JP2008206374A - 減速機構付電動モータ - Google Patents

減速機構付電動モータ Download PDF

Info

Publication number
JP2008206374A
JP2008206374A JP2007042783A JP2007042783A JP2008206374A JP 2008206374 A JP2008206374 A JP 2008206374A JP 2007042783 A JP2007042783 A JP 2007042783A JP 2007042783 A JP2007042783 A JP 2007042783A JP 2008206374 A JP2008206374 A JP 2008206374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reduction mechanism
speed reduction
gear housing
motor
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007042783A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Shimoyama
正之 下山
Koichi Shoda
浩一 正田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2007042783A priority Critical patent/JP2008206374A/ja
Publication of JP2008206374A publication Critical patent/JP2008206374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】水滴が通気孔からハウジング内に侵入するのを防止する。
【解決手段】ワイパモータは、ギヤハウジング25の上面に開口する通気孔61と、通気孔61を覆うようにしてギヤハウジングの上面に取り付けたモータブラケット33と、ギヤハウジング25の上面で通気孔61の付近に被水防止壁67,68を備えている。さらに、通気孔61はその開口縁を下方へ延出させて内側筒状部62を形成し、その先端をギヤハウジング25内の底面Bの付近まで到達させている。ギヤハウジング25内の底面25cには、内側筒状部62の下端開口からクリアランスを保って内部に挿入される筒状の凸部63を設けてある。内側筒状部62の内部には隔壁64を下端側に寄せて設けるとともに、その中央部に貫通孔65を設けてある。また、通気孔61はその開口縁を上方へ延出させて外側筒状部66を形成してある。外側筒状部66にはブリーザキャップ71を装着してある。
【選択図】図8

Description

本発明は、モータ本体と減速機構を同一のハウジング内に収容した減速機構付電動モータに関する。
この種の電動モータは、車載用機器のアクチュエータとして広く用いられている。例えば、ワイパ装置に使用する場合、雨水がリンク機構との連結部にかかる防止するため、ハウジングを防水カバーで覆っている(特許文献1参照)。
特開2006−232139号公報
ところで、モータ本体と減速機構を同一のハウジング内に収容する場合、モータ本体の発熱によって生じるハウジング内外の圧力差を解消するため、ハウジングの上面に開口する通気孔が設ける必要がある。上記従来例では、高圧洗浄機で洗車すると、水滴が防水カバーの裏面やハウジングの上面で跳ね返り、この通気孔からハウジング内に侵入する虞がある。
本発明の目的は、水滴が通気孔からハウジング内に侵入するのを防止することにある。
本発明の減速機構付電動モータは、モータ本体を収容する有底状のヨークと、該ヨークに連結され、減速機構を収容する有底状の減速機構収容部を有するギヤハウジングと、
前記減速機構収容部の底面から貫通された通気孔と、該通気孔に近接して固定されたブラケットと、を備えた減速機構付電動モータであって、上記ギヤハウジングの減速機構収容部の外面上の上記通気孔の付近に被水防止壁を設けたことを特徴とする。
本発明の減速機構付電動モータは、上記被水防止壁を、水滴が上記通気孔に対して飛来し易い側とその反対側に設けたことを特徴とする。
本発明の減速機構付電動モータは、上記通気孔の開口縁を上方へ延出させて外側筒状部を形成するとともに、該外側筒状部の高さを上記被水防止壁の高さよりも小さくしたことを特徴とする。
