JP4193764B2 - 制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、複数の信号処理手段自体またはその構成要素と、その手段または構成要素同士をどのように結線するかを規定することによって音響信号に対する信号処理の内容を変更できるように構成し、その信号処理の内容を変更した後の構成に基づいた信号処理を行うことができるようにプログラム可能な音響信号処理部を有する音響信号処理装置の制御装置、およびコンピュータをこのような制御装置として機能させるためのプログラムに関する。
従来から、音響信号処理部を、プログラムに従って動作可能なプロセッサを用いて構成すると共に、外部のPC(パーソナルコンピュータ)等のコンピュータにアプリケーションソフトを実行させて制御装置として機能させ、これを用いて編集した信号処理構成に基づいて音響信号を処理できるようにした音響信号処理装置が知られている。このような音響信号処理装置を本願では、ミキサエンジンと呼ぶ。ミキサエンジンは、PCにより編集された信号処理構成を内部に記憶し、その記憶している信号処理構成に基づいて単独で音響信号の処理を行うことができる。
また、PC上における上記信号処理構成を、ディスプレイの編集画面上で、信号処理の構成要素となるコンポーネントを配置し、配置したコンポーネント間の結線を設定することにより編集できるようにすることも行われている。
このようなミキサエンジン及びアプリケーションソフトについては、例えば非特許文献1に記載されている。
また、非特許文献1には、アプリケーションソフトの機能として、編集画面上でコンポーネントをダブルクリックすることにより、そのコンポーネントに係る信号処理のパラメータを設定するためのコントロール画面が表示され、そのコントロール画面中の操作子によりパラメータの値を設定することができる機能が記載されている。
さらに、これらのコントロール画面中の任意の操作子を複製して配置できる編集可能な操作パネルとして、ユーザコントロールを作成できる機能も記載されている。そして、このようなユーザ制御画面上に配置した操作子を操作することにより、複製元の操作子と対応するパラメータの値を制御し、ミキサエンジンにその値に従った信号処理を実行させることができる。
「DIGITAL MIXING ENGINE DME32 取扱説明書」,ヤマハ株式会社,2001年,p.23−66,71,192−194
ところで、ユーザが、あるコンポーネントのコントロール画面中から一部の操作子を複製して上記のユーザコントロールを編集し、使用する場合、そのユーザコントロールで制御している範囲のパラメータを保存したり、その保存したパラメータを呼び出したりしたいという要求があった。しかし、従来のミキサエンジン及び制御装置においては、このような操作を行うことはできず、この点で利便性が低いという問題があった。また、仮にできるようにしたとしても、単にユーザコントロール中に配置された操作子と対応するパラメータのみを保存したり呼び出したりするようにすると、不都合が生じる場合があるという問題があった。
すなわち、パラメータには、複数で相互に関連して一連の内容、例えばフィルタの特性等、を指定するものがあるが、ユーザコントロール中にその全ての操作子が配置されるとは限らない。そして、このような場合には、ユーザコントロール中に配置された操作子と対応するパラメータのみを読み出してしまうと、他の部分のパラメータとの間のバランスが崩れてしまうことがあるという問題があった。
また、ユーザコントロール中において、パラメータを保存した後で対応する操作子が削除されることもある。そして、このような場合に保存したパラメータをそのまま呼び出してしまうとすると、ユーザコントロール中の操作子とは関係ないパラメータまで呼び出してしまうことになるという問題もあった。
この発明は、このような問題を解決し、信号処理の内容をプログラム可能な音響信号処理部を有する音響信号処理装置の制御装置において、編集可能な制御画面を使用する際の、パラメータの保存や呼び出しに関する利便性を向上させることを目的とする。
複数の信号処理手段自体またはその構成要素と、該手段または構成要素同士をどのように結線するかを規定することによって音響信号に対する信号処理の内容を変更できるように構成し、該信号処理の内容を変更した後の構成に基づいた信号処理を行うことができるようにプログラム可能な音響信号処理部を有する音響信号処理装置の制御装置において、上記信号処理の内容を変更できる各前記信号処理手段または構成要素について、その各手段または構成要素に係る信号処理を上記音響信号処理装置に実行させる際に使用するパラメータの値を設定するための部品を有する、予め用意されたコントロール画面及び、画面内にどの部品を配置及び表示するかをユーザが編集可能なユーザ制御画面を表示手段に表示させる表示制御手段と、上記信号処理構成に基づいた信号処理に反映させるパラメータの値を前記各信号処理手段または構成要素単位で記憶するカレントメモリと、ユーザ操作に応じて、前記コントロール画面中の操作子の複製を、前記ユーザ制御画面中に配置する手段と、ユーザ操作に応じて、前記ユーザ制御画面に関連するパラメータの保存及び呼び出しの指示を受け付ける受付手段と、上記受付手段が保存の指示を受け付けた場合に、上記ユーザ制御画面中に配置された操作子の複製元と対応する各前記信号処理手段または構成要素に係るパラメータを該手段または構成要素単位で上記カレントメモリから読み出して、上記ユーザ制御画面に関連する一連の設定データとして記憶手段に記憶させる保存手段と、上記受付手段が呼び出しの指示を受け付けた場合に、その指示に係る設定データを上記記憶手段から読み出し、その設定データのうち、上記ユーザ制御画面中に配置された操作子の複製元と対応する各前記信号処理手段または構成要素に係るパラメータを該手段または構成要素単位で上記カレントメモリに書き込む呼出手段とを設けたものである。
このような制御装置において、上記呼出手段を、上記ユーザ制御画面中に配置された操作子の複製元と対応する前記信号処理手段または構成要素であって、上記読み出した設定データ中に対応するパラメータが含まれていない手段または構成要素があった場合、その手段または構成要素に関しては上記カレントメモリにパラメータを書き込まない手段とするとよい。
また、この発明のプログラムは、コンピュータを上記のいずれかの制御装置として機能させるためのプログラムである
以上のようなこの発明の制御装置によれば、信号処理の内容をプログラム可能な音響信号処理部を有する音響信号処理装置の制御装置において、編集可能な制御画面を使用する際の、パラメータの保存や呼び出しに関する利便性を向上させることができる。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータをこのような制御装置として機能させ、同様な効果を得ることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1を用いて、この発明の制御装置であるPCと、音響信号処理装置であるミキサエンジンとを備えたミキサシステムの構成例について説明する。図1はそのミキサシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、このミキサシステムは、ミキサエンジン10とPC30とによって構成される。PC30は、ハードウェアとしては、CPU,ROM,RAM等及び表示手段としてディスプレイを有する公知のPCであり、WindowsXP(登録商標)などのオペレーティングシステム(OS)が動作するPCを用いることができる。また、そのOS上のアプリケーションプログラムとして所要の制御プログラムを実行させることにより、ミキサエンジン10における信号処理の構成を編集し、その編集結果をミキサエンジン10に転送し、編集した信号処理構成に従って動作させる制御装置として機能させることができる。そして、以下に説明するPC30の動作や機能は、特に断らない限り、この制御プログラムの実行により実現されるものとする。
