JP2005145093A - 車両用ワイパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両衝突時にワイパモータ部に入力される衝撃荷重を充分に小さくでき、衝突物側(保護対象物側)への衝撃も緩和する。
【解決手段】ワイパモータ72は、モータブラケット部32の裏面側(支承部16すなわちワイパアームと反対側)に配置されており、その出力軸74はモータブラケット部32を貫通してクランクアーム76はモータブラケット部32の表面側(支承部16すなわちワイパアームの側)に設けられている。またしかも、モータブラケット部32の裏面から第1ピボット軸20の第1ピボットレバー24までの高さ寸法Aは、モータブラケット部32の裏面からクランクアーム76までの高さ寸法Cよりも大きく設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は自動車のウインドシールドガラス等を払拭する車両用ワイパ装置に関する。
自動車のウインドシールドガラス等を払拭する車両用ワイパ装置においては、従来より、外部からの衝撃を吸収させる技術が必要とされている。このため、ワイパモータが固定されるワイパフレームの固定部分に脆弱部を設け、ワイパモータ部に車体外方から外力が加わった場合に、ワイパフレームから切り離してワイパモータを車体に対し車体内方に移動させることによって、車体外方からワイパモータ部に加わった外力による衝撃を吸収するようにしている(一例として、特許文献1参照)。
しかしながら、このような特許文献1に示されたワイパ装置では、ワイパモータが固定されたワイパフレームの固定部分に脆弱部を積極的に設け、外部からの衝突物による衝撃荷重に対して当該脆弱部を破断させる構造であるため、ワイパ装置の通常の使用状態におけるワイパモータの固定強度が低下してしまい、雪溜り払拭による反力に耐えることができず破損する恐れがある。また、逆に、ワイパモータの固定強度を向上させると、上記脆弱部を破断させて当該ワイパモータ固定部分をワイパフレームから切り離すために大きな衝撃荷重を要し、衝撃吸収効果が損なわれてしまうといった問題点を有している。
さらに、上記構成によれば、外部からワイパモータ部に衝突物(保護対象物)が衝突して衝撃荷重が加わった場合、衝撃吸収構造の車体(被衝突物側)により外部衝撃を吸収することができるが、ワイパモータのように質量のある硬い物質に当たること自体が衝突物(保護対象物)にとっては大きな衝撃であり、衝突物(保護対象物)側にとっての衝撃は充分吸収されないという問題もある。
特に、前記特許文献1に示されたワイパ装置では、モータブラケットの上面側にワイパモータを配置して、出力軸をモータブラケットを貫通させてその下面側でクランクアームを回動させ、リンク機構を揺動させるように構成しているため、装置を車体へ固定する固定部分、すなわちピボットホルダの車体への固定部分に対してワイパモータの高さ方向位置が近接しており(すなわち、車体からワイパモータまでの距離が短くなっており)、このため、衝突物(保護対象物)がエンジンフードに衝突した場合にエンジンフードの変形初期の段階で当該変形部分がワイパモータに至ってしまい、車体変形による衝撃吸収効果が充分に得られない。
特開2002−200969号公報
本発明は上記事実を考慮し、車両衝突時に被衝突物側(車体側)が受ける衝撃を吸収することは勿論のこと、当該車両衝突時にワイパモータ部に入力される衝撃荷重を充分に小さくでき、衝突物側(保護対象物側)への衝撃も緩和できる車両用ワイパ装置を得ることが目的である。
請求項1に係る発明の車両用ワイパ装置は、出力軸にクランクアームが固定されたワイパモータと、車体に固定され、先端にワイパアームが固定されると共に基端にピボットレバーが固定された第1ピボット軸及び第2ピボット軸をそれぞれ回転自在に支持する第1ピボットホルダ及び第2ピボットホルダと、前記クランクアームに連結されて前記ワイパモータの駆動力を前記第1ピボット軸及び第2ピボット軸のそれぞれの前記ピボットレバーに往復回転として伝達するリンク機構と、を備えた車両用ワイパ装置において、前記第1ピボットホルダは、前記ワイパモータが固定されるモータブラケット部を有し、前記ワイパモータを前記ワイパアームと反対側の前記モータブラケット部の裏面側に配置すると共に、前記クランクアームを前記モータブラケット部の表面側に設け、かつ、前記モータブラケット部の前記裏面から前記第1ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法を、前記モータブラケット部の前記裏面から前記クランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定した、ことを特徴としている。
請求項1記載の車両用ワイパ装置では、ワイパモータは、モータブラケット部の裏面側(ワイパアームと反対側)に配置されており、さらに、クランクアームはモータブラケット部の表面側(ワイパアームの側)に設けられている。またしかも、モータブラケット部の裏面から第1ピボット軸のピボットレバーまでの高さ寸法は、モータブラケット部の裏面からクランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定されている。
すなわち、ワイパモータとワイパモータ上方の車体との間の距離を充分に確保すべく、第1ピボットホルダにモータブラケット部を形成してこのモータブラケット部を車体内方に位置せしめる構成としており、しかもこのモータブラケット部の裏面側にワイパモータを配置しているので、ピボット軸先端(ワイパアーム固定部位)を車体から突出状態で配置できる構成としながらも、車体からワイパモータまでの距離を充分確保することができる。
したがって、車両衝突時に衝突物(保護対象物)がワイパモータに至るまでの距離を充分に大きく確保することができ、車体変形などによる衝撃吸収効果が十分に得られるので衝撃荷重が低減され、ワイパモータ及び周辺部位に入力された衝撃荷重を充分に小さくすることができ、衝突物側(保護対象物側)への衝撃をも緩和することができる。
