JP2005156674A - 複合光導波路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2次元ホトニック結晶構造光導波路と、チャネル型光導波路とを有する新規な複合光導波路を提供する。
【解決手段】 複合光導波路は、基板と、前記基板上に形成された下クラッド層と、前記下クラッド層上に形成され、下クラッド層より屈折率が高く、連続した半導体層であって、欠陥を備えた2次元周期構造を有するホトニック結晶構造を含む第1光導波路部と、前記第1光導波路部に接続され、面内形状が前記第1光導波路部から離れるにしたがって幅が広がるテーパ形状チャネルを有する第2光導波路部と、を有し、前記下クラッド層は、前記第1光導波路部および第2光導波路部に整合した平面形状を有する表面層を有し、前記表面層は前記第1光導波路部下では全面的に酸化された酸化半導体層を含み、前記第2導波路下では側面から一定の厚さが酸化された酸化半導体層を含み、酸化半導体層間に残る領域が非酸化半導体で形成され、前記第1光導波路部から離れるに従い徐々に幅が拡大している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2次元ホトニック結晶構造を有する光導波路とチャネル型光導波路とを有する複合光導波路に関する。
近年、屈折率の2次元、3次元周期構造を有するホトニック結晶が注目されている。対象とする光の波長のおよそ半分程度の周期の微細周期構造(ホトニック結晶構造)を作りこむことにより、その波長の光が存在できないホトニックバンドギャップを発生させることができる。
ホトニック結晶構造内に光を伝播させたい経路に沿って欠陥を作ることにより、欠陥部分が光導波路として機能する。ホトニック結晶構造内では、対象波長の光が存在できず、欠陥で形成された光導波路内でほぼ100%の光閉じ込め効果が期待できる。このため、急激な曲げも可能となり、光回路の小型化が期待される。
2次元ホトニック結晶構造を形成して面内方向の光閉じ込めを行なうと共に、厚さ方向に関して、ホトニック結晶構造の欠陥光導波路を、より屈折率の低いクラッド層で挟み込むことにより厚さ方向の光閉じ込めを行なうことができる。2次元ホトニック結晶構造は作製が比較的容易であるため、検討が進んでいる。
ホトニック結晶構造の欠陥光導波路は、断面積が例えば0.4μm程度となる。外部光学系に光ファイバを用いる場合、光ファイバ内のスポットサイズは失球加工ファイバの場合例えば3μm程度である。両者のスポットサイズは大きく異なり、効率的光学結合が容易でない。
エレクトロニクス・レターズ(Electronics Letters) Vol.138,p1669-1670 (2002) は、ホトニック結晶構造光導波路と外部光学系との結合に関する提案を行なっている。
図10A,10Bは、提案されている構成を再現する。図10Aは断面図、図10Bは平面図を示す。断面積約0.3μm×0.3μmのシリコン細線133の先端を先鋭化し、共通のクラッド層135上で、断面積約3μm×3μmのポリイミド光導波路134に接続する。Si細線の他端はホトニック結晶の光導波路に接続される。ポリイミド光導波路134は,シングルモードのコア径を大きくして光ファイバーに接続する。
上述の関連技術においては、クラッド層は均一な組成を有している。断面積の狭い伝搬光を断面積の広い伝搬光に接続するため、構成の異なるSi細線とポリイミド光導波路を用いている。
Electronics Letters vol. 38, p1669-1670 (2002) 特開2001−356229号は、絶縁層上にシリコン層を形成したSOI(silicon oninsulator)基板を用い、シリコン層に2次元ホトニック結晶構造と、この2次元ホトニック結晶構造の光導波路に接続したリブ型光導波路とを形成した複合光導波路を提案している。
SiOをクラッドとするSi光導波路では波長1.55μmでSiの屈折率が約3.48、SiOの屈折率が約1.44と比屈折率差が大きい。SiコアをSiOクラッドで完全に包囲するシングルモード光導波路は、コア径、すなわちSi光導波路の幅と厚さとがおよそ0.25nm程度になり、光の入出力が困難になる。