本発明の減速機構付電動モータは、モータ本体を収容する有底状のヨークと、該ヨークに連結され、減速機構を収容する有底状の減速機構収容部を有するギヤハウジングと、前記減速機構収容部の底面から貫通する通気孔と、該通気孔に近接して固定されたブラケットと、前記ギヤハウジングの開口を覆うハウジングカバーと、を備えた減速機構付電動モータであって、上記ハウジングカバー内の底面付近まで先端が到達すべく上記通気孔の開口縁を延出させて形成した内側筒状部と、該内側筒状部の内部で前記通気孔の開口縁寄りに設けた、貫通孔を有する隔壁と、上記ギヤハウジングの減速機構収容部の外面上の上記通気孔の付近に設けた被水防止壁とを備えたことを特徴とする。
本発明の減速機構付電動モータは、上記被水防止壁を、水滴が上記通気孔に対して飛来し易い側とその反対側に設けたことを特徴とする。
本発明の減速機構付電動モータは、モータ本体を収容する有底状のヨークと、該ヨークに連結され、減速機構を収容する有底状の減速機構収容部を有するギヤハウジングと、前記減速機構収容部の底面から貫通する通気孔と、該通気孔に近接して固定されたブラケットと、前記ギヤハウジングの開口を覆うハウジングカバーと、を備えた減速機構付電動モータであって、上記ハウジングカバー内の底面付近まで先端が到達すべく上記通気孔の開口縁を延出させて形成した内側筒状部と、該内側筒状部の内部で前記通気孔の開口縁寄りに設けた、貫通孔を有する隔壁と、上記ギヤハウジングの減速機構収容部の外面上の上記通気孔の付近に設けた被水防止壁と、上記被水防止壁よりも高さを小さくすべく上記通気孔の開口縁を前記ブラケット附近へ延出させて形成した外側筒状部と、該外側筒状部に装着したブリーザキャップとを備えたことを特徴とする。
本発明の減速機構付電動モータは、上記被水防止壁を、水滴が上記通気孔に対して飛来し易い側とその反対側に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ブラケットの裏面やハウジングの上面で水滴が跳ね返って通気孔まで到達しようとするのを、被水防止壁が阻止するので、通気孔内に水滴が侵入しにくくなり、耐久性の向上に役立つ。また、モータ取付用のブラケットを利用して通気孔を遮蔽しているので、部品点数の増加がなく、コスト的に有利である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である減速機構付電動モータを用いた車両用ワイパ装置の概略を示す説明図であり、図1に示す車両11には、ウインドシールドガラスとしてのフロントガラス12に付着した雨水等を払拭するために、車両用ワイパ装置13(以下、ワイパ装置13とする)が設けられている。このワイパ装置13は、車体11aの左右両側に配置される運転席側つまりDR側のワイパ軸14aと助手席側つまりAS側のワイパ軸14bとを有しており、DR側のワイパ軸14aには運転席側つまりDR側のワイパアーム15aがその基端部において取り付けられ、AS側のワイパ軸14bには助手席側つまりAS側のワイパアーム15bがその基端部において取り付けられている。DR側のワイパアーム15aの先端部には運転席側つまりDR側のワイパブレード16aが取り付けられ、AS側のワイパアーム15bの先端部には助手席側つまりAS側のワイパブレード16bが取り付けられており、これらのワイパブレード16a,16bはワイパアーム15a,15bに内装された図示しないバネ部材により付勢されてフロントガラス12に弾圧的に接触している。それぞれのワイパアーム15a,15bは、ワイパ軸14a,14bを中心としてフロントガラス12の中央下側の下反転位置とフロントガラス12の左右両側部分の上反転位置との間で揺動運動し、これによりワイパブレード16a,16bがフロントガラス12上の払拭範囲12a,12bを払拭動作してガラス面が払拭される。また、休止状態においては、図1中に2点鎖線で示すように、各ワイパブレード16a,16bは、DR側のワイパブレード16aを上側として上下に近接した状態で下反転位置において停止する。このように、このワイパ装置13の払拭パターンは、DR側のワイパアーム15aとAS側のワイパアーム15bが対向的に払拭動作する対向払拭式となっている。
図2は図1に示すワイパ装置の詳細を示す斜視図であり、このワイパ装置13は、DR側のワイパ軸14aを回転自在に支持する運転席側つまりDR側のピボットホルダ17aと、AS側のワイパ軸14bを回転自在に支持する助手席側つまりAS側のピボットホルダ17bとを備えている。DR側のピボットホルダ17aには3つの取付け脚部18a,18b,18cが設けられ、DR側のピボットホルダ17aはこれらの取付け脚部18a,18b,18cにおいて図示しないボルトにより車体11aに固定され、これによりDR側のワイパ軸14aは車体11aに位置決めされるようになっている。同様に、AS側のピボットホルダ17bには2つの取付け脚部19a,19bが設けられ、AS側のピボットホルダ17bはこれらの取付け脚部19a,19bにおいて図示しないボルトにより車体11aに固定され、これによりAS側のワイパ軸14bは車体11aに位置決めされるようになっている。
