JP2021178550A - ワイパモータ及び車両用ワイパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパの揺動動作速度を揺動位置に応じて変化させる作動態様に加えワイパモータの小型化に有利なより効率的な構成の減速機構を備えてなるワイパモータ及び車両用ワイパ装置を提供する。【解決手段】減速機構29を構成する減速ギヤ対において、前段側の偏心円形伝達ギヤ32と後段側の非円形出力ギヤ33との各噛合部32a,33aが互いの噛み合う角度範囲内でそれぞれ半径r11,r12,r21,r22が変化することを利用し、ワイパ13の揺動動作速度を変更する機能を持たせる。また、偏心円形伝達ギヤ32の噛合部32aより非円形出力ギヤ33の噛合部33aの方の噛み合いの角度範囲を小さく設定して偏心円形伝達ギヤ32よりも非円形出力ギヤ33の回転比が小さくなることを利用し、この間での回転伝達を減速させる機能を持たせる。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイパモータ及び車両用ワイパ装置に関する。
車両用ワイパ装置の駆動源に用いられるワイパモータは、一般的な構成として、回転軸を回転駆動するモータ本体と、回転軸の回転を減速して出力軸に伝達する減速機構を含む減速部とを備えている。車両用ワイパ装置は、駆動源であるワイパモータの駆動に基づいて該モータの出力軸に駆動連結されるワイパを往復揺動させて、車両のウインドシールド等の払拭面上でワイパを下反転位置から上反転位置まで往復払拭動作させるものである。
このようにワイパを往復揺動させるものでは、揺動端である各反転位置においてワイパの反転音が発生する。ワイパの反転音は、ワイパの揺動動作速度に比して大きい異音となる。そのため、異音低減の対策の1つとして、各反転位置でワイパの揺動動作速度が他の位置よりも遅くなるように、ワイパモータの減速機構の構成の中で最終段のギヤ対に楕円形状で同径の非円形ギヤを一対用いて、機械的に対処したものがある(例えば特許文献1参照)。
一対の非円形ギヤは、前段側の非円形ギヤが大径部分、後段側の非円形ギヤが小径部分で噛み合うと、出力軸の回動速度は速い速度に、前段側の非円形ギヤが小径部分、後段側の非円形ギヤが大径部分で噛み合うと、出力軸の回動速度は遅い速度に変化する。つまり、この出力軸の回動速度変化をワイパの往復揺動と組み合わせることで、ワイパの揺動動作速度を各反転位置に近づくほど低速に設定することは可能である。
特開2019−98960号公報
本発明者は、ワイパモータにおいて、ワイパの揺動動作速度を揺動位置に応じて変化させる作動態様を含む減速機構の構成をよりワイパモータの小型化に有利な構成とすることを検討している。例えば、減速機構の構成をより高減速化できれば、駆動源であるモータ本体の小型化やワイパモータ全体の小型化に繋げられ、さらにワイパ装置全体の小型化に繋げられれば、小型化が要求されることの多い車両搭載装置としては望ましいことである。
本発明の目的は、ワイパの揺動動作速度を揺動位置に応じて変化させる作動態様に加えワイパモータの小型化に有利なより効率的な構成の減速機構を備えてなるワイパモータ及び車両用ワイパ装置を提供することにある。
上記課題を解決するワイパモータは、回転軸(26)を回転駆動するモータ本体(21)と、前記回転軸の回転を減速して出力軸(30)に伝達する減速機構(29,29a〜29c)を含む減速部(22)とを備え、前記出力軸に駆動に基づいてワイパ(13)を下反転位置(P1)から上反転位置(P2)まで往復揺動させるワイパモータ(11,11a〜11g)であって、前記減速機構は、前記出力軸に対して前記回転軸の回転を減速して伝達する減速機能と、前記ワイパの揺動動作速度を揺動位置に応じて変更する速度変更機能とを有するものであり、前記減速機構を構成する減速ギヤ対において、前段側を第1ギヤ(32,35)、後段側を第2ギヤ(33,36〜38)とすると、前記第1及び第2ギヤの噛み合う角度範囲内でそれぞれ半径(r11,r12,r21,r22)が変化する噛合部(32a,33a,35a,36a〜38a)を有し、各噛合部の半径変化にて前記速度変更機能を持たせるとともに、前記第1ギヤの噛合部より前記第2ギヤの噛合部の方の噛み合いの角度範囲を小さく設定し、前記第1ギヤよりも前記第2ギヤの回転比を小さくすることにて前記減速機能を持たせるように構成された。
