JP5414428B2 - ワイパ装置 - Google Patents

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本発明は、一対のワイパアームがそれぞれ固定される一対のピボット軸と、各ピボット軸を駆動する電動モータとを有するワイパ装置に関する。
従来、自動車等の車両にはワイパ装置が搭載されている。ワイパ装置は、ワイパブレードが装着されたワイパアームを揺動させてウィンドシールドに付着した雨水や埃等を払拭するようになっている。ワイパ装置は、ワイパアームが固定されるピボット軸と、ピボット軸を駆動する電動モータとを備え、車室内の操作スイッチを操作して電動モータを駆動することにより、ピボット軸を介してワイパブレードが揺動するようになっている。
タンデム型や対向払拭型のワイパ装置等、一対のワイパアームを備えたワイパ装置には、各ワイパアームに対応して一対のピボット軸が設けられている。各ピボット軸と電動モータとの間にはリンク機構が設けられ、リンク機構により電動モータの回転運動を揺動運動に変換し、各ピボット軸を同期して揺動させている。このようなワイパ装置としては、各ピボット軸を回転自在に支持する一対のピボットホルダをパイプ状のフレーム部材の両端に固定するとともに、電動モータをフレーム部材の略中央部分に固定した、所謂フレーム一体型のモジュラー型ワイパ装置が知られている。
モジュラー型ワイパ装置としては、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1に記載されたワイパ装置は、車体への装着の際に、ワイパモータのハウジングに突出形成した支持ピンを、車体側のパネルの挿通孔にブッシュを介して挿通するようになっている。また、ワイパ装置の車体への装着箇所は、この他に一対のピボットホルダに設けた各取付孔があり、各取付孔にはそれぞれ固定ボルトが挿通され、これにより各ピボットホルダは各固定ボルトによって車体に固定される。このように、特許文献1に記載されたワイパ装置は、ワイパモータの支持ピン(1箇所)および各ピボットホルダの各取付孔(2箇所)による計3箇所で車体に支持されている。
特開2000−135971号公報(図1,図3)
しかしながら、上述の特許文献1に記載されたワイパ装置によれば、車体側のパネルに差し込まれる支持ピンを、ワイパモータのハウジングに一体的に突出形成しているため、パネル形状の異なる車体への流用性が低かった。特許文献1に記載されたワイパ装置を異なるパネル形状に対応させようとすると、異なるパネル形状に対応した支持ピンを備えたハウジングをその都度製造する必要が生じてしまう。したがって、ワイパ装置の製造工程が煩雑化して歩留まりが悪くなり、ひいてはワイパ装置のコスト上昇を招くことになる。そこで、できる限りワイパ装置の構成部品の共通化を図りつつ、異なるパネル形状に容易に対応できるワイパ装置の開発が望まれていた。
本発明の目的は、ワイパ装置の構成部品の共通化を図りつつ、異なる形状の取付対象物への流用性を高めることができるワイパ装置を提供することにある。
本発明のワイパ装置は、一対のワイパアームがそれぞれ固定される一対のピボット軸と、前記各ピボット軸を駆動する電動モータとを有するワイパ装置であって、取付対象物に取り付けられ、前記各ピボット軸を回転自在に支持する一対のピボットホルダと、前記各ピボットホルダ間に設けられ、前記電動モータおよび前記各ピボットホルダを支持するフレーム部材と、前記電動モータと前記各ピボット軸との間に設けられ、前記電動モータの回転運動を揺動運動に変換して前記各ピボット軸に伝達するリンク機構と、一端側に前記電動モータに着脱可能な着脱部,および他端側に前記取付対象物と差し込み状態で固定される差し込み固定部を有し、略L字形状に形成されたブラケット部材とを備え、前記ブラケット部材は、前記電動モータの幅方向に沿う前記フレーム部材が装着される取り付け部がある側とは反対側に配置されるとともに、前記電動モータと前記リンク機構との間に形成される間隙部から着脱可能とされ、前記着脱部は、前記電動モータに締結部材により固定され、前記差し込み固定部は、前記ブラケット部材の前記着脱部と交差する部分から前記着脱部がある側とは反対側に突出され、前記差し込み固定部には、前記取付対象物に形成された装着孔が嵌合される環状溝を有するグロメットが装着され、前記グロメットは、前記ブラケット部材の前記着脱部と交差する部分に当接されることを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記電動モータに第1位置決め凸部または凹部を設け、前記着脱部に前記第1位置決め凸部または凹部に嵌合する第2位置決め凹部または凸部を設けることを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記第1位置決め凸部または凹部,および前記第2位置決め凹部または凸部の装着方向と直交する方向の断面形状を、それぞれ非円形形状に形成することを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記着脱部に前記締結部材が挿通される挿通孔を複数設け、前記各挿通孔の内の任意の挿通孔を選択して前記締結部材を挿通することにより、前記電動モータに対する前記ブラケット部材の装着角度を変更することを特徴とする。
