JP2005162730A - ダニ誘引剤、ダニ誘引捕獲材、及びダニ誘引方法 - Google Patents

ダニ誘引剤、ダニ誘引捕獲材、及びダニ誘引方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ダニに対して高い誘引効果を有するダニ誘引剤、及びダニの死骸を残すことなく、かつ、集中的にダニを駆除することが可能なダニ誘引捕獲材及びダニ誘引方法を提供する。
【解決手段】 総炭素数が4乃至14のラクトン類から選ばれる1種以上の化合物を誘引成分として含むダニ誘引剤、並びに、当該ダニ誘引剤を用いたダニ誘引捕獲材及びダニ誘引方法である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ダニ誘引剤、当該ダニ誘引剤を利用したダニ誘引捕獲材及びダニ誘引方法に関する。
近年、建築技術の進歩に伴う住居の高い密閉性、エアコンの普及及びカーペット類の敷設等により、ダニの生息に好条件の環境が整えられ、ダニの繁殖を助長しているのが実状である。ダニは特に布団などの寝具やカーペット、ソファーに多く棲息しており、気管支喘息、アレルギー性鼻炎等のアレルギー性疾患や、皮膚炎の原因となるため、効果的な駆除が要望されている。
ダニの駆除方法として、殺ダニ剤を散布したり、天日干しや掃除機等による物理的に駆除する方法が挙げられる。殺ダニ剤が用いられる場合は、寝具等には安全性上好ましくなく、またダニの死骸等が依然としてダニの棲息している場所、たとえば、寝具やカーペット等にアレルゲンとして残されるという問題がある。また、単なる物理的駆除方法では、多大な労力を要する。
そこで、この問題を解決するダニ誘引剤やダニ捕獲材が検討されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。特許文献1には、炭素数4〜18の直鎖脂肪酸から選ばれた1種以上の化合物を有効成分とするダニ誘引組成物が開示されている。特許文献2には、食品フレーバーであるチョコレートフレーバー、アーモンドフレーバー、チーズフレーバー、鰹フレーバー、バターフレーバー及び胡麻フレーバーを有効成分とするダニ誘引剤が開示されている。そして特許文献3には、前記の食品フレーバーとトリグリセリドとを有効成分とするダニ誘引剤が開示されている。
しかしながら、本発明の総炭素数が4乃至14のラクトン類が優れたダニ誘引効果を有することはまだ知られていない。
特開平6−256109号公報 特開昭63−255207号公報 特開平2−215705号公報
本発明は、ダニに対して高い誘引効果を有するダニ誘引剤、及びダニの死骸を残すことなく、かつ、集中的にダニを駆除することが可能なダニ誘引捕獲材及びダニ誘引方法を提供する。
本発明は、総炭素数が4乃至14のラクトン類から選ばれる1種以上の化合物を誘引成分として含むダニ誘引剤、並びに、当該ダニ誘引剤を用いたダニ誘引捕獲材及びダニ誘引方法である。これらのダニ誘引剤、ダニ誘引捕獲材、ダニ誘引方法を用いることにより、寝具等に棲息しているダニを効果的に所定の場所に誘い出し、寝具等にアレルギーの原因物質となるダニの死骸を残すことなく、かつ、集中的にダニを駆除することが可能になる。
本発明に係るダニ誘引剤は、新規なダニ誘引成分を含有するものであって、ダニに対して優れた誘引効果を有する。従って、ダニをある箇所に集めることが可能で、集中的なダニ駆除が可能となる。また、本発明に係るダニ誘引捕獲材及びダニ誘引方法は、優れた誘引性を有する本発明に係るダニ誘引剤を用いるため、寝具等に棲息しているダニを効果的に所定の場所に誘い出し、寝具等にアレルギーの原因物質となるダニの死骸を残すことなく、かつ、集中的にダニを駆除することが可能である。
本発明に係る総炭素数が4乃至14のラクトン類としては、脂肪族ラクトン、テルペン系ラクトン、芳香族ラクトンが挙げられる。脂肪族ラクトンとしては、γ−ブチロラクロン、γ−バレロラクトン、アンゲリカラクトン、γ−ヘキサラクトン、γ−ヘプタラクトン、γ−オクタラクトン、γ−ノナラクトン、3−メチル−4−オクタノライド(ウイスキーラクトン)、γ−デカラクトン、γ−ウンデカラクトン、γ−ドデカラクトン、γ−ジャスモラクトン(7−デセノラクトン)、δ−ヘキサラクトン、4,6,6(4,4,6)−トリメチルテトラヒドロピラン−2−オン、δ−オクタラクトン、δ−ノナラクトン、δ−デカラクトン、δ−2−デセノラクトン、δ−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトン、δ−トリデカラクトン、δ−テトラデカラクトン、ラクトスカトン、ε−デカラクトン、ε−ドデカラクトン、シクロヘキシルラクトン、ジャスミンラクトン、シスジャスモンラクトン、メチルγ−デカラクトン、テトラヒドロ−6−(3−ペンテニル)−2H−ピラン−2−オン(ジャスモラクトン;Firmenich社商品名)、テトラヒドロ−6−(3−ヘキセニル)−2H−ピラン−2−オン(ジャスモラクトン;Bedoukian社商品名)等が挙げられる。