リブ型光導波路では、面内方向のクラッド層の等価屈折率が高くなり、光導波路幅がある程度大きくなる。このため、光導波路の加工や光の入出力が比較的容易になる。
図11A−11Fは、特開2001−356229号が提案する複合光導波路の構成を再現する。図11Aは、SOI基板の構成を示す。Si基板113の上に、SiO層114、Si層115が積層されている。
図11Bは、リブ型光導波路の構成を示す。SiO層114の上のSi層115の厚さの一部が光導波路を残すようにパターニングされ、リブ116を残す。リブ116の下の領域がコア111となる。コア111の両側の薄いSi層とSi層の下のSiO層114が側方及び下方のクラッドを形成する。リブ上の空気は上方クラッドを形成する。空気の変わりにSiO等の低屈折率材料層を形成してもよい。
図11Cは、ホトニック結晶構造の構成例を示す。SiO層114上のSi層115に周期的に貫通孔118が形成され、周期構造を構成している。2次元周期構造が2次元ホトニック結晶構造を構成する。周期構造に欠陥を形成することにより光導波路を形成できる。Si層115の下のSiO層114が下クラッドを構成し、Si層115上の空気が上クラッドを構成する。
図11Dは、ホトニック結晶光導波路の平面構成例を示す。Si層115の光導波路となる経路119を囲むように、貫通孔118が周期的に形成されている。貫通孔118が周期的に配置された領域は、ホトニック結晶となり、対象波長の光は侵入できないため、周期構造のない欠陥部である経路119が光導波路となる。光導波路119を急激に曲げることも可能である。
図11Eは、複合光導波路の構成例を示す。貫通孔118が周期的に配置された周期構造がホトニック結晶を構成し、その中に配置された周期構造のない欠陥部119がホトニック結晶光導波路を構成する。ホトニック結晶光導波路119の両端に次第に幅の増大するテーパ形状を有するリブ型光導波路112が形成されている。テーパ形状を有するリブ型光導波路112は、スポットサイズ変換機能を有する。左側のスポットサイズ変換機能を有するリブ型光導波路にはさらに幅が一定のリブ型光導波路120が接続されている。
幅の広いリブ型光導波路120を右方向に進行してきた光は、幅が次第に減少するスポットサイズ変換光導波路112でスポットサイズを減少され、ホトニック結晶光導波路の狭い光導波路119に入射する。ホトニック結晶光導波路の狭い光導波路119を出射した光は、幅が次第に増大するスポットサイズ変換光導波路112で分布幅が次第に拡大する。
図11Fは、複合光導波路の他の構成例を示す。欠陥部の幅が一定のホトニック結晶光導波路119の両側に欠陥部の幅が次第に拡大するホトニック結晶光導波路122が接続されている。ホトニック結晶光導波路内で光導波路の幅をある程度広げた後、リブ型光導波路120,112が接続されている。
上述の関連技術においては、Siコア層、SiOクラッド層は均一な組成を有している。リブ型光導波路の幅を調整することにより伝搬光の横方向分布を調整できる。ただし、厚さ方向の調整を行うのは容易でないであろう。
特開2001−356229号公報 半導体として、Siの代りに化合物半導体を使用することが望まれる場合もある。化合物半導体を用いる場合、低屈折率のクラッド層としては化合物半導体の酸化物を用いることが考えられる。
特開平10−135564号は、ホトニック結晶ではなく、半導体レーザに接続される光導波路構造を提案している。高組成のAlを含む化合物半導体は酸化され易い性質を利用している。
図12A−12Gは、特開平10−135564号に提案された構成を再現する。
図12Aに示すように、GaAs基板151の上に、n型Al0.3Ga0.7As下クラッド層152、InGaAs/GaAsの量子井戸層で形成された活性層153、p型Al0.3Ga0.7As上クラッド層154、p型GaAsコンタクト層155を積層し、積層上にSiOで形成されたハードマスク156を形成する。ハードマスク156をエッチングマスクとしてマスク間に露出した積層をエッチングすることにより、半導体レーザ構造を作成する。