本発明によれば、一端側に電動モータに着脱可能な着脱部,および他端側に取付対象物と差し込み状態で固定される差し込み固定部を有するブラケット部材を備えるので、形状の異なる複数のブラケット部材を予め準備しておくことで、電動モータの共通化を図りつつ、ワイパ装置を異なる形状の取付対象物に装着できるようになる。したがって、ワイパ装置の流用性を高めてその製造工程を簡素化でき、ひいてはワイパ装置のコスト低減を実現できる。また、ブラケット部材は単体で製造しておけば良いので、ブラケット部材の形状を簡素化することができ、プレス成形や鋳造成形等で用いる金型を安価で準備できる。
本発明によれば、ブラケット部材は、電動モータとリンク機構との間に形成される間隙部から着脱可能なので、ワイパ装置を組み立てた後に、取付対象物の形状に合わせてブラケット部材を電動モータに装着したり、ブラケット部材のみを交換したりすることができる。
本発明によれば、電動モータに第1位置決め凸部または凹部を設け、着脱部に第1位置決め凸部または凹部に嵌合する第2位置決め凹部または凸部を設けるので、ブラケット部材を電動モータの所定箇所に精度良く装着することができる。したがって、ワイパ装置の組み付け性を向上させることができる。
本発明によれば、第1位置決め凸部または凹部,および第2位置決め凹部または凸部の装着方向と直交する方向の断面形状を、それぞれ非円形形状に形成するので、ブラケット部材の電動モータに対する位置ズレを防止することができる。したがって、取付対象物に対する差し込み部が向く方向を、製品毎に精度良く一定にすることができる。
本発明によれば、電動モータと着脱部とを締結部材により固定するので、ブラケット部材を電動モータに強固に固定することができる。したがって、ワイパ装置の作動時における振動等により、ブラケット部材と電動モータとがたつくのを確実に防止することができる。
本発明によれば、着脱部に締結部材が挿通される挿通孔を複数設け、各挿通孔の内の任意の挿通孔を選択して締結部材を挿通することにより、電動モータに対するブラケット部材の装着角度を変更するので、一のブラケット部材で異なる形状の取付対象物に対応することができる。したがって、ワイパ装置の構成部品をさらに共通化することができ、ワイパ装置のさらなるコスト低減を実現できる。
本発明に係るワイパ装置を搭載した車両前方側を部分的に示す説明図である。 図1のワイパ装置を拡大して示す正面図である。 図2の矢印A方向から見たワイパ装置を部分的に示す斜視図である。 図2の矢印B方向から見たワイパ装置を部分的に示す斜視図である。 (a),(b),(c)は、ブラケット部材の詳細構造を説明する説明図である。 ブラケット部材のワイパモータへの取付手順を説明する説明図である。 (a),(b)は、ブラケット部材の変形例を説明する説明図である。 (a),(b),(c)は、第2実施の形態に係るブラケット部材の詳細構造を説明する説明図である。 図8のブラケット部材のワイパモータへの取付手順を説明する説明図である。 (a),(b),(c)は、図8のブラケット部材の変形例を説明する説明図である。
以下、本発明の第1実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るワイパ装置を搭載した車両前方側を部分的に示す説明図を、図2は図1のワイパ装置を拡大して示す正面図を、図3は図2の矢印A方向から見たワイパ装置を部分的に示す斜視図を、図4は図2の矢印B方向から見たワイパ装置を部分的に示す斜視図を、図5(a),(b),(c)はブラケット部材の詳細構造を説明する説明図を、図6はブラケット部材のワイパモータへの取付手順を説明する説明図を、図7(a),(b)はブラケット部材の変形例を説明する説明図をそれぞれ表している。
図1に示すように、車両10の前方側にはフロントウィンドシールド11が設けられ、フロントウィンドシールド11上には、フロントウィンドシールド11に付着した雨水や埃等を払拭するDR側(運転席側)ワイパブレード12と、AS側(助手席側)ワイパブレード13とが設けられている。
