JP2011153669A - 運動案内装置、及びこの運動案内装置に用いられるアタッチメント - Google Patents

運動案内装置、及びこの運動案内装置に用いられるアタッチメント Download PDF

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Abstract

【課題】潤滑剤の漏れ等の不具合が発生することのない運動案内装置を得る。
【解決手段】運動案内装置は、転動体転走部が形成される軌道部材と、転動体転走部に対向する負荷転動体転走部が形成されるとともに、転動体戻し通路を有する移動部材と、負荷転動体転走部と転動体戻し通路を接続する方向転換路を有する一対の蓋部材と、負荷転動体転走部、転動体戻し通路、及び方向転換路で構成される転動体循環経路内に配列される複数の転動体と、蓋部材に設けられ、転動体循環経路に潤滑剤を供給する潤滑経路と、潤滑経路内に設置されるアタッチメントとしてのオイルプレート31とを備えている。オイルプレート31は、蓋部材6が移動部材5に取付けられる前には、潤滑経路22から締め代α分がはみ出すように形成され、蓋部材6が移動部材5に取付けられたときには、締め代α分を含む全てが潤滑経路22内に収納される。
【選択図】図9

Description

本発明は、テーブル等の移動体が直線又は曲線運動するのを案内するリニアガイド等の運動案内装置と、この運動案内装置に用いられるオイルプレート等のアタッチメントに関する。
テーブル等の移動体の直線運動や曲線運動を案内するための機械要素として、案内部分にボール、ローラ等の転動体を介在させた運動案内装置は、軽快な動きが得られるので、ロボット、工作機械、半導体・液晶製造装置、医療機器等、様々な分野で利用されている。
運動案内装置の一種であるリニアガイドは、ベースに取付けられる軌道レールと、軌道レールに相対運動可能に組付けられるとともに移動体が取付けられる移動ブロックとを備えている。軌道レールには、長手方向に沿って伸びる転動体転走部が形成されている。一方、移動ブロックには、転動体転走部に対向する負荷転動体転走部が形成されるとともに、転動体を循環させる転動体循環経路が設けられている。また、軌道レールのボール転走部と移動ブロックの負荷ボール転走溝との間には、転動体が転走自在に配列されている。軌道レールに対して移動ブロックが相対的に直線運動すると、軌道レールと移動ブロックとの間に配列された転動体が転がり運動し、また転動体循環経路を循環することとなる。
このような運動案内装置を使用する際には、良好な潤滑、すなわち、転動体と転動面の間に油の膜を作り、金属と金属が直接接触するのを防ぐ必要がある。無給油のままで使用すると、転動体及び転走面の摩耗が増加し、早期寿命の原因となるからである。
そして、運動案内装置に用いられる潤滑剤には、グリース(リチウム系グリース、ウレア系グリースなど)とオイル(摺動面油又はタービンオイル、ISOVG32〜68など)の二種類が存在している。グリースとオイルとは、運動案内装置の使用環境に応じて使い分けが行われている。例えば、工作機械などのクーラントが飛散する環境ではオイルが用いられ、それ以外の高速運動部、真空環境、クリーンルーム仕様ではグリースが用いられる。
ところで、グリースとオイルとでは、潤滑剤供給経路を流れるときの流れ易さが大きく異なっている。グリースの場合、その性状はゲル状で粘度が高いので、低い圧力でグリースを供給するためには、潤滑剤供給経路の抵抗を小さくする必要がある。この抵抗を小さくするためには、潤滑剤供給経路の断面積を大きくすればよい。
一方、オイルは液体状であり、粘度が低く、円滑に潤滑剤供給経路を流れる。それゆえ、転動体循環経路に対して好適にオイルを供給するためには、グリースの場合の潤滑剤供給経路よりも経路の体積を小さくする必要がある。そのためには、潤滑剤供給経路の断面積を小さくすればよい。
つまり、潤滑剤としてグリースを供給するときには、潤滑剤供給経路の断面積を大きくすればよく、その一方、潤滑剤としてオイルを供給するときには、潤滑剤供給経路の断面積を小さくすればよい。したがって、グリース供給のときと、オイル供給のときとでは、潤滑剤供給経路に相反する断面積が必要になる。
特開2004−353698号公報