ハードマスク層156をマスクとして用い、Al0.3Ga0.7Asの下クラッド層157、組成が厚さ方向に変化するAlGaAsコア層158、Al0.3Ga0.7Asの上クラッド層159、GaAsのキャップ層160を基板151上に選択的にエピタキシャル成長する。組成勾配コア層158は、上下端でAl組成が1.0と高く、中央でAl組成が0.97と低くなるように組成勾配が形成されている。コア層158の中央部は、活性層153と同一レベルである。
ハードマスク156を除去し、半導体レーザ及び導波路に対し別のマスクを形成し、半導体レーザ及びモードフィールドを制御する導波路構造を形成する。
図12Bは、半導体レーザの断面構造を示す。キャップ層155をエッチングした後、上クラッド層154の一部厚さを残すようにエッチングが行われ、リブ型レーザ構造が形成される。ストライプ状領域の両側で上クラッド層154の厚さの大部分が除去されることにより、横方向の光閉じ込め効果が生じる。
図12Cは、モードフィールド制御用の光導波路構造の断面構成を示す。キャップ層160、上クラッド層159、コア層158の全厚さがエッチングされ、さらに下クラッド層157の厚さの一部がエッチングされて、リッジ型構造が形成されている。
図12Dは、半導体レーザとモードフィールド制御用光導波路の接続状況を平面図で示す。半導体レーザ161は矩形状の平面形状を有し、モードフィールド制御用光導波路部162は、半導体レーザ161と接続する端部で広く、他端で狭くなる台形状の平面形状を有する。
このような形状をパターニングした後、例えば水蒸気雰囲気中400℃でウエット熱酸化を行なう。コア層158は、他の部分と較べてAl組成が高い。このため、コア層158が選択的に酸化を受ける。さらに、コア層158の厚さ方向に関して、中央部のAl組成は0.97と比較的低く、上下端部のAl組成は1と比較的高くなっている。Al組成1の上下端とAl組成0.97の中央においては酸化速度は約1桁相違し、上下端で酸化がより優先的に進行する。光導波路部162の広幅部上下端で酸化領域が左右から合し、厚さ方向中央部では非酸化領域が残るように酸化を調整する。
光導波路部162は台形形状を有するため、幅のより狭い他の部分では左右からの酸化領域はより大きな重なりを有する。厚さ方向の中央部ではAl組成が比較的低く、酸化速度が低いので側面から一定厚さの領域が酸化され、幅方向中央部に非酸化領域が残る。台形の左右側面から酸化が進行したとき残る非酸化領域の断面積は長さ方向で変化する。
図12E、12F、12Gは、それぞれ台形形状の広幅部、中間部、細幅部の断面形状を示している。側面から進行した酸化領域163により、非酸化領域164が残されている。広幅部においては非酸化領域164は長円状であり、次第に長軸方向の寸法が減少し、狭幅部においては非酸化領域164がほぼ円形断面となる。このような形状を実現することにより、光ファイバ等との接続効率を改善する。
上述の関連技術においては、クラッド層は均一な組成を有している。伝搬光の縦方向、横方向の分布を調整するため、厚さ方向で組成が変化するコア層を形成し、横方向から熱酸化して非酸化領域の幅、高さを調整している。このようなコア層を作成するためにはコア層作成時に厚さ方向で厳密な組成制御を行い、酸化を高精度で制御することが必要であろう。
特開平10−135564号公報
本発明の目的は、2次元ホトニック結晶構造光導波路と、チャネル型光導波路とを有する新規な複合光導波路を提供することである。
本発明の他の目的は、簡単な工程により実現でき、光進行方向で実効的屈折率が変化する下クラッド層を有する複合光導波路を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、化合物半導体の下クラッド層とコア層とを有し、下クラッド層の実効屈折率が光進行方向で変化する複合光導波路を提供することである。
本発明の1観点によれば、基板と、前記基板上に形成された下クラッド層と、前記下クラッド層上に形成され、下クラッド層より屈折率が高く、連続した半導体層であって、欠陥を備えた2次元周期構造を有するホトニック結晶構造を含む第1光導波路部と、前記第1光導波路部に接続され、面内形状が前記第1光導波路部から離れるにしたがって幅が広がるテーパ形状チャネルを有する第2光導波路部と、を有し、前記下クラッド層は、前記第1光導波路部および第2光導波路部に自己整合した平面形状を有する表面層を有し、前記表面層は前記第1光導波路部下では全面的に酸化された半導体で形成されており、前記第2導波路下では側面から一定の厚さが酸化された半導体で形成されており、残る領域が非酸化半導体で形成され、前記第1光導波路部から離れるに従い徐々に幅が拡大している複合光導波路が提供される。
