JPH03136956A - 車両用ワイパ - Google Patents

車両用ワイパ

Info

Publication number
JPH03136956A
JPH03136956A JP1275597A JP27559789A JPH03136956A JP H03136956 A JPH03136956 A JP H03136956A JP 1275597 A JP1275597 A JP 1275597A JP 27559789 A JP27559789 A JP 27559789A JP H03136956 A JPH03136956 A JP H03136956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
pivot shaft
gear
lever
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1275597A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Imamura
今村 晨二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP1275597A priority Critical patent/JPH03136956A/ja
Priority to EP90120178A priority patent/EP0424834B1/en
Priority to DE69018368T priority patent/DE69018368T2/de
Priority to US07/600,824 priority patent/US5142729A/en
Publication of JPH03136956A publication Critical patent/JPH03136956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用ワイパに係り、特にワイパアームの支持
位置を変移させて払拭範囲を拡大させた車両用ワイパに
関する。
[従来の技術] 車両用のワイパのうち、払拭範囲を楕円状(例えば、縦
長の楕円)に拡大させた所謂屈伸式のワイパが知られて
いる(例えば、特開昭59−202955号公報、特開
昭63−121552号公報)。
第7図に示す如く、この種のワイパ60は、ワイパアー
ム&ブレード62を支持すると共に、ワイパモータに連
動されたピボット軸64に固定されてピボット軸64と
共に往復回転する駆動腕66 (ギヤトレイン)を備え
ている。この駆動腕66内には遊星歯車機構が内蔵され
ており、駆動腕66自身が回動すると共にその回動方向
とは逆方向に回転力を伝達してワイパアーム&ブレード
62を回動させ、ワイパアーム&ブレード62と駆動腕
66とが回動しながら相対的に屈伸するようになってい
る。これによって、ワイパアーム&ブレード62の支持
位置(回転中心)が変移してワイパアーム&ブレード6
2の長さが見掛は上変化し、払拭範囲が例えば楕円状に
拡大する。
[発明が解決しようとする課題] ところで、ワイパの停止時にワイパアーム&ブレード6
2をウィンドシールドガラス下端部のカウルボックス内
(図示省略)に格納するために、下反転位置(第7図り
線位置)よりも更に下方へ移動させて停止させる所謂ラ
イズアツプ機構を、前述の払拭範囲を拡大させたワイパ
に併有させた場合に、ワイパアーム&ブレード62の広
い格納スペースが必要になるという問題があった。
すなわち、前述の如く、駆動腕66は自身が回動すると
共にその回動方向とは逆方向にワイパアーム&ブレード
62を回動させて払拭範囲を拡大するという構成上、ワ
イパアーム&ブレード62の回動角度は駆動腕66の回
動角度に比べて大幅に大きく設定する必要がある。すな
わち、ワイパアーム&ブレード62は駆動腕66に対し
て逆方向へ相対回転するため、例えば、駆動腕66が1
00度回動ずればワイパアーム&ブレード62は駆動腕
66に対しては200〜300度回動する必要がある。
このため、駆動腕66に内蔵されるギヤはギヤ比が2〜
3程度に設定されており、駆動腕660回転力は回転角
度が増幅されてワイパアーム&ブレード62へ伝達され
るようになっている。
したがって、ワイパアーム&ブレード62を下反転位置
よりも更に下方へ移動させて停止格納(ライズアツプ)
する際に、単に駆動腕66を所定のライズ角度(第7図
β度)回転させると、ワイパアーム&ブレード62はラ
イズ角度の2〜3倍の回転角度で移動して(矢印X)そ
の移動範囲が大きくなり、特に先端部の移動軌跡は極め
て長くなる。このため、ウィンドシールドガラスの端部
から下方へ遠く離れた位置でワイパアーム&ブレード6
2が停止することになり、広い格納スペースが必要とな
る。