一方、ミキサエンジン10は、CPU11,フラッシュメモリ12,RAM13,表示器14,操作子15,PC入出力部(I/O)16,MIDI(Musical Instruments Digital Interface:登録商標)I/O17,その他I/O18,波形I/O19,信号処理部(DSP)20,カスケードI/O21を備え、これらがシステムバス22によって接続されている。そして、PC30から受信した信号処理構成に従って、DSP20を制御するためのマイクロプログラムを生成し、そのマイクロプログラムに従ってDSP20を動作させ、入力する音響信号に対して種々の信号処理を施して出力する機能を有する。
CPU11は、ミキサエンジン10の動作を統括制御する制御手段であり、フラッシュメモリ12に記憶された所定のプログラムを実行することにより、各I/O16〜19,21における通信や表示器14における表示を制御したり、操作子15の操作を検出してその操作に従ってパラメータの値を変更したり、PC30から受信した信号処理構成の情報からDSP20を動作させるためのマイクロプログラムを生成してDSP20に設定したりといった処理を行う。
フラッシュメモリ12は、CPU11が実行する制御プログラムや後述するプリセットコンポーネントデータ等を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段である。
RAM13は、PC30から受信した信号処理構成の情報を所要の形式に変換した後述するゾーンデータやカレントシーンを始めとする種々のデータを記憶させたり、CPU11のワークメモリとして使用したりする記憶手段である。そして、ミキサエンジン10を単独で使用できるように、RAM13のゾーンデータ記憶領域は電源バックアップされている。
表示器14は、液晶ディスプレイ(LCD)等によって構成される表示手段である。そして、ミキサエンジン10の現在の状態を示す画面、後述するプリセットの参照,変更,保存等を行うための画面等を表示する。
操作子15は、キー、スイッチ、ロータリーエンコーダ等によって構成され、ユーザがミキサエンジン10を直接操作してプリセットの編集等を行うための操作子である。
PCI/O16は、PC30を接続し通信を行うためのインタフェースであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)方式、RS232C方式、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394方式、Ethernet(登録商標)方式などのインタフェースによる通信を行うことができる。
MIDII/O17は、MIDI規格に従ったデータを授受するためのインタフェースであり、例えば、MIDIに対応した電子楽器あるいはMIDIデータを出力するアプリケーションプログラムを備えたコンピュータ等と通信を行うために用いる。
波形I/O19は、DSP20で処理すべき音響信号の入力を受け付け、また処理後の音響信号を出力するためのインタフェースである。そして、この波形I/O19には、1枚で4チャンネルのアナログ入力が可能なA/D変換ボード,1枚で4チャンネルのアナログ出力が可能なD/A変換ボード,1枚で8チャンネルのデジタル入出力が可能なデジタル入出力ボードを適宜組み合わせて複数枚装着可能であり、実際にはこれらのボードを介して信号の入出力を行う。
その他I/O18は、上記以外の機器を接続し入出力を行うためのインタフェースであり、例えば外部のディスプレイ、マウス、文字入力用のキーボード、操作パネル等を接続するためのインタフェースが用意される。
DSP20は、波形I/O19から入力する音響信号に対し、設定されているマイクロプログラム及びその処理パラメータを定めるカレントシーンに従った信号処理を施すモジュールである。このDSP20は、1つのプロセッサによって構成してもよいし、複数のプロセッサを接続して構成してもよい。
カスケードI/O21は、ミキサエンジン10を複数カスケード接続して使用する際に、他のミキサエンジンとの間で、音響信号や、PC30からのデータ及びコマンド等の授受を行うためのインタフェースである。そして、カスケード接続を行う場合、図2に示すように、上流側から下流側に向かって複数台のミキサエンジン10をカスケード接続してミキサシステムを構成することが可能である。この接続は、カスケード接続用のケーブル(専用/汎用のいずれでもよい)により、上流側ミキサのカスケードアウト端子と下流側ミキサのカスケードイン端子を接続することによって行う。
なお、ミキサエンジン10を複数カスケード接続して使用する場合には、複数のミキサエンジン10を協同的に動作させて一連の音響信号処理を行わせることが可能である。そして、PC30ではこのような音響信号処理の構成を編集し、PC30に直接接続されたミキサエンジン10を介して他のミキサエンジン10にも編集結果を転送して、各ミキサエンジン10を編集した信号処理構成に従って動作させることができる。
またこの場合、信号処理構成やパラメータの値を示すデータは、PC30側で各ミキサエンジンと対応する部分に分割し、各ミキサエンジンには、それぞれそのミキサエンジンの担当範囲のデータを転送するようにするとよい。あるいは、全ミキサエンジンに対して全ミキサエンジン分のデータを送信し、そのデータを受信した各ミキサエンジンが、そのデータ中から自ミキサエンジンの担当範囲のデータを取り込むようにしてもよい。
次に、PC30における信号処理構成の編集方式について説明する。図3は、PC30のディスプレイに表示させる信号処理構成の編集画面の例を示す図である。
ユーザがPC30に上記の制御プログラムを実行させ、必要な指示を行うと、PC30はディスプレイにグラフィック表示の編集画面として図3に示すようなCAD(Computer Aided Design)画面40を表示させ、ユーザからの編集指示を受け付ける。そして、この画面においては、編集中の信号処理構成を、その構成要素である4bandPEQ,Compressor,Mix804等のコンポーネント(A)と、コンポーネントの出力端子(B)と入力端子(C)とを結ぶ結線(D)とによってグラフィカルに表示している。
なお、コンポーネントの左側に表示した端子が入力端子、右側に示した端子が出力端子である。そして、ミキサエンジン10への入力を示すコンポーネントは出力端子のみを有し、ミキサエンジン10からの出力を示すコンポーネントは入力端子のみを有し、それ以外のコンポーネントは全て入力端子と出力端子の両方を有する。
ユーザは、この画面において、「Component」メニューの操作で表示されるコンポーネントリストの中から信号処理構成に加えたいコンポーネントを選択して画面上に配置し、配置された複数のコンポーネントの任意の出力端子と任意の入力端子との間の結線を指定することにより、信号処理構成を編集することができる。
