JP4193764B2 - 制御装置及びプログラム - Google Patents
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Description
このようなミキサエンジン及びアプリケーションソフトについては、例えば非特許文献1に記載されている。
さらに、これらのコントロール画面中の任意の操作子を複製して配置できる編集可能な操作パネルとして、ユーザコントロールを作成できる機能も記載されている。そして、このようなユーザ制御画面上に配置した操作子を操作することにより、複製元の操作子と対応するパラメータの値を制御し、ミキサエンジンにその値に従った信号処理を実行させることができる。
「DIGITAL MIXING ENGINE DME32 取扱説明書」,ヤマハ株式会社,2001年,p.23−66,71,192−194
また、ユーザコントロール中において、パラメータを保存した後で対応する操作子が削除されることもある。そして、このような場合に保存したパラメータをそのまま呼び出してしまうとすると、ユーザコントロール中の操作子とは関係ないパラメータまで呼び出してしまうことになるという問題もあった。
また、この発明のプログラムは、コンピュータを上記のいずれかの制御装置として機能させるためのプログラムである。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータをこのような制御装置として機能させ、同様な効果を得ることができる。
まず、図1を用いて、この発明の制御装置であるPCと、音響信号処理装置であるミキサエンジンとを備えたミキサシステムの構成例について説明する。図1はそのミキサシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、このミキサシステムは、ミキサエンジン10とPC30とによって構成される。PC30は、ハードウェアとしては、CPU,ROM,RAM等及び表示手段としてディスプレイを有する公知のPCであり、WindowsXP(登録商標)などのオペレーティングシステム(OS)が動作するPCを用いることができる。また、そのOS上のアプリケーションプログラムとして所要の制御プログラムを実行させることにより、ミキサエンジン10における信号処理の構成を編集し、その編集結果をミキサエンジン10に転送し、編集した信号処理構成に従って動作させる制御装置として機能させることができる。そして、以下に説明するPC30の動作や機能は、特に断らない限り、この制御プログラムの実行により実現されるものとする。
フラッシュメモリ12は、CPU11が実行する制御プログラムや後述するプリセットコンポーネントデータ等を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段である。
表示器14は、液晶ディスプレイ(LCD)等によって構成される表示手段である。そして、ミキサエンジン10の現在の状態を示す画面、後述するプリセットの参照,変更,保存等を行うための画面等を表示する。
操作子15は、キー、スイッチ、ロータリーエンコーダ等によって構成され、ユーザがミキサエンジン10を直接操作してプリセットの編集等を行うための操作子である。
MIDII/O17は、MIDI規格に従ったデータを授受するためのインタフェースであり、例えば、MIDIに対応した電子楽器あるいはMIDIデータを出力するアプリケーションプログラムを備えたコンピュータ等と通信を行うために用いる。
DSP20は、波形I/O19から入力する音響信号に対し、設定されているマイクロプログラム及びその処理パラメータを定めるカレントシーンに従った信号処理を施すモジュールである。このDSP20は、1つのプロセッサによって構成してもよいし、複数のプロセッサを接続して構成してもよい。
またこの場合、信号処理構成やパラメータの値を示すデータは、PC30側で各ミキサエンジンと対応する部分に分割し、各ミキサエンジンには、それぞれそのミキサエンジンの担当範囲のデータを転送するようにするとよい。あるいは、全ミキサエンジンに対して全ミキサエンジン分のデータを送信し、そのデータを受信した各ミキサエンジンが、そのデータ中から自ミキサエンジンの担当範囲のデータを取り込むようにしてもよい。