上記課題を解決する車両用ワイパ装置は、回転軸(26)を回転駆動するモータ本体(21)と、前記回転軸の回転を減速して出力軸(30)に伝達する減速機構(29,29a〜29c)を含む減速部(22)とを備えるワイパモータ(11,11a〜11g)と、前記出力軸と駆動連結されるワイパ(13)とを有し、前記出力軸に駆動に基づいて前記ワイパを下反転位置(P1)から上反転位置(P2)まで往復揺動させる車両用ワイパ装置(10)であって、前記ワイパモータの減速機構は、前記出力軸に対して前記回転軸の回転を減速して伝達する減速機能と、前記ワイパの揺動動作速度を揺動位置に応じて変更する速度変更機能とを有するものであり、前記減速機構を構成する減速ギヤ対において、前段側を第1ギヤ(32,35)、後段側を第2ギヤ(33,36〜38)とすると、前記第1及び第2ギヤの噛み合う角度範囲内でそれぞれ半径(r11,r12,r21,r22)が変化する噛合部(32a,33a,35a,36a〜38a)を有し、各噛合部の半径変化にて前記速度変更機能を持たせるとともに、前記第1ギヤの噛合部より前記第2ギヤの噛合部の方の噛み合いの角度範囲を小さく設定し、前記第1ギヤよりも前記第2ギヤの回転比を小さくすることにて前記減速機能を持たせるように構成された。
上記ワイパモータ及び車両用ワイパ装置によれば、ワイパモータに内蔵の減速機構を構成する減速ギヤ対において、前段側の第1ギヤと後段側の第2ギヤとの各噛合部が互いの噛み合う角度範囲内でそれぞれ半径が変化することを利用し、ワイパの揺動動作速度の変更が可能である。また、第1ギヤの噛合部より第2ギヤの噛合部の方の噛み合いの角度範囲を小さく設定して第1ギヤよりも第2ギヤの回転比が小さくなることを利用し、この間での回転伝達を減速させることが可能である。つまり、一組の減速ギヤ対には、減速機能と速度変更機能とがともに備えられるため、減速機構をより効率的な構成とすることが可能となる。このことは、モータ本体の小型化やワイパモータ全体の小型化、ひいてはワイパ装置全体の小型化等に貢献できる。
第1実施形態におけるワイパモータを備える車両用ワイパ装置の構成図。 第2実施形態におけるワイパモータの構成図。 第3実施形態におけるワイパモータの構成図。 第4実施形態におけるワイパモータの構成図。 第5実施形態におけるワイパモータの構成図。 第6実施形態におけるワイパモータの構成図。 第7実施形態におけるワイパモータの構成図。 第8実施形態におけるワイパモータの構成図。 変更例におけるワイパモータの減速部の一部分の構成図。 変更例におけるワイパモータの減速部の一部分の構成図。
(第1実施形態)
以下、車両用ワイパ装置に備えられるワイパモータの第1実施形態について説明する。
図1に示すように、車両用ワイパ装置10は、ワイパモータ11とリンク機構12とを備える。車両用ワイパ装置10は、駆動源であるワイパモータ11の駆動に基づいてリンク機構12を介してワイパ13を往復揺動させて、車両のウインドシールドWSの払拭面上でワイパ13を下反転位置P1から上反転位置P2まで往復払拭動作させるものである。ワイパ13の停止位置は、例えば下反転位置P1等に設定される。
ワイパモータ11は、モータ本体21と減速部22とを備え、一体的に構成されている。モータ本体21は、モータケース23の内側面に固定される永久磁石24と、永久磁石24の径方向内側で回転可能に配置される電機子25とを備え、外部からの給電に基づいて電機子25が回転し、電機子25に備えられる回転軸26が回転する。減速部22は、ギヤハウジング27を有し、モータケース23が一体的に組み付けられている。ギヤハウジング27には、モータ本体21の回転軸26に一体的に設けられるウォーム28を含む減速機構29が収容されている。減速機構29の詳細構成については後述する。減速部22は、モータ本体21の回転駆動に基づく回転軸26の回転を減速機構29にて減速し、ワイパモータ11の出力軸30に伝達する。
リンク機構12は、ワイパモータ11の出力軸30に基端部が固定されたクランクアーム14と、ワイパ13が固定されるピボット軸15に基端部が固定された揺動レバー16と、クランクアーム14と揺動レバー16との先端部同士を連結するリンクロッド17とを備える。本実施形態では、ワイパモータ11のモータ本体21は正逆回転して出力軸30を往復回動させるものであり、リンク機構12は出力軸30の往復回動をワイパ13の所望範囲の往復揺動に変換するものとなっている。
次に、ワイパモータ11に内蔵の減速機構29の詳細構成について説明する。
減速機構29は、ウォーム28、ウォームホイール31、偏心円形伝達ギヤ32及び非円形出力ギヤ33を備える。減速機構29は2段階で回転減速を行う構成であり、ウォーム28及びウォームホイール31のギヤ対は、減速機構29の第1減速部として機能する。偏心円形伝達ギヤ32及び非円形出力ギヤ33のギヤ対は、払拭過程においてワイパ13の動作速度を変更させる速度変更部として機能するのに加え、減速機構29の第2減速部としても機能する。
