JP2005158209A - テープカートリッジ - Google Patents

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    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/107Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette

Abstract

【課題】 磁気テープの安定した高速走行性を確保してアクセス速度の向上を図ることができ、更に、テープ巻き径を拡大して高記憶容量化を図ることができるテープカートリッジを提供する。
【解決手段】 磁気テープ5が巻装されるテープリール6(ハブ7)を回転駆動させる駆動装置20をカートリッジケース4に内蔵させて、カートリッジ単体で磁気テープ5を自走可能とする。駆動装置20として扁平モータを用い、そのモータ基板21を下シェル3の収容凹所23へ固定する。モータ20の回転部20Aはハブ7の底部中心に一体的に結合する。これにより、従来生じていた記録再生装置側の位置バラツキ及びチャッキング係合バラツキに起因するハブの軸振れ、フランジの面振れ及び周振れを解消して安定した高速回転を可能とし、リール外径を拡張してテープ巻き量の増量をも図ることができるようになる
【選択図】 図3

Description

本発明は、テープ状記録媒体としての磁気テープが巻装されたハブをカートリッジケースに回転可能に収納してなるテープカートリッジに関し、更に詳しくは、磁気テープの安定した高速走行性と、カートリッジの高記憶容量化を図ることができるテープカートリッジに関する。
従来より、磁気テープは、情報信号、楽音信号あるいは映像信号等を記録する情報信号記録媒体として、オーディオテープレコーダ、ビデオテープレコーダあるいは情報処理装置の外部記憶装置等の磁気記録再生装置に用いられており、テープリールに巻回されて使用されている。
図11に従来のこの種のテープカートリッジ101の構成の一例を示す。
従来のテープカートリッジ101は、上シェル102と下シェル103とを互いに結合することにより形成されるカートリッジケース104に、磁気テープ105を巻装したテープリール106が回転可能に収納されることによって構成されている。テープリール106は、磁気テープ105の巻芯部であるハブ107と、ハブ107の上端及び下端から径外方向へ延在する上フランジ部108及び下フランジ部109とで構成されている。
テープリール106と上シェル102との間には、ベアリング部材110、ベアリングキャップ111及びリールスプリング112が設置されている。テープリール106の下面は、下シェル103の中央部に形成された円形の開口部113を介して外部へ露出されている。開口部113から露出するテープリール106の下面領域(ハブ107の底部外面領域)には、記録再生装置側のリール駆動軸114上端のギヤ部114aと係合するチャッキングギヤ(図示略)が、ハブ107と同心的な環状に形成されている。
そして、従来のテープカートリッジ101が記録再生装置へ装着されることによって、リール駆動軸114が上昇してギヤ部114aをテープリール106のチャッキングギヤに係合させ、更に、リールスプリング112の付勢力に抗してテープリール106がカートリッジケース104の厚さ方向略中央部へ押し上げられる。これにより、テープリール106は回転可能な状態とされる。そして、リール回転軸114の回転駆動力がチャッキングギヤを介してテープリール106へ伝達されてテープリール106が回転し、磁気テープ105の巻出し/巻取りが行われるようになっている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開昭55−80842号公報 特開平9−115265号公報 特開平10−241232号公報
ところで、磁気テープ記録再生装置においては、磁気テープに記録された情報信号の高速アクセスを可能とするために、巻戻し動作あるいは高速送り動作に際しては、通常の磁気テープの走行速度に対して数倍ものスピード(例えば数メートル/秒)で磁気テープを走行させている。
特に、近年においては、1巻のカートリッジに数百ギガバイトもの情報を記録できるテープカートリッジも開発されており、アクセス速度向上のために磁気テープの走行スピードは更に高速化されている(例えば数十メートル/秒)。
