JP2005151453A - 構成要素データの管理方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】 信号処理の構成要素のデータを更新する作業を、容易に行うことができるようにする。
【構成】 ミキサエンジンにおける信号処理のコンポーネントに関する処理を行うためのプリセットコンポーネントデータとして、PC側に、PC用のデータと、ミキサエンジンに転送して信号処理を行わせるための転送用のデータとを記憶させると共に、ミキサエンジン側に、エンジン用のデータを記憶させ、PCに、ミキサエンジン側のプリセットコンポーネントデータの更新が指示された場合にに、PCが記憶しているPC用のデータに含まれる各コンポーネントのIDと、ミキサエンジンが記憶しているエンジン用のデータに含まれる各コンポーネントのIDとを比較し(S5)、前者のみに存在するIDを検出した場合に、そのIDに係るコンポーネントについての上記転送用のデータをミキサエンジンに転送し、エンジン用データとして記憶させる処理(S8)を行わせるようにした。
【選択図】 図6

Description

この発明は、編集装置によって音響信号処理装置における信号処理の内容を編集し、音響信号処理装置にその編集内容に従った信号処理を行わせる音響信号処理システムにおいて、信号処理の編集に使用する信号処理の構成要素のデータを管理する構成要素データの管理方法に関する。
従来から、音響信号処理部を、プログラムに従って動作可能なプロセッサを用いて構成すると共に、外部のPC(パーソナルコンピュータ)等のコンピュータを編集装置として機能させ、これを用いて編集した信号処理構成に基づいて音響信号を処理できるようにした音響信号処理装置が知られている。このような音響信号処理装置を本願では、ミキサエンジンと呼ぶ。ミキサエンジンは、PCにより編集された信号処理構成を内部に記憶し、その記憶している信号処理構成に基づいて単独で音響信号の処理を行うことができる。
また、編集装置上における上記信号処理構成の編集は、編集時に信号処理の構成要素となるコンポーネント及びその入出力間の結線状態をディスプレイにグラフィカルに表示させ、視覚的に信号処理の構成が把握し易い状態で編集作業を行うことができるようにすることが行われている。そして、ユーザは、所望の処理コンポーネントを配置し、配置したコンポーネント間の結線を設定することにより、信号処理構成を編集することができる。
このようなミキサエンジン及びアプリケーションソフトについては、例えば非特許文献1に記載されている。
「DIGITAL MIXING ENGINE DME32 取扱説明書」,ヤマハ株式会社,2001年,p.23−66
このような音響信号処理装置を動作させる場合、編集装置側と音響信号処理装置側に、それぞれ各コンポーネントに関して必要な制御を行うためのデータを記憶させることが一般的である。そして、このデータは、必要に応じてバージョンアップできるようにし、コンポーネントの追加や変更を可能にすることが好ましい。
しかしながら、従来の編集装置では、各コンポーネントに関する制御を行うためのデータは、そのアプリケーションソフトの一部としてアプリケーションのバージョンによって管理されていた。また、従来の音響信号処理装置でも、そのデータは、そのファームウェアの一部としてファームウェアのバージョンによってバージョン管理されていた。そのため、コンポーネントに関する制御を行うデータのバージョンアップは、編集装置であれば、その信号処理構成の編集を行うアプリケーションソフトのバージョンアップを通じて、また音響信号処理装置であれば、そのファームウェアのバージョンアップを通じてそれぞれ行われていた。
一般に、PCであればアプリケーションのバージョンアップはPC本体だけで行うことが可能だが、音響信号処理装置のような電子装置でのファームウェアの更新は、その電子装置にPCを接続し、さらに、そのPC上で電子装置のバージョンアッププログラムを実行することにより行われる。ファームウェアは数メガバイトから数十メガバイトのサイズなので、バージョンアップには接続されたPCとの間の通信速度に応じて数分から数十分かかり、また、その間に接続が外れてバージョンアップに失敗してしまう危険性がある。そのため、コンポーネントの追加や更新だけのためであれば、ファームウェアのバージョンアップはなるべく避けたいという要望があった。
また、上記のような従来のケースでは、編集装置側のバージョンアップを行った場合には、それに合わせて音響信号処理装置側のファームウェアをバージョンアップする必要があった。編集装置側のデータに含まれるコンポーネントと、音響信号処理装置側のデータに含まれるコンポーネントとが一致していないと、編集装置における編集結果に基づいた信号処理を、音響信号処理装置に正常に行わせることができないためである。
しかしながら、編集装置側のバージョンアップに合わせて、音響信号処理装置側も同時にバージョンアップしなければならないというのは面倒であるという問題があった。特に、複数台の編集装置と複数台の音響信号処理装置を所持している場合などには、それらの編集装置と音響信号処理装置のバージョンアップを管理するのは非常に面倒であった。
この発明は、このような問題を解決し、編集装置によって音響信号処理装置における信号処理の内容を編集し、音響信号処理装置にその編集内容に従った信号処理を行わせる音響信号処理システムにおいて、編集装置側と音響信号処理装置側双方の信号処理の構成要素のデータを更新する作業を、容易に行うことができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の構成要素データの管理方法は、編集装置が、音響信号処理装置において行われる、それぞれ入力端子ないし出力端子を有する複数の構成要素と、その構成要素の出力端子と入力端子との間を結ぶ結線とからなる信号処理の内容を、グラフィック表示の表示画面において受け付けた指示に従って編集し、上記音響信号処理装置にその編集内容に従った信号処理を行わせる音響信号処理システムにおいて、上記信号処理の編集に使用する構成要素のデータを管理する構成要素データの管理方法において、上記構成要素の各々について、上記編集装置に、その編集装置において上記表示画面を用いた前記信号処理の編集の中でその構成要素に関する編集を行うための第1の要素データと、上記音響信号処理装置にその構成要素に関する信号処理を行わせるための第2の要素データとを記憶させると共に、上記音響信号処理装置に、その音響信号処理装置において上記編集装置で編集された信号処理を行う際に、その信号処理の中のその構成要素に関する信号処理を行うための第3の要素データを記憶させ、上記各構成要素に係る第1及び第3の要素データに、その構成要素についての識別情報を付し、上記編集装置に、上記第3の要素データの更新が指示された場合に、その編集装置が記憶している第1の要素データに付された識別情報と、上記音響信号処理装置が記憶している第3の要素データに付された識別情報とを比較する比較手順と、その手順において、上記第1の要素データのみに付された識別情報を検出した場合に、その識別情報に係る構成要素についての上記第2の要素データを上記音響信号処理装置に転送し、上記第3の要素データとして記憶させる更新手順とを実行させるようにしたものである。
