JP2005339668A - テープリールおよび情報記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気テープを巻き取った状態においても磁気テープの端部とフランジとの間のクリアランスを十分に確保し得るテープリールを提供する。
【解決手段】円板状の下フランジ22が下端部に一体形成されて上端部側に開口部が形成された有底円筒状のハブ21と、中心孔31aの口縁部に突出形成された環状の突起部32をハブ21の開口部に嵌め込んで固定される円板状の上フランジ31とを備えて構成され、ハブ21は、内周面の上下方向に沿って内周面からハブの中心軸Sに向けてそれぞれ突出形成された複数の補強用リブ21b,21b・・と、各補強用リブ21b,21b・・の先端部に連結されると共に内周面に対向するようにして形成された補強用壁部材21gとを備えて構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報記録用の磁気テープを巻回するテープリールおよびそのテープリールを備えた情報記録媒体に関するものである。
大容量のデータを記録可能な情報記録媒体として、出願人は、特開2002−100148号公報において、LTO(Linear Tape Open)規格に準拠した1リールタイプのテープカートリッジを開示している。このテープカートリッジは、互いに嵌合可能な上ケースおよび下ケースを有する本体ケース、並びに本体ケースの内部に回転可能に収納されてテープを巻回する単一のテープリールなどを備えて構成されている。この場合、テープリールは、上フランジと、その下端部に下フランジが一体形成された有底円筒状のハブとを備えて構成されている。
特開2002−100148号公報(第3頁、第1図)
ところが、出願人が開示しているテープカートリッジには、以下の解決すべき課題がある。すなわち、このテープカートリッジにおけるテープリールは、樹脂を射出成形することによって製造されている。この場合、巻回時におけるテープの傷付きや伸びの発生を防止するためには、ハブの外周面を滑らかに形成するのが好ましい。したがって、射出成形時における「ひけ」によってハブの外周面に凹凸が発生するのを防止するために、このテープリールのハブは比較的肉薄に形成されている。一方、テープリールにテープを巻回する際には、緩みによるしわの発生を防止するために、テープに一定のテンションが加えられている。このため、テープを巻き取った状態では、テープの巻き締まりによってハブに大きな力が加わっている。この結果、図12に示すように、肉薄に形成されたハブ(32)がその力によってやや変形させられて、その変形に伴って上フランジ(31)の先端部が下向きに傾くと共に、下フランジ(33)が上向きに傾くことがある。したがって、このテープカートリッジには、テープリール(3)における上フランジ(31)および下フランジ(33)の先端部が傾くことに起因して、上フランジ(31)および下フランジ(33)とテープ(T)の端部との接触を回避するのに十分な両者間のクリアランスを確保するのが困難となるおそれがあるという解決すべき課題が存在する。
本発明は、かかる解決すべき課題に鑑みてなされたものであり、磁気テープを巻き取った状態においても磁気テープの端部とフランジとの間のクリアランスを十分に確保し得るテープリールおよび情報記録媒体を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るテープリールは、円板状の下フランジが下端部に一体形成されて上端部側に開口部が形成された有底円筒状のハブと、中心孔の口縁部に突出形成された環状の突起部を前記ハブの前記開口部に嵌め込んで固定される円板状の上フランジとを備えて構成され、前記ハブは、内周面の上下方向に沿って当該内周面から当該ハブの中心軸に向けてそれぞれ突出形成された複数の補強用リブと、前記各補強用リブの先端部に連結されると共に前記内周面に対向するようにして形成された補強用壁部材とを備えて構成されている。
この場合、前記突起部に形成された環状鍔部を備えて前記上フランジを構成することができる。
また、前記中心孔の前記口縁部を当該口縁部を除く他の部分よりも厚肉に形成して前記上フランジを構成することができる。
また、前記中心孔を取り囲むようにして平面視環状の溝を前記口縁部の上面に形成すると共に当該溝内に形成した複数のリブを備えて前記上フランジを構成することもできる。
