JP4449721B2 - 直動案内装置 - Google Patents

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本発明は、例えば工作機械のテーブル送り機構などで用いられる直動案内装置に関する。
工作機械などの各種産業機械では、直線運動する物体をその移動方向に案内する手段として、例えば図15及び図16に示すような直動案内装置が使用されている。図15及び図16に示される直動案内装置は案内レール2を備えており、この案内レール2の左側側面部と右側側面部には、転動体軌道面(以下「レール側軌道面」と称す)4が案内レール2の長手方向に沿って形成されている。
また、この種の直動案内装置は案内レール2の長手方向に相対移動するスライダ6と、このスライダ6と一体に案内レール2の長手方向に相対移動する二つのエンドキャップ8とを備えている。ここで、スライダ6は案内レール2の幅方向に沿う断面が鞍形に類似した形状に形成されており、その左側内側面部と右側内側面部には、転動体軌道面(以下「スライダ側軌道面」と称す)10(図17参照)がスライダ6の前後方向に沿って形成されている。
スライダ側軌道面10は前述したレール側軌道面4と対向しており、レール側軌道面4とスライダ側軌道面10との間には、両軌道面4,10間に形成された転動体転動路12(図17参照)をスライダ6の相対移動に伴って転動する多数の転動体14が組み込まれている。
エンドキャップ8はスライダ6の前側端面部6aと後側端面部6bに取り付けられており、各エンドキャップ8には、転動体14を方向転換させるための方向転換路18((図17参照)が形成されている。この方向転換路18は略U字状に湾曲しており、転動体転動路12を転動した転動体14は、エンドキャップ8の方向転換路18で方向転換した後、スライダ6に形成された転動体戻り通路20((図17参照)を転動して元の位置に戻るようになっている。
エンドキャップ8の前面中央部には、エンドキャップ8の背面中央部に開口する潤滑剤供給孔24が設けられている。この潤滑剤供給孔24には潤滑剤供給装置がグリースニップルを介して装着されるようになっており、潤滑剤供給装置から潤滑剤供給孔24に供給されたグリース等の潤滑剤は、スライダ6とエンドキャップ8との間に形成された潤滑剤供給路を流通して方向転換路18や転動体戻り通路20に供給されるようになっている。なお、エンドキャップ8の前面部には防塵用のシールプレート24が取り付けられており、案内レール2とエンドキャップ8との間隙はシールプレート22によってシールされている。
このような直動案内装置では、スライダ端面部やエンドキャップ背面部の面精度が低いと、スライダとエンドキャップとの間に形成された潤滑剤供給路から潤滑剤の漏れが生じ、転動体や転動体軌道面に十分な潤滑剤が供給されず、異常な摩耗等の破損を引き起こすおそれがある。そこで、このような不具合を解消するために、スライダの端面と接合される背面部に潤滑剤供給路形成用凹部を有するエンドキャップ本体と、このエンドキャップ本体の潤滑剤供給路形成用凹部に嵌合してエンドキャップ本体との間に潤滑剤供給用の潤滑剤供給路を形成する潤滑剤供給路形成部材とからエンドキャップを構成したものが提案されている。
このような直動案内装置によると、スライダ端面部やエンドキャップ背面部の面精度が多少低くてもエンドキャップ本体と潤滑剤供給路形成部材との間に潤滑剤供給路が設けられているので、潤滑剤の漏れが生じ難くなり、潤滑剤の不足による転動体軌道面の異常な摩耗の発生を防止することができるが、次のような問題点を有していた。すなわち、上述した直動案内装置では、潤滑剤供給路形成用凹部及び潤滑剤供給路形成部材の外形形状が方形状となっているため、潤滑剤供給路形成用凹部及び潤滑剤供給路形成部材の前面部と背面部が逆でも組み込まれてしまう。このため、エンドキャップ本体の潤滑剤供給路形成用凹部に潤滑剤供給路形成部材を組込むときに、潤滑剤供給路形成部材の前面部と背面部を逆にして潤滑剤供給路形成部材を潤滑剤供給路形成用凹部に誤って組込むと、エンドキャップ本体と潤滑剤供給路形成部材との間に潤滑剤供給路が形成されなくなり、潤滑不良を引き起こすおそれがあった。また、スライダの組立後には、エンドキャップ本体の潤滑剤供給路形成用凹部に潤滑剤供給路形成部材が組み込まれているか否を確認することができないという難点があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、潤滑剤供給路形成部材の誤組込みによる潤滑不良の発生を抑制することのできる直動案内装置を提供することを目的とするものである。