JP2005155909A - 直動案内装置 - Google Patents

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晋 竹内
Uei Jo
▲うぇい▼ 徐
Toshio Yoshida
敏生 吉田
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Abstract

【課題】潤滑油の漏出やコストアップ等を招くことなく潤滑油をエンドキャップの正面側及び側面側のいずれからでも供給することのできる直動案内装置を提供する。
【解決手段】スライダ11の移動方向両端に設けられたエンドキャップ13を、スライダ11の端面と向き合う背面部に矩形状の給油路形成部材収容凹部25を有するエンドキャップ本体34と、このエンドキャップ本体34の給油路形成部材収容凹部25に嵌合するブロック状の給油路形成部材26とで構成し、エンドキャップの正面側から供給された潤滑油の給油路をエンドキャップ本体34との間に形成する第1の給油路形成溝27を給油路形成部材26の正面部に設けるとともに、エンドキャップの側面側から供給された潤滑油の給油路をエンドキャップ本体34との間に形成する第2の給油路形成溝28を給油路形成部材26の背面部に設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、直線運動する物体をその移動方向に案内する直動案内装置に関するものであり、特に、スライダの端面を覆うエンドキャップの正面と側面に給油口を有する直動案内装置の改良に関する。
工作機械や射出成形機などの各種産業機械では、直線運動する物体をその移動方向に案内する手段として、たとえば、図24に示すような直動案内装置が使用されている。この直動案内装置は案内レール14及びスライダ11を備えており、案内レール14の左側側面部と右側側面部には平面状の転動体軌道15が二条ずつ形成されている。この転動体軌道15は案内レール14の長手方向に直線的に形成されており、スライダ11の相対向する二つの内側側面には、上記転動体軌道15と対向する転動体軌道16が二条ずつ形成されている。
また、図24に示す直動案内装置は円筒ころ状に形成された多数の転動体を備えており、これらの転動体が案内レール14及びスライダ11の転動体軌道15,16上を転動するとスライダ11が案内レール14の長手方向に相対移動するようになっている。なお、スライダ11の転動体軌道16上を転動した転動体はスライダ11の移動方向両端に設けられたエンドキャップ13内で方向転換した後、スライダ11に形成された転動体戻し通路を通って元の位置に戻るようになっている。
このような直動案内装置では、エンドキャップ13の正面部に給油口20を設け、この給油口20から潤滑油を転動体に供給して転動体等の摩耗を抑えている場合が多い。しかし、給油口20をエンドキャップ13の正面部に設けると、給油口20に取付けられたグリースニップルまたは給油配管継ぎ手が他の部材と干渉し、スライダ11のストロークを大きく確保できない場合がある。そこで、エンドキャップの正面部と側面部の両方に給油口を設けたものが下記文献1に開示されている。
米国特許出願公開第US2002/0181810AI号明細書
しかしながら、上記文献1に示された直動案内装置では、例えばエンドキャップの側面部に設けられた給油口から潤滑油を供給する場合にはエンドキャップの正面部に設けられた給油口をゴム栓等の栓体で塞いで潤滑油が漏出しないようにする必要がある。このため、使用中に栓体が給油口から外れてしまうことがあり、潤滑油の漏出を招き易いという問題があった。また、エンドキャップの背面部に形成される給油路の構造が複雑となるため、コストアップを招き易いという問題もあった。さらに、使用しない方の給油口をゴム栓等の栓体で塞ぐ必要があるため、潤滑油の給油路を切り替えるのに手間を要するという問題もあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、潤滑油の漏出やコストアップ等を招くことなく潤滑油をエンドキャップの正面側及び側面側のいずれからでも供給することのできる直動案内装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、前後方向に端面を有するスライダと、このスライダの端面を覆う一対のエンドキャップと、前記スライダを案内する案内レールと、前記案内レールと前記スライダとの間に設けられた多数の転動体とを備えた直動案内装置において、前記スライダの端面と向き合う背面部に給油路形成部材収容凹部を有するエンドキャップ本体と、該エンドキャップ本体の給油路形成部材収容凹部に嵌合するブロック状の給油路形成部材とで前記エンドキャップを構成し、前記エンドキャップの正面側から供給された潤滑油の給油路を前記エンドキャップ本体との間に形成する第1の給油路形成溝を前記給油路形成部材の正面部に