幅が広がる面内テーパ形状を有する下クラッド層において、側面から一定幅を酸化することにより、下クラッド層の実効屈折率が光進行方向で変化する。下クラッド層の実効屈折率の変化につれ、コア層と下クラッド層を含む光導波路内の厚さ方向の光分布も変化する。
図1は、本発明の実施例による複合光導波路の構成を概略的に示す斜視図である。基板25の上にクラッド層24、コア層23が積層され、同一形状にパターニングされている。例えば、コア層23はGaAsまたはAl組成の低いAlGaAsで形成され、クラッド層24はAl組成の高い被酸化性AlGaAsで形成される。基板25は、例えばGaAsで形成されている。基板25をGaAs結晶基板で構成すると、他の領域に機能素子等を形成するのに好適である。
コア層23、クラッド層24の積層が、中央部に平面形状がほぼ矩形のホトニック結晶光導波路11と、その両端に接続され、平面形状が次第に幅が拡がるテーパ形状を有するチャネル型光導波路12とを構成している。
コア層23は、周期的に形成された孔20とその周期構造中に形成された欠陥部で構成される光導波路部を含むホトニック結晶光導波路部21とその両側に形成され、平面形状がテーパ形状を有するチャネル型光導波路部22とを有する。なお、光導波路部は、コア層中光導波路に相当する部分を指す。
図2A、2Bは、ホトニック結晶の孔の配置例を示す。図2Aにおいては、孔20が四角格子状に配列されている。図2Bにおいては、孔20が三角格子状に配列されている。ホトニック結晶の配置は、これら四角格子、三角格子に限らず種々の配置を採用することができる。
図1に戻って、クラッド層24は、中央部に配置され、平面形状が矩形状のホトニック結晶光導波路用クラッド部24xとその両側に配置され、平面形状がテーパ状のチャネル型光導波路用クラッド部24yを含む。ホトニック結晶光導波路11の孔20は、クラッド部24xに達している。クラッド部24xは、その全面積、全厚さが酸化された酸化半導体で構成されている。チャネル型光導波路用クラッド部24yは、その幅が徐々に変化し、側壁から一定の厚さの領域27が酸化された酸化半導体で形成されている。両側の酸化半導体の間に残された領域26は非酸化半導体で形成されている。したがって、非酸化領域26の幅は徐々に変化している。
コア層23が感じるクラッド部24yの実効屈折率は、屈折率が相対的に低い酸化領域27と屈折率が相対的に高い非酸化領域26との組み合わせで決定される。従って、クラッド部24yの長さ方向の実効屈折率は幅が拡がるにつれ徐々に増大する。基本的に、チャネル型光導波路12の幅の変化により、横方向のフールドパターンは変化する。さらに、クラッド部24yの実効屈折率の変化によってもフィールドパターンは変化する。後述するように厚さ方向のフィールドパターンも変化する。
図2Cは、光進行方向の屈折率の分布を概略的に示す。コア層23は、均一な厚さで配置されたGaAsまたはAl組成の低いAlGaAsで形成され、均一な屈折率を有する。クラッド層24は、当初均一な組成、均一な厚さのAl組成の高いAlGaAs層で形成され、その後露出表面から一定の厚さが酸化されている。チャネル型光導波路用クラッド部24yにおいては、側面から酸化され、幅方向の中央部に残る非酸化領域の幅がテーパ形状の狭幅端に進むに従って徐々に減少している。従って、クラッド部24yの実効屈折率は、右側の狭幅端に近づくに従って徐々に減少する。
ホトニック結晶用クラッド部24xは、周期的に配置された孔20からの酸化により、その全面積、全厚さが酸化されており、低い屈折率を有する。チャネル型光導波路の非酸化領域が右端において0になるように設定すれば、チャネル型光導波路用クラッド部24yの実効屈折率は、徐々に減少し、ホトニック結晶用クラッド部24xの屈折率に連続的に接続することができる。屈折率が急激に変化する光学界面を形成しないことにより、反射を抑制し、入射光の利用効率を向上することができる。