先ず、ウォーム28及びウォームホイール31について、ウォーム28は、回転軸26に対して一体形成、若しくは回転軸26と別体で互いに一体回転するように駆動連結されている。ウォームホイール31は、自身の中心部に固定される支軸34にてギヤハウジング27に対して回転可能に支持されている。ウォームホイール31は、ウォーム28と噛合されている。ウォーム28及びウォームホイール31は、周知のように、ウォーム28側からウォームホイール31側への回転が常に減速されて伝達され、減速機構29の第1減速部として機能する。
次いで、偏心円形伝達ギヤ32及び非円形出力ギヤ33について、偏心円形伝達ギヤ32は、ウォームホイール31より外形形状の小さい円形状のギヤであり、ウォームホイール31と重ねて配置されている。偏心円形伝達ギヤ32は、ウォームホイール31の中心部の支軸34に対して偏心位置にて固定され、ウォームホイール31と一体的に回転する。偏心円形伝達ギヤ32の外周部は、複数の歯部を有する噛合部32aとして構成されている。偏心円形伝達ギヤ32は、略全周の360°範囲の噛合部32aが使用される。
非円形出力ギヤ33は、略正三角形状をなすギヤであり、偏心円形伝達ギヤ32より外形形状が大きく、本実施形態ではウォームホイール31と同程度の外形をなしている。非円形出力ギヤ33は、自身の中心部に固定される出力軸30にてギヤハウジング27に対して回転可能に支持されている。非円形出力ギヤ33は、ウォームホイール31及び偏心円形伝達ギヤ32に対し、それぞれの回転中心が回転軸26の軸線を挟んで互いに反対側となるように、換言すると、出力軸30と支軸34とが回転軸26の軸線を挟んで互いに反対側となるように配置されている。
非円形出力ギヤ33は、外周部の3つの辺がそれぞれ外側に円弧状にて膨出している。非円形出力ギヤ33の外周部は、複数の歯部を有する噛合部33aとして構成され、偏心円形伝達ギヤ32の噛合部32aと噛合されている。非円形出力ギヤ33は、自身の1つの辺、すなわち略120°範囲の噛合部33aが使用される。
ここで、偏心円形伝達ギヤ32は、回転中心が偏心、すなわち最小半径r11の小径部32xと最大半径r12の大径部32yとを有し、小径部32xから大径部32yに至るまで半径が徐々に大きく変化し、大径部32yから小径部32xに至るまで半径が徐々に小さく変化する。一方、非円形出力ギヤ33は、略三角形状をなすその3つの角部33xが最大半径r21の部分であり、各角部33x間の中間部33yが最小半径r22の部分であって、1つの角部33xから中間部33yに至るまで半径が徐々に小さく変化し、中間部33yから他方の角部33xに至るまで半径が徐々に大きく変化する。1つの角部33xから中間部33yを経て隣接の角部33xまでの1つの辺の形状は、角部33xの最大半径r21よりも十分に大きい半径の緩やかな円弧状をなして外側に膨出している。
偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ33との噛み合いについて、偏心円形伝達ギヤ32の小径部32xと噛み合うのは非円形出力ギヤ33の角部33xであり、ワイパ13の往復揺動と対応させると、ワイパ13の揺動端である各反転位置P1,P2での噛み合いとして設定されている。また、偏心円形伝達ギヤ32の大径部32yと噛み合うのは非円形出力ギヤ33の中間部33yであり、ワイパ13の往復揺動途中の中間位置P3での噛み合いとして設定されている。
すなわち、ワイパ13の下反転位置P1から中間位置P3、上反転位置P2までの往動作においては、偏心円形伝達ギヤ32では小径部32xから大径部32yを経て再び小径部32xに亘る噛合部32aの全周が使われるのに対し、非円形出力ギヤ33では1つの辺の一方の角部33xから中間部33yを経て他方の角部33xまでの全周の1/3の噛合部33aが使用される。また、ワイパ13の上反転位置P2から中間位置P3、下反転位置P1までの復動作の噛み合いにおいては、偏心円形伝達ギヤ32の噛合部32aの全周が逆向きに使われ、非円形出力ギヤ33では往動作時とは逆方向の他方の角部33xから中間部33yを経て一方の角部33xまで戻るように往動作時と同じ辺の噛合部33aが使用される。
このような偏心円形伝達ギヤ32及び非円形出力ギヤ33においては、先ず、偏心円形伝達ギヤ32の回転が「1」に対し非円形出力ギヤ33の回転が「1/3」となるため、偏心円形伝達ギヤ32側から非円形出力ギヤ33側への回転は常に減速されて伝達される。つまり、偏心円形伝達ギヤ32及び非円形出力ギヤ33は、減速機構29の第2減速部として機能する。