また、本発明の第二の目的は、スライダの組立後でもエンドキャップ本体の潤滑剤供給路形成用凹部に潤滑剤供給路形成部材が組み込まれているか否を確認することのできる直動案内装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、案内レールと、該案内レールの長手方向に相対移動するスライダと、前記案内レールの長手方向に沿って前記案内レールと前記スライダとの間に形成された転動体転動路を転動する多数の転動体と、前記転動体を方向転換させるための方向転換路を前記スライダの両端部に形成するエンドキャップとを備え、かつ前記エンドキャップが前記スライダの端面と接合される背面に潤滑剤供給路形成用凹部を有するエンドキャップ本体と、前記潤滑剤供給路形成用凹部に嵌合して前記エンドキャップ本体との間に潤滑剤供給用の潤滑剤供給路を形成する潤滑剤供給路形成部材とからなる直動案内装置において、前記潤滑剤供給路形成部材の外形形状を左右非対称の形状としたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路形成用凹部に嵌め込まれた前記潤滑剤供給路形成部材を視認可能な孔部または切欠部を前記エンドキャップ本体に設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路を形成するための潤滑剤供給路形成溝を前記潤滑剤供給路形成部材の前面部または前記潤滑剤供給路形成用凹部の前側壁面部に設けるとともに、前記潤滑剤供給路形成部材の前面部または前記潤滑剤供給路形成用凹部の前側壁面部に当接して前記潤滑剤供給路形成溝の両サイドをシールするシール用凸部を前記潤滑剤供給路形成用凹部の前側壁面部または前記潤滑剤供給路形成部材の前面部に設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路形成部材を前記エンドキャップ本体と色相の異なる材料で形成したことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路形成部材および前記エンドキャップ本体は合成樹脂で形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路形成部材は前記エンドキャップ本体よりも軟質の材料で形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路形成用凹部と嵌合する部分の前記潤滑剤供給路形成部材がテーパ状に形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明に係る直動案内装置によれば、潤滑剤供給路形成部材が左右非対称の形状となるので、潤滑剤供給路形成部材がその前面部と背面部に逆にした状態でエンドキャップ本体の潤滑剤供給路形成用凹部に誤って組込まれることを防止できる。したがって、潤滑剤供給路形成部材の誤組込みによる潤滑不良の発生を抑制することができる。
請求項2の発明に係る直動案内装置によれば、上述した効果に加え、エンドキャップをスライダに組み付けた後でも潤滑剤供給路形成用凹部内に潤滑剤供給路形成部材が組み込まれているか否かを外部から確認することができるので、部品欠品の発生を防止することができる。
請求項3の発明に係る直動案内装置によれば、上述した効果に加え、エンドキャップ本体と潤滑剤供給路形成部材との間に形成される潤滑剤供給路の密閉性を向上させることができる。
請求項4の発明に係る直動案内装置によれば、上述した効果に加え、潤滑剤供給路形成部材の誤組込みを確実に防止することができる。
請求項5の発明に係る直動案内装置によれば、上述した効果に加え、左右非対称の複雑な形状でもコストアップを招くことなくエンドキャップを製作することができる。
請求項6の発明に係る直動案内装置によれば、上述した効果に加え、エンドキャップ本体と潤滑剤供給路形成部材との間に形成される潤滑剤供給路の密閉性をより高めることができ、潤滑剤供給路からの潤滑剤の漏れを抑えることができる。
請求項7の発明に係る直動案内装置によれば、上述した効果に加え、潤滑剤供給路形成部材の外周に締代を設け、潤滑剤供給路の密閉性をより向上させた場合に、エンドキャップ本体に形成された潤滑剤供給路形成用凹部への潤滑剤供給路形成部材の組込みを容易に行うことができる。
