JP2009165271A - 電力変換回路及び単相/三相電力変換回路 - Google Patents

電力変換回路及び単相/三相電力変換回路 Download PDF

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Abstract

【課題】マトリクスコンバータを用いて単相交流を多相交流に変換する回路であって、単相交流の電力脈動を吸収する電力脈動吸収回路を有する電力変換回路における電圧利用率の向上。
【解決手段】電力変換回路1は、単相/四相変換回路10とマトリクスコンバータ20とを備え、単相/四相変換回路10によって単相交流が対称四相交流に変換された後、この対称四相交流がマトリクスコンバータ20によって対称三相交流に変換される。また、単相/四相変換回路10は、電源11a,11bにより生成される単相交流の電力脈動を吸収するためのコンデンサ12a,12bを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、単相交流を対称多相交流に変換する電力変換回路に関する。
交流から交流に直接電力を変換するコンバータとしてマトリクスコンバータが知られている。マトリクスコンバータは、交流を一旦直流に変換してから交流を作る従来の電力変換器に比べて電力変換効率が高く、小型化できる点等において注目されており、現在開発・実用化の段階にある。
ただし、マトリクスコンバータは一般的に多相交流から多相交流への電力変換を想定しているため、単相交流から多相交流への変換を行う場合には、変換された多相交流に、単相交流電力に応じた周波数の電力脈動が生じ得る。そのため、この電力脈動を吸収するエネルギー吸収要素となる回路をマトリクスコンバータの前段に設けて、マトリクスコンバータと組み合わせて使用する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−160257号公報
負荷側が電圧源として動作する場合には、特許文献1に開示されている従来の構成のように、エネルギー吸収要素としてインダクタンスを用いる方法が好適である。しかし、例えば鉄道車両(電車)や産業機械等の駆動に用いる電動機は大きなインダクタンスを有する誘導性負荷であるため、負荷側は電流源となり、エネルギー吸収要素としてインダクタンスではなくコンデンサを用いる方法が好適である。図9に、この場合の回路構成の一例を示す。
ところが、エネルギー吸収要素としてコンデンサを用いた場合、電源電圧に対する利用可能電圧の比である電圧利用率が小さくなるという問題がある。図10に、図9に示した回路における利用可能電圧の変化のグラフを示す。図10に示すように、図9に示した回路では、電源電圧に対してコンデンサ電圧の位相がπ/4遅れており、利用可能な最大電圧が低下する時間がある。このため、電動機駆動に実際に利用可能な実効電圧値が小さくなり、その結果、電圧利用率が小さくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、マトリクスコンバータを用いて単相交流を多相交流に変換する回路であって、単相交流の電力脈動を吸収する電力脈動吸収回路を有する電力変換回路における電圧利用率の向上を目的としている。
上記課題を解決するための第1の発明は、
第1の単相交流電源回路(例えば、図1の交流電源11a)と、前記第1の単相交流電源回路の電力脈動を吸収し、当該電源電圧に対して電圧位相がπ/4遅れとなる第1の電力脈動吸収回路(例えば、図1のコンデンサ12a)とを直列接続した第1の回路と、
第1の単相交流電源回路と同振幅で電圧位相が逆相の第2の単相交流電源回路(例えば、図1の交流電源11b)と、前記第2の単相交流電源回路の電力脈動を吸収し、当該電源電圧に対して電圧位相がπ/4遅れとなる第2の電力脈動吸収回路(例えば、図1のコンデンサ12b)とを直列接続した第2の回路と、
を備え、前記第1及び第2の電力脈動吸収回路それぞれの両端を出力端として対称四相交流を出力する電力変換回路(例えば、図1の単相/四相変換回路10)である。
