JP2005145459A - パウチ容器 - Google Patents

パウチ容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005145459A
JP2005145459A JP2003380790A JP2003380790A JP2005145459A JP 2005145459 A JP2005145459 A JP 2005145459A JP 2003380790 A JP2003380790 A JP 2003380790A JP 2003380790 A JP2003380790 A JP 2003380790A JP 2005145459 A JP2005145459 A JP 2005145459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
bag body
pouch container
exterior
exterior film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003380790A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4289978B2 (ja
Inventor
Nobuo Ueda
修生 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal International Inc
Original Assignee
Fuji Seal International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal International Inc filed Critical Fuji Seal International Inc
Priority to JP2003380790A priority Critical patent/JP4289978B2/ja
Publication of JP2005145459A publication Critical patent/JP2005145459A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4289978B2 publication Critical patent/JP4289978B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、冷温保存して取り出した後に、結露を防止できるパウチ容器を提供することを課題とするものである。
【解決手段】 熱融着された融着部を有する袋本体2と、袋本体2の少なくとも表裏面部21に重ねられ且つ内面にシーラント層を有する外装フィルム3とを備え、袋本体の融着部2aに、間隔をあけて複数の切欠部5が形成され、切欠部5を通じて対向する外装フィルム3の内面同士を熱融着して外装融着部3aを形成することにより、外装フィルム3が袋本体2に付けられているパウチ容器。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パウチ容器に関する。
従来、飲料、ゼリー状食品、氷状のものやアイスクリームなどの冷菓などを充填する容器として、可撓性を有する積層フィルムからなるパウチ容器が知られている。かかるパウチ容器は、例えば、飲料などを充填した後、冷やして食することがある。しかしながら、このように充填済みパウチ容器を冷やすと、冷蔵室から取り出した後に、パウチ外面が結露する。特に、飲料を充填して氷らせたり、氷菓を収容した場合には、これを冷凍室から出すと、パウチ外面には、急速に且つ多量の結露を生じる。このように結露を生じると、パウチ容器が置かれた載置面を濡らしたり、持ち手が濡れたりするので、結露を防止できるパウチ容器が望まれている。また、パウチ容器は、大量に消費され且つ比較的安価でなければ商品的価値がないので、簡易構造で、大量生産に適することも必要とされる。
そこで、本発明は、結露を防止できるパウチ容器を提供することを課題とするものである。
本発明は、その手段として、袋本体と、袋本体の少なくとも表裏面部に重ねられ、且つ内面にシーラント層を有する外装フィルムとを備え、外装フィルムの端部が、袋本体の表裏面部の縁から延出しており、この外装フィルムの延出部分に於いて外装フィルムの内面同士を熱融着することにより、外装フィルムが袋本体に付けられているパウチ容器を提供する。
