JPS5940967A - ワイパ−駆動装置 - Google Patents
ワイパ−駆動装置Info
- Publication number
- JPS5940967A JPS5940967A JP57149879A JP14987982A JPS5940967A JP S5940967 A JPS5940967 A JP S5940967A JP 57149879 A JP57149879 A JP 57149879A JP 14987982 A JP14987982 A JP 14987982A JP S5940967 A JPS5940967 A JP S5940967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper
- gear
- circular
- speed
- circular gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/06—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
- B60S1/16—Means for transmitting drive
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ワイパー駆動装置、特に回転揺動するワイパ
ーの反転時における負荷を軽減させるようにしたワイパ
ー駆動装置に関するものである。
ーの反転時における負荷を軽減させるようにしたワイパ
ー駆動装置に関するものである。
第1図に示すような乗用車をはじめとする各種車両1に
は、フロントウィンドウガラス2等のウィンドウガラス
を払拭し、乗員の前方視界を良好に保つため、車体パネ
ルに回転可能に取付ケたワイパーアーム4と、ワイパー
アーム4の先端部分に取付けたワイパーブレード5とを
有し、車体内部に配設した駆動装置によって回転揺動す
るワイパー3が備えられているが、かかるワイパー3の
駆動装置の従来例としては例えば第2図に示すようなも
のがある。この駆動装N6は、駆動モータ7と、駆動モ
ータ7の出力軸10に作動連結した歯車機構8と、歯車
機構8に入力部を接続すると共に出力部はワイパーピボ
ット19に固定した動力伝達機構9とから成る。歯車機
構8け駆動モータ7の出力軸10に固定したウオーム1
1と、このウオーム11に噛合したウオーム歯車12と
で構成し、駆動モータ7における高速回転を減速させる
ようになっている。
は、フロントウィンドウガラス2等のウィンドウガラス
を払拭し、乗員の前方視界を良好に保つため、車体パネ
ルに回転可能に取付ケたワイパーアーム4と、ワイパー
アーム4の先端部分に取付けたワイパーブレード5とを
有し、車体内部に配設した駆動装置によって回転揺動す
るワイパー3が備えられているが、かかるワイパー3の
駆動装置の従来例としては例えば第2図に示すようなも
のがある。この駆動装N6は、駆動モータ7と、駆動モ
ータ7の出力軸10に作動連結した歯車機構8と、歯車
機構8に入力部を接続すると共に出力部はワイパーピボ
ット19に固定した動力伝達機構9とから成る。歯車機
構8け駆動モータ7の出力軸10に固定したウオーム1
1と、このウオーム11に噛合したウオーム歯車12と
で構成し、駆動モータ7における高速回転を減速させる
ようになっている。
動力伝達機構9は、一端をウオーム歯車12の回転軸1
4に連結させた入力アーム13と、この入力アーム13
の他端に入力側の端部分ビン16によつて枢着した第1
リンク15と、第1リンク15の出力側端部に一端をビ
ン18結合し且つ他端とワイパーピボット19に連結固
定した第2リンク17とから成る。そして、駆動モータ
7の回転作動によってウオーム歯車12が回転すると、
入力アーム13はこのウオーム歯車12と共に回転し、
第1リンク15とクランク運動(即ち、並進、揺動運動
)させると共に、この第1リンク15の運動に従って第
2リンク17をワイパーピボット19の軸芯20を中心
として揺動運動させ、その結果ワイパー3をフロントウ
ィンドウガラス2に沿って揺動運動させる。
4に連結させた入力アーム13と、この入力アーム13
の他端に入力側の端部分ビン16によつて枢着した第1
リンク15と、第1リンク15の出力側端部に一端をビ
ン18結合し且つ他端とワイパーピボット19に連結固
定した第2リンク17とから成る。そして、駆動モータ
7の回転作動によってウオーム歯車12が回転すると、
入力アーム13はこのウオーム歯車12と共に回転し、
第1リンク15とクランク運動(即ち、並進、揺動運動
)させると共に、この第1リンク15の運動に従って第