またさらに、モータブラケット部の裏面(ワイパモータ固定部位)から第1ピボット軸のピボットレバーまでの高さ寸法が、モータブラケット部の裏面からクランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定されているため、ワイパモータの駆動時において第1ピボット軸のピボットレバーとクランクアームとが干渉することなくさらにはそれらに連結されるリンク機構とが干渉することなく、各構成部品を第1ピボット軸の軸方向に互いにずれた(干渉回避できる)配置位置関係とすることができる。
このため、前記各構成部品を第1ピボット軸の軸方向と交差する方向(横方向)にずらして互いの干渉を回避する構成の場合には、ワイパモータの取付け位置をクランクアームの回動範囲内にリンクロッドやピボットレバーが位置しないようにずらさなければならないため、大型のモータブラケット部が必要となるが、このような構成に比べて、モータブラケット部を小さくコンパクトで軽量なものとすることができる。
請求項2に係る発明の車両用ワイパ装置は、出力軸にクランクアームが固定されたワイパモータと、車体に固定され、先端にワイパアームが固定されると共に基端にピボットレバーが固定された第1ピボット軸及び第2ピボット軸をそれぞれ回転自在に支持する第1ピボットホルダ及び第2ピボットホルダと、前記クランクアームに連結されて前記ワイパモータの駆動力を前記第1ピボット軸及び第2ピボット軸のそれぞれの前記ピボットレバーに往復回転として伝達するリンク機構と、を備えた車両用ワイパ装置において、前記第1ピボットホルダは、前記第1ピボット軸を軸支する支承部と、前記支承部に対し前記ピボットレバー側に延出して形成されたタワー部と、前記タワー部に連続して形成され前記ワイパモータが固定されるモータブラケット部と、を有し、前記ワイパモータを前記支承部と反対側の前記モータブラケット部の裏面側に配置すると共に、前記出力軸を前記モータブラケット部を貫通させて前記クランクアームを前記支承部の側の前記モータブラケット部の表面側に設け、かつ、前記モータブラケット部の前記裏面から前記第1ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法を、前記モータブラケット部の前記裏面から前記クランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定した、ことを特徴としている。
請求項2記載の車両用ワイパ装置では、ワイパモータは、モータブラケット部の裏面側(支承部すなわちワイパアームと反対側)に配置されており、さらに、その出力軸はモータブラケット部を貫通してクランクアームはモータブラケット部の表面側(支承部すなわちワイパアームの側)に設けられている。またしかも、モータブラケット部の裏面から第1ピボット軸のピボットレバーまでの高さ寸法は、モータブラケット部の裏面からクランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定されている。
すなわち、ワイパモータとワイパモータ上方の車体との間の距離を充分に確保すべく、支承部に対しピボットレバー側に延出して形成されたタワー部に連続してモータブラケット部を形成してこのモータブラケット部を支承部よりも車体内方に位置せしめる構成としており、しかもこのモータブラケット部の裏面側にワイパモータを配置しているので、ピボット軸先端(ワイパアーム固定部位)を車体から突出状態で配置できる構成としながらも、車体からワイパモータまでの距離を充分確保することができる。
したがって、車両衝突時に衝突物(保護対象物)がワイパモータに至るまでの距離を充分に大きく確保することができ、衝撃荷重が低減され、ワイパモータ及び周辺部位に入力される衝撃荷重を充分に小さくすることができ、衝突物側(保護対象物側)への衝撃をも緩和することができる。
またさらに、モータブラケット部の裏面(ワイパモータ固定部位)から第1ピボット軸のピボットレバーまでの高さ寸法が、モータブラケット部の裏面からクランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定されているため、ワイパモータの駆動時において第1ピボット軸のピボットレバーとクランクアームとが干渉することなくさらにはそれらに連結されるリンク機構とが干渉することなく、各構成部品を第1ピボット軸の軸方向に互いにずれた(干渉回避できる)配置位置関係とすることができる。
このため、前記各構成部品を第1ピボット軸の軸方向と交差する方向(横方向)にずらして互いの干渉を回避する構成の場合には、ワイパモータの取付け位置をクランクアームの回動範囲内にリンクロッドやピボットレバーが位置しないようにずらさなければならないため、大型のモータブラケット部が必要となるが、このような構成に比べて、本ワイパ装置ではモータブラケット部を小さくコンパクトで軽量なものとすることができる。
請求項3に係る発明の車両用ワイパ装置は、請求項1または請求項2記載の車両用ワイパ装置において、前記モータブラケット部は、前記ワイパモータが取付けられる取付平面に対して前記表面側に鋭角を成して突出形成された第1連結部を有し、前記第2ピボットホルダは、前記第1ピボットホルダに向けて突出形成された第2連結部を有し、前記第1連結部と前記第2連結部とをバー状のフレーム部材で連結した、ことを特徴としている。
請求項3記載の車両用ワイパ装置では、モータブラケット部には、ワイパモータの取付平面に対して表面側に鋭角を成して突出形成された第1連結部が設けられており、また、第2ピボットホルダには第2連結部が設けられており、これらの第1連結部と第2連結部とがバー状のフレーム部材で連結されたモジュール型(所謂、フレーム一体式)のワイパ装置となっている。
ここで、モータブラケット部の第1連結部は、ワイパモータの取付平面に対して表面側に鋭角を成して形成されているため、モータブラケット部を、第1ピボット軸及び第2ピボット軸の軸線方向に沿ってこれらの第1ピボット軸及び第2ピボット軸から大きく離間して位置させることができ、当該モータブラケット部を車両内方の充分に入り込んだ位置に配置させることができる。
