JP5074455B2 - ロックアップクラッチの制御装置 - Google Patents

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本発明は、ロックアップクラッチ付きのトルクコンバータを有する自動変速機に関し、特に、トルクコンバータの速度比を車両の運転状態に応じて制御するロックアップクラッチの制御装置に関する。
ロックアップクラッチ付きのトルクコンバータにおいて、所定の制御領域においてトルクコンバータの速度比が所定の目標速度比となるようにロックアップクラッチの係合圧を制御することが行われる(例えば、特許文献1及び2)。その場合、ロックアップクラッチの係合時においてショックの発生や応答遅れの発生を回避するために、初期係合圧を算出し、未係合状態から係合開始する際に、ロックアップクラッチのクリアランスが0となるようにクラッチピストンを移動させ(係合準備)、その位置で該初期係合圧を所定時間保持して待機させ(係合待機)、その後、トルクコンバータの速度比が所定の目標速度比となるようにロックアップクラッチの係合圧を制御するようにしている。特許文献1においては、該初期係合圧を、車速及びシフトポジションに基づいて(即ち自動変速機のメインシャフト回転数に基づいて)算出している。特許文献2においては、該初期係合圧を、トルクコンバータへの入力トルクと、目標速度比から算出される必要ロックアップクラッチ容量とに基づいて算出している。また、特許文献1の図9においては、初期係合圧の立ち上がりを大きくし、その後に一定値を保持するよう、初期係合圧をステップ状に低下させることで、変速時のフィーリングを向上させることが示されている。
特許第2789181号公報 特開2007−182972号公報
上記従来技術による初期係合圧の設定法によれば、ドライバーのアクセルペダル操作に対してリアルタイムに該初期係合圧を変化させることができるため、ロックアップクラッチの滑りを抑制できるという効果がある一方で、係合待機中にアクセルペダルの踏み込みと戻し操作を行うと、算出される初期係合圧の増減変動に対するロックアップピストンの応答遅れにより、アクセルペダルの戻し時に過容量となり、ロックアップクラッチが予期せず食いつく、という現象が発生する。そうすると、入力回転の落ち込みにより不快な車体振動及び音の発生原因となり、車両の商品性を著しく低下させる。
また、ロックアップクラッチ容量はトルクコンバータ内圧力とロックアップピストン室圧力の差圧により発生するので、指示係合圧がステップ状に急低下したとすると、指示係合圧に対する制御圧がアンダーシュートしてロックアップピストン室の圧力が一時的に下がり、ロックアップクラッチ容量の一時的低下を引き起し、これにより入力回転数が吹き上がるという問題が生じることがある。
低入力回転若しくは高トルク領域でのトルクコンバータの速度比(変速機入力回転数/エンジン回転数)は、係合準備中に一旦小さくなった後、該トルクコンバータの特性に従い上昇し、或る値で安定する。このように速度比が安定する前に目標速度比に追従させるための係合圧制御に移行したとすると、過渡的な速度比に合わせて指示係合圧が漸増し、過剰に指示係合圧が漸増することがある。そうすると、ロックアップクラッチの食いつきにより、変速機入力回転の落ち込みが発生してしまうという問題が生じる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ロックアップクラッチの係合をショックレスに行うことを目的とする。詳しくは、係合待機中にロックアップクラッチが過容量になることを防止するロックアップクラッチの制御装置を提供しようとするものである。また、指示係合圧がアンダーシュートすることを防止するロックアップクラッチの制御装置を提供しようとするものである。更に、車両運転状態に応じて係合待機圧持続時間を可変制御することで質のよい制御を行うことができるようにしたロックアップクラッチの制御装置を提供しようとするものである。