なお、1巻のカートリッジの記憶容量は、記録媒体の単位面積当たりの記録密度と、テープ幅を一定とした場合のテープリールに巻かれるテープの長さとによって決定されるので、記憶容量の高容量化は、リール内径を最小にし、かつ、リール外形を最大にすることにより達成されることになる。
このように、アクセス速度向上のため、磁気テープの走行スピードの高速化、即ち、テープリール回転速度の高速化が進むと、テープリールの回転時における精度に非常に高いものが要求されてくる。
例えば、テープ巻芯部(ハブ)の軸振れ、フランジ部の面振れ及び周振れの問題は、リール回転速度の高速化に伴って顕在化する。このため、磁気テープの巻取り動作及び送り動作を安定して行うことができなくなってしまう。
従って、上述した構成の従来のテープカートリッジ101においては、テープリール106下面のチャッキングギヤとリール駆動軸114のギヤ部114aとの間の係合作用によって駆動力を伝達し、テープリール106を回転させるようにしているので、テープリールとリール駆動軸との間の軸心位置のバラツキ、テープリールとリール駆動軸との間の係合のバラツキ等に起因して発生するテープリールの軸振れ、面振れ、周振れ等により、磁気テープの安定した高速走行性を確保するのが難しくなる。
また、テープリールの軸振れ、面振れ、周振れ等によるリール外周部とカートリッジケース内壁部との接触を回避するために、上記バラツキ分だけリール外周部とカートリッジケース内壁部との間に余裕を持たせる設計が必要となり、これが原因でリール外周部が小径化する分テープ長が短くなり、結果的にカートリッジの高記憶容量化が図れない。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、磁気テープの安定した高速走行性を確保してアクセス速度の向上を図ることができ、更に、テープ巻き量を拡大して高記憶容量化を図ることができるテープカートリッジを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するに当たり、本発明のテープカートリッジは、カートリッジケースと、磁気テープが巻装されカートリッジケースに回転可能に収納されたハブと、このハブの底部とカートリッジケースとの間に配置されハブを回転駆動させる駆動装置とを備えている。
このように、本発明のテープカートリッジにおいては、ハブを回転駆動させる駆動装置をカートリッジケースに内蔵させた構成としており、カートリッジ単体で磁気テープを自走可能としている。
これにより、記録再生装置はリール駆動軸が不要となるので、上述したようなテープカートリッジ側と記録再生装置側との間の相対位置のバラツキ及び回転駆動力伝達系の係合バラツキ等に起因するハブの軸振れやリールフランジの面振れ及び周振れ等の問題が根本的に解決される。
従って、本発明によれば、磁気テープの安定した高速走行性を確保してアクセス速度の向上を図ることができると共に、磁気テープの巻き径を最大限拡張して、記録容量の高容量化を図ることができるようになる。
なお、本発明において「ハブ」とは、磁気テープの巻芯部を意味し、この巻芯部のみで構成される形態は勿論、巻芯部の上端及び/又は下端から径外方に延在するフランジが形成されてなるリール(テープリール)としての形態も本発明の範囲内である。
また、本発明における駆動装置の駆動用電源は、カートリッジケースに内蔵させてもよいし、カートリッジケースの外面に設けた端子部材を介して、例えば記録再生装置等から供給されるようにしてもよい。また、上記端子部材を介して、駆動装置を駆動するための駆動制御信号を供給することもできる。
好適には、駆動装置は、カートリッジケースと一体的に結合されたモータ基板と、このモータ基板に支持されたモータとを有し、このモータの回転部がハブの底部中心に一体的に結合されている。この構成により、磁気テープが巻装されたハブをカートリッジケースの内部において安定して回転させることができる。特に、上記モータを扁平なスピンドルモータで構成することにより、カートリッジの薄型化を図ることができる。
以上述べたように、本発明のテープカートリッジによれば、カートリッジケースと、磁気テープが巻装されカートリッジケースに回転可能に収納されたハブと、このハブの底部とカートリッジケースとの間に配置されハブを回転駆動させる駆動装置とを備え、カートリッジ単体で磁気テープを自走可能に構成しているので、記録再生装置側との位置バラツキ及び回転駆動力伝達系の係合バラツキに起因するハブの軸振れやリールフランジの面振れ及び周振れをなくして、磁気テープの安定した高速走行性を確保してアクセス速度の向上を図ることができると共に、磁気テープの巻き径を最大限拡張して、記録容量の高容量化を図ることができるようになる。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図5は本発明の第1の実施の形態を示している。