またしかも、第1連結部と第2連結部とを連結するフレーム部材は、単なるバー状に形成される構成であるため、屈曲加工する必要が無く、当該フレーム部材の座屈強度が向上する。
請求項4に係る発明の車両用ワイパ装置は、出力軸にクランクアームが固定されたワイパモータと、車体に固定され、先端にワイパアームが固定されると共に基端にピボットレバーが固定された第1ピボット軸及び第2ピボット軸をそれぞれ回転自在に支持する第1ピボットホルダ及び第2ピボットホルダと、前記第1ピボットホルダと前記第2ピボットホルダとを互いに連結するフレーム部材と、前記クランクアームに連結されて前記ワイパモータの駆動力を前記第1ピボット軸及び第2ピボット軸のそれぞれの前記ピボットレバーに往復回転として伝達するリンク機構と、を備えた車両用ワイパ装置において、前記第1ピボットホルダは、前記第1ピボット軸を軸支する支承部と、前記支承部に対し前記ピボットレバー側に延出して形成されたタワー部と、前記タワー部に連続して形成され前記ワイパモータが固定されると共に前記フレーム部材が連結されるモータブラケット部と、を有し、前記ワイパモータを前記支承部と反対側の前記モータブラケット部の裏面側に配置すると共に、前記出力軸を前記モータブラケット部を貫通させて前記クランクアームを前記支承部の側の前記モータブラケット部の表面側に設け、かつ、前記モータブラケット部の前記裏面から前記第1ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法を、前記モータブラケット部の前記裏面から前記クランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定した、ことを特徴としている。
請求項4記載の車両用ワイパ装置では、第1ピボットホルダと前記第2ピボットホルダとがフレーム部材で連結されたモジュール型(所謂、フレーム一体式)のワイパ装置となっている。
また、ワイパモータは、モータブラケット部の裏面側(支承部すなわちワイパアームと反対側)に配置されており、さらに、その出力軸はモータブラケット部を貫通してクランクアームはモータブラケット部の表面側(支承部すなわちワイパアームの側)に設けられている。またしかも、モータブラケット部の裏面から第1ピボット軸のピボットレバーまでの高さ寸法は、モータブラケット部の裏面からクランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定されている。
すなわち、ワイパモータとワイパモータ上方の車体との間の距離を充分に確保すべく、支承部に対しピボットレバー側に延出して形成されたタワー部に連続してモータブラケット部を形成してこのモータブラケット部を支承部よりも車体内方に位置せしめる構成としており、しかもこのモータブラケット部の裏面側にワイパモータを配置しているので、ピボット軸先端(ワイパアーム固定部位)を車体から突出状態で配置できる構成としながらも、車体からワイパモータまでの距離を充分確保することができる。
したがって、車両衝突時に衝突物(保護対象物)がワイパモータに至るまでの距離を充分に大きく確保することができ、衝撃荷重が低減され、ワイパモータ及び周辺部位に入力される衝撃荷重を充分に小さくすることができ、衝突物側(保護対象物側)への衝撃をも緩和することができる。
またさらに、モータブラケット部の裏面(ワイパモータ固定部位)から第1ピボット軸のピボットレバーまでの高さ寸法が、モータブラケット部の裏面からクランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定されているため、ワイパモータの駆動時において第1ピボット軸のピボットレバーとクランクアームとが干渉することなくさらにはそれらに連結されるリンク機構とが干渉することなく、各構成部品を第1ピボット軸の軸方向に互いにずれた(干渉回避できる)配置位置関係とすることができる。
このため、前記各構成部品を第1ピボット軸の軸方向と交差する方向(横方向)にずらして互いの干渉を回避する構成の場合には、ワイパモータの取付け位置をクランクアームの回動範囲内にリンクロッドやピボットレバーが位置しないようにずらさなければならないため、大型のモータブラケット部が必要となるが、このような構成に比べて、本ワイパ装置ではモータブラケット部を小さくコンパクトで軽量なものとすることができる。
請求項5に係る発明の車両用ワイパ装置は、請求項1または請求項4記載の車両用ワイパ装置において、前記モータブラケット部は、前記ワイパモータが取付けられる取付平面に対して前記表面側に鋭角を成して突出形成された第1連結部を有し、前記第2ピボットホルダは、前記第1ピボットホルダに向けて突出形成された第2連結部を有し、前記フレーム部材は、バー状に形成されると共に前記第1連結部と前記第2連結部とを連結する、ことを特徴としている。
請求項5記載の車両用ワイパ装置では、モータブラケット部には、ワイパモータの取付平面に対して表面側に鋭角を成して突出形成された第1連結部が設けられており、また、第2ピボットホルダには第2連結部が設けられており、これらの第1連結部と第2連結部とがバー状に形成されたフレーム部材で連結されている。
ここで、モータブラケット部の第1連結部は、ワイパモータの取付平面に対して表面側に鋭角を成して形成されているため、モータブラケット部を、第1ピボット軸及び第2ピボット軸の軸線方向に沿ってこれらの第1ピボット軸及び第2ピボット軸から大きく離間して位置させることができ、当該モータブラケット部を車両内方の充分に入り込んだ位置に配置させることができる。
またしかも、第1連結部と第2連結部とを連結するフレーム部材は、単なるバー状に形成される構成であるため、屈曲加工する必要が無く、当該フレーム部材の座屈強度が向上する。
請求項6に係る発明の車両用ワイパ装置は、請求項2乃至請求項5の何れか1項に記載の車両用ワイパ装置において、前記第1ピボットホルダ及び第2ピボットホルダは、前記支承部から径方向に延出して形成され車体に固定される固定部を有する、ことを特徴としている。
