JP5975727B2 - ワイパ装置、ワイパ装置の製造方法及びワイパ装置の製造装置 - Google Patents

ワイパ装置、ワイパ装置の製造方法及びワイパ装置の製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば車両等に備えられるワイパ装置、ワイパ装置の製造方法及びワイパ装置の製造装置に関するものである。
車両等に備えられるワイパ装置は、ピボットシャフトをモータで回転駆動させることでピボットシャフトに取り付けられたワイパアームを回動させてウインドシールドガラスを払拭するものである(例えば特許文献1参照)。
特許文献1のワイパ装置は、前記ピボットシャフトをそれぞれ支持する一対のピボットホルダの連結シャフトがパイプフレームの両端とかしめ固定されている。
特許第4481548号公報
ところで、上記のようなワイパ装置では、ピボットシャフトを支持するピボットホルダのスリーブ部をチャック装置等の保持用具で保持した状態でピボットホルダの連結シャフトとパイプフレームがかしめ固定されている。しかしながら、かしめ加工時のかしめ治具によるかしめ方向とピボットシャフトの角度が車種毎に異なるため、従来のようにピボットホルダのスリーブ部を保持した状態で前記連結シャフトとパイプフレームとをかしめ固定していたのでは、異なる車種のワイパ装置毎に保持角度等の調整など、かしめ加工のための工程が煩雑となっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、より容易にピボットホルダの連結シャフトとパイプフレームとをかしめ固定することができるワイパ装置、ワイパ装置の製造方法及びワイパ装置の製造装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ワイパアームが固定されるピボットシャフトを回転可能に支持するピボットホルダと、該ピボットホルダの連結シャフトと連結される筒状端部を有するパイプフレームとを備えたワイパ装置であって、前記ピボットホルダは、前記パイプフレームの筒状端部内への挿入状態でかしめ固定されかしめ固定部と、前記連結シャフトの前記パイプフレームから露出する部位に、前記かしめ固定部のかしめ方向に対して所定角度を有するとともに前記連結シャフトの軸線と平行な平面部とを有することをその要旨とする。
この発明では、ピボットホルダは、パイプフレームの筒状端部内への挿入状態でかしめ固定されかしめ固定部と、連結シャフトの前記パイプフレームから露出する部位に、このかしめ固定部のかしめ方向に対して所定角度を有するとともに前記連結シャフトの軸線と平行な平面部とを有している。このような構成とすることで、チャック装置等の保持用具で連結シャフトの平面部を保持することで、ピボットシャフトがどの様な角度に設定されたものであっても平面部とかしめ固定部のかしめ方向とが一定の角度で保持される。したがって、車両の車種毎にピボットシャフトの角度、ひいてはピボットホルダのスリーブ部の軸線方向の角度が異なっているワイパ装置であっても、共通のかしめ装置によってパイプフレームとピボットホルダとをかしめ固定で連結することができる。これにより、車種毎でスリーブ部の軸線方向の角度が異なっているワイパ装置毎で従来必要となっていた保持角度等の調整を簡便にすることができ、ピボットホルダの連結シャフトとパイプフレームとを容易にかしめ固定することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワイパ装置において、前記平面部は、前記連結シャフトの長手方向と交差する方向に延出する第1延出部と、該第1延出部と前記連結シャフトを挟んで反対側に形成される第2延出部とに形成され、前記第1及び第2延出部は、前記連結シャフトの長手方向と交差する交差面を有することをその要旨とする。
この発明では、第1延出部及び第2延出部に交差面を設けることで、交差面を連結シャフトの長手方向の基準としてパイプフレーム(筒状端部)に対する連結シャフトの位置決めを行うことが可能となる。また、平面部と交差面との複数方向の面を保持用具によって保持することが可能となるため、保持力を向上させると共に各方向への位置精度を確保することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のワイパ装置において、前記第1及び第2延出部は、かしめ方向からの力を前記連結シャフトの長手方向に分力を付与すべく、前記かしめ方向に対して傾斜する傾斜面を有することをその要旨とする。
この発明では、第1及び第2延出部は、かしめ方向からの力を連結シャフトの長手方向に分力を付与すべく、かしめ方向に対して傾斜する傾斜面を有することで、例えばかしめ方向からの力によって傾斜面を介して第1及び第2延出部をシャフトの長手方向に移動、即ち連結シャフトを移動させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のワイパ装置において、前記平面部は、第1平面部と、該第1平面部と前記連結シャフトの軸線を挟んで反対側に前記軸線及び前記第1平面部と平行な第2平面部とを有することをその要旨とする。
