JPH0348054B2 - - Google Patents

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JPH0348054B2
JPH0348054B2 JP57149879A JP14987982A JPH0348054B2 JP H0348054 B2 JPH0348054 B2 JP H0348054B2 JP 57149879 A JP57149879 A JP 57149879A JP 14987982 A JP14987982 A JP 14987982A JP H0348054 B2 JPH0348054 B2 JP H0348054B2
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JP
Japan
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wiper
gear
diameter portion
elliptical
elliptical gear
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57149879A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5940967A (ja
Inventor
Masahiro Araki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP57149879A priority Critical patent/JPS5940967A/ja
Publication of JPS5940967A publication Critical patent/JPS5940967A/ja
Publication of JPH0348054B2 publication Critical patent/JPH0348054B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/06Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
    • B60S1/16Means for transmitting drive

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワイパー駆動装置、特に回転揺動す
るワイパーの反転時における負荷を軽減させるよ
うにしたワイパー駆動装置に関するものである。
第1図に示すような乗用車をはじめとする各種
車両1には、フロントウインドウガラス2等のウ
インドウガラスを払拭し、乗員の前方視界を良好
に保つため、車体パネルに回転可能に取付けたワ
イパーアーム4と、ワイパーアーム4の先端部分
に取付けたワイパーブレード5とを有し、車体内
部に配設した駆動装置によつて回転揺動するワイ
パー3が備えられているが、かかるワイパー3の
駆動装置の従来例としては例えば第2図に示すよ
うなものがある。この駆動装置6は、駆動モータ
7と、駆動モータ7の出力軸10に作動連結した
歯車機構8と、歯車機構8に入力部を接続すると
共に出力部はワイパーピボツト19に固定した動
力伝達機構9とから成る。歯車機構8は駆動モー
タ7の出力軸10に固定したウオーム11と、こ
のウオーム11に噛合したウオーム歯車12とで
構成し、駆動モータ7における高速回転を減速さ
せるようになつている。動力伝達機構9は、一端
をウオーム歯車12の回転軸14に連結させた入
力アーム13と、この入力アーム13の他端に入
力側の端部をピン16によつて枢着した第1リン
ク15と、第1リンク15の出力側端部に一端を
ピン18結合し且つ他端をワイパーピボツト19
に連結固定した第2リンク17とから成る。そし
て、駆動モータ7の回転作動によつてウオーム歯
車12が回転すると、入力アーム13はこのウオ
ーム歯車12と共に回転し、第1リンク15をク
ランク運動(即ち、並進、揺動運動)させると共
に、この第1リンク15の運動に従つて第2リン
ク17をワイパーピボツト19の軸芯20を中心
として揺動運動させ、その結果ワイパー3をフロ
ントウインドウガラス2に沿つて揺動運動させ
る。
しかしながら、このような従来のワイパー駆動
装置6にあつては、一般に駆動モータ7の回転速
度が一定であり、しかもこの駆動モータ7からワ
イパーピボツト19までの間に装填した歯車機構
8及び動力伝達機構9は変速機能を有しないため
に、ワイパー3は等角速度運動をする構成となつ
ていた。このため、ワイパーブレード5の反転時
においては、ワイパーピボツト19の角速度の変
化が過大となり、その時の慣性力によつてワイパ
ー3各部から異音が発生したり、或は各機構の連
結部における疲労を早めたりするという不具合が
あつた。
本発明は、このような従来の問題点に着目して
行つたもので、その目的は、ワイパーブレードが
その揺動ストロークの中間区域で払拭作動してい
