JP5122251B2 - 車両用ワイパー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイパーモータと、このワイパーモータにより駆動されるクランクアームと、上記ワイパーモータからクランクアームに入力された駆動力を左右のピボット部に伝達するリンク機構と、上記ピボット部に支持されたワイパーアームとを備えた車両用ワイパー装置に関するものである。
従来、下記特許文献1に示されるように、ワイパーモータと、このワイパーモータにより駆動されるクランクアームと、上記ワイパーモータからクランクアームに入力された駆動力を左右のピボット部に伝達するコネクタロッドおよびリンクロッド等からなるリンク機構と、上記ピボット部に支持されたワイパーアームとを備えたワイパー装置を、フロントウインドガラスの下端部に沿って設置されたカウル部内に配設するとともに、上記ワイパーモータの被水を防止する被水防止手段を設けることにより、ワイパーモータおよびピボットシャフト等が被水することに起因して錆びが生じるのを防止することが行われている。
特開2006−315511号公報
上記特許文献1に開示された車両用ワイパー装置では、湾曲した細長形状を有するフレーム部材の左右両端部にピボット部を設け、このピボット部に支持されたピボットシャフトの下端部に駆動リンク(リンクアーム)を固定し、この駆動アームに駆動力を伝達する上記クランクアームおよびリンク機構をワイパー装置の下端部側に配設しているため、このワイパー装置をコンパクト化することができず、上記カウル部内に車両用ワイパーを適正にレイアウトすることが困難であった。すなわち、上記クランクアームおよびリンク機構は、その作動時に所定範囲内で回動変位または揺動変位するため、上記クランクアーム等が干渉することがないように大きな収容スペースを上記カウル部の下方部に確保する必要があり、カウル部が大型化することが避けられないという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成でコンパクトにレイアウトして適正に設置することができる車両用ワイパー装置を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、ワイパーモータと、このワイパーモータにより駆動されるクランクアームと、上記ワイパーモータからクランクアームに入力された駆動力を左右のピボット部に伝達するリンク機構と、上記ピボット部に支持されたワイパーアームとを備えた車両用ワイパー装置であって、上記左右のピボット部を連結する連結部と、連結部から下方側に延びる前壁部と、上記クランクアームを回動可能に支持する支持部とを有する支持部材が上記両ピボット部の間に配設されるとともに、クランクアームの回動変位時にこのクランクアームが干渉するのを防止するための開口部が上記支持部材の前壁部に形成され、上記クランクアームを駆動するワイパーモータが、平面視で上記左右のピボット部間に配設され、上記ワイパーモータとリンク機構のリンクロッドと支持部材の連結部とがそれぞれ車幅方向に沿って略平行に配設され、フロントウインドガラスの下端部に沿って車幅方向に延びるように設置されたカウル部内の後部下方に、上記ワイパーモータが配設されるとともに、上記カウル部内の前部上方に上記支持部材の連結部が配設され、上記カウル部の前部には、エンジンルーム内に配設された車両用補機の設置部を回避するように傾斜した前傾部を有するカウルフロントパネルが設置され、上記カウルフロントパネルの前傾部は、上記前壁部の開口部と同じ高さ位置において、上記前壁部との離間距離が上方側ほど大きくなるように傾斜しているものである。
請求項2に係る発明は、上記請求項1に記載の車両用ワイパー装置において、上記リンク機構が、上記左右のピボット部のいずれか一方と上記クランクアームとを連結する第1リンクロッドと、上記左右のピボット部どうしを互いに連結する第2リンクロッドとを有するものである。
請求項3に係る発明は、上記請求項1または2に記載の車両用ワイパー装置において、上記支持部材の上下方向中間位置に上記クランクアームおよびリンク機構が配置されたものである。