この種のワイパ装置においては、ピボット軸先端に固定されたワイパアーム&ブレードによってガラス面を払拭するため、ピボット軸の先端部分をボディより外部に突出させて配置する必要がある
この点、請求項6記載の車両用ワイパ装置では、第1ピボットホルダ及び第2ピボットホルダは、支承部から径方向に延出して形成された固定部によって車体に固定される構成であるため、第1ピボット軸及び第2ピボット軸をそれぞれ軸支する支承部をボディに近接して配置することができる。すなわち、支承部近傍の固定部にて車体に固定することで、ピボット軸を車体から突出状態で配置しながらも、モータブラケット部を支承部より車体内方に位置せしめて車体からワイパモータまでの距離を充分確保する構成とすることができる。
またしかも、支承部から延出する固定部によって車体に固定される構成であるため、ワイパアームの回動軸としての第1ピボット軸及び第2ピボット軸の取付け位置精度を安定させることができる。
請求項7に係る発明の車両用ワイパ装置は、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の車両用ワイパ装置において、前記モータブラケット部の前記裏面から前記第2ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法を、前記モータブラケット部の前記裏面から前記クランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定すると共に、前記モータブラケット部の前記裏面から前記第1ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法を、前記モータブラケット部の前記裏面から前記第2ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法よりも大きく設定し、前記クランクアームと前記第2ピボット軸の前記ピボットレバーとを第1リンクロッドによって連結し、前記第2ピボット軸の前記ピボットレバーと前記第1ピボット軸の前記ピボットレバーとを第2リンクロッドによって連結した、ことを特徴としている。
請求項7記載の車両用ワイパ装置では、クランクアームは第1リンクロッドによって第2ピボット軸のピボットレバーに連結され、さらに、この第2ピボット軸のピボットレバーは第2リンクロッドによって第1ピボット軸のピボットレバーに連結される。
ここで、クランクアーム、第2ピボット軸のピボットレバー、及び第1ピボット軸のピボットレバーは、モータブラケット部の裏面からの高さ寸法が互いに異なって設定されている。すなわち、第1リンクロッドと第2リンクロッドとは、その動作エリアが高さ方向(各ピボット軸の軸方向)に互いにずれた(干渉回避できる)配置位置関係となっている。
したがって、ワイパ装置の長手方向及びピボット軸軸線方向と直交する方向(車両前後方向)の占有寸法を小さく構成することができる。
請求項8に係る発明の車両用ワイパ装置は、請求項2乃至請求項7の何れか1項に記載の車両用ワイパ装置において、前記第1ピボットホルダは、前記支承部の周囲に所定の間隔を有して囲繞形成された周壁部と、前記ピボットレバーの延出方向と反対側の前記周壁部の一部に切り欠かれて設けられた切欠開口部と、前記周壁部に連続して前記タワー部側に略鉛直方向に沿って延長して形成された縦壁部と、を有する、ことを特徴としている。
請求項8記載の車両用ワイパ装置では、第1ピボット軸が貫通する車体の透孔(ピボット孔)から雨水や洗車時の水などが浸入した場合に、支承部の周囲を囲繞して形成された周壁部によって当該浸入した雨水が受け止められ、しかも、ピボットレバーの延出方向と反対側に設けられた切欠開口部から排水することができる。このため、当該ピボットレバーとリンク機構(リンクロッド)との連結部位が被水してグリスが流出し各部が摩耗してしまうことを防止することができる。
またしかも、周壁部に連続して切欠開口部からタワー部側に略鉛直方向に沿って縦壁部を延長して形成しているので、浸入した(周壁部によって受け止められた)水がタワー部を伝わって他の部位(ワイパモータ部位等)に至ることをも防止することができる。
図1には本発明の実施の形態に係るワイパ装置10の全体構成が正面図にて示されており、図2にはワイパ装置10の全体構成が平面図にて示されている。また、図3にはこのワイパ装置10の主要部の構成が斜視図にて示されている。
ワイパ装置10は、第1ピボットホルダ12及び第2ピボットホルダ14を備えている。第1ピボットホルダ12と第2ピボットホルダ14は左右略対称形に形成されており、基本的には同じ構成である。
これらの第1ピボットホルダ12及び第2ピボットホルダ14は、アルミニウム合金によるダイカストによって成形されており、第1ピボットホルダ12には支承部16及びフランジ部18が一体に設けられている。この支承部16は円筒形に形成されており、第1ピボット軸20が挿通されこれを回転可能に支持している。第1ピボット軸20の下端には第1ピボットレバー24が固定されており、この第1ピボットレバー24の揺動によって第1ピボット軸20が回動されるようになっている。
また、第1ピボットホルダ12には、固定部26が形成されている。固定部26は、支承部16から径方向に延出してフランジ部18の部材角部(第1ピボットレバー24の延出方向と反対側)に位置しており、取付孔28が形成されている。この取付孔28にゴムグロメット35が取り付けられており、ゴムグロメット35に挿通された取付ボルト(図示省略)によって、ワイパ装置10(第1ピボットホルダ12)が車体に固定される構成である。
さらに、この第1ピボットホルダ12には、支承部16に対し第1ピボットレバー24の側に(換言すれば、第1ピボット軸20の軸線方向に沿って車両内方側に)タワー部30が延出して形成されている。タワー部30は、第1ピボットホルダ12のフランジ部18から第1ピボット軸20の軸線方向に沿って車両内方側へ向けて一体的に延出して形成されており、後述するワイパモータ72(その取付基台としてのモータブラケット部32)を、車体(例えば、エンジンフード等)から離間させて位置させるための機能を有している。
