JP4715569B2 - リニアガイド装置のエンドキャップ - Google Patents

リニアガイド装置のエンドキャップ Download PDF

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本発明は、リニアガイド装置のスライダ本体の直動方向端部に固定して使用されるエンドキャップに関する。
リニアガイド装置は、案内レールとスライダと複数個の転動体とを備えている。案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動溝(転動体が「ころ」の場合には転動面)を有する。スライダは、さらに、転動体の戻し通路と、前記戻し通路と前記転動通路とを連通させる方向転換路を有する。そして、前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で転動体の循環経路が構成され、この循環経路内を転動体が循環することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動する。
このようなリニアガイド装置のスライダにおいては、スライダ本体の直動方向端部にエンドキャップが固定されている。エンドキャップは、案内レールの幅方向両側に配置される脚部と、両脚部と直交する方向に延びて両脚部を連結する胴部とからなる。そして、両脚部のスライダ本体側の面に、転動体の方向転換路の外側溝が形成され、胴部には給油口が形成されている。また、エンドキャップには、前記給油口から前記方向転換路に向かう油路が形成されている。
図11は、従来例のリニアガイド装置を、スライダの両脚部を上下方向に配置して使用した場合の、エンドキャップのスライダ本体側の面を示す図である。この例では、給油口が、エンドキャップ1の側面と胴部12の中央部に設けてある。また、胴部12に沿って延びる油溝12aと、この油溝12aから分岐して脚部11と平行に延び、方向転換路の外側溝13に至る油溝11aが形成されている。
なお、側面に設けた給油口15a,15bは塞いであり、使用する時点で油溝12aと連通させる。また、胴部の中央部に設けた給油口14は貫通穴であるため、使用しない場合には塞ぐ。また、外側溝13と、図示されない第1および第2リターンガイドにより、ころ(転動体)の方向転換路が形成される。
図11の状態で、潤滑剤の供給を胴部の中央部に設けた給油口14から行うと、上側の油溝11aには潤滑剤が流入しない。上側に配置された側面の給油口15aを使用した場合でも、上側の油溝11aには潤滑剤がほとんど流入しない。よって、上側に配置されたスライダ脚部11の方向転換路に、潤滑剤が十分に供給されないという問題点がある。
そのため従来は、例えば図12に示すように、エンドキャップ1の給油口14に接続されて上側となる油溝に向かう油路100を、スライダ本体10に穴加工を施して形成することで、上側の油溝にも潤滑剤が流入されるようにしている。
なお、下記の特許文献1には、エンドキャップの胴部のスライダ本体側の面に凹部を設け、油路構成溝が形成されたブロック体を前記凹部に嵌めることで、エンドキャップに油路を形成する発明が開示されている。この文献には、エンドキャップの正面(スライダ本体側の面)、側面、および上面にある各給油口に対応させて、ブロック体の正面と背面に油路構成溝(給油路形成溝)を設けることが記載されている。
特開2005−155909号公報
しかしながら、スライダ本体に穴加工を施す方法では、製造コストが高くなり、注文を受けてから穴加工を行うことで納期も遅くなるという問題点がある。また、特許文献1に記載されたエンドキャップでは、この問題点を解決できるが、スライダの両脚部を上下方向に配置してリニアガイド装置を使用した場合に、上側の油路に潤滑剤を十分に行き渡らせるという点で改善の余地がある。
本発明は、スライダ本体はそのままで、エンドキャップに対する工夫により、スライダの両脚部を上下方向に配置してリニアガイド装置を使用した場合に、潤滑剤が、上側に配置されたスライダ脚部の方向転換路にも十分に行き渡るようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、リニアガイド装置のスライダ本体の直動方向端部に固定して使用され、案内レールの幅方向両側に配置される脚部と、両脚部と直交する方向に延びて両脚部を連結する胴部と、からなり、前記両脚部のスライダ本体側の面に、転動体の方向転換路の外側溝が形成され、前記胴部の中央部に給油口が形成され、この給油口から前記方向転換路に向かう油路が形成されているエンドキャップであって、前記胴部のスライダ本体側の面に凹部が形成され、この凹部にブロック体を嵌めることで前記油路が形成され、このブロック体は、前記凹部に嵌めたときにスライダ本体側の面となる正面に第1の油路構成溝が形成され、前記凹部の底面側の面となる背面に第2の油路構成溝が形成され、前記凹部の側面側の面となる側面に、第1の油路構成溝と第2の油路構成溝を連通させる第3の油路構成溝が形成され、内面が前記胴部のボルト貫通穴を形成し、前記凹部の底面から正面に向けて突出する円筒体が、前記給油口を挟んだ両側に形成され、第2の油路構成溝は、前記円筒体を嵌める貫通穴の周囲となるリング状溝を有し、前記両脚部を上下方向に配置し、前記給油口から第2の油路構成溝に潤滑剤を供給して使用する際に、前記給油口より下側に配置される前記リング状溝にOリングを嵌め入れて第2の油路構成溝の一部を塞いだ状態で、前記ブロック体を前記凹部に嵌めることを特徴とするリニアガイド装置のエンドキャップを提供する。
本発明のエンドキャップによれば、ブロック体の正面、背面、および側面に、第1の油路構成溝、第2の油路構成溝、および第3の油路構成溝が循環溝となるように設けてあるため、例えば胴部の中央部に設けた給油口を使用する場合には、給油口から第2の油路構成溝に潤滑剤が供給されて、第3の油路構成溝を通って第1の油路構成溝に向かう。
よって、両脚部を上下方向に配置し、胴部の中央部に設けた給油口から第2の油路構成溝に潤滑剤を供給して使用する場合には、前記給油口より下側に配置される前記リング状溝にOリングを嵌め入れて第2の油路構成溝の一部を塞いだ状態で、ブロック体を凹部に嵌めて使用することで、第2の油路構成溝に供給された潤滑剤を、上側の第3の油路構成溝に積極的に向かわせることができる。
本発明のエンドキャップにおいて、第1の油路構成溝の第3の油路構成溝側の端部は、第3の油路構成溝の潤滑剤を脚部の油路に向かわせる分岐溝と、胴部中央に向かわせる端溝とに分けられていて、分岐溝の断面積が端溝の断面積よりも小さくなっていると、次の点で好ましい。
胴部を水平に配置して、胴部の一側面の給油口から潤滑剤を供給した場合、分岐溝と端溝の断面積が同じであると、第1の油路構成溝の一方の端部に入った潤滑剤は、重力の作用で殆どが分岐溝に向かい、端溝にあまり向かわない状態になり易いが、分岐溝の断面積を端溝の断面積よりも小さくすることで、分岐溝と端溝の両方に潤滑剤が向かうようになる。これにより、潤滑剤を第1の油路構成溝の一方の端部から他方の端部まで至らせて、両方の脚部の油路に行き渡らせるようにすることができる。
本発明によれば、スライダ本体はそのままで、エンドキャップに対する工夫により、スライダの両脚部を上下方向に配置してリニアガイド装置を使用した場合に、潤滑剤が、上側に配置されたスライダ脚部の方向転換路にも十分に行き渡るようになる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、凹部にブロック体を嵌める前の、エンドキャップのスライダ本体側の面(正面)を示す図である。図2はエンドキャップの上面図、図3はエンドキャップの背面(凹部の底面側の面)を示す図、図4はエンドキャップの側面図である。
図5はブロック体を示す図である。図5において、(a)は、正面(凹部に嵌めたときにスライダ本体側となる面)を示す図であり、(b)は、背面(凹部の底面側となる面)を示す図であり、(c)は(a)のA−A断面図であり、(d)は、側面(凹部の側面側となる面)を示す図であり、(e)は(a)のB−B断面図である。
エンドキャップ1は、案内レールの幅方向両側に配置される脚部11と、両脚部11と直交する方向に延びて両脚部11を連結する胴部12と、からなり、両脚部11のスライダ本体側の面に、ころ(転動体)の方向転換路の外側溝13が形成されている。この外側溝13と、第1のリターンガイド131および第2のリターンガイド132により、ころ(転動体)の方向転換路が形成される。
エンドキャップ1の胴部12の中央に給油口14が形成され、側面にも給油口15が形成されている。また、脚部11と胴部12に、エンドキャップ1をスライダ本体にボルトで固定するためのボルトを通す貫通穴16a,16bが形成されている。
エンドキャップ1の胴部12のスライダ本体側の面に、ブロック体2を嵌める凹部3が形成されている。給油口14は、エンドキャップ1の背面から凹部3の底面31まで延びる貫通穴である。給油口14の左右には、凹部3の底面31からエンドキャップ1の正面に向けて突出する円筒体17が形成され、この円筒体17の内面17aが貫通穴16bと連続している。すなわち、凹部3内では、円筒体17の内面17aが胴部12のボルト貫通穴となっている。
凹部3の幅方向両端には、両側面32に沿って底面31から奥(背面側)に向かう穴18が形成されている。この穴18は、側面の給油口15の近くに配置され、穴18と給油口15は塞いであるが、給油口15の先端が、給油口15に給油ノズルの先端を強く押し込むだけで両者が連通される形状になっている。また、凹部3の下面33は、給油口14と一方の円筒体17との間の一部が、胴部12の下端まで至るように形成され、この部分が、ブロック体2を正しい向きで凹部3に嵌めるための位置決め部34となっている。