しかしながら、運動案内装置に関する従来技術では、グリース潤滑及びオイル潤滑の両方に好適に対応できる潤滑経路を提供することは困難であった。例えば、上記特許文献1には、油路に供給された潤滑剤の漏れを効果的に防止することができる技術が開示されているが、当該技術はオイル潤滑の際の潤滑剤漏れ防止のみを考慮して創案されたものであり、グリース潤滑及びオイル潤滑の両方に好適に対応できる潤滑経路を提供するという観点で発明されたものではない。したがって、従来技術には、潤滑剤供給経路の断面積を変化させることで、どのような潤滑剤であっても運動案内装置に対して好適な潤滑状況を実現することのできる技術は存在していなかった。
さらに近年、産業界では環境への影響を考慮して潤滑剤の使用量の低減要請があり、かかる制約からもグリース潤滑及びオイル潤滑の両方に対応できる潤滑経路の設計は、さらに困難になってきている。
本発明は、上述した課題の存在に鑑みて成されたものであって、その目的は、グリースを供給するときとオイルを供給するときの両方に対応できるとともに、どのような潤滑剤であっても漏れ等の不具合が発生することのない運動案内装置と、この運動案内装置に用いられるアタッチメントを提供することにある。
本発明に係る運動案内装置は、転動体転走部が形成される軌道部材と、前記転動体転走部に対向する負荷転動体転走部が形成されるとともに、前記負荷転動体転走部と略平行に伸びる転動体戻し通路を有する移動部材と、前記移動部材の移動方向の前後両端に設けられ、前記負荷転動体転走部と前記転動体戻し通路を接続する方向転換路を有する一対の蓋部材と、前記負荷転動体転走部、前記転動体戻し通路、及び前記方向転換路で構成される転動体循環経路内に転走自在に配列される複数の転動体と、前記一対の蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記転動体循環経路に潤滑剤を供給する潤滑経路と、前記潤滑剤としてオイルを使用するオイル潤滑のときに、前記オイルの経路を狭くするために前記潤滑経路内に設置されるアタッチメントと、を備える運動案内装置であって、前記アタッチメントは、前記蓋部材が前記移動部材に取付けられる前の状態においては、前記潤滑経路から締め代分がはみ出すように形成されており、一方、前記蓋部材が前記移動部材に取付けられた状態においては、前記締め代分を含む全てが前記潤滑経路内に収納されるように形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るアタッチメントは、転動体転走部が形成される軌道部材と、前記転動体転走部に対向する負荷転動体転走部が形成されるとともに、前記負荷転動体転走部と略平行に伸びる転動体戻し通路を有する移動部材と、前記移動部材の移動方向の前後両端に設けられ、前記負荷転動体転走部と前記転動体戻し通路を接続する方向転換路を有する一対の蓋部材と、前記負荷転動体転走部、前記転動体戻し通路、及び前記方向転換路で構成される転動体循環経路内に転走自在に配列される複数の転動体と、前記一対の蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記転動体循環経路に潤滑剤を供給する潤滑経路と、を備える運動案内装置に用いられ、前記潤滑剤としてオイルを使用するオイル潤滑のときに、前記オイルの経路を狭くするために前記潤滑経路内に設置されるアタッチメントであって、前記蓋部材が前記移動部材に取付けられる前の状態においては、前記潤滑経路から締め代分がはみ出すように形成されており、一方、前記蓋部材が前記移動部材に取付けられた状態においては、前記締め代分を含む全てが前記潤滑経路内に収納されるように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、グリースを供給するときとオイルを供給するときの両方に対応できるとともに、どのような潤滑剤であっても漏れ等の不具合が発生することのない運動案内装置と、この運動案内装置に用いられるアタッチメントを提供することができる。
