JP2005160257A - 単相/三相変換装置及びその制御方法 - Google Patents

単相/三相変換装置及びその制御方法 Download PDF

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真 齋藤
Nobuyuki Matsui
信行 松井
Takaharu Takeshita
隆晴 竹下
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Abstract

【課題】単相瞬時電力の脈動分を補償することができる単相/三相変換装置の制御装置を提供する。
【解決手段】3つの直列スイッチング回路中の3つの接続点P1〜P3と共通接続点CP2との間に交流電力を蓄積するための交流電力蓄積回路PSを設ける。電力蓄積回路PSを単相交流電力の脈動成分を蓄積する。交流電力蓄積回路PSを、3つの直列スイッチング回路中の3つの接続点P1〜P3と共通接続点CP2との間に配置された、交流リアクトルLと切り替え回路SWCとから構成さする。この切り替え回路SWCは、単相交流電力の脈動成分がすべて交流リアクトルLに供給される瞬時電力に転換するように交流リアクトルLと3つの直列スイッチング回路中の3つの接続点P1〜P3とを選択的に接続する。
【選択図】図4

Description

本発明は、三相交流電動機の駆動に適した単相/三相変換装置及びその制御方法に関するものである。
従来より、単相電力を三相電力に変換する場合には、整流器にて単相交流を一旦直流に変換し、直流から三相交流を作り出す回路、いわゆる、単相/直流/三相変換回路(交流間接変換回路)が用いられている。この種の変換回路では、なるべく脈動の少ない直流電圧を得るために、大容量の直流キャパシタを直流母線に設置する必要がある。特に、単相から直流に変換する場合、三相から変換するときと比べ、より大容量の直流キャパシタが必要になる。直流キャパシタは、自身の寸法・重量が大きいので、変換回路の小型化を阻害する。また、2000時間程度の寿命しかなく、定期的に交換する必要があるので、変換装置の維持管理費用の増加を招く問題がある。更に、有害な電解液を含み、かつ、再利用が困難なので、地球環境へ大きな負担を与える問題がある。
これらの理由から、直流キャパシタを廃止し、またはその容量を低減化した単相/三相変換回路の要求が高まっている。そこで直流キャパシタの容量低減については、清水等が直流母線に交流リアクトルや交流キャパシタを設け、それら素子に脈動電力成分を吸収させる方式を提案している[非特許文献5及び6]。また、Ziogasや高橋等は、単相電源から直接三相交流を得る“単相/三相直接変換回路(単相/三相マトリックス(ダイレクト)コンバータ)”を提案している[非特許文献1乃至4]。清水等が提案している方式は、主回路構成に優れているが、過渡時の応答性や安定性を考慮した制御手法の確立と言う面では課題が残されている。また、Ziogasや高橋らの提案する方式では、三相電圧・電流が電源周波の2倍程度の低周波で大きく脈動する課題が残されている。
また発明者等は、非特許文献7により、単相瞬時有効無効電力理論(ps−qs理論)をベースに、三相電圧・電流が低周波で脈動することの無い単相/三相マトリックスコンバータを提案した。そして発明者等は、この理論を用いた半導体電力変換装置の制御回路について特許出願をしている(特開2003−143860)。
図1は、従来から提案されている単相/三相マトリックスコンバータ(以下、1P/3PMCと言う)の主回路構成を示している。この回路では、単相電源にLCフィルタを介して、双方向性スイッチ(SUR〜SWS)で構成される3つのレグ(2つの双方向スイッチが直列接続された構成された直列スイッチング回路)が接続され、それぞれのレグの中央から、三相交流電力を得ている。三相出力には、誘導電動機など平衡三相負荷が接続されている。また、この回路の動作を解析するために、単相電源は、2分割され、中性点oが引き出されている。各点の電位は、この中性点を基準にして定義されている。
この回路は、図2に示す直流非平滑単相/直流/三相変換回路と等価である。両回路とも、変換回路内にエネルギー蓄積要素を持たず、瞬時パワーフローに違いは無い。
このため、1P/3PMCのスイッチング関数は、従来からよく知られた整流器回路とインバータ回路のスイッチング関数から次のようにして決定できる(非特許文献4)。図2において、単相電圧VR0とVS0と三相電圧VUo,VVo,VWoの関係を、次式のスイッチング関数で定義する。
Figure 2005160257
ここで
Figure 2005160257

Figure 2005160257
はインバータ回路と整流器回路のスイッチング関数。
また、図2の1P/3PMCにおける、単相電圧VR0とVS0と三相電圧VUo,VVo,VWoの関係を、次式で定義する。
Figure 2005160257
ここで
Figure 2005160257
は、1P/3PMCのスイッチング関数。
(1)式と(2)式は同じ電圧の関係を示しているので、次式の通り、1P/3PMCのスイッチング関数が決定される。
Figure 2005160257
図3(a)に、従来形1P/3PMCの動作波形例を示す。ここで、インバータ回路のスイッチング関数は、基本波周波数を100Hz、キャリア周波数を10kHzとする正弦波三角波比較方式PWM変調で決定した。また、整流器のスイッチング関数は、電源電圧が正の半サイクル時はスイッチSRP、SSNを1に、負の半サイクルでは残りのスイッチSRV、SSPを1にした。動作波形を見ると、電源電流iは、電源電圧に同期した正弦波となっているが、三相出力電流i、i、iは、100Hzの正弦波でなく、大きく歪んだ波形になっている。図3(b)に三相出力電流の高速フーリエ・コサイン・サイン変換(FFT)結果を示す。100Hzの成分だけでなく、20Hzと220Hzの成分も大きく現れている。単相電力瞬時電力が、電源周期の2倍周波数で脈動することが原因で、この余分な周波数成分が生じている。
S.I.Kahn,P.D.Ziogas and M.H.Rashid, "A novel single−to threephase static converter."IEEE Trans on Ind.Applicat.,Vol.25,No.1,pp.143−152,1989 S. B. Dewan and M. Showlwh, "Steady−state analysis of single−phase tothree−phase converters," in Conf. Record IEEE−IAS Ann. Meeting, Denver,CO,pp.910−916,1986 S. K. Biswas, "A new static converter for the operation of three−phasemotors on single−phase supply," in Conf. Record IEEE−IAS Ann. Meeting,Denver,CO,pp.1550−1554,1986 芳賀、高橋:「単相−三相マトリックスコンバータの高入力力率IPM モータ制御法」、H15 年電気学会全国大会、4−070, pp.100−101,2003. T. Shimzu, Y. Jin and G. Kimura, "DC ripple current reduction on asingle−phase PWM voltage−source rectifier," IEEE Trans on Ind.Applicat., Vol.36,No.5, pp.1419−1429,2000 T.Shimizu, T.Fujita and G.Kimura, " A unity power factor PWM rectifierwith DC ripple compensation," IEEE Trans on Ind. Electon.,Vol.44,No.4, pp.447−455, 1997 特開2003−143860
図1の従来形1P/3Pマトリックスコンバータでは、単相瞬時電力の脈動分を補償するためのエネルギー蓄積要素が無いので、三相出力に生じる不要な周波数成分を本質的に抑制できない問題がある。
本発明の目的は、単相瞬時電力の脈動分を補償することができる単相/三相変換装置の制御装置及び該装置の制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、三相出力に生じる不要な周波数成分を本質的に抑制できる単相/三相変換装置の制御装置及び該装置の制御方法を提供することにある。