さらに、前記中心孔を取り囲むようにして平面視環状の溝を前記突起部の下面に形成すると共に当該溝内に形成した複数のリブを備えて前記上フランジを構成することもできる。
また、本発明に係る情報記録媒体は、上記のテープリールを備えている。
本発明に係るテープリールおよび情報記録媒体によれば、ハブの内周面に複数の補強用を上下方向に沿って形成すると共に、補強用リブの先端部に連結しかつハブの内周面に対向する補強用壁部材をハブ内に形成したことにより、ハブの中心軸に向かって加わる力に対するハブの剛性を十分に高めることができるため、磁気テープの巻き締まりによってハブに大きな力が加わったとしても、ハブを非変形状態または僅かな変形状態に維持することができる。したがって、ハブの変形に伴う下フランジおよび上フランジの磁気テープ側への傾きを防止することができるため、磁気テープを巻き取った状態においても磁気テープの先端部と両フランジとの間のクリアランスを十分に確保することができる。
また、本発明に係るテープリールおよび情報記録媒体によれば、上フランジにおける突起部に環状鍔部を形成したことにより、たとえハブが僅かに変形したとしても、環状鍔部によって突起部をその内側から確実に支えることができるため、ハブの変形に伴う上フランジの磁気テープ側への傾きを確実に防止することができる結果、上フランジの先端部と磁気テープとの間の十分なクリアランスを確実に確保することができる。
また、本発明に係るテープリールおよび情報記録媒体によれば、上フランジにおける中心孔の口縁部を他の部分よりも厚肉に形成したことにより、上フランジにおける口縁部に十分な剛性を持たせることができるため、たとえハブが僅かに変形したとしても、ハブの変形に伴う上フランジの磁気テープ側への傾きを確実に防止することができる。
さらに、本発明に係るテープリールおよび情報記録媒体によれば、上フランジの中心孔を取り囲むようにして平面視環状の溝を中心孔における口縁部の上面に形成すると共にその溝内に複数のリブを形成したことにより、口縁部の剛性を確保しつつ、上フランジの軽量化、および口縁部におけるひけの発生防止を図ることができる。
また、本発明に係るテープリールおよび情報記録媒体によれば、上フランジの中心孔を取り囲むようにして平面視環状の溝を中心孔における口縁部の下面に形成すると共にその溝内に複数のリブを形成したことにより、口縁部の剛性を確保しつつ、上フランジの軽量化、および突起部におけるひけの発生防止を図ることができる。
以下、本発明に係るテープリールおよび情報記録媒体の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、情報記録媒体1の構成について、図面を参照して説明する。
図1に示す情報記録媒体1は、例えば、電子計算機に記録された記録データをバックアップするためのストレージデバイスとして使用されるLTO規格に準拠した1リールタイプのカートリッジ式の情報記録媒体であって、同図に示すように、ケース本体2、テープリール3、ブレーキ解除板4、ロック部材5、ブレーキスプリング6およびドア部材7を備えて構成されている。なお、実際には、この情報記録媒体1では、テープリール3に磁気テープT(図4参照)が巻回されているが、同図では、各部の構成についての理解を容易とするために、その図示を省略する。
ケース本体2は、図1に示すように、それぞれ浅皿状に形成されて互いに嵌合可能な下ケース11および上ケース12を備えて構成され、両ケース11,12の嵌合状態において形成される内部空間にテープリール3を回転可能に収容する。この場合、下ケース11および上ケース12には、テープリール3に巻回された磁気テープT(図4参照)を外部に引き出すためのテープ引き出し口2aを構成する切り欠き11a,12aがそれぞれ形成されている。