本実施形態に係る運動案内装置の部分縦断面斜視外観図である。 本実施形態に係る運動案内装置の内部構成を説明するための縦断面図である。 本実施形態に係る運動案内装置のボール循環経路の断面を示す図である。 本実施形態に係るエンドプレートの平面図である。 図4中のV部拡大図を示す図である。 図5中のVI−VI断面を示す図であり、第一及び第二の潤滑剤供給溝の形状を詳細に示したものである。 第一の潤滑剤供給溝に嵌められるオイルプレートを示す図である。 オイルプレートをエンドプレートに対して着脱する前後の様子を示す図であり、図中の分図(a)は、エンドプレートの第一の潤滑剤供給溝に対してオイルプレートを嵌め込む前の状態を示しており、図中の分図(b)は、エンドプレートの第一の潤滑剤供給溝に対してオイルプレートを嵌め込んだ状態を示している。 エンドプレートが移動ブロック本体に取付けられる前後におけるオイルプレートの様子を示す図であり、図中の分図(a)は、オイルプレートが嵌め込まれたエンドプレートが、移動ブロック本体に取付けられる前の状態を示しており、図中の分図(b)は、オイルプレートが嵌め込まれたエンドプレートが、移動ブロック本体に取付けられた状態を示している。 別の実施形態に係るオイルプレートを示す図であり、特に、図中の分図(a)は、エンドプレートに設置される側の面を示しており、図中の分図(b)は、移動ブロック本体と接する側の面を示している。 移動ブロック本体に取付けられる前のエンドプレートに対して、別の実施形態に係るオイルプレートが設置された状態を示す図である。 本発明のアタッチメントに採用可能なさらに別の形態のオイルプレートを例示する図である。 本発明のアタッチメントを設置可能なエンドプレートを例示する図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、本実施形態に係る運動案内装置の全体構成についての説明を行う。ここで、図1は、本実施形態に係る運動案内装置の部分縦断面斜視外観図であり、図2は、本実施形態に係る運動案内装置の内部構成を説明するための縦断面図であり、図3は、本実施形態に係る運動案内装置のボール循環経路の断面を示す図である。本実施形態に係る運動案内装置は、リニアガイドと呼ばれるものであり、ベースに対してテーブル等の移動体が往復直線運動するのを案内する装置である。
ベースには、軌道部材としての軌道レール1が設置される。軌道レール1の上面から下面には、その長手方向に等間隔で取付け孔2が空けられており、取付け孔2を利用してボルト等の結合手段を用いることにより、軌道レール1の下面をベースに対して固定することができるようになっている。
また、軌道レール1は、断面略四角形状で細長く直線状に延びて形成されている。軌道レール1の左右側面には、転動体転走部として、長手方向に沿って伸びるボール転走溝1aが形成されている。本実施形態では、ボール転走溝1aが左右側面にそれぞれ二条ずつ、合計四条形成される場合が例示されている。ボール転走溝1aの断面形状は、単一の円弧からなるサーキュラーアーク溝形状か、二つの円弧からなるゴシックアーチ溝形状のいずれかを採用することができる。なお、ボール転走溝1aの条数や、ボール転走溝1aとボール3との接触角などは、運動案内装置の負荷荷重に応じて種々設定することができる。また、この種の運動案内装置では、ボール3が転がり運動するので、ボール転走溝1aは表面粗さが小さくなるように加工されるとともに、硬度が高くなるように熱処理されている。
図2に示されるように、軌道レール1には、移動部材としての移動ブロック4が複数のボール3を介して相対運動可能に組付けられている。移動ブロック4は、金属製の移動ブロック本体5と、移動ブロック4の移動方向の両端部に設けられる蓋部材としての樹脂製の一対のエンドプレート6とから構成されている。移動ブロック本体5は、その全体が鞍形状に形成され、軌道レール1の上面に対向する中央部5aと、中央部5aの幅方向の両端部から下方に垂れさがり、軌道レール1の左右側面に対向する側壁部5bとを有する。移動ブロック本体5の左右それぞれの側壁部5bの内面には、軌道レール1のボール転走溝1aに対向する負荷転動体転走溝として、上下に二条、合計四条の負荷ボール転走溝5cが形成されている。この負荷ボール転走溝5cについても、複数のボール3が転がり運動するので、負荷ボール転走溝5cは表面粗さが小さくなるように加工されるとともに、硬度が高くなるように熱処理されている。