請求項1に係る本発明は、自動変速機のトルクコンバータの実速度比が所定の目標速度比となるようにロックアップクラッチの係合圧を制御する制御領域を有するロックアップクラッチの制御装置において、ロックアップクラッチのクラッチピストンを係合開始位置までストロークさせる係合準備圧(P1)を算出する係合準備圧算出手段(42)と、前記クラッチピストンを係合開始位置に保持するために必要な係合待機圧(P2)をエンジンの出力トルクに応じて算出する係合待機圧算出手段(43)と、車両の運転状態を判定する運転状態判定手段(31〜34,40)と、前記運転状態判定手段が前記制御領域外から前記制御領域内への運転状態の移行を判定したときに、前記係合準備圧(P1)に従い前記ロックアップクラッチの係合圧を指示する第1制御と、その後、前記係合待機圧(P2)に従い前記ロックアップクラッチの係合圧を指示する第2制御と、その後、トルクコンバータの実速度比が所定の目標速度比となるように該ロックアップクラッチの係合圧を制御する第3制御とを順に行う係合圧制御手段(41)とを備え、前記第2制御において、前記算出された係合待機圧(P2)と現在の指示係合圧(PLC)とを比較し、該係合待機圧(P2)が現在の指示係合圧(PLC)よりも低い時のみ該係合待機圧(P2)を該現在の指示係合圧(PLC)に置き換えることを特徴とする。なお、括弧内の参照番号は、後述する実施例における対応構成要素を参考のために例示するものである。
第2制御において、算出された係合待機圧(P2)と現在の指示係合圧(PLC)とを比較し、該係合待機圧(P2)が現在の指示係合圧(PLC)よりも低い時のみ該係合待機圧(P2)を該現在の指示係合圧(PLC)に置き換えるようにしているので、算出された係合待機圧(P2)が現在の指示係合圧(PLC)よりも大きい場合は、現在の指示係合圧(PLC)は該算出された係合待機圧(P2)に置き換えられず、現在値を維持する。これにより、指示係合圧(PLC)が上昇方向に変化することが抑制されることとなり、係合待機中にアクセルペダルの踏み込みと戻し操作を行ったとしてもアクセルペダルの戻し時に指示係合圧(PLC)が上昇方向に変化することがなく、過容量となることを防止することができる。従って、請求項1に係る本発明によれば、入力回転の落ち込みによる不快な車体振動及び音の発生がなくなり、車両の商品性を向上させることができる。
請求項2においては、前記係合圧制御手段は、前記第1制御と前記第2制御との間で、前記ロックアップクラッチの現在の指示係合圧(PLC)を前記係合準備圧(P1)から前記係合待機圧(P2)に滑らかに移行させる移行制御を更に行うことを特徴とする。これによれば、ロックアップクラッチの現在の指示係合圧(PLC)を前記係合準備圧(P1)から前記係合待機圧(P2)に切り換える時に、滑らかに移行させるようにしているので、指示係合圧(PLC)が急激に低下することが生じない。従って、指示係合圧(PLC)のアンダーシュートが起こらず、ロックアップクラッチ容量の一時的低下に起因する入力回転数の吹き上がりを防止することができる。
請求項3においては、前記第2制御を行う時間を、車両の運転状態に応じて可変設定することを特徴とする。これにより、例えば、低入力回転若しくは高トルク領域で運転しているときは、前記第2制御を行う時間すなわち係合待機時間を、トルクコンバータの速度比が安定するまでの過渡時間よりも長くとるようにすることで、ロックアップクラッチの食いつきが起こらないようにし、変速機入力回転の落ち込みを防ぐことができる。その一方で、高入力回転若しくは低トルク領域で運転しているときは、前記第2制御を行う時間すなわち係合待機時間を、係合準備に必要な時間のバラツキを吸収できる程度の比較的短い時間とすることで、係合を迅速に行うようにすることができる。
車両におけるロックアップクラッチ制御に関連する部分の油圧回路図。 本発明に係るロックアップクラッチの制御装置として機能する電子制御ユニットのブロック図。 本発明に係るロックアップクラッチの制御装置の機能構成を示すブロック図。 ロックアップクラッチの制御領域の特性を例示するグラフ。 本発明に従うロックアップクラッチ係合制御(第1制御、第2制御及び移行制御)に関連するコンピュータプログラムの一例を示すフローチャート。 図5の処理に従って実行されるロックアップクラッチの係合制御の動作例を示す制御波形図。 図5の処理で検索されるタイマテーブルの一例を示す図。 運転状態に応じて係合待機圧出力時間を持ち替える必要性を説明するための図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明しよう。