この第1の発明によれば、電力変換回路は、同振幅且つ電圧位相が逆相の第1及び第2の単相交流電源回路それぞれに、当該単相交流電源回路の電源電圧に対して電圧位相がπ/4遅れとなる第1及び第2の電力脈動吸収回路が直列接続されて構成されている。この場合、電力脈動吸収回路の電圧が電源電圧の√2倍になるように制御すると、電力脈動吸収回路それぞれの両端を出力端として出力される四相交流は対称交流となる。また、第1及び第2の単相交流電源回路それぞれの電力脈動が第1及び第2の電力脈動吸収回路によって吸収されるため、生成された四相交流には不要な電力脈動が含まれない。更にこの場合、電力脈動吸収回路をコンデンサとすることで、電源電圧に対してコンデンサ電圧の位相がπ/4遅れることを有効に利用することができ、電源側の端子間の電圧の低下を防止できる。
また、第2の発明は、第1の発明の電力変換回路であって、
前記第1の単相交流電源回路と前記第2の単相交流電源回路とが共通接地されてなる電力変換回路である。
この第2の発明によれば、第1及び第2の単相交流電源回路が共通接地されてなる。つまり、この接地を基準電位とした対称四相交流が生成される。
第3の発明は、
第1の単相交流電源回路(例えば、図6の電源41a)と、
一端が前記第1の単相交流電源回路の一端に接続され、電圧位相が前記第1の単相交流電源回路と逆相で且つ振幅が(√3−1)/2倍の第2の単相交流電源回路(例えば、図6の電源41b)と、
一端が前記第2の単相交流電源回路の他端に接続され、前記第1及び第2の単相交流電源回路の電力脈動を吸収し、前記第1の単相交流電源回路の電源電圧に対して電圧位相がπ/4遅れとなり且つ振幅が√6/2倍の電圧を出力する電力脈動吸収回路(例えば、図6のコンデンサ42)と、
を備え、前記第1の単相交流電源回路の両端と、前記電力脈動吸収回路の他端とを出力端として対称三相交流を出力する電力変換回路(例えば、図6の単相/三相変換回路40)である。
この第3の発明によれば、電力変換回路は、第1の単相交流電源回路の一端に、この第1の単相交流電源回路と電圧位相が逆相且つ振幅が(√3−1)/2倍の第2の単相交流電源の一端が接続され、この第2の単相交流電源の他端に、第1の単相交流電源回路の電源電圧に対して電圧位相がπ/4遅れとなり且つ振幅が√6/2倍となる電力脈動吸収回路の一端が接続されて構成されている。このため、第1の単相交流電源回路の両端と、電力脈動吸収回路の他端とを出力端として出力される三相交流は、対称交流となる。また、第1及び第2の単相交流電源回路それぞれの電力脈動が電力脈動吸収回路によって吸収されるため、生成された対称三相交流には不要な電力脈動が含まれない。
第4の発明は、第3の発明の電力変換回路であって、前記第1の単相交流電源回路の両端と、前記電力脈動吸収回路の他端とのそれぞれが、接地用抵抗器を介して共通接地されてなる電力変換回路である。
この第4の発明によれば、第1の単相交流電源回路の両端と電力脈動吸収回路の他端とのそれぞれが、接地用抵抗器を介して共通接地されてなる。つまり、3つの出力端子が、接地用抵抗器を介して共通接地される。
第5の発明は、第1〜第4の何れかの発明の電力変換回路であって、
単相電源ラインから供給される単相電圧を変圧して順相及び逆相の単相電圧を出力する変圧回路(例えば、図8の変圧器72)を更に備え、
前記第1及び第2の単相交流電源回路は、前記変圧回路の2次側回路でなる電力変換回路(例えば、図8の単相/四相変換回路70)である。
この第5の発明によれば、第1及び第2の単相交流電源回路は、単相電源ラインから供給される単相電圧を変圧して順相及び逆相の単相電圧を出力する変圧回路の2次側回路でなる。つまり、単相交流電源回路として変圧回路を用いることができる。
第6の発明は、
第1〜第5の何れかの発明の電力変換回路と、
前記電力変換回路から出力される対称多相交流を所定の対称三相交流に変換して出力するマトリクスコンバータ回路(例えば、図1のマトリクスコンバータ20)と、
を備えた単相/三相電力変換回路(例えば、図1の電力変換回路1)である。
この第6の発明によれば、単相/三相電力変換回路では、上述した電力変換回路から出力される対称多相交流が、マトリクスコンバータ回路によって所定の対称三相交流に変換されて出力される。マトリクスコンバータを用いて単相交流を直接多相交流に変換する場合、変換された多相交流に単相交流に応じた周波数の電力脈動が生じる。しかし、この第6の発明のように、先ず、単相交流を対称多相交流に変換する電力変換回路において、単相交流を対称多相交流に変換するとともに、電力脈動吸収回路によって単相交流に応じた電力脈動を吸収するため、マトリクスコンバータ回路によってこの変換された対称三相交流には、不要な電力脈動が含まれない。