さらに、図1に示されるように、複数のボール3は、ボール循環経路ごとにボール保持器としてのリテーナバンド8によって一連に連結されている。複数のボール3の間には、円筒形状をした複数のスペーサ8aが介在されている。複数のスペーサ8aは、その側面が一対の帯状の連結部8bによって連結されている。帯状の連結部8b及び複数のスペーサ8aによって、リテーナバンド8には、ボール3を保持するためのポケット部が形成されることとなる。そして、図2に示されるように、ボール3の進行方向から見たときに、連結部8bはボール3よりも外側にはみ出すように構成されている。移動ブロック本体5の負荷ボール転走溝5cの両側には、このボール3の外径よりもはみ出した連結部8bを案内するための案内溝10が加工されている。案内溝10は、移動ブロック本体5に対して一体に成型された樹脂成型体11に加工されることで形成されている。この案内溝10は、軌道レール1から移動ブロック4を外した際に、移動ブロック4の負荷ボール転走溝5cからボール3が脱落するのを防止するボール保持機能を備えている。
図2に示されるように、移動ブロック本体5の左右それぞれの側壁部5bには、転動体戻り通路として、負荷ボール転走溝5cと平行に伸びるボール戻り通路5dが設けられている。ボール戻り通路5dは、負荷ボール転走溝5cと同じ数だけ設けられる。また、ボール戻り通路5dの直径は、ボール3の直径よりも大きいので、ボール戻り通路5dではボール3が荷重を受けることがないようになっている。ボール3は、後続のボール3に押されながら、又はリテーナバンド8を介して前方のボール3に引っ張られながら、ボール戻り通路5dを移動することとなる。ボール戻り通路5dは、移動ブロック本体5に空けた貫通孔12内に樹脂成型体13を一体に成型することで形成されている。さらに、ボール戻り通路5dにも、リテーナバンド8の連結部8bを案内するための案内溝14が加工されている。
移動ブロック本体5の移動方向の両端には、蓋部材として、エンドプレート6が装着されている。図3に示されるように、エンドプレート6には、負荷ボール転走溝5cとボール戻り通路5dを接続するU字状の方向転換路16が形成されており、その構造をより詳しく説明すると、エンドプレート6には、方向転換路16の外周側が形成されている。一方、移動ブロック本体5の端面には、方向転換路16の内周側を構成するリターンピース部17が一体に射出成型されている。したがって、エンドプレート6とリターンピース部17とを組合わせることで、方向転換路16が形成されることとなる。
直線状に伸びる負荷ボール転走溝5c、負荷ボール転走溝5cと平行に伸びるボール戻り通路5d、並びに負荷ボール転走溝5cとボール戻り通路5dとを接続するU字状の方向転換路16によって、サーキット状のボール循環経路が形成されている。このボール循環経路に対して、リテーナバンド8に保持された複数のボール3が配列及び収容されることとなる。そして、移動ブロック4を軌道レール1に対して相対的に移動させると、複数のボール3が、軌道レール1のボール転走溝1aと移動ブロック4の負荷ボール転走溝5cとの間の負荷ボール転走路を転がり運動することとなる。また、移動ブロック4の負荷ボール転走溝5cの一端まで転がったボール3は、エンドプレート6に設けられた掬上げ部で掬い上げられ、U字状の方向転換路16を経由した後、ボール戻り通路5dに入る。さらに、ボール戻り通路5dを通過したボール3は、反対側の方向転換路16を経由した後、再び負荷ボール転走路に入るのである。
次に、本実施形態に係るエンドプレート6についての説明を行う。ここで、図4は、本実施形態に係るエンドプレート6の平面図であり、図5は、図4中のV部拡大図を示す図である。
図4及び図5で示すように、エンドプレート6には、エンドプレート6を移動ブロック4の移動方向に貫通する貫通孔21が空けられている。この貫通孔21には、ニップルを取付けるためのねじ溝が加工されている(図1参照)。移動ブロック本体5の端面に接触するエンドプレート6の端面には、貫通孔21に繋がる第一の潤滑剤供給溝22が形成されている。第一の潤滑剤供給溝22は、エンドプレート6の中心垂線に対して左右対称となるように形成されており、貫通孔21から左右方向に伸びている。そして、エンドプレート6の左右の側壁部6bに設けられる方向転換路16に向かって下方に伸び、上下二条の方向転換路16の中間部分で二股に分岐し、最終的には上下二条の方向転換路16に繋がっている。つまり、移動ブロック本体5の端面と、第一の潤滑剤供給溝22が形成される側のエンドプレート6の面とが隙間なく接続されることで、移動ブロック本体5とエンドプレート6とが協働して、両者の接続面間に方向転換路16に対して潤滑剤を供給するための潤滑剤供給経路を形成することとなる。