ここで、図1は本実施の形態によるテープカートリッジC1の全体を上シェル2側から見た斜視図、図2はテープカートリッジC1の全体を下シェル3側から見た斜視図、図3はテープカートリッジC1の分解斜視図、図4はテープカートリッジC1の要部の側断面図、図5はテープカートリッジC1の下シェル3の内部の構成を示す斜視図であり、図4において磁気テープの図示は省略している。
テープカートリッジC1は、各々略浅皿形状を有し、例えばポリカーボネート樹脂等の合成樹脂材料からなる高さが略同一の上シェル2と下シェル3とを互いに結合することにより形成されるカートリッジケース4に、磁気記録媒体としての磁気テープ5が巻装された単一のテープリール6を回転可能に収納して構成される。
テープリール6は、磁気テープ5の巻芯部を構成するハブ7と、上フランジ8と、下フランジ9とでなる。磁気テープ5は、ハブ7に対して、磁性面を内向きにして巻装されている。なお、テープリール6は、ハブ7のみで構成されていてもよく、また、上フランジ8及び下フランジ9のうち何れか一方のみが形成されたものでもよい。
これらハブ7、上フランジ8及び下フランジ9は、それぞれ、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂等の合成樹脂材料で形成できるが、これ以外に、アルミニウムあるいはチタン、マグネシウム等の金属材料や、鉄あるいは磁性ステンレス鋼(例えばSUS430)等の磁性材料等で構成することもできる。
また、本実施の形態において、ハブ7は、下フランジ9とは一体的に形成され、上フランジ8とは接合等により一体化されているが、勿論、これらを別部材で構成してもよい。
特に、本実施の形態では、下フランジ9(及びハブ7)を磁性材料で形成することにより、後述するモータ20及び配線部材27より発生する磁界を遮蔽して磁気テープ5に対する磁気的な影響を回避するようにしている。
この場合、下フランジ9は、金属材料等の薄板を円盤状に打ち抜き形成したり型成形で構成できる。また、上記磁性材料には、合成樹脂材料中に磁性金属フィラーを含有させた複合材料や、表面に磁性層を形成したものでもよい。更に、これらに代えて又は加えて、配線部材27を磁性ペーストで覆う等してもよい。
テープカートリッジC1の非使用時において、磁気テープ5はテープリール6に完全に巻き取られた状態にある。磁気テープ5の繰出し端部には透明なリーダーテープ10が接合されている。
リーダーテープ10の先端部は、上シェル2と下シェル3との結合時にカートリッジケース4の正面に形成されるテープ引出し用の開口部11をカートリッジケース4の内方側から閉塞するように配置されるリーダーブロック12の一側面に対し、クランパ13を介して接続されている。
リーダーブロック12は、略コの字形状のリーダーブロックバネ14に弾性的に支持された状態で開口部11内方の収納部15(図5)に位置決めされる。
また、カートリッジテープ接触防止ピン16は、カートリッジケース4から引き出される磁気テープ5が開口部11の縁部に直接接触するのを防止するように当該開口部11の縁部に直立状態で配置立設されている。これにより、磁気テープ5は、そのテープ幅より若干大きめの軸長を有するカートリッジテープ接触防止ピン16によるテープガイド作用を受け、開口部11の縁部における上シェル2と下シェル3との突き合わせ結合部への接触による損傷が防止される。
更に、このテープカートリッジC1においては、磁気テープ5への誤記録、誤消去を防止するためのセイフティタブ17が設けられている。このセイフティタブ17は、開口部11の形成面とは反対側のカートリッジケース4の背面にスライド自在に設けられている。また、記録再生装置への挿入方向に対して垂直な方向に対向するカートリッジケース4の側面部には、テープエンド検出用の透明な窓部材18A,18Bがそれぞれ設けられている。
次に、テープリール6の回転駆動機構について説明する。
本実施の形態では、テープリール6は、カートリッジケース4の内部に配置されたモータ20によって回転駆動されるように構成されている。モータ20は、本発明の「駆動装置」に対応し、テープリール6を形成するハブ7の底部と、カートリッジケース4を形成する下シェル3の内面中央部との間に配置されている。