以下、図1〜図9を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。なお、図15〜図17に示したものと同一の部分には同一の符号を付し、その部分の詳細な説明は割愛する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置のエンドキャップの背面図で、図2は図1のII−II断面図である。図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置のエンドキャップ8は、方向転換路18を有する樹脂製のエンドキャップ本体26と、このエンドキャップ本体26との間に潤滑剤供給用の潤滑剤供給路を形成するブロック状の潤滑剤供給路形成部材28とからなり、エンドキャップ本体26の背面部には、潤滑剤供給路形成部材28と密嵌する潤滑剤供給路形成用凹部30が凹設されている。
図3は潤滑剤供給路形成部材の正面図、図4は図3に示す潤滑剤供給路形成部材の背面図であり、図3に示すように、潤滑剤供給路形成部材28の前面部には、エンドキャップ本体26の背面部に形成された潤滑剤供給路形成用凹部30の前側壁面部との間に潤滑剤供給用の潤滑剤供給路を形成するための潤滑剤供給路形成溝32が形成されている。なお、潤滑剤供給路形成部材28は例えばエンドキャップ本体26よりも軟質の樹脂材料(例えばポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリウレタン、熱可塑性エラストマー等)で形成されている。
図5はエンドキャップ本体の背面図、図6は図5のVI−VI断面図であり、同図に示すように、エンドキャップ本体26の背面部に形成された潤滑剤供給路形成用凹部30の下面部には、潤滑剤供給路形成部材28の下面部との間に潤滑剤供給用の潤滑剤供給路を形成するための潤滑剤供給路形成溝34が形成されている。また、エンドキャップ本体26の背面部には、スライダ端面との間に潤滑剤供給用の潤滑剤供給路を形成するための潤滑剤供給路形成溝36(図5参照)が形成されている。
図7は潤滑剤供給路形成部材の下面図であり、同図に示すように、潤滑剤供給路形成部材28の下面部には、潤滑剤供給路形成用凹部30の下面部に形成されたスリット38(図5及び図6参照)と嵌合する凸部40が潤滑剤供給路形成部材28の前後方向に沿って設けられている。この凸部40は、潤滑剤供給路形成部材28がエンドキャップ本体26の潤滑剤供給路形成用凹部30に前後を逆にして組込まれるのを防止するために、潤滑剤供給路形成部材28の下面中央部からオフセットした位置に設けられている。
図8は潤滑剤供給路形成部材の一部断面側面図、図9は図8に示すA部の詳細図であり、図9に示すように、潤滑剤供給路形成部材28の前面部には、潤滑剤供給路形成用凹部30の前側壁面部に当接して潤滑剤供給路形成溝32の両サイドをシールするシール用凸部42が設けられている。また、潤滑剤供給路形成部材28の上面部28aと下面部28bは、図8に示すように、テーパ状に形成されている。
なお、エンドキャップ本体26の左右側面部には、エンドキャップ本体26と潤滑剤供給路形成部材28との間に形成された潤滑剤供給路にグリース等の潤滑剤を供給するための潤滑剤供給孔44(図2参照)が設けられている。また、エンドキャップ本体26及び潤滑剤供給路形成部材28には、図示しない止めねじによりエンドキャップ8をスライダの端面に取り付けるためのエンドキャップ取付け孔46(図3及び図5参照)が複数箇所に貫設されている。
このように構成される第1の実施形態では、エンドキャップ本体26に形成されたスリット38と嵌合する凸部40を潤滑剤供給路形成部材28の下面中央部からオフセットした位置に設けたことにより、潤滑剤供給路形成部材28及び潤滑剤供給路形成用凹部30の外形形状が左右非対称の形状となる。これにより、潤滑剤供給路形成部材28がその前面部と背面部に逆にした状態でエンドキャップ本体26の潤滑剤供給路形成用凹部30に誤って組込まれることを防止できるので、潤滑剤供給路形成部材28の誤組込みによる潤滑不良の発生を抑制することができる。
また、上述した第1の実施形態では、潤滑剤供給路形成部材28をエンドキャップ本体26よりも軟質の樹脂材料で形成したことで、エンドキャップ本体26と潤滑剤供給路形成部材28との間に形成される潤滑剤供給路の密閉性を高めることができる。