また、第一の潤滑剤供給溝22の底面には、第一の潤滑剤供給溝22よりも断面積の小さい第二の潤滑剤供給溝23が形成されている。第二の潤滑剤供給溝23も第一の潤滑剤供給溝22と同様に、エンドプレート6の中心垂線に対して左右対称に形成されており、貫通孔21から左右方向に伸びている。そして、第二の潤滑剤供給溝23は、エンドプレート6の左右の側壁部6bそれぞれに設けられる方向転換路16に向かって下方に伸び、上下二条の方向転換路16の中間部分で二股に分岐し、その端部が上下二条の方向転換路16に繋がっている。第二の潤滑剤供給溝23の経路長さは、第一の潤滑剤供給溝22の経路長さとほぼ等しくなるように形成されている。
なお、エンドプレート6に対しては、方向転換路16が形成されている関係上、エンドプレート6は形状が複雑であるため、従来から樹脂を射出成型することで製造されていた。第一及び第二の潤滑剤供給溝22,23は、元々射出成型によって形成されるエンドプレート6に形成するので、その製造は容易である。なお、図中符号25は、エンドプレート6を移動ブロック本体5に取付けるためのボルト用の貫通孔である。
次に、図6は、図5中のVI−VI断面を示す図であり、第一及び第二の潤滑剤供給溝22,23の形状を詳細に示したものである。使用される潤滑剤が粘度の高いグリースの場合には、第一の潤滑剤供給溝22が主に潤滑剤供給経路として用いられることとなる。一方、潤滑剤が粘度の低いオイルの場合には、第一の潤滑剤供給溝22に対して図7にて示すアタッチメントとしてのオイルプレート31を嵌め込むことで、第二の潤滑剤供給溝23が潤滑剤供給経路として用いられることとなる。
ここで、図7は、第一の潤滑剤供給溝22に嵌められるオイルプレート31を示す図であるが、オイルプレート31は、エンドプレート6よりも軟質の、ゴム又は樹脂(望ましくは軟質プラスチック)製の弾性体によって構成されている。このオイルプレート31は、表面側及び裏面側がいずれも平面形状にて形成されているので、シート状の材料をプレスで打ち抜くか、又はウォータージェットカッタなどにより切断することで製造することができる。オイルプレート31の外郭形状は、第一の潤滑剤供給溝22の溝形状とほぼ同じである。
なお、本実施形態のオイルプレート31は、一部材にて構成されているが、エンドプレート6の端面に段差がある場合などには、当該段差等に応じて複数枚のオイルプレートを用意し、エンドプレート6の形状に応じて好適に第一の潤滑剤供給溝22を塞ぐことが好ましい。
以上説明したオイルプレート31をエンドプレート6に対して着脱する前後の様子を図8に示す。ここで、図8中の分図(a)は、エンドプレート6の第一の潤滑剤供給溝22に対してオイルプレート31を嵌め込む前の状態を示しており、図8中の分図(b)は、エンドプレート6の第一の潤滑剤供給溝22に対してオイルプレート31を嵌め込んだ状態を示している。本実施形態の運動案内装置では、使用される潤滑剤が粘度の高いグリースの場合には、オイルプレート31を設置せずに第一の潤滑剤供給溝22が主に潤滑剤供給経路として用いられることとなり、一方、潤滑剤が粘度の低いオイルの場合には、図8(b)に示すように、第一の潤滑剤供給溝22に対してオイルプレート31を嵌め込むことで、第二の潤滑剤供給溝23が潤滑剤供給経路として用いられることとなる。したがって、本実施形態の運動案内装置は、グリースを供給するときとオイルを供給するときの両方に対応できる。
また、本実施形態のオイルプレート31は、従来技術にはない有意な特徴を有している。この特徴について、図9を用いて説明する。ここで、図9は、エンドプレート6が移動ブロック本体5に取付けられる前後におけるオイルプレート31の様子を示す図であり、図9中の分図(a)は、オイルプレート31が嵌め込まれたエンドプレート6が、移動ブロック本体5に取付けられる前の状態を示しており、図9中の分図(b)は、オイルプレート31が嵌め込まれたエンドプレート6が、移動ブロック本体5に取付けられた状態を示している。