図5に示すように、ブロック体2には、凹部3の円筒体17を嵌める貫通穴21と、凹部3の位置決め部34に嵌まる突出部22が形成されている。また、ブロック体2の正面2Aに第1の油路構成溝4が、背面2Bに第2の油路構成溝5が、側面2Cに第3の油路構成溝6が形成されている。
第1の油路構成溝4は、貫通穴21の周囲となるリング状溝41と、給油口14とほぼ同じ円の円形溝42と、両溝41,42を連結する水平溝43と、第3の油路構成溝6とリング状溝41を連結する端溝44と、第3の油路構成溝6の潤滑剤を脚部11の油路11aに向かわせる分岐溝45とからなる。端溝44は、第3の油路構成溝6の潤滑剤を胴部12の中央に向かわせる溝に相当する。
このように、第1の油路構成溝4の第3の油路構成溝6側の端部は、端溝44と分岐溝45とに分けられている。そして、図5(d)から分かるように、端溝44および分岐溝45の幅が、第3の油路構成溝6の幅の半分になっている。また、第1の油路構成溝4、第2の油路構成溝5、および第3の油路構成溝6の深さは、第1の油路構成溝4の分岐溝45を除いて同じ深さに形成され、分岐溝45の深さは他の溝の深さの半分に形成されている。すなわち、分岐溝45の断面積は端溝44の断面積よりも小さくなっている。
第2の油路構成溝5は、貫通穴21の周囲となるリング状溝51と、給油口14とほぼ同じ円の円形溝52と、両溝51,52を連結する水平溝53と、第3の油路構成溝6とリング状溝51を連結する端溝54とからなる。
また、ブロック体2の正面2A、背面2B、および側面3Cには、第1の油路構成溝4、第2の油路構成溝5、および第3の油路構成溝6の外周全体に、小さな凸部7が形成されている。ブロック体2を凹部3に嵌めた状態で、エンドキャップ1をスライダ本体に固定すると、この凸部7が弾性変形してブロック体2とスライダ本体に密着するため、油路から潤滑剤が漏れ難くなる。
図6は、凹部にブロック体を嵌めた状態の、エンドキャップのスライダ本体側の面(正面)を示す図である。ブロック体2の突出部22を位置決め部34に合わせて、エンドキャップ1の凹部3にブロック体2を嵌めると、ブロック体2の正面2Aがエンドキャップ1のスライダ本体側の面に向くため、正しい向きでの取り付けが簡単にできる。また、凹部3にブロック体2を嵌めることで、ブロック体2の分岐溝45が脚部11の油溝11aと連通する。
図7は、スライダの両脚部を上下方向に配置してリニアガイド装置を使用した場合のエンドキャップの状態を示す。図8は、この場合のブロック体の一例を示す背面図である。また、図9は図7のC−C断面図である。
図7に示すように、スライダの両脚部を上下方向に配置してリニアガイド装置を使用する場合には、図8に示すように、第2の油路構成溝5の下側に配置される側の水平溝53を閉塞部材8で塞ぐ。これにより、図9に示すように、給油口14から供給された潤滑剤は、第2の油路構成溝5の閉塞部材8より下側の水平溝53に向かわず、全て第2の油路構成溝5の上側に向かう。そして、端溝54から第3の油路構成溝6に向かい、正面側の第1の油路構成溝4に入る。
正面側では、図7に示すように、第3の油路構成溝6からの潤滑剤が、上側の端溝44と分岐溝45に向かい、上側の分岐溝45に入った潤滑剤は、上側の脚部11の油溝11aに入る。また、上側の端溝44に入った潤滑剤は下側に向かい、リング溝41、水平溝43、円形溝42、水平溝43、リング溝41、および端溝44の順に流れて、下側の分岐溝45に入る。下側の分岐溝45に入った潤滑剤は、下側の脚部11の油溝11aに入る。
水平溝53を閉塞部材8で塞ぐ方法としては、水平溝53に液状のシリコーン系シーラントを充填した後に硬化させる方法や、ゴム部材を弾性変形させた状態で嵌め入れる方法が挙げられる。また、図10に示すように、リング状溝51にOリング9を嵌め入れる方法で、第2の油路構成溝5の下側に配置される位置を閉塞してもよい。
この実施形態のエンドキャップ1によれば、両脚部11を上下方向に配置し、胴部12の中央部に設けた給油口14から第2の油路構成溝5に潤滑剤を供給して使用する場合には、給油口14より下側に配置される第2の油路構成溝5の一部を閉塞部材8で塞いだ状態で、ブロック体2を凹部3に嵌めて使用することで、第2の油路構成溝5に供給された潤滑剤を、上側の第3の油路構成溝6に積極的に向かわせることができる。
よって、実施形態のエンドキャップ1によれば、スライダの両脚部を上下方向に配置してリニアガイド装置を使用した場合に、潤滑剤を、上側に配置されたスライダ脚部の方向転換路にも十分に行き渡るようにすることができる。