ここで、Input及びOutputのコンポーネントの各端子は、波形I/O19の入出力チャンネルを示し、Netoutコンポーネントの各端子は、カスケードI/O21から他のミキサエンジンへの信号出力を示す。そして、ここには示していないが、カスケードI/O21への他のミキサエンジンからの信号入力を示すNetinコンポーネントも配置可能である。
また、複数のミキサエンジンを協同的に動作させて実行させる信号処理構成を編集する場合には、各ミキサエンジンについてCAD画面40を表示させ、エンジン毎の信号処理構成を編集することができる。
そして、以上のようなCAD画面40で編集した結果は、「File」メニューの「保存」を実行指示することによりコンフィグレーション(以下「コンフィグ」ともいう)として保存され、さらに「File」メニューの「コンパイル」を実行指示することによりコンフィグデータの一部のデータ形式をミキサエンジン用のデータ形式に変換した上でミキサエンジン10に転送して記憶させることもできる。
なお、PC30は、編集中に、画面上の信号処理構成に従った信号処理に必要なリソースの量を計算しており、これが編集対象のミキサエンジン10に備えるDSP20のリソースを上回った場合には、そのような処理は行えないため、ユーザにその旨を通知する。
さらに、ユーザは、ミキサエンジン10とPC30の動作モードとして非オンラインモードとオンラインモードのいずれかを設定可能である。非オンラインモードでは、ミキサエンジン10とPC30とは互いに独立して動作し、オンラインモードでは相互にカレントシーンのパラメータ等の同期を取りながら動作を行う。ミキサエンジン10で有効な信号処理構成とPC30で有効な信号処理構成とが一致する場合にのみオンラインモードへの移行が可能であり、オンラインモードでは、カレントシーンのデータがミキサエンジン10とPC30とで同じになるよう制御(同期化)される。
なお、上述した「コンパイル」の実行時に自動的にオンラインモードへ移行するようにしてもよい。また、PC30側で信号処理構成が変更された場合には、自動的に非オンラインモードへ移行するようにするとよく、ここではこのようにしている。あるいは、オンラインモードへの移行をユーザの操作により別途指示するようにしてもよい。
ところで、信号処理構成に含まれる各コンポーネントについて、そのコンポーネントが信号処理構成に新規に配置された段階、ないし、配置後にコンパイルされた段階で、そのコンポーネントに係る信号処理に使用するパラメータ(例えばミキサであれば各入力のレベル等)の値を記憶するための記憶領域が、カレントシーンを記憶するカレントメモリ内に用意されると共に、そのパラメータについて所定の初期値が与えられる。
そして、その後ユーザが、各コンポーネントについて用意されているコントロール画面を操作することにより、そのパラメータ記憶領域に記憶されたパラメータの値を編集することができる。また、ここで編集したパラメータの値は、後述するようにライブラリ中のプリセットとして記憶させることができる。
図4に、このコントロール画面の表示例を示す。この図では、Compresor1についてのコントロール画面の例を示している。
このコントロール画面60は、つまみ61、グラフ表示部62、キー63等の種々の部品を画面の枠内に配置して構成されている。そして、ユーザは、つまみ61やキー63等の操作子を、ポインティングデバイスやキーボードを用いて操作することにより、コントロール画面60と対応するコンポーネントに係るパラメータの値を設定することができる。また、パラメータの値や内容は、グラフ表示部62のような表示部に表示させて確認することができる。
なお、コントロール画面60内に配置する部品としては、主として上記のような操作子と表示部が考えられるが、単に固定的な文字を記載するのみのラベル等も考えられる。また、操作子も、図4に示したようなものに限られることはなく、スライダやロータリーエンコーダでも構わない。また、プルダウンメニューやラジオボタン等、物理的な操作子を模したものでなくても構わない。表示部についても、ここでは、複数のつまみによって指定される複数のパラメータの値に応じたコンプレッサの特性をグラフで示すグラフ表示部62を例示したが、1つのパラメータの値を数値やグラフで示すもの、オンオフを明暗で示すもの等、種々のものが考えられる。さらに、表示部にパラメータの値を入力してその値を設定できるようにしてもよい。
このようなコントロール画面が、第1の制御画面である。
また、上記のコントロール画面60は、例えば、図3に示したようなCAD画面40中で対応するコンポーネントが直接ダブルクリックされた場合に表示させる(呼び出す)ようにすることが考えられる。そして、このミキサシステムにおいては、ユーザが、各コンポーネントについてのコントロール画面を呼び出し、呼び出されたコントロール画面中の操作子によってカレントシーン中のそのコンポーネントの種々のパラメータの値を設定することができる。
しかし、このミキサエンジンにおいては、コンポーネント毎のコントロール画面の他、ユーザが編集可能な第2の制御画面であるユーザ制御画面も用意している。
ここで、図5を用いてこのユーザ制御画面について説明する。
ユーザ制御画面は、任意のコントロール画面中の任意の部品の複製を、任意の位置に配置することができる制御画面である。そして、部品の複製と配置は例えば、図5に示すように、コントロール画面60中の部品を、ユーザ制御画面70上の所望の位置にドラッグ&ドロップすることにより行うことができる。この他にも、コントロール画面60上で複製元の部品のコピーを指示し、ユーザ制御画面70上でペーストを指示してもよい。また、配置した後の部品をユーザ制御画面70内で任意に移動させることも可能である。
このような、ユーザ制御画面70上に配置された各部品は、その複製元のものと同じように機能させることができる。例えば、ユーザ制御画面70中でつまみ71を操作すると、コントロール画面60中の複製元のつまみ61と対応するパラメータの値が操作に応じて変更される。また、そのパラメータの内容に応じた表示を行っているグラフ表示部62のような表示部の表示も、変更後の値を示すものに変更される。つまみ61自体も、マーク61aの位置によりパラメータの値を示すものであるから、つまみ61の表示も変更される。
なお、複製してユーザ制御画面70上に配置できる部品は、操作子に限らず、表示部やラベル等の他の部品でもよい。ラベルについては、ユーザ制御画面70上に独自のものを配置することもできる。同一コンフィグ内であれば、複数のコントロール画面上から部品を複製してよいことも、もちろんである。
また、ストアキー72及びリコールキー73については、他の操作子の複製ではなくユーザ制御画面70上に独自にデフォルトで配置される操作子であり、ストアキー72は、ユーザ制御画面70に関連するパラメータの保存を指示するためのキーであり、リコールキー73は、ユーザ制御画面70に関連するパラメータの呼び出しを指示するためのキーである。
そして、このようなユーザ制御画面70は、全く作成しなくてもよいし、ユーザが作成を指示すれば任意の個数を作成可能である。
以上のようなユーザ制御画面に配置された操作子の複製元は、実際にはいずれかのコントロール画面中の操作子であるが、以下の説明において、説明を簡単にするため、この複製元の操作子を含むコントロール画面と対応するCAD画面上のコンポーネントについても、「複製元の」コンポーネントと呼ぶことにする。
次に、以上のようなミキサシステムにおいて用いる、この発明に関連するデータの構成について説明する。
図6乃至図8にPC30側で使用するデータの構成を示す。