この場合、ワイパアーム&ブレード62の停止格納位置
がウィンドシールドガラスの端部に接近しこれとほぼ水
平となるように設定すると(換言すれば、L線の近傍位
置に設定すると)、ワイパアーム&ブレード62の下反
転位置が必然的にウィンドシールドガラスの下端よりも
上方となる。
このため、ウィンドシールドガラスの下端部近傍が払拭
されなくなる(払拭範囲が減少する)。また、外観の見
栄えが悪くなり、特にカウルカバー開閉によるフルコン
シールドワイパ(特開昭63−219454号公報)等
の場合には問題であった。
本発明は上記事実を考慮し、払拭範囲を拡大させる機能
を損なうことなく、ワイパアーム&ブレードを狭いスペ
ースでライズアツプさせて格納停止できる車両用ワイパ
を得ることが目的である。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)に係る発明の車両用ワイパは、ワイパアー
ムを回転可能に軸支すると共に、ワイパモータに連動さ
れたピボット軸に固定されてピボット軸と共に往復回転
する駆動腕と、前記ピボット軸と同軸的でかつ相対回転
可能に配置されたピボット軸ギヤと、前記ワイパアーム
の回転軸と前記ピボット軸ギヤとの間に配置されて両者
を連結し、前記ピボット軸の往復回転力を所定の回転角
度比でかつ逆方向の回転力として前記ワイバアームの回
転軸へ伝達する逆方向回転力伝達手段と、を備え、前記
ワイパアームの回転軸を前記ピボット軸周りに変移させ
てワイパアームの長さを見掛は上変化させ、払拭範囲を
拡大させた車両用ワイパであって、ワイパの停止格納時
に、前記逆方向回転力伝達手段によって前記ワイパアー
ムの回転軸へ伝達される回転力を回転角度を減少させて
伝達すべく、前記ピボット軸ギヤを前記ピボット軸の回
転方向と同方向へ所定量回転させるピボット軸ギヤ回転
手段を備えたことを特徴としている。
一方、請求項(2)に係る発明の車両用ワイパは、請求
項(1)に係る発明の車両用ワイパのピボット軸ギヤ回
転手段が、ワイパ停止格納用のライズアツプモータと、
前記ピボット軸ギヤに固定された第1のレバー及び第2
のレバーと、前記ライズアツプモータと前記第1のレバ
ーとを連結するロッドと、前記ピボット軸に固定された
第3のレバーと、前記第2のレバー及び第3のレバーに
それぞれ連結されると共に前記ワイパモータに連結され
てリンク機構を構成する複数のリンクと、を備えたこと
を特徴としている。
[作用コ 請求項(1)記載の車両用ワイパでは、ピボット軸周り
に駆動腕が往復回転し、かつこれに伴って、逆方向回転
力伝達手段によってピボット軸の往復回転力がワイパア
ームの回転軸へ伝達されてワイパアームが逆方向へ往復
回転する。ここで、ワイパアームの回転軸はピボット軸
周りに変移しながら回転し、このため、ワイパアームの
長さが見掛は上変化して払拭範囲が拡大する。
ワイパの停止格納時にワイパアームを下反転位置よりも
更に下方へ移動させて停止格納(ライズアツプ)する際
には、ピボット軸ギヤ回転手段によってピボット軸ギヤ
がピボット軸と同方向へ所定量回転される。これにより
、逆方向回転力伝達手段によってワイパアームの回転軸
へ伝達される回転力は、回転角度を減少されて伝達され
る。したがって、駆動腕が所定のライズ角度回転しても
、ワイパアームの回転角度は減少されその移動範囲が小
さくなる。このため、ウィンドシールドガラスの端部に
接近した位置でワイパアームが停止することになり、狭
いスペースに格納できる。
一方、請求項(2)記載の車両用ワイパでは、ワイパの
停止格納時にはライズアツプモータが作動する。ライズ
アツプモータの駆動力は、ロッドを介して第1のレバー
へ伝達されてピボット軸ギヤ及び第2のレバーが所定量
回転されると共に、複数のリンクを介して第3のレバー
に伝達されてピボット軸が所定量回転される。
したがって、第1のレバー乃至第3のレバー及び複数の
リンクの寸法を適宜設定することにより、ワイパアーム
の回転軸へ伝達される回転力を、回転角度を減少させて
伝達することができる。したがってこの場合には、駆動
腕が所定のライズ角度回転しても、ワイパアームの回転
角度を減少させてその移動範囲を小さくすることができ
る。このため、ウィンドシールドガラスの端部に接近し
た位置でワイパアームを停止することができ、狭いスペ
ースに格納できる。また、この時使用するワイパモータ
及びライズアツプモータは、何ら特殊なモータである必
要は無く、通常のモータを使用することにより実現でき
る。
[実施例] 第1図には本発明に係る車両用ワイパ10の全体斜視図
が示されている。
ワイパ10のワイパアーム&ブレード12はギヤトレイ
ン14に回転可能に支持されている。第2図に詳細に示
す如く、ギヤトレイン14は、駆動腕としてのケース1
6を備えており、このケース16がスリーブ18を介し
てボデー20に回転可能に支持されている。ギヤトレイ