2リンク17をワイパーピボット19の軸芯20を中心
として揺動運動させ、その結果ワイパー3をフロントウ
ィンドウガラス2に沿って揺動運動させる。
しかしながら、このような従来のワイパー駆動装置6に
あっては、一般に駆動モータ7の回転速度が一定であり
、しかもこの駆動モータTからワイパ・−ピボット19
′thでの間に装填した歯車機構8及び動力伝達機構9
は変速機能を有しないために、ワイパー3け等角速度運
動をする構成となっていた。このため、ワイパーブレー
ド5の反転時においては、ワイパーピボット19の角速
度の変化が過大となり、その時の慣性力によってワイパ
−3各部から異音が発生したり、或は各機構の連結部に
おける疲労を早めたりするという不具合があった。
あっては、一般に駆動モータ7の回転速度が一定であり
、しかもこの駆動モータTからワイパ・−ピボット19
′thでの間に装填した歯車機構8及び動力伝達機構9
は変速機能を有しないために、ワイパー3け等角速度運
動をする構成となっていた。このため、ワイパーブレー
ド5の反転時においては、ワイパーピボット19の角速
度の変化が過大となり、その時の慣性力によってワイパ
−3各部から異音が発生したり、或は各機構の連結部に
おける疲労を早めたりするという不具合があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目して行ったも
ので、その目的は、ワイパーブレードがその揺動ストロ
ークの中間区域で払拭作動している間はワイパーを通常
の速度で作動させル一方、ワイパーブレード反転時には
ワイパーの作動速度を減速させるようなワイパー駆動装
置を提供することにより、上記従来の問題点を解決する
ことである。
ので、その目的は、ワイパーブレードがその揺動ストロ
ークの中間区域で払拭作動している間はワイパーを通常
の速度で作動させル一方、ワイパーブレード反転時には
ワイパーの作動速度を減速させるようなワイパー駆動装
置を提供することにより、上記従来の問題点を解決する
ことである。
本発明は、上記目的を達成するため、ワイパー駆動装置
の歯車機構に非円形の歯車を組込んで不等速の動力伝達
機構と形成すると共に、上記非円形歯車をワイパーが反
転作動位置に差し掛かる時点において当該ワイパーの揺
動を減速させる一方、この反転操作終了後には急速に加
速し得るように設定したことを要旨としている。
の歯車機構に非円形の歯車を組込んで不等速の動力伝達
機構と形成すると共に、上記非円形歯車をワイパーが反
転作動位置に差し掛かる時点において当該ワイパーの揺
動を減速させる一方、この反転操作終了後には急速に加
速し得るように設定したことを要旨としている。
不等速での動力伝達は、例えば長径と短径とを有する非
円形の歯車二個を噛み合わせることによって実現でき、
中でも当該歯車の一方の長径部分におけるギア歯が他方
の短径部分におけるギア歯に噛み合うように組合わせる
ことにより最も有効な減速と加速を行わせることができ
る。
円形の歯車二個を噛み合わせることによって実現でき、
中でも当該歯車の一方の長径部分におけるギア歯が他方
の短径部分におけるギア歯に噛み合うように組合わせる
ことにより最も有効な減速と加速を行わせることができ
る。
非円形歯車の外形としては、長円形その他これに類する
形状が考えられるが、このような非円形歯車の組合わせ
において、双方の歯車の外形を所定の形状に成形すれば
、両歯車が噛合したまま一回転する間、互いの回転軸間
距離を不変の状態に保つことができる。また、歯車の回
転中において、双方の歯車の回転軸間距離が変動する場
合には、一方の歯車の回転軸とばね軸受によって弾性変
位可能に支持すれば上記変動と吸収することが出来る。
形状が考えられるが、このような非円形歯車の組合わせ
において、双方の歯車の外形を所定の形状に成形すれば
、両歯車が噛合したまま一回転する間、互いの回転軸間
距離を不変の状態に保つことができる。また、歯車の回
転中において、双方の歯車の回転軸間距離が変動する場
合には、一方の歯車の回転軸とばね軸受によって弾性変
位可能に支持すれば上記変動と吸収することが出来る。
したがって、このような弾性変位可能な軸受を活用すれ
ば、上記の如く非円形歯車を二個使う代シに、一方は非
円形歯車、他方は円形歯車を使っても同様の作用効果と
得ることができる。
ば、上記の如く非円形歯車を二個使う代シに、一方は非
円形歯車、他方は円形歯車を使っても同様の作用効果と
得ることができる。
以下、本発明の実施例と添付の図面と参照して詳細に説
明する。
明する。
第3図乃至第5図は、本発明の一実施例に係るワイパー
駆動装置、及びこの装置の各ワイパー揺動位置での作動