かかるパウチ容器は、外装フィルムが袋本体の表裏面部に重ねられているので、外装フィルムと袋本体の表裏面部との間に、空隙が形成される。このように袋本体の中で広面積を占める表裏面部に空隙を介して外装フィルムが設けられてなるパウチ容器は、これを冷蔵又は冷凍などの冷温保存した後に取り出しても、パウチ容器の外面(外装フィルムの外面)に結露が生じ難い。さらに、袋本体の縁からはみ出る延出部分に於いて、外装フィルムの内面同士が熱融着されているので、構造が簡易である上、パウチ容器の肉厚を比較的薄くすることができる。つまり、パウチ容器に空隙を形成するため、袋本体の外面に外装フィルムを付ける手段としては、袋本体の表裏面部の外面に、熱融着性のあるシーラントフィルム(層)を設け、このシーラントフィルムと外装フィルムの端部内面を熱融着する手段が考えられるが、この手段によれば、袋本体の外面にシーラントフィルムを設ける分、パウチ容器の肉厚が増える。一方、本発明によれば、袋本体の表裏面部の縁から延出させた外装フィルムの延出部分に於いて、外装フィルムの内面同士を熱融着しているから、袋本体の外面に更にシーラントフィルムを設ける必要がなく、よって、シーラントフィルムを設けて外装フィルムを熱融着する手段に比して、パウチ容器を薄く構成することができる。また、袋本体の表裏面部の外面に外装フィルムを設けるため、袋本体を構成する本体フィルムは耐傷性等のための層などを省略することができ、よって、パウチ容器を薄くすることができる。
また、本発明の第2の手段は、熱融着された融着部を有する袋本体と、袋本体の少なくとも表裏面部に重ねられ且つ内面にシーラント層を有する外装フィルムとを備え、袋本体の融着部に、間隔をあけて複数の切欠部が形成され、切欠部を通じて対向する外装フィルムの内面同士を熱融着することにより、外装フィルムが袋本体に付けられているパウチ容器を提供する。
かかるパウチ容器も同様に、外装フィルムと袋本体の表裏面部の間に、空隙が形成されるので、パウチ容器の外面に結露が生じ難く、又、外装フィルムの内面同士が熱融着されているので、比較的薄いパウチ容器を構成できる。さらに、袋本体の融着部に切欠部を設け、この切欠部に於いて外装フィルムの内面同士を熱融着しているので、袋本体の融着部から外装フィルムが突出しないパウチ容器を提供することも可能である。また、切欠部は間隔をあけて複数形成されているので、隣合う切欠部の間では外装フィルムは非接着となり、この間から上記空隙へ空気が充分に入り込み、結露防止効果を高めることができる。
また、本発明の第3の手段は、内面にシーラント層を有する本体フィルムからなる袋本体と、袋本体の少なくとも表裏面部に重ねられ且つ内面にシーラント層を有する外装フィルムとを備え、袋本体の端部に、本体フィルムの内面が重ね合わされて熱融着された融着部と本体フィルムの内面の一部が露出した内面露出部とが形成されており、内面露出部と外装フィルムの内面を熱融着することにより、外装フィルムが袋本体に付けられているパウチ容器を提供する。
かかるパウチ容器も同様に、外装フィルムと袋本体の表裏面部の間に、空隙が形成されるので、結露が生じ難く、又、外装フィルムと本体フィルムの内面が熱融着されているので、比較的薄いパウチ容器を構成できる。
本発明のパウチ容器によれば、外装フィルムと袋本体の間に空隙が形成されるので、充填物を充填して冷温保存した後、これを取り出しても、パウチ容器の外面に結露が生じ難く、従って、使用者は、手を濡らすことなく充填物を注出することができる。
以下、本発明について、図面を参照しつつ具体的に説明する。尚、便宜上、方向を示す用語として、「内」は袋本体2の収納部28方向を指し、「外」は収納部28から離れる方向を指す。
(第1実施形態)
図1は、収納部に充填物が充填された状態のスパウト付きパウチ容器1の斜視図、図2(a)は、(未充填の)スパウト付きパウチ容器の平面図、図2(b)は同分解斜視図、図3(a)は、図2のA−A線断面図、図3(b)は、図2のB−B線断面図を示す。尚、図3に於いて、切欠部5と外装フィルム3との間は、外装フィルム3の内面が熱融着されることによって隙間なく密着しているが、切欠部を判りやすく示すため、便宜上、隙間を開けて表している(この点、図7(b)、図8(b)、図10、図13(b)、図14(b)も同様)。
図1〜図3に於いて、1は、本体フィルムの端部を接着することにより袋状に形成された袋本体2とこの袋本体2の少なくとも表裏面部21に重ねられた外装フィルム3とからなるパウチ容器10と、このパウチ容器10の上方に取り付けられたスパウト4と、を備えるスパウト付きパウチ容器を示す。
袋本体2は、表面部21、裏面部21及び底面部22を構成する3枚の可撓性の本体フィルムからなり、各フィルムの端部の内面を互いに接着することにより、底面ガゼット付き自立型袋に形成されている。具体的には、本体フィルムは、最内層に熱融着性を有するシーラント層が積層され、且つ最外層に外装フィルム3の内面と非融着な層が積層された積層フィルムからなる。このうち表裏面部21,21を構成するフィルムは、矩形状に形成されており、他方、底面部22を構成するフィルムは、中央部で幅方向に内側に折り畳まれている。この表裏面フィルム21の側端部21a,21aの内面同士を所定幅熱融着することにより、袋本体2の側端部に、側端融着部2aが形成されている。また、底面フィルム22を折り畳んで挟み込み、表裏面フィルム21の下端部21bの内面と底面フィルム22の内面を所定幅熱融着することにより、袋本体2の下端部に、下端融着部2bが形成されている。