図1に示す実施例においては、コア層23、クラッド層24の全厚さが同一形状にパターニングされ、ホトニック結晶用クラッド部24xはその全体が酸化されている。孔20の深さを浅くし、クラッド部24xの上層部のみが酸化されるようにしてもよい。さらにクラッド層の厚さの一部のみをパターニングして上述の実施例同様の機能を有する構成を作成することもできる。
図3A−3Dは、コア層の全厚さとクラッド層の中間までの深さが同一形状にパターニングされた構成である。
図3Aは、コア層及びパターニングされたクラッド層上層部の平面形状を示す。中央に孔20が周期的に形成されたホトニック結晶構造21が配置され、その両側にテーパ状平面形状を有するリッジ型半導体導波路31が形成されている。リッジ型半導体光導波路31は、ホトニック結晶と接する部分において例えば幅0.5μmであり、ホトニック結晶から離れた幅一定の領域においては約3μmの幅を有する。リッジ型半導体光導波路31の長さは、例えば50μm〜100μmである。パターニング後、前述の実施例同様酸化を行なう。
図3B、3C、3Dは、図3AにおけるIIIB−IIIB、IIIC−IIIC、IIID−IIID線に沿う断面形状を示す。
図3Bは、リッジ型半導体光導波路の太幅部の断面形状を示す。コア層23の全厚さ、クラッド層24の中間までの深さが同一形状にパターニングされている。コア層23は、均一な厚さのGaAs層、またはAl組成の低いGaAlAsで形成され、クラッド層24は、Al組成の高いGaAlAsで形成されている。クラッド層24の表面から一定深さが酸化され、酸化半導体領域31に変化している。酸化半導体領域31に挟まれた領域32は、矩形断面を有する非酸化半導体領域である。
図3Cにおいては、コア層23、クラッド層24の幅が減少しており、酸化領域31に挟まれた非酸化領域32の幅が減少している。コア層23が感じるクラッド層24の屈折率は、酸化領域31と非酸化領域32の組み合わせが構成する実効屈折率であり、リッジ型半導体光導波路の幅が狭くなるほどクラッド層24の実効屈折率は減少する。
図3Dは、ホトニック結晶光導波路部の断面構造を示す。コア層23及びクラッド層24の中間深さまでに孔20が周期的に形成されている。露出表面から一定深さの領域が酸化領域31となる。クラッド層24の両側面及び底面から一定の厚さが酸化されていることは、図3B、3Cと同様である。
さらにコア層23を貫通し、クラッド層24の中間深さまで達する孔20の表面から上述の一定厚さが酸化され、互いに重なり合って孔の底面から一定の深さまでが酸化半導体領域31となっている。孔20を深く形成すれば、コア層23下の酸化領域31の厚さも厚くなる。
リッジ型半導体光導波路22のテーパ形状とホトニック結晶光導波路21内の孔の形状を制御することにより、クラッド層24の屈折率がリッジ型光導波路22からホトニック結晶光導波路21に連続的に変化するように設定することができる。
図4A−4Fは、図3A−3Dに示す複合光導波路の製造方法の例を概略的に示す断面図である。
図4Aに示すように、GaAs基板25の上に、厚さ2μm−3μm、例えば厚さ3μmのAlGa1−xAsのクラッド層24をエピタキシャルに成長する。さらにクラッド層24の上に厚さ0.2μm〜0.3μm、例えば厚さ0.3μmのGaAs層23をエピタキシャルに成長する。このようにして、エピタキシャル積層構造が形成される。クラッド層24のAl組成は、後に説明するように高い値に設定する。
図4Bに示すように、積層構造の上にERレジスト層をスピン塗布する。
図4Cに示すように、レジスト層PRに対し電子ビーム描画を行い、ホトニック結晶の孔パターンを形成する。露光後レジスト層PRを現像する。
図4Dに示すように、塩素ガスをエッチャントとし、現像したレジストパターンをマスクとして、コア層23の全厚さ、及びクラッド層24の一部厚さを異方性エッチングする。
図4Eに示すように、エッチング後レジストパターンPRは除去する。。
図4Fに示すように、水蒸気雰囲気中でウエット熱酸化を行うことにより、高Al組成のクラッド層24を表面から一定深さ酸化する。GaAsで形成された基板25及びコア層23はほとんど酸化されない。なお、GaAsをAl組成の低いAlGaAsで置換しても同様の選択的酸化を行なえる。このようにして、図3A−3Dに示す構造が作成される。