またさらに、このタワー部30に連続してモータブラケット部32が一体に形成されている。モータブラケット部32は、平板状に形成されており、その板平面は後述するワイパモータ72のクランクアーム76の回動平面に略平行(言い換えると、第1リンクロッド78及び第2リンクロッド84の揺動方向に略平行)であり、裏面側(支承部16と反対側、図1において紙面下方側、図2において紙面裏側)には後述するワイパモータ72が固定されている。またさらに、このモータブラケット部32には、第1連結部34が形成されている。第1連結部34は、ワイパモータ72が取付けられる取付平面(裏面側の面)に対して、表面側に向けて鋭角θ(図1参照)を成して突出形成されており、断面円形の中実シャフト(むく軸)とされている。また、この第1連結部34には凹部40が形成されており、後述するフレーム部材42の一端部が連結されている。なお、この第1連結部34を断面円形の中実シャフトとするに限らず、断面円環状の中空シャフトに形成する構成としてもよい。
またさらに、図3にも詳細に示す如く、第1ピボットホルダ12には、周壁部36が形成されている。周壁部36は、支承部16の周囲に所定の間隔を有して囲繞形成されており、さらに、この周壁部36の一部には、切欠開口部38が設けられている。切欠開口部38は、第1ピボットレバー24の延出方向と反対側(固定部26の側)の周壁部36の一部が切り欠かれることで設けられている。さらに、周壁部36のタワー部30側の一端部にはこれに連続して縦壁部44が形成されている。縦壁部44は、周壁部36に連続して切欠開口部38から略鉛直方向(略重力方向)に沿って延長して形成された構成となっている。
一方、第2ピボットホルダ14には支承部46及びフランジ部48が一体に設けられている。この支承部46も円筒形に形成されており、第2ピボット軸50がそれぞれ挿通されこれを回転可能に支持している。第2ピボット軸50の下端には第2ピボットレバー52が固定されており、この第2ピボットレバー52の揺動によって第2ピボット軸50が回動されるようになっている。
また、第2ピボットホルダ14には、固定部54が形成されている。固定部54は、支承部46から径方向に延出してフランジ部48の部材角部(第2ピボットレバー52の延出方向と反対側)に位置しており、取付孔56が形成されている。この取付孔56にゴムグロメット35が取り付けられており、ゴムグロメット35に挿通された取付ボルト(図示省略)によって、ワイパ装置10(第2ピボットホルダ14)が車体に固定される構成である。
またさらに、第2ピボットホルダ14には、第1ピボットホルダ12と同様に、周壁部58が形成されている。周壁部58は、支承部46の周囲に所定の間隔を有して囲繞形成されており、さらに、この周壁部58の一部には、切欠開口部60が設けられている。切欠開口部60は、第2ピボットレバー52の延出方向と反対側(固定部54の側)の周壁部58の一部が切り欠かれることで設けられている。
さらに、この第2ピボットホルダ14には、第1ピボットホルダ12に向けて第2連結部62が突出形成されている。第2連結部62は、断面円形の中実シャフト(むく軸)とされると共に凹部40が形成されており、フレーム部材42の他端部が連結されている。なお、この第2連結部62を断面円形の中実シャフトとするに限らず、断面円環状の中空シャフトに形成する構成としてもよい。
フレーム部材42は、後述するカシメによる連結を行うために塑性変形可能な金属材料にてバー状に形成されており(すなわち、屈曲加工されたものではなく)、その長手方向一端部は、第1ピボットホルダ12の第1連結部34に対応する連結部64とされると共に、長手方向他端部は、第2ピボットホルダ14の第2連結部62に対応する連結部66とされている。これらの連結部64、連結部66は、断面円環状に形成されており、連結部64が第1連結部34に嵌合し連結部66が第2連結部62に嵌合し、さらにこの状態で、前記凹部40に対応して各連結部64、連結部66がそれぞれカシメられてそれぞれ第1連結部34、第2連結部62に連結固定された構成となっている。すなわち、第1ピボットホルダ12と第2ピボットホルダ14とは、第1連結部34と第2連結部62とがフレーム部材42によって互いに連結されて一体とされた所謂フレーム一体式の構成となっている。
また、第1ピボットホルダ12のモータブラケット部32には、その後面側(図1において紙面奥側、図2において紙面上方側)へ向けて位置決めピン68が突出形成されており、さらに弾性材から成る支持グロメット70が取付けられている。この位置決めピン68及び支持グロメット70が、図示を省略した車体側の基準位置としての位置決め孔に嵌入することによって位置決め、かつ支持が成される。これにより、ワイパモータ72に支持ピンが形成されているもののように、モータブラケット部32に対するワイパモータ72の取付姿勢に影響されずに車体に対し基準位置として容易に位置決め支持することができる。
フレーム部材42が連結された第1ピボットホルダ12のモータブラケット部32には、駆動源としてのワイパモータ72が取り付けられている。ワイパモータ72は、モータ部72A及びギヤ部72Bが一体に設けられた構成となっており、モータブラケット部32の裏面側(支承部16と反対側、つまり、モータブラケット部32の車体内方側の面)に取付けられている。さらに、このワイパモータ72の出力軸74は、モータブラケット部32の貫通孔33を貫通しモータブラケット部32の表面側(支承部16の側、図1において紙面上方側、図2において紙面表側)に突出しており、その先端部にはクランクアーム76が取り付けられている。