PC30のOS上で上記の制御プログラムを実行すると、PC30はその制御プログラムによって規定されるメモリ空間に、図6乃至図8に示すような各データを記憶させる。
このうち、図6(a)に示したPC用プリセットコンポーネントデータは、信号処理を編集する際に用いることができるコンポーネントのデータであり、ユーザがカスタマイズできるようにしてもよいが、基本的にはメーカーが供給するものである。そして、PC用プリセットコンポーネントデータは、信号処理に使用できるコンポーネントの各種類毎に用意されている。
各PC用プリセットコンポーネントデータは、コンポーネントの性質や機能を示す情報であって、コンポーネントを識別するためのプリセットコンポーネントヘッダ、コンポーネントの入力や出力およびコンポーネントが扱うデータやパラメータの構成を示す構成情報、ユーザの数値入力操作に応じて上述したカレントシーンあるいはプリセットにおける各コンポーネントの個別のパラメータの値を変更する処理を行うためのパラメータ処理ルーチン、各コンポーネントのパラメータの値を表示用のテキストデータや特性グラフに変換するための表示・編集用処理ルーチンとを含む。
そして、プリセットコンポーネントヘッダには、プリセットコンポーネントの種類を示す識別情報であるプリセットコンポーネントID及びそのバージョンを示すプリセットコンポーネントバージョンの情報を含み、これらによってプリセットコンポーネントを特定することができる。
また、上記の構成情報には、コンポーネントの入出力の構成を示す入出力構成情報やコンポーネントが扱うデータやパラメータの構成を示すデータ構成情報の他、コンポーネントの名前、CAD画面にコンポーネント自身を表示する際の色や形状等の外観及び、そのコンポーネントのパラメータの値を編集するためのコントロール画面のデザインすなわちつまみや特性グラフの配置を示す表示用データ等も含む。
ここで、このPC用プリセットコンポーネントデータのうち、構成情報中の、グラフィック表示のCAD画面における編集に必要な表示用データや、表示・編集処理ルーチン中の、コントロール画面に特性をグラフで表示するためのルーチン等は、ミキサエンジン10側の動作には必要ないデータであり、PC30側にのみ記憶させる。
一方、図7に示すゾーンデータは、管理データと、1又は複数のPC用コンフィグデータと、その他のデータを含む。ユーザは、このゾーンデータ全体を1つのファイルとしてハードディスクに記憶するよう指示したり、逆に、ハードディスクからRAMへ読み出すよう指示することができる。
このようなゾーンデータのうち、管理データは、ゾーンデータが示すゾーンに属するミキサエンジンの数を示すエンジン数、それら各ミキサエンジンのIDを示す各エンジンID,ゾーンデータ中に含まれるコンフィグデータの数を示すコンフィグ数等の情報を含む。
またコンフィグデータは、ユーザが編集した信号処理構成の内容を示すデータであり、ユーザが編集結果の保存を選択した場合、その時点での信号処理構成の内容が1つのPC用コンフィグデータとして保存される。そして、各PC用コンフィグデータは、ゾーンに属するミキサエンジン毎にPC用CADデータとライブラリとを有し、この他にコンフィグ管理データと、ユーザコントロール(UC)ライブラリとを有する。ここでは、図2に示したエンジンE1乃至E3に実行させる信号処理構成に係るコンフィグデータを示している。
これらの各データのうち、コンフィグ管理データは、コンフィグデータを新規に保存する場合にユニークにつけるコンフィグID、コンフィグデータに従って音響信号処理を行わせるミキサエンジンの数(通常はゾーンデータが示すゾーンに属するミキサエンジンの数)を示すエンジン数、各エンジン毎のライブラリ中のプリセットの数を示すプリセット数、UCライブラリ中のUCデータの数を示すUCデータ数等の情報を含む。
また、各PC用CADデータは、編集された信号処理構成のうち1台のミキサエンジンが担当する部分の内容を示す構成データである。そして、CAD管理データと、編集された信号処理構成のうち対象のミキサエンジンで実行(担当)させる部分の各コンポーネントについてのコンポーネントデータと、それらのコンポーネント間の結線状態を示す結線データとを含む。なお、編集された信号処理構成に同じ種類のプリセットコンポーネントが複数含まれる場合には、それら各々に対して別々のコンポーネントデータを用意する。
また、CAD管理データは、PC用CADデータが示す信号処理構成に従った信号処理を実行させるミキサエンジンのIDであるエンジンIDと、PC用CADデータ中のコンポーネントデータの数を示すコンポーネント数のデータを含む。
そして、各コンポーネントデータは、そのコンポーネントがどのプリセットコンポーネントに該当するかを示すコンポーネントID、そのコンポーネントが含まれるコンフィグにおいてそのコンポーネントにユニークに付したIDであるユニークID、そのコンポーネントの入力端子や出力端子の数の情報等を含むプロパティデータ、およびPC30側のCAD画面で該当するコンポーネントが配置されている位置等を示すPC用表示データを含む。なお、コンポーネントデータに、プリセットコンポーネントを特定するための情報として、コンポーネントバージョンの情報も含めるようにしてもよい。
また、結線データには、編集された信号処理構成に含まれる複数の結線の各結線について、どのコンポーネントのどの出力端子からどのコンポーネントのどの入力端子へ結線が行われているかを示す接続データ、およびPC30側の編集画面におけるその結線の形状や配置を示すPC用表示データを含む。
一方、ライブラリは、対応するPC用CADデータが示す音響信号処理をミキサエンジンに実行させる際に使用するパラメータの値のセットであるプリセットの集合である。プリセットの数は任意であり、各エンジン毎に異なっていてよく、0でもよい。
各プリセットは、ミキサエンジンで実行する処理の各コンポーネントに対応するパラメータの値の集合であるコンポーネントパラメータを含む。そして、この各コンポーネントパラメータにおけるデータの形式や配列は、PC用CADデータに含まれるそのコンポーネントのコンポーネントIDで特定されるプリセットコンポーネントの、PC用プリセットコンポーネントデータ中のデータ構成情報と、PC用CADデータに含まれるそのコンポーネントのプロパティデータとによって定義される。
また、UCライブラリは、図5を用いて説明したユーザ制御画面に関するデータであるUCデータの集合であり、ユーザが作成したユーザ制御画面1つにつき1つのUCデータが作成される。
図8に、このUCデータのより詳細な構成を示す。
この図に示すように、UCデータは、UCヘッダとUC用CADデータとUCプリセットとを有する。
そして、UCヘッダは、ユーザ制御画面の名称を示すUC名と、UCデータ中のUCプリセットの数を示すプリセット数の情報を含む。
また、UC用CADデータは、ユーザ制御画面上に配置された部品の数を示す部品数の情報と、その各部品の位置、形状及び複製元を示す部品データとを有する。
部品データは、配置された部品の各々について用意され、エンジンID,ユニークID及びパラメータIDにより、複製元の部品を特定し、配置情報によりユーザ制御画面上での位置や形状を特定する。なお、エンジンID及びユニークIDは、同じコンフィグデータ中のPC用CADデータに含まれるIDと対応するものであり、パラメータIDは、図示は省略したが、プリセットコンポーネントデータ中のPC用構成情報に含まれるパラメータやコントロール画面の定義で使用されるIDと対応するものである。また、ラベル等の場合、パラメータIDが必ずしもパラメータの種類を示さず、単に部品を識別するためのIDである場合もある。