設けるとともに、前記エンドキャップの側面側から供給された潤滑油の給油路を前記エンドキャップ本体との間に形成する第2の給油路形成溝を前記給油路形成部材の背面部に設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の直動案内装置において、前記エンドキャップの上面側から供給された潤滑油の給油路を前記エンドキャップ本体との間に形成する第3の給油路形成溝を前記給油路形成部材の背面部に設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の直動案内装置において、前記エンドキャップ本体と前記給油路形成部材との間に形成された給油路が前記第1の給油路形成溝によって形成されたものであるか前記第2の給油路形成溝によって形成されたものであるかを判別するための目印を前記給油路形成部材に設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の直動案内装置において、前記目印が前記給油路形成部材の上面部から突出するように前記給油路形成部材に設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3又は4記載の直動案内装置において、前記目印と嵌合するスリットを前記エンドキャップ本体に設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記エンドキャップ本体および前記給油路形成部材が合成樹脂から形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記給油路形成部材が前記エンドキャップ本体より軟質の材料で形成されていることを特徴とする。
本発明に係る直動案内装置によれば、例えばエンドキャップの側面側から潤滑油を供給する場合にエンドキャップの正面に設けられた給油口を栓体で塞いだり、エンドキャップの背面部に潤滑油の複雑な給油路を形成したりする必要がないので、潤滑油の漏出やコストアップ等を招くことなく潤滑油をエンドキャップの正面側及び側面側のいずれからでも供給することができる。また、使用しない方の給油口を栓体で塞ぐ必要がないので、潤滑油の供給経路を容易に切り替えることができる。
以下、図1ないし図15を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置10は案内レール14及びスライダ11を備えており、案内レール14の左側側面部と右側側面部には平面状の転動体軌道15が二条ずつ形成されている。この転動体軌道15は案内レール14の長手方向に直線的に形成されており、スライダ11の相対向する二つの内側側面部には、案内レール14の転動体軌道15と対向する転動体軌道16(図2参照)が二条ずつ形成されている。
また、直動案内装置10は円筒ころ状に形成された多数の転動体17(図2参照)を備えており、これらの転動体17が案内レール14及びスライダ11の転動体軌道15,16上を転動すると、スライダ11が案内レール14の長手方向に相対移動するようになっている。なお、スライダ11の転動体軌道16上を転動した転動体17は、エンドキャップ13内に形成された転動体方向転換路19(図3及び図4参照)で方向転換した後、スライダ11に形成された転動体戻し通路18を通って元の位置に戻るようになっている。
エンドキャップ13は、スライダ11の移動方向両端に設けられている。また、エンドキャップ13は、矩形状の給油路形成部材収容凹部25(図8参照)を有する樹脂製のエンドキャップ本体34と、このエンドキャップ本体34の給油路形成部材収容凹部25に嵌合する給油路形成部材26(図10及び図11参照)とからなり、給油路形成部材収容凹部25は、図5に示すように、スライダ11の端面と向き合うエンドキャップ本体34の背面部に形成されている。
エンドキャップ本体34は4つの給油口20〜23(図6及び図7参照)を有しており、これらの給油口20〜23のうち給油口20はエンドキャップ本体34の正面部に、給油口21,22はエンドキャップ本体34の左側側面部と右側側面部に、給油口23はエンドキャップ本体34の上面部にそれぞれ設けられている。また、エンドキャップ13は案内レール14の両側にプレート状の方向転換部132(図7参照)を有しており、これら方向転換部132の背面部には、図8に示すように、転動体方向転換路19を通過する円筒ころ17にグリース等の潤滑油を供給するための潤滑剤供給溝24が形成されている。
給油路形成部材26は、エンドキャップ本体34よりも軟質の射出成形可能な材料(例えばポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート等をハードセグメントとするポリエステル系熱可塑性エラストマー、あるいはポリアミド12等をハードセグメントとするポリアミド系熱可塑性エラストマーなど)から形成されている。また、給油路形成部材26はブロック状に形成されており、この給油路形成部材26の正面部には、上記給油口20から供給された潤滑油の給油路をエンドキャップ本体34との間に形成する第1の給油路形成溝27(図10参照)が形成されている。