図9(a)にて示すように、本実施形態に係るオイルプレート31は、エンドプレート6が移動ブロック本体5に取付けられる前の状態においては、第一の潤滑剤供給溝22から締め代α分がはみ出すように形成されている。そして、エンドプレート6を移動ブロック本体5に取付ける際には、この締め代αに対して移動ブロック本体5から取付けのための圧力が加わるので、図9(b)にて示すように、エンドプレート6が移動ブロック本体5に取付けられた状態において、本実施形態に係るオイルプレート31は、締め代α分を含む全てが第一の潤滑剤供給溝22内に収納されるようになっている。つまり、オイルプレート31は、移動ブロック本体5に対してエンドプレート6が取付けられた際に、取付けのための加圧力と締め代αとの作用によって弾性変形し、第一の潤滑剤供給溝22を完全に埋めるように、第一の潤滑剤供給溝22内に好適に充填されることとなるのである。またこの際、本実施形態に係るオイルプレート31は、第一の潤滑剤供給溝22の溝底に形成された第二の潤滑剤供給溝23までは塞ぐことがないので、オイルのための潤滑剤供給経路は好適に確保できるようになっている。したがって、上記特徴を有する本実施形態によれば、どのような潤滑剤であっても漏れ等の不具合が発生することのない運動案内装置を提供することが可能となっている。
なお、弾性変形するオイルプレート31の条件は、第一の潤滑剤供給溝22の形状や、移動ブロック本体5とエンドプレート6との関係によって変化する取付けのための加圧力などに応じて適宜好適な条件を採用すればよいが、本発明者らの確認試験によれば、例えば、エンドプレート6が移動ブロック本体5に取付けられる前の状態において、第一の潤滑剤供給溝22からはみ出すオイルプレート31の締め代αは、オイルプレート31の圧縮率が10〜40%の範囲となるように規定されていることが好ましく、図4〜図8にて示した実施形態の場合には、オイルプレート31の圧縮率を26%とすることがより好ましいことが確認されている。オイルプレート31の圧縮率に上記条件を採用する理由としては、圧縮率が10%以下だと第一の潤滑剤供給溝22へのオイルプレート31の充填が不十分となり、圧縮率が40%以上だとオイルプレート31が圧縮割れを起こすためである。また、さらに具体的な条件値として、上記圧縮率を満足させるために、オイルプレート31の締め代αが、0.1〜0.2mmの範囲であることが好適であることを、発明者らは確認している。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述したオイルプレート31は、ブロック側及び溝側がいずれも平面形状にて形成されていた。しかしながら、本発明に係るアタッチメントとしてのオイルプレートに対しては、図10及び図11に示すように、受圧リブ42や肉逃がし部43などといった種々の好適な形状を付加することが可能である。ここで、図10は、別の実施形態に係るオイルプレート41を示す図であり、特に、図10中の分図(a)は、エンドプレート6に設置される側の面を示しており、図10中の分図(b)は、移動ブロック本体5と接する側の面を示している。
図10及び図11に示すように、エンドプレート6が移動ブロック本体5に取付けられた状態において、オイルプレート41は、移動ブロック本体5から押圧を受ける個所に受圧リブ42を有しており、また、このオイルプレート41は、移動ブロック本体5の側に肉逃がし部43を有している。かかる構成によって、オイルプレート41と第一の潤滑剤供給溝22との密着性がより向上することとなる。また、このオイルプレート41では、エンドプレート6に設置される側の面は平面のままで形成されている。したがって、オイルの潤滑剤供給経路となる第二の潤滑剤供給溝23は、確実に経路としての機能を発揮できる状態に維持されることとなる。以上から、受圧リブ42と肉逃がし部43を有するオイルプレート41を採用することによって、潤滑剤が漏れることのない運動案内装置を提供することができる。