テルペン系ラクトンとしてはメンタラクトン、メントンラクトン等が挙げられ、芳香族ラクトンとしてはクマリン、ジヒドロクマリン、6−メチルクマリン、7−メチルクマリン、n−ブチルフタリド、プロピリデンフタリド、ブチリデンフタリド等が挙げられる。
誘引効果の点で好ましくは脂肪族ラクトンが挙げられ、より好ましくは炭素数6乃至12の脂肪族ラクトンが挙げられる。
具体的にはγ−ヘキサラクトン、γ−ヘプタラクトン、γ−オクタラクトン、γ−ノナラクトン、γ−デカラクトン、γ−ウンデカラクトン、γ−ドデカラクトン、γ−ジャスモラクトン(7−デセノラクトン)、δ−ヘキサラクトン、δ−オクタラクトン、δ−ノナラクトン、δ−デカラクトン、δ−2−デセノラクトン、δ−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトン、シスジャスモンラクトン、メチルγ−デカラクトン、テトラヒドロ−6−(3−ペンテニル)−2H−ピラン−2−オン(ジャスモラクトン;Firmenich社商品名)、テトラヒドロ−6−(3−ヘキセニル)−2H−ピラン−2−オン(ジャスモラクトン;Bedoukian社商品名)が挙げられ、特に好ましいものとして、γ−オクタラクトン、γ−ノナラクトン、γ−デカラクトン、γ−ウンデカラクトン、γ−ドデカラクトン、δ−オクタラクトン、δ−ノナラクトン、δ−デカラクトン、δ−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトンが挙げられる。
本発明のダニ誘引剤中のダニ誘引成分は、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
本発明のダニ誘引剤としては、上記ダニ誘引成分の1種以上をそのまま使用しても良いが、溶剤、乳化剤、分散剤、噴射剤、徐放化剤等の液体担体や固体担体に保持させることにより、水溶液剤、油剤、乳剤、懸濁剤、水和剤、噴霧剤(エアゾール剤)、徐放剤(液状、粉状、粒状)として使用することが可能である。
上記溶剤としては特に限定されず、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類;グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;THF、ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル類;酢酸エチル、酢酸ブチル、フタル酸ジエチル等のエステル類;ノルマルパラフィン、イソパラフィン、ソルベントナフサ等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素;ジクロロエタン;水等が挙げられる。これらの溶剤は、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
上記乳化剤及び分散剤としては特に限定されず、例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、脂肪酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキルグリコシド、グリセリン脂肪酸エステル、第4級アンモニウム塩、アルキルベタイン、アミンオキサイド等の界面活性剤等が挙げられる。これらの乳化剤及び界面活性剤は、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
上記噴射剤としては特に限定されず、メチルクロライド、イソブタン、炭酸ガス、窒素、液化石油ガス、ペンタン、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル等が挙げられる。これらの噴射剤は、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