また、この発明は、編集装置が、音響信号処理装置において行われる、それぞれ入力端子ないし出力端子を有する複数の構成要素と、その構成要素の出力端子と入力端子との間を結ぶ結線とからなる信号処理の内容を、グラフィック表示の表示画面において受け付けた指示に従って編集し、上記音響信号処理装置にその編集内容に従った信号処理を行わせる音響信号処理システムにおいて、上記信号処理の編集に使用する構成要素のデータを管理する構成要素データの管理方法において、上記構成要素の各々について、上記編集装置に、その編集装置において上記表示画面を用いた前記信号処理の編集の中でその構成要素に関する編集を行うための第1の要素データと、上記音響信号処理装置にその構成要素に関する信号処理を行わせるための第2の要素データとを記憶させると共に、上記音響信号処理装置に、その音響信号処理装置において上記編集装置で編集された信号処理を行う際に、その信号処理の中のその構成要素に関する信号処理を行うための第3の要素データを記憶させ、上記各構成要素に係る第1及び第3の要素データに、その構成要素についての識別情報及びバージョン情報を付し、上記編集装置に、上記第3の要素データの更新が指示された場合に、その編集装置が記憶している第1の要素データに付された識別情報及びバージョン情報と、上記音響信号処理装置が記憶している第3の要素データに付された識別情報及びバージョン情報とを比較する比較手順と、その手順において、上記第1の要素データと上記第3の要素データとで共通の識別情報が付されているがそれらのバージョン情報が異なるものが発見された場合に、その識別情報に係る構成要素についての上記第2の要素データを上記音響信号処理装置に転送し、上記第3の要素データとして記憶させる更新手順とを実行させるようにした構成要素データの管理方法も提供する。
上記の各構成要素データの管理方法において、上記編集装置及び上記音響信号処理装置にぞれぞれ、記憶している要素データ全体についてのバージョン情報であるセットバージョン情報を記憶させ、上記編集装置に、自身と上記音響信号処理装置とにそれぞれ記憶しているセットバージョン情報を比較し、上記音響信号処理装置に記憶している要素データの方がバージョンが新しい場合に、上記音響信号処理装置の制御を中止すると共に、ユーザに自身に記憶している要素データの更新を促す手順を実行させるようにするとよい。
さらに、上記第1の要素データが、上記表示画面に表示される上記構成要素の名前及び外観に関するデータを含むようにするとよい。
さらに、上記第2及び第3の要素データが、上記音響信号処理装置に備える信号処理回路に上記編集装置で編集された信号処理を実行させる際に、その信号処理の中の上記構成要素に係る信号処理を実現させるためのマイクロプログラムと、その構成要素に係る信号処理において使用する動作パラメータの構成を示す構成情報とを含むようにするとよい。
さらにまた、前記編集装置が前記音響信号処理装置との接続開始を検出した場合に前記第3の要素データの更新が指示されたものとするようにするとよい。
以上のようなこの発明の構成要素データの管理方法によれば、編集装置によって音響信号処理装置における信号処理の内容を編集し、音響信号処理装置にその編集内容に従った信号処理を行わせる音響信号処理システムにおいて、編集装置側と音響信号処理装置側双方の信号処理の構成要素のデータを更新する作業を、容易に行うことができるようにすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1を用いて、編集装置であるPCと、音響信号処理装置であるミキサエンジンとによって構成した、この発明の構成要素データの管理方法を適用するミキサシステムの構成について説明する。図1はそのミキサシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、このミキサシステムは、ミキサエンジン10とPC30とによって構成される。PC30は、ハードウェアとしては、CPU,ROM,RAM等及び表示手段としてディスプレイを有する公知のPCであり、WindowsXP(登録商標)などのオペレーティングシステム(OS)が動作するPCを用いることができるが、そのOS上のアプリケーションプログラムとして、所要の編集プログラムを実行することにより、ミキサエンジン10における信号処理の構成を編集し、その編集結果をミキサエンジン10に転送し、編集した信号処理構成に従って動作させる編集装置として機能させることができる。そして、以下に説明するPC30の動作や機能は、特に断らない限り、この編集プログラムの実行により実現されるものとする。
一方、ミキサエンジン10は、CPU11,フラッシュメモリ12,RAM13,表示器14,操作子15,PC入出力部(I/O)16,MIDI(Musical Instruments Digital Interface:登録商標)I/O17,その他I/O18,波形I/O19,信号処理部(DSP)20を備え、これらがシステムバス21によって接続されている。そして、PC30から受信した信号処理構成に従って、DSP20を制御するためのマイクロプログラムを生成し、そのマイクロプログラムに従ってDSP20を動作させ、入力する音響信号に対して種々の信号処理を施して出力する機能を有する。
CPU11は、ミキサエンジン10の動作を統括制御する制御手段であり、フラッシュメモリ12に記憶された所定のプログラムを実行することにより、各I/O16〜19における通信や表示器14における表示を制御したり、操作子15の操作を検出してその操作に従ってパラメータの値を変更したり、PC30から受信した信号処理構成の情報からDSP20を動作させるためのマイクロプログラムを生成してDSP20に設定したりといった処理を行う。
フラッシュメモリ12は、CPU11が実行する制御プログラムや後述するプリセットコンポーネントデータ等を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段である。