DR側ワイパブレード12は、DR側ワイパアーム12aの先端側に回動自在に取り付けられ、AS側ワイパブレード13は、AS側ワイパアーム13aの先端側に回動自在に取り付けられている。各ワイパブレード12,13は、各ワイパアーム12a,13aの内側に設けられた引っ張りバネ(図示せず)により、フロントウィンドシールド11に向けてそれぞれ弾性接触している。
各ワイパブレード12,13は、フロントウィンドシールド11上の下反転位置LRPと上反転位置URPとの間に形成される各払拭範囲11a,11bを、それぞれ同期して同一方向に往復払拭動作するようになっている。つまり、各ワイパブレード12,13の払拭パターンはタンデム型となっている。
車両10には、各ワイパアーム12a,13aを駆動して往復払拭動作させるワイパ装置14(図中破線)が搭載されている。ワイパ装置14は、図2に示すようにワイパモータ21をフレーム部材19の略中央部分に固定した、所謂フレーム一体型のモジュラー型ワイパ装置となっている。
図1および図2に示すように、ワイパ装置14は、DR側ワイパアーム12aが固定されるDR側ピボット軸15aと、AS側ワイパアーム13aが固定されるAS側ピボット軸15bとを備えている。DR側ピボット軸15aはDR側ピボットホルダ16aに回転自在に支持され、AS側ピボット軸15bはAS側ピボットホルダ16bに回転自在に支持されている。
DR側ピボットホルダ16aには、DR側ピボットホルダ16aを、車両10のDR側車体パネル(取付対象物)10aに固定するためのDR側ホルダ取り付け部17aが一体に形成されている。DR側ホルダ取り付け部17aには、ゴム製のブッシュ18が装着され、ブッシュ18には固定ボルト(図示せず)が挿通されるようになっている。そして、DR側車体パネル10aに固定ボルトをネジ結合することで、DR側ピボットホルダ16aはDR側車体パネル10aに固定される。
AS側ピボットホルダ16bには、AS側ピボットホルダ16bを、車両10のAS側車体パネル(取付対象物)10bに固定するためのAS側ホルダ取り付け部17bが一体に形成されている。AS側ホルダ取り付け部17bには、DR側と同様のブッシュ18が装着され、ブッシュ18には固定ボルト(図示せず)が挿通されるようになっている。そして、AS側車体パネル10bに固定ボルトをネジ結合することで、AS側ピボットホルダ16bはAS側車体パネル10bに固定される。
各ピボットホルダ16a,16bの間には、車両10の車幅方向(図中左右方向)に延びるフレーム部材19が設けられている。フレーム部材19は、各ピボットホルダ16a,16bを互いに所定の相対位置関係となるよう連結している。したがって、形状の異なるフレーム部材19を準備することで、フレーム部材19以外の構成部品を共通化しつつ、車両10側の異なる組み付けスペースに対応することができる。
フレーム部材19は、中空の円筒パイプにより所定形状に形成され、その両端側には、各ピボットホルダ16a,16bに一体に設けられた結合ボス(詳細図示せず)がカシメ固定されている。ここで、フレーム部材19は、中空の円筒パイプに限らず、フレーム部材19に必要とされる剛性等を考慮し、例えば断面形状が六角形の中空部材や中実部材等を用いることもできる。
フレーム部材19の略中央部分には、一対の固定ボルト20を介してワイパモータ(電動モータ)21が固定され、フレーム部材19は、ワイパモータ21および各ピボットホルダ16a,16bを支持するようになっている。ワイパモータ21は、各ピボット軸15a,15bを駆動させるものであり、モータ部22とギヤ部23とを備えている。
モータ部22は、コネクタ24を介して供給される車載コントローラ(図示せず)からの駆動電流により作動するようになっている。ギヤ部23には減速機構(図示せず)が収容され、減速機構にはモータ部22の回転が入力されるようになっている。これにより、ギヤ部23はモータ部22の回転数を所定の回転数にまで減速して高トルク化し、外部に出力するようになっている。
ギヤ部23は、図3および図4に示すようにギヤケース25を備え、ギヤケース25には取り付け部25aが一体に設けられている。取り付け部25aにはフレーム部材19が装着され、さらに各固定ボルト20がネジ結合されている。このように、取り付け部25aは、各固定ボルト20を介してワイパモータ21をフレーム部材19に固定するための取り付け部となっている。
ギヤ部23には出力軸26が設けられ、出力軸26にはクランクアーム27が固定されている。クランクアーム27には、カム部材28が回動自在に連結され、カム部材28にはボールジョイント(図示せず)を介して駆動ロッド29の一端側が回動自在に連結されている。クランクアーム27とカム部材28との間には引っ張りバネ30が設けられている。引っ張りバネ30は、各ワイパアーム12a,13a(図1参照)への負荷が高負荷の場合、例えば積雪時等にワイパモータ21を無理に作動させた場合等において、ワイパモータ21の回転駆動に伴って伸張するようになっている。これによりワイパモータ21の回転が許容されて、ワイパモータ21の焼き付き等を防止できる。
図2に示すように、DR側ピボット軸15aにはDR側駆動レバー31aの一端側が固定され、AS側ピボット軸15bにはAS側駆動レバー31bの一端側が固定されている。各駆動レバー31a,31bの他端側は、中空の円筒パイプよりなる連結ロッド32によって互いに連結されている。また、駆動ロッド29の他端側は、ボールジョイント(図示せず)を介してAS側駆動レバー31bの他端側に回動自在に連結されている。
このように、クランクアーム27,カム部材28,駆動ロッド29,各駆動レバー31a,31bおよび連結ロッド32を、それぞれ回動自在に連結することで、これらはモータ部22の回転駆動を揺動運動に変換して各ピボット軸15a,15bに伝達する。ここで、クランクアーム27,カム部材28,駆動ロッド29,各駆動レバー31a,31bおよび連結ロッド32により、ワイパモータ21と各ピボット軸15a,15bとの間に設けられる本発明のリンク機構を構成している。
ギヤケース25の駆動ロッド29を挟む反対側、つまりギヤケース25の幅方向に沿う取り付け部25aの反対側には、図6に示すように第1位置決め凸部25bが一体に設けられている。第1位置決め凸部25bは、図5に示すブラケット部材40のワイパモータ21に対する位置決めを行うもので、その横断面形状は略三角形形状(非円形形状)に形成されている。ただし、第1位置決め凸部25bの横断面形状は、三角形形状に限らず、四角形以上の多角形形状や楕円形状等に形成することもできる。
第1位置決め凸部25bには、図6に示すように第1柱状突起25cおよび第2柱状突起25dが一体に形成され、第1柱状突起25cの直径寸法は、第2柱状突起25dの直径寸法よりも小さい直径寸法に設定されている。各柱状突起25c,25dは、ブラケット部材40の着脱部41に形成した第1装着孔41aおよび第2装着孔41bにそれぞれ入り込むようになっている。これにより、ワイパモータ21に対するブラケット部材40の位置決めを精度良く行うことができる。このように各柱状突起25c,25dが各装着孔41a,41bに入り込むようになっている場合は、第1位置決め凸部25bの横断面形状を円形形状に形成することもできる。
第1位置決め凸部25bの各柱状突起25c,25d間には、雌ネジ部25eが設けられている。雌ネジ部25eには、ブラケット部材40の着脱部41に形成したネジ孔41cを貫通する固定ボルト(締結部材)44がネジ結合するようになっている。これにより、ワイパモータ21に対してブラケット部材40を強固に固定することができ、ブラケット部材40の脱落やがたつきの発生を防止することができる。
ギヤケース25に形成した第1位置決め凸部25bには、図3に示すようにブラケット部材40が装着されている。ブラケット部材40は、図5に示すようにアルミ材料等を鋳造成形することにより略L字形状に形成され、ブラケット部材40の一端側には、第1位置決め凸部25bに着脱可能な着脱部41が設けられている。
ブラケット部材40の他端側には、車両10の前方側車体パネル(取付対象物)10cに形成された装着孔10d(図2参照)に差し込まれる差し込み固定部としての差し込み部42が設けられ、差し込み部42には、ゴム製のグロメット43(図2参照)が装着されるようになっている。差し込み部42の先端側はその基端側よりも大径に形成され、これによりグロメット43の脱落を防止している。
グロメット43には環状溝43aが形成され、差し込み部42にグロメット43を装着した状態で、装着孔10dに向けて差し込むことにより、図2に示すように環状溝43aに装着孔10dが嵌合される。これにより、ブラケット部材40の前方側車体パネル10cに対するがたつきが防止され、さらに差し込み部42の前方側車体パネル10cからの抜け止めがなされる。
ブラケット部材40の着脱部41には、第1装着孔41aおよび第2装着孔41bが形成されている。第1装着孔41aの直径寸法は、第2装着孔41bの直径寸法よりも小さい直径寸法に設定され、第1装着孔41aには第1位置決め凸部25bの第1柱状突起25cが入り込み、第2装着孔41bには第1位置決め凸部25bの第2柱状突起25dが入り込むようになっている。