請求項1に係る発明では、支持部材に開口部を形成してクランクアームの干渉を防止するように構成したため、上記支持部材の上下方向中間位置にクランクアームおよびリンク機構を配設して支持部材の前壁部に近接させた場合でも、この前壁部にクランクアームが干渉するという事態を生じることなく、その回動変位が許容される。したがって、上記クランクアームを支持部材の前壁部に近接させて配設することにより、車両用ワイパー装置の前後寸法をコンパクト化できるという利点がある。
また、クランクアームを駆動するワイパーモータを平面視で上記左右のピボット部間に配設したため、左右両ピボット部の設置部外に上記ワイパーモータを配設した場合のように、車両用ワイパー装置の車幅方向寸法(長手方向の寸法)が大きくなるのを効果的に抑制することができ、上記車両用ワイパー装置をさらにコンパクト化して適正に設置できるという利点がある。
さらに、ワイパーモータとリンク機構のリンクロッドと支持部材の連結部とをそれぞれ車幅方向に沿って略平行に配設したため、これらの一部を車体の前後方向に設置し、あるいは斜め向きに設置した場合のように上記車両用ワイパー装置の前後寸法が大きくなるのを抑制し、この車両用ワイパー装置を、より効果的にコンパクト化して適正に設置できるという利点がある。
またさらに、フロントウインドガラスの下端部に沿って車幅方向に延びるように設置されたカウル部内の後部下方に、ワイパーモータを配設するとともに、上記カウル部内の前部上方に上記支持部材の連結部を配設したため、上記カウル部内に形成された収容スペースを有効に利用して上記支持部材およびワイパーモータ等を適正に配設できるという利点がある。
またさらに、カウル部の前部にカウルフロントパネルが設置されるとともに、このカウルフロントパネルに、エンジンルーム内に配設されたブレーキブースタまたは車載バッテリ等からなる車両用補機の設置部を回避するように傾斜した前傾部が設けられた車両において、上記支持部材およびワイパーモータ等を有するワイパーユニットを前傾状態で上記カウル部内に設置したため、カウル部内に設けられた空間部の利用効率を、さらに効果的に向上させることができる。したがって、カウル部大型化するのを防止しつつ、上記ワイパーユニットを適正に設置できるという利点がある。
請求項3に係る発明では、カウル部の下方部にクランクアームおよびリンク機構等の揺動変位を許容するための広いスペースを確保する必要がないので、カウル部を大型化してその内部、特に下端部に大きな収容スペースを確保する等の構成を採用することなく、上記車両用ワイパー装置を適正に配設できるという利点がある。
図1〜図3は、本発明に係る車両用ワイパー装置の実施形態を示している。この車両用ワイパー装置は、支持部材1に取り付けられたワイパーモータ2と、このワイパーモータ2により駆動されるクランクアーム3と、上記ワイパーモータ2からクランクアーム3に入力された駆動力を左右のピボット部4,5に伝達するリンク機構6と、上記ピボット部4,5に支持されたワイパーアーム7,8とを備えている。
上記支持部材1は、車幅方向に延びるように設置されて左右のピボット部4,5を連結する連結部9と、この連結部9から下方側に延びるように設置された左右一対の垂下部を有する前壁部10と、この前壁部10の下端部から後方側に延びるように設置された平板状の支持部11とを有している。この支持部11の下面にワイパーモータ2が固定されることにより、上記両ピボット部4,5の間において上記連結部9と平面視で略平行にワイパーモータ2が配設されている。
上記ワイパーモータ2の先端部には、その駆動力を増大するとともにその出力方向を直角に変換して上方に向ける減速機2aが固定され、この減速機2aの出力軸2bが上記支持部11を貫通してその上方側に突設されている。そして、この出力軸2bの上端部に上記クランクアーム3が固定されることにより、このクランクアーム3が上記支持部材1の支持部11に回動可能に支持されている。また、上記クランクアーム3の先端部には、リンク機構6を構成する第1リンクロッド12の基端部が枢支されている。
上記支持部材1の前壁部10には、クランクアーム3の回動変位時に、このクランクアーム3の先端部や、これに連結された上記第1リンクロッド12の基端部等が干渉するのを防止するための開口部13が、上方の連結部9と下方の支持部11との間に形成されている。なお、図1において、符号14は、上記支持部材1の支持部11を車体側に固定するための固定ブラケットである。
また、車体の右側に配設されるピボット部4には、一方のワイパーアーム8の駆動軸となる第1ピボットシャフト15が回転自在に支持されるとともに、車体に取り付けられる取付ブラケット16,17が突設されている。また、車体の左側に配設されるピボット部5には、他方のワイパーアーム7の駆動軸となる第2ピボットシャフト18が回転自在に支持されるとともに、車体に取り付けられる取付ブラケット19が突設されている。
上記第1ピボットシャフト15の下端部には、第1駆動アーム20が固着され、この第1駆動アーム20の下面および上面には、上記リンク機構6を構成する第1リンクロッド12の先端部と第2リンクロッド21の基端部とがそれぞれ枢支されている。また、上記第2ピボットシャフト18の下端部には、第2駆動アーム22が固定され、この第2駆動アーム22の先端部に上記第2リンクロッド21の先端部が枢支されている。そして、上記第1,第2リンクロッド12,21と、第1,第2駆動アーム20,22とにより、上記ワイパーモータ2からクランクアーム3に入力された駆動力を、左右のピボット部4,5、具体的にはピボット部4,5に支持された第1,第2ピボットシャフト15,18に伝達して、これを回転駆動するリンク機構6が構成されている。
すなわち、上記ワイパーモータ2が作動状態となると、減速機2aの出力軸2bが回転駆動されてクランクアーム3の先端部が円形の軌跡を描くように旋回し、その駆動力が上記第1リンクロッド12を介して第1駆動アーム20に伝達されることにより、この第1駆動アーム20の先端部が円弧状の軌跡を描くように揺動変位する。また、上記第1駆動アーム20の駆動力が上記第2リンクロッド21を介して第2駆動アーム22に伝達され、この第2駆動アーム22の先端部が円弧状の軌跡を描くように揺動変位する。そして、第1,第2駆動アーム20,22の揺動変位に対応して第1,第2ピボットシャフト15,18およびワイパーアーム7,8が駆動されることにより、このワイパーアーム7,8に取り付けられたワイパーブレードが揺動変位し、フロントウインドガラス23の所定範囲が払拭されるようになっている。
上記のように構成された車両用ワイパー装置は、図3に示すように、上記支持部材1、ワイパーモータ2、クランクアーム3およびリンク機構6等からなるワイパーユニット30を有し、このワイパーユニット30がフロントウインドガラス23の下端部に沿って車幅方向に延びるように設置されたカウル部24内の所定部位に配設される。そして、上記支持部材1の固定ブラケット14およびピボット部4,5の取付ブラケット16,17,19が固定ボルトを介して車体側部材に固着されることにより、上記カウル部24内の後部下方に、ワイパーモータ2が配設されるとともに、上記カウル部24内の前部上方に上記支持部材1の連結部9が車幅方向に沿って配設され、かつ、上記ワイパーモータ2およびリンク機構6のリンクロッド12,21と、上記連結部9とが車幅方向に沿って略平行に配設された状態で車体に取り付けられる。
上記カウル部24の前部には、図示を省略したボンネットの後端部下面に沿って車幅方向に延びるカウルフロントパネル25が設置されている。このカウルフロントパネル25には、図4に示すように、エンジンルーム内の後端部上方に配設されたブレーキブースタ28または車載バッテリ29等からなる車両用補機の設置部を回避するように傾斜した前傾部25aが設けられている。そして、図3に示すように、上記減速機2aの出力軸2bの軸心Aが前傾状態で上記カウル部24内に設置されることにより、上記支持部材1の前壁部10がカウルフロントパネル25の前傾部25aに沿って配設されるようになっている。より正確には、図3に示すように、カウルフロントパネル25の前傾部25aは、前壁部10の開口部13と同じ高さ位置において、上記前壁部10との離間距離が上方側ほど大きくなるように上記軸心Aよりもより前傾して設けられている。
上記のようにワイパーモータ2と、このワイパーモータ2により駆動されるクランクアーム3と、上記ワイパーモータ2からクランクアーム3に入力された駆動力を左右のピボット部4,5に伝達するリンク機構6と、上記ピボット部4,5に支持されたワイパーアーム7,8とを備えた車両用ワイパー装置において、上記左右のピボット部4,5を連結する連結部9と、上記クランクアーム3を回動可能に支持する支持部11とを有する支持部材1を上記両ピボット部4,5の間に配設するとともに、クランクアーム3の回動変位時にこのクランクアーム3が干渉するのを防止するための開口部13を上記支持部材1に形成したため、簡単な構成で上記車両用ワイパー装置を効果的にコンパクトにレイアウトして適正に設置できるという利点がある。
すなわち、上記支持部材1に開口部13を形成してクランクアーム3の干渉を防止するように構成したため、上記支持部材1の上下方向中間位置にクランクアーム3およびリンク機構6を配設し、かつ上記クランクアーム3の支持軸となる減速機2aの出力軸2bを車体の前方寄りに位置させることにより支持部材1の前壁部10に近接させて配設した場合でも、この前壁部10にクランクアーム3が干渉するという事態を生じることなく、クランクアーム3の回動変位が許容される(図3の仮想線参照)。したがって、上記クランクアーム3を支持部材1の前壁部10に近接させて配設することにより、上記車両用ワイパー装置の前後寸法をコンパクト化することができる。
また、上記のように支持部材1の上下方向中間位置にクランクアーム3およびリンク機構6を配設した場合には、これらを車両用ワイパー装置の下端部側に配設した場合のように上記カウル部24の下方部にクランクアーム3およびリンク機構6等の揺動変位を許容するための広いスペースを確保する必要がない。このため、上記カウル部24の断面形状が下窄まりに形成されている場合等でも、カウル部24を大型化してその内部、特に下端部大きな収容スペースを確保する等の構成を採用することなく、上記車両用ワイパー装置を適正に配設できるという利点がある。
また、上記実施形態では、クランクアーム3を駆動するワイパーモータ2を平面視で上記左右のピボット部4,5間に配設したため、左右両ピボット部4,5の設置部外に上記ワイパーモータ2を配設した場合のように、上記支持部材1、ワイパーモータ2、クランクアーム3およびリンク機構6等からなるワイパーユニット30の車幅方向寸法(長手方向の寸法)が大きくなるのを効果的に抑制することができ、このワイパーユニット30をさらにコンパクト化して上記カウル部24内に適正状態で設置できるという利点がある。
さらに、上記実施形態に示すように、ワイパーモータ2とリンク機構6のリンクロッド12,21と支持部材1の連結部9とをそれぞれ車幅方向に沿って略平行に配設した場合には、これらの一部を車体の前後方向に設置し、あるいは斜め向きに設置した場合のように上記カウル部24内に配設されるワイパーユニット30の前後寸法が大きくなるのを抑制し、このワイパーユニット30を、より効果的にコンパクト化して上記カウル部24内に適正に配設することができる。
また、上記実施形態では、フロントウインドガラス23の下端部に沿って車幅方向に延びるように設置されたカウル部24内の後部下方に、ワイパーモータ2を配設するとともに、上記カウル部24内の前部上方に上記支持部材1の連結部9を配設したため、カウル部24内に形成された収容スペースを有効に利用して上記支持部材1およびワイパーモータ2等を適正に配設できるという利点がある。
すなわち、上記左右のピボット部4,5を連結する連結部9をフロントウインドガラス23の下端部に近接した上記カウル部24内の前部上方に配設することにより、上記両ピボット部4,5に支持されたワイパーアーム7,8をフロントウインドガラス23に沿って適正に配設することができる。また、上記ワイパーユニット30の下端部に配設されたワイパーモータ2を、上記カウル部24内の後部下方に配設することにより、このカウル部24の後部下方に形成された空間部を有効に利用するように構成したため、上記カウル部24内にデッドスペースが形成されるのを効果的に防止してカウル部24を効果的にコンパクト化できる等の利点がある。
さらに、上記実施形態に示すようにフロントウインドガラス23の下端部に沿って設置されたカウル部24の前部にカウルフロントパネル25が設置されるとともに、このカウルフロントパネル25に、エンジンルーム内に配設されたブレーキブースタ28または車載バッテリ29等からなる車両用補機の設置部を回避するように傾斜した前傾部25aが設けられた車両において、上記支持部材1およびワイパーモータ2等を有するワイパーユニット30を前傾状態で上記カウル部24内に設置することによりカウルフロントパネル25に沿って上記支持部材1の前壁部10を配設した場合には、カウル部24内に設けられた空間部の利用効率を、さらに効果的に向上させることができ、カウル部24大型化するのを防止しつつ、上記ワイパーユニット30を適正に設置できるという利点がある。
本発明に係る車両用ワイパー装置の実施形態を示す斜視図である。 上記車両用ワイパー装置の設置状態を示す斜視図である。 上記車両用ワイパー装置の設置状態を示す側面断面図である。 カウル部の具体的構成を示す説明図である。
1 支持部材
2 ワイパーモータ
3 クランクアーム
4,5 ピボット部
6 リンク機構
7,8 ワイパーアーム
9 連結部
10 前壁部
11 支持部
12,21 リンクロッド
13 開口部
24 カウル部
25 カウルフロントパネル
25a 前傾部
28 ブレーキブースタ(車両用補機)
29 車載バッテリ(車両用補機)
30 ワイパーユニット

Claims (3)

  1. ワイパーモータと、このワイパーモータにより駆動されるクランクアームと、上記ワイパーモータからクランクアームに入力された駆動力を左右のピボット部に伝達するリンク機構と、上記ピボット部に支持されたワイパーアームとを備えた車両用ワイパー装置であって、
    上記左右のピボット部を連結する連結部と、連結部から下方側に延びる前壁部と、上記クランクアームを回動可能に支持する支持部とを有する支持部材が上記両ピボット部の間に配設されるとともに、クランクアームの回動変位時にこのクランクアームが干渉するのを防止するための開口部が上記支持部材の前壁部に形成され
    上記クランクアームを駆動するワイパーモータが、平面視で上記左右のピボット部間に配設され、
    上記ワイパーモータとリンク機構のリンクロッドと支持部材の連結部とがそれぞれ車幅方向に沿って略平行に配設され、
    フロントウインドガラスの下端部に沿って車幅方向に延びるように設置されたカウル部内の後部下方に、上記ワイパーモータが配設されるとともに、上記カウル部内の前部上方に上記支持部材の連結部が配設され、
    上記カウル部の前部には、エンジンルーム内に配設された車両用補機の設置部を回避するように傾斜した前傾部を有するカウルフロントパネルが設置され、
    上記カウルフロントパネルの前傾部は、上記前壁部の開口部と同じ高さ位置において、上記前壁部との離間距離が上方側ほど大きくなるように傾斜していることを特徴とする車両用ワイパー装置。
  2. 上記リンク機構が、上記左右のピボット部のいずれか一方と上記クランクアームとを連結する第1リンクロッドと、上記左右のピボット部どうしを互いに連結する第2リンクロッドとを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用ワイパー装置。
  3. 上記支持部材の上下方向中間位置に上記クランクアームおよびリンク機構が配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ワイパー装置。
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