上記徐放化剤としては特に限定されず、トリシクロデカン、シクロドデカン、2,4,6−トリイソプロピルー1,3,5−トリオキサン、トリメチレンノルボルネン、パラジクロロベンゼン、ナフタリン、樟脳等の昇華性担体等が挙げられる。これらの徐放化剤は、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。本発明の誘引剤を上記徐放剤として使用する場合は、上記ダニ誘引成分を上記徐放化剤に担持して徐放性を調節できる。
固体担体としては、上記ダニ誘引成分が担持できるものであれば特に限定されず、例えば、シリカゲル、活性炭、ヒドロキシアパタイト、アルミナ、ゼオライト、珪藻土、粘土鉱物、サイクロデキストリン、タルク、炭酸カルシウム、ゲル化剤、セルロース及び誘導体、紙、不織布、繊維、樹脂(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン、ポリビニル、ポリビニリデン、エチレン−ポリビニルアルコール共重合体、ポリスチレン、ポリアクリレート、アリルスチレン共重合体)等が挙げられ、その形態としても特に限定されず、例えば粉体、粒状、シート状、塊状等として使用できる。
本発明のダニ誘引剤中のダニ誘引成分の配合量はその剤型、適用方法及び適用場所等に応じて適宜決定する事ができるが、例えば液体担体を用いた場合であって、水溶液、油剤、乳剤、分散液の場合は、配合液中のダニ誘引成分が合計で、0.001〜50質量%、好ましくは0.005〜30質量%、さらに好ましくは0.01〜10質量%配合する。
エアゾールの場合は、配合原液中のダニ誘引成分が合計で、0.001〜70質量%、好ましくは0.005〜50質量%、さらに好ましくは0.01〜30質量%配合する。
不織布シート、布、紙等に含浸させて用いる場合は、配合原液中のダニ誘引成分が合計で、0.001〜100質量%、好ましくは0.005〜80質量%、さらに好ましくは0.01〜50質量%配合する。製品形態での場合は、0.001〜90質量%、好ましくは0.005〜70質量%配合する。
固体担体を用いた場合は、配合中のダニ誘引成分が合計で、0.1〜90質量%、好ましくは1〜80質量%、さらに好ましくは5〜50質量%配合する。
本発明のダニ誘引剤には、殺菌剤、防カビ剤、殺虫剤、防腐剤、着色料、防虫剤、共力剤、増粘剤、香料等の他の配合剤を含有してもよい。
本発明の対象となるダニ類は、コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ等のチリダニ類、コウノホシカダニ、ケナガコナダニ、ムギコナダニ等のコナダニ類、チリニクダニ、イエニクダニ、サヤアシニクダニ等のニクダニ類、ミナミツメダニ、クワガタツメダニ、フトツメダニ、ホソツメダニ、アシナガツメダニ等のツメダニ類、イエダニ、トリサシダニ、ワクモ、スズメサシダニ等のイエダニ類、イエササラダニ類、シラミダニ類、ヒゼンダニ類が挙げられる。
本発明のダニ誘引剤の使用方法としては、例えば、本発明のダニ誘引剤を直接カーペットや布団に散布し、表面にダニを誘引して掃除機などでの吸引除去を容易にすることが出来る。また、該誘引剤を含浸させた多孔質粒子を、ダニを駆除したい場所にまき、該ダニ誘引剤によって誘引されたダニが粒子の孔に入ったところを掃除機などで吸引除去する方法等が挙げられる。このようにして、ダニを効果的に駆除することができる。
本発明のダニ誘引剤の使用量は特に限定されないが、ダニ誘引剤中のダニ誘引成分が対象表面1cm2あたり0.00001〜10mg、好ましくは0.0001〜10mg、さらに好ましくは0.0001〜0.1mg程度となることが望ましい。
また、殺ダニ剤に本発明のダニ誘引剤を併用することにより、殺ダニ効果を高めることもできる。ここで用いられる殺ダニ剤としては特に限定されず、例えば、ピレスロイド系、有機リン系、カーバメート系、また各植物精油、一部の界面活性剤など既存の殺ダニ成分であれば使用可能である。これらの殺ダニ成分は、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
また、本発明に係るダニ誘引剤は、他のダニ誘引剤と併用することもできる。前記他のダニ誘引剤としては、例えば、ゲラニオールの低級脂肪酸エステル、ネロールの低級脂肪酸エステル、シトロネロールの低級脂肪酸エステル、リナロールの低級脂肪酸エステル、プロピオン酸ベンジル、炭素数が4乃至18の直鎖脂肪酸、食品フレーバー、トリグリセリド等が挙げられる。
本発明のダニ誘引捕獲材は、本発明に係るダニ誘引剤を用いた捕獲材であって、物理的駆除材と組み合わせて構成される。上記物理的駆除材としては特に限定されず、例えば、加熱、乾燥、脱酸素できダニを殺傷可能な装置や、粘着層を備えていたり、掃除機等吸引可能な装置等、ダニを捕獲可能な構造を有する装置等が挙げられる。また、ダニ誘引剤は、物理的駆除材の中に設置されていてもよいし、物理的駆除材に使用される部材の一部に含有されていてもよい。前記物理的駆除材は、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
ダニ誘引捕獲材としては、例えば、粘着物質が塗布あるいは含浸されているか、そのものが粘着性のある担体などに本発明に係る誘引剤を含浸したもの、又は多孔質物質や繊維製品のようにダニが入りこみやすい物品に本発明に係る誘引剤を塗布あるいは含浸したもの等であり、その担体を、ダニを駆除したい場所におくと、ダニが本発明に係る誘引剤によって誘引され、近づくと捕獲できるものが挙げられる。
本発明のダニ誘引剤、ダニ捕獲材は、既存のダニ検出・検知方法及び装置と組み合わせることも可能である。上記ダニ検出・検知方法及び装置は、特に限定されず、例えば、誘引剤によりダニを集めた後、粘着剤等を用いた捕獲材によって捕獲されたダニを視覚化しダニの存否を検知する方法及び装置、同様に捕獲した後、ダニ虫体や体液中の成分等と反応して発色する試薬を用いる方法及び装置、また、抗原抗体反応を利用した検出方法及び装置等が挙げられる。
本発明のダニ誘引剤、ダニ捕獲材を有効に用いることができる場所や物品としては、屋内の各場所及び屋内に設置される各物品が挙げられ、例えば、押入、下駄箱等の収納具類、台所、倉庫、床、廊下、畳、絨毯、カーペット、ソファー、布団、枕、マットレス、毛布、シーツ、カバー、座布団、クッション、ぬいぐるみ、或いは自動車や鉄道等の乗物、乗物内シート等が挙げられる。
(実施例1)ダニ誘引効果
表1に示す化合物を次法に従って誘引効果を評価した。
1.供試ダニ コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)
2.試験方法
各種化合物をアセトンで希釈し、直径5.5cmの円形ろ紙4枚に1g含浸させ、室温下で60分風乾した。また対照区用にアセトンのみを処理したろ紙4枚を用意した。30×25×10cmのポリプロピレン製容器の中心部に供試ダニ約500匹を置き、前記中心からそれぞれ25cm離れ、かつ処理区と対照区とは20cm以上離れたところに、処理区及び対照区のろ紙4枚をそれぞれ重ねた状態で置いた。これを飽和食塩水で相対湿度85%以上に調整したプラスチック製密閉容器の中に置き、全暗状態で25℃で保存した。24時間後にろ紙表裏両面及びろ紙下に誘引された供試ダニの合計数を数えた。その結果は表1に示すとおりである。
Figure 2005162730
(実施例2)捕獲シート
5×5cmの粘着テープに同寸の不織布を貼りつけ、次の処方の誘引組成物をそれぞれ10μL含浸させてダニ捕獲シートとした。
<誘引組成物1>
δ−デカラクトン 30質量部
トリオレイン 70質量部
<誘引組成物2>
γ−ノナラクトン 5質量部
γ−ウンデカラクトン 5質量部
バターフレーバー 5質量部
オレイン酸 20質量部
トリオレイン 65質量部
(実施例3)粉剤
次の処方で粉剤を製造した。
硫酸ナトリウム 60質量部
シリカ 39.8質量部
γ−ノナラクトン 0.1質量部
ジャスモラクトン(Firmenich社) 0.1質量部
(実施例4)粉剤
次の処方で粉剤を製造した。
無水ケイ酸 10質量部
タルク 89質量部
γ−デカラクトン 1質量部
(実施例5)油剤
次の処方で油剤を製造した。
γ−ウンデカラクトン 1質量部
シスジャスモラクトン 3質量部
イソプロピルアルコール 96質量部

Claims (6)

  1. 総炭素数が4乃至14のラクトン類から選ばれる1種以上の化合物を誘引成分として含むダニ誘引剤。
  2. 前記ラクトン類は脂肪族ラクトンである請求項1に記載のダニ誘引剤。
  3. 前記脂肪族ラクトンは総炭素数が6乃至12である請求項2に記載のダニ誘引剤。
  4. 前記脂肪族ラクトンがγ−オクタラクトン、γ−ノナラクトン、γ−デカラクトン、γ−ウンデカラクトン、γ−ドデカラクトン、δ−オクタラクトン、δ−ノナラクトン、δ−デカラクトン、δ−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトンである請求項3に記載のダニ誘引剤。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載のダニ誘引剤を用いたダニ誘引捕獲材。
  6. 請求項1乃至4いずれかに記載のダニ誘引剤を用いたダニ誘引方法。
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