JP6972895B2 - 車両用ワイパ装置 - Google Patents

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本発明は、複数のモータを備えた車両用ワイパ装置に関するものである。
従来、複数のモータを備えた車両用ワイパ装置がある。例えば、特許文献1に開示される車両用ワイパ装置は、ワイパを往復揺動させるための第1モータと、ワイパを長手方向に伸縮動作(軸移動)させるための第2モータとを備えている。そして、第1モータの駆動による往復揺動と第2モータの駆動による伸縮動作との組み合わせにより、ワイパの払拭範囲を可変させることを可能としている。
特開2017−7647号公報
上記のような車両用ワイパ装置では、複数のモータを備えることから、車両への搭載性が悪化する問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、複数のモータを備えた車両用ワイパ装置において車両への搭載性を向上させることにある。
上記課題を解決する車両用ワイパ装置は、第1モータと、前記第1モータとは別の第2モータと、前記第1モータ及び前記第2モータを車両に保持するホルダ部材とを備えた車両用ワイパ装置であって、前記第1モータは、第1モータ本体と、前記第1モータ本体に組み付けられ該第1モータ本体の回転出力を減速して第1出力軸から出力する第1減速部とを有し、前記第2モータは、第2モータ本体と、前記第2モータ本体に組み付けられ該第2モータ本体の回転出力を減速して第2出力軸から出力する第2減速部とを有し、前記第1及び第2モータは、前記第1及び第2出力軸の各々の回転軸線が互いに非平行となる態様で前記ホルダ部材に固定されている。
この構成によれば、第1及び第2モータの各出力軸の回転軸線が互いに非平行となるように構成される。このため、ワイパ装置を車両に取り付けたときの周辺部品との干渉を回避した第1及び第2モータの配置が可能となり、ワイパ装置の車両への搭載性の向上に寄与できる。
上記車両用ワイパ装置において、前記第1モータ本体の回転軸線と前記第2モータ本体の回転軸線とが互いに非平行となるように構成されている。
この構成によれば、第1モータ本体の回転軸線と第2モータ本体の回転軸線とが互いに非平行となるように構成される。このため、第1及び第2モータの配置(取付角度)のバリエーションを更に増やすことができ、車両搭載性のより一層の向上に寄与できる。
上記車両用ワイパ装置において、前記ホルダ部材は、払拭面を払拭するワイパが固定されるピボット軸を回転可能に支持しており、前記第1及び第2出力軸の各回転軸線が、前記ピボット軸の回転軸線に対して非平行となるように構成されている。
この構成によれば、第1及び第2モータの配置(取付角度)のバリエーションを更に増やすことができ、車両搭載性のより一層の向上に寄与できる。
上記車両用ワイパ装置において、前記ホルダ部材は、前記第1モータが取り付けられる平面状の第1取付座面と、前記第2モータが取り付けられる平面状の第2取付座面とを有し、前記第1取付座面及び前記第2取付座面は互いに非平行をなす。
この構成によれば、取付角度が互いに異なるように第1及び第2モータを取り付けることができる。
上記車両用ワイパ装置において、前記ホルダ部材は、前記第1取付座面と前記第2取付座面とを有する単一の部材からなるモータ支持部材を備え、前記モータ支持部材は、前記第1取付座面から前記第2取付座面にかけて捻れるように屈曲する屈曲部を有している。
この構成によれば、第1取付座面と第2取付座面とを単一のモータ支持部材に設けつつも、第1及び第2モータの取付角度を互いに異ならせることができる。
本発明の車両用ワイパ装置によれば、車両への搭載性を向上させることができる。
実施形態における車両用ワイパ装置を備えた車両を部分的に示す模式図。 同形態における車両用ワイパ装置の平面図。 同形態における車両用ワイパ装置の側面図。
以下、車両用ワイパ装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両の払拭面としてのフロントウインドウ1の下方(地面方向)には、ワイパ装置2が配設されている。なお、フロントウインドウ1は、その縁に黒色に着色された黒色セラミックエリア1a(図1中、網掛け部位)を有している。
ワイパ装置2は、一対のモータ(第1モータ11及び第2モータ12)と、該一対のモータ11,12を車両(車体)に保持するためのホルダ部材13とを備えている。なお、本実施形態では、第1及び第2モータ11,12には同一体格のモータを用いている。ホルダ部材13は、フロントウインドウ1の下方の設置スペースに対し、車幅方向に延在するように組み付けられる。なお、ワイパ装置2の設置スペースの周辺には、車幅方向に延在するカウル部材(図示略)などが配置されており、このカウル部材の形状は、エンジンルーム内の車両部品(ブレーキブースターなど)の配置によって決定される。