さらに、上述した第1の実施形態では、潤滑剤供給路形成用凹部30の前側壁面部に当接して潤滑剤供給路形成溝32の両サイドをシールするシール用凸部42を潤滑剤供給路形成部材28の前面部に設けたことにより、潤滑剤供給路形成部材28の前面部の面精度や潤滑剤供給路形成用凹部30の前側壁面部の面精度が多少低くても潤滑剤供給路形成部材28の前面部と潤滑剤供給路形成用凹部30の前側壁面部との密着性が向上するので、潤滑剤の漏れを防止することができる。
また、上述した第1の実施形態では潤滑剤供給路形成部材28の上面部28aと下面部28bをテーパ状に形成したことで、エンドキャップ本体26に潤滑剤供給路形成用凹部30に潤滑剤供給路形成部材28を容易に組み付けることができる。
次に、図10及び図11を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。
図10は潤滑剤供給路形成部材の正面図であり、同図に示すように、潤滑剤供給路形成部材28の前面部には、潤滑剤供給路形成部材28の前面部には、エンドキャップ本体の潤滑剤供給孔から供給されたグリース等の潤滑剤を方向転換路18に供給するための潤滑剤供給路形成溝32が形成されている。
図11はエンドキャップ本体の背面図であり、同図に示すように、エンドキャップ本体26の背面部に形成された潤滑剤供給路形成用凹部30の上面部には、潤滑剤供給路形成部材28の上面部に設けられた溝部48(図10参照)と嵌合する凸部40がエンドキャップ本体26の上面中央部からオフセットした位置に設けられている。また、エンドキャップ本体26の下面部には、潤滑剤供給路形成用凹部30に組込まれた潤滑剤供給路形成部材28をエンドキャップ本体26の外部から視認するための貫通孔50が穿設されている。
このように構成される第2の実施形態では、潤滑剤供給路形成部材28の上面部に設けられた溝部48と嵌合する凸部40をエンドキャップ本体26の上面中央部からオフセットした位置に設けたことにより、第1の実施形態と同様に、潤滑剤供給路形成部材28及び潤滑剤供給路形成用凹部30の外形形状が左右非対称の形状となり、潤滑剤供給路形成部材28がその前面部と背面部に逆にした状態でエンドキャップ本体26の潤滑剤供給路形成用凹部30に誤って組込まれることを防止できるので、潤滑剤供給路形成部材28の誤組込みによる潤滑不良の発生を抑制することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。たとえば、第1の実施形態では潤滑剤供給路形成部材28をエンドキャップ本体26よりも軟質の樹脂材料で形成したが、エンドキャップ本体26と同じ樹脂材料で潤滑剤供給路形成部材28を形成してもよい。
また、第2の実施形態では潤滑剤供給路形成部材28を視認するための貫通孔50をエンドキャップ本体26の下面部に設けたが、図12に示す第3の実施形態のように、潤滑剤供給路形成部材28を視認するための貫通孔50をエンドキャップ本体26の上面部に設けてもよい。さらに、貫通孔50の代わりに切欠部をエンドキャップ本体26の上面部又は下面部に設けてもよい。
また、第1の実施形態ではエンドキャップ本体26の潤滑剤供給孔24から供給されたグリース等の潤滑剤を方向転換路18に供給するための潤滑剤供給路形成溝32を潤滑剤供給路形成部材28の前面部に設けたが、図13に示す第4の実施形態のように、潤滑剤供給路形成用凹部30の前側壁面部に潤滑剤供給路形成溝32を設けてもよい。
さらに、第1の実施形態では潤滑剤供給路形成溝32の両サイドをシールするシール用凸部42の断面形状を楔形状としたが、図14に示す第5の実施形態のように、シール用凸部42の断面形状を方形状にしてもよい。
また、第1の実施形態では、潤滑剤供給路形成部材28の誤組込みを防止するために、エンドキャップ本体26に形成されたスリット38と嵌合する凸部40を潤滑剤供給路形成部材28に設けたが、これに加えて、潤滑剤供給路形成部材28をエンドキャップ本体26と色相の異なる材料で形成すれば、潤滑剤供給路形成部材28の誤組込みを確実に防止することができる。