ユーザがPC30に上記の制御プログラムを実行させ、必要な指示を行うと、PC30はディスプレイにグラフィック表示の編集画面として図3に示すようなCAD(Computer Aided Design)画面40を表示させ、ユーザからの編集指示を受け付ける。そして、この画面においては、編集中の信号処理構成を、その構成要素である4bandPEQ,Compressor,Mix804等のコンポーネント(A)と、コンポーネントの出力端子(B)と入力端子(C)とを結ぶ結線(D)とによってグラフィカルに表示している。
なお、コンポーネントの左側に表示した端子が入力端子、右側に示した端子が出力端子である。そして、ミキサエンジン10への入力を示すコンポーネントは出力端子のみを有し、ミキサエンジン10からの出力を示すコンポーネントは入力端子のみを有し、それ以外のコンポーネントは全て入力端子と出力端子の両方を有する。
ここで、Input及びOutputのコンポーネントの各端子は、波形I/O19の入出力チャンネルを示し、Netoutコンポーネントの各端子は、カスケードI/O21から他のミキサエンジンへの信号出力を示す。そして、ここには示していないが、カスケードI/O21への他のミキサエンジンからの信号入力を示すNetinコンポーネントも配置可能である。
また、複数のミキサエンジンを協同的に動作させて実行させる信号処理構成を編集する場合には、各ミキサエンジンについてCAD画面40を表示させ、エンジン毎の信号処理構成を編集することができる。
なお、PC30は、編集中に、画面上の信号処理構成に従った信号処理に必要なリソースの量を計算しており、これが編集対象のミキサエンジン10に備えるDSP20のリソースを上回った場合には、そのような処理は行えないため、ユーザにその旨を通知する。
なお、上述した「コンパイル」の実行時に自動的にオンラインモードへ移行するようにしてもよい。また、PC30側で信号処理構成が変更された場合には、自動的に非オンラインモードへ移行するようにするとよく、ここではこのようにしている。あるいは、オンラインモードへの移行をユーザの操作により別途指示するようにしてもよい。
そして、その後ユーザが、各コンポーネントについて用意されているコントロール画面を操作することにより、そのパラメータ記憶領域に記憶されたパラメータの値を編集することができる。また、ここで編集したパラメータの値は、後述するようにライブラリ中のプリセットとして記憶させることができる。
このコントロール画面60は、つまみ61、グラフ表示部62、キー63等の種々の部品を画面の枠内に配置して構成されている。そして、ユーザは、つまみ61やキー63等の操作子を、ポインティングデバイスやキーボードを用いて操作することにより、コントロール画面60と対応するコンポーネントに係るパラメータの値を設定することができる。また、パラメータの値や内容は、グラフ表示部62のような表示部に表示させて確認することができる。
このようなコントロール画面が、第1の制御画面である。
しかし、このミキサエンジンにおいては、コンポーネント毎のコントロール画面の他、ユーザが編集可能な第2の制御画面であるユーザ制御画面も用意している。
ユーザ制御画面は、任意のコントロール画面中の任意の部品の複製を、任意の位置に配置することができる制御画面である。そして、部品の複製と配置は例えば、図5に示すように、コントロール画面60中の部品を、ユーザ制御画面70上の所望の位置にドラッグ&ドロップすることにより行うことができる。この他にも、コントロール画面60上で複製元の部品のコピーを指示し、ユーザ制御画面70上でペーストを指示してもよい。また、配置した後の部品をユーザ制御画面70内で任意に移動させることも可能である。
また、ストアキー72及びリコールキー73については、他の操作子の複製ではなくユーザ制御画面70上に独自にデフォルトで配置される操作子であり、ストアキー72は、ユーザ制御画面70に関連するパラメータの保存を指示するためのキーであり、リコールキー73は、ユーザ制御画面70に関連するパラメータの呼び出しを指示するためのキーである。