更に、スパウト4の被融着部41を挟み込んだ状態で、表裏面フィルム21の上端部21cを所定幅熱融着することにより、袋本体2の上端部に、上端融着部2cが形成されている。かかる袋本体2の側端融着部2a,2a及び上端融着部2cには、その縁の一部が内側に凹んだ凹みが複数形成されている。この凹みは、例えば、各融着部2a,2cの縁を内側に切り欠くことによって形成された切欠部5からなり、この切欠部5は、例えば、側端融着部2aにそれぞれ3箇所、及び上端融着部2cに2ヶ所所定間隔をあけて形成されている。切欠部5の形状は特に限定されないが、例えば、図示したような半円弧状に形成されている。尚、折り畳み状態の底面フィルム22の両側端部には、切欠部11が形成されており、この切欠部11を通じて対向する表裏面フィルム21の内面同士が熱融着されることにより、表裏面部21の側端部21a下方が拡がらないように部分的に止められている。
外装フィルム3は、本体フィルムとは別個のフィルムであり、最内層に熱融着性を有するシーラント層が積層され、且つ最外層に耐熱性を有する層が積層された積層フィルムからなる。外装フィルム3の形状は、表裏面フィルム21と同形の平面矩形状に形成されている(但し、切欠部5は形成されていない)。かかる外装フィルム3は、袋本体2の切欠部5が形成されていない縁(各融着部2a,2b,2cの直線状の縁)に沿うようにして、袋本体2の表裏面部21にそれぞれ重ねられ、この外装フィルム3によって袋本体2の表裏面部21全面が覆われている。従って、外装フィルム3の端部の一部分は、袋本体2の各切欠部5の縁から延出しており、このはみ出した延出部分6に於いて対向する両外装フィルム3の内面同士が熱融着され、外装融着部3aが形成されている。かかる外装融着部3aが形成されることにより、外装フィルム3は、袋本体2の切欠部5に係止された状態で袋本体2に止着され、他方、外装融着部3a以外は、表裏面部21と非接着であるため、外装フィルム3と表裏面部21との間に空隙7が形成されている。また、この空隙7と連通して、隣り合う外装融着部3aの間には、外部に通じる通気口71が確保されている。
外装フィルム3を構成する積層フィルムは、図3に示すように、内側から順に、熱融着するためのシーラント層31、耐熱性や表面摩擦などを付与するための外面層32の2層構造からなる。
このシーラント層31は、熱融着可能な素材であれば特に限定されず、例えば、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などを用いることができる。これらのうち熱融着性に優れる直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。シーラント層31の厚みは、例えば、30〜150μm程度である。外面層32は、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系フィルム、ポリプロピレン、ナイロンなどのポリアミド系フィルム、2種以上の積層体などを用いることができ、更に、合成樹脂製フィルムの場合は延伸フィルムを用いることが好ましい。これらのうち熱融着時の耐熱性、寸法安定性などに優れるポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系フィルムを用いることが好ましい。外面層32の厚みは、例えば、10〜70μm程度である。
尚、特に図示しないが、外装フィルム3の外面層32の内面又は外面には、商品名、絵柄などの表示が印刷された意匠印刷が施されている。また、袋本体2の切欠部5が外部から透視し得ないようにするため、外装フィルム3は、印刷により又は非透明フィルムを用いるなどして、非透明とされている。
次に、表裏面フィルム21及び底面フィルム22を構成する積層フィルムは、内側から外側に向かって順に、例えば、熱融着するためのシーラント層211、袋の強度(耐屈曲性、耐ピンホール性など)を保持するための基材層212、ガスバリア性や遮光性などを付与するためのバリア層213、耐熱性などを付与するための外面層214が積層された4層構造からなる。
シーラント層211は、外装フィルム3のシーラント層31で例示したものを用いることができる。基材層212は、比較的強度に優れるものであれば特に限定されず、ナイロンなどのポリアミド系フィルム、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系フィルム、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体などのポリプロピレン系フィルムなどの合成樹脂製フィルム、紙、合成紙、2種以上の積層体などを用いることができる。これらのうち耐屈曲性に優れる6ナイロン、6,6ナイロンなどのポリアミド系フィルムを用いることが好ましい。基材層212の厚みは、例えば、10〜70μm程度である。バリア層213は、ガスバリア性を有するものであれば特に限定されず、アルミニウムなどの金属箔、シリカ蒸着フィルム、ポリ塩化ビニリデンやエチレン−ビニルアルコール共重合体などのガスバリア性を有する合成樹脂製フィルム、2種以上の積層体などを用いることができる。これらの中でアルミニウム、酸化アルミなどの金属蒸着フィルムやシリカ蒸着フィルムを用いることが好ましい。バリア層213の厚みは、例えばアルミ箔の場合に、6〜30μm程度である。外面層214は、外装フィルム3の外面層32で例示したものを用いることができる。
