
2 ロックアップクラッチ
3 ロックアップ制御弁
4 ロックアップソレノイド
5 コントローラ

Claims (5)

  1. ロックアップクラッチを備えてエンジンと自動変速機の間に介装されたトルクコンバータと、
    車両の運転状態に基づいて、前記トルクコンバータがコンバータ状態からスリップ状態へ移行する際に、車両の運転状態から前記ロックアップクラッチの目標スリップ回転速度を求める目標スリップ回転算出部と、
    前記トルクコンバータのポンプインペラ回転速度とタービン回転速度から実際のスリップ回転速度を検出する実スリップ回転速度検出手段と、
    前記目標スリップ回転速度と実際のスリップ回転速度に基づいてフィードバック制御によりロックアップクラッチの締結状態を制御するための出力を算出するフィードバック補償手段と、
    前記目標スリップ回転速度に基づいてフィードフォワード制御によりロックアップクラッチの締結状態を制御するための出力を算出するフィードフォワード補償手段と、
    前記フィードバック補償手段の指令値とフィードフォワード補償手段の指令値に基づいてロックアップクラッチの締結状態を制御するスリップ制御手段と、を備えたロックアップクラッチのスリップ制御装置において、
    前記フィードフォワード補償手段の出力が急激に変化したときには、この出力の変化を吸収するように前記フィードバック補償手段の出力を補正する補正手段を備えたことを特徴とするトルクコンバータのスリップ制御装置。
  2. 前記補正手段は、前記フィードフォワード補償手段の出力が変化量に相当する量だけフィードバック補償手段の出力を補正することを特徴とする請求項1に記載のトルクコンバータのスリップ制御装置。
  3. 前記フィードフォワード補償手段は、制御対象モデルの時定数Tpと、規範モデルの時定数Ttを有し、
    前記補正手段は、前記時定数Tpと時定数Ttの大小関係に基づいて、フィードバック補償手段の出力を補正するか否かを決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトルクコンバータのスリップ制御装置。
  4. 前記補正手段は、前記時定数が切り替わったときにフィードフォワード補償手段の出力が急変したことを判定して、フィードバック補償手段の出力を補正することを特徴とする請求項3に記載のトルクコンバータのスリップ制御装置。
  5. 前記補正手段は、前記フィードフォワード補償手段が進み補償器として作用しているときには、前記フィードバック補償手段の出力の補正を禁止することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかひとつに記載のトルクコンバータのスリップ制御装置。
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