図5は、Al組成xを変化させたAlGa1−xAsの、酸化温度に対する初期酸化速度の関係を示すグラフである。Al組成x=0.8の時は、450℃以上の温度としなければ、酸化はほとんど進行しない。Al組成をx=0.91とすると、410℃以上の温度において酸化が進行するようになる。Al組成をx=0.98とすると、340℃付近から酸化が進行を始め、380℃以上で酸化速度は大幅に増大する。
酸化領域の幅を精密に制御するためには、遅い酸化速度を用いることが望ましい。さらに、低Al組成のAlGaAs又はGaAsをほとんど酸化しないためには、酸化速度差が大きいほうが好ましい。高Al組成のAlGaAsのAl組成xを0.9以上、より好ましくは0.95以上とし、低Al組成のAlGaAsのAl組成xを例えば0.6以下として、低温で酸化を行えば、GaAsや低Al組成のAlGaAsはほとんど酸化しないで、高Al組成のAlGaAsのみを酸化させることができる。
図6は、実際にリッジ型光導波路構造を作成し、水蒸気中で熱酸化を行った顕微鏡写真である。GaAsコア層61の下にAl0.95Ga0.05Asのクラッド63が配置され、その表面から深さ0.67μmの領域が酸化領域62となっている。リッジ型光導波路の幅を徐々に変化させると酸化領域62は同一幅を保ち、その間に挟まれた非酸化領域63の幅が徐々に減少する。コア層61に対するクラッド層の実効屈折率は、酸化領域62、非酸化領域63の組み合わせが決定する。従って、クラッド層の実効屈折率は、光導波路の幅の減少と共に、その値が徐々に減少する。
コア層、クラッド層は、当初それぞれ均一組成の半導体層で形成でき、その成長及び加工工程の制御が容易になる。
以上の実施例においては、コア層の上は空気が上クラッドを形成した。コア層の上に固体クラッド層を配置することもできる。
図7Aは、下クラッド層24の上に、コア層23を成長し、さらに下クラッド層24と同一組成の上クラッド層26、例えば基板と同一組成のキャップ層27を形成した構成を示す。上クラッド層26は、例えば下クラッド24のパターニングされた厚さと同一厚さとすることができる。キャップ層27から下クラッド層23の中間深さまでを同一パターンにエッチングする。このような構成とすれば、コア層23の上下に対称的なクラッド構造が配置される。キャップ層27は、上クラッド層26の酸化を防止する機能を有する。
図7Bは、下クラッド層24、コア層23をパターニングし、熱酸化を行った後、高Al組成のAlGaAsのAl組成xを0.95以上とその表面を一定厚さの絶縁層29で覆った構成を示す。絶縁層29は、例えば酸化シリコンや窒化シリコンで形成することができる。絶縁層29は、クラッドの役割を果たすと共に保護層としての機能も有する。
図7Cは、ホトニック結晶構造において、孔を絶縁層29で埋め込んだ構成を示す。この絶縁層29は、図7Bに示す絶縁層29と同一層で形成することもできる。
図7Dは、コア層23をリブ型構成とした場合を示す。リブ型コア層23をさらにストライプ状にパターニングし、その外形と同一形状にクラッド層24をパターニングしている。
図8は、光回路の構成例を示す。ホトニック結晶光導波路81は、合波/分波構造を有し、3つのチャネル型光導波路82に接続されている。
上述の実施例においては、コア層の下に配置されたクラッド層が、その幅が徐々に変化するテーパ形状を有し、その実効屈折率が幅と共に徐々に変化する。このような光導波路内において、伝播光がどのように分布するか、フィールドパターンをシミュレーションにより求めた。
図9A、9B、9Cは、チャネル型光導波路の幅が次第に減少するとき伝播光のフィールドパターンがどのように変化するかをシミュレーションで求めた結果を示す。フィールドパターン91は、光導波路の幅の減少と共に、次第に幅方向分布を縮小し、厚さ方向に関しては分布が次第に上方に集中し、コア層に閉じ込められるようになる。クラッド層の実効屈折率が次第に低下し、屈折率差が次第に大きくなるため、クラッド層内への光分布の滲み出しが次第に抑制されるためであろう。このようにして、外部光学系との接続部分においては幅、厚さが拡大した光のフィールドパターンを、ホトニック結晶光導波路に接続する領域においてはコア層に集中したフィールドパターンに連続的に変化させることが可能となる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば被酸化性クラッド層をAlGa1−xAsの代りに,III族元素としてAlを含むAlIn1−xAs、AlGa1−xP、AlIn1−xP、AlGaIn1−xーyP、AlGaIn1−xーyAs(0<x≦1、0≦y<1)の少なくとも1種で形成してもよい。コア層の組成もGaAs、低Al組成のAlGa1−xAsに限定されない。その他、種々の変更、改良、組み合わせが可能なことは当業者に自明であろう。