また、UCプリセットは、図5に示したストアキー72の押下に応じて保存される、ユーザ制御画面70と関連するパラメータの値のセットである。そしてここでは、この「関連」するパラメータとして、ユーザ制御画面70中の少なくとも1つの操作子の複製元となっているコンポーネントに係るパラメータを、一連の設定データである1つのUCプリセットとして記憶するようにしている。
なお、ユーザ制御画面上には、他のユーザ制御画面に配置されている部品を複製して配置することもできるが、このような場合にも、部品データには、部品の複製元として、コントロール画面まで遡った複製元を登録し、上記の「関連」もその遡った複製元に基づいて定めるものとする。
また、各UCプリセットとしては、保存時点でユーザ制御画面70と関連していたパラメータの値を記憶しており、途中でユーザ制御画面70中の部品の追加や削除が行われていた場合には、UCプリセット毎に含まれるパラメータの種類が異なることも有りうる。
さらに、各UCプリセットは、プリセットヘッダと、そのプリセットヘッダによって特定される各コンポーネントに関するパラメータの値のセットであるコンポーネントパラメータとを含む。そして、プリセットヘッダは、エンジンIDとユニークIDとを含むコンポーネント情報によりPC用CADデータ中の特定のコンポーネントを指定し、そのコンポーネントのコンポーネントIDと対応するプリセットコンポーネントデータにより、1つのコンポーネントパラメータのデータ形式が規定される。このとき、複数のミキサエンジンにまたがってコンポーネントを指定することも可能である。
そして、UCプリセット中の各コンポーネントパラメータのデータ形式は、同じコンポーネントについてのものであれば、ライブラリやカレントシーン中のプリセットコンポーネントのデータ形式と同じである。
また、プリセットヘッダは、UCプリセットに含まれるコンポーネントパラメータの数(コンポーネント情報の数と同じ)を示すコンポーネント数の情報及び、UCプリセットの名称を示すUCプリセット名の情報も含む。
以上のデータは、HDD(ハードディスクドライブ)等の不揮発性記憶手段に記憶させておき、必要な時にRAMに読み出して使用するようにしてもよい。
また、PC30は、図6(b)に示すように、現在有効なコンフィグにおける現在有効なパラメータの値を示すカレントシーンも記憶している。そして、カレントシーンのデータは、現在有効なコンフィグにおける各エンジン用のプリセットを繋ぎ合わせた構成である。すなわち、そのコンフィグにおける信号処理構成中のコンポーネント毎のコンポーネントパラメータを組み合わせる形式としている。そして、コントロール画面やユーザ制御画面上の操作子等により信号処理構成中のコンポーネントに関するパラメータの値を設定する際には、カレントシーン中でそのパラメータの値を変更する。そしてその結果は、エンジン毎のプリセットやユーザ制御画面と対応するUCプリセットとして保存することができる。
また、PC30には、図6(c)に示すように、上述した「コンパイル」の処理でコンフィグデータをミキサエンジン10に転送する際に、PC用CADデータからミキサエンジン10での処理に適した形式のエンジン転送用CADデータを形成するためのバッファも用意している。なお、各ミキサエンジンに転送するためのエンジン転送用CADデータは、PC用CADデータから、上述したコンポーネントや結線のPC用表示データのような、ミキサエンジン10側では使用しないデータを削除し、さらにデータ間の不使用部分を詰めてパッキングすることにより形成される。
なお、ミキサエンジン10側に記憶させるデータについては、この実施形態の特徴とあまり関係ないため、図示は省略するが、大筋ではPC30側に記憶させるためのデータと同様なものである。
主な相違点としては、プリセットコンポーネントデータに、表示・編集用ルーチンの一部に代えて、DSP20を動作させてそのコンポーネントとして機能させるためのマイクロプログラムを含む点、CADデータが上述のエンジン転送用CADデータを記憶したものである点、UCデータを含まない点、およびエンジン用CADデータに基づいてDSP20に実行させるマイクロプログラムを形成するためのバッファを用意している点等が挙げられる。また、CADデータ及びライブラリは、信号処理構成全体のうち、記憶先のミキサエンジン10が担当する範囲のもののみを記憶させる。
次に、図9に、図6乃至図8に示したデータの編集に関連してPC30が実行するタスクの例を示す。
この図に示すように、PC30は、図6乃至図8に示したゾーンデータ及びカレントシーンを編集するためのタスクとして、CADデータ編集タスク81,パラメータ編集タスク82,ユーザ制御画面編集タスク83,その他タスク84を実行する。
そして、CADデータ編集タスク81は、CAD画面40上でのコンポーネントや結線の追加/削除/変更等の指示に応じてCADデータを編集する処理を行うタスクである。オンラインモードでの動作中にこのような編集を行った場合に、オフラインモードに移行するようにすることは、上述した通りである。
また、コントロール画面60やユーザ制御画面70における操作受付モードとしては、実行モードと編集モードを用意している。そして、実行モードは、これらの画面上の操作子によりパラメータの値の設定を行うモードであり、編集モードは、ドラッグ&ドロップ等によりユーザ制御画面70への部品の追加/削除/位置変更等を行うモードである。
そして、パラメータ編集タスク82は、実行モードにおいて操作子の操作に応じてパラメータの値を変更する処理を行うタスクであり、カレントメモリに記憶しているカレントシーン中のデータの変更を行うと共に、オンラインモードでは、必要なミキサエンジンに対して同様なデータの変更を指示する。また、ユーザ制御画面70と対応するパラメータの保存や呼び出しの動作も行う。
ユーザ制御画面編集タスク83は、編集モードにおいて、部品の追加/削除/位置変更等の指示に応じてUCデータを編集する処理を行うタスクである。UCデータについては、ミキサエンジン10側には存在しないことから、これを変更してもデータの整合性に影響はないから、オンラインモードであってもモードを変えずに変更可能である。
その他タスク84は、コンフィグデータのコンパイルや動作モードの切り替え等を行うタスクである。
次に、図10に、ユーザ制御画面への部品の追加が指示された場合にPC30のCPUが実行する処理のフローチャートを示す。
PC30のCPUは、ドラッグ&ドロップやペースト等により、ユーザ制御画面への部品の追加が指示されると、図10のフローチャートに示す処理を開始する。なお、部品の追加の指示は、複製元の部品の複製の指示を含むものである。
そして、この処理においては、部品の追加先のユーザ制御画面についてのUC用CADデータ中の、部品数のデータをインクリメントすると共に、追加する部品についての部品データをそのUC用CADデータに追加する(S11)。このとき、追加する部品データに記載する各IDは、複製元のコンポーネントに関する情報を参照して定めることができ、配置情報は、追加を指示された位置等の、追加指示時の情報を参照して定めることができる。
そして、この処理の後、変更後のUC用CADデータに基づいてユーザ制御画面の表示を更新して(S12)処理を終了する。
なお、部品の削除や変更が指示された場合の処理については図示を省略するが、ステップS11でのUC用CADデータの変更内容が指示に応じて異なるのみであり、その他の点は同様な処理となる。そして、これらのような処理を行うことにより、ユーザがユーザ制御画面を任意に編集することができる。