テープリール3は、図2,5に示すように、ハブ21、下フランジ22および上フランジ31を備えて構成されている。ハブ21は、上端部側に開口部が形成された有底円筒状に形成されて、その周囲に磁気テープTを巻回可能に構成されている。また、図3,5に示すように、ハブ21における胴部21aの内周面には、複数の補強用リブ21b,21b・・が上下方向(上端部から下端部に向かう方向)に沿って等間隔にハブ21の中心軸Sに向けて突出形成されている。また、胴部21a内には、補強用リブ21b,21b・・の各先端部に連結すると共に胴部21aの内周面に対向するようにして、薄板状の3つの補強用壁部材21g,21g,21gが形成されている。また、図2,3,5に示すように、ハブ21の底板21cにおける内面(上面)には、ブレーキスプリング6によって付勢されたロック部材5(いずれも図1参照)に噛合可能な平面視円弧状の歯部21d,21d,21dが形成されている。さらに、ハブ21の底板21cには、ブレーキ解除板4を上下動可能に取り付けるための挿通用孔21e,21e,21eが形成されている。また、図2に示すように、ハブ21の底板21cにおける外面(下面)には、図外のドライブ装置の駆動用シャフトがテープリール3を吸引するための金属板23(図1も参照)が取り付けられている。また、底板21cにおける外面には、ドライブ装置の駆動用シャフトの歯部に噛合可能な環状の歯部21fが金属板23を取り囲むようにして形成されている。下フランジ22は、図5に示すように、円板状に構成されてハブ21の下端部に一体成形されている。
上フランジ31は、図2,4,5に示すように、円板状に構成されると共に、円形の中心孔31aがその中心部に形成されている。また、上フランジ31における中心孔31aの口縁部には、環状の突起部32が下方に向けて突出形成されている。さらに、突起部32の下端部には、ロック部材5およびブレーキ解除板4の挿通を可能とする中心孔33aがその中心部に形成された円板状(環状)の環状鍔部33が上フランジ31とほぼ平行となるようにして一体形成されている。この場合、図2に示すように、ハブ21と上フランジ31とは、胴部21aにおける上端部の開口部に突起部32を嵌め込んだ状態で例えば超音波溶着で互いに固定されている。
ブレーキ解除板4は、図1に示すように、ハブ21の挿通用孔21eに挿通可能な3本の脚部4a,4a,4aがその裏面に立設されて構成されている。この場合、ブレーキ解除板4は、脚部4a,4a,4aがハブ21の挿通用孔21e,21e,21eにそれぞれ挿通されることによって回転不能でかつ上下動可能にハブ21の底板21c側に取り付けられる。ロック部材5は、同図に示すように、ハブ21の歯部21d,21d,21dに噛合可能な歯部5aがその底面に形成されている。この場合、ロック部材5は、ブレーキスプリング6によって付勢されて歯部5aがハブ21の歯部21d,21d,21dに噛合させられることによってテープリール3の回転を制止する。ブレーキスプリング6は、コイルスプリングで構成されて、上ケース12とロック部材5との間に配設され、テープリール3におけるハブ21の底板21c側に向けてロック部材5を付勢する。ドア部材7は、同図に示すように、テープ引き出し口2aを閉塞可能な薄板状に形成されて、下ケース11の側壁および上ケース12の側壁にそれぞれ形成された案内溝にスライド可能に収納される。
次に、記録再生時における情報記録媒体1の動作について、図面を参照して説明する。
この情報記録媒体1を図外のドライブ装置に装填した際には、ドライブ装置が、ドア部材7をスライドさせてテープ引出し口2aを開口して、磁気テープTを引き出す。次に、ドライブ装置側のテープリールが磁気テープTを巻回しつつ、ドライブ装置の記録再生部が磁気テープTに対する記録データの記録や磁気テープTからの記録データの読み出しを実行する。次いで、記録データの記録や読み出しを終了した際には、ドライブ装置は、テープリール3を回転させることによって磁気テープTの巻回(情報記録媒体1への磁気テープTの巻き戻し)を開始する。この場合、ドライブ装置は、緩みを防止するために、例えば、ドライブ装置側のテープリールの回転を制御することによって磁気テープTに一定のテンションを加える。これにより、磁気テープTがテープリール3に巻回される。この際に、磁気テープTにテンションが加えられているため、磁気テープTの巻き締まりによってハブ21の胴部21aにはその中心方向に向けてある程度大きな力が加えられる。一方、ハブ21は、胴部21aの内周面に突出形成された補強用リブ21b,21b・・と、補強用リブ21b,21b・・の各先端部に連結された補強用壁部材21g,21g,21gとを備えている。このため、ハブ21は、十分な剛性を有している。したがって、ハブ21は、磁気テープTの巻き締まりによって胴部21aに大きな力が加えられたとしても、図4に示すように、その力に抗して非変形状態を維持する。また、たとえ変形したとしても、僅かな変形に抑えられた状態を維持する。したがって、下フランジ22における先端部の上側向き(磁気テープTの端面側向き)の傾きが防止される。さらに、環状鍔部33が一体形成されているため、上フランジ31も十分な剛性を有している。したがって、たとえハブ21が僅かに変形したとしても、ハブ21の変形に伴う上フランジ31における先端部の下側向き(磁気テープTの端面側向き)の傾きが確実に回避される。この結果、下フランジ22および上フランジ31の先端部と磁気テープTとの間の十分なクリアランスが確保される。