スパウト4は、着脱可能なキャップ43が取り付けられる注出口44と、注出口44に連通する導管42と、袋本体2への取付部分である被融着部41とを備え、その材質は、各種の合成樹脂、アルミニウムなどの金属などで形成することができるが、袋本体2と簡易に取り付けることができることから、少なくとも被融着部41の周面が表裏面フィルム21の内面と熱融着可能なものが好ましい。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂成型品によって形成することができ、良好に熱融着できることから、表裏面フィルム21のシーラント層211と同種の材質のものが好ましい。
上記スパウト付きパウチ容器1は、例えば、表裏面フィルム21の側端部21a及び下端部21bを熱融着して側端融着部2a及び下端融着部2bを形成し、少なくとも側端融着部2aに切欠部5を形成し、外装フィルム3を重ね合わせ、シーラーなどのヒータ装置で、外装フィルム3の外面を加熱し、切欠部5に於いて向かい合う外装フィルム3の内面を熱融着して外装融着部3aを形成することにより、外装フィルム3が袋本体2に付けられた上部開口型のパウチ容器10が得られ、最後に、スパウト4を挿入して上端部を熱融着することにより、スパウト付きパウチ容器1が製造される。
具体的に工業的製造工程では、製袋機を用いて、原反シートから複数列のパウチ容器が製造される。以下、製袋機によって2個同時に製造する方法について説明する。
図4及び図5に示すように、2列の表面フィルム21が横向きに(シート送り方向Zに対して側端部が直交するように隣り合わせて)連続的に繋がった表面フィルム原反シート121と、同様の裏面フィルム原反シート121との間に、底面フィルム原反シート122を折り畳んで挟み込みながら、袋本体2の下端融着部2bを形成すべく、上下から縦ヒータ装置100で表裏面フィルム原反シート121の両端部を加熱し冷却後、袋本体2の側端融着部2aを形成すべく、横ヒータ装置101で側端融着部2aの2倍幅分、表裏面フィルム原反シート121を加熱する。これによって図5(a)に示すような長手方向切断予定線Xにて上端部21cが対向し、幅方向切断予定線Yにて側端融着部2aが連続的に繋がった袋本体連続シート123が得られる。次に、図5(b)に示すように、この袋本体連続シート123の長手方向切断予定線X及び幅方向切断予定線Yを中心にして、穿孔装置102を用いて、円形などの孔51を所定数穿設する。この袋本体連続シート123の上下に外装フィルム原反シート124を重ね合わせ、外装フィルム原反シート124の上下から孔51を含むように横ヒータ装置103を用いて加熱する。すると、図5(c)に示すように、孔51で囲われる範囲に於いて、上下の外装フィルム3の内面同士のみが熱融着される。その後、カッター104を用いて、長手方向切断予定線Xで2列に切断し、幅方向切断予定線Yで個々に切断すれば、側端融着部2aの切欠部5に外装フィルム3が止着された上端部21c未接着のパウチ容器10が得られる。
そして、この上端部21cを開口させ、ここからスパウト4を挿入して、被融着部41を挟み込んだ状態で熱融着して上端融着部2cを形成することにより、スパウト4が取り付けられると共に、上端融着部2cの切欠部5から延出した外装フィルム3の内面が熱融着されて外装融着部3aが形成される。
上記スパウト付きパウチ容器1は、スパウト4を通じて充填物を充填することにより、使用される。充填物を充填した際には、通気口71を通じて、外装フィルム3と袋本体2の表裏面部21の間に形成された空隙7に空気が入り込み、空気層が形成される。従って、かかる充填済みパウチ容器1を冷やした状態で取り出しても、外装フィルム3の外面に結露が生じ難い。また、空気層によって、充填物の保冷効果も期待できる。また、空気層を有するので、例えば、充填物を氷らせたりなどして固形化充填物を充填した場合に、その形状が外装フィルム3に映り難く、従って、スパウト付きパウチ容器1は自然な滑らかな外観となる。
さらに、外装フィルム3を付けるために、袋本体2の外面にシーラント層を設ける必要がないので、比較的肉厚の薄いパウチ容器10とすることができる。また、パウチ容器10を製造する際には、袋本体2の融着部に孔51(切欠部5)を開け、その上から外装フィルム3を重ねて加熱するだけで、外装フィルム3を袋本体2に付けることができるので、既存の設備を利用して、パウチ容器10を簡易に製造することができる。
