JP2008238991A - ワイパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】差し込み部のパネルに対するガタ量の増大を抑制し、両者が直接接触することによる異音の発生を低減することができるワイパ装置の提供。
【解決手段】出力軸28の軸心からDR側およびAS側ピボット軸15a,15bの軸心を結ぶ線分への垂線の距離をAとし、差し込み部24cから上記線分への垂線の距離をBとしたときに、A/B≦0.4の関係を満たすようにして、出力軸28の軸心とDR側およびAS側ピボット軸15a,15bの軸心を結ぶ線分とを近接させた。よって、ワイパ装置14の駆動時において、モータブラケット24の各中空パイプ23a,23bに対する傾斜を抑制することができ、差し込み部24cの車両側のパネルに対するガタ量の増大を抑制して、両者が直接接触することによる異音の発生を低減することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、一対のワイパアームを駆動して車両に設けられるウィンドシールドを払拭するワイパ装置に関する。
自動車等の車両には、ウィンドシールドに付着した雨や雪等の付着物を払拭するために、ワイパブレードを備えたワイパアームが装着されている。ワイパアームは、車両に搭載されたワイパ装置によって、ウィンドシールド上を揺動運動するようになっている。ワイパ装置は、ワイパアームが固定されるピボット軸と、ピボット軸を揺動運動させる電動モータとを備えており、電動モータによってピボット軸を揺動運動させることで、ワイパブレードがウィンドシールドを払拭するようになっている。
タンデム式や対向払拭式等の一対のワイパアームを備えるワイパ装置には、各ワイパアームに対応して一対のピボット軸が設けられ、各ピボット軸はリンク機構を介して電動モータにより駆動される。このようなワイパ装置としては、各ピボット軸を回動自在に支持する一対のピボットホルダをパイプ状のフレーム部材の両端に固定するとともに、電動モータをモータブラケットを介してフレーム部材の略中央部分に固定し、これらをユニット化した所謂フレーム一体式のワイパ装置(モジュラ式ワイパ装置)がある。
このようなモジュラ式ワイパ装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。このワイパ装置は、モータブラケット(ハウジング)に差し込み部(支持ピン)を突出成形し、この差し込み部を車両側のパネルに形成された挿通孔にグロメットを介して挿通することにより車両の所定位置に位置決めするようになっている。そして、各ピボットホルダを車両側のパネルにボルトで固定することにより、ワイパ装置を車両の所定位置に装着することができる。
特開2000−289576号公報(図1)
しかしながら、上述の特許文献1に記載されたワイパ装置によれば、電動モータの出力軸が各ピボット軸の軸心を結ぶ線分から比較的大きく離間した位置に配置されている。したがって、ワイパブレードのウィンドシールドに対する摩擦力が大きい場合やワイパアームの揺動方向に雪等が残留する場合等にワイパ装置を駆動させると、モータブラケットに作用する電動モータの反力によりモータブラケットがフレーム部材に対して傾斜し易くなるといった問題がある。
この状態においてワイパ装置の駆動を繰り返すと、差し込み部のパネルに対する繰り返しの相対変位によって、差し込み部とパネルとの間のグロメットが早期に摩耗し、差し込み部とパネルとのガタ量が増大して両者が直接接触する等して異音が発生するばかりか、発生した異音が車室内に伝達されて耳障りとなる。
本発明の目的は、差し込み部のパネルに対するガタ量の増大を抑制し、両者が直接接触することによる異音の発生を低減することができるワイパ装置を提供することにある。