以上のようなユーザ制御画面に配置された操作子の複製元は、実際にはいずれかのコントロール画面中の操作子であるが、以下の説明において、説明を簡単にするため、この複製元の操作子を含むコントロール画面と対応するCAD画面上のコンポーネントについても、「複製元の」コンポーネントと呼ぶことにする。
図6乃至図8にPC30側で使用するデータの構成を示す。
PC30のOS上で上記の制御プログラムを実行すると、PC30はその制御プログラムによって規定されるメモリ空間に、図6乃至図8に示すような各データを記憶させる。
また、上記の構成情報には、コンポーネントの入出力の構成を示す入出力構成情報やコンポーネントが扱うデータやパラメータの構成を示すデータ構成情報の他、コンポーネントの名前、CAD画面にコンポーネント自身を表示する際の色や形状等の外観及び、そのコンポーネントのパラメータの値を編集するためのコントロール画面のデザインすなわちつまみや特性グラフの配置を示す表示用データ等も含む。
ここで、このPC用プリセットコンポーネントデータのうち、構成情報中の、グラフィック表示のCAD画面における編集に必要な表示用データや、表示・編集処理ルーチン中の、コントロール画面に特性をグラフで表示するためのルーチン等は、ミキサエンジン10側の動作には必要ないデータであり、PC30側にのみ記憶させる。
このようなゾーンデータのうち、管理データは、ゾーンデータが示すゾーンに属するミキサエンジンの数を示すエンジン数、それら各ミキサエンジンのIDを示す各エンジンID,ゾーンデータ中に含まれるコンフィグデータの数を示すコンフィグ数等の情報を含む。
また、各PC用CADデータは、編集された信号処理構成のうち1台のミキサエンジンが担当する部分の内容を示す構成データである。そして、CAD管理データと、編集された信号処理構成のうち対象のミキサエンジンで実行(担当)させる部分の各コンポーネントについてのコンポーネントデータと、それらのコンポーネント間の結線状態を示す結線データとを含む。なお、編集された信号処理構成に同じ種類のプリセットコンポーネントが複数含まれる場合には、それら各々に対して別々のコンポーネントデータを用意する。
そして、各コンポーネントデータは、そのコンポーネントがどのプリセットコンポーネントに該当するかを示すコンポーネントID、そのコンポーネントが含まれるコンフィグにおいてそのコンポーネントにユニークに付したIDであるユニークID、そのコンポーネントの入力端子や出力端子の数の情報等を含むプロパティデータ、およびPC30側のCAD画面で該当するコンポーネントが配置されている位置等を示すPC用表示データを含む。なお、コンポーネントデータに、プリセットコンポーネントを特定するための情報として、コンポーネントバージョンの情報も含めるようにしてもよい。
また、結線データには、編集された信号処理構成に含まれる複数の結線の各結線について、どのコンポーネントのどの出力端子からどのコンポーネントのどの入力端子へ結線が行われているかを示す接続データ、およびPC30側の編集画面におけるその結線の形状や配置を示すPC用表示データを含む。
各プリセットは、ミキサエンジンで実行する処理の各コンポーネントに対応するパラメータの値の集合であるコンポーネントパラメータを含む。そして、この各コンポーネントパラメータにおけるデータの形式や配列は、PC用CADデータに含まれるそのコンポーネントのコンポーネントIDで特定されるプリセットコンポーネントの、PC用プリセットコンポーネントデータ中のデータ構成情報と、PC用CADデータに含まれるそのコンポーネントのプロパティデータとによって定義される。
図8に、このUCデータのより詳細な構成を示す。
この図に示すように、UCデータは、UCヘッダとUC用CADデータとUCプリセットとを有する。
そして、UCヘッダは、ユーザ制御画面の名称を示すUC名と、UCデータ中のUCプリセットの数を示すプリセット数の情報を含む。
部品データは、配置された部品の各々について用意され、エンジンID,ユニークID及びパラメータIDにより、複製元の部品を特定し、配置情報によりユーザ制御画面上での位置や形状を特定する。なお、エンジンID及びユニークIDは、同じコンフィグデータ中のPC用CADデータに含まれるIDと対応するものであり、パラメータIDは、図示は省略したが、プリセットコンポーネントデータ中のPC用構成情報に含まれるパラメータやコントロール画面の定義で使用されるIDと対応するものである。また、ラベル等の場合、パラメータIDが必ずしもパラメータの種類を示さず、単に部品を識別するためのIDである場合もある。