次に、第1実施形態の各種の変形例を説明する。
切欠部5は、側端融着部2a及び上端融着部2cに形成されるものに限られず、例えば、図6に示すように、両側端融着部2aのみに形成されていてもよい。また、切欠部5は、半円弧状に限られず、例えば、図6に示すような四角状、V字状などでもよい。切欠部5の数や設ける位置については、外装フィルム3が袋本体2から離脱等しないように適宜選択すればよい。
さらに、切欠部5は、袋本体2の融着部2a,2cの最外縁を構成するように形成されている(融着部2a,2cの縁の一部が内側に凹んだ形状)ものに限られず、例えば、図7に示すように、袋本体2の融着部2aの中途部分に切欠部5(穿設孔)を設け、この切欠部5から2枚の外装フィルム3の内面を覗き出させて外装フィルム3同士を融着し、外装融着部3aを形成してもよい。もっとも、融着部2aの中途部分に切欠部5を設けると、融着部2aのシール有効幅Wが狭くなるので、中途部分に設けるよりも融着部2aの縁に形成されている方が好ましく、又、縁に設ける場合に於いて、内側への凹みの程度が小さい切欠部5が好ましい。
また、切欠部5を設けない態様、例えば、図8に示すように、外装フィルム3の端部を袋本体2の融着部2a,2cの縁から外側に延出させて外装融着部3aが形成されてもよい。この場合も、側端融着部2aに於いてのみ外装フィルム3が延出されていてもよい。
また、袋本体2の形状は、底面ガゼット付き自立型袋に限られず、表裏面部21の2面からなり、該表裏面部21の周端部が熱融着された略扁平型のものや、表裏面部21及び側面部の3面からなる片側面ガゼット付き自立型のものなどに適用することも可能である。
また、第1実施形態に係るパウチ容器10の製法の変形例として、例えば、表裏面フィルム21の所定箇所に孔51(切欠部5)を予め穿設しておき、この孔51が一致するように表裏面フィルム21を重ね合わせると共に、該表面フィルム21の外面に外装フィルム3を重ね合わせ、シーラーなどの加熱装置で、外装フィルム3の外面を加熱して、表裏面フィルム21の端部内面を熱融着して各融着部2a,2bを形成すると同時に、外装フィルム3の内面同士を熱融着して外装融着部3aを形成することもできる。かかる製法によれば、表裏面フィルム21の融着部2aと外装フィルム3の外装融着部3aを一時に形成することができるので、上記製法に比して熱融着工程を少なくすることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態のパウチ容器は、外装フィルムを袋本体に付ける手段として、外装フィルム内面と本体フィルム内面を熱融着する点を特徴とする。以下、主として上記第1実施形態と異なる部分について説明し、同様の構成については用語及び図番を援用し、その説明を省略することがある。
図9及び図10に於いて、袋本体2の融着部2a,2b,2cを構成するために、本体フィルム21,23の端部内面を重ね合わせた箇所のうち、外装フィルム3が重ねられた側の本体フィルム21の端部の一部を切り欠いて他方の本体フィルム23の内面を露出させ、この本体フィルム23の内面露出部8と外装フィルム3とが熱融着されている。具体的には、袋本体2は、表裏面部21,21、及び両側面部23,23を構成する4枚の可撓性の本体フィルムからなり、各フィルム21,23の端部の内面を互いに接着することにより、表裏面部21の下方(図9(b)の二点鎖線より下方)を折り曲げてパウチ容器10の底面10aを形成する両側面ガゼット付き自立型袋に形成されている。かかる表裏面フィルム21及び側面フィルム23は、上記第1実施形態と同様に、最内層にシーラント層を有し、且つ最外層に外装フィルム3の内面と非融着な層が積層された積層フィルムからなる。この表裏面フィルム21の側端部21aには、間隔をあけて複数の切欠部5が形成されている。かかる表裏面フィルム21の側端部21aと側面フィルム23の側端部23aを熱融着することにより、袋本体2の両側に側端融着部2aが形成されるが、表裏面フィルム21には切欠部5が形成されているので、袋本体2の側端部の一部には、この切欠部5から側面フィルム23の内面が露出している。この内面露出部8と外装フィルム3の内面が熱融着されることにより、外装融着部3aが形成され、外装フィルム3が袋本体2に取り付けられたパウチ容器10が構成されている。
パウチ容器10は、例えば、表裏面フィルム21の少なくとも側端部21aに切欠部5を形成し、表裏面フィルム21に外装フィルム3を重ね合わせ、シーラーなどで、外装フィルム3の外面を加熱して、袋本体2の各融着部2aを形成すると同時に、外装フィルム3と内面露出部8から露出した本体フィルムとを熱融着することにより製造できる。