本発明によれば、単相交流を対称多相交流(具体的には、対称四相交流或いは対称三相交流)に変換する電力変換回路において、電力脈動を吸収する電力脈動回路を有することで、不要な電力脈動を含まない対称多相交流に変換することができ、電圧利用率を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。図1は、本実施形態の電力変換回路1の回路構成を示す図である。この電力変換回路1は、単相/四相変換回路10と、マトリクスコンバータ20と、スイッチング制御回路30とを備えて構成され、単相交流電力を対称三相交流電力に変換する。電力変換回路1により生成された三相交流電力は、例えば鉄道車両駆動用の電動機等の負荷回路100に供給される。
単相/四相変換回路10は、電源回路である二つの交流電源11a,11bと、二つのコンデンサ12a,12bとを有し、交流電源により生成される単相交流電力を、位相がπ/4(90度)ずつずれた対称四相交流電力(a〜d相)に変換する。
交流電源11a,11bは、何れも、同相且つ振幅が等しい単相交流電力を生成する。また、交流電源11a,11bは共通接地されており、それぞれの接地側とは逆の端子にコンデンサ12a,12bが直列接続されている。コンデンサ12a,12bは、何れも、容量が等しく、直列接続された交流電源11a,11bにより生成された単相交流の電力脈動(リプル)を吸収(蓄積)する電力脈動吸収回路をなす。そして、このコンデンサ12a,12bそれぞれの両端をa〜d相それぞれの出力端子a〜dとして、対称四相交流電力が出力される。
図2は、単相/四相変換回路10における対称四相電力の生成原理の説明図である。同図(a)は、単相/四相変換回路10の回路構成図を示し、同図(b)は、単相/四相変換回路10における各電圧のベクトル図を示している。
同図において、交流電源11a,11bの接続点(接地点)を中性点oとすると、出力端子a,cそれぞれの電圧V,Vは、それぞれ、交流電源11a,11bの電圧(電源電圧)であり、互いに逆位相となる。そして、出力端子b、dそれぞれの電圧V,Vは、電源電圧とコンデンサ電圧との和となる。すなわち、電圧Vは、交流電源11aの電圧(つまり、出力端子aの電圧v)とコンデンサ12aの両端電圧(コンデンサ電圧)の和となり、電圧Vは、交流電源11bの電圧(つまり、出力端子cの電圧V)とコンデンサ12bの両端電圧(コンデンサ電圧)の和となる。また、定性的に、電源電圧に対してコンデンサ電圧の位相が「π/4」遅れる。このため、コンデンサ電圧を電源電圧の√2倍とすることで、出力端子a〜dそれぞれの電圧V〜Vは、位相が「π/2」ずつずれた対称四相交流電圧となる。
コンデンサ12a,12bの容量Cは、次のように算出される。すなわち、交流電源11a,11bの電圧(電源電圧)の実効値を「V」、コンデンサ12a,12bの両端の電圧(コンデンサ電圧)の実効値をV、コンデンサ電圧と電源電圧との位相差をφとすると、コンデンサ12a,12bそれぞれに蓄積されるエネルギーEは、次式(1)のようになる。
Figure 2009165271
ここで、位相差φ=π/4、とすると、式(1)は次式(2)となる。
Figure 2009165271
また、交流電源11a,11bの電流実効値をI1、電圧実効値をV、力率を1とすると、交流電源11a,11bの瞬時電力の合計値Pは次式(3)で与えられる。
Figure 2009165271
但し、Pは交流電源11a,11bの平均出力の合計値である。単相交流電力は、この平均電力Pの振幅で脈動する。
式(3)で与えられる瞬時電力Pの脈動成分が全てコンデンサ12a,12bに吸収されるとすると、コンデンサ12a,12bに蓄えられるエネルギーの脈動分Eは、次式(4)となる。
Figure 2009165271
そして、式(4)で与えられる電力脈動の全てがコンデンサ12a,12bに蓄積されるためには、次式(5)が成立すれば良い。
Figure 2009165271
これより、コンデンサ容量Cは次式(6)となる。
Figure 2009165271
また、単相/四相変換回路10の出力が四相対称交流となるようにコンデンサ12a,12bの容量Cを定めた場合、V=√2・V、であるため、式(6)は次式(7)となる。
Figure 2009165271