なお、ユーザ制御画面上には、他のユーザ制御画面に配置されている部品を複製して配置することもできるが、このような場合にも、部品データには、部品の複製元として、コントロール画面まで遡った複製元を登録し、上記の「関連」もその遡った複製元に基づいて定めるものとする。
また、各UCプリセットとしては、保存時点でユーザ制御画面70と関連していたパラメータの値を記憶しており、途中でユーザ制御画面70中の部品の追加や削除が行われていた場合には、UCプリセット毎に含まれるパラメータの種類が異なることも有りうる。
そして、UCプリセット中の各コンポーネントパラメータのデータ形式は、同じコンポーネントについてのものであれば、ライブラリやカレントシーン中のプリセットコンポーネントのデータ形式と同じである。
以上のデータは、HDD(ハードディスクドライブ)等の不揮発性記憶手段に記憶させておき、必要な時にRAMに読み出して使用するようにしてもよい。
主な相違点としては、プリセットコンポーネントデータに、表示・編集用ルーチンの一部に代えて、DSP20を動作させてそのコンポーネントとして機能させるためのマイクロプログラムを含む点、CADデータが上述のエンジン転送用CADデータを記憶したものである点、UCデータを含まない点、およびエンジン用CADデータに基づいてDSP20に実行させるマイクロプログラムを形成するためのバッファを用意している点等が挙げられる。また、CADデータ及びライブラリは、信号処理構成全体のうち、記憶先のミキサエンジン10が担当する範囲のもののみを記憶させる。
この図に示すように、PC30は、図6乃至図8に示したゾーンデータ及びカレントシーンを編集するためのタスクとして、CADデータ編集タスク81,パラメータ編集タスク82,ユーザ制御画面編集タスク83,その他タスク84を実行する。
そして、CADデータ編集タスク81は、CAD画面40上でのコンポーネントや結線の追加/削除/変更等の指示に応じてCADデータを編集する処理を行うタスクである。オンラインモードでの動作中にこのような編集を行った場合に、オフラインモードに移行するようにすることは、上述した通りである。
そして、パラメータ編集タスク82は、実行モードにおいて操作子の操作に応じてパラメータの値を変更する処理を行うタスクであり、カレントメモリに記憶しているカレントシーン中のデータの変更を行うと共に、オンラインモードでは、必要なミキサエンジンに対して同様なデータの変更を指示する。また、ユーザ制御画面70と対応するパラメータの保存や呼び出しの動作も行う。
その他タスク84は、コンフィグデータのコンパイルや動作モードの切り替え等を行うタスクである。
PC30のCPUは、ドラッグ&ドロップやペースト等により、ユーザ制御画面への部品の追加が指示されると、図10のフローチャートに示す処理を開始する。なお、部品の追加の指示は、複製元の部品の複製の指示を含むものである。
そして、この処理の後、変更後のUC用CADデータに基づいてユーザ制御画面の表示を更新して(S12)処理を終了する。
なお、部品の削除や変更が指示された場合の処理については図示を省略するが、ステップS11でのUC用CADデータの変更内容が指示に応じて異なるのみであり、その他の点は同様な処理となる。そして、これらのような処理を行うことにより、ユーザがユーザ制御画面を任意に編集することができる。
PC30のCPUは、ユーザ制御画面上に配置された操作子が操作されると、図11のフローチャートに示す処理を開始する。なお、以降の説明においては、表示部等の他の機能があっても、操作によりパラメータの値の変更を指示できる部品は全て操作子であるとする。
そしてその後、カレントメモリ中のパラメータの値を操作子の操作内容に応じて変更し(S24)、変更されたパラメータに関連する部品の表示を更新して(S25)処理を終了する。なお、ステップS25での更新の対象は、操作された操作子自体の表示、変更されたパラメータの内容を表示している表示部の表示、操作された操作子の複製元の操作子の表示等が挙げられる。