第1実施形態と同様に、具体的に製袋機による製法では、図11に示すように、2列の表面フィルム21が縦向きに(シート送り方向Zに対して側端部21aが平行に)連続的に繋がった表面フィルム原反シート121に、所定間隔をあけて孔51(切欠部5)を穿設し、同様の裏面フィルム原反シート121に、同様の孔51を穿設する。次に、表裏面フィルム原反シートの121の間に、前記孔51に端部内面が重なるように左右一対計2組の側面フィルム原反シート125を折り畳んで挟み込みながら導入し、更に、表裏面フィルム原反シート121の外面に外装フィルム原反シート124を重ねる。次に、袋本体2の側端融着部2aを形成すべく、上下から縦ヒータ装置100で外装フィルム原反シート124の上下から加熱する。これにより袋本体2の側端融着部2aが形成されると同時に、外装フィルム原反シート124の内面と側面フィルム原反シート125の内面が熱融着されて外装融着部3aが形成される。次に、袋本体2の下端融着部2bを形成すべく、横ヒータ装置101で外装フィルム原反シート124の上下から所定箇所を加熱し、最後に、長手方向切断予定線で2列に切断し、幅方向切断予定線で個々に切断すれば、側端融着部2aの一部で外装フィルム3が止着された上端部21c未接着のパウチ容器10が得られる。そして、スパウト4を挟み込んで上端部21cを熱融着することにより、スパウト付きパウチ容器1が製造される。
本実施形態のスパウト付きパウチ容器1も、充填物を充填した際には、通気口71を通じて空隙7に空気が入り込み、空気層が形成されるので、パウチ容器10(外装フィルム3)の外面に結露が生じ難いなど上記第1実施形態と同様の効果を有する。
上記第2実施形態の変形例について説明する。
内面露出部8は、袋本体2の側端部及び上端部に形成されるものに限られず、例えば、図12に示すように、表裏面フィルム21の下端部21bに切欠部5を設けて、側面フィルム23(本体フィルム)の一部が露出した内面露出部8が形成されていてもよく、或いは、側端部21aにのみ切欠部5が形成されていてもよい。また、内面露出部8(切欠部5)の形状は、半円弧状に限られず、例えば、四角状、V字状などでもよいし、又、外装フィルム3が重ねられる側の本体フィルム21の端部の中途部分に切欠部5(穿設孔)を設けてもよい。また、図13に示すように、切欠部5を端部に沿って帯状に形成したもの(外装フイルム3が重ねられる側の本体フィルムの端部全体を短くしたもの)でもよい。この場合には、帯状の内面露出部8が形成される。
また、パウチ容器10の形状は、両側面ガゼット付き自立型袋に限られず、図14に示すような表裏面部21の2面からなり、該表裏面部21の周端部が熱融着された略扁平型の袋本体2に適用することも可能である。この場合、内面露出部8を形成するための切欠部5は、表裏面フィルム21の何れにも設けられるが、表裏フィルム21の切欠部5は互いに対抗しないように位置ずれして形成される。その他、特に図示しないが、表裏面部21及び底面部22の3面からなる底面ガゼット付き自立型や、表裏面部21及び側面部23の3面からなる片側面ガゼット付き自立型のものなどに適用することも可能である。
(他の実施形態)
上記第1及び第2の各種の実施形態に於いては、パウチ容器10にスパウト4が取り付けらたスパウト付きパウチ容器1を例示しているが、スパウト4を取り付けず、袋状のパウチ容器として使用することも可能である。
さらに、上第1及び第2の各種の実施形態に於いては、外装フィルム3は、表裏面部21の全面を覆うように形成されているが、例えば、図15に示すように、表裏面部21の中央部を幅方向に覆うような、部分的に表裏面部21を覆うものでもよい。
また、例えば、側面部23や底面部22にも外装フィルム3を設けることも可能である。
さらに、袋本体2を構成する本体フィルムは、必ずしも基材層212、バリア層213、外面層214を備えていなければならないわけではなく、例えば、外装フィルム3によって本体フィルムの全面が覆われている場合には、その本体フィルムについては外面層214及び/又は基材層212を有しないフィルムを使用することも可能であり、このように外面層などを省略できるので、パウチ容器10を薄くすることができる。また、例えば、ガスバリア性が要求されない充填物(例えば、冷凍食品等)を充填する場合には、バリア層を設けなくてもよい。さらに、上記各層と機能が異なる層、例えば、不織布層や発泡樹脂層などを本体フィルム及び/又は外装フィルムの全面又は一部分に積層することも可能である。このように不織布層や発泡樹脂層などを設けることにより、空気層との相乗効果による断熱性の向上を図ることができる。
また、スパウト4は、注出口44と被融着部41を有するものであれば特に限定されず、例えば、導管42を有しないものや、導管42に代えて断面十字状などの棒状体が設けられたものなど各種公知のものを使用することができる。
尚、本発明のパウチ容器10に充填する充填物は、飲料、アイスクリームなどの氷菓などに限られず、スナックなどの菓子などのその他の食品、医薬品などを充填することも可能であり、また、冷温保存用以外に使用することも可能である。