着脱部41の各装着孔41a,41b間には、さらにネジ孔41cが形成され、このネジ孔41cには、第1位置決め凸部25bの雌ネジ部25eにネジ結合される固定ボルト44が挿通されるようになっている。
着脱部41の第1位置決め凸部25bに対向する側には、図5(c)に示すように、第2位置決め凹部41dが形成されている。第2位置決め凹部41dの内側形状は、第1位置決め凸部25bの外形形状に沿うよう第1位置決め凸部25bと略同様の形状の形状となっており、これにより第2位置決め凹部41dに第1位置決め凸部25bが嵌合するようになっている。ただし、第2位置決め凹部41dの内側形状は、第1位置決め凸部25bの外形形状と略同様の形状であれば良く、四角形以上の多角形形状や楕円形状等に形成することもできる。
第1位置決め凸部25bと第2位置決め凹部41dとは、それぞれ非円形形状に形成され、これにより第1位置決め凸部25bに第2位置決め凹部41dを嵌合した状態のもとで、ワイパモータ21に対するブラケット部材40の位置ズレが防止される。第1位置決め凸部25bと第2位置決め凹部41dとの嵌合に加えて、第1装着孔41aおよび第1柱状突起25cの係合、第2装着孔41bおよび第2柱状突起25dの係合により、ブラケット部材40はワイパモータ21に対してより精度良く装着可能となっている。
次に、以上のように形成したワイパ装置14の組み立て手順について、図面を用いて詳細に説明する。なお、図6におけるワイパ装置14では、説明を分かり易くするためにフレーム部材19やリンク機構等を省略している。
図6に示すように、まず、ブラケット部材40を除く他の構成部品を組み立てたワイパ装置14を準備する。次に、ワイパモータ21を形成するギヤケース25とリンク機構を形成する連結ロッド32との間に形成される間隙部S1から、図中一点鎖線矢印(1)に示すように、ブラケット部材40の着脱部41を第1位置決め凸部25bに臨ませる。その後、第1装着孔41aを第1柱状突起25cに、また第2装着孔41bを第2柱状突起25dに整合させる。そして、その状態のもとで、ギヤケース25の第1位置決め凸部25bをブラケット部材40の第2位置決め凹部41d(図5(c)参照)に嵌合させる。これにより、第1位置決め凸部25bおよび第2位置決め凹部41dの嵌合とともに、第1柱状突起25cが第1装着孔41aに、また第2柱状突起25dが第2装着孔41bに入り込み、ブラケット部材40がギヤケース25に装着される。
次いで、図中一点鎖線矢印(2)に示すように、固定ボルト44を着脱部41のネジ孔41cに臨ませて、図示しない締結治具(メガネレンチ等)を用いて雌ネジ部25eにネジ結合する。これにより、ブラケット部材40のギヤケース25への固定が完了する。なお、第1位置決め凸部25bと第2位置決め凹部41dとの嵌合強度を大きく設定すれば、固定ボルト44およびその固定作業を省略することもできる。
その後、図中一点鎖線矢印(3)に示すように、差し込み部42の軸方向からグロメット43を臨ませて、グロメット43を差し込み部42に装着する。これによりワイパ装置14が完成する。
ここで、ワイパ装置14は、ブラケット部材40に換えて、他の形状のブラケット部材にも対応することができる。
図7はブラケット部材の変形例を示し、図7(a)に示すブラケット部材50は、ブラケット部材40(図中破線部分)に比して、差し込み部42の位置が、横方向(図中左右方向)に距離L1の分オフセットした点が異なっている。つまり、ブラケット部材50は、前方側車体パネル10cの装着孔10d(図2参照)が横方向に距離L1の分オフセットした形状に対応可能となっている。
図7(b)に示すブラケット部材60は、ブラケット部材40(図中破線部分)に比して、差し込み部42の位置が、縦方向(図中上下方向)に距離L2の分オフセットされ、かつ差し込み部42がα°傾斜した点が異なっている。つまり、ブラケット部材60は、前方側車体パネル10cの装着孔10d(図2参照)が縦方向に距離L2の分オフセットし、かつα°傾斜した形状に対応可能となっている。
ただし、ブラケット部材40の差し込み部42の位置は、高さ方向(図中紙面と垂直の方向)にオフセットすることもできる。
ここで、各ブラケット部材50,60の着脱部41は、ブラケット部材40の着脱部41と同様の形状となっており、ワイパ装置14を組み立てた状態のもとで、例えば、ブラケット部材40からブラケット部材50への交換を、間隙部S1を介して容易に行えるようになっている。
以上詳述したように、第1実施の形態に係るワイパ装置14によれば、一端側にワイパモータ21に着脱可能な着脱部41,および他端側に前方側車体パネル10cの装着孔10dに差し込まれる差し込み固定部としての差し込み部42を有するブラケット部材40を備えている。したがって、形状の異なる複数のブラケット部材50,60を予め準備しておくことで、ワイパモータ21の共通化を図りつつ、ワイパ装置14を異なる形状の車体パネルに装着することができる。