モータ20は、本実施の形態では、下シェル3と一体的なモータ基板21の上に駆動コイル、回転軸、マグネット等が組み上げられてなるスピンドルモータで構成されている。スピンドルモータとしては、例えば、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等に代表されるディスク状記録媒体の記録再生装置やHDD(Hard Disc Drive)に広く適用されている、いわゆる扁平モータが好適である。
また、モータ基板21は、ステンレス板やアルミニウム系金属板等で形成されている。モータ基板21の上面には、モータ20に接続されるプリント配線板が貼り合わされている。
そして、モータ20は、上記プリント配線板上に形成されたステータ部材と、このステータ部材に対して正逆両方向に回転自在に設けられたロータ部材(回転部)20Aとから構成されている。ロータ部材20Aは、ハブ7の底部中心に形成された凹所22に嵌合し、ハブ7の軸心と回転部20Aの軸心とが互いに整列した状態で、回転部20Aによってハブ7の底部が支持されるように、接着剤等を介して一体的に結合されている。
特に、凹所22及びロータ22Aを互いに係合する段付き形状とすることにより、両者の間の位置決め精度を確保している。
また、モータ基板21は、下シェル3の内面略中央部において局所的に薄肉形成された収容凹所23に収容されている。収容凹所23は、略正方形状のモータ基板20と嵌合関係となるように正方形状に形成されている。
これは、モータ20の駆動反力によって、モータ20を支持するモータ基板21が下シェル3に対して周方向に相対移動しないようにするためである。勿論、収容凹所23の形状は四角形に限らず、モータ基板21の周方向での位置決めが可能な他の幾何学的形状(多角形状、楕円形状等)であってもよい。
なお、モータ基板との一体化が確実に行われている限りにおいては、収容凹所23の形状は特に限定されず、例えば円形等であってもよい。
収容凹所23の四隅部には、モータ基板21の四隅に各々形成された貫通孔21aに挿通される軸部23aがそれぞれ立設されている。モータ基板21は、貫通孔21aに軸部23aを挿通させた状態で収容凹所23に組み付けられた後、例えば熱コテ等のカシメ治具を用いて軸部23aを溶融変形させることによって、下シェル3の内面と一体的に結合(カシメ固定)される(図4,図5)。
本実施の形態のテープカートリッジC1は、モータ20の駆動電源を図示しない記録再生装置側から供給されるようにしている。このため、カートリッジケース4の外面には、記録再生装置への装着時に当該記録再生装置内部の電源供給源と電気的に接続される端子部材25が設けられている。
端子部材25は、例えば、配線基板上に接点となる端子部が複数形成されてなり、当該端子部を下シェル3の背面に形成した格子窓26を介して外部へ露出するように設けられる。なお、端子部材25の配置位置はシェル背面に限らず、例えば、下シェル3の下面であってモータ基板21との対向位置に配置してもよい。
モータ20(又はモータ基板21)と端子部材25との間は、配線部材27を介して電気的に接続されている。配線部材27は、テープリール6の下フランジ9と接触することのないように、下シェル3の内面に沿って平面的に引き回し形成されている。この配線部材27は下シェル3の内面に貼着配置されるが、下シェル3の内面に直接パターニング形成してもよい。
本実施の形態においては、モータ20に対する電源供給のみならず、回転方向、回転速度等の駆動制御信号もこれら端子部材25及び配線部材27を介して記録再生装置側から供給されるようになっている。これにより、安定したテープ走行駆動が可能となる。
なお、これ以外に、モータ20の駆動電源をカートリッジケース4の内部に設置し、駆動制御信号のみをこれら端子部材25及び配線部材27を介して記録再生装置側から供給されるようにしてもよい。
次に、以上のように構成される本実施の形態のテープカートリッジC1は、以下のようにして製造される。
図3及び図5を参照して、テープカートリッジC1は、下シェル3の内面に各構成部品が組み込まれることにより製作される。
即ち、下シェル3の収容凹所23には、モータ20を支持したモータ基板21が組み込まれ、軸部23aを介してかしめ溶着される。
磁気テープ5が巻装されリーダーブロック12が接続されたテープリール6、セイフティタブ17及び窓部材18A,18Bはそれぞれ所定の位置に組み込まれる。特に、テープリール6は、ハブ7の底部中心の凹所22にモータ20のロータ部材20Aを嵌合し、一体的に結合することによって、モータ20に組み付けられる(図4)。