一方、給油路形成部材26の背面部には、上記給油口21,22から供給された潤滑油の給油路をエンドキャップ本体34との間に形成する第2の給油路形成溝28(図11参照)が形成されているとともに、給油口23から供給された潤滑油の給油路をエンドキャップ本体34との間に形成する第3の給油路形成溝29が形成されている。
給油路形成部材26には、エンドキャップ本体34と給油路形成部材26との間に形成された潤滑油の給油路が第1の給油路形成溝27によって形成されたものか第2の給油路形成溝28によって形成されたものかを判別するブロック状の目印31a,31b(図12参照)が設けられている。この目印31a,31bは給油路形成部材26の上面部から突出するように給油路形成部材26に設けられており、エンドキャップ本体34には、目印31a,31bと嵌合する一対のスリット30a,30b(図6参照)が設けられている。
このような構成において、第1の給油路形成溝27が形成された給油路形成部材26の正面部をエンドキャップ本体34に向けて給油路形成部材26をエンドキャップ本体34の給油路形成部材収容凹部25に嵌め入れると、図12に示すように、エンドキャップ本体34の給油口20から供給された潤滑油を転動体17等に供給するための給油路35がエンドキャップ本体34と給油路形成部材26との間に形成される。また、これと反対に、第2の給油路形成溝28及び第2の給油路形成溝29が形成された給油路形成部材26の背面部をエンドキャップ本体34に向けて給油路形成部材26をエンドキャップ本体34の給油路形成部材収容凹部25に嵌め入れると、図13に示すように、エンドキャップ本体34の給油口21,22から供給された潤滑油を転動体17等に供給するための給油路36がエンドキャップ本体34と給油路形成部材26との間に形成されるとともに、エンドキャップ本体34の給油口23から供給された潤滑油を転動体17等に供給するための給油路37がエンドキャップ本体34と給油路形成部材26との間に形成される。
したがって、本発明の第1の実施形態では、例えばエンドキャップ13の側面側から潤滑油を供給する場合にエンドキャップ13の正面に設けられた給油口20を栓体で塞ぐ必要がないので、潤滑油の漏出を招くことなく潤滑油をエンドキャップの正面側及び側面側のいずれからでも供給することができるとともに、潤滑油の供給経路を容易に切り替えることができる。また、エンドキャップ13の背面に潤滑油の複雑な給油路を形成する必要がないので、コストアップを招くことなく潤滑油をエンドキャップの正面側及び側面側のいずれからでも供給することができる。
さらに、本発明の第1の実施形態では、第1の給油路形成溝27をエンドキャップ本体34に向けて給油路形成部材26をエンドキャップ本体34の給油路形成部材収容凹部25に嵌め入れると給油路形成部材26に設けられた目印31a,31bが図15(a)に示す状態となり、これと反対に、第2の給油路形成溝28をエンドキャップ本体34に向けて給油路形成部材26をエンドキャップ本体34の給油路形成部材収容凹部25に嵌め入れると給油路形成部材26に設けられた目印31a,31bが図15(a)に示す状態となるので、エンドキャップ本体34と給油路形成部材26との間に形成された給油路が第1の給油路形成溝27によって形成されたものか第2の給油路形成溝28によって形成されたものかを容易に判別することができる。また、給油路形成部材26をエンドキャップ本体34よりも軟質の材料で形成したことで、エンドキャップ本体34と給油路形成部材26との密着性が向上し、潤滑油の密封性を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図16〜図21を参照して説明する。
図16に示すように、本発明の第2の実施形態に係る直動案内装置40は横置き姿勢で使用されるスライダ11と案内レール14を備えており、案内レール14の左側側面部と右側側面部には、平面状の転動体軌道15が二条ずつ形成されている。この転動体軌道15は案内レール14の長手方向に沿って形成されており、スライダ11の相対向する二つの内側側面部には、案内レール14の転動体軌道15と対向する転動体軌道16が二条ずつ形成されている。
また、直動案内装置40は円筒ころ状に形成された多数の転動体17を備えており、これらの転動体17が案内レール14及びスライダ11の転動体軌道15,16上を転動すると、スライダ11が案内レール14の長手方向に相対移動するようになっている。なお、スライダ11の転動体軌道16上を転動した転動体17は、スライダ11の移動方向両端に設けられたエンドキャップ13内で方向転換した後、スライダ11に形成された転動体戻し通路18を通って元の位置に戻るようになっている。