本発明が改良の対象とする単相/三相変換装置は、マトリックスコンバータ回路と、導通制御信号発生回路とを備えている。マトリックスコンバータ回路は、2つの双方向性スイッチング回路が直列に接続されてなる3つの直列スイッチング回路が並列接続されて構成される。導通制御信号発生回路は、3つの直列スイッチング回路の一方の共通接続点と他方の共通接続点との間に供給される単相交流電力を三相交流電力に変換し、三相交流電力を3つの直列スイッチング回路にそれぞれ含まれる2つの双方向性スイッチング回路の接続点からそれぞれ出力するように、3つの直列スイッチング回路にそれぞれ含まれる2つの双方向性スイッチング回路の導通を制御する導通制御信号を発生する。そして導通制御信号発生回路は、一方の共通接続点から3つの直列スイッチング回路に供給される単相瞬時有効電力が常に直流値となるように、双方向性スイッチング回路を制御する導通制御信号を発生するように構成されている。
本発明では、3つの直列スイッチング回路中の3つの接続点と他方の共通接続点との間に交流電力を蓄積するための交流電力蓄積回路を設ける。そして電力蓄積回路を単相交流電力の脈動成分を蓄積するように構成する。このようにすると単相交流電力中の脈動成分がマトリックスコンバータ回路の出力に現れることがなくなるため、三相交流電力中に不要な周波数成分が含まれるのを効果的に防止できる。
具体的には、交流電力蓄積回路は、3つの直列スイッチング回路中の3つの接続点と他方の共通接続点との間に配置された、交流リアクトルと切り替え回路とから構成されるリアクトル回路から構成することができる。この切り替え回路は、単相交流電力の脈動成分がすべて交流リアクトルに供給される瞬時電力に転換するように交流リアクトルと3つの直列スイッチング回路中の3つの接続点とを選択的に接続するように構成されている。このようにして単相電力の脈動成分を、この交流リアクトルで吸収することで、三相電圧・電流の脈動が補償される。
リアクトル回路は、一端が他方の共通接続点に電気的に接続された交流リアクトルと該交流リアクトルの他端に接続された切り替え回路との直列回路から構成することができる。この場合、切り替え回路は、交流リアクトルの他端と3つの接続点との間にそれぞれオン・オフ制御可能に配置された3つの切り替え用双方向性スイッチング回路と、3つの切り替え用双方向性スイッチング回路にオン・オフ制御信号を与える制御信号発生回路とから構成することができる。この場合、制御信号発生回路は、単相交流電圧・単相交流電流の瞬時値を複素量に変換し、複素量に基づいて単相有効電力及び単相無効電力の瞬時値を演算し、単相有効電力の瞬時値を直流分と脈動成分とに分離する演算を行い、分離した脈動成分に基づいて、単相交流電力の脈動成分がすべて交流リアクトルに供給される瞬時電力に転換するようにオン・オフ制御信号を発生するように構成するのが好ましい。ps−qs理論により、単相電力の脈動成分が瞬時値で検出すると、瞬時値ベースで制御を行うことができ、良好な応答性と高い安定性を確保することができる。
本発明の制御方法では、3つの直列スイッチング回路中の3つの接続点と他方の共通接続点との間に、交流リアクトルと切り替え回路とから構成されるリアクトル回路を設け、切り替え回路により、単相交流電力の脈動成分がすべて交流リアクトルに供給される瞬時電力に転換するように交流リアクトルと3つの直列スイッチング回路中の3つの接続点とを選択的に接続する。
本発明によれば、単相交流電力中の脈動成分がマトリックスコンバータ回路の出力に現れることがなくなるため、三相交流電力中に不要な周波数成分が含まれるのを効果的に防止できる利点が得られる。
図4は、本発明の単相/三相変換装置を用いて三相交流電動機を駆動する一実施の形態の回路図であり、図5はその等価回路である。この単相/三相変換装置1は、マトリックスコンバータ回路2と、導通制御信号発生回路3とを備えている。マトリックスコンバータ回路2は、2つの双方向性スイッチング回路(SUR及びSUS,SVR及びSVS,SWR及びSWS)が直列に接続されてなる3つの直列スイッチング回路SC1〜SC3が並列接続されて構成されている。ここで双方向性スイッチング回路として、図7及び図8に示すような回路構成のものを用いることができるが、これらの図に示されるもの以外の他の双方向性スイッチング回路を用いてもよいは勿論である。