ワイパ装置2は、それぞれホルダ部材13に回転可能に支持された第1ピボット軸14a及び第2ピボット軸14b(図2参照)と、第1及び第2ピボット軸14a,14bにそれぞれ基端部が固定された第1ワイパ15a及び第2ワイパ15bとを備えている。第1ワイパ15aは、フロントウインドウ1の主に運転席側の範囲を払拭するものであり、第2ワイパ15bは、フロントウインドウ1の主に助手席側の範囲を払拭するものである。また、ワイパ装置2は、第1モータ11の出力に基づいて第1及び第2ワイパ15a,15bを揺動動作させる揺動リンク機構16と、第2モータ12の出力に基づいて第2ワイパ15bをその長手方向に伸縮動作させるための伸縮リンク機構17とを備えている。なお、図2及び図3では、伸縮リンク機構17と第1及び第2ワイパ15a,15bの図示を省略している。
図2及び図3に示すように、ホルダ部材13は、板状のモータ支持部材21と、モータ支持部材21に一端部が固定されたパイプフレーム22と、パイプフレーム22の他端部に固定されたピボット支持部材23とを備えている。モータ支持部材21は、第1及び第2モータ11,12を支持するとともに、第1ピボット軸14aを回転可能に支持する。ピボット支持部材23は、第2ピボット軸14bを回転可能に支持する。なお、本実施形態では、モータ支持部材21及びピボット支持部材23はダイカスト成型品である。
モータ支持部材21は、第1モータ11が固定される平板状の第1固定部31と、第2モータ12が固定される平板状の第2固定部32と、第1固定部31と第2固定部32とを繋ぐ屈曲部33とを有している。第2固定部32は、ホルダ部材13の長手方向(図2中、左右方向であって、車幅方向と略一致)の略中央に形成されている。すなわち、第2モータ12は、ホルダ部材13の長手方向の略中央に設けられている。また、第1固定部31は、第2固定部32に対し車幅方向の運転席側に形成されている。すなわち、第1モータ11は、第2モータ12に対し車幅方向の運転席側に設けられている。
第1固定部31と第2固定部32とを繋ぐ屈曲部33は、第1固定部31から第2固定部32にかけて捻れるように屈曲している。従って、第1固定部31と第2固定部32とは互いに非平行をなしている。そして、第1固定部31の裏面(前記カウル部材側の面)の第1取付座面31a(図3参照)には、第1固定部31の表面側から締結される複数のボルトB1によって第1モータ11が固定されている。また、第2固定部32の裏面(前記カウル部材側の面)の第2取付座面32a(図3参照)には、第2固定部32の表面側から締結される複数のボルトB2によって第2モータ12が固定されている。すなわち、第1及び第2モータ11,12は、前記カウル部材と鉛直方向に対向するように設けられる。
モータ支持部材21には、第1固定部31からそれぞれ延びる第1延出部34及び第2延出部35と、第2固定部32から延びる第3延出部36とが形成されている。第1延出部34は、第1固定部31から上側(フロントウインドウ1側)に延出されている。第1延出部34は、車両に支持される支持部34aを有している。第2延出部35は、第1固定部31から車幅方向の運転席側に延出されている。第2延出部35には、第1ピボット軸14aが回転可能に支持されている。また、第2延出部35には、車両に固定される第1車両側固定部35aが形成されている。第3延出部36は、第2固定部32から車幅方向の助手席側に延出されている。第3延出部36には、パイプフレーム22の一端部が外挿されて例えばかしめ固定されている。
パイプフレーム22の他端部に固定されたピボット支持部材23には、第2ピボット軸14bが回転可能に支持されている。また、ピボット支持部材23は、車両に固定される第2車両側固定部23aを有している。そして、ワイパ装置2は、第1延出部34に設けられた支持部34aが車両に支持されるとともに、第1及び第2車両側固定部35a,23aが車両に締結されることで、車両(車体)に固定される。
第1モータ11は、第1モータ本体41と、第1モータ本体41に組み付けられ該第1モータ本体41の回転出力を減速して第1出力軸42aから出力する第1減速部42とを有している。第1減速部42は、ギヤハウジング42b内に減速機構(図示略)を備え、該減速機構と連結された第1出力軸42aがギヤハウジング42bから突出するように設けられている。ギヤハウジング42bは、前記各ボルトB1によって第1取付座面31aに固定されている。そして、第1出力軸42aは、第1固定部31を貫通して該第1固定部31の表面(車両の外部側の面)から突出し、その第1出力軸42aの先端部には第1駆動クランクアーム51が固定されている。