また、上述した各実施形態では転動体としてローラを用いた直動案内装置について例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、転動体としてボールを用いた直動案内装置についても適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置におけるエンドキャップの背面図である。 図1のII−II断面図である。 図1に示す潤滑剤供給路形成部材の正面図である。 図3に示す潤滑剤供給路形成部材の背面図である。 図1に示すエンドキャップ本体の背面図である。 図5のVI−VI断面図である。 図3に示す潤滑剤供給路形成部材の底面図である。 図3に示す潤滑剤供給路形成部材の側面図である。 図8に示すA部の詳細図である。 本発明の第2の実施形態に係る直動案内装置における潤滑剤供給路形成部材の正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る直動案内装置におけるエンドキャップ本体の背面図である。 本発明の第3の実施形態に係る直動案内装置におけるエンドキャップ本体の背面図である。 本発明の第4の実施形態に係る直動案内装置におけるエンドキャップ本体の背面図である。 本発明の第5の実施形態に係る直動案内装置の要部を示す図である 直動案内装置の斜視図である。 図15に示す直動案内装置の正面図である。 図16のXVII−XVII断面図である。
符号の説明
2 案内レール
4 転動体軌道面(レール側軌道面)
6 スライダ
8 エンドキャップ
10 転動体軌道面(スライダ側軌道面)
12 転動体転動路
14 転動体
16 保持ピース
18 方向転換路
20 転動体戻り用通路
22 シールプレート
24 潤滑剤供給孔
26 エンドキャップ本体
28 潤滑剤供給路形成部材
30 潤滑剤供給路形成用凹部
32,34,36 潤滑剤供給路形成溝
38 スリット
40 凸部
42 シール用凸部
44 潤滑剤供給孔
46 エンドキャップ取付け孔

Claims (7)

  1. 案内レールと、該案内レールの長手方向に相対移動するスライダと、前記案内レールの長手方向に沿って前記案内レールと前記スライダとの間に形成された転動体転動路を転動する多数の転動体と、前記転動体を方向転換させるための方向転換路を前記スライダの両端部に形成するエンドキャップとを備え、前記エンドキャップが前記スライダの端面と接合される背面部に潤滑剤供給路形成用凹部を有するエンドキャップ本体と、前記潤滑剤供給路形成用凹部に嵌合して前記エンドキャップ本体との間に潤滑剤供給用の潤滑剤供給路を形成する潤滑剤供給路形成部材とからなる直動案内装置において、
    前記潤滑剤供給路形成部材の外形形状を左右非対称の形状としたことを特徴とする直動案内装置。
  2. 請求項1記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路形成用凹部に嵌め込まれた前記潤滑剤供給路形成部材を視認可能な孔部または切欠部を前記エンドキャップ本体に設けたことを特徴とする直動案内装置。
  3. 請求項1又は2記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路を形成するための潤滑剤供給路形成溝を前記潤滑剤供給路形成部材の前面部または前記潤滑剤供給路形成用凹部の前側壁面部に設けるとともに、前記潤滑剤供給路形成部材の前面部または前記潤滑剤供給路形成用凹部の前側壁面部に当接して前記潤滑剤供給路形成溝の両サイドをシールするシール用凸部を前記潤滑剤供給路形成用凹部の前側壁面部または前記潤滑剤供給路形成部材の前面部に設けたことを特徴とする直動案内装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路形成部材を前記エンドキャップ本体と色相の異なる材料で形成したことを特徴とする直動案内装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路形成部材および前記エンドキャップ本体は合成樹脂で形成されていることを特徴とする直動案内装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項記載の直動案内装置において、前記潤滑剤供給路形成部材は前記エンドキャップ本体よりも軟質の材料で形成されていることを特徴とする直動案内装置。
  7. 前記潤滑剤供給路形成部材は、前記潤滑剤供給路形成用凹部と嵌合する部分がテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の直動案内装置。
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