後述する導通制御信号発生回路3は、3つの直列スイッチング回路SC1〜SC3の一方の共通接続点CP1(電気的に見た共通の接続点を意味し、現実に共通接続されていることを要しない)と他方の共通接続点CP2との間に供給される単相交流電力を三相交流電力に変換し、三相交流電力を3つの直列スイッチング回路SC1〜SC3にそれぞれ含まれる2つの双方向性スイッチング回路(SUR及びSUS,SVR及びSVS,SWR及びSWS)の接続点P1〜P3からそれぞれ出力するように、3つの直列スイッチング回路SC1〜SC3にそれぞれ含まれる2つの双方向性スイッチング回路(SUR及びSUS,SVR及びSVS,SWR及びSWS)の導通を制御する導通制御信号を発生する。なお図6には、行列式でスイッチング関数としてこの導通制御信号を示してある。なお導通制御信号発生回路3は、一方の共通接続点CP1から3つの直列スイッチング回路SC1〜SC3に供給される単相瞬時有効電力が常に直流値となるように、双方向性スイッチング回路(SUR及びSUS,SVR及びSVS,SWR及びSWS)を制御する導通制御信号を発生するように構成されている。
本実施の形態では、3つの直列スイッチング回路SC1〜SC3中の3つの接続点P1〜P3と他方の共通接続点CP2との間に交流電力を蓄積するための交流電力蓄積回路PSを設けている。この交流電力蓄積回路PSは、単相交流電力の脈動成分を蓄積するものである。具体的には、交流電力蓄積回路PSは、3つの直列スイッチング回路SC1〜SC3中の3つの接続点P1〜P3と他方の共通接続点CP2との間に配置された、交流リアクトルLと切り替え回路SWCとから構成されるリアクトル回路から構成することができる。この切り替え回路SWCは、単相交流電力の脈動成分がすべて交流リアクトルLに供給される瞬時電力に転換するように交流リアクトルLと3つの直列スイッチング回路SC1〜SC3中の3つの接続点P1〜P3とを選択的に接続するように構成されている。交流電力蓄積回路PSを構成するリアクトル回路は、一端が他方の共通接続点に電気的に接続された交流リアクトルLと該交流リアクトルLの他端に接続された切り替え回路SWCとの直列回路から構成される。切り替え回路SWCは、交流リアクトルLの他端と3つの接続点P1〜P3との間にそれぞれオン・オフ制御可能に配置された3つの切り替え用双方向性スイッチング回路SUT〜SWTと、3つの切り替え用双方向性スイッチング回路SUT〜SWTにオン・オフ制御信号を与える制御信号発生回路4とから構成することができる。後に詳しく説明するように、単相電力の脈動成分を、この交流リアクトルで吸収することで、三相電圧・電流の脈動が補償される。
図4に示す回路は、図5に示す等価回路に書き換えることができる。図5の回路には、図2に示す従来形の単相/三相変換装置装置の直流母線に交流リアクトルLとT相レグ(スイッチSTP及びSTNを含む回路)TLが追加されており、図4の回路と瞬時パワーフローには違いが無い。この結果、図4のスイッチング関数は、図5の整流回路CCとインバータ回路IVのスイッチング関数から以下のように決定できる。図4の単相電圧VRo、VSo、VToと三相電圧VUo、VVo、VWoの関係を定義すると次式となる。
Figure 2005160257
ここで
Figure 2005160257
は、本実施の形態の単相/三相マトリックスコンバータ(1P/3PMC)のスイッチング関数である。
また、図5の単相電圧VRo、VSo、VToと三相電圧VUo、VVo、VWoの関係を定義すると次式となる。
Figure 2005160257
ここで
Figure 2005160257
は、それぞれ図5の整流回路CCとインバータ回路IVのスイッチング関数である。
(4)式と(5)式は、同じ電圧の関係を示しているので、本実施の形態の単相/三相マトリックスコンバータ(1P/3PMC)のスイッチング関数は、次式にて定義される。
Figure 2005160257
図5の整流回路CCとインバータ回路IVのスイッチング関数は、図6に示す制御ブロック図に示された制御信号発生回路3より決定する。この制御信号発生回路3は、単相交流電圧・単相交流電流の瞬時値を複素量に変換し、複素量に基づいて単相有効電力及び単相無効電力の瞬時値を演算し、単相有効電力の瞬時値を直流分と脈動成分とに分離する演算を行い、分離した脈動成分に基づいて、単相交流電力の脈動成分がすべて交流リアクトルLに供給される瞬時電力に転換するようにオン・オフ制御信号を発生するように構成されている。ps−qs理論により、単相電力の脈動成分を瞬時値で検出すると、瞬時値ベースで制御を行うことができ、良好な応答性と高い安定性を確保することができる。