図1は、本発明に係るロックアップクラッチの制御装置を搭載した車両における油圧回路を、ロックアップクラッチ制御に関連する部分についてのみ示す図である。トルクコンバータ10は、公知の構成からなっており、ロックアップクラッチ11を備えている。また、図1に示された油圧回路構成それ自体も公知である。
トルクコンバータ10の油圧回路は、オイルタンクから作動油を汲み上げるオイルポンプ12と、オイルポンプ12からの作動油を所定のレギュレータ圧に調圧するメインレギュレータバルブ13と、所定のトルクコンバータ内圧に調圧するためのTCレギュレータバルブ14とを含んでいる。TCレギュレータバルブ14で調圧された作動油(内圧)がトルクコンバータ10の内部に流れ込む。
ロックアップクラッチ11はクラッチピストンを備えており、LCシフトバルブ15の切り換えによって、該クラッチピストンの移動方向が切り換えられ、ロックアップクラッチ11の係合(ON)又は非係合(OFF)が制御される。LC圧制御バルブ16は、ロックアップクラッチ11の係合圧を必要圧に調整するものであり、ここで調圧された作動油(ピストン圧)がLCシフトバルブ15を介してロックアップクラッチ11のピストン室に流れる。LC圧制御バルブ16にはリニアソレノイド17によるパイロット圧がかけられており、該パイロット圧によりLC圧制御バルブ16の調圧ポイントを変えることにより、ロックアップクラッチ11の係合圧を調圧する。ロックアップクラッチ容量は、トルクコンバータ内圧とロックアップピストン圧との差圧により発生する。
図2は、本発明に係るロックアップクラッチの制御装置として機能する電子制御ユニット(ECU)のブロック図である。電子制御ユニット20は、演算処理を行うための中央処理装置(CPU)21と、制御プログラムや各種テーブル等のデータを格納しているリードオンリーメモリ(ROM)22と、各検出手段の出力信号や演算結果を一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)23を有している。
車両の運転状態を判定するために、エンジン回転数検出手段31,自動変速機の入力回転数検出手段32,シフトポジション検出手段33、アクセル開度検出手段34(スロットル開度検出手段に置き換え可能)及び車速検出手段35等が公知のように設けられており、これらの出力信号が電子制御ユニット20の入力回路24に与えられる。また、電子制御ユニット20の出力回路25は、LCシフトバルブ15、LC制御用リニアソレノイド17等に接続される。
電子制御ユニット20は、入力回路24を介して入力される各種信号と、ROM22に格納されたデータとを後述する制御プログラムに基づいてCPU21で演算処理し、最終的に出力回路25を介してLCシフトバルブ15、LC制御用リニアソレノイド17等に供給する電流値を制御する。これにより、ロックアップクラッチ11の係合力を変化させてトルクコンバータ10の速度比を制御する。
図3は、本発明に係るロックアップクラッチの制御装置の機能的構成を示すブロック図である。
ロックアップクラッチ作動領域判定手段40は、車速検出手段36で検出した車速Vとアクセル開度検出手段34で検出したアクセル開度APに基づいて、例えば図4に示されたような特性に従って、ロックアップクラッチ11の作動領域を判定するものであり、車両の運転状態を判定する運転状態判定手段の一種である。図4の例において、ロックアップクラッチ11の作動領域は、ロックアップクラッチ(LC)完全係合領域、ロックアップクラッチフィードバック(LC F/B)制御領域、ロックアップクラッチオフ(LC off)領域の3種がある。ロックアップクラッチオフ(LC off)領域は、ロックアップクラッチをオフ(非係合)とする領域であり、ロックアップクラッチ完全係合領域とロックアップクラッチフィードバック制御領域は、ロックアップクラッチをオン(係合)とする制御領域である。車両の運転状態がロックアップクラッチオフ領域からロックアップクラッチをオン(係合)とする制御領域(ロックアップクラッチ完全係合領域又はロックアップクラッチフィードバック制御領域)内に移行したとき、ロックアップクラッチ作動領域判定手段40は係合圧制御手段41に対して制御開始命令CSを与える。