本発明のワイパ装置は、第1および第2ワイパアームを駆動して車両に設けられるウィンドシールドを払拭するワイパ装置であって、出力軸を有する電動モータと、一端が前記出力軸に固定されるクランクアームと、前記電動モータが装着され、前記車両に差し込み固定される差し込み部を有するモータブラケットと、一端が前記モータブラケットに固定される第1フレーム部材と、前記第1フレーム部材の他端に固定される第1ピボットホルダと、前記第1ピボットホルダに回動自在に装着される第1ピボット軸と、一端が前記第1ピボット軸に固定される第1リンクプレートと、一端が前記モータブラケットに固定される第2フレーム部材と、前記第2フレーム部材の他端に固定される第2ピボットホルダと、前記第2ピボットホルダに回動自在に装着される第2ピボット軸と、一端が前記第2ピボット軸に固定される第2リンクプレートと、両端が前記第1および第2リンクプレートの他端にそれぞれ回動自在に連結されるリンクロッドと、一端が前記第1または前記第2リンクプレートのいずれか一方の他端に回動自在に連結され、他端が前記クランクアームの他端に回動自在に連結される駆動リンクとを備え、前記出力軸の軸心から前記第1および第2ピボット軸の軸心を結ぶ線分への垂線の距離をAとし、前記差し込み部から前記線分への垂線の距離をBとしたときに、A/B≦0.4の関係を満たすことを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、A/B≦0.3の関係を満たすことを特徴とする。
本発明によれば、出力軸の軸心から第1および第2ピボット軸の軸心を結ぶ線分への垂線の距離をAとし、差し込み部から線分への垂線の距離をBとしたときに、A/B≦0.4の関係を満たすようにするので、出力軸の軸心と第1および第2ピボット軸の軸心を結ぶ線分とを近接させることができる。したがって、ワイパ装置の駆動時において、モータブラケットの各フレーム部材に対する傾斜を抑制することができ、差し込み部のパネルに対するガタ量の増大を抑制して、両者が直接接触することによる異音の発生を低減することができる。より好ましくは、上記距離Aと距離Bとの関係を、A/B≦0.3を満たすようにし、この場合、両者間のガタ量の増大や異音の発生をさらに抑制することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るワイパ装置が設けられた車両の一部を示す説明図を、図2は図1のワイパ装置を拡大して示す正面図を、図3はピボット軸,出力軸および差し込み部の位置関係を説明する説明図を、図4は図3の位置関係を異ならせた複数の実施例の評価を示す評価図をそれぞれ表している。
図1に示すように、車両10には、ウィンドシールドとしてのフロントガラス11が設けられている。また、車両10には、フロントガラス11を払拭するための運転席側(DR側)ワイパブレード12aと助手席側(AS側)ワイパブレード12bとが設けられている。DR側ワイパブレード12aはDR側ワイパアーム13aの先端に取り付けられ、AS側ワイパブレード12bはAS側ワイパアーム13bの先端に取り付けられている。各ワイパブレード12a,12bは、各ワイパアーム13a,13bにそれぞれ内装された図示しないコイルバネ等によって、フロントガラス11に弾圧的に接触するようになっている。
各ワイパブレード12a,12bは、フロントガラス11上の上反転位置と下反転位置との間のDR側およびAS側払拭範囲11a,11bを同一方向に向けて揺動運動して払拭動作を行うようになっている。すなわち、これらのワイパブレード12a,12bの払拭パターンはタンデム式となっている。
車両10には、各ワイパアーム13a,13bを駆動して払拭動作を行わせるために、モジュラ式のワイパ装置14が設けられている。このワイパ装置14にはDR側ワイパアーム13aが固定されるDR側ピボット軸(第1ピボット軸)15aとAS側ワイパアーム13bが固定されるAS側ピボット軸(第2ピボット軸)15bが設けられている。
図2に示すように、DR側ピボット軸15aはDR側ピボットホルダ(第1ピボットホルダ)16aに回動自在に装着され、AS側ピボット軸15bはAS側ピボットホルダ(第2ピボットホルダ)16bに回動自在に装着されている。