これらのワイパ軸14a,14bを揺動駆動するために、ワイパ装置13には本発明の減速機構付電動モータ(以下、ワイパモータという)21が設けられている。
図3は図2に示すワイパモータの詳細を示す側面図、図4は図3に示す減速機の内部構造を示す正面図である。
このワイパモータ21はモータ本体22と減速機23を同一のハウジングHに収容してあり、ハウジングHは、モータ本体22を収容するヨーク22bと、減速機構26を収容するギヤハウジング25とからなる。また、ギヤハウジング25はアルミダイキャスト製のギヤハウジング本体25aと樹脂製のハウジングカバー25bとからなる(図3参照)。モータ本体22は所謂ブラシ付き直流モータとなっており、ギヤハウジング25にはブラシ収納部25dが収納されている。図示しないワイパスイッチがオンされると、車載されたバッテリ等の図示しない電源から直流電流が供給されて作動するようになっている。
モータ本体22には減速機23が固定され、モータ本体22の回転は減速機23により所定の回転数にまで減速して出力軸24から出力されるようになっている。図4に示すように、減速機23はギヤハウジング25とギヤハウジング25の内部に収容される減速機構26とを有し、減速機構26はギヤハウジング25の内部に突出するモータ本体22の回転軸22a外周面に互いに逆向きに形成される一対のウォーム27a,27bと、これらのウォーム27a,27bに噛み合う一対のウォームホイル28a,28bと、これらのウォームホイル28a,28bに一体に設けられる一対のピニオン29a,29bと、これらのピニオン29a,29bに噛み合う出力ギヤ31とを有し、回転軸22aの回転を2段階に減速して出力軸24から出力するようになっている。また、出力ギヤ31の背面には図示しないカムプレートが装着され、このカムプレートによりワイパモータ21のオートストップなどの制御が機械的に行われるようになっている。
なお、図示する場合には、モータ本体22としてはブラシ付き直流モータが用いられ、その作動制御は図示しないカムプレートを用いて機械的に制御されるようになっているが、これに限らず、たとえばブラシレスモータ等の他の形式のモータをモータ本体22として用いてもよく、また、その作動制御もCPUやメモリ等を備えた制御装置により行うようにしてもよい。
図2に示すように、AS側のピボットホルダ17bにはパイプ材により形成されたフレーム32の一端部が固定され、このフレーム32の他端部にはモータブラケット33が固定されており、このモータブラケット33にはワイパモータ21が固定されている。つまり、ワイパモータ21が固定されるモータブラケット33とAS側のピボットホルダ17bとはフレーム32により連結されており、これにより、ワイパモータ21とAS側のピボットホルダ17bとはサブユニット化されている。
図5は図2に示すモータブラケットの詳細を示す斜視図であり、図6はモータブラケットへのワイパモータの取付け状態を示す側面図である。
モータブラケット33はアルミダイキャストにより形成され、図5に示すように、半円筒状に形成されたフレーム固定部34を備えており、図2に示すように、このフレーム固定部34をフレーム32に嵌合してボルト35で固定されるようになっている。また、モータブラケット33にはフレーム固定部34と一体にモータ固定部36が設けられている。このモータ固定部36には3つの取付孔37が設けられ、図3に示すように、ワイパモータ21の減速機23には3つの取付足38が設けられ、図6に示すように、ワイパモータ21はモータ固定部36の取付孔37を介して取付足38にねじ結合されるボルト39によりモータブラケット33に固定されるようになっている。さらに、モータブラケット33には、モータ固定部36から突出する取付け脚部41を備えており、この取付け脚部41において図示しないボルトにより車体11aに固定されるようになっている。さらに、モータブラケット33には、モータ固定部36から突出する支持脚部42が設けられ、この支持脚部42の先端に設けられる凸部43が車体11aに形成される図示しない支持孔に挿通されることにより、モータブラケット33は支持脚部42により車体11aに支持されるようになっている。