状態を示す図である。この実施例に係るワイパー駆動装
置は、駆動モータ7と、駆動モータ7の出力軸10に作
動連結した歯車機構8と、この歯車機構8を介して上記
駆動モータ7に連結し、駆動モータ7からの動力全ワイ
パー3に伝達する動力伝達機構9とを有する点について
は上記従来のワイパー駆動装置と基本的に同様である。
駆動装置、及びこの装置の各ワイパー揺動位置での作動
状態を示す図である。この実施例に係るワイパー駆動装
置は、駆動モータ7と、駆動モータ7の出力軸10に作
動連結した歯車機構8と、この歯車機構8を介して上記
駆動モータ7に連結し、駆動モータ7からの動力全ワイ
パー3に伝達する動力伝達機構9とを有する点について
は上記従来のワイパー駆動装置と基本的に同様である。
しかし、従来と異なり、本実施例においては、ウオーム
歯車12には第1の非円形歯車21が同軸に連結固定し
である一方、この第1の非円形歯車21には第2の非円
形歯車nが回転軸nを中心として回転する様噛合して不
等速機構を構成し、また、この第2の非円形歯車ηの回
転軸乙には動力伝達機構9の入力アーム13が連結しで
ある。
歯車12には第1の非円形歯車21が同軸に連結固定し
である一方、この第1の非円形歯車21には第2の非円
形歯車nが回転軸nを中心として回転する様噛合して不
等速機構を構成し、また、この第2の非円形歯車ηの回
転軸乙には動力伝達機構9の入力アーム13が連結しで
ある。
第1の非円形歯車21と第2の非円形歯車22とは、共
に長径部分(説明の便宜上、いずれの歯車21 、22
についても径の長さはRとする)と短径部分(同じく、
径の長さはrとする)とを有する長円形の外形を有して
いる。そして、これらの非円形歯車21 、22は、互
いに噛み合いながら一回転する間に、一方の長径部分と
他方の短径部分とが噛み合う様に設定しである。即ち、
第1の非円形歯車21の短径部分に指標31を印し、こ
の指標31に対応するウオーム歯車12の部分に指標3
0を印すと共に、指標310部分に噛合する第2の非円
形歯車22の長径部分に指標32を印した場合、第3図
乃至第5図に示すように、指標30 、31は常に同位
相で回転する一方、指標31゜32け第1及び第2の非
円形歯車21 、22が一回転する毎に同一噛合位置で
会合する。ぞして、これらの第1及び第2の非円形歯車
21 、22が互いに噛み合いながら一回転する間に、
双方の非円形歯車21 、22間でギア歯が外れたり、
ギア歯が食い込んだりして回転軸14 、23間距離を
変動させない様、当該非円形歯車21 、22の外形形
状が設定しである。
に長径部分(説明の便宜上、いずれの歯車21 、22
についても径の長さはRとする)と短径部分(同じく、
径の長さはrとする)とを有する長円形の外形を有して
いる。そして、これらの非円形歯車21 、22は、互
いに噛み合いながら一回転する間に、一方の長径部分と
他方の短径部分とが噛み合う様に設定しである。即ち、
第1の非円形歯車21の短径部分に指標31を印し、こ
の指標31に対応するウオーム歯車12の部分に指標3
0を印すと共に、指標310部分に噛合する第2の非円
形歯車22の長径部分に指標32を印した場合、第3図
乃至第5図に示すように、指標30 、31は常に同位
相で回転する一方、指標31゜32け第1及び第2の非
円形歯車21 、22が一回転する毎に同一噛合位置で
会合する。ぞして、これらの第1及び第2の非円形歯車
21 、22が互いに噛み合いながら一回転する間に、
双方の非円形歯車21 、22間でギア歯が外れたり、
ギア歯が食い込んだりして回転軸14 、23間距離を
変動させない様、当該非円形歯車21 、22の外形形
状が設定しである。
さらに、不等速機構と動力伝達機構9との間では、ワイ
パーブレード5がワイパー3の揺動ストローク中反転位
置に来た時、第1の非円形歯車21の短径部分と第2の
非円形歯車22の長径部分とが噛合する様に、第2の非
円形歯車22と入力アーム13とが連結しである。この
様な連結を行うことによって、ワイパーブレード5が揺
動ストローク中のほぼ中央部にある時は、第1の非円形
歯車21の長径部分と第2の非円形歯車22の短径部分
とが噛合する。
パーブレード5がワイパー3の揺動ストローク中反転位
置に来た時、第1の非円形歯車21の短径部分と第2の
非円形歯車22の長径部分とが噛合する様に、第2の非
円形歯車22と入力アーム13とが連結しである。この
様な連結を行うことによって、ワイパーブレード5が揺
動ストローク中のほぼ中央部にある時は、第1の非円形
歯車21の長径部分と第2の非円形歯車22の短径部分
とが噛合する。
かかる構成を有するワイパー駆動装置6において、駆動
モータIを等角速度で回転させると、この駆動モータ7