DR側ピボットホルダ16aは、図中右方側がクランク状に屈曲成形されており、この屈曲成形された部分には、ゴム製の一対のブッシュ17a,17bが装着されている。そして、DR側ピボットホルダ16aは、各ブッシュ17a,17bに挿通される各取り付けボルト18a,18bによって、車両10のエンジンルーム内等(図示せず)におけるパネル19aに固定されている。
AS側ピボットホルダ16bは、図中左方側がクランク状に屈曲成形されており、この屈曲成形された部分には、ゴム製のブッシュ20が装着されている。そして、AS側ピボットホルダ16bは、ブッシュ20に挿通される取り付けボルト21によって、車両10のエンジンルーム内等(図示せず)におけるパネル19bに固定されている。
DR側ピボットホルダ16aには、図中左方側に突出するようにして突出部22aが一体的に形成されており、この突出部22aには、第1中空パイプ(第1フレーム部材)23aの他端がかしめにより固定されている。また、AS側ピボットホルダ16bには、図中右方側に突出するようにして突出部22bが一体的に形成されており、この突出部22bには、第2中空パイプ(第2フレーム部材)23bの他端がかしめにより固定されている。
第1中空パイプ23aと第2中空パイプ23bとの間には、モータブラケット24が設けられており、このモータブラケット24には、第1突出部24aおよび第2突出部24bが一体的に形成されている。そして、第1突出部24aを第1中空パイプ23aの一端に、第2突出部24bを第2中空パイプ23bの一端にそれぞれ装着するとともに、各中空パイプ23a,23bをそれぞれかしめることによって、モータブラケット24は各中空パイプ23a,23bに固定されている。
各中空パイプ23a,23bは、それぞれ略同じ長さ寸法に設定されており、したがって、モータブラケット24は、各ピボットホルダ16a,16bの図中左右方向における略中央部分に配置されるようになっている。
モータブラケット24の図中上方側には、車両10のエンジンルーム内等(図示せず)におけるパネル19cに形成された挿通孔19dに差し込み固定される略円柱形状の差し込み部24cが一体的に形成されている。この差し込み部24cには、挿通孔19dとの間でガタを吸収するためのゴム製のグロメット25が装着されている。
ここで、ワイパ装置14を車両10に装着する場合には、まず、図中二点鎖線矢印に示すように、差し込み部24cを挿通孔19dに挿通して位置決め(仮固定)し、その後、各取り付けボルト18a,18b,21を締め付けることにより、各ピボットホルダ16a,16bをパネル19a,19bに固定するようにする。
モータブラケット24には、各ピボット軸15a,15bを駆動して揺動させる電動モータ26が装着されている。この電動モータ26は、モータ部26aと減速機構部26bとを有しており、モータ部26aはカプラ27に接続されるコントローラ(図示せず)からの供給電流により駆動されるようになっている。
モータ部26aの出力は減速機構部26bに入力され、減速機構部26bにより所定の回転数にまで減速されるようになっている。減速機構部26bの出力軸28にはクランクアーム29の一端が固定されており、このクランクアーム29は、電動モータ26を駆動することにより出力軸28を中心に回転するようになっている。
各ピボット軸15a,15bには、第1リンクプレート30aおよび第2リンクプレート30bの一端がそれぞれ固定されており、各リンクプレート30a,30bの他端には、ボールジョイント等(図示せず)を介して、パイプ状のリンクロッド31の両端が回動自在に連結されている。
また、第1リンクプレート30aの他端とクランクアーム29の他端との間には、ボールジョイント等(図示せず)を介して、パイプ状の駆動ロッド(駆動リンク)32の両端が回動自在に連結されている。ただし、駆動ロッド32は、第1リンクプレート30aの他端とクランクアーム29の他端との間に限らず、第2リンクプレート30bの他端とクランクアーム29の他端との間に設けるようにしても良い。要は、電動モータ26の回転力を各ワイパアーム13a,13bに伝達させる構造であれば、リンクロッド31,駆動ロッド32の連結構造はどのようなものでも良い。