ン14の先端部(スリーブ18と反対側の端部)には、
逆方向回転力伝達手段を構成するアームギヤ22が、支
軸24によってケース16に回転可能に支持されている
。この支軸24の先端部にワイパアーム&ブレード12
が固定され、これによってワイパアーム&ブレード12
はアームギヤ22と共に支軸24周りに回転する構成で
ある。
一方、ギヤトレイン14の他端部(スリーブ18の内方
)のケース16には、ピボット軸26が固定されている
。ピボット軸26は後述するワイパモータ54に連動さ
れて往復回転し、これによりギヤトレイン140ケース
16は常にピボット軸26と共に回転する。
ピボット軸26とスリーブ18との間には、ピボット軸
ギヤ28が配置されている。ピボット軸ギヤ28は、ピ
ボット軸26と同軸的にベアリング30を介してケース
16に取り付けられており、このため、ピボット軸ギヤ
28はピボット軸26及びケース16と相対回転可能と
なっている。
ピボット軸ギヤ28とアームギヤ22との間には、逆方
向回転力伝達手段を構成する中間ギヤ32が配置されて
いる。中間ギヤ32は支軸34によってケース16に回
転可能に支持されており、ピボット軸ギヤ28及びアー
ムギヤ22に共に噛み合って両者を連結している。すな
わち、中間ギヤ32はピボット軸ギヤ28に対する遊星
歯車となっている。このため、例えば、仮にピボット軸
ギヤ28が停止状態で、ピボット軸26すなわちケース
16がピボット軸ギヤ28に対して回転すると、これに
伴ってケース16に支された中間ギヤ32及びアームギ
ヤ22が回転し、ピボット軸260回転力は所定の回転
角度比でかつ逆方向の回転力として中間ギヤ32を介し
てアームギヤ22へ伝達される。一方、仮にピボット軸
26すなわちケース16が停止状態で、ピボット軸ギヤ
28がピボット軸26すなわちケース16に対して回転
すると、これに伴ってピボット軸ギヤ28に噛み合った
中間ギヤ32が回転し、ピボット軸ギヤ28の回転力は
所定の回転角度比でかつ同方向の回転力として中間ギヤ
32を介してアームギヤ22へ伝達される。
なお、ピボット軸ギヤ28、中間ギヤ32およびアーム
ギヤ22によるギヤトレイン14のギヤ比η(換言すれ
ば、回転角度比)は、本実施例においてはほぼ2〜3と
なっている。したがって、ピボット軸ギヤ28に対しア
ームギヤ22はほぼ2〜3倍の回転角度で回転するよう
になっている。
第3図及び第4図にも示す如く、ピボット軸ギヤ28に
はレバー36が固定されている。レバー36は、第1の
レバーとしてのレバ一部38、及び、第2のレバーとし
てのレバ一部40が形成されている。レバ一部38の先
端にはロッド42の一端が連結されており、レバ一部3
8とロッド42とはクランクを構成している。ロッド4
2の他端はライズアツプモータ44に連結されてあり、
このため、ライズアツプモータ44の回転力がロッド4
2を介して往復移動力としてレバ一部38へ伝達され、
これによりピボット軸ギヤ28が往復回転するようにな
っている。
一方、ピボット軸26には、第3のレバーとしてのレバ
ー46の一端が固定されている。レバー46の他端には
、リンク48の一端が連結されている。また、レバー3
6のレバ一部40先端にはリンク50の一端が連結され
ている。これらのリンク48.50の他端は、共にロッ
ド52の一端に連結されており、さらにロッド52の他
端はワイパモータ54に連結されている。このため、ワ
イパモータ54の回転力は、ロッド52及びリンク48
.50を介してレバー46及びレバ一部40へ伝達され
るようになっている。なおここで、第3図に示す如く、
レバ一部40、レバー46、リンク48及びリンク50
はほぼ同じ長さとされ全体として平行四辺形を成すよう
に連結されており、さらに、ワイパモータ54の停止状
態においてリンク48とロッド52は一直線上に位置し
かつレバ一部40はこれと平行となるように各部の寸法
等が設定されている。
次に本実施例の作用を説明する。
上記構成のワイパ10では、ワイパ停止状態では、第6
図(A)に示す如く、レバ一部40、レバー46、リン
ク48及びリンク50は全体として平行四辺形を成すよ
うに位置し、リンク48とロッド52は一直線上に位置
しかつレバ一部40はこれと平行となっている。
ここで、通常のワイパ作動時にはライズアツプモータ4
4は停止され、ワイパモータ54のみが作動される。ワ
イパモータ54が作動すると、この回転力はロッド52
を介してリンク50へ伝達されると共に、リンク48に
よってレバー46へ伝達される。この場合、ライズアツ
プモータ44は停止されているため、レバー36のレバ
一部40は不動である。したがって、第6図(B)に示
す如く、リンク50及びレバー46が互いに平行状態の
ままで揺動し、さらに第6図(C)に示す如く、ワイパ
モータ54が1/2回転した時点でリンク50及びレバ