以上のような処理により、ユーザ制御画面上の操作子の操作に応じて、PC及びミキサエンジンのカレントメモリ中のパラメータの値を変更し、変更後の値に応じた表示を行うことができる。
まず、図12及び図13を用いて、その関連するパラメータの保存及び呼び出しを指示する方法について説明する。
このストア画面90は、パラメータの保存先のUCプリセットを選択するための画面である。そして、ストア先指定部91のプルダウンメニューによりUCプリセットが選択され、ストアキー92が押下された場合に、選択されたUCプリセットにユーザ制御画面70に関連するパラメータを保存するようにしている。そして、ストア画面90を消去して元のユーザ制御画面70に戻る。なお、ストア先指定部91に任意の名称を入力することも可能である。また、キャンセルキー93が押下された場合には、パラメータの保存を行わずにストア画面90を消去し、そのまま元のユーザ制御画面70に戻る。
なお、以上のようなストア画面90あるいはメニュー74をディスプレイに表示させてUCプリセットの保存あるいは呼び出しの指示を受け付ける場合において、PC30のCPUが受付手段として機能する。
PC30のCPUは、図12に示したストア画面等によりUCプリセットが指定され、保存が指示されると、図14のフローチャートに示す処理を開始する。
なお、各部品が操作子であるか否かは、部品データ中のエンジンIDとユニークIDとによりPC用CADデータ中のコンポーネントを特定し、そのコンポーネントのコンポーネントIDと対応するプリセットコンポーネントデータを参照して、パラメータIDと対応する部品の情報を得ることにより、判断することができる。しかし、部品データ中に、その部品が操作子であるのか、表示部であるのか、ラベル又はその他の部品であるのかといった特性の情報を記載しておき、これを参照して判断できるようにしてもよい。
そしてその後、読み出した各コンポーネントパラメータを連結し、作成したプリセットヘッダを付してUCプリセットを作成し、保存を指示されたユーザ制御画面と対応するUCデータ中の、指定されたUCプリセットとして保存して(S33)、処理を終了する。
以上の処理により、ユーザの指示に従って、ユーザ制御画面70と関連するパラメータを、そのユーザ制御画面70についてのUCプリセットとして保存することができる。また、以上の処理において、PC30のCPUが保存手段として機能する。
PC30のCPUは、図13に示したメニュー74等によりUCプリセットが指定され、呼び出しが指示されると、図15のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、呼び出しを指示されたUCプリセットを読み出す(S41)。このUCプリセットは、基本的には、呼び出し指示がされたユーザ制御画面についてのUCデータ中のものとするのがよい。しかしながら、このユーザ制御画面で用いられるユニークIDが有効な範囲であれば、どのようなプリセットでも正常に呼び出すことができるので、このユーザ制御画面が属するコンフィグデータの他のユーザ制御画面のUCプリセットを呼び出せるようにしてもよい。また、コンフィグデータが異なる場合には独自にユニークIDを振っており、ユニークIDに共通性がないため、呼び出し指示がされたユーザ制御画面が属するものと異なるコンフィグデータのUCプリセットは基本的には呼び出せない。そのため、異なるコンフィグデータのUCプリセットは呼び出しを指示できないようにするとよい。
そしてその後、ステップS42で特定した各コンポーネントパラメータをカレントメモリの対応箇所、すなわち同じコンポーネントについてのコンポーネントパラメータを記憶する領域に書き込んで(S45)、処理を終了する。
この処理において、PC30のCPUが呼出手段として機能する。
以上の処理により、ユーザの指示に従ってUCプリセットを読み出し、そのうちユーザ制御画面70と関連するパラメータを選択的に、PC30とミキサエンジン10双方のカレントメモリに書き込むことができる。
従って、ユーザにより編集可能なユーザ制御画面を使用する際の、パラメータの保存や呼び出しに関する利便性を向上させることができる。