第1実施形態の充填済みのスパウト付きパウチ容器を示す斜視図。尚、外装融着部を薄墨塗りで、袋本体の各融着部を網掛けで表している(以下、同様)。 (a)は、スパウト付きパウチ容器の平面図、(b)は、同分解斜視図。 (a)は、図2のA−A線断面図、(b)は、図2のB−B線断面図。尚、フィルムの厚みを拡大して表している。 パウチ容器の製造工程を示す参考斜視図。 (a)は、図4の矢印(イ)部分の連続シートの一部省略平面図、(b)は、同矢印(ロ)部分の一部省略平面図、(c)は、同矢印(ハ)部分の一部省略平面図。 第1実施形態の変形例に係るスパウト付きパウチ容器を示す平面図。 (a)は、同スパウト付きパウチ容器を示す平面図、(b)は、C−C線断面図。但し、外装フィルムや本体フィルムの各層構造の詳細は省略する(図8、図10、図12及び図13についても同じ)。 (a)は、同スパウト付きパウチ容器を示す平面図、(b)は、D−D線断面図。 (a)は、第2実施形態の充填済みスパウト付きパウチ容器を示す斜視図、(b)は、第2実施形態のスパウト付きパウチ容器の平面図。 (a)は、図9のE−E線断面図、(b)は、同F−F線断面図。 パウチ容器の製造工程を示す参考斜視図。 第2実施形態の変形例に係るスパウト付きパウチ容器を示す平面図 (a)は、同スパウト付きパウチ容器を示す平面図、(b)は、G−G線断面図。 (a)は、第2実施形態の変形例に係る充填済みのスパウト付きパウチ容器を示す斜視図、(b)は、H−H線断面図。 (a)、(b)共に、その他の実施形態に係るスパウト付きパウチ容器を示す平面図。
符号の説明
1…スパウト付きパウチ容器、2…袋本体、2a…側端融着部、2b…下端融着部、2c…上端融着部、21…表面部(表面フィルム),裏面部(裏面フィルム)、22…底面部(底面フィルム)、23…側面部(側面フィルム)、21a…側端部、21b…下端部、21c…上端部、23a…側面部の側端部、211…本体フィルムのシーラント層、212…同基材層、213…同バリア層、214…同外面層、3…外装フィルム、3a…外装融着部、31…外装フィルムのシーラント層、32…同外面層、4…スパウト、41…スパウトの被融着部、5…切欠部、51…孔、6…外装フィルムの延出部分、7…空隙、71…通気口、8…本体フィルムの内面露出部、10…パウチ容器、100…縦ヒータ装置、101,103…横ヒータ装置、102…穿孔装置、104…カッター、121…表裏面フィルム原反シート、122…底面フィルム原反シート、123…パウチ連続シート、124…外装フィルム原反シート、125…側面フィルム原反シート、X…長手方向切断予定線、Y…幅方向切断予定線、Z…シート送り方向

Claims (3)

  1. 袋本体と、前記袋本体の少なくとも表裏面部に重ねられ且つ内面にシーラント層を有する外装フィルムと、を備え、
    前記外装フィルムの端部が、前記袋本体の表裏面部の縁から延出しており、前記外装フィルムの延出部分に於いて外装フィルムの内面同士を熱融着することにより、前記外装フィルムが袋本体に付けられていることを特徴とするパウチ容器。
  2. 熱融着された融着部を有する袋本体と、前記袋本体の少なくとも表裏面部に重ねられ且つ内面にシーラント層を有する外装フィルムと、を備え、
    前記袋本体の融着部には、間隔をあけて複数の切欠部が形成されており、前記切欠部を通じて対向する外装フィルムの内面同士を熱融着することにより、前記外装フィルムが袋本体に付けられていることを特徴とするパウチ容器。
  3. 内面にシーラント層を有する本体フィルムからなる袋本体と、前記袋本体の少なくとも表裏面部に重ねられ且つ内面にシーラント層を有する外装フィルムと、を備え、
    前記袋本体の端部には、本体フィルムの内面が重ね合わされて熱融着された融着部と前記本体フィルムの内面の一部が露出した内面露出部とが形成されており、前記内面露出部と外装フィルムの内面を熱融着することにより、前記外装フィルムが袋本体に付けられていることを特徴とするパウチ容器。
JP2003380790A 2003-11-11 2003-11-11 パウチ容器 Expired - Fee Related JP4289978B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380790A JP4289978B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 パウチ容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380790A JP4289978B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 パウチ容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005145459A true JP2005145459A (ja) 2005-06-09