また、リニアガイド装置の設置姿勢(例えば、傾斜姿勢)と使用する給油口に応じて、閉塞部材を使用するしない、使用する場合には塞ぐ位置を選択することで、様々な場合に即座に対応することができる。
また、この実施形態では、第1の油路構成溝4の第3の油路構成溝6側の端部が、第3の油路構成溝6の潤滑剤を脚部11の油溝(油路)11aに向かわせる分岐溝45と、胴部中央に向かわせる端溝44とに分けられていて、分岐溝45の断面積を端溝44の断面積より小さくしている。
これにより、図6に示すように、胴部12を水平に配置して、胴部の例えば左側面の給油口15から潤滑剤を供給した場合に、給油口15と連通させた穴18を介して第1の油路構成溝4の左端部に至った潤滑剤が、左の分岐溝45だけでなく端溝44にも向かって右端部まで至り、左右両方の脚部11の油路11aに行き渡るようになる。
凹部にブロック体を嵌める前の、エンドキャップのスライダ本体側の面(正面)を示す図である。 エンドキャップの上面図である。 エンドキャップの背面(凹部の底面側の面)を示す図である。 エンドキャップの側面図である。 ブロック体を示す図であって、(a)は、正面(凹部に嵌めたときにスライダ本体側となる面)を示す図であり、(b)は、背面(凹部の底面側となる面)を示す図であり、(c)は(a)のA−A断面図であり、(d)は、側面(凹部の側面側となる面)を示す図であり、(e)は(a)のB−B断面図である。 凹部にブロック体を嵌めた状態の、エンドキャップのスライダ本体側の面(正面)を示す図である。 スライダの両脚部を上下方向に配置してリニアガイド装置を使用した場合のエンドキャップの状態を示す正面図である。 第2の油路構成溝の一部が閉塞部材で塞がれているブロック体の一例を示す背面図である。 図7のC−C断面図である。 第2の油路構成溝の一部が閉塞部材で塞がれているブロック体の一例を示す背面図である。 従来例のリニアガイド装置を、スライダの両脚部を上下方向に配置して使用した場合の、エンドキャップのスライダ本体側の面を示す図である。 エンドキャップの給油口に接続されて上側となる油溝に向かう油路を、スライダ本体に穴加工を施して形成している従来を示す平面図である。
符号の説明
1 エンドキャップ
11 エンドキャップの脚部
11a 脚部の油溝
12 エンドキャップの胴部
13 方向転換路の外側溝
131 第1のリターンガイド
132 第2のリターンガイド
14 給油口
15 給油口
16a,16b 貫通穴
17 円筒体
17a 円筒体の内面
18 側面の給油口と凹部を連通させる穴
2 ブロック体
2A ブロック体の正面
2B ブロック体の背面
3C ブロック体の側面
21 貫通穴
22 突出部
3 ブロック体を嵌める凹部
31 凹部の底面
32 凹部の側面
33 凹部の下面
34 凹部の位置決め部
4 第1の油路構成溝
41 リング状溝
42 円形溝
43 水平溝
44 端溝
45 分岐溝
5 第2の油路構成溝
51 リング状溝
52 円形溝
53 水平溝
54 端溝
6 第3の油路構成溝
7 凸部
8 閉塞部材
9 Oリング(閉塞部材)

Claims (1)

  1. リニアガイド装置のスライダ本体の直動方向端部に固定して使用され、
    案内レールの幅方向両側に配置される脚部と、両脚部と直交する方向に延びて両脚部を連結する胴部と、からなり、
    前記両脚部のスライダ本体側の面に、転動体の方向転換路の外側溝が形成され、
    前記胴部の中央部に給油口が形成され、この給油口から前記方向転換路に向かう油路が形成されているエンドキャップであって、
    前記胴部のスライダ本体側の面に凹部が形成され、この凹部にブロック体を嵌めることで前記油路が形成され、
    このブロック体は、前記凹部に嵌めたときにスライダ本体側の面となる正面に第1の油路構成溝が形成され、前記凹部の底面側の面となる背面に第2の油路構成溝が形成され、前記凹部の側面側の面となる側面に、第1の油路構成溝と第2の油路構成溝を連通させる第3の油路構成溝が形成され
    内面が前記胴部のボルト貫通穴を形成し、前記凹部の底面から正面に向けて突出する円筒体が、前記給油口を挟んだ両側に形成され、
    第2の油路構成溝は、前記円筒体を嵌める貫通穴の周囲となるリング状溝を有し、
    前記両脚部を上下方向に配置し、前記給油口から第2の油路構成溝に潤滑剤を供給して使用する際に、前記給油口より下側に配置される前記リング状溝にOリングを嵌め入れて第2の油路構成溝の一部を塞いだ状態で、前記ブロック体を前記凹部に嵌めることを特徴とするリニアガイド装置のエンドキャップ。
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