したがって、ワイパ装置14の流用性を高めてその製造工程を簡素化でき、ひいてはワイパ装置14のコスト低減を実現できる。また、ブラケット部材40,50,60は単体で製造しておけば良いので、ブラケット部材40,50,60の形状を簡素化することができ、プレス成形や鋳造成形等で用いる金型を安価で準備できる。
また、第1実施の形態に係るワイパ装置14によれば、ブラケット部材40,50,60は、ワイパモータ21と連結ロッド32との間に形成される間隙部S1から着脱可能なので、ワイパ装置14を組み立てた後に、車体パネルの形状に合わせてブラケット部材40,50,60をワイパモータ21に装着したり、ブラケット部材40,50,60のみを交換したりすることができる。
さらに、第1実施の形態に係るワイパ装置14によれば、ワイパモータ21のギヤケース25に第1位置決め凸部25bを設け、ブラケット部材40の着脱部41に第1位置決め凸部25bに嵌合する第2位置決め凹部41dを設けたので、ブラケット部材40をワイパモータ21の所定箇所に精度良く装着することができる。したがって、ワイパ装置14の組み付け性を向上させることができる。
また、第1実施の形態に係るワイパ装置14によれば、第1位置決め凸部25bおよび第2位置決め凹部41dの装着方向と直交する方向の断面形状(横断面形状)を、それぞれ非円形形状(略三角形形状)に形成したので、ブラケット部材40のワイパモータ21に対する位置ズレを防止することができる。したがって、車体パネルに対する差し込み部42が向く方向を、製品毎に精度良く一定にすることができる。
さらに、ワイパモータ21と着脱部41とを固定ボルト44により固定するので、ブラケット部材40をワイパモータ21に強固に固定することができる。したがって、ワイパ装置14の作動時における振動等により、ブラケット部材40とワイパモータ21とがたつくのを確実に防止することができる。
次に、本発明の第2実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した第1実施の形態と同様の機能を有する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8(a),(b),(c)は第2実施の形態に係るブラケット部材の詳細構造を説明する説明図を、図9は図8のブラケット部材のワイパモータへの取付手順を説明する説明図を、図10(a),(b),(c)は図8のブラケット部材の変形例を説明する説明図をそれぞれ表している。
第2実施の形態に係るワイパ装置70は、上述した第1実施の形態に係るワイパ装置14に比して、ワイパモータ21を形成するギヤケース71およびブラケット部材72の形状が異なっている。
ブラケット部材72は、図8に示すように、鋼材等をプレス成形することにより略L字形状に形成され、ブラケット部材72の一端側には板状の着脱部73が設けられている。着脱部73には、その幅方向(図中上下方向)に所定間隔を持って、一対の固定ボルト44が挿通される一対の挿通孔73aが設けられている。各挿通孔73a間には、図中左右方向に延びるよう補強リブ73bが形成され、補強リブ73bは着脱部73の強度を確保している。ここで、着脱部73は、第1実施の形態における着脱部41の第2位置決め凹部41dに相当する構成を備えず、図8(c)の着脱部73における裏面Rには、ギヤケース71に設けた一対の雌ネジ部71aの先端面SFが当接するようになっている。
ギヤケース71の駆動ロッド29を挟む反対側、つまりギヤケース71の幅方向に沿う取り付け部25aの反対側には、図9に示すように一対の雌ネジ部71aが一体に設けられている。各雌ネジ部71aは筒状に形成され、各雌ネジ部71aの先端面SFは、ワイパモータ21の厚み方向(図中上下方向)に沿って同一高さに配置されている。
ワイパ装置70の組み立て手順については、図9の一点鎖線矢印(1)に示すように、ブラケット部材72の着脱部73を、ギヤケース71と連結ロッド32との間に形成される間隙部S2から、ギヤケース71の各雌ネジ部71aに臨ませる。その後、各雌ネジ部71aの先端面SFを着脱部73の裏面Rに当接させ、各雌ネジ部71aと各挿通孔73aとを整合させる。次いで、その状態のもとで、図中一点鎖線矢印(2)に示すように、各固定ボルト44を各挿通孔73aに挿通して、各雌ネジ部71aにそれぞれネジ結合する。その後、図中一点鎖線矢印(3)に示すように、グロメット43を差し込み部42に装着してワイパ装置70が完成する。