クランクアーム76の先端には、リンク機構を構成する第1リンクロッド78の一端部がボールジョイント80を介して連結されている。第1リンクロッド78の他端部は、第2ピボットホルダ14に支持された第2ピボット軸50の第2ピボットレバー52にボールジョイント82を介して連結されている。さらに、この第2ピボットレバー52には、同様にリンク機構を構成する第2リンクロッド84の一端部がボールジョイント86を介して連結されている。この第2リンクロッド84の他端部は、第1ピボットホルダ12に支持された第1ピボット軸20の第1ピボットレバー24にボールジョイント88を介して連結されている。これにより、ワイパモータ72が作動しクランクアーム76が回転することにより、第1リンクロッド78及び第2ピボットレバー52を介して駆動力が伝達されて、第2ピボット軸50が回動すると共に、第2ピボットレバー52、第2リンクロッド84、及び第1ピボットレバー24を介して駆動力が伝達されて、第1ピボット軸20が回動する構成である。
ここで、図1に示す如く、前述の如き構成の第1ピボットホルダ12のモータブラケット部32においては、その裏面(ワイパモータ72の取付面)から第2ピボット軸50の第2ピボットレバー52までの高さ寸法Bは、モータブラケット部32の前記裏面からクランクアーム76までの高さ寸法Cよりも大きく設定されており、しかも、モータブラケット部32の前記裏面から第1ピボット軸20の第1ピボットレバー24までの高さ寸法Aは、タワー部30によってモータブラケット部32の前記裏面から第2ピボット軸50の第2ピボットレバー52までの高さ寸法Bよりも大きく設定されている。
また、前述した如く、タワー部30によって、ワイパモータ72(その取付基台としてのモータブラケット部32)は車体から離間して位置しているが、車体変形による十分な衝撃吸収効果を得るために、ワイパモータ72と車体(例えば、エンジンフード等)との距離が10cm以上離間して搭載されるようにこのタワー部30による高さ寸法を設定することが好ましい。
さらに、前述の如き構成の第1ピボット軸20及び第2ピボット軸50の先端にはそれぞれワイパアーム&ブレード(図示省略)が取り付けられ、第1ピボット軸20及び第2ピボット軸50の回転によってワイパアーム&ブレードが所定範囲で往復回動するようになっている。
次に本実施の形態の作用を説明する。
上記構成のワイパ装置10では、第1ピボット軸20を回転可能に支持する第1ピボットホルダ12と第2ピボット軸50を回転可能に支持する第2ピボットホルダ14とが、フレーム部材42によって互いに連結され、また、第1ピボットホルダ12のモータブラケット部32にはワイパモータ72が直接固定され、全体としてアッセンブリ状態とされている。この状態で、モータブラケット部32に設けられた位置決めピン68(支持グロメット70)が車体側の基準位置としての位置決め孔に嵌入して位置決めされると共に、第1ピボットホルダ12の取付孔28、及び第2ピボットホルダ14の取付孔56にそれぞれ取り付けられたゴムグロメット35を介してこのゴムグロメット35に挿通された取付ボルトによって、ウインドシールドガラス下方の車体に固定される(車体に対してフローティング支持される)。
さらに、ワイパモータ72の作動によって第1ピボット軸20及び第2ピボット軸50が回転して、ワイパアーム&ブレードが所定範囲で往復回動してウインドシールドガラスの雨滴等を払拭する。
ここで、このワイパ装置10では、ワイパモータ72は、モータブラケット部32の裏面側(支承部16すなわちワイパアームと反対側)に配置されており、さらに、その出力軸74はモータブラケット部32の貫通孔33を貫通してクランクアーム76はモータブラケット部32の表面側(支承部16すなわちワイパアームの側)に設けられている。またしかも、モータブラケット部32の裏面から第1ピボット軸20の第1ピボットレバー24までの高さ寸法Aは、タワー部30によってモータブラケット部32の裏面からクランクアーム76までの高さ寸法Cよりも大きく設定されている。
すなわち、ワイパモータ72とワイパモータ72上方の車体との間の距離を充分に確保すべく、支承部16に対し第1ピボットレバー24側に延出して形成されたタワー部30に連続してモータブラケット部32を形成してこのモータブラケット部32を支承部16よりも車体内方に位置せしめる構成としており、しかもこのモータブラケット部32の裏面側にワイパモータ72を配置しているので、第1ピボット軸20先端(ワイパアーム固定部位)を車体から突出状態で配置できる構成としながらも、車体からワイパモータ72までの距離を充分確保することができる。
したがって、車両衝突時に衝突物(保護対象物)がワイパモータ72に至るまでの距離を充分に大きく確保することができ、衝撃荷重が低減され、ワイパモータ72及び周辺部位に入力される衝撃荷重を充分に小さくすることができ、衝突物側(保護対象物側)への衝撃をも緩和することができる。
またさらに、モータブラケット部32の裏面(ワイパモータ72固定部位)から第1ピボット軸20の第1ピボットレバー24までの高さ寸法Aが、モータブラケット部32の裏面からクランクアーム76までの高さ寸法Cよりも大きく設定されているため、ワイパモータ72の駆動時において第1ピボット軸20の第1ピボットレバー24とクランクアーム76とが干渉することなくさらにはそれらに連結されるリンク機構(第1リンクロッド78及び第2リンクロッド84)とが干渉することなく、各構成部品を第1ピボット軸20の軸方向に互いにずれた(干渉回避できる)配置位置関係とすることができる。
このため、前記各構成部品を第1ピボット軸20の軸方向と交差する方向(横方向)にずらして互いの干渉を回避する構成の場合には、ワイパモータ72の取付け位置をクランクアーム76の回動範囲内にリンクロッドやピボットレバーが位置しないようにずらさなければならないために大型のモータブラケット部が必要となるが、このような構成に比べて、本ワイパ装置10ではモータブラケット部32を小さくコンパクトで軽量なものとすることができる。
しかも、このワイパ装置10では、クランクアーム76、第2ピボット軸50の第2ピボットレバー52、及び第1ピボット軸20の第1ピボットレバー24は、モータブラケット部32の裏面からの高さ寸法が互いに異なって設定されている。すなわち、第1リンクロッド78と第2リンクロッド84とは、その動作エリアが高さ方向(第1ピボット軸20の軸方向)に互いにずれた(干渉回避できる)配置位置関係となっている。