第2モータ12も同様に、第2モータ本体43と、第2モータ本体43に組み付けられ該第2モータ本体43の回転出力を減速して第2出力軸44aから出力する第2減速部44とを有している。第2減速部44は、ギヤハウジング44b内に減速機構(図示略)を備え、該減速機構と連結された第2出力軸44aがギヤハウジング44bから突出するように設けられている。ギヤハウジング44bは、前記各ボルトB2によって第2取付座面32aに固定されている。そして、第2出力軸44aは、第2固定部32を貫通して該第2固定部32の表面(車両の外部側の面)から突出し、その第2出力軸44aの先端部には第2駆動クランクアーム52が固定されている。
なお、第2モータ12は、その第2出力軸44aが1回転未満の回動角度(本実施形態では所定の回動角度)で正逆回転可能に制御されるとともに、その回転速度をも制御可能な直流モータである。また、第1モータ11及び第2モータ12は、それぞれ内部に磁気センサ(磁気抵抗素子等)を有し、その磁気センサが、例えば、出力軸42a,44aと一体回転するウォームホイールに固定されたセンサマグネットの磁気をセンシングすることで、出力軸42a,44aの回転位置(回動角度)と対応した回転位置信号を出力可能とされている。
ここで、モータ支持部材21に取り付けられた第1モータ11及び第2モータ12の取付姿勢について説明する。第1及び第2モータ11,12がモータ支持部材21に取り付けられた状態で、第1出力軸42aの回転軸線S1と第2出力軸44aの回転軸線S2とは、互いに非平行をなしている。より詳しくは、各回転軸線S1,S2は互いにねじれの関係にある。つまり、各回転軸線S1,S2同士が交差しない位置関係にある。また、各回転軸線S1,S2は、第1及び第2ピボット軸14a,14bの各回転軸線P1,P2に対して非平行(ねじれの関係)となるように構成されている。なお、第1出力軸42aの回転軸線S1は、図2の紙面直交方向に延びている。
また、第1及び第2モータ11、12がモータ支持部材21に取り付けられた状態で、第1モータ本体41の回転軸線R1(内部のロータの回転軸線)と第2モータ本体43の回転軸線R2(内部のロータの回転軸線)とは、互いに非平行をなしている。より詳しくは、各回転軸線R1,R2は互いにねじれの関係にある。つまり、各回転軸線R1,R2同士が交差しない位置関係にある。なお、第1及び第2モータ11,12の取付姿勢(取付角度)は、前記カウル部材の形状に応じて設定されることが好ましい。
モータ支持部材21の第2延出部35に軸支された第1ピボット軸14aの基端部(図2中の紙面奥側の端部であって、図3中の上端部)には、第1揺動レバー53が固定されている。また、第1ピボット軸14aの先端部(図2中、紙面手前側の端部であって、図3中の下端部)には、前記第1ワイパ15aの基端部が固定されている。
そして、前記第1駆動クランクアーム51の先端部と前記第1揺動レバー53とは、第1連結ロッド54にて連結されている。従って、第1モータ11が駆動されると、第1駆動クランクアーム51が回転し、その動力が第1連結ロッド54を介して第1揺動レバー53に伝達されて、該第1揺動レバー53と第1ワイパ15aとが一体に揺動する。これにより、第1ワイパ15aによってフロントウインドウ1の運転席側の上反転位置と下反転位置との間の範囲が往復払拭される。なお、図1では、第1ワイパ15aによる払拭範囲H1を一点鎖線にて図示している。
ピボット支持部材23に軸支された第2ピボット軸14bは、同軸配置され互いに独立した回動動作を行う2つの軸部材からなり、一方の軸部材に第2揺動レバー55が固定され、他方の軸部材に第3揺動レバー56が固定される。
第2揺動レバー55と前記第1駆動クランクアーム51の先端部とは、第2連結ロッド57にて連結されている。従って、第1モータ11が駆動されると、第1駆動クランクアーム51の動力が第2連結ロッド57を介して第2揺動レバー55に伝達され、該第2揺動レバー55が揺動する。そして、第2揺動レバー55の揺動が第2ピボット軸14b(前記一方の軸部材)及び伸縮リンク機構17を介して第2ワイパ15bに伝達されて該第2ワイパ15bが揺動する。これにより、第2ワイパ15bによってフロントウインドウ1の助手席側の上反転位置と下反転位置との間の範囲が往復払拭される。なお、本実施形態では、第1駆動クランクアーム51、第1連結ロッド54、第1揺動レバー53、第2連結ロッド57及び第2揺動レバー55が、前記揺動リンク機構16を構成している。