この発明では、平面部は、第1平面部と、この第1平面部と連結シャフトの軸線を挟んで反対側に前記軸線及び前記第1平面部と平行な第2平面部とを有している。このように、前記軸線と平行な平面部を複数有しているため、保持用具にてより安定して保持することができる。
請求項5に記載の発明は、ワイパアームが固定されるピボットシャフトを回転可能に支持するピボットホルダの連結シャフトがパイプフレームの筒状端部とかしめ固定されるワイパ装置の製造方法であって、前記ピボットホルダは、前記連結シャフトの前記パイプフレームから露出する部位に、かしめ方向に対して所定角度を有して前記連結シャフトの軸線と平行な平面部を有し、前記ピボットホルダの前記連結シャフトは、前記パイプフレームの前記筒状端部に挿入された状態で保持用具にて前記平面部が面接触して保持され、前記パイプフレームは、前記連結シャフトが挿入された前記筒状端部が前記連結シャフトの前記平面部に対して前記所定角度でかしめ固定されることをその要旨とする。
この発明では、ピボットホルダは、前記連結シャフトの前記パイプフレームから露出する部位に、前記ピボットシャフトに対して所定角度を有して前記連結シャフトの軸線と平行な平面部を有し、前記ピボットホルダの前記連結シャフトは、前記パイプフレームの前記筒状端部に挿入された状態で保持用具にて前記平面部が面接触して保持され、前記パイプフレームは、前記連結シャフトが挿入された前記筒状端部が前記連結シャフトの前記平面部に対して前記所定角度でかしめ固定される。このようにかしめ方向に対して所定角度を有する平面部を保持用具にて保持することで、ピボットシャフト(スリーブ部の軸線方向)の角度に関係なく、共通のかしめ装置によってパイプフレームとピボットホルダとをかしめ固定で連結することができる。このため、請求項1に記載の効果と同様の効果を奏することができるワイパ装置の製造方法を提供することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のワイパ装置の製造方法において、前記平面部は、前記連結シャフトの長手方向と交差する方向に延出する第1延出部と、該第1延出部と前記連結シャフトを挟んで反対側に形成される第2延出部とのそれぞれに形成され、前記第1及び第2延出部は、前記シャフトの長手方向と交差する交差面を有し、前記第1及び第2延出部の平面部及び前記交差面を前記保持用具と面接触させて保持された状態でかしめ固定されることをその要旨とする。
この発明では、第1及び第2延出部に交差面を設けることで、交差面を連結シャフトの長手方向の基準としてパイプフレーム(筒状端部)に対する連結シャフトの位置決めを行うことが可能となる。また、平面部と交差面との複数方向の面を保持用具によって保持することが可能となるため、保持力を向上させると共に各方向への位置精度を確保することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のワイパ装置の製造方法において、前記第1及び第2延出部の交差面と前記保持用具の位置決め面と面接触させて前記連結シャフトの長手方向において位置決めする位置決め工程を、前記かしめ固定するかしめ工程中に実施することをその要旨とする。
この発明では、第1及び第2延出部の交差面と前記保持用具の位置決め面と面接触させて前記連結シャフトの長手方向において位置決めする位置決め工程を、かしめ固定するかしめ工程中に実施するため、かしめ固定時に位置決めを確実に行って、他の工程を介在することなく実施できる。このため、位置決め工程とかしめ工程との間に他の工程を介在させて位置ずれが起きるといったことを抑えることが可能となる。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載のワイパ装置の製造方法において、前記第1及び第2延出部は、かしめ方向からの力を前記連結シャフトの長手方向に分力を付与すべく、前記かしめ方向に対して傾斜する傾斜面を有するものであり、前記連結シャフトは、かしめ方向に沿って移動される前記保持用具によって前記傾斜面と当接し、前記連結シャフトの長手方向において前記交差面が前記保持用具側の位置決め面と当接するまで移動され、前記第1及び第2延出部の平面部及び前記交差面を前記保持用具と面接触させて保持された状態でかしめ固定されることをその要旨とする。
この発明では、連結シャフトは、かしめ方向に沿って移動される保持用具によって第1及び第2延出部に形成される傾斜面と当接し、連結シャフトの長手方向において交差面が保持用具側の位置決め面と当接するまで移動され、第1及び第2延出部の平面部及び交差面を保持用具と面接触させて保持された状態でかしめ固定される。このように、保持用具による平面部の保持の際に同時に位置決めを行うことができるため、工程数の増加を抑えることが可能となる。