の回転はウオーム11とウオーム歯車12との噛合いに
よって減速され、所定の回転速度で第1の非円形歯車2
1を第3図中矢印Sの方向へ回転きせる。この回転作動
中の成る時点において、第1の非円形歯車2と第2の非
円形歯車ηとの間で指標31と32とが会合していると
すると(第3図参照)、上記不等速機構と動力伝達機構
9との間の連結関係により、ワイパーブレード5は一方
の反転位置Aにある。そして、この時点において、第1
の非円形歯車21と第2の非円形歯車22との間の作動
をみる。
モータIを等角速度で回転させると、この駆動モータ7
の回転はウオーム11とウオーム歯車12との噛合いに
よって減速され、所定の回転速度で第1の非円形歯車2
1を第3図中矢印Sの方向へ回転きせる。この回転作動
中の成る時点において、第1の非円形歯車2と第2の非
円形歯車ηとの間で指標31と32とが会合していると
すると(第3図参照)、上記不等速機構と動力伝達機構
9との間の連結関係により、ワイパーブレード5は一方
の反転位置Aにある。そして、この時点において、第1
の非円形歯車21と第2の非円形歯車22との間の作動
をみる。
いま、第1の非円形歯車21が角度θ1だけ回転し、こ
れに伴って第2の非円形歯車22が角度02回転したき
すると、双方の歯車21.22の周方向における移動距
離は等しいから、近似的に次の式が成り立つ。
れに伴って第2の非円形歯車22が角度02回転したき
すると、双方の歯車21.22の周方向における移動距
離は等しいから、近似的に次の式が成り立つ。
rθ、=Rθ2・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(1)、°、θ=−・θ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(2) R1 ここで、既に述べた設定条件から、r(l(、であるか
ら θ2〈θ1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(3)となる。
・・・(1)、°、θ=−・θ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(2) R1 ここで、既に述べた設定条件から、r(l(、であるか
ら θ2〈θ1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(3)となる。
これは、回転軸230回転が回転軸140回転に対して
減速2受けることを示し、ワイパーブレード6け反転位
置Aにおいて非常に緩やかな角速度で揺動運動する。
減速2受けることを示し、ワイパーブレード6け反転位
置Aにおいて非常に緩やかな角速度で揺動運動する。
次に各歯車12 、21 、22が回転することにより
、指標31 、32が共に先の会合位置から90度だけ
回転移動したとする(第4図参照)。この時、第1の非
円形歯車21が角度θ、だけ回転し、これに伴って第2
の非円形歯車22が角度03回転したとすると、双方の
歯車21 、22間では近似的に次の式が成り立つ。
、指標31 、32が共に先の会合位置から90度だけ
回転移動したとする(第4図参照)。この時、第1の非
円形歯車21が角度θ、だけ回転し、これに伴って第2
の非円形歯車22が角度03回転したとすると、双方の
歯車21 、22間では近似的に次の式が成り立つ。
Rθ、=rθ3・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(4)、°、θ、=且・0.・・・・・・・・・
・・・・−・(5)ここで r(Rであるから θ、〈θ、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(6)となる。
・・・(4)、°、θ、=且・0.・・・・・・・・・
・・・・−・(5)ここで r(Rであるから θ、〈θ、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(6)となる。
これは、回転軸乙の回転が回転軸14の回転に対して加
速を受けることを示し、ワイパーブレードダは上記従来
例に比べて迅速な払拭を行う。
速を受けることを示し、ワイパーブレードダは上記従来
例に比べて迅速な払拭を行う。
更に各歯車12 、21 、22が回転することにより
、指標31.32が最初、会合位置から180度回転移
動したとすると(第5図参照)、ワイパーブレード5は
先の反転位置Aとは反対側の反転位置Bにあり、第1の
非円形歯車21と第2の非円形歯車22との間では上記
(1)乃至(3)式で表わすような作動が行われる。こ