図5に示すように、モータ取付部には貫通孔44が形成され、ワイパモータ21の出力軸24は貫通孔44を貫通してモータブラケット33の裏側に突出しており、ワイパモータ21のモータブラケット33の裏側に突出した出力軸24の先端部には出力アーム45がナット46により固定されている。これにより、モータ本体22が作動すると、出力アーム45は出力軸24を中心として回転するようになっている。
出力アーム45の先端部には、ボールジョイント(球体継手)によりDR側駆動ロッド47aの一端が回動自在に連結され、このDR側駆動ロッド47aの他端は、図2に示すように、DR側のワイパ軸14aに固定されたDR側駆動レバー48aにボールジョイント(球体継手)により回動自在に連結されている。また、フレーム32の中間部分には中間ブラケット51が固定され、この中間ブラケット51には2つの連結部52a,52bを備えたV字形状に形成された中間リンク52が支軸53を中心として回転自在に支持されている。そして、中間リンク52の一方の連結部52aにはボールジョイント(球体継手)により中間ロッド54の一端が回動自在に連結され、この中間ロッド54の他端は出力アーム45の先端部にボールジョイント(球体継手)により回動自在に連結されている。
さらに、中間リンク52の他方の連結部52bにはボールジョイント(球体継手)によりAS側駆動ロッド47bの一端が回動自在に連結され、このAS側駆動ロッド47bの他端はAS側のワイパ軸14bに固定されたAS側駆動レバー48bにボールジョイント(球体継手)により回動自在に連結されている。これにより、ワイパモータ21が作動して出力アーム45が回転すると、その回転が各駆動ロッド47a,47bや中間ロッド54、中間リンク52等を介して伝達されて各駆動レバー48a,48bつまり各ワイパ軸14a,14bが揺動運動することになる。このように、DR側のワイパ軸14aとAS側のワイパ軸14bとは、各駆動ロッド47a,47bと中間ロッド54、中間リンク52、駆動レバー48a,48b等を介してワイパモータ21に連結されて、ワイパモータ21により揺動駆動されるようになっている。
図7は図3に示すギヤハウジング25の斜視図であり、図8は図7のA−A線断面図である。
ギヤハウジング25の上面には、ハウジングH内で生じる気圧の変化を吸収するための通気孔61が形成されている。この通気孔61はギヤハウジング25上面のヨーク22b寄りに設けてある。また、図8に示すように、通気孔61はその開口縁を下方へ延出させて内側筒状部62を形成してある。内側筒状部62の先端はギヤハウジング25内の底面25cの付近まで達している。ギヤハウジング25内の底面25cには、内側筒状部62の下端開口からクリアランスを保って内部に挿入される筒状の凸部63を設けてある。内側筒状部62の内部には隔壁64を下端側に寄せて設けるとともに、その中央部に貫通孔65を設けてある。隔壁64は上方に向かって窪むすり鉢状に形成してある。
一方、通気孔61はその開口縁を上方へ延出させて外側筒状部66を形成してある。ギヤハウジング25の上面には、左右に延びる前後一対の被水防止壁67,68が通気孔61を挟むように設けてある。これら被水防止壁67,68の高さは外側筒状部66のそれよりも大きくしてある。また、前後の被水防止壁67,68の両端をブラシホルダ収容部25dとボス部69に結合することで、外側筒状部66を取り囲むスペースSを形成してある。ブラシホルダ収容部25dとボス69とを連結するだけでなく、モータブラケット33を取り付けたときに、被水防止壁によって通気孔61が外部から見えない状態になっていれば、ブラシホルダ収容部25dから他のボスに連結してもよい。
このような構造によれば、高圧洗浄機での洗車に際し、図8に矢印A,Bで示すようにモータブラケット33の裏面やギヤハウジング25の上面で水滴が跳ね返って通気孔61まで到達しようとするのを、被水防止壁67,68が阻止するので、通気孔61内に水滴が侵入しにくくなり、耐久性の向上に役立つ。特に、内側筒状部62は隔壁64をハウジングカバー25b寄りに設けて外側筒状部66の上端と隔壁64との間の距離を大きく設定し、また、内側筒状部62の内径よりも小径の貫通孔65と通路70とを空気流路の途中に設けているので、ギヤハウジング25の内部、ひいては、モータ本体22の内部への雨水等の浸入防止がより確実なものとなる。
ところで、ワイパモータ21を作動させると、その内部温度が上昇する。この状態でワイパモータ15に雨水が掛かること等により、ワイパモータ21の内部と外部とで温度差が生じ、この場合には、ワイパモータ21の内部が相対的に低温となる。すると、ワイパモータ21の内部が負圧となり、空気が空気流路を介してギヤハウジング25の外部から内部に向かって図中破線矢印Cに示すように流れ込み、これにより、ギヤハウジング25の内部と外部とで差圧が生じることを抑制することができる。ギヤハウジング25の内部と外部とは通気孔61を介して常時連通されており、ギヤハウジング25の内部と外部との間で急激な空気の流動が発生することは無く、したがって、空気流路の途中にある貫通孔65(通路面積S1)や通路70(通路面積S2)により絞られてギヤハウジング25の内部と外部との間で差圧が発生することは無い。