請求項9に記載の発明は、請求項5に記載のワイパ装置の製造方法において、前記平面部は、第1平面部と、該第1平面部と前記連結シャフトの軸線を挟んで反対側に前記軸線及び前記第1平面部と平行な第2平面部とを有し、前記第1平面部及び第2平面部が前記保持用具と面接触されて保持された状態でかしめ固定されることをその要旨とする。
この発明では、平面部は、第1平面部と、該第1平面部と前記連結シャフトの軸線を挟んで反対側に前記軸線及び前記第1平面部と平行な第2平面部とを有し、前記第1平面部及び第2平面部が前記保持用具と面接触されて保持された状態で前記パイプフレームに挿入されて連結される。このため、請求項2と同様の効果を奏することができるワイパの製造方法を提供することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項5〜9のいずれか一項に記載のワイパ装置の製造方法において、前記パイプフレームは、その両端の前記筒状端部から2つの前記ピボットホルダの連結シャフトがそれぞれ挿入された状態で、前記各連結シャフトと前記パイプフレームの各筒状端部とが同時にかしめ固定されることをその要旨とする。
この発明では、パイプフレームは、その両端の筒状端部から2つのピボットホルダの連結シャフトがそれぞれ挿入された状態で、各連結シャフトとパイプフレームの筒状端部とが同時にかしめ固定される。これにより、例えばパイプフレームの筒状端部と各連結シャフトとを個別にかしめ固定する場合と比較してかしめ治具によるかしめ工程数を減らすことができる。
請求項11に記載の発明は、ワイパアームが固定されるピボットシャフトを回転可能に支持するピボットホルダの連結シャフトをパイプフレームの筒状端部内への挿入状態でかしめ固定するワイパ装置の製造装置において、前記ピボットホルダは、前記連結シャフトの前記パイプフレームから露出する部位に、かしめ方向に対して所定角度を有するとともに前記連結シャフトの軸線と平行な平面部を有するものであり、前記ピボットホルダの平面部と面接触して保持して前記連結シャフトを保持する保持用具と、該保持用具によって保持された状態で前記連結シャフトと前記筒状端部とをかしめ固定するかしめ治具とを備えたことをその要旨とする。
この発明では、ピボットホルダの平面部と面接触して保持して連結シャフトを保持する保持用具と、この保持用具によって保持された状態で連結シャフトと筒状端部とをかしめ固定するかしめ治具とを備えるため、請求項1に記載の効果と同様の効果を奏することができるワイパ装置の製造装置を提供することができる。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のワイパ装置の製造装置において、前記保持用具は、前記かしめ治具と同方向に移動可能に構成されたことをその要旨とする。
この発明では、保持用具とかしめ治具とが同方向に移動可能に構成されるため、保持用具及びかしめ治具の移動方向を規制してワイパ装置の構造上の規制を緩和させることができる。
請求項13に記載の発明は、請求項11又は12に記載のワイパ装置の製造装置において、前記保持用具と、前記かしめ治具とが一体移動可能に構成されたことをその要旨とする。
この発明では、保持用具と、かしめ治具とが一体移動可能に構成されため、保持用具によるワイパ装置の保持と、かしめ治具によるかしめを一連の動作で行うことができる。
請求項14に記載の発明は、ワイパアームが固定されるピボットシャフトと、該ピボットシャフトを回転可能に支持し、連結シャフトを有するピボットホルダと、筒状端部を有し、該筒状端部と前記連結シャフトとが連結されるパイプフレームとを備えたワイパ装置であって、前記連結シャフトは、前記筒状端部内への挿入状態でかしめ固定されたかしめ固定部と、前記連結シャフトの前記パイプフレームから露出する部位に設けられた平面部とを備え、前記平面部は、前記かしめ固定部におけるかしめ方向に対して所定角度を有するとともに前記連結シャフトの軸線と平行であり、前記平面部は、前記連結シャフトから該連結シャフトの軸線と交差する方向に延出する延出部に形成されており、前記延出部は、前記連結シャフトの軸線と交差する交差面と、前記かしめ方向の力の分力として前記連結シャフトの軸線方向の力を生成すべく、前記かしめ方向に対して傾斜する傾斜面とを有することをその要旨とする。