インバータ回路IVのスイッチング関数は、従来よりよく知られたd−q座標上での電流フィードバック制御で決定する。すなわち、三相電流i、i、iのd−q座標量iTd、iTqを、PI調節器にて目標値iTd 、iTq に制御する。PI調節器の出力vTd ,vTq を、d−q逆変換を経て、インバータ相電圧目標値vUo ,vVo 、vWo に変換する。これら電圧目標値を直流電圧vDCで除し、PWM変調率指令値α ,α ,α を計算する。最後に、PWM変調率指令値と三角波(キャリア波)を比較して、スイッチングパルス(スイッチング関数)を生成する。なお、本実施の形態の単相/三相マトリックスコンバータ(1P/3PMC)では、vDCを物理値として検出できないので、後述の方法で、電源電圧と整流回路CCのスイッチング関数からvDCを推定する。
整流回路CCのスイッチング関数を決定するために、まず、図8に示す本実施の形態の単相/三相マトリックスコンバータの等価回路の瞬時パワーフローを考察する。図8で、p−q理論(H.Akagi,Y.Kanazawa and A.Nabae, “Instantaneous reactive power compensators
comprising switching devices without energy storage component”IEEE Trans on Ind. Applicat., Vol.IA−20,No.3, pp.625−630, 1984参照)から推察されるとおり、平衡三相負荷がインバータ回路IVに接続された場合、三相瞬時有効電力は、直流母線を通過するが、三相瞬時無効電力は、各相間を循環して直流母線には現れない。したがって、図8で、整流回路CCは、単相電源から、三相瞬時有効電力に相当する有効電力を受け取ればよい。
そこで、発明者等が提唱する“単相瞬時有効・無効電力理論(ps−qs理論)”(M. Saitou and T. Shimizu, “Generalized Theory of Instantaneous Active and Reactive Powers in Single−phase Circuits based on Hilbert Transform,”in Conf. Record IEEE PESC’02, pp.1550−1554, 2002)を用い、整流回路CCが単相電源から受け取る有効・無効電力を瞬時値ベースで制御する。
ps−qs理論より、単相電圧瞬時値eRSと電流瞬時値iから、単相瞬時有効・無効電力が定義できる。すなわち、
単相瞬時有効電力pは以下の式から求まる。
Figure 2005160257
また単相瞬時無効電力qは、以下の式から求まる。
Figure 2005160257
ここで、eRSd、iSd、iSqは、eRSとiのd−q座標成分、θはeRSの瞬時位相角で、それぞれ、図9から定義される。また、図9で、eRS、iの虚軸量eRSβ、iSβは、eRS、iのヒルベルト変換値で定義される。
力率=1を得るには、瞬時無効電力qをゼロに制御すればよい。このためには、iSqをゼロに保つ必要がある。また、電源電流iをひずみの無い波形にするには、次の(9)式の関係から、iSdを直流値に制御する必要がある。
Figure 2005160257
この結果、図10で単相電源から変換回路に入力される電力は瞬時有効電力のみとなり、さらに、この電力は、直流分と脈動分に分離して定義できる。すなわち、単相瞬時有効電力の直流分は(10)式により求まる。
Figure 2005160257
また単相瞬時有効電力の脈動分は(11)式により求まる。
Figure 2005160257
平衡三相負荷時の三相を一括した瞬時有効電力(pと記す)は、p−q理論から常に直流値となる。そこで、図10において、
Figure 2005160257
が得られるようにiSdを制御する。また、電源から供給される単相瞬時有効電力の脈動分pを、交流リアクトルLに供給される瞬時電力(pと記す)に転換する。すなわち、下記(13)式の関係が成り立つ。
Figure 2005160257
この結果、三相側へは脈動の無い有効電力が供給される。
そこで、図6のブロック図のように、iTd とvTd から、三相瞬時有効電力目標値p を演算し、それを単相瞬時有効電力直流分の目標値p に与える。p をeRSd/2で除し、電源d軸電流目標値iSd を得る。また、電源電流iSをヒルベルト変換で複素化し、電源電圧の瞬時位相角θでd−q座標量iSd、iSqに変換する。iSd、iSqは、d−q座標上でPI調節器により、目標値に制御する。PI調節器の出力vSd 、vSq をd−q逆変換し、その実軸成分を整流器入力電圧指令値vRS とする。vRS をインバータ直流電圧vDCで除し、PWM変調指令値αRS を求める。αRS と三角波を比較して、整流回路CCのスイッチング関数SRP、SRN、SSP、SSNを得る。