係合準備圧算出手段42は、ロックアップクラッチ11のクラッチピストンを係合開始位置までストロークさせるための係合準備圧P1を算出する。係合開始位置とは、クラッチピストンのフェーシング面がトルコンカバーの内面に接触する寸前の位置である。すなわち、クラッチピストンのフェーシング面とトルコンカバーの内面との間のクリアランスが略0であるが、両面の接触は生じていない程度の位置である。なお、この係合開始位置とは、厳密に該クリアランスが0の位置と解されるべきではなく、両者が僅かに接触しても実質的なトルク伝達が行われない位置であればよく、緩く解されるべきである。係合準備圧P1は、オフ状態にあったクラッチピストンを速やかにトルコンカバーの内面に近づけるために、大きな値(例えばバルブ全開又はそれに近い値)に設定するとよい。この係合準備圧P1の値は、所定値に固定してもよいし、あるいは、運転状態に応じて持ち替えるようにしてもよい。
係合制御手段41は、前記制御開始命令CSが与えられたとき(ロックアップクラッチオフ領域からオン領域内への運転状態の移行が判定されたとき)、係合準備圧P1に従いロックアップクラッチ11の係合圧を指示する(第1制御)。この第1制御においては、LCシフトバルブ15に対してロックアップONを指示する指令(LC ON)を与え、かつ、LC圧制御バルブ16に対する指示係合圧PLCとして係合準備圧P1を指示する指令を与える。この第1制御は、クラッチピストンが所定の前記係合開始位置(クラッチピストンのフェーシング面とトルコンカバーの内面との間のクリアランスが略0となる位置)に達するまで行う。なお、この場合、該クリアランスが略0となる係合開始位置に達したかどうかをクラッチピストンのストロークから実際に検出するようにしてもよいが、そうせずに、係合準備圧P1の値と該係合準備圧P1でクラッチピストンの作動油を供給する時間長との兼ね合いを経験的に取得し、実質的なトルク伝達が行われる寸前の係合準備圧P1の値及び時間長を定め、該時間長だけ係合準備圧P1を供給するというフィードフォワード制御によって行うようにしてもよい。
係合待機圧算出手段43は、ロックアップクラッチ11のクラッチピストンを係合開始位置に保持するために必要な係合待機圧P2をエンジンの出力トルクに応じて算出する。前記係合制御手段41は、前記第1制御の後、該係合待機圧P2に従いロックアップクラッチの係合圧を指示する(第2制御)。この第2制御においては、上記算出された係合待機圧P2を単純にロックアップクラッチの係合圧として指示するのではなく、該算出された係合待機圧P2と現在の指示係合圧PLCとを比較し、該係合待機圧P2が現在の指示係合圧PLCよりも低い時のみ該係合待機圧P2を該現在の指示係合圧PLCに置き換えるよう制御する。これにより、係合待機中において、指示係合圧PLCが上昇方向に変化することを抑制し、入力回転の落ち込みによる不快な車体振動及び音の発生が生じないようにしている。なお、第2制御においては、LCシフトバルブ15はロックアップONを指示する状態に設定されており、LC圧制御バルブ16に対しては上記のように制御される指示係合圧PLCが与えられる。
更に、係合制御手段41は、前記第1制御と前記第2制御との間で、前記ックアップクラッチの現在の指示係合圧PLCを前記係合準備圧P1から前記係合待機圧P2に滑らかに移行させる移行制御を行うようにもなっている。これにより、指示係合圧PLCのアンダーシュートが起こらず、ロックアップクラッチ容量の一時的低下に起因する入力回転数の吹き上がりを防止するようにしている。この移行制御においても、LCシフトバルブ15はロックアップONを指示する状態に設定されており、LC圧制御バルブ16に対しては上記のようにP1からP2に滑らかに移行するように制御される指示係合圧PLCが与えられる。