れによってワイパーブレ−ド5け再度減速作用を受け、
非常に緩やかな角速度で揺動運動する。そして、本実施
例におけるウオーム11とウオーム歯車12との間のギ
ア比分上記従来例におけると同じに設定しておけば、ワ
イパーブレード5は、増速、減速作用と受けながら揺動
しつつも、その−作動周期に要する時間は同じとなり、
一定時間内でのワイパーブレード5の払拭回数は不変で
ある。
、指標31.32が最初、会合位置から180度回転移
動したとすると(第5図参照)、ワイパーブレード5は
先の反転位置Aとは反対側の反転位置Bにあり、第1の
非円形歯車21と第2の非円形歯車22との間では上記
(1)乃至(3)式で表わすような作動が行われる。こ
れによってワイパーブレ−ド5け再度減速作用を受け、
非常に緩やかな角速度で揺動運動する。そして、本実施
例におけるウオーム11とウオーム歯車12との間のギ
ア比分上記従来例におけると同じに設定しておけば、ワ
イパーブレード5は、増速、減速作用と受けながら揺動
しつつも、その−作動周期に要する時間は同じとなり、
一定時間内でのワイパーブレード5の払拭回数は不変で
ある。
なお、上の実施例においては、不等速機構として二つの
非円形歯車21 、22を所定の関係に噛合させたもの
を用いているが、このうち一方、例えば第2の非円形歯
車22の代りに円形歯車を用いても同様に増速、減速作
用分及ぼせしめることができる。この時は、非円形歯車
21の回転位相が変化するに従って両歯車の間では回転
軸14 、23間における軸間距離が広がったり、狭ま
ったりしようとするが、かかる軸間距離の変動は回転軸
nを弾性変位可能な軸受によって支持することにより吸
収することができる。
非円形歯車21 、22を所定の関係に噛合させたもの
を用いているが、このうち一方、例えば第2の非円形歯
車22の代りに円形歯車を用いても同様に増速、減速作
用分及ぼせしめることができる。この時は、非円形歯車
21の回転位相が変化するに従って両歯車の間では回転
軸14 、23間における軸間距離が広がったり、狭ま
ったりしようとするが、かかる軸間距離の変動は回転軸
nを弾性変位可能な軸受によって支持することにより吸
収することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ワイパー駆動装
置の歯車機構の中に非円形歯車を組込み、この非円形歯
車の回転によってワイパーブレードを不等角速度で揺動
運動させるようにしたため、ワイパーブレードの反転時
において、ワイパーピボットの角速度変化を緩やかに行
わせることが出来るようになり、ワイパー各部からの異
音の発生を防止でき、また各機構内の連結部における疲
労を抑えることが出来る管種々の効果が得られる。
置の歯車機構の中に非円形歯車を組込み、この非円形歯
車の回転によってワイパーブレードを不等角速度で揺動
運動させるようにしたため、ワイパーブレードの反転時
において、ワイパーピボットの角速度変化を緩やかに行
わせることが出来るようになり、ワイパー各部からの異
音の発生を防止でき、また各機構内の連結部における疲
労を抑えることが出来る管種々の効果が得られる。
第1図は本発明が適用されるワイパーを備えた車両のフ
ロント部分を示す斜視図、第2図はワイパー駆動装置の
従来例を示す構成図、第3図は本発明の一実施例に係る
ワイパー駆動装置の構成及び一方の反転位置での作動状
態を示す図、第4図は上記実施例においてワイパーブレ
ードが揺動スtロークの中間部分にある時の作動説明図
、第5図は上記実施例においてワイパーブレードが他方
の反転位置にある時の作動説明図である。 1・・・車両 2・・・フロントウィンドウ
ガラス3・・・ワイパー 5・・・ワイパーブレー
ド6・・・ワイパー駆動装置 7・・・駆動モータ 8・・・歯車機構9・・・動力
伝達機構 19・・・ワイパーピボット21・・・第1
の非円形歯車 22・・・第2の非円形歯車
ロント部分を示す斜視図、第2図はワイパー駆動装置の
従来例を示す構成図、第3図は本発明の一実施例に係る
ワイパー駆動装置の構成及び一方の反転位置での作動状
態を示す図、第4図は上記実施例においてワイパーブレ
ードが揺動スtロークの中間部分にある時の作動説明図
、第5図は上記実施例においてワイパーブレードが他方
の反転位置にある時の作動説明図である。 1・・・車両 2・・・フロントウィンドウ
ガラス3・・・ワイパー 5・・・ワイパーブレー
ド6・・・ワイパー駆動装置 7・・・駆動モータ 8・・・歯車機構9・・・動力
伝達機構 19・・・ワイパーピボット21・・・第1
の非円形歯車 22・・・第2の非円形歯車
Claims (1)
- 駆動モータと、駆動モータの出力軸に作動連結した歯車