また、ワイパ13の往復揺動のうち、往動作の中間位置P3から上反転位置P2に向かう場合と復動作の中間位置P3から下反転位置P1に向かう場合とにおいては、偏心円形伝達ギヤ32は大径部32yから小径部32xに、非円形出力ギヤ33は半径小の中間部33yから半径大の各角部33xにそれぞれ噛み合い位置が移動する。そのため、偏心円形伝達ギヤ32側から非円形出力ギヤ33側への回転が減速される中でもその減速度合いは大きくなる。これに対し、ワイパ13の各反転位置P1,P2から中間位置P3にそれぞれ向かう場合においては、偏心円形伝達ギヤ32は小径部32xから大径部32yに、非円形出力ギヤ33は各角部33xから中間部33yにそれぞれ噛み合い位置が移動する。そのため、偏心円形伝達ギヤ32側から非円形出力ギヤ33側への回転が減速される中でもその減速度合いは小さくなる。
したがって、ワイパ13の往復揺動動作としては、中間位置P3よりも各反転位置P1,P2に近づくほどワイパ13の動作速度は相対的に遅くなる。偏心円形伝達ギヤ32及び非円形出力ギヤ33は、減速機構29の第2減速部としての機能とともに、払拭過程においてワイパ13の動作速度を変更させる速度変更部として機能する。このようにワイパ13の往復揺動に係る動作速度は、揺動の中間位置P3から各反転位置P1,P2に向かうに連れて次第に遅くなり各反転位置P1,P2にて最も遅くなるため、各反転位置P1,P2にて生じ得るワイパ13の反転音の低減も図れている。
本実施形態の効果について説明する。
(1)減速機構29を構成する最終段の減速ギヤ対において、前段側の偏心円形伝達ギヤ32と後段側の非円形出力ギヤ33との各噛合部32a,33aが互いの噛み合う角度範囲内でそれぞれ半径r11,r12,r21,r22が変化することを利用し、ワイパ13の揺動動作速度を揺動位置に応じて変更することができる。また、偏心円形伝達ギヤ32の噛合部32aより非円形出力ギヤ33の噛合部33aの方の噛み合いの角度範囲を小さく設定して偏心円形伝達ギヤ32よりも非円形出力ギヤ33の回転比が小さくなることを利用し、この間での回転伝達を減速させることができる。つまり、これら偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ33とで減速機能と速度変更機能とをともに持たせることができるため、減速機構29をより効率的な構成とすることができる。このことは、モータ本体21の小型化やワイパモータ11全体の小型化、ひいてはワイパ装置10全体の小型化等に貢献できる。
(2)減速機能と速度変更機能とを持たせた偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ33とは、減速機構29の最終段のギヤ対に設定されているため、歪なギヤ形状となりがちな両ギヤを含む減速機構29を比較的容易に設計することができる。
(3)偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ33とは、各回転中心がモータ本体21の回転軸26の軸線を挟んで互いに反対側となるように配置、すなわち回転軸26の軸線の両側にギヤをバランス良く配置可能となるため、減速部22やワイパモータ11の小型化等に貢献できる。
(4)偏心円形伝達ギヤ32は回転中心を偏心させた円形状のギヤ、非円形出力ギヤ33は略三角形状のギヤといったそれぞれ単純な形状のギヤで構成することができる。
(第2実施形態)
以下、ワイパモータの第2実施形態について説明する。なお以下では、上記実施形態と同様な構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態のワイパモータ11aは、第1実施形態の減速機構29の構成を一部変更した減速機構29aを用いている。減速機構29aは、第1実施形態で用いた偏心円形伝達ギヤ32に代えて、自身の中心位置に回転中心が設定された楕円形状の楕円形伝達ギヤ35が用いられている。楕円形伝達ギヤ35は、ウォームホイール31の中心部の支軸34に対して同心位置にて固定され、ウォームホイール31と一体的に回転する。楕円形伝達ギヤ35は、非円形出力ギヤ33に対し、それぞれの回転中心が回転軸26の軸線を挟んで互いに反対側となるように配置されている。
楕円形伝達ギヤ35は、外周部の全周に亘り複数の歯部を有する噛合部35aを有し、非円形出力ギヤ33の噛合部33aと噛合されている。楕円形伝達ギヤ35は、最小半径r11の小径部35xと最大半径r12の大径部35yとを有し、小径部35xから大径部35yに至るまで半径が徐々に大きく変化し、大径部35yから小径部35xに至るまで半径が徐々に小さく変化する。楕円形伝達ギヤ35は、小径部35xから大径部35yを経て再び小径部35xに亘る略半周の180°範囲の噛合部35aが使用される。
楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ33との噛み合いについて、楕円形伝達ギヤ35の各小径部35xと噛み合うのは非円形出力ギヤ33の各角部33xであり、ワイパ13の往復揺動と対応させると、ワイパ13の揺動端である各反転位置P1,P2での噛み合いとして設定されている。また、楕円形伝達ギヤ35の大径部35yと噛み合うのは非円形出力ギヤ33の中間部33yであり、ワイパ13の往復揺動途中の中間位置P3での噛み合いとして設定されている。つまり、本実施形態の楕円形伝達ギヤ35を180°の範囲で使用した場合と、第1実施形態の偏心円形伝達ギヤ32を360°の範囲で使用した場合とでは、ワイパ13の往復揺動動作は同様である。
このような楕円形伝達ギヤ35及び非円形出力ギヤ33においては、楕円形伝達ギヤ35の回転が「1/2」に対し非円形出力ギヤ33の回転が「1/3」となるため、楕円形伝達ギヤ35側から非円形出力ギヤ33側への回転は常に減速されて伝達される。つまり、本実施形態のような楕円形伝達ギヤ35及び非円形出力ギヤ33の組み合わせでも、減速機構29aの第2減速部として機能する。また、ワイパ13の往復揺動動作としては、中間位置P3よりも各反転位置P1,P2に近づくほどワイパ13の動作速度は相対的に遅くなる。本実施形態のような楕円形伝達ギヤ35及び非円形出力ギヤ33の組み合わせでも、ワイパ13の払拭動作速度を変更させる速度変更部として機能する。
本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態においても、楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ33とで減速機能と速度変更機能とをともに持たせることができるため、減速機構29aをより効率的な構成とすることができる。
(2)楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ33とは、減速機構29aの最終段のギヤ対であることから、減速機構29aの設計の容易化に貢献できる。
(3)楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ33とは、モータ本体21の回転軸26の軸線の両側にバランス良く配置可能である。
(4)楕円形伝達ギヤ35は自身の中心を回転中心とする楕円形状のギヤ、非円形出力ギヤ33は略三角形状のギヤといったそれぞれ単純な形状のギヤで構成することができる。
(第3実施形態)
以下、ワイパモータの第3実施形態について説明する。なお以下では、上記実施形態と同様な構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態のワイパモータ11bは、第1実施形態の減速機構29と同様、ウォームホイール31及び偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ33とを有する減速機構29を用いている。本実施形態の減速機構29では、ウォームホイール31及び偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ33とが回転軸26の軸線の一方側に集められて構成されている。なお、本実施形態の減速機構29の機能としては、第1実施形態と同様である。
本実施形態の効果について説明する。
(1)(2)(4)第1実施形態と同様の効果を有する。
(3)偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ33とは、モータ本体21の回転軸26の軸線の一方側に集められて配置、すなわち回転軸26の軸線の他方側に存在する構造物との干渉を回避できる等の効果が期待できる。
(第4実施形態)
以下、ワイパモータの第4実施形態について説明する。なお以下では、上記実施形態と同様な構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態のワイパモータ11cは、第2実施形態の減速機構29aと同様、ウォームホイール31及び楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ33とを有する減速機構29aを用いている。本実施形態の減速機構29aでは、ウォームホイール31及び楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ33とが回転軸26の軸線の一方側に集められて構成されている。なお、本実施形態の減速機構29aの機能としては、第2実施形態と同様である。
本実施形態の効果について説明する。
(1)(2)(4)第2実施形態と同様の効果を有する。