目標速度比算出手段44は、車両の運転状態を示すパラメータ、即ちアクセル開度検出手段34で検出したアクセル開度AP、エンジン回転数検出手段31で検出したエンジン回転数Ne及びシフトポジション検出手段33で検出したシフトポジションSPに基づいて、トルクコンバータ11の目標速度比emを算出する。前記係合制御手段41は、前記第2制御の後、トルクコンバータ11の実速度比eが前記算出した目標速度比emとなるように該ロックアップクラッチ11の係合圧を制御する(第3制御)。その場合、トルクコンバータ11の実速度比eは、入力回転数検出手段32で検出した自動変速機の入力回転数Nmをエンジン回転数Neで除した商(Nm/Ne)として求められる。また、目標速度比emは、上記パラメータに応じて例えば所定のテーブル検索を行うことにより算出される。この目標速度比emは、トルクコンバータ11のサージングやこもり音の発生を防止した上で、燃費の向上や動力特性の向上をねらった値として予め設定されている。この第3制御においても、LCシフトバルブ15はロックアップONを指示する状態に設定されており、LC圧制御バルブ16に対しては上記のように実速度比eが目標速度比emに追従するように制御される指示係合圧PLCが与えられる。なお、第3制御の詳細については、前記特許文献1又は2に詳述されているので、これ以上の説明を省略する。
図3に示したロックアップクラッチ作動領域判定手段40、係合制御手段41、係合準備圧算出手段42、係合待機圧算出手段43、目標速度比算出手段44等の機能は、一実施例として、図4に示した電子制御ユニット20に搭載された所定のコンピュータプログラムによって実現される。図5は、上記係合制御手段41において実行される本発明に従う上記第1制御、第2制御、及び移行制御に関連するコンピュータプログラムの一例を示すフローチャートである。図6は、図5の処理に応じて実行されるロックアップクラッチの係合制御の動作例を示す制御波形図である。
図5の処理は、ロックアップクラッチ作動領域判定手段40により前記制御開始命令CSが与えられたとき起動され、以後、所定タイミング毎に割り込みがかけられる。
ステップS1では、クラッチピストンのフェーシング面とトルコンカバーの内面との間のクリアランスが0であるか、つまり、ロックアップクラッチ11が所定の係合開始位置に達したかどうかを判定する。前記制御開始命令CSの発生に応じて図5の処理が起動した直後は、ロックアップクラッチ11はオフされているからステップS1はNOであり、ステップS2に行く。
ステップS2では、入力回転数Nmとアクセル開度APを取得し、所定のレジスタ内にラッチする。このステップS2の処理は、図5の処理が起動したとき1回だけ行うものとし、以後のタイマ割り込みに基づく繰り返し処理に際しては飛び越される。
次のステップS3では、係合準備圧P1を算出する。このステップS3での係合準備圧P1の算出は、前記係合準備圧算出手段42における係合準備圧P1の算出に相当し、前述したような手法で係合準備圧P1を算出する。
次のステップS4では、所定のワンウエイ・フラグを0にリセットする。このワンウエイ・フラグは、後述するように係合待機状態に入ったとき1にセットされる。
次のステップS5では、前記算出した係合準備圧P1を指示係合圧PLCとしてセットする。その後、処理はリターンされる。
以後のタイマ割り込みタイミングにおいて、ステップS1でNOと判定されれば、ステップS3〜S5の処理が繰り返される。なお、ステップS3〜S5の処理を繰り返すことなく、ステップS2の処理と同様に、図5の処理が起動したとき1回だけ行うようにしてもよい。
図5におけるステップS3〜S5の処理は、前記係合制御手段41が実行する前記第1制御に相当するものである。このステップS3〜S5の処理つまり第1制御により、ロックアップクラッチ11の指示係合圧PLCは、図6の「第1制御」の区間に示すように、係合準備圧P1に設定される。前述の通り、この係合準備圧P1は、バルブ全開に近い比較的大きな値であるため、クラッチピストンは、速やかに所定の前記係合開始位置(クラッチピストンのフェーシング面とトルコンカバーの内面との間のクリアランスが略0となる位置)まで動かされる。