ここで、ワイパ装置70は、ブラケット部材72に換えて、他の形状のブラケット部材にも対応することができる。
図10はブラケット部材の変形例を示し、図10(a)に示すブラケット部材80は、ブラケット部材72(図中破線部分)に比して、差し込み部42の位置が、横方向(図中左右方向)に距離L3の分オフセットした点が異なっている。つまり、ブラケット部材80は、前方側車体パネル10cの装着孔10d(図2参照)が横方向に距離L3の分オフセットした形状に対応可能となっている。
図10(b)に示すブラケット部材90は、ブラケット部材72(図中破線部分)に比して、差し込み部42の位置が、縦方向(図中上下方向)に距離L4の分オフセットされ、かつ差し込み部42がβ°傾斜した点が異なっている。つまり、ブラケット部材90は、前方側車体パネル10cの装着孔10d(図2参照)が縦方向に距離L4の分オフセットし、かつβ°傾斜した形状に対応可能となっている。
ただし、ブラケット部材72の差し込み部42の位置は、高さ方向(図中紙面と垂直の方向)にオフセットすることもできる。
図10(c)に示すブラケット部材100は、ブラケット部材72に比して、着脱部73に各固定ボルト44が挿通される挿通孔73aを、所定の間隔で複数(4つ)備えている点が異なっている。つまり、各固定ボルト44の挿通箇所をP1/P2とすることで、ブラケット部材72と同様の取り付け状態(取り付けパターンA)となる。また、各固定ボルト44の挿通箇所をP1/P4にすることで、差し込み部42を一の方向へ所定角度傾斜させた状態(取り付けパターンB)となる。さらに、各固定ボルト44の挿通箇所をP2/P3にすることで、差し込み部42を他の方向へ所定角度傾斜させた状態(取り付けパターンC)となる。このように、ブラケット部材100は、複数の挿通孔73aの内の任意の挿通孔73aを選択することで、ブラケット部材100のブラケット部材72に対する装着角度を変更することができる。つまり、一のブラケット部材100で複数の取り付けパターンA〜Cに対応することができる。
ここで、各ブラケット部材80,90,100の着脱部73は、ブラケット部材72の着脱部73と同様の形状となっており、ワイパ装置70を組み立てた状態のもとで、例えば、ブラケット部材72からブラケット部材100への交換を、間隙部S2を介して容易に行えるようになっている。
以上詳述したように、第2実施の形態に係るワイパ装置70においても、ギヤケースとブラケット部材との嵌合構造を除いて、上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。これに加え、第2実施の形態によれば、着脱部73に固定ボルト44が挿通される挿通孔73aを複数設け、各挿通孔73aの内の任意の挿通孔73aを選択して固定ボルト44を挿通するようにすれば、ワイパモータ21に対するブラケット部材100の装着角度を変更することができる。したがって、一のブラケット部材100で異なる形状の車体パネルに対応することが可能となり、ワイパ装置の構成部品をさらに共通化して、ワイパ装置のさらなるコスト低減を実現することができる。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記第1実施の形態においては、ギヤケース25に第1位置決め凸部25bを形成し、ブラケット部材40に第2位置決め凹部41dを形成し、両者を凹凸嵌合したものを示したが、本発明はこれに限らず、凹凸関係を逆の関係にすることもできる。つまり、ギヤケース25の所定箇所に第1位置決め凹部を形成し、ブラケット部材40の所定箇所に第2位置決め凸部を形成し、両者を凹凸嵌合することもできる。
また、上記第1実施の形態においては、第1位置決め凸部25bに、第1柱状突起25cと第2柱状突起25dとを備えたものを示したが、本発明はこれに限らず、第1位置決め凸部25bと第2位置決め凹部41dとを嵌合させているので、いずれか一方を省略するか双方を省略することもできる。さらに、第1位置決め凸部25bと第2位置決め凹部41dとを省略して、第1柱状突起25cと第2柱状突起25dとによりブラケット部材40のギヤケース25に対する位置決めを行うこともできる。
また、上記各実施の形態においては、ブラケット部材に差し込み部42を形成して、車体パネル(取付対象物)10aの装着孔10dに差し込む形態を説明したが、これとは逆に、車体パネル(取付対象物)10aに差し込み部を設け、差し込み部が挿通される装着孔をブラケット部材に設けてもよい。この場合、ブラケット部材に設ける装着孔が本発明における差し込み固定部となる。