第3揺動レバー56と前記第2駆動クランクアーム52の先端部とは、第3連結ロッド58にて連結されている。従って、第2モータ12が駆動されると、第2駆動クランクアーム52が回動し、その動力が第3連結ロッド58を介して第3揺動レバー56に伝達されて該第3揺動レバー56が揺動する。そして、第3揺動レバー56の揺動が第2ピボット軸14b(前記他方の軸部材)を介して伸縮リンク機構17に伝達され、該伸縮リンク機構17による第2ワイパ15bの伸縮動作(揺動軸位置の移動動作)がなされるようになっている。
次に、上記のように構成されたワイパ装置2の作用について説明する。
第1モータ11が駆動されると、そのモータ11の出力が揺動リンク機構16によって第1及び第2ワイパ15a,15bの揺動動作に変換される。また、第2モータ12が駆動されると、そのモータ12の出力が伸縮リンク機構17によって第2ワイパ15bの伸縮動作(揺動軸位置の移動動作)に変換される。なお、第2ワイパ15bの揺動動作に伴う払拭範囲は、伸縮リンク機構17による伸縮動作によって、基準範囲Z1と該基準範囲Z1よりも拡大された拡大範囲Z2との間で可変可能となっている(図1参照)。なお、第1及び第2モータ11,12の駆動は、図示しない制御部によって制御されるようになっている。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)第1及び第2モータ11,12は、第1及び第2出力軸42a,44aの各々の回転軸線S1,S2が互いに非平行となる態様でホルダ部材13に固定されている。このため、ワイパ装置2を車両に取り付けたときの周辺部品(例えばカウル部材)との干渉を回避した第1及び第2モータ11,12の配置が可能となり、ワイパ装置2の車両への搭載性の向上に寄与できる。
(2)第1モータ本体41の回転軸線R1と第2モータ本体43の回転軸線R2とが互いに非平行となるように構成されている。このため、第1及び第2モータ11,12の配置(取付角度)のバリエーションを更に増やすことができ、車両搭載性のより一層の向上に寄与できる。
(3)ホルダ部材13は、フロントウインドウ1を払拭する第1及び第2ワイパ15a,15bがそれぞれ固定される第1及び第2ピボット軸14a,14bを回転可能に支持する。そして、第1及び第2出力軸42a,44aの各回転軸線S1,S2は、第1及び第2ピボット軸14a,14bの各回転軸線P1,P2に対して非平行となるように構成されている。これにより、第1及び第2モータ11,12の配置(取付角度)のバリエーションを更に増やすことができ、車両搭載性のより一層の向上に寄与できる。
(4)ホルダ部材13は、第1モータ11が取り付けられる平面状の第1取付座面31aと、第2モータ12が取り付けられる平面状の第2取付座面32aとを有し、第1取付座面31a及び第2取付座面32aは互いに非平行をなす。この構成によれば、取付角度が互いに異なるように第1及び第2モータ11,12をホルダ部材13に取り付けることができる。
(5)ホルダ部材13は、第1取付座面31aと第2取付座面32aとを有する単一の部材からなるモータ支持部材21を備え、モータ支持部材21は、第1取付座面31aから第2取付座面32aにかけて捻れるように屈曲する屈曲部33を有している。この構成によれば、第1取付座面31aと第2取付座面32aとを単一のモータ支持部材21に設けつつも、第1及び第2モータ11,12の取付角度を互いに異ならせることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2出力軸42a,44aの各回転軸線S1,S2は互いにねじれの関係にあるが、これに特に限定されるものではなく、各回転軸線S1,S2が互いに交差するように構成してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2出力軸42a,44aの各回転軸線S1,S2は、第1及び第2ピボット軸14a,14bの各回転軸線P1,P2に対してねじれの関係にあるが、これに特に限定されるものではなく、各回転軸線S1,S2が回転軸線P1,P2の一方(又は両方)と交差するように構成してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2モータ本体41,43の各回転軸線R1,R2は互いにねじれの関係にあるが、これに特に限定されるものではなく、各回転軸線R1,R2が互いに交差、又は平行となるように構成してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2モータ11,12を同一体格のモータとしたが、一方のモータを他方のモータよりも小型としてもよい。なお、上記実施形態の第1及び第2モータ11,12においては、必要とする出力を考慮すると伸縮動作用の第2モータ12の方が小型化しやすい。
