JPS60203556A - 風防ワイパ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一方が２種類の制御された運動を生ずる２個
の風防ワイパ（ＷｉｎｄＳＣｒｅｅｎ　ｗｉｐｅｒ　）
を備えた、とくに自動車用の風防ワイパ装置に関する。

前記の運動のうち第１の運動は、ぬぐわれる風防（ｗｉ
ｎｄｓｃｒｅｅｎ　）に対して固定軸のまわりにアーム
を交互に相反する回動すなわち往復回動させる普通の運
動〔ぬぐい運動（ｗｉｐｉｎｇｍｏｖｅｍｅｎｔ　）　
）である。第２の運動はアームに対する風防ワイパの相
対運動である。この運動はアームにほぼ平行な方向にお
ける往復並進運動（伸縮連動）である。

ことに本発明は、二重運動風防ワイパに、ぬぐわれる風
防に対する固定軸のまわりの回転運動を、アームに対す
るワイパプレードの相対並進運動に変換する機構を設け
た装置に関する。このような風防ワイパを使う装置は仏
画特許第１，５６１，３９５号明細書に記載しである。

この装置では２種類の制御された運動を生ずる風防ワイ
パは、入力運動で駆動される揺動レバーと、この揺動レ
バーとワイパプレードを支え、アームに沿って滑動する
スライダとに枢着したリンクとから形成した機構を備え
ている。二重運動風防ワイパを使う別の装置はベルギー
国特許第８９０，４６７号明細書に記載しである。この
装置では二重運動風防ワイパはへ入力運動で駆動される
揺動レバーと、この揺動レバーに枢着したリンクと、ア
ーム、ワイパプレード及びリンクに枢着した揺動アーム
とから形成した機構を備えている。

一方が２種類の制御された運動を生ずる２個の風防ワイ
パを備えた装置では、清掃運動（５ｔｖｅｅｏｉ■ｍｏ
ｖｅｍｅｎｔ　）及び伸縮運動は６本の軸から制御され
る。これ等の軸は、これ等を軸架したフレームに支えた
適当な機構を介しモータ駆動減速機により往復回動運動
する。本発明は、このような装置において、３本の軸を
互いに同軸にし、清掃運動を伸縮を生ずる運動とは反対
方向にし、駆動機構としてバー機構、すなわち大体厚さ
の薄い形状を持ち相互に連結され又若干はピボット連結
部によりフレームに連結した中実体だけから形成した機
構を使った装置に関する。ピボット連結部とは−この場
合回転体（ｒｏｔ、ｏｉｄ　）　、円筒体又は球体の形
状を持つ理論的連結部の技術的構造のことである。

本発明の最も一般的な実施例では、駆動機構は、それぞ
れ互いに同軸の各軸に固定した６本の揺動レバーを備え
ると共に、これ等の揺動レバーのうち主揺動レバーと称
する１個の揺動レバーに直接枢着され、又二次揺動レバ
ーと称する残りの２個の各揺動レバーに連結リンクによ
り連結した主バーと称するバーを備えている。この主バ
ーはさらに、フレームに枢着した補助揺動レバーと称す
る第４の揺動レバーにより案内される。主バー、主揺動
レバー及び補助揺動レバーにより形成したアセンブリは
、フレームの２点で枢動するように連開放形連鎖（ｏｐ
ｅ、ｎ　ｋｉｎｅｍａｔｉｃ　’ｃｈａｉｎ　）を形成
する。このリンク−クランク装置のクランクは、モータ
駆動減速機の出力軸に固定されている。そして補助リン
クと称する対応するリンクは、クランクに又前記の機構
を形成する６要素の１つに枢動するように連結しである
。

本発明は、主バー、主揺動レバー、補助揺動レバー及び
フレームにより形成した変形自在な四辺形の幾何学的形
状が、前記開放形連鎖の次の２つ　□の性質に関連する
ような場合に初めて理論的に作動することができる。

（ａ）６つの往復運動の各移動終了が同時生ずる。

（ｂ）主揺動レバーに対する二次揺動レバーの相対角度
が、主揺動レバーの回転方向とは別である。

これ等の性質のうち第１の性質により、機構内の見せか
けの動力流れを防ぎ、２つの制御された　□運動を生ず
る風防ワイパのこれ等の２つの運動の方向反対性を恒久
的に保持する。第２の性質により、２つの制御された運
動を生ずる風防ワイパにより遡椙される表面をこのワイ
パの清掃運動の両方向で自動的に確実に一致させ、又２
個の風防ワイパの干渉を自動的に排除する。

これ等の２つの性質は、主バー、主揺動レバー、補助揺
動レバー及びフレームから形成した変形自在な四辺形を
、平行四辺形とし、従って主バーが並進円運動をするよ
うに案内される本発明の特定の構造により自動的に得ら
れる。