(3)楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ33とは、モータ本体21の回転軸26の軸線の一方側に配置され、他方側に存在する構造物との干渉を回避できる等の効果が期待できる。
(第5実施形態)
以下、ワイパモータの第5実施形態について説明する。なお以下では、上記実施形態と同様な構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態のワイパモータ11dは、第1実施形態の減速機構29の構成を一部変更した減速機構29bを用いている。ここで、第1実施形態の減速機構29で用いた略三角形状の非円形出力ギヤ33は、1つの辺である略120°範囲の噛合部33aを使用するのみであった。これを考慮し、本実施形態の減速機構29bは、実使用部分の噛合部36aを少なくとも残して他の部分を省略した略扇形状の非円形出力ギヤ36が用いられている。非円形出力ギヤ36は外形形状が小さくなるため、減速部22の小型化等に貢献できる。
非円形出力ギヤ36は、最大半径r21の一対の角部36xと最小半径r22の中間部36yとを有し、角部36xと偏心円形伝達ギヤ32の小径部32xとを噛み合わせ、中間部36yと偏心円形伝達ギヤ32の大径部32yとが噛み合わせている。非円形出力ギヤ36は、ウォームホイール31及び偏心円形伝達ギヤ32に対し、それぞれの回転中心が回転軸26の軸線を挟んで互いに反対側となるように配置されている。なお、非円形出力ギヤ36の動作は第1実施形態で用いた非円形出力ギヤ33の動作と同様、すなわち本実施形態の減速機構29bの機能としては第1実施形態と同様である。
本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態においても、偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ36とで減速機能と速度変更機能とをともに持たせることができるため、減速機構29bをより効率的な構成とすることができる。
(2)偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ36とは、減速機構29bの最終段のギヤ対であることから、減速機構29bの設計の容易化に貢献できる。
(3)偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ36とは、モータ本体21の回転軸26の軸線の両側にバランス良く配置可能である。
(4)偏心円形伝達ギヤ32は回転中心を偏心させた円形状のギヤ、非円形出力ギヤ36は略扇形状のギヤといったそれぞれ単純な形状のギヤで構成することができる。また、非円形出力ギヤ36は略扇形状であることから、減速部22の小型化等に貢献できる。
(第6実施形態)
以下、ワイパモータの第6実施形態について説明する。なお以下では、上記実施形態と同様な構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態のワイパモータ11eは、第2及び第5実施形態を組み合わせた減速機構29cを用いている。本実施形態の減速機構29cは、楕円形状の楕円形伝達ギヤ35と扇形状の非円形出力ギヤ36とを用いて構成されている。そして、楕円形伝達ギヤ35の小径部35xと非円形出力ギヤ36の角部36xとが噛み合わされ、楕円形伝達ギヤ35の大径部35yと非円形出力ギヤ36の中間部36yとが噛み合わされる。なお、本実施形態の減速機構29cの機能としては、第2実施形態と同様である。
本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態においても、楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ36とで減速機能と速度変更機能とをともに持たせることができるため、減速機構29cをより効率的な構成とすることができる。
(2)楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ36とは、減速機構29cの最終段のギヤ対であることから、減速機構29cの設計の容易化に貢献できる。
(3)楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ36とは、モータ本体21の回転軸26の軸線の両側にバランス良く配置可能である。
(4)楕円形伝達ギヤ35は自身の中心を回転中心とする楕円形状のギヤ、非円形出力ギヤ36は略扇形状のギヤといったそれぞれ単純な形状のギヤで構成することができる。また、非円形出力ギヤ36は略扇形状であることから、減速部22の小型化等に貢献できる。
(第7実施形態)