次に、図11に、ユーザ制御画面上の操作子が操作された場合にPC30のCPUが実行する処理のフローチャートを示す。
PC30のCPUは、ユーザ制御画面上に配置された操作子が操作されると、図11のフローチャートに示す処理を開始する。なお、以降の説明においては、表示部等の他の機能があっても、操作によりパラメータの値の変更を指示できる部品は全て操作子であるとする。
そして、この処理においてはまず、操作された操作子を含むユーザ制御画面についてのUC用CADデータを参照してその操作子の操作に応じて値を変更すべきパラメータを特定し(S21)、オンライン状態であれば、その特定したパラメータについての、操作子の操作内容に応じた変更イベントを、変更すべきパラメータを記憶しているミキサエンジン10に送信する(S22,S23)。もちろん、変更イベントにそのイベントを受け取るべきミキサエンジンのエンジンIDを付して送信し、受信したミキサエンジン側でそのデータを受け取るか否かを判断するようにしてもよい。どのミキサエンジンに送信すればよいかは、走査された操作子の部品データ中のエンジンIDにより認識できる。
そしてその後、カレントメモリ中のパラメータの値を操作子の操作内容に応じて変更し(S24)、変更されたパラメータに関連する部品の表示を更新して(S25)処理を終了する。なお、ステップS25での更新の対象は、操作された操作子自体の表示、変更されたパラメータの内容を表示している表示部の表示、操作された操作子の複製元の操作子の表示等が挙げられる。
また、ミキサエンジン10側の処理については図示を省略するが、ステップS23で送信されたイベントに応じて、ミキサエンジン10側のカレントメモリ中のパラメータの値を変更する処理を行う。ミキサエンジン10側にはUCデータは記憶していないが、受信するイベントは特定のパラメータの変更イベントであるから、このイベントに応じた処理を行うためにUCデータを参照する必要はない。
以上のような処理により、ユーザ制御画面上の操作子の操作に応じて、PC及びミキサエンジンのカレントメモリ中のパラメータの値を変更し、変更後の値に応じた表示を行うことができる。
以上のようなミキサシステムにおいて特徴的な点は、各ユーザ制御画面について、そのユーザ制御画面と関連するパラメータをコンポーネント単位で保存したり呼び出したりできるようにした点である。次に、この点に関連する動作について説明する。
まず、図12及び図13を用いて、その関連するパラメータの保存及び呼び出しを指示する方法について説明する。
このミキサシステムでは、ディスプレイに表示されたユーザ制御画面70上で、ユーザがユーザ制御画面70に関連するパラメータの保存を指示するためのストアキー72をマウスの左クリック等により押下すると、図12に示すようなストア画面90をそのストアキー72の近傍に表示するようにしている。
このストア画面90は、パラメータの保存先のUCプリセットを選択するための画面である。そして、ストア先指定部91のプルダウンメニューによりUCプリセットが選択され、ストアキー92が押下された場合に、選択されたUCプリセットにユーザ制御画面70に関連するパラメータを保存するようにしている。そして、ストア画面90を消去して元のユーザ制御画面70に戻る。なお、ストア先指定部91に任意の名称を入力することも可能である。また、キャンセルキー93が押下された場合には、パラメータの保存を行わずにストア画面90を消去し、そのまま元のユーザ制御画面70に戻る。
また、ユーザ制御画面70上で、ユーザがユーザ制御画面70に関連するパラメータの呼び出しを指示するためのリコールキー73を押下すると、図13に示すようなメニュー74をリコールキー73の近傍に表示し、呼び出すべきUCプリセットの選択を受け付ける。メニュー74には、ユーザ制御画面70についてのUCデータ中のUCプリセットの一覧を表示し、ユーザはその中で呼び出しを希望するUCプリセットにポインタ75を合わせて左クリックすることにより、そのUCプリセットの呼び出しを指示することができる。そしてこの場合、PC30は指定されたUCプリセットの内容を読み出し、そのうち呼び出し時点のユーザ制御画面70と関連する部分をカレントメモリに書き込むことにより、呼び出しの処理を行う。
なお、以上のようなストア画面90あるいはメニュー74をディスプレイに表示させてUCプリセットの保存あるいは呼び出しの指示を受け付ける場合において、PC30のCPUが受付手段として機能する。
次に、図14に、UCプリセットの保存が指示された場合にPC30のCPUが実行する処理のフローチャートを示す。なおこの図において、ストア画面90の表示や消去に関する制御は、図示していない。
PC30のCPUは、図12に示したストア画面等によりUCプリセットが指定され、保存が指示されると、図14のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、ストアが指示されたユーザ制御画面についてのUC用CADデータに含まれる各操作子の部品データを参照し、それらのエンジンIDとユニークIDとから、パラメータを保存すべきコンポーネントを特定する(S31)。ここでは、少なくとも1つの操作子についての部品データ中のエンジンIDとユニークIDが示す全てのコンポーネント、すなわちストアが指示されたユーザ制御画面中の少なくとも1つの操作子の複製元となっているコンポーネントを、パラメータを保存すべきコンポーネントであるとするようにしている。
なお、各部品が操作子であるか否かは、部品データ中のエンジンIDとユニークIDとによりPC用CADデータ中のコンポーネントを特定し、そのコンポーネントのコンポーネントIDと対応するプリセットコンポーネントデータを参照して、パラメータIDと対応する部品の情報を得ることにより、判断することができる。しかし、部品データ中に、その部品が操作子であるのか、表示部であるのか、ラベル又はその他の部品であるのかといった特性の情報を記載しておき、これを参照して判断できるようにしてもよい。
次に、カレントメモリから、ステップS31で特定した各コンポーネントについてのコンポーネントパラメータを読み出すと共に、これらを連結してUCプリセットとする際に付すプリセットヘッダを作成する(S32)。その内容は、図8を用いて説明した通りであり、UCプリセット名については、ストア画面90のストア先指定部81で指定された名称又はデフォルトの名称を使用する。
そしてその後、読み出した各コンポーネントパラメータを連結し、作成したプリセットヘッダを付してUCプリセットを作成し、保存を指示されたユーザ制御画面と対応するUCデータ中の、指定されたUCプリセットとして保存して(S33)、処理を終了する。
以上の処理により、ユーザの指示に従って、ユーザ制御画面70と関連するパラメータを、そのユーザ制御画面70についてのUCプリセットとして保存することができる。また、以上の処理において、PC30のCPUが保存手段として機能する。
次に、図15に、UCプリセットの呼び出しが指示された場合にPC30のCPUが実行する処理のフローチャートを示す。なおこの図において、メニュー74の表示や消去に関する制御は、図示していない。