RAM13は、PC30から受信した信号処理構成の情報を所要の形式に変換した後述するコンフィグデータやカレントデータを始めとする種々のデータ記憶させたり、CPU11のワークメモリとして使用したりする記憶手段である。
表示器14は、液晶ディスプレイ(LCD)等によって構成される表示手段である。そして、ミキサエンジン10の現在の状態を示す画面、コンフィグデータに含まれる設定データであるシーンの参照,変更,保存等を行うための画面等を表示する。
操作子15は、キー、スイッチ、ロータリーエンコーダ等によって構成され、ユーザがミキサエンジン10を直接操作してシーンの編集等を行うための操作子である。
PCI/O16は、PC30を接続し通信を行うためのインタフェースであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)方式、RS−232C方式、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394方式、Ethernet(登録商標)方式などのインタフェースによる通信を行うことができる。
MIDII/O17は、MIDI規格に従ったデータを授受するためのインタフェースであり、例えば、MIDIに対応した電子楽器あるいはMIDIデータを出力するアプリケーションプログラムを備えたコンピュータ等と通信を行うために用いる。
波形I/O19は、DSP20で処理すべき音響信号の入力を受け付け、また処理後の音響信号を出力するためのインタフェースである。そして、この波形I/O19には、1枚で4チャンネルのアナログ入力が可能なA/D変換ボード,1枚で4チャンネルのアナログ出力が可能なD/A変換ボード,1枚で8チャンネルのデジタル入出力が可能なデジタル入出力ボードを適宜組み合わせて複数枚装着可能であり、実際にはこれらのボードを介して信号の入出力を行う。
その他I/O18は、上記以外の機器を接続し入出力を行うためのインタフェースであり、例えば外部のディスプレイ、マウス、文字入力用のキーボード、操作パネル等を接続するためのインタフェースが用意される。
DSP20は、波形I/O19から入力する音響信号に対し、設定されているマイクロプログラム及びその処理パラメータを定めるカレントデータに従った信号処理を施すモジュールである。このDSP20は、1つのプロセッサによって構成してもよいし、複数のプロセッサを接続して構成してもよい。
次に、PC30における信号処理構成の編集方式について説明する。図2は、PC30のディスプレイに表示させる信号処理構成の編集画面の例を示す図である。
ユーザがPC30に上記の編集プログラムを実行させると、PC30はディスプレイにグラフィック表示の表示画面として図2に示すようなCAD(Computer Aided Design)画面を表示させ、ユーザからの編集指示を受け付ける。そして、この画面においては、編集中の信号処理構成を、その構成要素であるDynamicFilter,AutoMixer2,Mixer402等のコンポーネント(A)と、コンポーネントの出力端子(B)と入力端子(C)とを結ぶ結線(D)とによってグラフィカルに表示している。なお、コンポーネントの左側に表示した端子が入力端子、右側に示した端子が出力端子である。そして、ミキサエンジン10への入力を示すコンポーネントは出力端子のみを有し、ミキサエンジン10からの出力を示すコンポーネントは入力端子のみを有し、それ以外のコンポーネントは全て入力端子と出力端子の両方を有する。
ユーザは、この画面において、「Component」メニューの操作で表示されるコンポーネントリストの中から信号処理構成に加えたいコンポーネントを選択して画面上に配置し、配置された複数のコンポーネントの任意の出力端子と任意の入力端子との間の結線を指定することにより、信号処理構成を編集することができる。そして、編集した結果は、「File」メニューの「保存」を実行指示することによりコンフィグレーション(コンフィグ)として保存され、さらに「File」メニューの「コンパイル」を実行指示することによりコンフィグデータの一部のデータ形式をミキサエンジン用のデータ形式に変換した上でミキサエンジン10に転送して記憶させることもできる。
なお、PC30は、編集中に、画面上の信号処理構成に従った信号処理に必要なリソースの量を計算しており、これがミキサエンジン10に備えるDSP20のリソースを上回った場合には、そのような処理は行えないため、ユーザにその旨を通知する。
また、信号処理構成に含まれる各コンポーネントについて、そのコンポーネントが信号処理構成に新規に配置されコンパイルされた段階で、その動作パラメータ(例えばミキサであれば各入力のレベル等)を記憶するための記憶領域がカレントデータを記憶するカレントシーン内に用意されると共にその動作パラメータとして所定の初期値が与えられる。
そして、その後ユーザが各コンポーネントについて設けたパラメータ制御パネルを操作することにより、そのパラメータ記憶領域に記憶された動作パラメータを編集することができる。また、ここで編集した結果のカレントシーンに記憶されたパラメータは、コンフィグレーション内のシーンメモリにそのコンフィグレーションに関する設定データであるシーンとして複数記憶しておき、コンフィグレーションに従ってミキサエンジン10に信号処理を行わせる際にカレントシーンに任意に呼び出すことができる。
さらに、ユーザは、ミキサエンジン10とPC30の動作モードとして非オンラインモードとオンラインモードのいずれかを設定可能である。非オンラインモードでは、ミキサエンジン10とPC30とは互いに独立して動作し、オンラインモードでは相互にカレントメモリの動作パラメータ等の同期を取りながら動作を行う。ミキサエンジン10の信号処理構成とPC30の信号処理構成が一致する場合にのみオンラインモードへの移行が可能であり、オンラインモードでは、カレントシーンのデータがミキサエンジン10とPC30とで同じになるよう制御(同期化)される。
また、オンラインモードへ移行するときに、ユーザは、ミキサエンジン10側のカレントシーンとPC30側のカレントシーンのいずれを同期化後のカレントシーンとして使用するかを選択することができ、さらに、シーンメモリの記憶内容についても同期化するよう指示することができる。
オンラインモードへの移行後は、PC30側で行われた操作が直ちにミキサエンジン10の動作に反映され、逆にミキサエンジン10の操作子15で行われた操作が直ちにPC30の動作に反映され、双方のカレントシーンの内容が同一になるよう制御される。なお、上述した「コンパイル」の実行時に自動的にオンラインモードへ移行し、PC30側で信号処理構成が変更された時に自動的に非オンラインモードへ移行するようにしてもよい。