マトリクスコンバータ20は、12個の双方向スイッチSを備えて構成され、単相/四相変換回路10により生成された対称四相交流電力を対称三相交流電力に変換する。双方向スイッチSは、例えばIGBT等の2個のスイッチング素子と、2個のダイオードから構成される。なお、双方向スイッチSは、例えば逆並列接続された二つの逆耐圧IGBTにより構成することも可能である。これらの双方向スイッチSのスイッチング(ON/OFF)は、スイッチング制御回路30によって制御される。
スイッチング制御回路30は、マトリクスコンバータ20の各双方向スイッチSのON/OFFを制御する。具体的には、各双方向スイッチのデューティファクタdを所定の三角波であるキャリアfと比較することで、当該双方向スイッチSのON/OFFを決定する「キャリア比較方法」によって制御する。
スイッチング制御について具体的に説明する。先ず、端子a,cそれぞれの電圧v,vは、次式(8)で与えられる。
Figure 2009165271
また、コンデンサ12a,12bによって交流電源11a,11bの電力脈動が吸収されるとすると、端子b、dそれぞれの電圧v,vは、次式(9)となる。
Figure 2009165271
従って、端子b,dそれぞれを流れる電流i,iは、次式(10)で与えられる。但し、電流i,iの向きは、電源側から負荷側へ流れる方向を正とする。
Figure 2009165271
そして、式(7)より、式(10)は次式(11)となる。
Figure 2009165271
また、交流電源11a,11bでの力率を「1」とした場合、交流電源11a,11bから端子a,cそれぞれに向って流れる電流isa,iscは、次式(12)で与えられる。
Figure 2009165271
従って、端子aから双方向スイッチSau〜Sawに向って流れる電流i、端子cから双方向スイッチScu〜Scwに向って流れる電流iは、式(11)を用いて次式(13)で表される。
Figure 2009165271
ここで、式(7)に従ってコンデンサ12a,12bの容量Cを定めている場合には、
Figure 2009165271
となる。式(11)、(14)によれば、電源側の電流i〜i、つまり単相/四相変換回路10による出力電流i〜iが四相対称交流となっていることがわかる。
ここで、変数kを次式(15)に示すように定める。
Figure 2009165271
そして、この変数kを用いると、式(11),(13)に示した電流i〜iは、次式(16)で表される。
Figure 2009165271
ここで、(マトリクスコンバータの出力端子)端子u,v,wそれぞれの電圧v,v,vが、次式(17)で与えられる対称三相交流であるとする。なお、端子u,v,wそれぞれを流れる電流i,i,iは、この電圧v,v,vに対応する三相対称交流となる。
Figure 2009165271
ところで、負荷電圧vと電源電圧v、電源電流iと負荷電流iの関係は、双方向スイッチSのデューティファクタdを用いて次式(18)で表される。
Figure 2009165271
但し、
Figure 2009165271
である。
ここで、マトリクスコンバータを仮想コンバータと仮想インバータとに分けて考え、それぞれのスイッチに対するデューティファクタdxp,dxnを用いると、デューティファクタDmxは、次式(20)のように分解される。
Figure 2009165271
但し、
Figure 2009165271
である。
先ず、仮想コンバータは、電源に対して電流形インバータとして動作し、式(22)で表される電源側の電流に対応するパルス状の電流を発生する。従って、仮想コンバータのデューティファクタDconvの各成分は、次式(22)となる。
Figure 2009165271
但し、
Figure 2009165271
である。式(22)において、「dx0」はゼロ電流ベクトル出力に対するデューティファクタであり、電源側への電流出力には影響を与えない。
一方、仮想インバータは、2レベル電圧形インバータと同様であり、デューティファクタDinvの各成分は、次式(24)となる。
Figure 2009165271
式(24)において、「k」は出力電圧に対応する係数であり、次式(25)で与えられる。但し、「0≦k≦1」である。この係数kは、式(24)に示すデューティファクタに従って仮想コンバータを制御した結果である負荷側への出力電圧が、式(17)に示した対称三相電圧となるように定められる。