リーダーブロック12は、あらかじめ下シェル3に一体化させておいたリーダーブロックバネ14に係合させて収納部15に配置される。
そして、上シェル2と下シェル3とが組み合わされ、複数本のネジ部材19によって、互いに結合される。
以上のように構成される本実施の形態のテープカートリッジC1は、その使用時、記録再生装置へ装着され、カートリッジケース4外面の端子部材25に外部端子が接続されることによって、モータ20に駆動電源と、回転方向、回転速度等の駆動制御信号とが供給される。一方、記録再生装置内のチャッキング機構がカートリッジケース4の開口部11に進入してリーダーブロック12と係合することにより、磁気テープ5がカートリッジ外部へ引き出される。引き出されたリーダーブロック12は、記録再生装置の巻取リールへ案内され、当該巻取リールで磁気テープ5を巻き取りながら、磁気ヘッド部における情報信号の記録/再生がなされる。
上述のように、本実施の形態のテープカートリッジC1は、テープリール6のハブ7を回転駆動させる駆動装置(モータ20)をカートリッジケース4に内蔵させた構成となっており、カートリッジ単体で磁気テープ5を自走可能としている。これにより、記録再生装置においては、テープリール6を回転駆動させるリール駆動軸は不要となり、端子部材25及び配線部材27を介してモータ20へ駆動電源及び駆動制御信号を供給するのみとされる。
したがって、本実施の形態によれば、テープリール6の回転駆動系をカートリッジ内部に独立して備えているので、テープカートリッジ側と記録再生装置側との間の相対位置のバラツキ及び回転駆動力伝達系の係合バラツキに起因するハブ7の軸振れやフランジ8,9の面振れ及び周振れをなくすことができる。これにより、磁気テープ5の円滑かつ安定した高速走行性を確保して高速アクセスを実現できる。
また、テープカートリッジ側と記録再生装置側との間の相対位置のバラツキ及び回転駆動力伝達系の係合バラツキに起因する、ハブ7の軸振れやフランジ8,9の面振れ及び周振れを考慮することなくテープリールを設計できる分、従来の同一サイズのテープカートリッジと比較してリール外径を拡径できる。これにより、磁気テープ5の巻き径を最大限拡張して記録容量の高容量化を図ることができるようになる。
特に、駆動装置としてのモータ20をハブ7の底部と下シェル3との間に配置しているので、下シェル3に対するハブ7の垂直度ないしはフランジ8,9の平行度が確保され、これによりテープリール6の回転姿勢の安定化を図ることができ、テープ走行速度の高速化に対して高い信頼性を確保することができる。
また、駆動装置としてのモータ20を扁平なスピンドルモータで構成しているので、駆動装置の大型化を回避でき、これによりカートリッジの薄型化に貢献することができる。
更に、テープリール6のハブ7及び下フランジ9を磁性材料で形成しているので、モータ20及び配線部材27より発生する磁界を遮蔽して、ハブ7に巻装されている磁気テープ5に対する磁気的な影響を回避することができる。
そして、テープカートリッジC1は、それ単体で磁気テープを走行させることができる構成であり、記録再生装置側にリール回転駆動機構を配備させる必要性がないことから、カートリッジの種別、大きさ等が異なっていても、動作互換を確保し易くなる。
(第2の実施の形態)
図6及び図7は、本発明の第2の実施の形態を示している。
ここで、図6は本実施の形態のテープカートリッジC2の下シェル3の内部の構成を示す斜視図、図7はテープカートリッジC2の要部の側断面図であり、図7において磁気テープの図示は省略している。なお、図において上述の第1の実施の形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略するものとする。
本実施の形態のテープカートリッジC2は、モータ20を支持するモータ基板30と、このモータ基板30と一体化される下シェル3との結合構造が、上述の第1の実施の形態と異なっている。
すなわち、本実施の形態では、下シェル3の略中央部に、モータ基板30を収容する開口32が形成されている。開口32の形状は、モータ基板30の形状に対応する形状に形成され、本実施の形態では略正方形状となっている。これにより、モータ20の駆動時に発生する回転力によって、下シェル3に対するモータ基板30の位置ズレが防止される。