機構と、この歯車機構に接続し且つ駆動モータからの動
力をワイパーに伝達し当該ワイパーを揺動運動させる動
力伝達機構とを有するワイパー駆動装置において、上記
歯車機構は、非円形歯車を組込んで不等速機構を構成し
、当該不等速機構と上記動力伝達機構とを、ワイパーの
反転時における回転速度が他の払拭作動時における回転
速度よりも減速するように連結したことを特徴とするワ
イパー駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57149879A JPS5940967A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | ワイパ−駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57149879A JPS5940967A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | ワイパ−駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5940967A true JPS5940967A (ja) | 1984-03-06 |
JPH0348054B2 JPH0348054B2 (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=15484627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57149879A Granted JPS5940967A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | ワイパ−駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940967A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285747A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-20 | Jidosha Denki Kogyo Co Ltd | ワイパモ−タ用ウオ−ムホイ−ル |
JPS6343853A (ja) * | 1986-08-09 | 1988-02-24 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 自動車窓ガラスのふき取り方法並びにこの方法を実施するための窓ふき取り装置 |
DE10247439A1 (de) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Valeo Wischersysteme Gmbh | Getriebe für Scheibenwischvorrichtung und Scheibenwischvorrichtung, welche mit einem derartigen Getriebe versehen ist |
JP2013014004A (ja) * | 2007-10-19 | 2013-01-24 | Tokyo Univ Of Science | 関節装置 |
CN105882609A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-24 | 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 | 一种飞机风挡雨刷同步机构 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5263817U (ja) * | 1975-11-05 | 1977-05-11 | ||
JPS5297731U (ja) * | 1976-01-21 | 1977-07-22 | ||
JPS5383395U (ja) * | 1976-12-09 | 1978-07-10 | ||
JPS55144154U (ja) * | 1979-04-04 | 1980-10-16 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP57149879A patent/JPS5940967A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5263817U (ja) * | 1975-11-05 | 1977-05-11 | ||