Figure 2009165271
図3に、本実施形態で使用するスイッチングパターンの一覧を示す。なお、マトリクスコンバータ20の各双方向スイッチSのON/OFFの組合せは多数あるが、本実施形態では、端子aと端子c、端子bと端子dそれぞれの対称性を保つことができるパターンのみを用いる。
同図に示すように、スイッチングパターンは、負荷側の出力電圧に着目すると、次の4種類のパターン(1)〜(4)に分類される。すなわち、(1)負荷側の端子u,v,wが全て同一の電源側の端子a,b,c,dの何れかに接続されて、負荷側にゼロ電圧ベクトルが出力されるパターン、(2)負荷側の3つの端子u,v,wのうちの2つの端子u,vが同一の電源側の端子a〜dの何れかに接続され、残りの1つの端子wがそれ以外の電源側の端子a〜dの何れかに接続されて、端子uv間の電圧がゼロとなるパターン、(3)負荷側の3つの端子u,v,wのうちの2つの端子v,wが同一の電源側の端子a〜dの何れかに接続され、残りの1つの端子uがそれ以外の電源側の端子a〜dの何れかに接続されて、端子vw間の電圧がゼロとなるパターン、(4)負荷側の3つの端子u,v,wのうちの2つの端子w,uが同一の電源側の端子a〜dの何れかに接続され、残りの1つの端子vがそれ以外の電源側の端子a〜dの何れかに接続されて、端子wu間の電圧がゼロとなるパターン、である。更に、負荷側から電源側への接続に着目すると、(2)〜(4)のパターンは、それぞれ、負荷側の端子u,v,wが電源側の端子a,cに接続される「電源直接接続」と、負荷側の端子u,v,wが電源側の端子b,dに接続される「コンデンサ経由接続」とに分類される。
また、本実施形態では、キャリアfとして二種類のキャリアf,fを用いる。図4に、キャリアf,fの一例を示す。同図に示すように、キャリアf,fは、互いに位相が「π(180度)」異なる三角波である。このキャリアf,fは、次式(26)で与えられる。
Figure 2009165271
式(26)において、「ω」はキャリア角周波数である。
この二種類のキャリアf,fは、「電源直接接続」であるか「コンデンサ経由接続」であるかに応じて使い分けられる。具体的には、負荷側の端子u,v,wが電源側の端子a,cに接続される「電源直接接続」では、一方のキャリアfが用いられ、負荷側の端子u,v,wが電源側の端子b、dに接続される「コンデンサ経由接続」では、他方のキャリアfが用いられる。つまり、端子aと端子u,v,w,とを接続するスイッチSau,Sav,Saw、及び、端子cと端子u,v,wとを接続するスイッチScu,Scv,Scwは、そのデューティファクタdを電源直接接続用キャリアfと比較することでスイッチング制御される。また、端子bと端子u,v,wとを接続するスイッチSbu,Sbv,Sbw、及び、端子dと端子u,v,wとを接続するスイッチSdu,Sdv,Sdwは、そのデューティファクタdをコンデンサ経由用キャリアfと比較することでスイッチング制御される。このように、電源直接接続時とコンデンサ経由時とで用いるキャリアfの位相を180度異ならせることで、電源短絡を防止している。
具体的には、例えばu相に着目すると、端子uと端子a,bそれぞれとを接続する双方向スイッチSau,Sbuそれぞれのデューティファクタdau,dbuは、次式(27)で与えられる。
Figure 2009165271
そして、このデューティファクタdauを式(26)に示した電源直接接続用キャリアfと比較することで、双方向スイッチSauをスイッチング制御し、また、デューティファクタdbuを式(26)に示したコンデンサ経由用キャリアfと比較することで、双方向スイッチSbuをスイッチング制御する。すなわち、双方向スイッチSau、Sbuのスイッチング関数は、次式(28)となる。
Figure 2009165271
但し、スイッチング関数は、スイッチがON(接続)のとき「1」、OFF(切断)のとき「0」の値をとる。
また、端子uと端子c,dそれぞれとを接続する双方向スイッチScu,Sduのデューティファクタdcu,dduは、次式(29)となる。
Figure 2009165271
そして、「電源直接接続」では、スイッチSauがONならばスイッチScuをOFF、スイッチSauがOFFならばスイッチScuがONとなるようにスイッチング制御し、「コンデンサ経由接続」では、スイッチSbuがONならばスイッチSduがOFF、スイッチSbuがOFFならば、スイッチSduがONとなるようにスイッチング制御する。これは、電源短絡/開放を防止するためである。従って、双方向スイッチScu,Sduのスイッチング関数は、次式(30)で与えられる。
Figure 2009165271
但し、
Figure 2009165271
である。
また、v相に着目した場合も同様に、端子vと端子a,bそれぞれとを接続するスイッチSav,Sbvそれぞれのデューティファクタdav,dbvは、次式(32)で与えられる。
Figure 2009165271
そして、デューティファクタdavを電源直接接続用キャリアfと比較することで、双方向スイッチSavをスイッチング制御し、デューティファクタdbvをコンデンサ経由用キャリアfと比較することで、双方向スイッチSbvをスイッチング制御する。従って、双方向スイッチSav,Sbvのスイッチング関数は、次式(33)となる。
Figure 2009165271
また、端子vと、端子c、dとを接続する双方向スイッチScv,Sdvそれぞれのデューティファクタdcv,ddvは、次式(34)で与えられる、
Figure 2009165271
そして、「電源直接接続」では、双方向スイッチSavがONならば双方向スイッチScvをOFF、双方向スイッチSavがOFFならば双方向スイッチScvをONとなるようにスイッチング制御し、「コンデンサ経由接続」では、双方向スイッチSbvがONならばスイッチSdvをOFF、スイッチSbvがOFFならば双方向スイッチSdvをONとなるようにスイッチング制御する。従って、双方向スイッチScv,Sdvのスイッチング関数は、次式(35)で与えられる。
Figure 2009165271
更に、w相に着目した場合も同様に、端子wと端子a,bそれぞれとを接続する双方向スイッチSaw、Sbwそれぞれのデューティファクタdaw,dbwは、次式(36)で与えられる。
Figure 2009165271
そして、デューティファクタdawを電源接続用キャリアfと比較することで、双方向スイッチSawをスイッチング制御し、デューティファクタdbwをコンデンサ経由用キャリアfと比較することで、双方向スイッチSbwをスイッチング制御する。従って、双方スイッチSaw,Sbwのスイッチング関数は、次式(37)で与えられる。
Figure 2009165271
また、端子wと端子c,dそれぞれとを接続する双方向スイッチScw,Sdwのデューティファクタdcw,ddwは、次式(38)で与えられる。
Figure 2009165271
そして、「電源直接接続」では、双方向スイッチSawがONならば双方向スイッチSbcをOFF、双方向スイッチSawがOFFならば双方スイッチSbcをONとなるようにスイッチング制御し、「コンデンサ経由接続」では、双方向スイッチSbwがONならば双方向スイッチSdwをOFF、双方向スイッチSbwがOFFならば双方向スイッチSdwをONとなるようにスイッチング制御する。従って、双方向スイッチScw,Sdwのスイッチング関数は、次式(39)で与えられる。
Figure 2009165271
スイッチング制御回路30は、このように算出されるスイッチング関数に従って、各双方向スイッチSのスイッチングを制御する。すなわち、外部回路から入力される交流電源11a,11bの電圧位相を示す信号(不図示)をもとに、各双方向スイッチSについてデューティファクタdを算出し、式(28),(30),(33),(35),(37),(39)に示したスイッチング関数に従って、当該双方向スイッチSのON/OFFを決定する。
図5に、マトリクスコンバータ20におけるスイッチングのシミュレーション結果の一例を示す。同図では、u相に着目した場合であり、上から順に、双方向スイッチSau,Sbu,Scu,Sduそれぞれのスイッチング結果を示している。同図に示すように、双方向スイッチSauについては、デューティファクタdauとキャリアfとを比較し、dua>f、である期間が「ON」となる。双方向スイッチSbuについては、デューティファクタdbuとキャリアfとを比較し、dbu>f、である期間が「ON」となる。双方向スイッチScuについては、デューティファクタdcp+dcnとキャリアfとを比較し、dcp+dcn>f、且つ、双方向スイッチSauがOFFである期間が「ON」となる。双方向スイッチSduについては、デューティファクタddp+ddnとキャリアfとを比較し、ddp+ddn>f、且つ、双方向スイッチSbuであるOFFの期間が「ON」となる。
このように、u相についての4つの双方向スイッチSau,Sbu,Scu,Sduのうち、何れか1つがONとなるとともに、双方向スイッチSau或いは双方向スイッチScuがONとなる期間と、双方向スイッチSbu或いは双方向スイッチSduがONとなる期間とが、ゼロ電圧ベクトル出力期間を挟んで交互に現れる。
[作用・効果]
このように、本実施形態によれば、電力変換回路1は、単相/四相変換回路10とマトリクスコンバータ20とを備え、単相/四相変換回路10によって単相交流が対称四相交流に変換された後、この対称四相交流がマトリクスコンバータ20によって対称三相交流に変換される。また、単相/四相変換回路10は、電源11a,11bにより生成される単相交流の電力脈動を吸収するためのコンデンサ12a,12bを有するため、生成される対称四相交流には不要な電力脈動が含まれない。これにより、マトリクスコンバータを用いた単相交流から三相交流への変換において、電力脈動成分が補償される。
[変形例]
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
(A)単相/四相変換回路
例えば、単相交流の電力脈動を吸収するためにマトリクスコンバータ20の前段に設けた単相/四相変換回路10を、対称四相交流以外の対称多相交流に代替する構成としても良い。但し、この場合、後段のマトリクスコンバータ20を、代替後の対称多相交流の相数に応じた構成に変更する必要がある。
例えば、単相交流を対称三相交流に変換する「単相/三相変換回路」の一例を図6に示す。同図(a)は、単相/三相変換回路40の回路構成図であり、同図(b)は、この単相/三相変換回路40における各電圧のベクトル図である。
同図(a)によれば、単相/三相変換回路40は、二つの交流電源41a,41bと、交流電源41a,41bの電力脈動を吸収する電力脈動吸収回路をなすコンデンサ42とを有し、交流電源41a,41bに生成される単相交流を、位相が2π/3(120度)ずつずれた対称三相交流(a〜c相)に変換する。交流電源41a,41bは、直列接続され、電圧位相が互いに逆相である単相交流を生成する。また、交流電源41bの、交流電源41aとの接続側とは逆の端子にコンデンサ42が直列接続されている。そして、この交流電源41aの両端子及びコンデンサ42の交流電源41aの接続側とは逆の端子それぞれを出力端子a〜cとして、対称三相交流が出力される。更に、出力端子a〜cは、抵抗値が等しい接地用抵抗43を介して共通接地されている。
また、同図(b)において、出力端子a〜cの共通接地点を中性点oとすると、端子c,a間の電圧Vcaは、交流電源41aの電圧Vs1となり、端子c,b間の電圧Vcbは、交流電源41bの電圧Vs2と、コンデンサ42の両端電圧(コンデンサ電圧)Vとの和となる。なお、交流電源41aの電圧Vs1と交流電源41bの電圧Vs2とは逆相である。また、定性的に、コンデンサ電圧Vは電源電圧Vs1に対してπ/4遅れる。従って、交流電源41bの電圧Vs2の大きさを交流電源41aの電圧Vs1の(√3−1)/2倍とするとともに、コンデンサ電圧Vを交流電源41aの電圧Vs1の√6/2倍とすることで、出力端子a〜cそれぞれの電圧V〜Vを、位相が「2π/3」ずつずれた対称三相交流とすることができる。
(B)単相/四相変換回路
また、単相/四相変換回路10を、スコット変圧器を用いて構成しても良い。但し、この場合、後段のマトリクスコンバータを、三相/三相変換を行うように構成する必要がある。
図7は、スコット変圧器を用いた電力変換回路の回路構成図である。同図によれば、電力変換回路2は、単相/三相変換回路50と、対称三相交流を対称三相交流に変換するマトリクスコンバータ60とを備えて構成される。単相/三相変換回路50は、交流電源51と、電力脈動吸収用のコンデンサ53と、スコット変圧器54とを有して構成され、交流電源51により生成される単相交流を対称三相交流に変換する。スコット変圧器54は、二つの同一容量の単相変圧器がスコット結線された変圧器であり、主座変圧器の2次側には、一端に接続された電力脈動吸収用のコンデンサ53を介して交流電源51が接続され、T座変圧器の2次側には、直接交流電源51が接続されている。そして、主座変圧器の一次側の両端子とT座変圧器の一次側の巻線の√3/2の位置とが出力端子とされる。なお、利用可能な変圧器はスコット変圧器に限らず、例えばウッドブリッジ結線やルーフ・デルタ結線された変圧器としても良い。