次に、以上のようなミキサシステムにおいて用いる、この発明に関連するデータの構成について説明する。
まず、図3にPC30側で使用するデータの構成を示す。
この図に示すように、PC30のOS上で上記の編集プログラムを実行すると、PC30はその編集プログラムによって規定されるメモリ空間にプリセットコンポーネントデータとコンフィグデータとを記憶させる。
このうち、プリセットコンポーネントデータは、信号処理を編集する際に用いることができるコンポーネントのデータのセットであり、ユーザがカスタマイズできるようにしてもよいが、基本的にはメーカーが供給するものである。そして、データセット全体としてのバージョン管理を行うためのバージョン情報であるプリセットコンポーネントセットバージョンのデータと、そのデータセットを構成する複数のコンポーネントの各種類毎に用意されたPC用プリセットコンポーネントデータとを含む。
各PC用プリセットコンポーネントデータは、コンポーネントの性質や機能を示す情報であって、コンポーネントを識別するためのプリセットコンポーネントヘッダ、コンポーネントの入力や出力およびコンポーネントが扱うデータや動作パラメータの構成を示す構成情報、ユーザの数値入力操作に応じて上述したカレントないしシーンメモリの各シーンにおける各コンポーネントの個別の動作パラメータの値を変更する処理を行うためのパラメータ処理ルーチン、同シーンにおける各コンポーネントの動作パラメータを表示用のテキストデータや特性グラフに変換するための表示・編集用処理ルーチンとを含む。
そして、プリセットコンポーネントヘッダには、プリセットコンポーネントの種類を示すプリセットコンポーネントID及びそのバージョンを示すプリセットコンポーネントバージョンの情報を含み、これらによってプリセットコンポーネントを特定することができる。
また、上記の構成情報には、コンポーネントの入出力の構成を示す入出力構成情報やコンポーネントが扱うデータやパラメータの構成を示すデータ構成情報の他、コンポーネントの名前、編集画面にコンポーネント自身を表示する際の色や形状等の外観及びそのコンポーネントの動作パラメータを編集するためにディスプレイに表示する制御パネルのデザインや制御パネル上のつまみや特性グラフの配置を示すPC用表示データ等も含む。
ここで、このPC用プリセットコンポーネントデータのうち、構成情報中の、グラフィック表示の編集画面における編集に必要なPC用表示データや、表示・編集処理ルーチン中の、制御パネルに特性をグラフで表示するためのルーチン等、ミキサエンジン10側の動作には必要ないデータが第1の要素データであり、それ以外のデータに、DSP20を動作させて各コンポーネントとして機能させるためのマイクロプログラムを加えたデータが、第2の要素データに相当する。
一方、コンフィグデータは、ユーザが編集した信号処理構成を示すデータであり、ユーザが編集結果の保存を選択した場合、その時点での信号処理構成及び設定値等が1つのPC用コンフィグデータとして保存される。そして、各PC用コンフィグデータは、コンフィグデータを識別するためのコンフィグヘッダ、編集された信号処理構成の内容を示すPC用CADデータ、および上述した設定データであるシーンを含む。
このうち、コンフィグヘッダには、コンフィグデータを新規に保存する場合にユニークにつけるコンフィグID、コンフィグデータを改変した場合に変更してバージョンを示すコンフィグバージョン、コンフィグデータを作成した編集プログラムのバージョンを示すシステムバージョンの情報等を含む。
また、PC用CADデータには、編集された信号処理構成に含まれる各コンポーネントについてのコンポーネントデータと、それらのコンポーネント間の結線状態を示す結線データとが含まれる。なお、信号処理構成に同じ種類のプリセットコンポーネントが複数含まれる場合には、それら各々に対して別々のコンポーネントデータを用意する。
そして、各コンポーネントデータは、そのコンポーネントがどのプリセットコンポーネントに該当するかを示すコンポーネントID、同じくどのバージョンのプリセットコンポーネントに該当するかを示すコンポーネントバージョン、そのコンポーネントが含まれる信号処理構成においてそのコンポーネントにユニークに付したIDであるユニークID、そのコンポーネントの入力端子に入力する信号に与える遅延時間である調整遅延時間の各入力端子についての設定値を含むプロパティデータ、およびPC30側の編集画面で該当するコンポーネントが配置されている位置等を示すPC用表示データを含む。
また、結線データには、編集された信号処理構成に含まれる複数の結線の各結線について、どのコンポーネントのどの出力端子からどのコンポーネントのどの入力端子へ結線が行われているかを示す接続データ、およびPC30側の編集画面におけるその結線の形状や配置を示すPC用表示データを含む。
また、シーンメモリの各シーンは、信号処理構成の各コンポーネントに関するパラメータであるコンポーネントシーンの集合体であり、各コンポーネントシーンにおけるデータの形式や配列は、PC用CADデータに含まれるそのコンポーネントのコンポーネントIDとコンポーネントバージョンで特定される、プリセットコンポーネントのPC用プリセットコンポーネントデータ中のデータ構成情報によって定義される。
以上がPC30側で使用する主なデータであり、これらのデータは、HDD(ハードディスクドライブ)等の不揮発性記憶手段に記憶させておき、必要な時にRAMに読み出して使用するようにしてもよい。
また、以上のデータ以外にも、PC30においては、現在有効なコンフィグにおける現在有効な設定データであるカレントシーンも記憶している。そして、カレントシーンのデータは、上述したシーンメモリの各シーンと同一構成であり、制御パネル等により信号処理構成の1つのコンポーネントの制御パラメータを編集する際には、このカレントシーンのそのコンポーネントの制御パラメータを変更して編集を行い、その結果をシーンメモリに1つのシーンとして保存することができる。
さらに、PC30には、上述した「コンパイル」の処理でコンフィグデータをミキサエンジン10に転送する際にPC用CADデータからエンジン転送用CADデータを形成するためのバッファも用意している。なお、エンジン転送用CADデータは、PC用CADデータから、上述したコンポーネントや結線のPC用表示データのような、ミキサエンジン10側では使用しないデータを削除し、さらにデータ間の不使用部分を詰めてパッキングすることにより形成される。
次に、図4にミキサエンジン10側に記憶させるデータの構成を示す。