このように、このテープリール3および情報記録媒体1によれば、ハブ21における胴部21aの内周面に複数の補強用リブ21b,21b・・を上下方向に沿って形成すると共に、補強用リブ21b,21b・・の先端部に連結すると共に胴部21aの内周面に対向する補強用壁部材21g,21g,21gを胴部21a内に形成したことにより、中心軸Sに向かって加わる力に対するハブ21の剛性を十分に高めることができるため、磁気テープTの巻き締まりによって胴部21aに大きな力が加わったとしても、ハブ21を非変形状態または僅かな変形状態に維持することができる。したがって、ハブ21の変形に伴う下フランジ22および上フランジ31の磁気テープT側への傾きを防止することができるため、磁気テープを巻き取った状態においても下フランジ22および上フランジ31と磁気テープTの先端部との間のクリアランスを十分に確保することができる。
また、上フランジ31における突起部32の下端部に環状鍔部33を形成したことにより、たとえハブ21が僅かに変形したとしても、環状鍔部33によって突起部32をその内側から確実に支えることができるため、ハブ21の変形に伴う上フランジ31の磁気テープT側への傾きを確実に防止することができる結果、上フランジ31の先端部と磁気テープTとの間の十分なクリアランスを確実に確保することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、テープリール3における上フランジ31に代えて、図6に示す上フランジ41を採用することもできる。この場合、上フランジ41は、同図に示すように、円板状に構成されると共に、円形の中心孔41aがその中心部に形成されている。また、図7に示すように、上フランジ41の下面側における中心孔41aの口縁部には、突起部42が下方に向けて突出形成されている。さらに、図6,7に示すように、上フランジ41の上面側における中心孔41aの口縁部には、補強用突起部43が上方に向けて突出形成されている。つまり、上フランジ41における中心孔41aの口縁部は、上フランジ41における他の部分よりも厚肉に形成されている。この上フランジ41によれば、口縁部を他の部分よりも厚肉に形成したことにより、口縁部に十分な剛性を持たせることができるため、たとえハブ21が僅かに変形したとしても、ハブの変形に伴う上フランジ41の磁気テープ側への傾きを確実に防止することができる。
また、上フランジ31に代えて、図8に示す上フランジ51を採用することもできる。この場合、上フランジ51は、同図に示すように、円板状に構成されると共に、円形の中心孔51aがその中心部に形成されている。また、図9に示すように、上フランジ51の下面側における中心孔51aの口縁部には、突起部52が下方に向けて突出形成されている。さらに、図8,9に示すように、上フランジ51の上面側における中心孔51aの口縁部には、補強用突起部53が上方に向けて突出形成されている。つまり、上フランジ51における中心孔51aの口縁部は、上フランジ51における他の部分よりも厚肉に形成されている。また、両図に示すように、補強用突起部53には、中心孔51aを取り囲むようにして平面視環状の溝54が形成されている。また、溝54内には、上フランジ51の外縁部側の側壁と中心孔51a側の側壁とを連結する壁状の複数のリブ55,55・・が形成されている。この上フランジ51においても、口縁部を他の部分よりも厚肉に形成したことにより、口縁部に十分な剛性を持たせることができるため、たとえハブが僅かに変形したとしても、ハブの変形に伴う上フランジ51の磁気テープ側への傾きを確実に防止することができる。また、補強用突起部53に溝54を形成すると共に溝54内に複数のリブ55,55・・を形成したことにより、口縁部の剛性を確保しつつ、上フランジ51の軽量化、および補強用突起部53における「ひけ」の発生防止を図ることができる。