ー46が反転し、以後これが繰り返される。
レバー46が揺動すると、このレバー46の一端が固定
されたピボット軸26がケース16と共に往復回転する
。またこの状態ではレバー36は停止されているため、
このレバー36が固定されたピボット軸ギヤ28も停止
状態となっている。
したがって、ピボット軸26がケース16と共にピボッ
ト軸ギヤ28周りに回転する。これに伴って、ケース1
6に支持された中間ギヤ32及びアームギヤ22が回転
し、ピボット軸26の回転力は所定の回転角度比(すな
わち、ピボット軸ギヤ28、中間ギヤ32及びアームギ
ヤ22によるギヤトレイン14のギヤ比η)でかつ逆方
向の回転力として中間ギヤ32を介してアームギヤ22
へ伝達される。
アームギヤ22が回転すると、アームギヤ22を支持す
る支軸24に固定されたワイパアーム&ブレード12が
ギヤトレイン14 (ケース16)の回転方向とは逆向
きに回転する。すなわち、ギヤトレイン14は、ギヤト
レイン14自身が回動すると共にその回動方向とは逆方
向に回転力を伝達してワイパアーム&ブレード12を回
動させ、ワイパアーム&ブレード12とギヤトレイン1
4(ケース16)とが回動しながら相対的に屈伸する。
これによって、ワイパアーム&ブレード12の支持位置
(回転中心)すなわち支軸24の位置が変移してワイパ
アーム&ブレード12の長さが見掛は上変化し、払拭範
囲が例えば楕円状に拡大する。
次に、ワイパアーム&ブレード12をウィンドシールド
ガラス下端部のカウルボックス内(図示省略)に格納す
るために下反転位置よりも更に下方へ移動させて停止格
納する(所謂ライズアツプ)際には、ワイパモータ54
は停止され、ライズアツプモータ44のみが作動される
ライズアツプモータ44が作動すると、第4図に示す如
く、この回転力はロッド42を介してレバー36のレバ
一部38へ伝達される。このため、レバー36(レバ一
部38及びレバ一部40)が角度σ回転する。レバ一部
40が回転すると、この回転力によってリンク50が移
動する。この場合、ワイパモータ54は停止されている
ため、ロッド52のワイパモータ54との連結位置は不
動である。したがって、レバ一部40の回転に伴って、
リンク48.50を介してレバー46がリンク50に平
行状態のままで角度β回転する。
ここで、レバー46が回転すると、前述と同様にこのレ
バー46の一端が固定されたピボット軸26がケース1
6と共に角度β(すなわち、ギヤトレイン14のライズ
アツプ角度)回転し、逆向きの回転力が中間ギヤ32を
介してアームギヤ22へ伝達される。
またこれと同時に、レバー36の回転により、このレバ
ー36が固定されたピボット軸ギヤ28がピボット軸2
6 (ケース16)の回転方向と同方向へ角度σ回転す
る。即ち、このことは換言すれば、ピボット軸26の回
転が見掛は上減少されることである。したがって、ピボ
ット軸26の回転によってアームギヤ22へ伝達される
逆向き回転力は、最終的に回転角度を減少されて伝達さ
れることになる。
したがって、ギヤトレイン14 (ケース16)が所定
のライズ角度(角度β)回転しても、ワイパアーム&ブ
レード12の回転角度は減少されその移動範囲が小さく
なる。このため、ウィンドシールドガラスの端部に接近
した位置でワイパアーム&ブレード12が停止すること
になり、狭いスペースに格納できる。
ここで、ライズアツプの際のピボット軸ギヤ28の最適
回転角度σは、以下によって算出することができる。
すなわち、第5図に示す如く、 σ :ライズアップ時における、ピボット軸ギヤ28の
最適回転角度 α :ケース16とワイパアーム120角度α。:ライ
ズアツプ位置での、ケース16とワイパアーム12との
角度 α、:下反転位置での、ケース16とワイパアーム12
との角度 β :ケース16の、下反転位置とライズアツプ位置と
の相対角度(すなわち、ギヤトレイン14のライズアツ
プ角度) η :ギャトレイン14のギヤ比 とすると、ワイパアーム&ブレード12を最適な格納状
態とするためには、下反転位置(第5図り線位置)にお
けるワイパアーム&ブレード12と、ライズアツプ(格
納)位置(第5図R線位置)ニおけるワイパアーム&ブ
レード12とが互いに平行状態となる事が好ましい。
したがって、以下の関係式が成り立つ。
α1 =α0 +β ・ ・ ・■ α。=α1−β・η+σ・η ・ ・ ・■ したがって、前記0式、及び0式にから、σ=β (1
−1/η)     ・・・■が得られる。
したがって、ライズアツプの際のピボット軸ギヤ28の
最適回転角度σが前記0式となるように、レバー36(
レバ一部38及びレバ一部40)、レバー46、リンク
48.50及びロッド52の各部の寸法を設定すればよ
い。
このように、ワイパアーム&ブレード12を、下反転位
置とライズアツプ位置とで互いに平行状態とすることに