また、受圧リブ42と肉逃がし部43を有するオイルプレート41の形状については、図10及び図11にて示した断面U字形を有するものには限られない。例えば、図12に示すような断面V字形を有するオイルプレート51を採用することができる。図12に示すような断面V字形のオイルプレート51であっても、図10及び図11で示したオイルプレート41と同様の機能を発揮することのできる受圧リブ52と肉逃がし部53を形成することができる。また、エンドプレート6に設置される側の面が、図10及び図11で示したオイルプレート41のように平面ではなくとも、図12にて例示するオイルプレート51の場合、第二の潤滑剤供給溝23と接触する個所の幅が、第二の潤滑剤供給溝23の幅よりも広く形成されているので、図10及び図11で示したオイルプレート41と同様の機能を発揮することができる。このように、本発明に係るオイルプレートには、種々の変形形態を採用することができる。
なお、図10〜図12にて例示したオイルプレート41,51については、受圧リブ42,52や肉逃がし部43,53といった複雑な形状を採用したので、その製造に際しては、金型を用いた射出成型等の製造技術を用いる必要がある。そこで、例えば、図10〜図12のオイルプレート41,51の製造に際しては、ピンポイントゲート構造射出成形金型を用いて成形することが好適である。ピンポイントゲート構造の金型による射出成形を行えば、ゲートの断面積が小さくなるので、射出成型後の後加工を極小化することができるので、好ましい。
ただし、ピンポイントゲート構造の射出成形金型を用いたとしても、成形後のオイルプレート41,51には不可避的にゲート跡が残存することとなる。そこで、本発明者らは、オイルプレート41,51をエンドプレート6の第一の潤滑剤供給溝22内に設置したときに、エンドプレート6に従来から形成されている窪み部61(図13参照)と、オイルプレート51に残存するゲート跡46(図10(a)参照)とが重畳するような金型設計を採用することとした。すなわち、エンドプレート6に形成されている窪み部61は、図13中の符号βの方向から潤滑剤を給脂する際に窪み部61をピンなどの工具で突くことで給脂用の開口孔を空けるために従来から設けられた形状であるので、窪み部61上にゲート跡46が重なったとしても第二の潤滑剤供給溝23は塞がれることはなく、オイルのための潤滑剤供給経路は確実に確保されることとなる。また、エンドプレート6に形成された窪み部61は従来から存在している形状であるので、新たに設計変更を行う必要がない。このような構成の採用によって、ゲート跡46を除去するための後加工が不要となる。したがって、上述した構成の採用によって、製造コストを増加させることなく、密着性に優れたオイルプレート41,51を採用することが可能となっている。
なお、ピンポイントゲート構造の金型を用いて射出成型を行うに際して、平面側に配置されたゲートについてはエンドプレート6の第一の潤滑剤供給溝22とオイルプレート41,51との密着性確保のために、窪み部61とゲート跡46とが重畳する構成が採用されたが、エジェクターの配置位置や形状については、厳密な形状が求められない肉逃がし部53の側に配置されるので、任意の位置及び形状を採用すればよい。
また、第一の潤滑剤供給溝22の溝底に対して第二の潤滑剤供給溝23を形成する代わりに、本発明に係るアタッチメントとしてのオイルプレートに対して第二の潤滑剤供給溝23を形成しておき、このようなオイルプレートを第一の潤滑剤供給溝22に埋め込むことでも、オイル用の潤滑剤供給経路を確保することができる。
さらに、上述した実施形態では、転動体にボール3を用いたリニアガイドについての形態例を示したが、本発明の運動案内装置は、上述した好適な作用効果を発揮できる範囲において、ローラやコロ等の他の転動体を用いたものや、スプライン装置などといったあらゆる形式の運動案内装置に適用することが可能である。
その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 軌道レール、1a ボール転走溝、2 取付け孔、3 ボール、4 移動ブロック、5 移動ブロック本体、5a 中央部、5b 側壁部、5c 負荷ボール転走溝、5d ボール戻り通路、6 エンドプレート、6b 側壁部、8 リテーナバンド、8a スペーサ、8b 連結部、10 案内溝、11 樹脂成型体、12 貫通孔、13 樹脂成型体、14 案内溝、16 方向転換路、17 リターンピース部、21 貫通孔、22 第一の潤滑剤供給溝、23 第二の潤滑剤供給溝、25 ボルト用の貫通孔、31,41,51 オイルプレート、42,52 受圧リブ、43,53 肉逃がし部、46 ゲート跡、61 窪み部、α 締め代。