この図に示すように、ミキサエンジン10側でも、主要なデータとして、プリセットコンポーネントデータとコンフィグデータとを記憶させている。ただし、プリセットコンポーネントデータはフラッシュメモリ12に、コンフィグデータはRAM13に記憶させ、その構成内容はPC30側とは若干異なる。そこで、PC30側に記憶させるデータとの相違点を中心に説明する。
図4に示すように、ミキサエンジン10側のプリセットコンポーネントデータは、エンジン用プリセットコンポーネントデータを含む。そして、このエンジン用プリセットコンポーネントデータは、ミキサエンジン10に各コンポーネントに関する音響信号処理を行わせるための第3の要素データであり、まず、表示・編集用ルーチンの一部に代えて、DSP20を動作させてそのコンポーネントとして機能させるためのマイクロプログラムを含む点でPC用のものと異なる。
また、ミキサエンジン10側では、信号処理構成の編集や動作パラメータの特性グラフの表示は行わないため、PC用の構成情報に含まれていたPC用表示データやPC用の表示・編集用ルーチンのうち、特性グラフの表示を行うルーチン等の一部のルーチンは含まれない。なお、ミキサエンジン10側でも、表示器14にパラメータの設定値を表示させ、操作子15によって編集できるようになっており、そのため、PC用の表示・編集用ルーチンのうちの動作パラメータの値を表示用のテキストデータに変換するためのルーチンが必要となるが、このルーチンはパラメータ処理ルーチンに含まれている。
これ以外の点は、PC30側のプリセットコンポーネントデータと同様であり、IDやバージョンについては、PC30側の対応するセットやコンポーネントと同じものを用い、対応関係が認識できるようにしている。
次に、コンフィグデータについては、エンジン用コンフィグデータは、PC用CADデータに代えてエンジン用CADデータを含む点がPC30用のものと異なる。ここで、エンジン用CADデータは、PC30から受信したエンジン転送用CADデータを記憶したものであり、上述したように、PC用CADデータからPC用表示データを削除してパッキングしたものである。
これ以外の点は、PC30側のコンフィグデータと同様であり、IDやバージョンについては、やはりPC30側の対応するコンフィグやコンポーネントと同じものを用い、対応関係が認識できるようにしている。
なお、ミキサエンジン10は、PC30において編集された信号処理構成に基づいて音響信号を処理するものである。そのため、CPU11は、PC30から受け取ったエンジン用CADデータに基づいてDSP20に実行させるマイクロプログラムを形成するようになっており、そのための作業領域としてマイクロプログラム形成バッファを用意している。
マイクロプログラムの形成処理では、まず、エンジン用CADデータに含まれる各コンポーネントのコンポーネントIDとコンポーネントバージョンにより特定されるプリセットコンポーネントデータから上述したマイクロプログラムを順次読み出し、各コンポーネントに動作に必要な入出力レジスタ、遅延メモリ、記憶レジスタなどのリソース割り当てを行い、割り当てたリソースに基づいてそのマイクロプログラムを加工してマイクロプログラム形成バッファに書き込む。
その際、各コンポーネントには、エンジン用CADデータに含まれる調整遅延時間の設定に応じてディレイ用のリソースも割り当てられ、そのマイクロプログラムには、各入力端子の調整遅延時間の設定に応じたディレイプログラムが付加される。さらに、エンジン用CADデータに含まれる結線データに基づいて、各コンポーネントの入出力端子に対応した入出力レジスタの間のデータの受け渡しプログラムをマイクロプログラム形成バッファに書き込むことによりDSP20に与えるマイクロプログラムが完成する。
ここで、リソースの割り当てに基づいてマイクロプログラムを加工しているのは、ミキサエンジン10に備えたDSP20のアーキテクチャに対応させたものであり、別のアーキテクチャであれば、マイクロプログラム自体を加工する代わりに、例えば、割り当てたリソースに応じたパラメータをDSP20に設定するようにすべき場合もある。
ここで、PC30からミキサエンジン10に転送し、ミキサエンジン10においてそのコンポーネントに関する信号処理を行わせるための第2の要素データ、すなわち、図4に示したエンジン用プリセットコンポーネントデータに相当するデータについては、PC30側にPC用プリセットコンポーネントデータとは別の独立したデータとして記憶するようにしてもよいし、あるいは、PC用プリセットコンポーネントデータ内に各コンポーネントの一部として記憶するようにしてもよい。後者の場合は、第2の要素データをミキサエンジンに転送するときに、PC用プリセットコンポーネントデータから不要なデータを落として第2の要素データを作成する。この場合、不要なデータを落とさずに第2の要素データとして転送するよう設計することも可能だが、それを記憶するミキサエンジン10のフラッシュメモリの容量に限りがあるのであまり望ましくはない。
次に、図1に示したミキサシステムにおける動作状態の遷移について図5を用いて説明する。図5は、そのミキサシステムにおけるPCの動作状態の遷移の概略を示す状態遷移図である。
この図に示すように、PC30は、上述した編集プログラムが起動されると、まず編集装置として機能するための初期設定を行い、続いてミキサエンジン10と未接続のオフライン処理状態(非オンラインモード)に移行する。これはまだミキサエンジン10の接続が検出されていない状態であり、PC30は、ミキサエンジン10の接続が行われていないかどうか、PC30側のインタフェースを定期的にチェックする。この状態では、ユーザは、図2に示したような編集画面において信号処理構成の編集を行うことができるが、編集した信号処理構成をミキサエンジン10に転送することはできない。
そして、この状態からミキサエンジン10との接続開始を検出すると、接続ありのオフライン処理状態に移行し、この状態ではユーザは、信号処理構成の編集に加え、編集した信号処理構成をコンフィグレーションとしてミキサエンジン10に転送することができる。ここで、接続開始が検出される場合とは、例えば編集プログラムの動作中にPC30と動作中のミキサエンジン10とが物理的に接続された場合、編集プログラムの動作中にPC30と物理的に接続されているミキサエンジンン10の電源がONされた場合、動作中のミキサエンジン10と物理的に接続されたPC30上で編集プログラムが起動された場合などである。