PC30のCPUは、図13に示したメニュー74等によりUCプリセットが指定され、呼び出しが指示されると、図15のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、呼び出しを指示されたUCプリセットを読み出す(S41)。このUCプリセットは、基本的には、呼び出し指示がされたユーザ制御画面についてのUCデータ中のものとするのがよい。しかしながら、このユーザ制御画面で用いられるユニークIDが有効な範囲であれば、どのようなプリセットでも正常に呼び出すことができるので、このユーザ制御画面が属するコンフィグデータの他のユーザ制御画面のUCプリセットを呼び出せるようにしてもよい。また、コンフィグデータが異なる場合には独自にユニークIDを振っており、ユニークIDに共通性がないため、呼び出し指示がされたユーザ制御画面が属するものと異なるコンフィグデータのUCプリセットは基本的には呼び出せない。そのため、異なるコンフィグデータのUCプリセットは呼び出しを指示できないようにするとよい。
ステップS41の後は、呼び出し指示がなされた同ユーザ制御画面についてのUC用CADデータに含まれる各操作子の部品データを参照し、それらのエンジンIDとユニークIDとから、読み出したUCプリセットのうちで信号処理に反映させるべきコンポーネントパラメータを特定する(S42)。この時の、コンポーネントの特定法や、操作子の判別法は、図14のステップS31の場合と同様である。従って、特定されるコンポーネントパラメータは、呼び出し指示がなされたユーザ制御画面中の少なくとも1つの操作子の複製元となっている各コンポーネントについてのコンポーンネントパラメータとなる。
そして、PC30がオンライン状態であれば、ステップS42で特定した各コンポーネントパラメータを、対応するコンポーネント情報と共に、そのコンポーネントパラメータを記憶させるべきミキサエンジン10に送信する(S43,S44)。各コンポーネントパラメータをどのミキサエンジンに送信すべきかは、対応するコンポーネント情報中のエンジンIDにより認識できる。
そしてその後、ステップS42で特定した各コンポーネントパラメータをカレントメモリの対応箇所、すなわち同じコンポーネントについてのコンポーネントパラメータを記憶する領域に書き込んで(S45)、処理を終了する。
この処理において、PC30のCPUが呼出手段として機能する。
また、ミキサエンジン10側の処理については図示を省略するが、ステップS44で送信されたコンポーネントパラメータを、ミキサエンジン10側のカレントメモリ中の対応箇所に書き込む処理を行う。ミキサエンジン10側にはUCデータはないが、受信するコンポーネントパラメータはユニークIDで特定されるコンポーネントについてのものであるから、この書き込み処理を行うためにUCデータを参照する必要はない。
さらに、PC30から各コンポーネントパラメータに係るコンポーネントIDの情報も送信するようにしてもよい。このようにすれば、ミキサエンジン10側で、受信したコンポーネントパラメータが、受信したコンポーネントIDに係るプリセットコンポーネントについて使用するパラメータとして適切な形式であること確認してからカレントメモリへの書き込みを行うようにすることができる。
以上の処理により、ユーザの指示に従ってUCプリセットを読み出し、そのうちユーザ制御画面70と関連するパラメータを選択的に、PC30とミキサエンジン10双方のカレントメモリに書き込むことができる。
以上説明してきたように、このミキサシステムにおいては、ユーザ制御画面に関連するパラメータの保存を行う際に、コンポーネントを単位として保存の範囲を定め、ユーザ制御画面に、あるコンポーネントのコントロール画面から1つでも操作子が複製されて配置されていれば、そのコンポーネントに係る信号処理に使用する全てのパラメータをUCプリセットとして保存するようにしている。従って、その保存したUCプリセットを呼び出す場合でも、コンポーンネント中の一部のパラメータのみに他とのバランスを欠くような値が設定されてしまうことはなく、少なくともコンポーネント単位では、ユーザの意図に従って各パラメータの値のバランスが取れた状態を保つことができる。また、ユーザ制御画面中で操作可能なパラメータを一括して保存及び呼び出したいという要求も満たすことができる。
従って、ユーザにより編集可能なユーザ制御画面を使用する際の、パラメータの保存や呼び出しに関する利便性を向上させることができる。
また、UCプリセットを呼び出す際には、呼び出し時点でユーザ制御画面に配置されているどの操作子の複製元でもないコンポーネントについては、そのコンポーネントのパラメータをカレントメモリに書き込まないようにしているので、呼び出し時点でユーザ制御画面に関連のない余計なパラメータが呼び出されないようにし、ユーザ制御画面に関連するパラメータを呼び出すという機能の趣旨に沿った動作を行うことができる。また、このことにより、他のユーザ制御画面に関連するパラメータとして保存したUCプリセットを呼び出し、そのうち呼び出し指示に係るユーザ制御画面と関連するパラメータのみをカレントメモリに書き込むといった動作も可能である。
さらに、呼び出し時点でユーザ制御画面に配置されている操作子の複製元になっているコンポーネントであっても、呼び出したUCプリセットにそのコンポーネントについてのコンポーネントパラメータが含まれていない場合には、カレントメモリへの書き込みを行わないようにしているので、UCプリセットの保存後にユーザ制御画面に操作子を追加したような場合でも、ユーザの意に反してカレントメモリに初期値を上書きしてしまうような事態を防止できる。ただし、このようにすることは必須ではない。
なお、ユーザ制御画面70に操作子(操作子Xとする)が配置された後、CADデータの編集によりその複製元のコンポーネントが削除される場合も考えられるが、その場合には、以下のような動作を行うようにするとよい。
まず、操作子Xの複製元の操作子と対応するパラメータはなくなっているので、実行モードにおいて、操作子Xは無効化し、パラメータの変更操作を行えないようにするとよい。ただし、編集モードにおいては、移動や複製、プロパティ変更等の編集を行えるようにしてもよい。
また、ユーザ制御画面70においてUCプリセットの呼び出しが指示された場合に、呼び出したUCプリセットに操作子Xの複製元のコンポーネントのコンポーネントパラメータが含まれていたとしても、もはやカレントメモリにそのパラメータを記憶させる領域はないので、カレントメモリには書き込まないようにするとよい。
さらに、UCプリセットの保存が指示された場合にも、操作子Xの複製元のコンポーネントのコンポーネントパラメータはカレントシーンに含まれていないから、保存先のUCプリセットにも含まれないことになる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明は以上の実施形態に限定されるものではない。
まず、UCプリセットの保存や呼び出しの指示を受け付けるための操作部が、図12や図13に示したものに限られないことはもちろんである。例えば、1つのUCプリセットをファイルシステムにおける1つのファイルとして取り扱い、ファイルのセーブやロードと共通のインタフェースによって保存や呼び出しの指示を受け付けるようにすることも考えられる。この場合において、ユーザ制御画面毎にフォルダを設け、各ユーザ制御画面と対応するUCプリセットをそのユーザ制御画面と対応するフォルダ内に保存するようにすることが考えられる。そして、このようにすれば、単に呼び出し指示に係るユーザ制御画面のフォルダとは別のフォルダのUCプリセットの呼び出しを指示することにより、別のユーザ制御画面と対応するUCプリセットの呼び出しを指示可能とすることができる。