まず、操作子Xの複製元の操作子と対応するパラメータはなくなっているので、実行モードにおいて、操作子Xは無効化し、パラメータの変更操作を行えないようにするとよい。ただし、編集モードにおいては、移動や複製、プロパティ変更等の編集を行えるようにしてもよい。
さらに、UCプリセットの保存が指示された場合にも、操作子Xの複製元のコンポーネントのコンポーネントパラメータはカレントシーンに含まれていないから、保存先のUCプリセットにも含まれないことになる。
まず、UCプリセットの保存や呼び出しの指示を受け付けるための操作部が、図12や図13に示したものに限られないことはもちろんである。例えば、1つのUCプリセットをファイルシステムにおける1つのファイルとして取り扱い、ファイルのセーブやロードと共通のインタフェースによって保存や呼び出しの指示を受け付けるようにすることも考えられる。この場合において、ユーザ制御画面毎にフォルダを設け、各ユーザ制御画面と対応するUCプリセットをそのユーザ制御画面と対応するフォルダ内に保存するようにすることが考えられる。そして、このようにすれば、単に呼び出し指示に係るユーザ制御画面のフォルダとは別のフォルダのUCプリセットの呼び出しを指示することにより、別のユーザ制御画面と対応するUCプリセットの呼び出しを指示可能とすることができる。
また、ユーザ制御画面において、その画面内に配置されている各部品の複製元のコンポーネントを表示するようにしてもよい。このようにすれば、どのコンポーネントに係るパラメータがそのユーザ制御画面における保存/呼び出しの対象となるかを容易に認識することができる。
Claims (3)
- 複数の信号処理手段自体またはその構成要素と、該手段または構成要素同士をどのように結線するかを規定することによって音響信号に対する信号処理の内容を変更できるように構成し、該信号処理の内容を変更した後の構成に基づいた信号処理を行うことができるようにプログラム可能な音響信号処理部を有する音響信号処理装置の制御装置であって、
前記信号処理の内容を変更できる各前記信号処理手段または構成要素について、その各手段または構成要素に係る信号処理を前記音響信号処理装置に実行させる際に使用する各パラメータの値を設定するための部品を有する、予め用意されたコントロール画面及び、画面内にどの部品を配置及び表示するかをユーザが編集可能なユーザ制御画面を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記信号処理構成に基づいた信号処理に反映させるパラメータの値を前記各信号処理手段または構成要素単位で記憶するカレントメモリと、
ユーザ操作に応じて、前記コントロール画面中の操作子の複製を、前記ユーザ制御画面中に配置する手段と、
ユーザ操作に応じて、前記ユーザ制御画面に関連するパラメータの保存及び呼び出しの指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が保存の指示を受け付けた場合に、前記ユーザ制御画面中に配置された操作子の複製元と対応する各前記信号処理手段または構成要素に係るパラメータを該手段または構成要素単位で前記カレントメモリから読み出して、前記ユーザ制御画面に関連する一連の設定データとして記憶手段に記憶させる保存手段と、
前記受付手段が呼び出しの指示を受け付けた場合に、その指示に係る設定データを前記記憶手段から読み出し、該設定データのうち、前記ユーザ制御画面中に配置された操作子の複製元と対応する各前記信号処理手段または構成要素に係るパラメータを該手段または構成要素単位で前記カレントメモリに書き込む呼出手段とを設けたことを特徴とする制御装置。 - 請求項1記載の制御装置であって、
前記呼出手段が、前記ユーザ制御画面中に配置された操作子の複製元と対応する前記信号処理手段または構成要素であって、前記読み出した設定データ中に対応するパラメータが含まれていない手段または構成要素があった場合、その手段または構成要素に関しては前記カレントメモリにパラメータを書き込まない手段であることを特徴とする制御装置。 - コンピュータを請求項1又は2記載の制御装置として機能させるためのプログラム。
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