より、ウィンドシールドガラスの払拭範囲が減少するこ
となくワイパアーム&ブレード12を狭いスペースで格
納でき、さらに、ワイパ格納時の外観の見栄えもよくな
る。さらにこの場合には、ワイパアームの長さの異なる
ワイパアーム&ブレードであってもこれに影響されるこ
となく狭いスペースで格納でき、適用範囲も拡大する。
また、ワイパアーム&ブレード12をライズアツプ位置
で特に平行状態とする必要がない場合には、このピボッ
ト軸ギヤ28の回転角度σを所望により設定しこれに応
じてレバー36やレバー46等の寸法を設定すればよい
。このように、ライズアツプの際のワイパアーム&ブレ
ード12の移動量(回転角度)は自由に設定できる。
なお、本実施例においては、逆方向回転力伝達手段とし
て、遊星歯車機構を構成する中間ギヤ32を用いこれに
よってアームギヤ22へ回転力を伝達するものとしたが
、これに限らず、ピボット軸ギヤ28とアームギヤ22
とを連結するチェーンやタイミングベルトを用い、これ
により回転力を逆向きにしかつ角度を減少させて伝達す
る構成としてもよい。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係る車両用ワイパは、払拭範
囲を拡大させる機能を損なうことなく、ワイパアーム&
ブレードを狭いスペースでライズアツプさせて格納停止
できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車両用ワイパの全体斜視図、第2
図はギヤトレインの断面図、第3図及び第4図は各レバ
ーとリンクとの連結状態を示す平面図、第5図はワイパ
アームとギヤトレインの作動関係を示す概略作動図、第
6図(A)乃至第6図(C)は各レバー及びリンクの作
動関係を示す概略作動図、第7図は従来のワイパの作動
状態を示す概略図である。 10・・・ワイパ、 12・・・ワイパアーム&ブレード、 14・・・ギヤトレイン、 16・・・ケース、 22・・・アームギヤ、 24・・・支軸、 26・・・ピボット軸、 28・・・ピボット軸ギヤ、 32・・・中間ギヤ、 36・・ ・レバー 42・・・ロッド、 44・・・ライズアツプモータ、 46・・・レバー 48.50・・・リンク、 52・・・ロッド、 54・・・ワイパモータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワイパアームを回転可能に軸支すると共に、ワイ
    パモータに連動されたピボット軸に固定されてピボット
    軸と共に往復回転する駆動腕と、前記ピボット軸と同軸
    的でかつ相対回転可能に配置されたピボット軸ギヤと、 前記ワイパアームの回転軸と前記ピボット軸ギヤとの間
    に配置されて両者を連結し、前記ピボット軸の往復回転
    力を所定の回転角度比でかつ逆方向の回転力として前記
    ワイパアームの回転軸へ伝達する逆方向回転力伝達手段
    と、 を備え、前記ワイパアームの回転軸を前記ピボット軸周
    りに変移させてワイパアームの長さを見掛け上変化させ
    、払拭範囲を拡大させた車両用ワイパであって、 ワイパの停止格納時に、前記逆方向回転力伝達手段によ
    って前記ワイパアームの回転軸へ伝達される回転力を回
    転角度を減少させて伝達すべく、前記ピボット軸ギヤを
    前記ピボット軸の回転方向と同方向へ所定量回転させる
    ピボット軸ギヤ回転手段を備えたことを特徴とする車両
    用ワイパ。
  2. (2)前記ピボット軸ギヤ回転手段は、ワイパ停止格納
    用のライズアップモータと、前記ピボット軸ギヤに固定
    された第1のレバー及び第2のレバーと、前記ライズア
    ップモータと前記第1のレバーとを連結するロッドと、
    前記ピボット軸に固定された第3のレバーと、前記第2
    のレバー及び第3のレバーにそれぞれ連結されると共に
    前記ワイパモータに連結されてリンク機構を構成する複
    数のリンクと、を備えたことを特徴とする請求項(1)
    記載の車両用ワイパ。
JP1275597A 1989-10-23 1989-10-23 車両用ワイパ Pending JPH03136956A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1275597A JPH03136956A (ja) 1989-10-23 1989-10-23 車両用ワイパ
EP90120178A EP0424834B1 (en) 1989-10-23 1990-10-20 Windshield wiper apparatus for vehicle
DE69018368T DE69018368T2 (de) 1989-10-23 1990-10-20 Scheibenwischeranlage für ein Fahrzeug.