そして、ここで接続ありのオフライン処理状態に移行する際に、PC30側に記憶しているプリセットコンポーネントデータとミキサエンジン10側に記憶しているプリセットコンポーネントデータのIDやバージョン情報を比較してそれらの整合性をチェックし、整合していなかった場合に更新処理を行うようにしている。
また、接続ありのオフライン処理状態では、ユーザはオンライン制御処理状態(オンラインモード)への移行を指示することができる。そして、この指示に応じて、PC30とミキサエンジン10のコンフィグデータ等が整合するか否かがチェックされ、整合する場合のみオンライン制御処理状態へ移行できる。整合しなかった場合には、ユーザに対してその旨の警告を行い、オンライン処理への移行は行わない。なお、整合しない場合であっても、ユーザにコピー方向を指定させ、その整合しないデータをPC30とミキサエンジン10との間で転送し、整合性を確保してからオンライン制御処理状態へ移行できるようにしてもよい。
このコンフィグデータ等の確認は、PC30とミキサエンジン10とで信号処理構成が一致するか否かの確認であり、最低限としては、PC30とミキサエンジン10とで、現在選択されているコンフィグデータに含まれるCADデータと、その動作パラメータであるカレントシーンとが整合していればよい。
ここで、PC30とミキサエンジン10とでCADデータ及びカレントシーンを比較するためには、その前提としてPC30とミキサエンジン10とでプリセットコンポーネントが整合している必要がある。また、CADデータに関しては、PC用CADデータとエンジン用CADデータが同じ信号処理構成を示している状態を整合しているといい、カレントシーン及びシーンメモリの各シーンに関しては、そのシーンの全動作パラメータが相互に一致する状態を整合しているという。
CADデータとカレントシーンとが整合している場合、オンライン制御処理状態のままで制御パネルによる動作パラメータの編集を行うことができる。さらに、オンライン制御処理状態のままでシーンリコールを行えるようにしたければ、コンフィグデータの整合性のチェックにおいて、PC30とミキサエンジン10とで現在選択されているコンフィグデータ全体とカレントシーンとを整合させるようにすればよい。さらに、コンフィグデータの切り換えも行えるようにしたければ、図3及び図4に示されるPC30とミキサエンジン10の全コンフィグデータ1〜Ncfとカレントシーンとを整合させるようにすればよい。
CAD画面による信号処理構成の編集を行うとコンフィグデータの整合性が失われるため、オンライン制御処理状態では、ユーザは、信号処理構成の変更を行うことは禁止されている。ミキサエンジン10は、PC30で選択されているコンフィグデータとの整合性が確認されたコンフィグデータに基づいて、カレントシーンの制御パラメータを用いながら信号処理を行い、またその実行中に制御パネルによってそのカレントシーンの制御パラメータを編集することができる。
また、オンライン制御処理状態においてオンライン制御終了の指示があると、接続ありのオフライン状態に移行する。オンライン制御処理状態あるいは接続ありのオフライン処理状態において、接続終了すなわち切断を検出すると、未接続のオフライン処理状態に移行する。
PC30は、編集プログラムの実行中は、以上のように状態を遷移させながら、ユーザからの指示に従ってミキサエンジン10に実行させる信号処理の構成の編集や、その信号処理構成に基づいたミキサエンジン10の動作制御等の処理を行う。
次に、上述したPC30におけるプリセットコンポーネントデータの整合性チェック及び更新の処理について説明する。図6に、この処理のフローチャートを示す。
図1に示したミキサシステムにおいて、メーカーでプリセットコンポーネントが新規に開発されたり改良されたりした場合、その変更は、編集プログラムのバージョンアップという形で提供することができる。そして、このようにした場合、バージョンアップ後の編集プログラムには、新規に開発された又は改良されたプリセットコンポーネントのデータを含むPC用ないしエンジン用プリセットコンポーネントデータを含んでいる。そして、これをPC30にインストールすると、これらのデータがPC30に記憶される。
この状態でPC30が編集プログラムを実行すると、PC30がミキサエンジン10におけるプリセットコンポーネントデータの更新を指示された場合に、図6のフローチャートに示す処理を行ってプリセットコンポーネントデータの整合性チェック及び更新を行う。例えば、PC30がミキサエンジン10との接続開始を検出した場合に、上記の更新が指示されたものとして処理を開始するとよい。
そして、この処理においては、まずステップS1及びS2で、PC30側とミキサエンジン10側のプリセットコンポーネントセットのバージョン情報を比較し、PC30側のバージョンの方が古ければ、ステップS3からS13に進み、ディスプレイにPC30側のプリセットコンポーネントデータ(又はこれを含む編集プログラム)の更新が必要である旨の表示を行ってユーザに更新を促す。このミキサシステムでは、PC30側とミキサエンジン10側とでプリセットコンポーネントデータに含まれるコンポーネントが一致しないと、ミキサエンジン10の制御を正常に行えないが、PC30側の編集プログラムは比較的容易にバージョンアップすることができるので、このようにしている。
ただ、ミキサエンジン10側のプリセットコンポーネントデータの更新は、編集プログラムのバージョンアップされたPC30から新しいデータを送信することにより行われているため、このような事態はあまり起こらない。しかしながら、例えば、PC30が複数台あって、ミキサエンジン10にそのうちの編集プログラムをバージョンアップしたPC30を接続した後、未だバージョンアップしていない別のPC30を接続した場合等には、このようなことも起こりうる。
一方、PC30側のバージョンの方が古いということがなければ、ステップS3からステップS4以下に進む。そして、ステップS10までの処理で、PC側の各プリセットコンポーネントデータを順次対象とし、ミキサエンジン側に対象と同じIDのプリセットコンポーネントデータがないか(S5)、または同じIDのものがあってもミキサエンジン側の方がバージョンが古い場合(S6)に、そのIDと対応するプリセットコンポーネントデータを更新する。そして、この更新は、ディスプレイにデータを転送中である旨の表示を行い、PC30が記憶している転送用のプリセットコンポーネントデータをミキサエンジン10に転送して、エンジン用プリセットコンポーネントデータとしてフラッシュメモリ12に記憶させることによって行う(S7,8)。