クラッチピストンのフェーシング面とトルコンカバーの内面との間のクリアランスが略0となると、ステップS1でYESと判定され、ステップS6に進む。なお、前述のように、ステップS1での判定処理方法は、実際にクラッチピストンのストローク位置を検出してクリアランスが0(又は略0)となったことを判定するようにしてもよいし、あるいは、所定時間のタイマを起動させてそれがタイムアップした時点をもってクリアランスが0(又は略0)となったことを判定(推定)するようにしてもよい。
ステップS6では、ステップS2で所定レジスタ内にラッチしたロックアップクラッチ係合制御開始時の入力回転数Nmとアクセル開度APとに基づき、係合待機制御を行うべき時間に相当するタイマTMの設定値をタイマテーブルから検索する。そして、タイマTMの動作時間を検索した設定値にセットして該タイマTMをスタートさせる。
図7は、そのようなタイマテーブルの一例を示し、横軸が入力回転数Nm、たて軸がタイマTMの設定値であり、グラフ中に一例として描かれた3つのカーブは、アクセル開度APが0/8の場合と、1/8〜2/8の場合と、3/8〜5/8の場合とにそれぞれ対応している。例えば、アクセル開度APが0/8の場合は、低トルク領域での運転に相当し、全体として速度比(Nm/Ne)が大となるので、係合準備に必要な時間のバラツキを吸収できる程度の値(例えば入力回転数Nmにかかわらず0.3秒)である。また、アクセル開度APが1/8〜2/8の場合は、トルクが幾分大きくなるので、係合準備に必要な時間が短い場合は、速度比が安定する前に係合圧漸増制御(第3制御)に移行したとすると、ロックアップクラッチの食いつきにより入力回転の落ち込みが発生するおそれがある。これを防止するために、0/8の場合よりもタイマ設定値の最低値を上げ、かつ、入力回転数Nmが低い領域ではタイマ設定値を更に上げるようにしている。アクセル開度APが3/8〜5/8の場合は、1/8〜2/8の場合よりも更にタイマ設定値の最低値を上げ、かつ、入力回転数Nmが低い領域でのタイマ設定値を更に上げるようにしている。
次のステップS7では、エンジンの出力トルクTeng(zつまりトルクコンバータ10への入力トルク)を公知の手法により検索(算出)する。
次のステップS8では、エンジン回転数Neとトルクコンバータの容量係数τとに基づき、下記式によりトルクコンバータ10のポンプトルク容量Tpumpを算出する。なお、容量係数τは、公知の手法に従い、トルクコンバータ10の目標スリップ率に基づき算出される。
Tpump=τラ(Ne/1000)2
ステップS9では、下記式に従い、エンジン出力トルクTengとトルクコンバータ10のポンプトルク容量Tpumpの差からロックアップクラッチ伝達トルクを算出し、これに運転状態に応じた補正係数αを掛けることで必要ロックアップクラッチ容量Tlcを算出する。なお、補正係数αは、例えば、入力回転数Nmに応じて所定のテーブルを検索することで取得されるもので、1未満の値である。
Tlc=(Teng−Tpump)×α
ステップS10では、算出した必要ロックアップクラッチ容量Tlcに応じて所定のテーブルを検索することで係合待機圧P2を算出する。
上記ステップS7〜S10の処理は、前記係合待機圧算出手段43が実行する処理に相当するものであり、タイマ割り込みによりこのルーチンが実行される毎に実行される。したがって、係合待機圧P2は、現在の運転状態(エンジン出力トルク)に応じて逐次更新される。
ステップS11では、ワンウエイ・フラグが1であるか否かを判定する。ワンウエイ・フラグが1でなければ、ステップS12に行き、現在の指示係合圧PLCから所定の差分値ΔPを引いた値PLC−ΔPが前記ステップS10で算出した係合待機圧P2と同じかまたはそれより小さいか(PLC−ΔPLC≦P2?)を判定する。最初にこのルーチンを実行するとき、PLC=P1であり、P1>P2であるから、ステップS12ではNOと判定され、ステップS13に行く。
ステップS13では、現在の指示係合圧PLCから所定の減分値ΔPを引いた値PLC−ΔPLCを、新たな指示係合圧PLCとする。これにより、タイマ割り込みで図5の処理が繰り返されてステップS12,S13のルーチンが実行される毎に、現在の指示係合圧PLCが係合準備圧P1から徐々に低下してゆくように算出される。