このようにリンク機構を形成することにより、図3の破線矢印に示すように、電動モータ26の駆動によるクランクアーム29の回転運動が、駆動ロッド32,リンクロッド31および各リンクプレート30a,30bにより揺動運動に変換され、各ピボット軸15a,15bを揺動運動させることができるようになっている。
図3に示すように、ワイパ装置14は、電動モータ26の出力軸28の軸心から各ピボット軸15a,15bの各軸心を結ぶ線分(仮想線)への垂線の距離をAとし、モータブラケット24の差し込み部24cから各ピボット軸15a,15bの各軸心を結ぶ線分への垂線の距離をBとしたときに、A/B≦0.4の関係を満たすようになっている。
これにより、出力軸28の軸心と各ピボット軸15a,15bの各軸心を結ぶ線分との距離が従前に比して近接され、電動モータ26の駆動時にモータブラケット24に作用する電動モータ26の反力、つまり、各リンクプレート30a,30bからリンクロッド31および駆動ロッド32を介して伝わる荷重によって、各中空パイプ23a,23bに対してモータブラケット24が傾斜されることを抑制できるようになっている。
図4は各ピボット軸15a,15bの各軸心を結ぶ線分上のある点を固定点とし、出力軸28の軸心をモータ反力Fが作用する作用点とし、差し込み部24cを応力fによってガタが生じるガタ発生点として、各距離A,B(mm)の長さを任意の値に設定して応力f(N)を測定した結果を表したものである。なお、モータ反力Fは、一般的なワイパ装置に使用される電動モータの出力特性(MAX値)に合わせて設定するようにし、400kgfとしている。
図4に示すように、実施例Aおよび実施例Bについては、それぞれA/Bの値が「0.52」および「0.51」となっており、このときの応力fは何れも200Nを超える大きな値となった。実施例Cおよび実施例Dについては、それぞれA/Bの値が「0.40」および「0.35」(A/B≦0.4)となっており、このときの応力fは何れも200Nを下回る値となった。また、実施例E〜実施例Hについては、それぞれA/Bの値が「0.29」,「0.26」,「0.24」および「0.22」(A/B≦0.3)となっており、このときの応力fは何れも100N付近の小さな値となった。
各実施例A〜実施例Hのうち、実施例Aおよび実施例Bにおいては、モータブラケット24の各中空パイプ23a,23bに対する傾斜を十分に抑制することができず、したがって、従前と同様に差し込み部24cの挿通孔19dに対するガタ量が大きくなって、早期に両者が直接接触して異音が発生するおそれがある。したがって、実施例Aおよび実施例Bは、実際に採用することが困難であることがわかった(判定「×」)。
また、実施例CおよびDにおいては、実施例Aおよび実施例Bに比してモータブラケット24の各中空パイプ23a,23bに対する傾斜を十分に抑制することができ、差し込み部24cの挿通孔19dに対するガタ量を小さくすることが可能となる。したがって、モータブラケット24の剛性をある程度小さくして小型軽量化を図ることが可能となり、ワイパ装置14の実現性が高いものとなる(判定「○」)。
さらに、実施例E〜実施例Hにおいては、実施例CおよびDに比してモータブラケット24の各中空パイプ23a,23bに対する傾斜をさらに抑制することが可能となる。したがって、モータブラケット24のさらなる小型軽量化が可能となり、ワイパ装置14の実現性をより高いものとすることができる(判定「◎」)。
以上のように構成した本実施の形態に係るワイパ装置14によれば、出力軸28の軸心からDR側およびAS側ピボット軸15a,15bの軸心を結ぶ線分への垂線の距離をAとし、差し込み部24cから上記線分への垂線の距離をBとしたときに、A/B≦0.4の関係を満たすようにしたので(判定「○」および判定「◎」)、出力軸28の軸心とDR側およびAS側ピボット軸15a,15bの軸心を結ぶ線分とを近接させることができる。