(C)単相交流電源
また、単相交流を生成する交流電源11a,11bを、変圧器の2次側としても良い。図8は、交流電源として変圧器を用いた場合の電力変換回路の回路構成図であり、電車に適用した場合を示している。
同図によれば、電力変換回路3は、単相/四相変換回路70と、対称四相交流を対称三相交流に変換するマトリクスコンバータ20とを備えて構成される。単相/四相変換回路10は、変圧器72と、二つの分圧用のコンデンサ74a,74bと、電力脈動吸収用のコンデンサ12a,12bとを有している。変圧器72は、1次側にパンタグラフ71が接続され、他端に接地装置73が接続されている。そして、パンタグラフ71から供給される交流電力を所定の変圧比で変圧し、2次側に供給する。変圧器72の2次側には、直列接続された二つコンデンサ74a,74bが並列接続されている。コンデンサ74a,74bは、ともに容量が等しく、その接続点が接地装置73に接続されている。つまり、コンデンサ53,bの両端電圧は逆相且つ同振幅となり、その大きさは、変圧器72の2次側電圧の1/2となる。すなわち、コンデンサ74a,74bは、図1における単相/四相変換回路10の交流電源11a,11bに相当する。
電力変換回路の回路構成図。 単相/四相変換回路による電力変換原理の説明図。 スイッチングパターンの一覧表。 キャリアf,fの波形例。 シミュレーション結果。 電力脈動吸収回路を有する単相/三相変換回路の回路構成図。 スコット変圧器を用いた単相/三相変換回路の回路構成図。 電源として変圧器を用いた単相/四相変換回路の回路構成図。 従来の電力変換回路の回路構成図。 図9の回路における利用可能電圧の変化のグラフ。
符号の説明
1 電力変換回路
10 単相/四相変換回路
11a,11b 交流電源、12a,12b コンデンサ
20 マトリクスコンバータ
S 双方向スイッチ
30 スイッチング制御回路

Claims (6)

  1. 第1の単相交流電源回路と、前記第1の単相交流電源回路の電力脈動を吸収し、当該電源電圧に対して電圧位相がπ/4遅れとなる第1の電力脈動吸収回路とを直列接続した第1の回路と、
    第1の単相交流電源回路と同振幅で電圧位相が逆相の第2の単相交流電源回路と、前記第2の単相交流電源回路の電力脈動を吸収し、当該電源電圧に対して電圧位相がπ/4遅れとなる第2の電力脈動吸収回路とを直列接続した第2の回路と、
    を備え、前記第1及び第2の電力脈動吸収回路それぞれの両端を出力端として対称四相交流を出力する電力変換回路。
  2. 前記第1の単相交流電源回路と前記第2の単相交流電源回路とが共通接地されてなる請求項1に記載の電力変換回路。
  3. 第1の単相交流電源回路と、
    一端が前記第1の単相交流電源回路の一端に接続され、電圧位相が前記第1の単相交流電源回路と逆相で且つ振幅が(√3−1)/2倍の第2の単相交流電源回路と、
    一端が前記第2の単相交流電源回路の他端に接続され、前記第1及び第2の単相交流電源回路の電力脈動を吸収し、前記第1の単相交流電源回路の電源電圧に対して電圧位相がπ/4遅れとなり且つ振幅が√6/2倍の電圧を出力する電力脈動吸収回路と、
    を備え、前記第1の単相交流電源回路の両端と、前記電力脈動吸収回路の他端とを出力端として対称三相交流を出力する電力変換回路。
  4. 前記第1の単相交流電源回路の両端と、前記電力脈動吸収回路の他端とのそれぞれが、接地用抵抗器を介して共通接地されてなる請求項3に記載の電力変換回路。
  5. 単相電源ラインから供給される単相電圧を変圧して順相及び逆相の単相電圧を出力する変圧回路を更に備え、
    前記第1及び第2の単相交流電源回路は、前記変圧回路の2次側回路でなる請求項1〜4の何れか一項に記載の電力変換回路。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の電力変換回路と、
    前記電力変換回路から出力される対称多相交流を所定の対称三相交流に変換して出力するマトリクスコンバータ回路と、
    を備えた単相/三相電力変換回路。
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