したがって、ワイパ装置10の長手方向及び第1ピボット軸20の軸線方向と直交する方向(車両前後方向)の占有寸法を小さく構成することができる。しかも、第1リンクロッド78と第2リンクロッド84とは、所謂曲げ加工を施した構成ではないため、長尺でありながらも座屈変形強度の低下が防止される。
また、このワイパ装置10では、第1ピボットホルダ12のモータブラケット部32には、ワイパモータ72の取付平面に対して表面側に鋭角θを成して突出形成された第1連結部34が設けられており、また、第2ピボットホルダ14には第2連結部62が設けられており、これらの第1連結部34と第2連結部62とがバー状のフレーム部材42で連結されたモジュール型(所謂、フレーム一体式)のワイパ装置となっている。
ここで、モータブラケット部32の第1連結部34は、ワイパモータ72の取付平面に対して表面側に鋭角θを成して形成されているため、モータブラケット部32を、第1ピボット軸20の軸線方向に沿ってこの第1ピボット軸20及び第2ピボット軸50から大きく離間して位置させることができ、当該モータブラケット部32を車両内方の充分に入り込んだ位置に配置させることができる。
またしかも、第1連結部34と第2連結部62とを連結するフレーム部材42は、単なるバー状に形成される構成であるため、屈曲加工する必要が無く、当該フレーム部材42の座屈強度が向上する。
さらにここで、この種のワイパ装置においては、ピボット軸先端に固定されたワイパアーム&ブレードによってガラス面を払拭するため、ピボット軸の先端部分を車両ボディより外部に突出させて配置する必要がある
この点、本実施の形態に係るワイパ装置10では、第1ピボットホルダ12及び第2ピボットホルダ14は、支承部16から径方向に延出して形成された固定部26、及び支承部46から径方向に延出して形成された固定部54によって車体に固定される構成であるため、第1ピボット軸20及び第2ピボット軸50をそれぞれ軸支する支承部16、支承部46を車両ボディに近接して配置することができる。すなわち、支承部16近傍の固定部26、支承部46近傍の固定部54にて車体に固定することで、第1ピボット軸20及び第2ピボット軸50を車体から突出状態で配置しながらも、タワー部30によってモータブラケット部32を支承部16、支承部46よりも車体内方に位置せしめて車体からワイパモータ72までの距離を充分確保する構成とすることができる。
またしかも、支承部16から延出する固定部26、及び支承部46から延出する固定部54によって車体に固定される構成であるため、ワイパアームの回動軸としての第1ピボット軸20及び第2ピボット軸50の取付け位置精度を安定させることができる。
さらに、このワイパ装置10では、第1ピボット軸20が貫通する車体の透孔(ピボット孔)から雨水や洗車時の水などが浸入した場合に、支承部16の周囲を囲繞して形成された周壁部36によって当該浸入した雨水が受け止められ、しかも、第1ピボットレバー24の延出方向と反対側に設けられた切欠開口部38から排水することができる。このため、当該第1ピボットレバー24とリンク機構(第2リンクロッド84)との連結部位が被水してグリスが流出し各部が摩耗してしまうことを防止することができる。
またしかも、周壁部36に連続して切欠開口部38からタワー部30側に略鉛直方向に沿って縦壁部44を延長して形成しているので、浸入した(周壁部36によって受け止められた)水がタワー部30を伝わって他の部位(ワイパモータ72部位等)に至ることをも防止することができる。
以上説明した如く、本実施の形態に係るワイパ装置10では、車両衝突時に被衝突物側(車体側)が受ける衝撃を吸収することは勿論のこと、当該車両衝突時にワイパモータ部に入力される衝撃荷重を充分に小さくでき、衝突物側(保護対象物側)への衝撃も緩和することができ、しかも、装置を小さくコンパクトで軽量なものとすることができる。
本発明の実施の形態に係るワイパ装置の全体構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るワイパ装置の全体構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るワイパ装置の第1ピボットホルダ周辺の構成を示す斜視図である。
符号の説明
10 ワイパ装置、12・・・第1ピボットホルダ、14・・・第2ピボットホルダ、16・・・支承部、20・・・第1ピボット軸、24・・・第1ピボットレバー、26・・・固定部、30・・・タワー部、32・・・モータブラケット部、36・・・周壁部、38・・・切欠開口部、42・・・フレーム部材、46・・・支承部、50・・・第2ピボット軸、52・・・第2ピボットレバー、72・・・ワイパモータ、74・・・出力軸、76・・・クランクアーム、78・・・第1リンクロッド(リンク機構)、84・・・第2リンクロッド(リンク機構)

Claims (8)

  1. 出力軸にクランクアームが固定されたワイパモータと、
    車体に固定され、先端にワイパアームが固定されると共に基端にピボットレバーが固定された第1ピボット軸及び第2ピボット軸をそれぞれ回転自在に支持する第1ピボットホルダ及び第2ピボットホルダと、
    前記クランクアームに連結されて前記ワイパモータの駆動力を前記第1ピボット軸及び第2ピボット軸のそれぞれの前記ピボットレバーに往復回転として伝達するリンク機構と、
    を備えた車両用ワイパ装置において、
    前記第1ピボットホルダは、前記ワイパモータが固定されるモータブラケット部を有し、
    前記ワイパモータを前記ワイパアームと反対側の前記モータブラケット部の裏面側に配置すると共に、前記クランクアームを前記モータブラケット部の表面側に設け、
    かつ、前記モータブラケット部の前記裏面から前記第1ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法を、前記モータブラケット部の前記裏面から前記クランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定した、