また、ワイパモータ21を長時間に亘り駆動する等してワイパモータ21の内部温度が上昇し、ワイパモータ21の内部温度が外部温度を上回った場合には、ワイパモータ21の内部が相対的に高温となる。すると、上記の場合とは逆にワイパモータ21の内部が正圧となり、空気が空気流路を介してギヤハウジング25の内部から外部に向かって図中実線矢印Dに示すように排出され、これにより、ギヤハウジング25の内部と外部とで差圧が生じることを抑制することができる。
ところで、このワイパモータ21では、モータブラケット33を利用して通気孔61を遮蔽しているので、部品点数の増加がなく、コスト的にも有利である。
図9は図8の変形例を示している。
すなわち、外側筒状部66の内面に段部66aを形成してブリーザキャップ71を装着してある。このブリーザキャップ71の中央部には、細かい網目状の繊維膜71aが装着されており、この繊維膜71aは、水の通過を規制する一方、空気の通過を許容するようになっている。このようにすると、ギヤハウジング25内への水滴の侵入を防止する効果がさらに向上する。
本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本実施の形態おいては、通気孔61の前後両側に被水防止壁67,68を設けてあるが、外側筒状部66の後方にはフレーム固定部34が配置されているため、後方側から水滴が飛来する可能性は低く、後方の被水防止壁67は省いても差し支えない。また、本実施の形態おいては、通気孔61を上方に向けている場合を示したが、通気孔を下方に向け、その下にモータブラケットを配置してもよい。
本発明の一実施の形態である車両用ワイパ装置の概略を示す説明図である。 図1に示すワイパ装置の詳細を示す斜視図である。 図2に示すワイパモータの詳細を示す側面図である。 図3に示す減速機の内部構造を示す正面図である。 図2に示すモータブラケットの詳細を示す斜視図である。 モータブラケットへのワイパモータの取付け状態を示す側面図である。 ギヤハウジングを上側から見た斜視図である。 図7のA−A線断面図である。 図8の変形例を示す図である。
符号の説明
11 車両
11a 車体
12 フロントガラス
12a 払拭範囲
13 車両用ワイパ装置
14a ワイパ軸
14b ワイパ軸
15 ワイパモータ
15a ワイパアーム
15b ワイパアーム
16a ワイパブレード
16b ワイパブレード
17a ピボットホルダ
17b ピボットホルダ
18a 取付け脚部
19a 取付け脚部
21 ワイパモータ
22 モータ本体
22a 回転軸
22b ヨーク
23 減速機
24 出力軸
25 ギヤハウジング
25a ギヤハウジング本体
25b ハウジングカバー
25c 底面
25d ブラシホルダ収納部
26 減速機構
27a ウォーム
28a ウォームホイル
29a ピニオン
31 出力ギヤ
32 フレーム
33 モータブラケット
34 フレーム固定部
35 ボルト
36 モータ固定部
37 取付孔
38 取付足
39 ボルト
41 取付け脚部
42 支持脚部
43 凸部
44 貫通孔
45 出力アーム
46 ナット
47a DR側駆動ロッド
47a 駆動ロッド
47b AS側駆動ロッド
48a DR側駆動レバー
48b AS側駆動レバー
51 中間ブラケット
52 中間リンク
52a 連結部
52b 連結部
53 支軸
54 中間ロッド
61 通気孔
62 内側筒状部
63 筒状凸部
64 隔壁
65 貫通孔
66 外側筒状部
66a 段部
67 被水防止壁
68 被水防止壁
69 ボス部
70 通路
71 ブリーザキャップ
71a 繊維膜
H ハウジング
S スペース
S1 通路面積
S2 通路面積

Claims (7)

  1. モータ本体を収容する有底状のヨークと、
    該ヨークに連結され、減速機構を収容する有底状の減速機構収容部を有するギヤハウジングと、
    前記減速機構収容部の底面から貫通する通気孔と、
    該通気孔に近接して固定されたブラケットと、
    を備えた減速機構付電動モータであって、
    上記ギヤハウジングの減速機構収容部の外面上の上記通気孔の付近に被水防止壁を設けたことを特徴とする減速機構付電動モータ。
  2. 請求項1記載の減速機構付電動モータにおいて、上記被水防止壁は、水滴が上記通気孔に対して飛来し易い側とその反対側に設けたことを特徴とする減速機構付電動モータ。
  3. 請求項1または2記載の減速機構付電動モータにおいて、上記通気孔の開口縁を上方へ延出させて外側筒状部を形成するとともに、該外側筒状部の高さを上記被水防止壁の高さよりも小さくしたことを特徴とする減速機構付電動モータ。
  4. モータ本体を収容する有底状のヨークと、
    該ヨークに連結され、減速機構を収容する有底状の減速機構収容部を有するギヤハウジングと、
    前記減速機構収容部の底面から貫通する通気孔と、
    該通気孔に近接して固定されたブラケットと、
    前記ギヤハウジングの開口を覆うハウジングカバーと、
    を備えた減速機構付電動モータであって、
    上記ハウジングカバー内の底面付近まで先端が到達すべく上記通気孔の開口縁を延出させて形成した内側筒状部と、
    該内側筒状部の内部で前記通気孔の開口縁寄りに設けた、貫通孔を有する隔壁と、
    上記ギヤハウジングの減速機構収容部の外面上の上記通気孔の付近に設けた被水防止壁と、
    を備えたことを特徴とする減速機構付電動モータ。
  5. 請求項4記載の減速機構付電動モータにおいて、上記被水防止壁は、水滴が上記通気孔に対して飛来し易い側とその反対側に設けたことを特徴とする減速機構付電動モータ。
  6. モータ本体を収容する有底状のヨークと、
    該ヨークに連結され、減速機構を収容する有底状の減速機構収容部を有するギヤハウジングと、
    前記減速機構収容部の底面から貫通する通気孔と、
    該通気孔に近接して固定されたブラケットと、
    前記ギヤハウジングの開口を覆うハウジングカバーと、
    を備えた減速機構付電動モータであって、
    上記ハウジングカバー内の底面付近まで先端が到達すべく上記通気孔の開口縁を延出させて形成した内側筒状部と、
    該内側筒状部の内部で前記通気孔の開口縁寄りに設けた、貫通孔を有する隔壁と、
    上記ギヤハウジングの減速機構収容部の外面上の上記通気孔の付近に設けた被水防止壁と、
    上記被水防止壁よりも高さを小さくすべく上記通気孔の開口縁を前記ブラケット附近へ延出させて形成した外側筒状部と、
    該外側筒状部に装着したブリーザキャップと、
    を備えたことを特徴とする減速機構付電動モータ。
  7. 請求項6記載の減速機構付電動モータにおいて、上記被水防止壁は、水滴が上記通気孔に対して飛来し易い側とその反対側に設けたことを特徴とする減速機構付電動モータ。
JP2007042783A 2007-02-22 2007-02-22 減速機構付電動モータ Pending JP2008206374A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007042783A JP2008206374A (ja) 2007-02-22 2007-02-22 減速機構付電動モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007042783A JP2008206374A (ja) 2007-02-22 2007-02-22 減速機構付電動モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008206374A true JP2008206374A (ja) 2008-09-04

Family

ID=39783255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007042783A Pending JP2008206374A (ja) 2007-02-22 2007-02-22 減速機構付電動モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008206374A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009065790A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Mitsuba Corp 減速機構付き電動モータ
JP4917167B1 (ja) * 2010-11-30 2012-04-18 アスモ株式会社 モータのギヤハウジング及びモータ
WO2012070408A1 (ja) * 2010-11-25 2012-05-31 アスモ 株式会社 モータ用ギヤハウジング及びモータ