駆動機構を簡略にするには、これ等の性質を近似的に生
じさせれば十分である。このためには本発明の精神な逸
脱しないで、補助揺動レバー及びリンクを除き、クラン
クを主バーに直接枢着すればよい。このようにして簡略
化した装置は一般に、クランクに対する主バーの枢動点
と、主揺動レバーに対する主バーの枢動点との間の距離
がクランクの長さに対して十分に大きい場合に初めて作
動することができる。

これ等の構造ではすべて本発明風防ワイパ装置は次のよ
うな利点がある。

（ａ）各軸の同軸関係により本発明風防ワイパ装置の車
体への取付けを容易にし、又車両の対称面の付近に各軸
を位置させることにより２個の風防ワイパを空気力学的
に満足の得られる位置に恒久的に保持する。

（ｂ）６本の軸に共通な軸線を対称面に位置させること
により、２つの駆動位置に対する車両の適合を実質的に
簡単にする。

（Ｃ）本装置は、清掃される面な増すが変位させないよ
うに２個の風防ワイパの作用な組合わせて、運転者の前
部の最大広がりの区域における清掃回数を増す。

以下本発明風防ワイパ装置の実施例を添付図面について
詳細に説明する。

クランク１は、フレーム３に取付けたモータ駆動減速機
２により連続回転運動させられる。クランク１は、この
場合フレーム３に回転体により連結された補助揺動レバ
ー５を、補助リンク４を介して駆動する。主バー６は、
補助揺動レバー５と、主揺動レバー７とに枢着されてい
る。主揺動レバ−７自体は、２つの制御された運動を生
ずる風防ワイパのアーム９を支え駆動する軸８に固定し
である。主バー６は、２つのまた部分を持つフォーク形
にしである。これ等のまた部分の端部には連結リンク１
０．１１が回動可能に取り付けられている、すなわち枢
着されている。図示の位置では一部バ−６の各また部分
は、軸８の軸線を囲む。連結リンク１０．１１は、軸８
に同軸の中空軸１４゜１５（第３図）にそれぞれ固定し
た二次揺動レバー１２．１３にそれぞれ枢着されている
。中空軸１４は、二次風よけワイパのアーム１６を帯状
部材１７を介して支え駆動する。帯状部材１７は、フレ
ーム３の軸１８に軸架した（　ｊｏｕｒｎａｌｌｅｄ　
）６本の軸８中空軸１４．１５に共通の軸線に対し片寄
っている。軸１８は車体の金属板１９を貫通している。

中空軸１５は揺動レバー２０（第４図）を支え駆動する
。揺動レバー２０は、２つの制御された運動を生ずる風
よけワイパのアーム９に沿うワイパプレードの伸縮運動
を図示してない機構を介して制御する。

第４図に示すように２個の風防ワイパのアーム９．１６
は、ヘッドｇｂ、１６ｂに取付けた横ピン９ａ、１６ａ
に並進の方法で枢着されている。

アーム９のヘッド９ｂは、軸８に回転するように固定さ
れている。

アーム１６のヘッド１６ｂは、軸１４に回転するように
連結された帯状部材１７と一緒に回転するように連結さ
れている。

アーム９に沿うワイパプレードの伸縮運動を制御する機
構（全体は示してない）は、第４図に一部を示した補助
アーム２１を備えている。補助アーム２１は、揺動レバ
ー２０に固定され、軸８の幾何学的軸線から半径方向に
片寄ったピボット２２に一端部を自由に回転するよう、
に取付けた１種の棒状部材から形成されている。補助ア
ーム２１の外端部（第５図）は、とくに前記したベルギ
ー国特許第８９０，４６７号明細書に記載しであるよう
な玉継手形のピボット連結部２３により揺動アームに連
結しである。この揺動アームは、清掃面にほぼ平行なピ
ンのまわりに枢動するようにアーム９の端部に連結しで
ある。この揺動アームはワイパプレードＢ１を支える。

フィバブレードＢ１自体は、清掃面に、とくに風防に同
様にほぼ平行なピンのまわりに枢動するように、揺動ア
ームに取付けられている。

参照したベルギー図特許第８９０，４６７号明細書の説
明は本説明に引用しである。

連結リンク１０及び二次揺動レバー１２は、二次揺動レ
バー１２の往復回動運動の角度振幅が軸８の往復運動の
角度振幅より大きくなるようにしである。角度振幅のこ
の増加はとくに長さ比≠（第１図）により定められる。

第１図に示すようにこの比ではＬは、軸８の幾何学的軸
線と、主バー６への主揺動レバー７の枢着部の軸線ａと
の間の距離な示す。又りは、軸８の幾何学的軸線と、二
次揺動レバー１２への連結リンク１０の枢着部の軸線ｄ
との間の距離を示す。この比Ｌ／ｈば１．５の程度であ
る。