エンドキャップ13は矩形状の給油路形成部材収容凹部25を有する樹脂製のエンドキャップ本体34と、このエンドキャップ本体34の給油路形成部材収容凹部25に嵌合する樹脂製の給油路形成部材26とからなり、給油路形成部材収容凹部25はスライダ11の端面と向き合うエンドキャップ本体34の背面部に形成されている。
エンドキャップ本体34は3つの給油口20〜22(図17参照)を有しており、これらの給油口20〜22のうち給油口20はエンドキャップ本体34の正面部に設けられ、給油口21,22はエンドキャップ本体34の左側側面部と右側面部に設けられている。
給油路形成部材26はブロック状に形成されており、この給油路形成部材26の正面部には、上記給油口20から供給された潤滑油の給油路をエンドキャップ本体34との間に形成する給油路形成溝27(図19参照)が設けられている。一方、給油路形成部材26の背面部には、上記給油口21から供給された潤滑油の給油路をエンドキャップ本体34との間に形成する第2の給油路形成溝28(図20参照)が設けられている。
給油路形成部材26には、エンドキャップ本体34と給油路形成部材26との間に形成された給油路が第1の給油路形成溝27によって形成されたものか第2の給油路形成溝28によって形成されたものかを判別するための目印31a,31b(図21参照)が設けられている。この目印31a,31bは給油路形成部材26の上面部から突出するように給油路形成部材26に設けられており、エンドキャップ本体34には、上記目印31a,31bと嵌合する一対のスリット30a,30b(図18参照)が設けられている。
このように構成される本発明の第2の実施形態では、第1の給油路形成溝27が設けられた給油路形成部材26の正面部をエンドキャップ本体34に向けて給油路形成部材26をエンドキャップ本体34の給油路形成部材収容凹部25に嵌め入れると、上述した第1の実施形態と同様に、エンドキャップ本体34の給油口20から供給された潤滑油を転動体17等に供給するための給油路がエンドキャップ本体34と給油路形成部材26との間に形成される。また、これと反対に、第2の給油路形成溝28が設けられた給油路形成部材26の背面部をエンドキャップ本体34に向けて給油路形成部材26をエンドキャップ本体34の給油路形成部材収容凹部25に嵌め入れると、エンドキャップ本体34の給油口21から供給された潤滑油を転動体17等に供給するための給油路がエンドキャップ本体34と給油路形成部材26との間に形成される。
したがって、本発明の第2の実施形態では、例えばエンドキャップ13の側面側から潤滑油を供給する場合にエンドキャップ13の正面に設けられた給油口20を栓体で塞ぐ必要がないので、潤滑油の漏出を招くことなく潤滑油をエンドキャップの正面側及び側面側のいずれからでも供給することができる。また、エンドキャップ13の背面に潤滑油の複雑な給油路を形成する必要がないので、コストアップを招くことなく潤滑油をエンドキャップの正面側及び側面側のいずれからでも供給することができる。
さら、本発明の第2の実施形態では、目印31a,31bを給油路形成部材26に設けたことで、エンドキャップ本体34と給油路形成部材26との間に形成された給油路が第1の給油路形成溝27によって形成されたものか第2の給油路形成溝28によって形成されたものかを容易に判別することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。たとえば、第2の実施形態ではエンドキャップ本体34の給油口21から供給された潤滑油がエンドキャップ本体34の給油口22から漏れ出ないようにするために、第2の給油路形成溝28を図20に示すような給油路形成溝としたが、エンドキャップ本体34の背面部に形成される第2の給油路形成溝28を図22に示すような給油路形成溝とし、給油口21,22の両方から供給された潤滑油の給油路を第2の給油路形成溝28によって形成するようにしてもよい。ただし、この場合には下側に位置するほうの給油口を栓体等で塞ぐ必要がある。
また、第2の実施形態ではスライダ11を横置き姿勢で使用するため、エンドキャップ本体34の背面部に形成される第2の給油路形成溝28を図20に示すような給油路形成溝としたが、スライダ11を斜置き姿勢で使用する場合には、エンドキャップ本体34の背面部に形成される第2の給油路形成溝28を図23に示すような給油路形成溝としてもよい。