JP2012115054A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Asmo Co Ltd モータのギヤハウジング及びモータ
JP2013154825A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Asmo Co Ltd ワイパ装置
CN104362795A (zh) * 2014-11-28 2015-02-18 国茂减速机集团有限公司 一种直连式电机
WO2016104050A1 (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 株式会社小糸製作所 異物除去装置、除去駆動装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009065790A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Mitsuba Corp 減速機構付き電動モータ
WO2012070408A1 (ja) * 2010-11-25 2012-05-31 アスモ 株式会社 モータ用ギヤハウジング及びモータ
JP2012115054A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Asmo Co Ltd モータのギヤハウジング及びモータ
US8505412B2 (en) 2010-11-25 2013-08-13 Asmo Co., Ltd. Gear housing for motor and motor
JP4917167B1 (ja) * 2010-11-30 2012-04-18 アスモ株式会社 モータのギヤハウジング及びモータ
JP2013154825A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Asmo Co Ltd ワイパ装置
CN104362795A (zh) * 2014-11-28 2015-02-18 国茂减速机集团有限公司 一种直连式电机
WO2016104050A1 (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 株式会社小糸製作所 異物除去装置、除去駆動装置
JPWO2016104050A1 (ja) * 2014-12-22 2017-09-28 株式会社小糸製作所 異物除去装置、除去駆動装置
US11230271B2 (en) 2014-12-22 2022-01-25 Koito Manufacturing Co., Ltd. Foreign body removal device and drive device for foreign body removal device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008206374A (ja) 減速機構付電動モータ
US7523521B2 (en) Wiper assembly for a vehicle
JP2009096243A (ja) ワイパ装置
JP5865306B2 (ja) ワイパ装置
WO2014084195A1 (ja) 車載電装部品の支持構造
JP5122251B2 (ja) 車両用ワイパー装置
JP4472744B2 (ja) ワイパ装置
JP2006036073A (ja) キャビン付きトラクタ
JP2008148388A (ja) モータ
JP2007237942A (ja) 車両用ワイパ装置
JP2007245809A (ja) ワイパ装置
JP2007196959A (ja) 車両用ワイパ装置
JP2007267555A (ja) 減速装置付きモータ
JP2006315511A (ja) ワイパ装置
JP2008184041A (ja) ワイパ装置及びワイパ装置用防水カバー
JP2008068722A (ja) 自動車の前部車体構造
JP2007237941A (ja) 車両用ワイパ装置
JP2007118652A (ja) 車両用ワイパ装置
JP5014030B2 (ja) 減速機構付き電動モータ
JP5004471B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP5151187B2 (ja) ワイパピボット装置
JP6385785B2 (ja) ピボットカバー
JP4848728B2 (ja) ワイパモータの防水構造
JP2014097715A (ja) ワイパ装置
JP5878426B2 (ja) 車両用ワイパ装置