JPS5297731U (ja) * | 1976-01-21 | 1977-07-22 | ||
JPS5383395U (ja) * | 1976-12-09 | 1978-07-10 | ||
JPS55144154U (ja) * | 1979-04-04 | 1980-10-16 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285747A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-20 | Jidosha Denki Kogyo Co Ltd | ワイパモ−タ用ウオ−ムホイ−ル |
JPH0523978B2 (ja) * | 1985-10-11 | 1993-04-06 | Jidosha Denki Kogyo Kk | |
JPS6343853A (ja) * | 1986-08-09 | 1988-02-24 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 自動車窓ガラスのふき取り方法並びにこの方法を実施するための窓ふき取り装置 |
DE10247439A1 (de) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Valeo Wischersysteme Gmbh | Getriebe für Scheibenwischvorrichtung und Scheibenwischvorrichtung, welche mit einem derartigen Getriebe versehen ist |
JP2013014004A (ja) * | 2007-10-19 | 2013-01-24 | Tokyo Univ Of Science | 関節装置 |
CN105882609A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-24 | 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 | 一种飞机风挡雨刷同步机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0348054B2 (ja) | 1991-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5142729A (en) | Windshield wiper apparatus including rise-up mechanism | |
US4543839A (en) | Windshield wiper transmission | |
US5005249A (en) | Vehicle windshield wiper | |
JPS5940967A (ja) | ワイパ−駆動装置 | |
US3651699A (en) | Vehicle windscreen wiping mechanisms | |
JPH03136956A (ja) | 車両用ワイパ | |
US3125777A (en) | Windshield wiper mechanism | |
JP4009393B2 (ja) | ワイパ装置 | |
JP2021178550A (ja) | ワイパモータ及び車両用ワイパ装置 | |
JPS5940968A (ja) | 車両用ワイパ− | |
JPH03501378A (ja) | 自動車用特別ワイパーシステム | |
JPH01229747A (ja) | 車両用ワイパー装置 | |
JPH05238356A (ja) | ワイパー装置 | |
KR880002277Y1 (ko) | 차량용 와이퍼 모-터의 요동 출력장치 | |
KR100401728B1 (ko) | 자동차용 리어 와이퍼 구동장치의 링크 구조 | |
JPS63215450A (ja) | 車両のワイパ装置 | |
US2790333A (en) | Windshield wiper actuating mechanism | |
JPS59202955A (ja) | 自動車窓用ワイパ | |
JPS6364336B2 (ja) | ||
JPS63121552A (ja) | 二本式屈伸ワイパ装置 | |
KR0124027Y1 (ko) | 자동차용 윈도우 브러시 구동장치 | |
JPH0217960Y2 (ja) | ||
JPS5848209Y2 (ja) | 広角ワイパリング機構 | |
JPS5893650A (ja) | 車両用ワイパ装置 | |
JPS6332776Y2 (ja) |