PC側の全てのプリセットコンポーネントデータについて以上の処理が完了すると、更新が必要なプリセットコンポーネントデータは全て更新されるので、ステップS11以下に進み、更新がなされた場合にミキサエンジン10側のプリセットコンポーネントセットのバージョン情報を更新後のものに更新して終了する。既に更新がなされており、PC30側とミキサエンジン10側とでデータが整合していた場合には、改めて更新を行うことはないが、この場合にはそのまま処理を終了する。
以上の処理において、ステップS5及びS6の処理が比較手順の処理であり、ステップS7及びS8の処理が更新手順の処理である。
以上の処理をPC30に実行させるようにすることにより、編集プログラムのバージョンアップがなされ、コンポーネントが新規に開発されたり、改良されたりした場合でも、これをPC30側に一度インストールして起動し、ミキサエンジン10と接続するのみで、ミキサエンジン10側のコンポーネントに関するデータも自動的に更新することができる。従って、ミキサシステム全体についての更新作業を容易に行うことができる。
また、新規に開発されたり改良されたりしたコンポーネントについて、プリセットコンポーネントデータを1コンポーネント単位で差替えることもできる。そして、このようなことが可能になったのは、プリセットコンポーネントデータを、図3及び図4に示したような、プリセットコンポーネント毎にヘッダ、構成情報、処理ルーチンないしプログラムで構成されるデータとし、各プリセットコンポーネントデータの独自性を高めると共に、各プリセットコンポーネントデータにコンポーネントIDとバージョン情報を付与して各プリセットコンポーネント毎にバージョンを管理できるようにしたためである。
なお、図6に示した処理において、ステップS5の処理はコンポーネントが追加された場合の更新に、ステップS6の処理はコンポーネントが改良(バージョンアップ)された場合の更新に対応する処理であり、これらを両方行うことは必須ではない。
また、ステップS3の判断を、コンポーネントセットのバージョン情報の比較ではなく、各プリセットコンポーネントのIDとバージョンの比較により行うようにしてもよい。このようにした場合、IDが同じプリセットコンポーネントでPC30側の方がバージョンが古いものがあったり、ミキサエンジン10側にあってPC30側にないプリセットコンポーネントがあったりした場合には、ステップS3の判断がYESになる。
また、ミキサエンジン10との接続開始時に加え、またはこれに代えて、オンライン制御処理状態への移行時、あるいはユーザが指示した任意のタイミング等でも、ミキサエンジン10におけるプリセットコンポーネントデータの更新を指示されたものとし、PC30が必要と判断した場合に適宜上記のプリセットコンポーネントデータの整合性チェック及びそれに続くプリセットデータの更新を行うようにしてもよい。
さらに、ここではプリセットコンポーネントの変更はバージョンアップ方向にみである例について説明したが、過去に作成したデータを再現したい等の目的のために、バージョンダウン方向への変更を許すようにしてもよい。ただし、その場合であっても、通常の変更はバージョンアップ方向のみとしておき、ユーザがバージョンダウンを明確に指示した場合のみ、バージョンダウン方向への変更を可能とするのがよい。
さらにまた、図6には、コンポーネントが追加や改良されていた場合に必ず更新を行う例を示したが、更新を行う前に、ディスプレイにダイアログボックスを表示し、更新の可否をユーザに確認するようにしてもよい。
このようにした場合、ユーザが更新を行わないことを選択したコンポーネントについては、次回以降に不整合が検出された場合でも、ユーザに再度確認することなく、更新しないようにするとよい。
また、過去に更新を行わないことが選択されたコンポーネントについても、ユーザの指示に応じて任意に選択して更新を行うことができるようにしてもよい。
また、コンポーネントを必須なものと必須でないものとに分け、必須でないコンポーネントのデータは、ミキサエンジンやPCから削除できるようにしてもよい。この場合には、削除したコンポーネントに関しては不整合が検出された場合でも更新や警告を行わないようにするとよい。
ところで、上記のように、不整合が検出された場合でも更新を行わない選択を可能にした場合には、ミキサエンジン10の動作に不都合が生じる場合がある。そこで、コンフィグレーションをPC30からミキサエンジン10に転送する際に、PC30に図7のフローチャートに示す処理を実行させるようにするとよい。
この処理においては、PC30は、転送しようとしているコンフィグデータに従ってミキサエンジンを動作させるために必要なプリセットコンポーネントデータがミキサエンジン10側に全て記憶されているか否か判断し(S22)、記憶されていればPC30側のPC用コンフィグデータを、ミキサエンジン10に記憶させるためのエンジン用コンフィグデータに変換した上で、ミキサエンジン10に転送する(S23)。また、記憶されていなかった場合には、ディスプレイに、必要なプリセットコンポーネントがミキサエンジン10に記憶されていない旨のエラー表示を行う(S24)。このとき、不足しているコンポーネントの名称やIDも共に表示するようにするとよい。
以上のような処理を行うことにより、ミキサエンジン10側で動作に必要なコンポーネントが不足している場合に、ユーザに警告して更新を促すことができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明は以上の実施形態に限定されるものではない。例えば、新規に開発されたり改良されたりしたプリセットコンポーネントデータを、単独でPC30に記憶させることができるようにしてもよい。また、データの構成は図3及び図4に示したものに限られないし、ミキサシステムの編集装置として、PC30ではなく専用の編集装置あるいは制御装置を用いてもよい。音響信号処理装置も、1台とは限らず、複数台を編集装置に同時に接続するようにしてもよい。この場合、更新処理は編集装置が接続開始を検出した音響信号処理装置毎に行うことになる。
以上の説明から明らかなように、この発明の構成要素データの管理方法を適用することにより、音響信号処理システムにおいて、編集装置側と音響信号処理装置側双方の信号処理の構成要素のデータを更新する作業を、容易に行うことができるようにすることができる。従って、データ更新時の労力が少ない音響信号処理システムを提供することができる。