US07/600,824 US5142729A (en) 1989-10-23 1990-10-22 Windshield wiper apparatus including rise-up mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1275597A JPH03136956A (ja) 1989-10-23 1989-10-23 車両用ワイパ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03136956A true JPH03136956A (ja) 1991-06-11

Family

ID=17557662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1275597A Pending JPH03136956A (ja) 1989-10-23 1989-10-23 車両用ワイパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03136956A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017007544A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 アスモ株式会社 車両ワイパ装置
JP2017124760A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 アスモ株式会社 車両用ワイパ装置及び車両用ワイパ制御プログラム
WO2017122826A1 (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 アスモ株式会社 車両用ワイパ装置及び車両用ワイパの制御方法
WO2017122825A1 (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 アスモ株式会社 ワイパ装置及びワイパ装置の制御方法
JP2017128185A (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 アスモ株式会社 払拭範囲拡大ワイパ装置及び払拭範囲拡大ワイパ装置の制御方法
WO2017126526A1 (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 アスモ株式会社 車両用ワイパ装置及び車両用ワイパ装置の制御方法
JP2019073193A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 株式会社デンソー 車両用ワイパ装置
JP2019073194A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 株式会社デンソー 車両用ワイパ装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017007544A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 アスモ株式会社 車両ワイパ装置
JP2017124760A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 アスモ株式会社 車両用ワイパ装置及び車両用ワイパ制御プログラム
WO2017122826A1 (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 アスモ株式会社 車両用ワイパ装置及び車両用ワイパの制御方法
WO2017122825A1 (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 アスモ株式会社 ワイパ装置及びワイパ装置の制御方法
JP2017128185A (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 アスモ株式会社 払拭範囲拡大ワイパ装置及び払拭範囲拡大ワイパ装置の制御方法
WO2017126526A1 (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 アスモ株式会社 車両用ワイパ装置及び車両用ワイパ装置の制御方法
JP2019073193A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 株式会社デンソー 車両用ワイパ装置
JP2019073194A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 株式会社デンソー 車両用ワイパ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5142729A (en) Windshield wiper apparatus including rise-up mechanism
US5186064A (en) Wiper for use in a vehicle
JPH03136956A (ja) 車両用ワイパ
US5005249A (en) Vehicle windshield wiper
EP0217494B1 (en) Variable length windshield wiper arm assembly
JPS60203556A (ja) 風防ワイパ装置
JPH03262762A (ja) 車両用ワイパ
JPH0348054B2 (ja)
JP2001080464A (ja) ワイパ装置
HU226512B1 (en) Windscreen wiper drive
JPH03501378A (ja) 自動車用特別ワイパーシステム
US11364877B2 (en) Wiper linkage system
JPH01229747A (ja) 車両用ワイパー装置
JPH05238356A (ja) ワイパー装置
JP6798412B2 (ja) 車両ワイパ装置
JPS60213542A (ja) 自動車用ワイパ−装置
JPS6294456A (ja) ワイパ−装置
JPS6332776Y2 (ja)
WO2018131477A1 (ja) 車両ワイパ装置
JPS6268160A (ja) 車両のワイパ装置
JPH0747930A (ja) 車両用ワイパ装置
JPS62225451A (ja) ア−ム伸縮式ワイパ
JPH0478752A (ja) ワイパ装置
JP3038646U (ja) 車両用ワイパ装置
JPH04254235A (ja) 対向払拭型ワイパ