以下、ワイパモータの第7実施形態について説明する。なお以下では、上記実施形態と同様な構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態のワイパモータ11fは、第5実施形態の減速機構29bと同様、ウォームホイール31及び偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ36とを有する減速機構29bを用いている。本実施形態の減速機構29bでは、ウォームホイール31及び偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ36とが回転軸26の軸線の一方側に集められて構成されている。なお、本実施形態の減速機構29bの機能としては、第5実施形態と同様である。
本実施形態の効果について説明する。
(1)(2)(4)第5実施形態と同様の効果を有する。
(3)偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ36とは、モータ本体21の回転軸26の軸線の一方側に集められて配置、すなわち回転軸26の軸線の他方側に存在する構造物との干渉を回避できる等の効果が期待できる。
(第8実施形態)
以下、ワイパモータの第8実施形態について説明する。なお以下では、上記実施形態と同様な構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態のワイパモータ11gは、第6実施形態の減速機構29cと同様、ウォームホイール31及び楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ36とを有する減速機構29cを用いている。本実施形態の減速機構29cでは、ウォームホイール31及び楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ36とが回転軸26の軸線の一方側に集められて構成されている。なお、本実施形態の減速機構29cの機能としては、第2実施形態と同様である。
本実施形態の効果について説明する。
(1)(2)(4)第6実施形態と同様の効果を有する。
(3)楕円形伝達ギヤ35と非円形出力ギヤ36とは、モータ本体21の回転軸26の軸線の一方側に配置され、他方側に存在する構造物との干渉を回避できる等の効果が期待できる。
上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記各実施形態の減速機構29,29a〜29cの構成は一例であり、適宜変更してもよい。例えば、減速機構29,29a〜29cの2段目の第2減速部を図9や図10のように構成してもよい。
図9に示す態様では、偏心円形伝達ギヤ32と楕円形状の非円形出力ギヤ37とが組み合わされる。楕円形状の非円形出力ギヤ37は、外周部に噛合部37aを有し、一対の大径部37xと一対の小径部37yとを有する。偏心円形伝達ギヤ32の小径部32xは非円形出力ギヤ37の大径部37xと噛合され、偏心円形伝達ギヤ32の大径部32yは非円形出力ギヤ37の小径部37yと噛合される。非円形出力ギヤ37は、一対の大径部37xとその間の小径部37yとを含む略180°範囲の噛合部37aが使用される。つまり、非円形出力ギヤ37の回転は、偏心円形伝達ギヤ32の回転が「1」に対して「1/2」となる。
図10に示す態様では、偏心円形伝達ギヤ32と略正方形状の非円形出力ギヤ38とが組み合わされる。略正方形状の非円形出力ギヤ38は、外周部に噛合部38aを有し、半径大の4つの角部38xと一対の角部38x間で半径小の中間部38yとを有する。偏心円形伝達ギヤ32の小径部32xは非円形出力ギヤ38の角部38xと噛合され、偏心円形伝達ギヤ32の大径部32yは非円形出力ギヤ38の中間部38yと噛合される。非円形出力ギヤ38は、一対の角部38xとその間の中間部38yとを含む略90°範囲の噛合部38aが使用される。つまり、非円形出力ギヤ38の回転は、偏心円形伝達ギヤ32の回転が「1」に対して「1/4」となる。
したがって、図9及び図10に示す態様においても、偏心円形伝達ギヤ32側から非円形出力ギヤ37,38側への回転は常に減速されて伝達される。また、上記各実施形態と同様、偏心円形伝達ギヤ32と非円形出力ギヤ37,38との互いの噛み合い部分の半径が変化することから、ワイパ13の動作速度を変更させる速度変更部として機能する。
・ワイパモータ11,11a〜11gのモータ本体21は、固定子側に永久磁石24、回転子側に電機子25を備える例えばブラシ付きモータで構成されていたが、固定子側に電機子、回転子側に永久磁石を備える例えばブラシレスモータにて構成されたものであってもよい。