このステップS12,S13の処理は、前記係合制御手段41が実行する前記移行制御に相当するものである。このステップS12,S13の処理つまり移行制御により、ロックアップクラッチ11の指示係合圧PLCは、図6の「移行制御」の区間に示すように、係合準備圧P1から係合待機圧P2へと滑らかに移行するように制御される。これにより、係合準備圧P1から係合待機圧P2に切り換えるときに、指示係合圧PLCのアンダーシュートが起こらず、ロックアップクラッチ容量の一時的低下に起因する入力回転数の吹き上がりを防止することができる。
減分値ΔPは、「移行制御」を所定時間Tsで終了させるよう適切に定めるものとする。例えば、「移行制御」に要する所定時間Tsに対する残存時間をΔtとすると、ΔP=(PLC−P2)/Δtとして算出する。なお、PLCの初期値はP1であり、タイマ割り込みで行われる演算タイミング毎に上記のようにΔPだけ順次減少される。また、残存時間Δtの初期値はTs(例えばTsに対応するタイマ割り込み回数)であり、タイマ割り込みで行われる演算タイミング毎に割り込み1周期分の値(例えば1)だけ順次減少される。これにより、P2の値がリアルタイムに変動しても、必ず、「移行制御」が所定時間Tsで行われ、最後に、PLCの現在値がP2の現在値に到達するようになる。なお、図示例のように、「移行制御」の間でP2が漸増する場合は、ΔPの値が漸減変化し、指示係合圧PLCの漸減変化は徐々に傾きが減少するノンリニア特性を示す。
やがて、現在の指示係合圧PLCからΔPを引いた値が係合待機圧P2以下になると、ステップS12でYESと判定され、ステップS15に行く。ステップS15では、ワンウエイ・フラグを1にセットする。これにより、以後は、ステップS11でYESと判定され、ステップS12、S13の処理(移行制御)は、行われなくなる。
ステップS16では、現在の指示係合圧PLCが係合待機圧P2と同じかまたはそれよりも大きいか(PLC≧P2?)を判定する。NOである場合、つまり、現在の指示係合圧PLCよりも係合待機圧P2のほうが高い場合、ステップS17に行き、同じ指示係合圧PLCを維持する。一方、YESである場合、つまり、係合待機圧P2が現在の指示係合圧PLCと同じかまたはそれよりよりも低い場合、ステップS18に行き、該係合待機圧P2を該現在の指示係合圧PLCに置き換える(PLC=P2)。
ステップS16〜S18の処理は、前記係合制御手段41が実行する前記第2制御に相当するものである。このステップS16〜S18の処理つまり第2制御により、ロックアップクラッチ11の指示係合圧PLCは、図6の「第2制御」の区間に示すように、係合待機圧P2の上昇には追従せず、係合待機圧P2の下降にのみ追従するように制御される。図6においては、エンジンの出力トルクTengの変動の一例が示されており、このトルク変動に応じて点線で示すように係合待機圧P2も変動する。しかし、前記第2制御の区間においては、上述のように、ロックアップクラッチ11の指示係合圧PLCは、係合待機圧P2の上昇には追従せず、係合待機圧P2の下降にのみ追従するように制御される。これにより、係合待機中において、指示係合圧PLCが上昇方向に変化することを抑制することができるので、もし係合待機中にアクセルペダルの踏み込みと戻し操作を行ったとしても、踏み込みに追従して指示係合圧PLCが上昇方向に変化することが起こらず、アクセルペダルの戻し時に過容量となることを防止することができ、もって、変速機入力回転の落ち込みによる不快な車体振動及び音の発生が生じないようにすることができる。
ステップS14では、タイマTMの動作時間が経過したかどうかを判定する。まだ、経過していなければ、ステップS15に行き、さらにS16〜S18の処理を繰り返す。こうしてタイマTMの動作時間の間、第2制御を続行する。
タイマTMの動作時間が経過すると、ステップS14でYESと判定され、トルクコンバータ11の実速度比eが前記算出した目標速度比emとなるように該ロックアップクラッチ11の係合圧PLCを漸増制御する「第3制御」を行うためのルーチンに移行する。この第3制御により、運転状態に応じた係合圧PLCでロックアップクラッチをショックレスに係合する。この第3制御を行うためのルーチンについては、公知の構成(例えば前記特許文献1または2に示された構成)を使用すればよいため、本願は詳細説明を省略する。