さらに、上フランジ31に代えて、図10に示す上フランジ61を採用することもできる。この場合、上フランジ61は、上フランジ51と同様にして、円板状に構成されると共に、円形の中心孔61aがその中心部に形成されている。また、同図に示すように、上フランジ61の下面側における中心孔61aの口縁部には、突起部62が下方に向けて突出形成され、上フランジ61の上面側における中心孔61aの口縁部には、補強用突起部63が上方に向けて突出形成されている。さらに、突起部62の下面には、平面視環状の溝64が形成されて、この溝64内には、上フランジ61の外縁部側の側壁と中心孔61a側の側壁とを連結する壁状の複数のリブ65,65・・が形成されている。この上フランジ61においても、口縁部を他の部分よりも厚肉に形成したことにより、口縁部に十分な剛性を持たせることができる。また、突起部62に溝64を形成すると共に溝64内に複数のリブ65,65・・を形成したことにより、口縁部の剛性を確保しつつ、上フランジ61の軽量化、および突起部62における「ひけ」の発生防止を図ることができる。
また、上フランジ31に代えて、図11に示すように、環状鍔部33を有していない上フランジ71を採用することもできる。また、LTO規格に準拠した情報記録媒体1を例に挙げて説明したが、本発明に係る情報記録媒体には、DLT(Digital Linear Tape )規格に準拠した情報記録媒体やSDLT(Super Digital Linear Tape )規格に準拠した情報記録媒体などの各種の1リールタイプの情報記録媒体が含まれる。また、1リールタイプに限定されず、ビデオテープ等の2リールタイプの情報記録媒体に本発明を適用することもできる。
情報記録媒体1の分解斜視図である。 テープリール3の断面図である。 ハブ21および下フランジ22の平面図である。 磁気テープTを巻回したテープリール3の断面図である。 テープリール3の分解斜視図である。 上フランジ41の斜視図である。 上フランジ41の断面図である。 上フランジ51の平面図である。 上フランジ51の断面図である。 上フランジ61の断面図である。 上フランジ71の斜視図である。 従来のテープリール(3)の断面図である。
符号の説明
1 情報記録媒体
3 テープリール
21 ハブ
21b 補強用リブ
21g 補強用壁部材
22 下フランジ
31,41,51,61,71 上フランジ
31a,41a,51a,61a 中心孔
32,42,52,62 突起部
33 環状鍔部
43,53,63 補強用突起部
55,65 リブ
54,64 溝
S 中心軸
T 磁気テープ

Claims (6)

  1. 円板状の下フランジが下端部に一体形成されて上端部側に開口部が形成された有底円筒状のハブと、中心孔の口縁部に突出形成された環状の突起部を前記ハブの前記開口部に嵌め込んで固定される円板状の上フランジとを備えて構成され、
    前記ハブは、内周面の上下方向に沿って当該内周面から当該ハブの中心軸に向けてそれぞれ突出形成された複数の補強用リブと、前記各補強用リブの先端部に連結されると共に前記内周面に対向するようにして形成された補強用壁部材とを備えて構成されているテープリール。
  2. 前記上フランジは、前記突起部に形成された環状鍔部を備えて構成されている請求項1記載のテープリール。
  3. 前記上フランジは、前記中心孔の前記口縁部が当該口縁部を除く他の部分よりも厚肉に形成されて構成されている請求項1記載のテープリール。
  4. 前記上フランジは、前記中心孔を取り囲むようにして平面視環状の溝が前記口縁部の上面に形成されると共に当該溝内に形成された複数のリブを備えて構成されている請求項3記載のテープリール。
  5. 前記上フランジは、前記中心孔を取り囲むようにして平面視環状の溝が前記突起部の下面に形成されると共に当該溝内に形成された複数のリブを備えて構成されている請求項3記載のテープリール。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のテープリールを備えている情報記録媒体。
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