さらに、第1及び第2の実施形態では転動体として円筒ころを用いた直動案内装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、転動体としてボールを用いた直動案内装置にも適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置の斜視図である。 図1に示す直動案内装置の正面図である。 図2のIII−III断面図である。 図2のIV−IV断面図である。 図2のV−V断面図である。 図5に示すエンドキャップ本体の平面図である。 図6に示すエンドキャップ本体の正面図である。 図7に示すエンドキャップ本体の背面図である。 図8のIX−IX断面図である。 図5に示す給油路形成部材の正面図である。 図10に示す給油路形成部材の背面図である。 図11に示す給油路形成部材の平面図である。 (a)は給油路形成部材の正面部をエンドキャップ本体に向けて給油路形成部材をエンドキャップ本体の給油路形成部材収容凹部に嵌め込んだときのエンドキャップの正面を示す図で、(b)は(a)のA−A断面図である。 (a)は給油路形成部材の背面部をエンドキャップ本体に向けて給油路形成部材をエンドキャップ本体の給油路形成部材収容凹部に嵌め込んだときのエンドキャップの正面を示す図で、(b)は(a)のB−B断面図である。 (a)は給油路形成部材の正面部をエンドキャップ本体に向けて給油路形成部材をエンドキャップ本体の給油路形成部材収容凹部に嵌め込んだときのエンドキャップの上面を示す図で、(b)は給油路形成部材の背面部をエンドキャップ本体に向けて給油路形成部材をエンドキャップ本体の給油路形成部材収容凹部に嵌め込んだときのエンドキャップの上面を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る直動案内装置の正面図である。 図16に示すエンドキャップ本体の背面図である。 図17に示すエンドキャップ本体の平面図である。 図16に示す給油路形成部材の正面図である。 図19に示す給油路形成部材の背面図である。 図19に示す給油路形成部材の平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る直動案内装置の給油路形成部材の背面部を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る直動案内装置を示す図である。 従来の直動案内装置の斜視図である。
符号の説明
11 スライダ
13 エンドキャップ
14 案内レール
15,16 転動体軌道
17 転動体
18 転動体戻し通路
19 転動体方向転換路
20〜23 給油口
24 潤滑油供給溝
25 給油路形成部材収容凹部
26 給油路形成部材
27 第1の給油路形成溝
28 第2の給油路形成溝
29 第3の給油路形成溝
30a,30b スリット
31a,31b 目印
34 エンドキャップ本体
35,36,37 給油路

Claims (7)

  1. 前後方向に端面を有するスライダと、このスライダの端面を覆う一対のエンドキャップと、前記スライダを案内する案内レールと、前記案内レールと前記スライダとの間に設けられた多数の転動体とを備えた直動案内装置において、
    前記スライダの端面と向き合う背面部に給油路形成部材収容凹部を有するエンドキャップ本体と、該エンドキャップ本体の給油路形成部材収容凹部に嵌合するブロック状の給油路形成部材とで前記エンドキャップを構成し、前記エンドキャップの正面側から供給された潤滑油の給油路を前記エンドキャップ本体との間に形成する第1の給油路形成溝を前記給油路形成部材の正面部に設けるとともに、前記エンドキャップの側面側から供給された潤滑油の給油路を前記エンドキャップ本体との間に形成する第2の給油路形成溝を前記給油路形成部材の背面部に設けたことを特徴とする直動案内装置。
  2. 請求項1記載の直動案内装置において、前記エンドキャップの上面側から供給された潤滑油の給油路を前記エンドキャップ本体との間に形成する第3の給油路形成溝を前記給油路形成部材の背面部に設けたことを特徴とする直動案内装置。
  3. 請求項1又は2記載の直動案内装置において、前記エンドキャップ本体と前記給油路形成部材との間に形成された給油路が前記第1の給油路形成溝によって形成されたものであるか前記第2の給油路形成溝によって形成されたものであるかを判別するための目印を前記給油路形成部材に設けたことを特徴とする直動案内装置。
  4. 前記目印は、前記給油路形成部材の上面部から突出するように前記給油路形成部材に設けられていることを特徴とする請求項3記載の直動案内装置。
  5. 請求項3又は4記載の直動案内装置において、前記目印と嵌合するスリットを前記エンドキャップ本体に設けたことを特徴とする直動案内装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記エンドキャップ本体および前記給油路形成部材が合成樹脂から形成されていることを特徴とする直動案内装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記給油路形成部材が前記エンドキャップ本体より軟質の材料で形成されていることを特徴とする直動案内装置。
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