る間はワイパーを通常の速度で作動させる一方、
ワイパーブレード反転時にはワイパーの作動速度
を減速させるようなワイパー駆動装置を提供する
ことにより、上記従来の問題点を解決することで
ある。
本発明は、上記目的を達成するため、ワイパー
駆動装置の歯車機構が2個の楕円歯車を組み込ん
だ不等速機構を有するようにし、当該不等速機構
の構成を、ワイパー揺動ストローク中の上側及び
下側反転位置では駆動楕円歯車の短径部分と従動
楕円歯車の長径部分とが噛み合い、ワイパー揺動
ストロークの略中央部では駆動楕円歯車の長径部
分と従動楕円歯車の短径部分とが噛み合うように
係合することにより、ワイパー揺動ストローク中
の上側及び下側反転位置における払拭速度が他の
位置における払拭速度よりも減速するようにした
ものである。
以下、本発明の実施例を添付の図面を参照して
詳細に説明する。
第3図乃至第5図は、本発明の一実施例に係る
ワイパー駆動装置、及びこの装置の各ワイパー揺
動位置での作動状態を示す図である。この実施例
に係るワイパー駆動装置は、駆動モータ7と、駆
動モータ7の出力軸10に作動連結した歯車機構
8と、この歯車機構8を介して上記駆動モータ7
に連結し、駆動モータ7からの動力をワイパー3
に伝達する動力伝達機構9とを有する点について
は上記従来のワイパー駆動装置と基本的に同様で
ある。しかし、従来と異なり、本実施例において
は、ウオーム歯車12には第1の楕円歯車21が
同軸に連結固定してある一方、この第1の楕円歯
車21には第2の楕円歯車22が回転軸23を中
心として回転する様噛合して不等速機構を構成
し、また、この第2の楕円歯車22の回転軸23
には動力伝達機構9の入力アーム13が連結して
ある。
第1の楕円歯車21と第2の楕円歯車22と
は、共に長径部分(説明の便宜上、いずれの歯車
21,22についても径の長さはRとする)と短
径部分(同じく、径の長さはrとする)とを有す
る楕円である。そして、これらの楕円歯車21,
22は、互いに噛み合いながら一回転する間に、
一方の長径部分と他方の短径部分とが噛み合う様
に設定してある。即ち、第1の楕円歯車21の短
径部分に指標31を印し、この指標31に対応す
るウオーム歯車12の部分に指標30を印すと共
に、指標31の部分に噛合する第2の楕円歯車2
2の長径部分に指標32を印した場合、第3図乃
至第5図に示すように、指標30,31は常に同
位相で回転する一方、指標31,32は第1及び
第2の楕円歯車21,22が一回転する毎に同一
噛合位置で会合する。
さらに、不等速機構と動力伝達機構9との間で
は、ワイパーブレード5がワイパー3の揺動スト
ローク中反転位置に来た時、第1の楕円歯車21
の短径部分と第2の楕円歯車22の長径部分とが
噛合する様に、第2の楕円歯車22と入力アーム
13とが連結してある。この様な連結を行うこと
によつて、ワイパーブレード5が揺動ストローク
中のほぼ中央部にある時は、第1の楕円歯車21
の長径部分と第2の楕円歯車22の短径部分とが
噛合する。
かかる構成を有するワイパー駆動装置6におい
て、駆動モータ7を等角速度で回転させると、こ
の駆動モータ7の回転はウオーム11とウオーム
歯車12との噛合いによつて減速され、所定の回
転速度で第1の楕円歯車21を第3図中矢印Sの
方向へ回転させる。この回転作動中の或る時点に
おいて、第1の楕円歯車21と第2の楕円歯車2
2との間で指標31と32が会合しているとする
と(第3図参照)、上記不等速機構と動力伝達機
構9との間の連結関係により、ワイパーブレード
5は一方の反転位置Aにある。そして、この時点
において、第1の楕円歯車21と第2の楕円歯車
22との間の作動をみる。
いま、第1の楕円歯車21が角度θ1だけ回転
し、これに伴つて第2の楕円歯車22が角度θ2
転したとすると、双方の歯車21,22の周方向
における移動距離は等しいから、近似的に次の式
が成り立つ。
1=Rθ2 ………(1) ∴θ2=r/R・θ1 ………(2) ここで、既に述べた設定条件から、r<Rであ
るから θ2<θ1 ………(3) となる。
これは、回転軸23の回転が回転軸14の回転
に対して減速を受けることを示し、ワイパーブレ
ード6は反転位置Aにおいて非常に緩やかな角速
度で揺動運動する。
次に各歯車12,21,22が回転することに
より、指標31,32が共に先の会合位置から90
度だけ回転移動したとする(第4図参照)。この
時、第1の楕円歯車21が急度θ1だけ回転し、こ
れに伴つて第2の楕円歯車22が角度θ3回転した
とすると、双方の歯車21,22間では近似的に
次の式が成り立つ。
1=rθ3 ………(4) ∴θ3=R/r・θ1 ………(5) ここでr<Rであるから θ1<θ3 ………(6) となる。
これは、回転軸23の回転が回転軸14の回転
に対して加速を受けることを示し、ワイパーブレ
ード5は上記従来例に比べて迅速な払拭を行う。
更に各歯車12,21,22が回転することに
より、指標31,32が最初、会合位置から180
度回転移動したとすると(第5図参照)、ワイパ