以下、本発明の特徴を付記する。
(付記1)
基板と、
前記基板上に形成された下クラッド層と、
前記下クラッド層上に形成され、下クラッド層より屈折率が高く、連続した半導体層であって、欠陥を備えた2次元周期構造を有するホトニック結晶構造を含む第1光導波路部と、前記第1光導波路部に接続され、面内形状が前記第1光導波路部から離れるにしたがって幅が広がるテーパ形状チャネルを有する第2光導波路部と、
を有し、
前記下クラッド層は、前記第1光導波路部および第2光導波路部に整合した平面形状を有する表面層を有し、前記表面層は前記第1光導波路部下では全面的に酸化された酸化半導体層を含み、前記第2導波路部下では側面から一定の厚さが酸化された酸化半導体層を含み、酸化半導体層間に残る領域が非酸化半導体で形成され、前記第1光導波路部から離れるに従い徐々に幅が拡大している複合光導波路。(1)
(付記2)
前記ホトニック結晶構造が前記半導体層を貫通して周期的に形成された孔を有する付記1記載の複合光導波路。(2)
(付記3)
さらに、前記孔を埋める、前記半導体層より屈折率の低い低屈折率領域を有する付記2記載の複合光導波路。(3)
(付記4)
さらに、前記半導体層の上に形成された、前記半導体層より屈折率の低い上クラッド層を有する付記1〜3のいずれか1項記載の複合光導波路。(4)
(付記5)
前記下クラッド層の非酸化半導体が、AlGa1−xAs,AlIn1−xAs、AlGa1−xP、AlIn1−xP、AlGaIn1−xーyP、AlGaIn1−xーyAs(0<x≦1、0≦y<1)の少なくとも1種で形成されている付記1〜4のいずれか1項記載の複合光導波路。(5)
(付記6)
前記下クラッド層の非酸化半導体のAl組成が0.95以上である付記5記載の複合光導波路。
(付記7)
前記下クラッド層の全厚さが前記第1光導波路部及び前記第2光導波路部に整合した形状にパターニングされている付記1記載の複合光導波路。
(付記8)
前記ホトニック結晶が三角格子、又は四角格子である付記1記載の複合光導波路。
(付記9)
前記第2光導波路が、リッジ型構造を有する付記1記載の複合光導波路。
(付記10)
前記第2光導波路が、リブ型構造を有する付記1記載の複合光導波路。
(付記11)
さらに、前記半導体層、前記下クラッド層を覆う酸化膜又は窒化膜を有する付記1記載の複合光導波路。
(付記12)
(a)基板上にAl組成の高い化合物半導体のクラッド層を成長する工程と、
(b)クラッド層の上にAl組成の低い化合物半導体のコア層を成長する工程と、
(c)欠陥部を除いて、周期的に配置された孔を、前記コア層を貫通して形成し、光導波路を備えたホトニック結晶構造を形成する工程と、
(d)前記コア層の全厚さ及び前記クラッド層の少なくとも一部の厚さをパターニングし、前記ホトニック結晶構造を含むホトニック結晶光導波路とそこに接続され、面内形状が前記ホトニック結晶光導波路から離れるにしたがって幅が広がるテーパ形状を有するチャネル型光導波路を形成する工程と、
(e)前記クラッド層を露出表面から選択的に酸化する工程と、
を含む複合光導波路の製造方法。
(付記13)
前記クラッド層が、AlGa1−xAs,AlIn1−xAs、AlGa1−xP、AlIn1−xP、AlGaIn1−xーyP、AlGaIn1−xーyAs(0<x≦1、0≦y<1)の少なくとも1種で形成されている付記12記載の複合光導波路の製造方法。
(付記14)
前記クラッド層のAl組成が0.95以上である付記12記載の複合光導波路の製造方法。
(付記15)
前記工程(e)が、前記チャネル型光導波路の狭幅端で両側面からの酸化層がほぼ接するように酸化を行う付記12記載の複合光導波路の製造方法。
(付記16)