また、UCプリセットとして保存したり呼び出したりするパラメータとユーザ制御画面との「関連」も、上述したものに限られることはない。例えば、操作子だけでなく、ユーザ制御画面に配置されている表示部やラベル等の複製元のコンポーネントについてのコンポーネントパラメータも、保存や呼び出しの対象とするようにしてもよい。あるいは、パラメータとの関連性を考慮して、パラメータの表示を行う表示部等いずれかのパラメータと関連のある部品は対象とし、ラベル等いずれのパラメータとも関連のない部品は対象としないようにしてもよい。
また、コンポーネントよりも細かい単位あるいは大きい単位で、一括して保存/呼び出しを行うべきパラメータのグループを定義し、上述した図14及び図15の処理において、そのグループ単位で保存/呼び出しを行うべきパラメータを特定するようにしてもよい。
また、ユーザ制御画面において、その画面内に配置されている各部品の複製元のコンポーネントを表示するようにしてもよい。このようにすれば、どのコンポーネントに係るパラメータがそのユーザ制御画面における保存/呼び出しの対象となるかを容易に認識することができる。
また、データの構成は図6乃至図8に示したものに限られないし、画面の表示例も、図3乃至図5や図12及び図13に示したものに限られない。さらに、ディスプレイがPC30に含まれている必要もなく、外部の表示手段を使用しても構わない。また、ミキサシステムの制御装置として、PC30ではなく専用の制御装置を用いてもよいし、制御装置が音響信号処理装置と一体化されていてもよい。制御装置が制御する音響信号処理装置の数も、任意であり場合によって異なる音響信号処理装置が制御装置に接続されてもよい。
さらに、上述したこの発明のプログラムは、予めPC30のHDD等に記憶させておくほか、CD−ROMあるいはフレキシブルディスク等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供し、そのメモリからこのプログラムをPC30のRAMに読み出させてCPUに実行させたり、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムをHDD等の記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させたりしても、同様の効果を得ることができる。
以上の説明から明らかなように、この発明の制御装置又はプログラムによれば、信号処理の内容をプログラム可能な音響信号処理部を有する音響信号処理装置の制御装置において、編集可能な制御画面を使用する際の、パラメータの保存や呼び出しに関する利便性を向上させることができる。従って、この発明を利用すれば、利便性が高い制御装置を提供することができる。
この発明の制御装置の実施形態であるPCと、その制御対象の音響信号処理装置であるミキサエンジンとを備えたミキサシステムの構成例を示すブロック図である。 複数台のミキサエンジンのカスケード接続した場合のミキサシステムの構成例を示すブロック図である。 図1に示したPCのディスプレイに表示させるCAD画面の例を示す図である。 同じくコントロール画面の表示例を示す図である。 同じくユーザ制御画面について説明するための図である。 図1に示したミキサシステムにおいてPC側で使用するデータの構成の一部を示す図である。 その別の一部を示す図である。 図7に示した一部のデータの構成をより詳細に示す図である。 図6乃至図8に示したデータの編集に関連して図1に示したPCが実行するタスクの例を示す図である。 ユーザ制御画面への部品の追加が指示された場合にPCのCPUが実行する処理のフローチャートである。 同じくユーザ制御画面上の操作子が操作された場合の処理のフローチャートである。 図1に示したPCのディスプレイに表示させるストア画面の表示例を示す図である。 図5に示したユーザ制御画面上でリコールキーが押下された場合の表示例を示す図である。 UCプリセットの保存が指示された場合に図1に示したPCのCPUが実行する処理のフローチャートである。 同じくUCプリセットの呼び出しが指示された場合の処理のフローチャートである。
符号の説明
10…ミキサエンジン、11…CPU、12…フラッシュメモリ、13…RAM、14…表示器、15…操作子、16…PCI/O、17…MIDII/O、18…その他I/O、19…波形I/O、20…DSP、21…カスケードI/O、22…システムバス、30…PC、40…CAD画面、60…コントロール画面、61,71…つまみ、70…ユーザ制御画面、72,92…ストアキー、73…リコールキー、74…メニュー、75…ポインタ、90…ストア画面、91…ストア先指定部、93…キャンセルキー、A…コンポーネント、B…出力端子、C…入力端子、D…結線

Claims (3)

  1. 複数の信号処理手段自体またはその構成要素と、該手段または構成要素同士をどのように結線するかを規定することによって音響信号に対する信号処理の内容を変更できるように構成し、該信号処理の内容を変更した後の構成に基づいた信号処理を行うことができるようにプログラム可能な音響信号処理部を有する音響信号処理装置の制御装置であって、
    前記信号処理の内容を変更できる各前記信号処理手段または構成要素について、その各手段または構成要素に係る信号処理を前記音響信号処理装置に実行させる際に使用するパラメータの値を設定するための部品を有する、予め用意されたコントロール画面及び、画面内にどの部品を配置及び表示するかをユーザが編集可能なユーザ制御画面を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記信号処理構成に基づいた信号処理に反映させるパラメータの値を前記各信号処理手段または構成要素単位で記憶するカレントメモリと、
    ユーザ操作に応じて、前記コントロール画面中の操作子の複製を、前記ユーザ制御画面中に配置する手段と、
    ユーザ操作に応じて、前記ユーザ制御画面に関連するパラメータの保存及び呼び出しの指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が保存の指示を受け付けた場合に、前記ユーザ制御画面中に配置された操作子の複製元と対応する各前記信号処理手段または構成要素に係るパラメータを該手段または構成要素単位で前記カレントメモリから読み出して、前記ユーザ制御画面に関連する一連の設定データとして記憶手段に記憶させる保存手段と、
    前記受付手段が呼び出しの指示を受け付けた場合に、その指示に係る設定データを前記記憶手段から読み出し、該設定データのうち、前記ユーザ制御画面中に配置された操作子の複製元と対応する各前記信号処理手段または構成要素に係るパラメータを該手段または構成要素単位で前記カレントメモリに書き込む呼出手段とを設けたことを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1記載の制御装置であって、
    前記呼出手段が、前記ユーザ制御画面中に配置された操作子の複製元と対応する前記信号処理手段または構成要素であって、前記読み出した設定データ中に対応するパラメータが含まれていない手段または構成要素があった場合、その手段または構成要素に関しては前記カレントメモリにパラメータを書き込まない手段であることを特徴とする制御装置。
  3. コンピュータを請求項1又は2記載の制御装置として機能させるためのプログラム。
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