前述の通り、タイマTMの動作時間(係合待機状態を維持する時間)は、ロックアップクラッチ係合制御開始時の入力回転数Nmとアクセル開度APとに基づき設定される。タイマTMの動作時間(係合待機状態を維持する時間)は、一般的には、速やかなクラッチ係合を実現するには短い方がよい。しかし、ロックアップクラッチ係合制御開始時の運転状態が低入力回転若しくは高トルク領域である場合、トルクコンバータ11の実速度比eは、図8に例示するように、係合準備の過程で一旦小さくなり、その後、トルクコンバータ11の特性に従い上昇し、或る値で安定する。この場合、実速度比eが安定する前に係合待機状態を終了して漸増制御(第3制御)に移行したとすると、図8において破線で示すように、上昇過程にある過渡的な実速度比eの上昇に合わせて指示係合圧PLCが漸増し、指示係合圧PLCが過剰となることがある。そうすると、ロックアップクラッチの食いつきにより変速機入力回転の落ち込みが発生するので好ましくない。これに対して、図8において実線で示すように、係合待機状態を維持する時間を長くして、実速度比eが安定してから係合待機状態を終了して漸増制御(第3制御)に移行するようにすれば、そのような問題を解決することができる。そこで、本実施例では、ロックアップクラッチ係合制御開始時の入力回転数Nmとアクセル開度APと応じて、低入力回転若しくは高トルク領域においてはタイマTMの動作時間(係合待機状態を維持する時間)を相対的に長くするように、タイマTMの動作時間(係合待機状態を維持する時間)を持ち替えているのである。
10 トルクコンバータ
11 ロックアップクラッチ
15 LCシフトバルブ
16 LC圧制御バルブ
20 電子制御ユニット(ECU)
31 エンジン回転数検出手段
32 入力回転数検出手段
33 シフトポジション検出手段
34 アクセル開度検出手段
35 車速検出手段
40 ロックアップクラッチ作動領域判定手段
41 係合制御手段
42 係合準備圧算出手段
43 係合待機圧算出手段
44 目標速度比算出手段

Claims (3)

  1. 自動変速機のトルクコンバータの実速度比が所定の目標速度比となるようにロックアップクラッチの係合圧を制御する制御領域を有するロックアップクラッチの制御装置において、
    ロックアップクラッチのクラッチピストンを係合開始位置までストロークさせる係合準備圧を算出する係合準備圧算出手段と、
    前記クラッチピストンを係合開始位置に保持するために必要な係合待機圧をエンジンの出力トルクに応じて算出する係合待機圧算出手段と、
    車両の運転状態を判定する運転状態判定手段と、
    前記運転状態判定手段が前記制御領域外から前記制御領域内への運転状態の移行を判定したときに、前記係合準備圧に従い前記ロックアップクラッチの係合圧を指示する第1制御と、その後、前記係合待機圧に従い前記ロックアップクラッチの係合圧を指示する第2制御と、その後、トルクコンバータの実速度比が所定の目標速度比となるように該ロックアップクラッチの係合圧を制御する第3制御とを順に行う係合圧制御手段と
    を備え、前記第2制御において、前記算出された係合待機圧と現在の指示係合圧とを比較し、該係合待機圧が現在の指示係合圧よりも低い時のみ該係合待機圧を該現在の指示係合圧に置き換えることを特徴とするロックアップクラッチの制御装置。
  2. 前記係合圧制御手段は、前記第1制御と前記第2制御との間で、前記ロックアップクラッチの現在の指示係合圧を前記係合準備圧から前記係合待機圧に滑らかに移行させる移行制御を更に行うことを特徴とする請求項1に記載のロックアップクラッチの制御装置。
  3. 前記第2制御を行う時間を、車両の運転状態に応じて可変設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のロックアップクラッチの制御装置。
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