・ワイパモータ11,11a〜11gの出力軸30とワイパ13とをリンク機構12を介して駆動連結したが、リンク機構12を省略し、出力軸30にワイパ13を直接組み付けて駆動連結した車両用ワイパ装置に適用してもよい。
10 車両用ワイパ装置、11,11a〜11g ワイパモータ、13 ワイパ、21 モータ本体、22 減速部、26 回転軸、29,29a〜29c 減速機構、30 出力軸、32 偏心円形伝達ギヤ(第1ギヤ)、33 非円形出力ギヤ(第2ギヤ)、35 楕円形伝達ギヤ(第1ギヤ)、36〜38 非円形出力ギヤ(第2ギヤ)、32a,33a,35a,36a〜38a 噛合部、P1 下反転位置、P2 上反転位置、r11 最小半径(半径)、r12 最大半径(半径)、r21 最大半径(半径)、r22 最小半径(半径)

Claims (7)

  1. 回転軸(26)を回転駆動するモータ本体(21)と、前記回転軸の回転を減速して出力軸(30)に伝達する減速機構(29,29a〜29c)を含む減速部(22)とを備え、
    前記出力軸に駆動に基づいてワイパ(13)を下反転位置(P1)から上反転位置(P2)まで往復揺動させるワイパモータ(11,11a〜11g)であって、
    前記減速機構は、前記出力軸に対して前記回転軸の回転を減速して伝達する減速機能と、前記ワイパの揺動動作速度を揺動位置に応じて変更する速度変更機能とを有するものであり、
    前記減速機構を構成する減速ギヤ対において、前段側を第1ギヤ(32,35)、後段側を第2ギヤ(33,36〜38)とすると、前記第1及び第2ギヤの噛み合う角度範囲内でそれぞれ半径(r11,r12,r21,r22)が変化する噛合部(32a,33a,35a,36a〜38a)を有し、各噛合部の半径変化にて前記速度変更機能を持たせるとともに、
    前記第1ギヤの噛合部より前記第2ギヤの噛合部の方の噛み合いの角度範囲を小さく設定し、前記第1ギヤよりも前記第2ギヤの回転比を小さくすることにて前記減速機能を持たせるように構成された、ワイパモータ。
  2. 前記減速ギヤ対は、前記第2ギヤが前記出力軸と駆動連結される最終段のギヤ対に設定された、請求項1に記載のワイパモータ。
  3. 前記減速ギヤ対を構成する前記第1ギヤは、偏心円形状のギヤ(32)又は楕円形状のギヤ(35)にて構成された、請求項1又は請求項2に記載のワイパモータ。
  4. 前記減速ギヤ対を構成する前記第2ギヤは、略多角形状のギヤ(33,38)又は略扇形状のギヤ(36)若しくは楕円形状のギヤ(37)にて構成された、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイパモータ。
  5. 前記減速ギヤ対を構成する前記第1及び第2ギヤは、各回転中心(34,30)が前記モータ本体の回転軸の軸線を挟んで互いに反対側となるように配置された、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイパモータ。
  6. 前記減速ギヤ対を構成する前記第1及び第2ギヤは、各回転中心(34,30)が前記モータ本体の回転軸の軸線の一方側に集められて配置された、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイパモータ。
  7. 回転軸(26)を回転駆動するモータ本体(21)と、前記回転軸の回転を減速して出力軸(30)に伝達する減速機構(29,29a〜29c)を含む減速部(22)とを備えるワイパモータ(11,11a〜11g)と、前記出力軸と駆動連結されるワイパ(13)とを有し、
    前記出力軸に駆動に基づいて前記ワイパを下反転位置(P1)から上反転位置(P2)まで往復揺動させる車両用ワイパ装置(10)であって、
    前記ワイパモータの減速機構は、前記出力軸に対して前記回転軸の回転を減速して伝達する減速機能と、前記ワイパの揺動動作速度を揺動位置に応じて変更する速度変更機能とを有するものであり、
    前記減速機構を構成する減速ギヤ対において、前段側を第1ギヤ(32,35)、後段側を第2ギヤ(33,36〜38)とすると、前記第1及び第2ギヤの噛み合う角度範囲内でそれぞれ半径(r11,r12,r21,r22)が変化する噛合部(32a,33a,35a,36a〜38a)を有し、各噛合部の半径変化にて前記速度変更機能を持たせるとともに、
    前記第1ギヤの噛合部より前記第2ギヤの噛合部の方の噛み合いの角度範囲を小さく設定し、前記第1ギヤよりも前記第2ギヤの回転比を小さくすることにて前記減速機能を持たせるように構成された、車両用ワイパ装置。
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