この発明の構成要素データの管理方法を適用するミキサシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示したPCのディスプレイに表示させる信号処理構成の編集画面の例を示す図である。 この発明に関連するデータのうち、PC側で使用するデータの構成を示す図である。 同じくミキサエンジン側で使用するデータの構成を示す図である。 図1に示したミキサシステムにおけるPCの動作状態の遷移の概略を示す状態遷移図である。 図1に示したPCが実行するプリセットコンポーネントデータの整合性チェック及び更新の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施形態の変形例において図1に示したPCに実行させる、コンフィグレーションをPCからミキサエンジンに転送する際の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…ミキサエンジン、11…CPU、12…フラッシュメモリ、13…RAM、14…表示器、15…操作子、16…PCI/O、17…MIDII/O、18…その他I/O、19…波形I/O、20…DSP、21…システムバス、30…PC、40…CAD画面、A…コンポーネント、B…出力端子、C…入力端子、D…結線

Claims (6)

  1. 編集装置が、音響信号処理装置において行われる、それぞれ入力端子ないし出力端子を有する複数の構成要素と、該構成要素の出力端子と入力端子との間を結ぶ結線とからなる信号処理の内容を、グラフィック表示の表示画面において受け付けた指示に従って編集し、前記音響信号処理装置にその編集内容に従った信号処理を行わせる音響信号処理システムにおいて、前記信号処理の編集に使用する構成要素のデータを管理する構成要素データの管理方法であって、
    前記構成要素の各々について、
    前記編集装置に、当該編集装置において前記表示画面を用いた前記信号処理の編集の中でその構成要素に関する編集を行うための第1の要素データと、前記音響信号処理装置にその構成要素に関する信号処理を行わせるための第2の要素データとを記憶させると共に、
    前記音響信号処理装置に、当該音響信号処理装置において前記編集装置で編集された信号処理を行う際に、該信号処理の中のその構成要素に関する信号処理を行うための第3の要素データを記憶させ、
    前記各構成要素に係る第1及び第3の要素データに、その構成要素についての識別情報を付し、
    前記編集装置に、前記第3の要素データの更新が指示された場合に、
    当該編集装置が記憶している第1の要素データに付された識別情報と、前記音響信号処理装置が記憶している第3の要素データに付された識別情報とを比較する比較手順と、
    該手順において、前記第1の要素データのみに付された識別情報を検出した場合に、その識別情報に係る構成要素についての前記第2の要素データを前記音響信号処理装置に転送し、前記第3の要素データとして記憶させる更新手順とを実行させることを特徴とする構成要素データの管理方法。
  2. 編集装置が、音響信号処理装置において行われる、それぞれ入力端子ないし出力端子を有する複数の構成要素と、該構成要素の出力端子と入力端子との間を結ぶ結線とからなる信号処理の内容を、グラフィック表示の表示画面において受け付けた指示に従って編集し、前記音響信号処理装置にその編集内容に従った信号処理を行わせる音響信号処理システムにおいて、前記信号処理の編集に使用する構成要素のデータを管理する構成要素データの管理方法であって、
    前記構成要素の各々について、
    前記編集装置に、当該編集装置において前記表示画面を用いた前記信号処理の編集の中でその構成要素に関する編集を行うための第1の要素データと、前記音響信号処理装置にその構成要素に関する信号処理を行わせるための第2の要素データとを記憶させると共に、
    前記音響信号処理装置に、当該音響信号処理装置において前記編集装置で編集された信号処理を行う際に、該信号処理の中のその構成要素に関する信号処理を行うための第3の要素データを記憶させ、
    前記各構成要素に係る第1及び第3の要素データに、その構成要素についての識別情報及びバージョン情報を付し、
    前記編集装置に、前記第3の要素データの更新が指示された場合に、
    当該編集装置が記憶している第1の要素データに付された識別情報及びバージョン情報と、前記音響信号処理装置が記憶している第3の要素データに付された識別情報及びバージョン情報とを比較する比較手順と、
    該手順において、前記第1の要素データと前記第3の要素データとで共通の識別情報が付されているがそれらのバージョン情報が異なるものが発見された場合に、その識別情報に係る構成要素についての前記第2の要素データを前記音響信号処理装置に転送し、前記第3の要素データとして記憶させる更新手順とを実行させることを特徴とする構成要素データの管理方法。
  3. 請求項1又は2記載の構成要素データの管理方法であって、
    前記編集装置及び前記音響信号処理装置にぞれぞれ、記憶している要素データ全体についてのバージョン情報であるセットバージョン情報を記憶させ、
    前記編集装置に、自身と前記音響信号処理装置とにそれぞれ記憶しているセットバージョン情報を比較し、前記音響信号処理装置に記憶している要素データの方がバージョンが新しい場合に、前記音響信号処理装置の制御を中止すると共に、ユーザに自身に記憶している要素データの更新を促す手順を実行させることを特徴とする構成要素データの管理方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項記載の構成要素データの管理方法であって、
    前記第1の要素データには、前記表示画面に表示される前記構成要素の名前及び外観に関するデータを含むことを特徴とする構成要素データの管理方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項記載の構成要素データの管理方法であって、
    前記第2及び第3の要素データには、前記音響信号処理装置に備える信号処理回路に前記編集装置で編集された信号処理を実行させる際に、その信号処理の中の前記構成要素に係る信号処理を実現させるためのマイクロプログラムと、その構成要素に係る信号処理において使用する動作パラメータの構成を示す構成情報とを含むことを特徴とする構成要素データの管理方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項記載の構成要素データの管理方法であって、
    前記編集装置が前記音響信号処理装置との接続開始を検出した場合に、前記第3の要素データの更新が指示されたものとするようにしたことを特徴とする構成要素データの管理方法。
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