    ことを特徴とする車両用ワイパ装置。
  2. 出力軸にクランクアームが固定されたワイパモータと、
    車体に固定され、先端にワイパアームが固定されると共に基端にピボットレバーが固定された第1ピボット軸及び第2ピボット軸をそれぞれ回転自在に支持する第1ピボットホルダ及び第2ピボットホルダと、
    前記クランクアームに連結されて前記ワイパモータの駆動力を前記第1ピボット軸及び第2ピボット軸のそれぞれの前記ピボットレバーに往復回転として伝達するリンク機構と、
    を備えた車両用ワイパ装置において、
    前記第1ピボットホルダは、前記第1ピボット軸を軸支する支承部と、前記支承部に対し前記ピボットレバー側に延出して形成されたタワー部と、前記タワー部に連続して形成され前記ワイパモータが固定されるモータブラケット部と、を有し、
    前記ワイパモータを前記支承部と反対側の前記モータブラケット部の裏面側に配置すると共に、前記出力軸を前記モータブラケット部を貫通させて前記クランクアームを前記支承部の側の前記モータブラケット部の表面側に設け、
    かつ、前記モータブラケット部の前記裏面から前記第1ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法を、前記モータブラケット部の前記裏面から前記クランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定した、
    ことを特徴とする車両用ワイパ装置。
  3. 前記モータブラケット部は、前記ワイパモータが取付けられる取付平面に対して前記表面側に鋭角を成して突出形成された第1連結部を有し、
    前記第2ピボットホルダは、前記第1ピボットホルダに向けて突出形成された第2連結部を有し、
    前記第1連結部と前記第2連結部とをバー状のフレーム部材で連結した、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用ワイパ装置。
  4. 出力軸にクランクアームが固定されたワイパモータと、
    車体に固定され、先端にワイパアームが固定されると共に基端にピボットレバーが固定された第1ピボット軸及び第2ピボット軸をそれぞれ回転自在に支持する第1ピボットホルダ及び第2ピボットホルダと、
    前記第1ピボットホルダと前記第2ピボットホルダとを互いに連結するフレーム部材と、
    前記クランクアームに連結されて前記ワイパモータの駆動力を前記第1ピボット軸及び第2ピボット軸のそれぞれの前記ピボットレバーに往復回転として伝達するリンク機構と、
    を備えた車両用ワイパ装置において、
    前記第1ピボットホルダは、前記第1ピボット軸を軸支する支承部と、前記支承部に対し前記ピボットレバー側に延出して形成されたタワー部と、前記タワー部に連続して形成され前記ワイパモータが固定されると共に前記フレーム部材が連結されるモータブラケット部と、を有し、
    前記ワイパモータを前記支承部と反対側の前記モータブラケット部の裏面側に配置すると共に、前記出力軸を前記モータブラケット部を貫通させて前記クランクアームを前記支承部の側の前記モータブラケット部の表面側に設け、
    かつ、前記モータブラケット部の前記裏面から前記第1ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法を、前記モータブラケット部の前記裏面から前記クランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定した、
    ことを特徴とする車両用ワイパ装置。
  5. 前記モータブラケット部は、前記ワイパモータが取付けられる取付平面に対して前記表面側に鋭角を成して突出形成された第1連結部を有し、
    前記第2ピボットホルダは、前記第1ピボットホルダに向けて突出形成された第2連結部を有し、
    前記フレーム部材は、バー状に形成されると共に前記第1連結部と前記第2連結部とを連結する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項4記載の車両用ワイパ装置。
  6. 前記第1ピボットホルダ及び第2ピボットホルダは、前記支承部から径方向に延出して形成され車体に固定される固定部を有する、
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか1項に記載の車両用ワイパ装置。
  7. 前記モータブラケット部の前記裏面から前記第2ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法を、前記モータブラケット部の前記裏面から前記クランクアームまでの高さ寸法よりも大きく設定すると共に、
    前記モータブラケット部の前記裏面から前記第1ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法を、前記モータブラケット部の前記裏面から前記第2ピボット軸の前記ピボットレバーまでの高さ寸法よりも大きく設定し、
    前記クランクアームと前記第2ピボット軸の前記ピボットレバーとを第1リンクロッドによって連結し、前記第2ピボット軸の前記ピボットレバーと前記第1ピボット軸の前記ピボットレバーとを第2リンクロッドによって連結した、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の車両用ワイパ装置。
  8. 前記第1ピボットホルダは、
    前記支承部の周囲に所定の間隔を有して囲繞形成された周壁部と、前記ピボットレバーの延出方向と反対側の前記周壁部の一部に切り欠かれて設けられた切欠開口部と、前記周壁部に連続して前記タワー部側に略鉛直方向に沿って延長して形成された縦壁部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れか1項に記載の車両用ワイパ装置。
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