・上記実施形態のホルダ部材13は、第1固定部31(第1取付座面31a)と第2固定部32(第2取付座面32a)とを一体に有する単一の部材としてのモータ支持部材21を備えるが、これに限らず、第1固定部31と第2固定部32とをそれぞれ別部品で構成してもよい。
・上記実施形態では、モータ支持部材21をダイカスト成型品としたが、これに限らず、例えば、金属板材からプレス加工によって成形してもよい。また、モータ支持部材21の少なくとも一部を、例えばパイプフレームで構成してもよい。このように、モータ支持部材21の少なくとも一部をパイプフレームとすることで、モータ支持部材21、ひいてはワイパ装置2を安価にすることが可能となる。
・上記実施形態では、ホルダ部材13が第1及び第2ピボット軸14a,14bを軸支する構成としているが、これに限らず、例えば、第1及び第2ピボット軸14a,14bを軸支する支持部材をホルダ部材13とは別に設けてもよい。
・上記実施形態では、第2モータ12を第2ワイパ15bの伸縮動作用のモータとしているが、この用途に特に限定されるものではなく、他の機能に用いられるモータとしてもよい。
・上記実施形態のワイパ装置2はモータを2つのみ備えるが、これに限らず、3つ以上のモータを備えて構成してもよい。
・上記した実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
1…フロントウインドウ(払拭面)、2…ワイパ装置、11…第1モータ、12…第2モータ、13…ホルダ部材、14a…第1ピボット軸、14b…第2ピボット軸、15a…第1ワイパ、15b…第2ワイパ、21…モータ支持部材、31a…第1取付座面、32a…第2取付座面、33…屈曲部、41…第1モータ本体、42…第1減速部、42a…第1出力軸、43…第2モータ本体、44…第2減速部、44a…第2出力軸、S1…第1出力軸の回転軸線、S2…第2出力軸の回転軸線、R1…第1モータ本体の回転軸線、R2…第2モータ本体の回転軸線、P1…第1ピボット軸の回転軸線、P2…第2ピボット軸の回転軸線。

Claims (5)

  1. 第1モータと、
    前記第1モータとは別の第2モータと、
    前記第1モータ及び前記第2モータを車両に保持するホルダ部材と
    を備えた車両用ワイパ装置であって、
    前記第1モータは、第1モータ本体と、前記第1モータ本体に組み付けられ該第1モータ本体の回転出力を減速して第1出力軸から出力する第1減速部とを有し、
    前記第2モータは、第2モータ本体と、前記第2モータ本体に組み付けられ該第2モータ本体の回転出力を減速して第2出力軸から出力する第2減速部とを有し、
    前記第1及び第2モータは、前記第1及び第2出力軸の各々の回転軸線が互いに非平行となる態様で前記ホルダ部材に固定されていることを特徴とする車両用ワイパ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記第1モータ本体の回転軸線と前記第2モータ本体の回転軸線とが互いに非平行となるように構成されていることを特徴とする車両用ワイパ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記ホルダ部材は、払拭面を払拭するワイパが固定されるピボット軸を回転可能に支持しており、
    前記第1及び第2出力軸の各回転軸線が、前記ピボット軸の回転軸線に対して非平行となるように構成されていることを特徴とする車両用ワイパ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記ホルダ部材は、前記第1モータが取り付けられる平面状の第1取付座面と、前記第2モータが取り付けられる平面状の第2取付座面とを有し、
    前記第1取付座面及び前記第2取付座面は互いに非平行をなすことを特徴とする車両用ワイパ装置。
  5. 請求項4に記載の車両用ワイパ装置において、
    前記ホルダ部材は、前記第1取付座面と前記第2取付座面とを有する単一の部材からなるモータ支持部材を備え、
    前記モータ支持部材は、前記第1取付座面から前記第2取付座面にかけて捻れるように屈曲する屈曲部を有していることを特徴とする車両用ワイパ装置。
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