前記工程(e)が、前記ホトニック結晶下のクラッド層の全面積を酸化する付記12記載の複合光導波路の製造方法。
(付記17)
前記工程(d)が、前記クラッド層の全厚さをパターニングする付記12記載の複合光導波路の製造方法。
(付記18)
前記工程(e)が、ウエット酸化を行なう付記12記載の複合光導波路の製造方法。
(付記19)
さらに、(f)前記工程(e)の後、表面上に前記コア層より屈折率の低い絶縁層を堆積する工程を含む付記12−18のいずれか1項記載の複合光導波路の製造方法。
(付記20)
前記工程(f)が前記コア層を貫通する孔を埋める付記19記載の複合光導波路の製造方法。
本発明の実施例による複合光導波路の構成を示す概略斜視図である。 図1に示す複合光導波路の光進行方向に沿う屈折率分布を説明する概略断面図である。 他の実施例による複合光導波路の構成を示す平面図及び断面図である。 図3A−3Dに示す構造を作成するための製造工程を示す断面図である。 Al組成xをパラメータとした時の温度に対する初期酸化速度の関係を示すグラフである。 クラッド層を酸化したサンプルの断面構成を示す写真である。 変形例の構成を示す断面図である。 光回路の構成例を示す平面図である。 伝播光のフィールドパターンを示すシミュレーション結果のグラフである。 関連技術の例を示す断面図及び平面図である。 関連技術の他の例を示す断面図及び平面図である。 関連技術の他の例を示す断面図及び平面図である。
符号の説明
11 ホトニック結晶光導波路
12 チャネル型光導波路
20 孔
23 コア層
24 クラッド層
24x ホトニック結晶光導波路用クラッド部
24y チャネル型光導波路用クラッド部
25 基板
26 上クラッド層
27 キャップ層
29 絶縁保護層
31 酸化領域
32 非酸化領域
61 コア層
62 酸化領域
63 クラッド層
81 分波・合波回路
82 チャネル型光導波路
91 フィールドパターン
111 コア
112 テーパ形状を有する光導波路
113 Si基板
114 酸化シリコン層
115 Si層
118 孔
116 リブ
119 光伝播経路
120 光導波路
122 光導波路幅が徐々に変化するホトニック結晶光導波路
133 Si細線
134 ポリイミド光導波路
135 クラッド層
151、155 GaAs層
152、153、154 AlGaAs層
156 ハードマスク層
157 AlGaAsクラッド層
158 AlGaAsコア層
161 半導体レーザ
162 光導波構造

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された下クラッド層と、
    前記下クラッド層上に形成され、下クラッド層より屈折率が高く、連続した半導体層であって、欠陥を備えた2次元周期構造を有するホトニック結晶構造を含む第1光導波路部と、前記第1光導波路部に接続され、面内形状が前記第1光導波路部から離れるにしたがって幅が広がるテーパ形状チャネルを有する第2光導波路部と、
    を有し、
    前記下クラッド層は、前記第1光導波路部および第2光導波路部に整合した平面形状を有する表面層を有し、前記表面層は前記第1光導波路部下では全面的に酸化された酸化半導体層を含み、前記第2導波路部下では側面から一定の厚さが酸化された酸化半導体層を含み、酸化半導体層間に残る領域が非酸化半導体で形成され、前記第1光導波路部から離れるに従い徐々に幅が拡大している複合光導波路。
  2. 前記ホトニック結晶構造が前記半導体層を貫通して周期的に形成された孔を有する請求項1記載の複合光導波路。
  3. さらに、前記孔を埋める、前記半導体層より屈折率の低い低屈折率領域を有する請求項2記載の複合光導波路。
  4. さらに、前記半導体層の上に形成された、前記半導体層より屈折率の低い上クラッド層を有する請求項1〜3のいずれか1項記載の複合光導波路。
  5. 前記下クラッド層の非酸化半導体が、AlGa1−xAs,AlIn1−xAs、AlGa1−xP、AlIn1−xP、AlGaIn1−xーyP、AlGaIn1−xーyAs(0<x≦1、0≦y<1)の少なくとも1種で形成されている請求項1〜4のいずれか1項記載の複合光導波路。
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