開口32の開口縁部及びモータ基板30の周縁部はそれぞれ段付き形状を有しており、各々の段部33及び段部31は互いに係合して、下シェル3の下面から外方へモータ基板30が抜け出ないような構成とされている。
モータ基板30は、下シェル3の底部肉厚と略同等の厚さを有し、開口32に装着されることによって、開口32が閉塞され、モータ基板30の上下面が下シェル3の底部内外面とそれぞれ一致するようになっている。即ち、モータ基板30は、開口32に装着されることによって、下シェル3の一部を形成している。
開口32に対するモータ基板30の結合方法として、本実施の形態ではインサート成形法が採用されている。これにより、下シェル3の成形と同時に、開口32に対してモータ基板30が一体的に結合されることになる。なお、これ以外にも接着や溶着等の他の手法を用いて開口32とモータ基板30とを結合させるようにしてもよい。
なお、モータ20は、下シェル3とモータ基板30とを一体化した後、モータ基板30の上に駆動コイル、回転軸、マグネット等が組み付けられることによって作製される。
以上のように構成される本実施の形態のテープカートリッジC2によれば、上述の第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
特に、本実施の形態によれば、モータ基板30が下シェル3の一部を形成する構成となっているので、上述の第1の実施の形態に比べてモータ20の厚み自由度が増すと同時に、カートリッジの更なる薄型化を図ることができる。
また、モータ基板30が下シェル3の下面から外部へ露出する構成となっているので、当該モータ基板30を金属材料で構成することによって、モータ20の駆動時に発生する熱をモータ基板30を介して外部へ効率的に放熱することができるようになり、カートリッジケース4の内部の温度上昇を低減して磁気テープ5の保護を図ることができる。
(第3の実施の形態)
図8及び図9は本発明の第3の実施の形態を示している。ここで、図8は本実施の形態のテープカートリッジC3の分解斜視図、図9はテープカートリッジC3の要部の側断面図であり、図9において磁気テープの図示は省略している。なお、図において上述の第1の実施の形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略するものとする。
本実施の形態のテープカートリッジC3のカートリッジケース44は、浅皿形状のカートリッジ本体42と、モータ20を支持する平板形状のモータ基板43とを互いに結合することにより形成されている。
カートリッジ本体42は、例えばポリカーボネート樹脂等の合成樹脂材料で構成されている。モータ基板43は、カートリッジ本体42の外形形状と同一形状に形成され、カートリッジ本体42を閉塞し、複数本のネジ部材19によってカートリッジケース44を構成する。
モータ基板43は、アルミニウム系金属やステンレス等の金属材料で構成され、例えば打抜き加工により形成することができる。そして、得られたモータ基板43の上面に駆動コイル、回転軸、マグネット等が組み付けられることによってモータ20が作製される。
なお、モータ基板30は金属製に限らず、ポリカーボネート等の合成樹脂材料や、この種の合成樹脂材料に繊維、金属粉末等を充填した複合材で形成することも可能であり、加工法も打抜き加工法や射出成形法等が採用できる。
以上のような構成の本実施の形態のテープカートリッジC3によれば、上述の第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
特に、本実施の形態によれば、モータ基板43がカートリッジケース44の底壁面を兼ねる構成としているので、モータ20の厚み的自由度及びモータ20の組付自由度を向上させることができると共に、精度の高いカートリッジケース44の実現が可能となる。
また、モータ基板43がカートリッジケース44の底壁面を兼ねる構成となっているので、モータ20の駆動時に発生する熱を大面積のモータ基板43を介して外部へ効率的に放熱することができるようになり、カートリッジケース44の内部の温度上昇低減効果を更に高めることができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施の形態では、単リールタイプの磁気テープカートリッジに本発明を適用した例について説明したが、これに限らず、供給リール及び巻取リールをカートリッジケースに収納させた双リールタイプの磁気テープカートリッジにも本発明は適用可能である。