ーブレード5は先の反転位置Aとは反対側の反転
位置Bにあり、第1の楕円歯車21と第2の楕円
歯車22との間では上記(1)乃至(3)式で表わすよう
な作動が行われる。これによつてワイパーブレー
ド5は再度減速作用を受け、非常に緩やかな角速
度で揺動運動する。そして、本実施例におけるウ
オーム11とウオーム歯車12との間のギア比を
上記従来例におけると同じに設定しておけば、ワ
イパーブレード5は、増速、減速作用を受けなが
ら揺動しつつも、その一作動周期に要する時間は
同じとなり、一定時間内でのワイパーブレード5
の払拭回数は不変である。
以上説明したように、本発明によれば、ワイパ
ー駆動装置の歯車機構が2個の楕円歯車を組み込
んだ不等速機構を有するようにし、当該不等速機
構の構成を、ワイパー揺動ストローク中の上側及
び下側反転位置では駆動楕円歯車の短径部分と従
動楕円歯車の長径部分とが噛み合い、ワイパー揺
動ストロークの略中央部では駆動楕円歯車の長径
部分と従動楕円歯車の短径部分とが噛み合うよう
に係合するようにしたため、ワイパー揺動ストロ
ーク中の上側及び下側反転位置における払拭速度
が他の位置における払拭速度よりも減速して、ワ
イパーブレードの反転時において、ワイパーピボ
ツトの角速度変化を緩やかに行わせることが出来
るようになり、ワイパー各部からの異音の発生を
防止でき、また各機構内の連結部における疲労を
抑えることが出来る等種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるワイパーを備えた
車両のフロント部分を示す斜視図、第2図はワイ
パー駆動装置の従来例を示す構成図、第3図は本
発明の一実施例に係るワイパー駆動装置の構成及
び下側の反転位置での作動状態を示す図、第4図
は上記実施例においてワイパーブレードが揺動ス
トロークの中間部分にある時の作動説明図、第5
図は上記実施例においてワイパーブレードが上側
の反転位置にある時の作動説明図である。 1…車両、2…フロントウインドウガラス、3
…ワイパー、5…ワイパーブレード、6…ワイパ
ー駆動装置、7…駆動モータ、8…歯車機構、9
…動力伝達機構、19…ワイパーピボツト、21
…第1の楕円歯車、22…第2の楕円歯車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動モータと、この駆動モータの出力軸に作
    動連結した歯車機構と、この歯車機構に接続され
    且つ駆動モータからの動力をワイパーに伝達し当
    該ワイパーを揺動運動させる動力伝達機構とを有
    するワイパー駆動装置において、上記歯車機構は
    2個の楕円歯車を組み込んだ不等速機構を有し、
    当該不等速機構の構成を、ワイパー揺動ストロー
    ク中の上側及び下側反転位置では駆動楕円歯車の
    短径部分と従動楕円歯車の長径部分とが噛み合
    い、ワイパー揺動ストロークの略中央部では駆動
    楕円歯車の長径部分と従動楕円歯車の短径部分と
    が噛み合うように係合するように構成したことを
    特徴とするワイパー駆動装置。
JP57149879A 1982-08-31 1982-08-31 ワイパ−駆動装置 Granted JPS5940967A (ja)

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JP57149879A JPS5940967A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 ワイパ−駆動装置

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JP57149879A JPS5940967A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 ワイパ−駆動装置

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JPS5940967A JPS5940967A (ja) 1984-03-06
JPH0348054B2 true JPH0348054B2 (ja) 1991-07-23

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JP57149879A Granted JPS5940967A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 ワイパ−駆動装置

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Also Published As

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JPS5940967A (ja) 1984-03-06

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