JP4289978B2 JP4289978B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=34690357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003380790A Expired - Fee Related JP4289978B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 パウチ容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4289978B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012012083A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 包装材
JP2012012082A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 包装材及びその製造方法
JP2014111483A (ja) * 2014-02-14 2014-06-19 Dainippon Printing Co Ltd 包装材
WO2017141354A1 (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 株式会社フジシールインターナショナル 包装袋の製造方法
WO2024075693A1 (ja) * 2022-10-05 2024-04-11 藤森工業株式会社 包装容器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012012083A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 包装材
JP2012012082A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 包装材及びその製造方法
JP2014111483A (ja) * 2014-02-14 2014-06-19 Dainippon Printing Co Ltd 包装材
WO2017141354A1 (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 株式会社フジシールインターナショナル 包装袋の製造方法
WO2024075693A1 (ja) * 2022-10-05 2024-04-11 藤森工業株式会社 包装容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4289978B2 (ja) 2009-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4289978B2 (ja) パウチ容器
US20080010950A1 (en) Method For Production Of A Bag In A Flexible Material Comprising A Shaped Sealing Zone
JP2007022570A (ja) スパウト付きパウチ容器
JP6862809B2 (ja) 電子レンジ用パウチ
WO2004076169A1 (ja) 積層材料、積層材料の製造方法、積層材料のヒートシール方法および包装容器
JP4809098B2 (ja) 易開封性袋
JP4451113B2 (ja) スパウト付きパウチ容器
JP4397214B2 (ja) スパウト付きパウチ容器
JP2009018814A (ja) 物品収容袋
JP4913402B2 (ja) ラベル付きパウチの製造方法
JP4514097B2 (ja) スパウト付きパウチ容器
JP2006248576A (ja) 自立性電子レンジ用包装容器およびその包装体
JP3844828B2 (ja) ガセット袋及びその製造方法
JP2005162283A (ja) スパウト付きパウチ容器
JP2003128082A (ja) スタンディングパウチ
JP2019142582A (ja) 保冷用包装材の製造方法
JP6236927B2 (ja) 把持部を備えた袋
JP3179051U (ja) 食品用包装体
JP7345310B2 (ja) 内容物入りサイドガゼット袋用カートン、及び内容物入りサイドガゼット袋のカートン収納体
JP4530713B2 (ja) 縊れパウチ容器
JP3908517B2 (ja) 袋入り包装箱
JP2590315Y2 (ja) 食品用包装材料
JP2001158480A (ja) 氷菓用包装体及び氷菓入り包装体
JP4269591B2 (ja) 注出機能付き袋状容器及びその製造方法
JP2021176761A (ja) パウチおよびパウチの使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050805

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees