JP6919481B2 - 車両用ワイパ装置 - Google Patents

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本発明は、複数のモータを備えた車両用ワイパ装置に関するものである。
従来、複数のモータを備えた車両用ワイパ装置がある。例えば、特許文献1に開示される車両用ワイパ装置は、ワイパを往復揺動させるための第1モータと、ワイパを長手方向に伸縮動作(軸移動)させるための第2モータとを備えている。そして、第1モータの駆動による往復揺動と第2モータの駆動による伸縮動作との組み合わせにより、ワイパの払拭範囲を可変させることを可能としている。
特開2017−7647号公報
上記のような車両用ワイパ装置では、複数のモータを備えることから、車両に対する設置スペースが大きくなる傾向にある。そこで、本発明者は、車両に搭載された状態におけるワイパ装置周辺の車両部品との関係に着目して、ワイパ装置の設置スペースを縮小させることを検討していた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、設置スペースの縮小を可能とした車両用ワイパ装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用ワイパ装置は、第1モータと、前記第1モータとは別の第2モータと、車幅方向に延在する車両のカウル部材の鉛直方向上側に配置され、前記第1モータ及び前記第2モータを車両に保持するためのホルダ部材とを備えた車両用ワイパ装置であって、前記カウル部材は、鉛直方向における最頂部から車幅方向両端側にかけて下方に下る勾配を有し、前記ホルダ部材は、車幅方向に延在するように車両に組み付けられるものであり、該車両組付状態の前記ホルダ部材における車幅方向の一方側に前記第1モータが支持され、車幅方向の他方側に前記第2モータが支持されるとともに、前記第2モータは前記第1モータに対して前記カウル部材の最頂部により近い位置に支持され、前記ホルダ部材の車両組付状態での鉛直方向において、前記第2モータの下端部が前記第1モータの下端部よりも上側に位置している。
この構成によれば、第1モータに比べてカウル部材の最頂部により近い位置に設けられる第2モータは、鉛直方向において、その下端部が第1モータの下端部よりも上側に位置するように構成される。これにより、ワイパ装置の各モータとカウル部材との間のデッドスペースを小さく抑えることが可能となり、その結果、カウル部材の上側に位置するワイパ装置の設置スペースを縮小させることが可能となる。
上記車両用ワイパ装置において、前記ホルダ部材は、前記第1モータが固定される第1固定部と、前記第2モータが固定される第2固定部とを備え、車両組付状態での鉛直方向において、前記第2固定部が前記第1固定部よりも上側に位置している。
この構成によれば、第1及び第2モータに同一の体格のモータを用いた場合であっても、第2モータの下端部が第1モータの下端部よりも上側に位置するように構成できる。
上記車両用ワイパ装置において、前記ホルダ部材は、前記第1固定部と前記第2固定部とを一体に有する単一の部材からなるモータ支持部材を備え、前記モータ支持部材は、前記第1固定部と前記第2固定部との間において鉛直方向に屈曲された屈曲部を有している。
この構成によれば、第1固定部と第2固定部を一体部品で構成しつつ、第2固定部が第1固定部よりも上側に位置するように構成できる。
上記車両用ワイパ装置において、前記第1モータと前記第2モータとは、前記ホルダ部材の車両組付状態における鉛直方向の寸法が互いに等しく構成されている。
この構成によれば、ホルダ部材の車両組付状態における鉛直方向の寸法が互いに等しいモータを第1及び第2モータに用いつつも、第2モータの下端部が第1モータの下端部よりも上側に位置するように構成できる。
上記車両用ワイパ装置において、前記第2モータは、前記ホルダ部材の車両組付状態における鉛直方向の寸法が前記第1モータよりも小さく構成されている。
この構成によれば、第1モータ及び第2モータの体格の違いによって、第2モータの下端部が第1モータの下端部よりも上側に位置するように構成できる。
本発明の車両用ワイパ装置によれば、設置スペースを縮小させることが可能となる。
実施形態における車両用ワイパ装置を備えた車両を部分的に示す模式図。 同形態における車両用ワイパ装置の平面図。 同形態における車両用ワイパ装置の側面図。 変形例における車両用ワイパ装置の側面図。
以下、車両用ワイパ装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両の払拭面としてのフロントウインドウ1の下方(地面方向)には、ワイパ装置2が配設されている。なお、フロントウインドウ1は、その縁に黒色に着色された黒色セラミックエリア1a(図1中、網掛け部位)を有している。
ワイパ装置2は、一対のモータ(第1モータ11及び第2モータ12)と、該一対のモータ11,12を車両(車体)に保持するためのホルダ部材13とを備えている。ホルダ部材13は、フロントウインドウ1の下方の設置スペースに対し、車幅方向に延在するように組み付けられる。
また、前記設置スペースの底部は、車幅方向に延在する車両のカウル部材3(図3参照)で構成されている。すなわち、図3に示すように、ワイパ装置2は、カウル部材3の鉛直方向上側に配置される。なお、カウル部材3は、付着した雨水などの水捌けを良くするために、カウル部材3の車幅方向中間部に鉛直方向の最頂部3aが設定され、その最頂部3aから車幅方向両端側にかけて下方に下る勾配を設定している。また、カウル部材3の形状は、エンジンルーム内の車両部品(ブレーキブースターなど)の配置によって決定される。
ワイパ装置2は、それぞれホルダ部材13に回転可能に支持された第1ピボット軸14a及び第2ピボット軸14b(図2参照)と、第1及び第2ピボット軸14a,14bにそれぞれ基端部が固定された第1ワイパ15a及び第2ワイパ15bとを備えている。第1ワイパ15aは、フロントウインドウ1の主に運転席側の範囲を払拭するものであり、第2ワイパ15bは、フロントウインドウ1の主に助手席側の範囲を払拭するものである。また、ワイパ装置2は、第1モータ11の出力に基づいて第1及び第2ワイパ15a,15bを揺動動作させる揺動リンク機構16と、第2モータ12の出力に基づいて第2ワイパ15bをその長手方向に伸縮動作させるための伸縮リンク機構17とを備えている。なお、図2では、伸縮リンク機構17及び各ワイパ15a,15bの図示を省略している。
図2に示すように、ホルダ部材13は、板状のモータ支持部材21と、モータ支持部材21に一端部が固定されたパイプフレーム22と、パイプフレーム22の他端部に固定されたピボット支持部材23とを備えている。モータ支持部材21は、第1及び第2モータ11,12を支持するとともに、第1ピボット軸14aを回転可能に支持する。ピボット支持部材23は、第2ピボット軸14bを回転可能に支持する。なお、本実施形態では、モータ支持部材21及びピボット支持部材23はダイカスト成型品である。
モータ支持部材21は、第1モータ11が固定される平板状の第1固定部31と、第2モータ12が固定される平板状の第2固定部32と、第1モータ11と第2モータ12とを繋ぐ屈曲部33とを有している。第2固定部32は、ホルダ部材13の長手方向(図2中、左右方向であって、車幅方向と略一致)の略中央に形成されている。すなわち、第2モータ12は、ホルダ部材13の長手方向の略中央に設けられている。また、第1固定部31は、第2固定部32に対し車幅方向の運転席側に形成されている。すなわち、第1モータ11は、第2モータ12に対し車幅方向の運転席側に設けられている。
図3に示すように、本実施形態における第1固定部31と第2固定部32とは互いに平行をなしている。また、ホルダ部材13が車両に組み付けられた状態(車両組付状態)での鉛直方向において、第2固定部32は第1固定部31よりも上側に位置している。第1固定部31と第2固定部32とを繋ぐ屈曲部33は、第1固定部31から鉛直方向上側に屈曲しつつ延びて第2固定部32と繋がっている。そして、第1固定部31の裏面(カウル部材3側の面)には、第1モータ11が複数のボルトB1によって固定されている。また、第2固定部32の裏面(カウル部材3側の面)には、第2モータ12が複数のボルトB2によって固定されている。すなわち、第1及び第2モータ11,12は、カウル部材3と鉛直方向に対向するように設けられる。
図2及び図3に示すように、モータ支持部材21には、第1固定部31からそれぞれ延びる第1延出部34及び第2延出部35と、第2固定部32から延びる第3延出部36とが形成されている。第1延出部34は、第1固定部31から上側(フロントウインドウ1側)に延出されている。第1延出部34は、車両に支持される支持部34aを有している。第2延出部35は、第1固定部31から車幅方向の運転席側に延出されている。第2延出部35には、第1ピボット軸14aが回転可能に支持されている。また、第2延出部35の先端部には、車両に固定される第1車両側固定部35aが形成されている。第3延出部36は、第2固定部32から車幅方向の助手席側に延出されている。第3延出部36には、パイプフレーム22の一端部が外挿されて例えばかしめ固定されている。
パイプフレーム22の他端部に固定されたピボット支持部材23には、第2ピボット軸14bが回転可能に支持されている。また、ピボット支持部材23は、車両に固定される第2車両側固定部23aを有している。そして、ワイパ装置2は、第1延出部34に設けられた支持部34aが車両に支持されるとともに、第1及び第2車両側固定部35a,23aが車両に締結されることで、車両(車体)に固定される。
第1及び第2固定部31,32にそれぞれ固定された第1及び第2モータ11,12は、それらの回転軸線が互いに平行となるように設けられている。また、図3に示すように、第2モータ12は、第1モータ11に対してカウル部材3の最頂部3aにより近い位置で支持されるとともに、鉛直方向において第2モータ12の下端部12xが第1モータ11の下端部11xよりも上側に位置するように構成されている。なお、第1モータ11の下端部11xは、車両組付状態の第1モータ11における最も鉛直方向下端に位置する部位であり、第2モータ12の下端部12xは、車両組付状態の第2モータ12における最も鉛直方向下端に位置する部位である。また、第1及び第2モータ11,12の各下端部11x,12xの鉛直方向における位置関係は、カウル部材3の勾配に沿って設定されることが好ましい。
また、本実施形態の各モータ11,12は、回転軸を有するモータ本体41と、モータ本体41の前記回転軸の回転を減速して出力軸11a,12aから出力する減速機構をギヤハウジング42内に有する減速部43とを備えている。そして、本実施形態のワイパ装置2では、第1及び第2モータ11,12の各下端部11x,12xがギヤハウジング42の一側面の一部で構成されている。また、本実施形態では、第1及び第2モータ11,12には同一体格のモータを用いており、第1モータ11と第2モータ12とは、車両組付状態における鉛直方向の寸法Dが互いに等しく構成されている。
図2及び図3に示すように、第1モータ11の出力軸11aは、第1固定部31を貫通して該第1固定部31の表面(車両の外部側の面)から突出し、その出力軸11aの先端部には第1駆動クランクアーム51が固定されている。また、第2モータ12の出力軸12aは、第2固定部32を貫通して該第2固定部32の表面(車両の外部側の面)から突出し、その出力軸12aの先端部には第2駆動クランクアーム52が固定されている。
なお、第2モータ12は、その出力軸12aが1回転未満の回動角度(本実施形態では所定の回動角度)で正逆回転可能に制御されるとともに、その回転速度をも制御可能な直流モータである。また、第1モータ11及び第2モータ12は、それぞれ内部に磁気センサ(磁気抵抗素子等)を有し、その磁気センサが、例えば、出力軸11a,12aと一体回転するウォームホイールに固定されたセンサマグネットの磁気をセンシングすることで、出力軸11a,12aの回転位置(回動角度)と対応した回転位置信号を出力可能とされている。
図2に示すように、モータ支持部材21の第2延出部35に軸支された第1ピボット軸14aの基端部(図2中、紙面奥側の端部)には、第1揺動レバー53が固定されている。また、第1ピボット軸14aの先端部(図2中、紙面手前側の端部)には、前記第1ワイパ15aの基端部が固定されている。
そして、前記第1駆動クランクアーム51の先端部と前記第1揺動レバー53とは、第1連結ロッド54にて連結されている。従って、第1モータ11が駆動されると、第1駆動クランクアーム51が回転し、その動力が第1連結ロッド54を介して第1揺動レバー53に伝達されて、該第1揺動レバー53と第1ワイパ15aとが一体に揺動する。これにより、第1ワイパ15aによってフロントウインドウ1の運転席側の上反転位置と下反転位置との間の範囲が往復払拭される。なお、図1では、第1ワイパ15aによる払拭範囲H1を一点鎖線にて図示している。
また、図2に示すように、ピボット支持部材23に軸支された第2ピボット軸14bは、同軸配置され互いに独立した回動動作を行う2つの軸部材からなり、一方の軸部材に第2揺動レバー55が固定され、他方の軸部材に第3揺動レバー56が固定される。
第2揺動レバー55と前記第1駆動クランクアーム51の先端部とは、第2連結ロッド57にて連結されている。従って、第1モータ11が駆動されると、第1駆動クランクアーム51の動力が第2連結ロッド57を介して第2揺動レバー55に伝達され、該第2揺動レバー55が揺動する。そして、第2揺動レバー55の揺動が第2ピボット軸14b(前記一方の軸部材)及び伸縮リンク機構17を介して第2ワイパ15bに伝達されて該第2ワイパ15bが揺動する。これにより、第2ワイパ15bによってフロントウインドウ1の助手席側の上反転位置と下反転位置との間の範囲が往復払拭される。なお、本実施形態では、第1駆動クランクアーム51、第1連結ロッド54、第1揺動レバー53、第2連結ロッド57及び第2揺動レバー55が、前記揺動リンク機構16を構成している。
第3揺動レバー56と前記第2駆動クランクアーム52の先端部とは、第3連結ロッド58にて連結されている。従って、第2モータ12が駆動されると、第2駆動クランクアーム52が回動し、その動力が第3連結ロッド58を介して第3揺動レバー56に伝達されて該第3揺動レバー56が揺動する。そして、第3揺動レバー56の揺動が第2ピボット軸14b(前記他方の軸部材)を介して伸縮リンク機構17に伝達され、該伸縮リンク機構17による第2ワイパ15bの伸縮動作(揺動軸位置の移動動作)がなされるようになっている。
次に、上記のように構成されたワイパ装置2の作用について説明する。
第1モータ11が駆動されると、そのモータ11の出力が揺動リンク機構16によって第1及び第2ワイパ15a,15bの揺動動作に変換される。また、第2モータ12が駆動されると、そのモータ12の出力が伸縮リンク機構17によって第2ワイパ15bの伸縮動作(揺動軸位置の移動動作)に変換される。なお、第2ワイパ15bの揺動動作に伴う払拭範囲は、伸縮リンク機構17による伸縮動作によって、基準範囲Z1と該基準範囲Z1よりも拡大された拡大範囲Z2との間で可変可能となっている(図1参照)。なお、第1及び第2モータ11,12の駆動は、制御部60によって制御されるようになっている。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)ワイパ装置2が車両に組み付けられた状態においてホルダ部材13の鉛直方向下側に位置する車両部品であるカウル部材3は、鉛直方向における最頂部3aから車幅方向両端側にかけて下方に下る勾配を有する。そして、ホルダ部材13の車両組付状態での鉛直方向において、第2モータ12の下端部12xが第1モータ11の下端部11xよりも上側に位置するように構成される。これにより、ワイパ装置2の各モータ11,12とカウル部材3との間のデッドスペースを小さく抑えることが可能となり、その結果、カウル部材3の上側に位置するワイパ装置2の設置スペースを縮小させることが可能となる。
(2)ホルダ部材13は、第1モータ11が固定される第1固定部31と、第2モータ12が固定される第2固定部32とを備え、車両組付状態での鉛直方向において、第2固定部32が第1固定部31よりも上側に位置している。この構成によれば、第1及び第2モータ11,12に同一の体格のモータを用いた場合であっても、第2モータ12の下端部12xが第1モータ11の下端部11xよりも上側に位置するように構成できる。
(3)ホルダ部材13は、第1固定部31と第2固定部32とを一体に有する単一の部材からなるモータ支持部材21を備える。そして、モータ支持部材21は、第1固定部31と第2固定部32との間において鉛直方向に屈曲された屈曲部33を有している。これにより、第1固定部31と第2固定部32を一体部品で構成しつつ、第2固定部32が第1固定部31よりも上側に位置するように構成できる。
(4)第1モータ11と第2モータ12とは、ホルダ部材13の車両組付状態における鉛直方向の寸法Dが互いに等しく構成されている。これにより、ホルダ部材13の車両組付状態における鉛直方向の寸法が互いに等しいモータを第1及び第2モータ11,12に用いつつも、第2モータ12の下端部12xが第1モータ11の下端部11xよりも上側に位置するように構成できる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2モータ11,12を同一体格のモータとしたが、例えば図4に示すように、第2モータ12を第1モータ11よりも小型のモータとしてもよい。これにより、車両組付状態において、第2モータ12の鉛直方向の寸法D2が、第1モータ11の鉛直方向の寸法D1よりも小さく構成される。このような構成においても、ホルダ部材13の車両組付状態での鉛直方向において、第2モータ12の下端部12xが第1モータ11の下端部11xよりも上側に位置するように構成されるため、上記実施形態と同様の効果が得られる。なお、図4に示す構成では、モータ支持部材21における第1固定部31と第2固定部32とが面一(上記実施形態のような屈曲部33を有しない構成)とされている。このように、屈曲部33を有しない簡素なモータ支持部材21の形状としつつも、第1モータ11及び第2モータ12の体格の違いによって、第2モータ12の下端部12xが第1モータ11の下端部11xよりも上側に位置するように構成できる。
・上記実施形態のホルダ部材13は、第1固定部31と第2固定部32とを一体に有する単一の部材としてのモータ支持部材21を備えるが、これに限らず、第1固定部31と第2固定部32とをそれぞれ別部品で構成してもよい。
・上記実施形態では、第1固定部31と第2固定部32とが互いに平行をなしているが、これに限らず、第1固定部31と第2固定部32とを非平行となるように形成してもよい。
・上記実施形態では、モータ支持部材21をダイカスト成型品としたが、これに限らず、例えば、金属板材からプレス加工によって成形してもよい。
・上記実施形態の第1及び第2モータ11,12は、それらの回転軸線が互いに平行となるように設けられたが、これに限らず、第1及び第2モータ11,12の各回転軸線が互いに非平行となるように設けられてもよい。なお、各モータ11,12の取付姿勢によっては、各モータ11,12の鉛直方向下端部(鉛直方向における各モータ11,12の最も下端に位置する部位)が、上記実施形態とは異なる部位(ギヤハウジング42における一側面以外の部位、又は、モータ本体41(そのハウジング)の一部位)となる場合もある。
・上記実施形態では、ホルダ部材13が第1及び第2ピボット軸14a,14bを軸支する構成としているが、これに限らず、例えば、第1及び第2ピボット軸14a,14bを軸支する支持部材をホルダ部材13とは別に設けてもよい。
・上記実施形態では、第2モータ12を第2ワイパ15bの伸縮動作用のモータとしているが、この用途に特に限定されるものではなく、他の機能に用いられるモータとしてもよい。
・上記実施形態のワイパ装置2はモータを2つのみ備えるが、これに限らず、3つ以上のモータを備えて構成してもよい。
・上記した実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
2…ワイパ装置、3…カウル部材、3a…最頂部、11…第1モータ、11x…下端部、12…第2モータ、12x…下端部、13…ホルダ部材、21…モータ支持部材、31…第1固定部、32…第2固定部、33…屈曲部。

Claims (5)

  1. 第1モータと、
    前記第1モータとは別の第2モータと、
    車幅方向に延在する車両のカウル部材の鉛直方向上側に配置され、前記第1モータ及び前記第2モータを車両に保持するためのホルダ部材と
    を備えた車両用ワイパ装置であって、
    前記カウル部材は、鉛直方向における最頂部から車幅方向両端側にかけて下方に下る勾配を有し、
    前記ホルダ部材は、車幅方向に延在するように車両に組み付けられるものであり、該車両組付状態の前記ホルダ部材における車幅方向の一方側に前記第1モータが支持され、車幅方向の他方側に前記第2モータが支持されるとともに、前記第2モータは前記第1モータに対して前記カウル部材の最頂部により近い位置に支持され、
    前記ホルダ部材の車両組付状態での鉛直方向において、前記第2モータの下端部が前記第1モータの下端部よりも上側に位置していることを特徴とする車両用ワイパ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記ホルダ部材は、前記第1モータが固定される第1固定部と、前記第2モータが固定される第2固定部とを備え、車両組付状態での鉛直方向において、前記第2固定部が前記第1固定部よりも上側に位置していることを特徴とする車両用ワイパ装置。
  3. 請求項2に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記ホルダ部材は、前記第1固定部と前記第2固定部とを一体に有する単一の部材からなるモータ支持部材を備え、
    前記モータ支持部材は、前記第1固定部と前記第2固定部との間において鉛直方向に屈曲された屈曲部を有していることを特徴とする車両用ワイパ装置。
  4. 請求項2又は3に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記第1モータと前記第2モータとは、前記ホルダ部材の車両組付状態における鉛直方向の寸法が互いに等しく構成されていることを特徴とする車両用ワイパ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記第2モータは、前記ホルダ部材の車両組付状態における鉛直方向の寸法が前記第1モータよりも小さく構成されていることを特徴とする車両用ワイパ装置。
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