また、(11)〜(13)式を用いると、(14)式の通り、交流リアクトルLに流れる電流と三相瞬時有効電力pの関係が求まる。
Figure 2005160257
ここで、θはθの微分値である。
そこで、p と(14)式から、交流リアクトル電流目標値i を演算し、PI調節器でiをそれに一致させる。PI調節器の出力はリアクトル両端電圧目標値vST となる。そこで、vST とs相電圧指令値vSo から、T相電圧指令値vTo を演算し、スイッチSTP、STNのスイッチング関数STP,STNを決定する。なお、本実施の形態では、変調率の演算に直流電圧vDCを必要とする。単相/三相マトリックスコンバータ(1P/3PMC)では、直流母線が無く、この電圧を物理的に測定することは不可能である。そこで、次式により、電源電圧と整流器のスイッチング関数から推定する。
Figure 2005160257
ここで、
Figure 2005160257
である。
上記のようにして求めた、インバータIVを構成するスイッチのスイッチング関数SUP〜SWNと、整流回路CCを構成するスイッチのスイッチング関数SRP〜SSNと、T相レグTLのスイッチSTP、STNのスイッチング関数STP,STNとから図4の3つの切り替え用双方向性スイッチング回路SUT〜SWTにオン・オフ制御信号を与える制御信号発生回路4で使用するスイッチング関数を演算すればよい。
以下上記実施の形態についてのシミュレーション結果を説明する。
提案方式の基本動作を確認するために、図5に示す等価回路を用いたシミュレーションを行った。特に、三相負荷急変時においても、直流母線の電力脈動が抑制できるかどうかに焦点を当てた。シミュレーション波形を図11に示す。シミュレーションは、電源を単相100V(50Hz)、負荷を平衡RL負荷とした。波形は、上段から、交流リアクトルLの目標値i と実際値i、直流P母線電流iDC、電源電流i、電源電流のd軸成分目標値iSd と実際値iSdを示す。iSd 、iSdの符号がマイナスになっているのは、電流センサの向きを、図5とは逆に設定したためである。シミュレーションでは、時刻taで三相負荷を1kWから3.2kWに、また、時刻tbで3.2kWから1kWにステップ変化させた。
波形を観察すると、iSdは、負荷の急変に対して振動無く4ms以内で整定している。また、iも負荷急変に対して波形が乱れることなく制御されている。iは、定常時のみならず過渡時においても無視できるほどの誤差で、目標値i に追従している。この結果、iDCは、スイッチングリプル成分が重畳しているものの、問題となる低周波脈動を含んでおらず、事実上、直流に制御されている。
上記実施の形態によれば、単相/三相直接変換回路に、交流リアクトルと、それを流れる電流を制御するための双方向スイッチを付加することで、単相電力の脈動成分を吸収し、平衡三相電圧・電流が出力可能な単相/三相マトリックスコンバータを得ることができる。また実施の形態によれば、ps−qs理論を基に、単相電力の脈動成分を瞬時値ベースで交流リアクトルの瞬時電力に転換するための制御アルゴリズムを得ることができる。
従来の単相/三相マトリックスコンバータの主回路構成を示す図である。 図1の回路の等価回路である。 図1の回路の動作波形例を示す図である。 三相出力電流の高速フーリエ・コサイン・サイン変換(FFT)結果を示す図である。 本発明の単相/三相変換装置を用いて三相交流電動機を駆動する一実施の形態の回路図である。 図4の等価回路である。 図5の等価回路に対する導通制御信号発生回路と制御信号発生回路の制御ブロック図概念を示す 双方向性スイッチング回路の一例を示す図である。 双方向性スイッチング回路の他の例を示す図である。 単相電圧・電流の瞬時値ベクトル図である。 単相/三相間接変換回路の主事パワーフローを示す図である。 シミュレーション波形を示す図である。
符号の説明
1 単相/三相変換装置
2 マトリックスコンバータ回路
3 導通制御信号発生回路
4 制御信号発生回路
P1〜P3 接続点
CP1,CP2 共通接続点
PS 電力蓄積回路
UR〜SWS 双方向性スイッチング回路
交流リアクトル
UT〜SWT 切り替え用双方向性スイッチング回路
SC1〜SC3 直列スイッチング回路
SWC 切り替え回路

Claims (6)

  1. 2つの双方向性スイッチング回路が直列に接続されてなる3つの直列スイッチング回路が並列接続されてなるマトリックスコンバータ回路と、