さらに、上記各実施の形態においては、ワイパ装置14の払拭パターンをタンデム型としたものを示したが、本発明はこれに限らず、対向払拭型等、他の払拭パターンにも対応することができる。
また、上記各実施の形態においては、ワイパ装置として、車両10の前方側のフロントウィンドシールド11を払拭するものを示したが、本発明はこれに限らず、車両10の後方側に設けられるリヤウィンドシールドや、鉄道車両や航空機等のウィンドシールドを払拭するワイパ装置にも適用することができる。
10 車両
10a DR側車体パネル(取付対象物)
10b AS側車体パネル(取付対象物)
10c 前方側車体パネル(取付対象物)
10d 装着孔
11 フロントウィンドシールド
11a,11b 払拭範囲
12 DR側ワイパブレード
12a DR側ワイパアーム
13 AS側ワイパブレード
13a AS側ワイパアーム
14 ワイパ装置
15a DR側ピボット軸
15b AS側ピボット軸
16a DR側ピボットホルダ
16b AS側ピボットホルダ
17a DR側ホルダ取り付け部
17b AS側ホルダ取り付け部
18 ブッシュ
19 フレーム部材
20 固定ボルト
21 ワイパモータ(電動モータ)
22 モータ部
23 ギヤ部
24 コネクタ
25 ギヤケース
25a 取り付け部
25b 第1位置決め凸部
25c 第1柱状突起
25d 第2柱状突起
25e 雌ネジ部
26 出力軸
27 クランクアーム(リンク機構)
28 カム部材(リンク機構)
29 駆動ロッド(リンク機構)
30 張りバネ
31a DR側駆動レバー(リンク機構)
31b AS側駆動レバー(リンク機構)
32 連結ロッド
40 ブラケット部材
41 着脱部
41a 第1装着孔
41b 第2装着孔
41c ネジ孔
41d 第2位置決め凹部
42 差し込み部(差し込み固定部)
43 グロメット
43a 環状溝
44 固定ボルト(締結部材)
50,60 ブラケット部材
70 ワイパ装置
71 ギヤケース
71a 雌ネジ部
72 ブラケット部材
73 着脱部
73a 挿通孔
73b 補強リブ
80,90,100 ブラケット部材
R 裏面
S1,S2 間隙部
SF 先端面
LRP 下反転位置
URP 上反転位置

Claims (4)

  1. 一対のワイパアームがそれぞれ固定される一対のピボット軸と、前記各ピボット軸を駆動する電動モータとを有するワイパ装置であって、
    取付対象物に取り付けられ、前記各ピボット軸を回転自在に支持する一対のピボットホルダと、
    前記各ピボットホルダ間に設けられ、前記電動モータおよび前記各ピボットホルダを支持するフレーム部材と、
    前記電動モータと前記各ピボット軸との間に設けられ、前記電動モータの回転運動を揺動運動に変換して前記各ピボット軸に伝達するリンク機構と、
    一端側に前記電動モータに着脱可能な着脱部,および他端側に前記取付対象物と差し込み状態で固定される差し込み固定部を有し、略L字形状に形成されたブラケット部材とを備え
    前記ブラケット部材は、前記電動モータの幅方向に沿う前記フレーム部材が装着される取り付け部がある側とは反対側に配置されるとともに、前記電動モータと前記リンク機構との間に形成される間隙部から着脱可能とされ、
    前記着脱部は、前記電動モータに締結部材により固定され、
    前記差し込み固定部は、前記ブラケット部材の前記着脱部と交差する部分から前記着脱部がある側とは反対側に突出され、
    前記差し込み固定部には、前記取付対象物に形成された装着孔が嵌合される環状溝を有するグロメットが装着され、
    前記グロメットは、前記ブラケット部材の前記着脱部と交差する部分に当接されることを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項記載のワイパ装置において、前記電動モータに第1位置決め凸部または凹部を設け、前記着脱部に前記第1位置決め凸部または凹部に嵌合する第2位置決め凹部または凸部を設けることを特徴とするワイパ装置。
  3. 請求項記載のワイパ装置において、前記第1位置決め凸部または凹部,および前記第2位置決め凹部または凸部の装着方向と直交する方向の断面形状を、それぞれ非円形形状に形成することを特徴とするワイパ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイパ装置において、前記着脱部に前記締結部材が挿通される挿通孔を複数設け、前記各挿通孔の内の任意の挿通孔を選択して前記締結部材を挿通することにより、前記電動モータに対する前記ブラケット部材の装着角度を変更することを特徴とするワイパ装置。
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