Claims (6)

  1. 転動体転走部が形成される軌道部材と、
    前記転動体転走部に対向する負荷転動体転走部が形成されるとともに、前記負荷転動体転走部と略平行に伸びる転動体戻し通路を有する移動部材と、
    前記移動部材の移動方向の前後両端に設けられ、前記負荷転動体転走部と前記転動体戻し通路を接続する方向転換路を有する一対の蓋部材と、
    前記負荷転動体転走部、前記転動体戻し通路、及び前記方向転換路で構成される転動体循環経路内に転走自在に配列される複数の転動体と、
    前記一対の蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記転動体循環経路に潤滑剤を供給する潤滑経路と、
    前記潤滑剤としてオイルを使用するオイル潤滑のときに、前記オイルの経路を狭くするために前記潤滑経路内に設置されるアタッチメントと、
    を備える運動案内装置において、
    前記アタッチメントは、
    前記蓋部材が前記移動部材に取付けられる前の状態においては、前記潤滑経路から締め代分がはみ出すように形成されており、一方、
    前記蓋部材が前記移動部材に取付けられた状態においては、前記締め代分を含む全てが前記潤滑経路内に収納されるように形成されていることを特徴とする運動案内装置。
  2. 請求項1に記載の運動案内装置において、
    前記アタッチメントは、前記蓋部材が前記移動部材に取付けられた状態において、前記移動部材から押圧を受ける個所に受圧リブを有していることを特徴とする運動案内装置。
  3. 請求項1又は2に記載の運動案内装置において、
    前記アタッチメントは、前記蓋部材が前記移動部材に取付けられた状態において、前記移動部材の側に肉逃がし部を有していることを特徴とする運動案内装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の運動案内装置において、
    前記アタッチメントは、弾性体によって構成されていることを特徴とする運動案内装置。
  5. 請求項4に記載の運動案内装置において、
    前記蓋部材が前記移動部材に取付けられる前の状態において、前記潤滑経路からはみ出す前記アタッチメントの前記締め代は、前記アタッチメントの圧縮率が10〜40%の範囲となるように規定されていることを特徴とする運動案内装置。
  6. 転動体転走部が形成される軌道部材と、
    前記転動体転走部に対向する負荷転動体転走部が形成されるとともに、前記負荷転動体転走部と略平行に伸びる転動体戻し通路を有する移動部材と、
    前記移動部材の移動方向の前後両端に設けられ、前記負荷転動体転走部と前記転動体戻し通路を接続する方向転換路を有する一対の蓋部材と、
    前記負荷転動体転走部、前記転動体戻し通路、及び前記方向転換路で構成される転動体循環経路内に転走自在に配列される複数の転動体と、
    前記一対の蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記転動体循環経路に潤滑剤を供給する潤滑経路と、
    を備える運動案内装置に用いられ、前記潤滑剤としてオイルを使用するオイル潤滑のときに、前記オイルの経路を狭くするために前記潤滑経路内に設置されるアタッチメントであって、
    前記蓋部材が前記移動部材に取付けられる前の状態においては、前記潤滑経路から締め代分がはみ出すように形成されており、一方、
    前記蓋部材が前記移動部材に取付けられた状態においては、前記締め代分を含む全てが前記潤滑経路内に収納されるように形成されていることを特徴とするアタッチメント。
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WO2018164109A1 (ja) 2017-03-09 2018-09-13 Thk株式会社 運動案内装置用クランパ機構

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