したがって、ワイパ装置14の駆動時において、モータブラケット24の各中空パイプ23a,23bに対する傾斜を抑制することができ、差し込み部24cの挿通孔19dに対するガタ量の増大を抑制して、両者が直接接触することによる異音の発生を低減することができる。より好ましくは、上記距離Aと距離Bとの関係を、A/B≦0.3を満たすようにした方が良く(判定「◎」)、この場合、差し込み部24cと挿通孔19dとの間のガタ量の増大や異音の発生をさらに抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、ワイパ装置14の払拭パターンをタンデム式としたものを示したが、本発明はこれに限らず、対向払拭式等の他の払拭パターンのワイパ装置に適用することもできる。
また、上記実施の形態においては、自動車に搭載されるワイパ装置14を示したが、本発明はこれに限らず、鉄道車両や航空機、建設機械等のワイパ装置に適用することもできる。
本発明に係るワイパ装置が設けられた車両の一部を示す説明図である。 図1のワイパ装置を拡大して示す正面図である。 ピボット軸,出力軸および差し込み部の位置関係を説明する説明図である。 図3の位置関係を異ならせた複数の実施例の評価を示す評価図である。
符号の説明
10 車両
11 フロントガラス(ウィンドシールド)
11a DR側払拭範囲
11b AS側払拭範囲
12a DR側ワイパブレード
12b AS側ワイパブレード
13a DR側ワイパアーム(第1ワイパアーム)
13b AS側ワイパアーム(第2ワイパアーム)
14 ワイパ装置
15a DR側ピボット軸(第1ピボット軸)
15b AS側ピボット軸(第2ピボット軸)
16a DR側ピボットホルダ(第1ピボットホルダ)
16b AS側ピボットホルダ(第2ピボットホルダ)
17a,17b ブッシュ
18a,18b 取り付けボルト
19a〜19c パネル(車両)
19d 挿通孔
20 ブッシュ
21 取り付けボルト
22a,22b 突出部
23a 第1中空パイプ(第1フレーム部材)
23b 第2中空パイプ(第2フレーム部材)
24 モータブラケット
24a 第1突出部
24b 第2突出部
24c 差し込み部
25 グロメット
26 電動モータ
26a モータ部
26b 減速機構部
27 カプラ
28 出力軸
29 クランクアーム
30a 第1リンクプレート
30b 第2リンクプレート
31 リンクロッド
32 駆動ロッド(駆動リンク)
A,B 距離
F モータ反力
f 応力

Claims (2)

  1. 第1および第2ワイパアームを駆動して車両に設けられるウィンドシールドを払拭するワイパ装置であって、
    出力軸を有する電動モータと、
    一端が前記出力軸に固定されるクランクアームと、
    前記電動モータが装着され、前記車両に差し込み固定される差し込み部を有するモータブラケットと、
    一端が前記モータブラケットに固定される第1フレーム部材と、
    前記第1フレーム部材の他端に固定される第1ピボットホルダと、
    前記第1ピボットホルダに回動自在に装着される第1ピボット軸と、
    一端が前記第1ピボット軸に固定される第1リンクプレートと、
    一端が前記モータブラケットに固定される第2フレーム部材と、
    前記第2フレーム部材の他端に固定される第2ピボットホルダと、
    前記第2ピボットホルダに回動自在に装着される第2ピボット軸と、
    一端が前記第2ピボット軸に固定される第2リンクプレートと、
    両端が前記第1および第2リンクプレートの他端にそれぞれ回動自在に連結されるリンクロッドと、
    一端が前記第1または前記第2リンクプレートのいずれか一方の他端に回動自在に連結され、他端が前記クランクアームの他端に回動自在に連結される駆動リンクとを備え、
    前記出力軸の軸心から前記第1および第2ピボット軸の軸心を結ぶ線分への垂線の距離をAとし、前記差し込み部から前記線分への垂線の距離をBとしたときに、A/B≦0.4の関係を満たすことを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1記載ワイパ装置において、A/B≦0.3の関係を満たすことを特徴とするワイパ装置。
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