前記したように近似構造が十分であれば、補助揺動レバ
ー５及び補助リンク４を除いて、クランク１を主バー６
に枢動するように直接取付けてもよい。この場合本装置
は、クランク１への主バー６の枢着部と、主揺動レバー
７への主バー６の枢着部との間の距離が、クランク１の
長さに対して十分大きくなるようにすることが望ましい
。

このようにして本風よけワイパの作用は以上の説明から
明らかである。

クランク１の連続回転運動は、軸８の交互の相反する回
動運動すなわち往復回動運動に変換されアーム９に伝達
される。

二次揺動レバー１３を固定した中空軸１５も、ただしア
ーム９とは反対の方向に往復回動運動するように駆動さ
れる。アーム９と二次揺動レバー１３との往復運動の運
動終了は、軸８（及び軸１４）の運動終了と同時に生ず
る。

このようにしてピボット２２、従って棒状部材すなわち
補助アーム２１のアーム９に対する相対運動が生ずる。

この相対運動は、第５図に示すように曲線ｆ１により外
方を又曲線ｇ１により内方を限った非円形運動を生ずる
ワイパプレードＢ１の伸縮（揺動アームの揺動による）
を制御する。

ワイパプレードＢ１の清掃運動の角度振幅は第５図にＡ
１で表わしである。アーム１６により駆動されるワイパ
プレードＢ２は、前記したように振幅Ａ１より大きい振
幅Ａ２の円運動を生ずる。ワイパプレードＢ２の移動終
了はワイパプレードＢ１の移動終了と同時に生ずる。

第５図の右方に位置する移動終了に対しては、ワイパプ
レードＢ２はワイパプレードＢ１に隣接するが、他方の
移動端に対してはワイパプレードＢ２は風防の左手下縁
部に近接する。しかしワイパプレードＢ１はこの風防の
軸線のわずかに上方になるだけである。

前記したベルギー国特許第８９０，４６７号明細書は１
９８２年９月２２日付日本特願昭５７−５０２．７９０
号明細書に対応する。

以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型な行う
ことができるのはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明風防ワイパ装置の主バー駆動機構を清掃
運動の軸線に沿って示す側面図、第２図は第１図の清掃
運動の軸線に平行な平面に沿う本発明風防ワイパ装置の
断面図、第６図は第２図の清掃運動の軸線とフレームに
対する補助揺動レバーのピボット連結部の軸線とを含む
平面に沿う本発明風防ワイパ装置の断面図、第４図は本
発明風防ワイパ装着の２個の風防ワイパを示す拡大部分
平面図、第５図は本発明風防ワイパ装置の風防ワイパに
より清掃される表面の縮小平面図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　フレームと、モータ駆動減速機と、バー駆動機
   構と、２個の風防ワイパとを備え、これ等の風防ワイパ
   のうちの一方は、ぬぐい用運動と、伸縮用の運動とから
   成る２つの制御された運動を持つようにした風防ワイパ
   装置において、前記フレームに軸架された６本の互いに
   同軸の軸を備え、２個の風防ワイパのアームを、前記軸
   のうちで前記各アームを同じ方向に清掃運動するように
   駆動する２本の軸により支え、これ等の２本の軸と同じ
   往復回数であるが方向は反対の往復運動をするように駆
   動される第３の前記軸により伸縮運動を制御し、前記バ
   ー駆動機構を、前記同軸の各軸にそれぞれ固定された６
   個の揺動レバーと共に主バーと称するバーとにより構成
   し、この主バーを、（イ）前記揺動レバーのうちで主揺
   動レバーと称する揺動レバーに枢着し、（ロ）二次揺動
   レバーと称する他の２個の各揺動レバーに連結リンクに
   より連結し、（ハ）さらに前記フレームにちょうつがい
   式に連結された補助揺動レバーと称する第４の揺動レバ
   ーにより案内し、前記主バー、主揺動レバー及び補助揺
   動レバーにより形成したアセンブリにより、前記フレー
   ムに２点で枢動するように連結され、リンク−クランク
   装置により駆動される開放形連鎖を形成し、前記リンク
   −クランク装置のクランクは、前記モータ駆動減速機の
   出力軸に固定され、そして前記リンク−クランク装置の
   いわゆる補助リンクは、一方においては、前記クランク
   に枢着され、他方においては、前記開放形連鎖を形成す
   る前記６つの要素の１つに枢着されたことを特徴とする
   風防ワイパ装置。
2. （２）前記主バー、前記揺動レバー、前記補助揺動レバ
   ー及び前記フレームにより形成した変形可能な四辺形の
   幾何学的形状を平行四辺形の幾何学的形状と同じにした
   ことな特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の風防
   ワイパ装置。
3. （３）前記バー駆動機構から、前記揺動レバーも前記補
   助リンクも除き、前記主バーを、前記クランクに直接枢
   着したことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載
   の風防ワイパ装置。