また、以上の各実施の形態では、テープリール6の下フランジ9の内面と、モータ20に支持されるハブ7の底部とをそれぞれ異なる高さ位置に設けたが(図4,図7,図9)、ハブ7及び下フランジ9を合成樹脂材料を主体として構成する場合には、図10に示すように、これら下フランジ9の内面9sとハブ7の底部7sとをそれぞれほぼ同一の高さ位置に設けるのが好ましい。これにより、モータ20とハブ7(下フランジ9)との間の熱収縮率の相違によるハブ周面の変形を抑制することができ、特にテープエッジの保護に効果的である。
本発明の第1の実施の形態によるテープカートリッジC1を上シェル2側から見た斜視図である。 テープカートリッジC1を下シェル3側から見た斜視図である。 テープカートリッジC1の分解斜視図である。 テープカートリッジC1の側断面図である。 テープカートリッジC1の下シェル3の内部構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態によるテープカートリッジC2の下シェル3の内部構成を示す斜視図である。 テープカートリッジC2の側断面図である。 本発明の第3の実施の形態によるテープカートリッジC3の分解斜視図である。 テープカートリッジC3の側断面図である。 本発明の実施の形態の変形例を説明するテープカートリッジの側断面図である。 従来のテープカートリッジの分解斜視図である。
符号の説明
2…上シェル、3…下シェル、4…カートリッジケース、5…磁気テープ、6…テープリール、7…ハブ、8…上フランジ、9…下フランジ、20…モータ、20A…ロータ部材、21…モータ基板、22…凹所、23…収容凹所、25…端子部材、27…配線部材、30…モータ基板、32…開口、42…カートリッジ本体、43…モータ基板、44…カートリッジケース、C1〜C3…テープカートリッジ。

Claims (10)

  1. カートリッジケースと、
    磁気テープが巻装され前記カートリッジケースに回転可能に収納されたハブと、
    前記ハブの底部と前記カートリッジケースとの間に配置され前記ハブを回転駆動させる駆動装置とを備えた
    ことを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 前記カートリッジケースの外面には、前記駆動装置を駆動するための電源及び/又は駆動制御信号を供給するための端子部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
  3. 前記カートリッジケースの内部には、前記駆動装置と前記端子部との間を接続する配線部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のテープカートリッジ。
  4. 前記駆動装置は、前記カートリッジケースと一体的に結合されたモータ基板と、このモータ基板に支持されたモータとを有し、前記モータの回転部が前記ハブの底部中心に一体的に結合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
  5. 前記カートリッジケースの内面には、前記モータ基板を収容する収容凹所が形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のテープカートリッジ。
  6. 前記モータ基板及び前記収容凹所は、モータの駆動反力による周方向の相対移動を阻止できる形状とされている
    ことを特徴とする請求項5に記載のテープカートリッジ。
  7. 前記モータ基板は、前記カートリッジケースの一部を形成している
    ことを特徴とする請求項4に記載のテープカートリッジ。
  8. 前記モータ基板は、前記カートリッジケースに対してインサート成形されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のテープカートリッジ。
  9. 前記ハブの少なくとも底部周縁には径外方へ延在するフランジが設けられており、前記フランジが磁性材料を含んでなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
  10. 前記ハブの底部周縁には径外方へ延在するフランジが設けられており、前記フランジの内面は、前記ハブの底部と略同一高さとされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
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