    前記3つの直列スイッチング回路の一方の共通接続点と他方の共通接続点との間に供給される単相交流電力を三相交流電力に変換し、前記三相交流電力を前記3つの直列スイッチング回路にそれぞれ含まれる前記2つの双方向性スイッチング回路の接続点からそれぞれ出力するように、前記3つの直列スイッチング回路にそれぞれ含まれる前記2つの半導体スイッチング回路の導通を制御する導通制御信号を発生する導通制御信号発生回路とを具備し、
    前記導通制御信号発生回路が、前記一方の共通接続点から前記3つの直列スイッチング回路に供給される単相瞬時有効電力が常に直流値となるように、前記双方向性スイッチング回路を制御する前記導通制御信号を発生するように構成された単相/三相変換装置であって、
    前記3つの直列スイッチング回路中の3つの前記接続点と前記他方の共通接続点との間に交流電力を蓄積するための交流電力蓄積回路を有し、
    前記電力蓄積回路は前記単相交流電力の脈動成分を蓄積するように構成されていることを特徴とする単相/三相変換装置。
  2. 前記交流電力蓄積回路は、前記3つの直列スイッチング回路中の3つの前記接続点と前記他方の共通接続点との間に配置された、交流リアクトルと切り替え回路とから構成されるリアクトル回路からなり、
    前記切り替え回路は、前記単相交流電力の脈動成分がすべて前記交流リアクトルに供給される瞬時電力に転換するように前記交流リアクトルと前記3つの直列スイッチング回路中の3つの前記接続点とを選択的に接続するように構成されていることを特徴とする単相/三相変換装置。
  3. 前記リアクトル回路は一端が前記他方の共通接続点に電気的に接続された前記交流リアクトルと該交流リアクトルの他端に接続された前記切り替え回路との直列回路からなり、
    前記切り替え回路は、前記交流リアクトルの前記他端と前記3つの接続点との間にそれぞれオン・オフ制御可能に配置された3つの切り替え用双方向性スイッチング回路と、前記3つの切り替え用双方向性スイッチング回路にオン・オフ制御信号を与える制御信号発生回路とからなる請求項2に記載の単相/三相変換装置。
  4. 前記制御信号発生回路は、単相交流電圧・単相交流電流の瞬時値を複素量に変換し、前記複素量に基づいて単相有効電力及び単相無効電力の瞬時値を演算し、前記単相有効電力の瞬時値を直流分と脈動成分とに分離する演算を行い、分離した前記脈動成分に基づいて、前記単相交流電力の前記脈動成分がすべて前記交流リアクトルに供給される瞬時電力に転換するように前記オン・オフ制御信号を発生するように構成されている請求項3に記載の単相/三相変換装置。
  5. 前記制御信号発生回路は、三相瞬時有効電力目標値と単相電圧瞬時値の瞬時位相角とに基づいて、交流リアクトル電流目標値を演算し、前記交流リアクトルに流れる電流を前記交流リアクトル電流目標値に一致させるように前記オン・オフ制御信号を発生する請求項3に記載の単相/三相変換装置。
  6. 2つの双方向性スイッチング回路が直列に接続されてなる3つの直列スイッチング回路が並列接続されてなるマトリックスコンバータ回路と、
    前記3つの直列スイッチング回路の一方の共通接続点と他方の共通接続点との間に供給される交流電力を三相交流電力に変換し、前記三相交流電力を前記3つの直列スイッチング回路にそれぞれ含まれる前記2つの双方向性スイッチング回路の接続点からそれぞれ出力するように、前記3つの直列スイッチング回路にそれぞれ含まれる前記2つの双方向性スイッチング回路の導通を制御する導通制御信号を発生する導通制御信号発生回路とを具備し、
    前記導通制御信号発生回路が、前記一方の共通接続点から前記3つの直列スイッチング回路に供給される単相瞬時有効電力が常に直流値となるように、前記双方向性スイッチング回路を制御する前記導通制御信号を発生するように構成された単相/三相変換装置の制御方法であって、
    前記3つの直列スイッチング回路中の3つの前記接続点と前記他方の共通接続点との間に、交流リアクトルと切り替え回路とから構成されるリアクトル回路を設け、
    前記切り替え回路により、前記単相交流電力の脈動成分がすべて前記交流リアクトルに供給される瞬時電力に転換するように前記交流リアクトルと前記3つの直列スイッチング回路中の3つの前記接続点とを選択的に接続することを特徴とする単相/三相変換装置の制御方法。
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