この発明では、ピボットホルダの連結シャフトは、筒状端部内への挿入状態でかしめ固定されたかしめ固定部と、連結シャフトのパイプフレームから露出する部位に設けられた平面部とを備え、平面部は、かしめ固定におけるかしめ方向に対して所定角度を有するとともに連結シャフトの軸線と平行である。このような構成とすることで、チャック装置等の保持用具で連結シャフトの平面部を保持することで、ピボットシャフトがどの様な角度に設定されたものであっても平面部とかしめ固定部のかしめ方向とが一定の角度で保持される。したがって、車両の車種毎にピボットシャフトの角度、ひいてはピボットホルダのスリーブ部の軸線方向の角度が異なっているワイパ装置であっても、共通のかしめ装置によってパイプフレームとピボットホルダとをかしめ固定で連結することができる。これにより、車種毎でスリーブ部の軸線方向の角度が異なっているワイパ装置毎で従来必要となっていた保持角度等の調整を簡便にすることができ、ピボットホルダの連結シャフトとパイプフレームとを容易にかしめ固定することができる。
従って、上記記載の発明によれば、より容易にピボットホルダの連結シャフトとパイプフレームとをかしめ固定することができるワイパ装置、ワイパ装置の製造方法及びワイパ装置の製造装置を提供することができる。
第1実施形態におけるワイパ装置の上面図である。 同上におけるワイパ装置の正面図である。 図2におけるA−A断面図である。 図2におけるB−B断面図である。 チャック装置について説明するための断面図である。 かしめ治具について説明するための断面図である。 第2実施形態におけるワイパ装置の正面図である。 同上のワイパ装置の要部平面図である。 同上のワイパ装置の製造方法について説明するための側面図である。 同上のワイパ装置の製造方法について説明するための側面図である。 同上のワイパ装置の製造方法について説明するための側面図である。 別例のワイパ装置の要部側面図である。 別例のワイパ装置の要部側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のワイパ装置10は、一対のピボットホルダ11a,11bを備えている。各ピボットホルダ11a,11bは基本的構成が同じである。
ピボットホルダ11a,11bは、それぞれピボットシャフト12a,12bを回転可能に支持するように略円筒形に形成されるスリーブ部13a,13bを備える。
各ピボットシャフト12a,12bは、後述する連結シャフト17aの長手方向である軸線L1と前記ピボットホルダ11aのスリーブ部13aの軸線K1(ピボットシャフト12aの軸線)とがなす角度θ1と、前記連結シャフト17aの長手方向である軸線L1に一致させた連結シャフト17bの軸線L1と前記ピボットホルダ11bのスリーブ部13bの軸線K2(ピボットシャフト12bの軸線)とがなす角度θ2とが異なるようになっている。これら角度θ1、θ2は車種毎に異なっている。また、各ピボットシャフト12a,12bは各スリーブ部13a,13bの各軸線K1,K2が紙面直交方向にも所定角度を有するようにスリーブ部13a,13bに取り付けられている。
ピボットシャフト12a,12bの下端にはリンクレバー14a,14bの基端がそれぞれ固定されている。このリンクレバー14a,14bの先端にはリンクロッド15a,15bの基端が軸支されるとともに、リンクロッド15a,15bの先端はジョイント16にてワイパモータMの出力軸M1に固定された図示しないクランクアームの一端に回動可能に連結されている。従って、ワイパモータMの出力軸M1が回転すると、その回転によって前記クランクアーム、リンクロッド15a,15bを介してリンクレバー14a,14bが往復揺動し、ピボットシャフト12a,12bが所定角度範囲で往復回動する。このピボットシャフト12a,12bが往復回動することによりその先端に基端が固定されたワイパアーム(図示略)も往復回動してウインドシールドガラスを払拭する。
また、ピボットホルダ11a,11bは、長尺状でその両端が筒状に形成されるパイプフレーム18に連結される連結シャフト17a,17bを備える。この連結シャフト17a,17bをパイプフレーム18の両端の筒状端部18a,18bの中に挿入し、その挿入状態でパイプフレーム18の外側(外周側)からかしめ治具J1,J2(図6参照)によりかしめられて連結固定される。このとき、図1〜図3に示すように連結シャフト17a,17bに形成された複数の嵌合凹部17cには、かしめ固定の際にパイプフレーム18が前記嵌合凹部17cに倣って塑性変形されて形成される嵌合凸部18cが嵌合されて、パイプフレーム18の筒状端部18a,18bにピボットホルダ11a,11bがかしめ固定される。ちなみに、嵌合凹部17cは、後に詳述するかしめ治具J1,J2によるかしめ固定時において、かしめ治具J1,J2をかしめ方向に移動させた際にその治具J1,J2を嵌合凹部17cから抜き取れるような凹形状とされる。
また、ピボットホルダ11a,11bは取付孔19a,19bが形成された取付部20a,20bを備え、この取付部20a,20bの取付孔19a,19bに挿通された固定ボルト(図示略)によりワイパ装置10が車体に固定される。
次に、本実施形態の特徴部分であるピボットホルダ11a,11bの連結シャフト17bについて詳細に説明する。なお、本実施形態の各連結シャフト17a,17bは、連結シャフト17a,17bの軸線L1に対するピボットシャフト12a,12bの軸線K1、K2の角度θ1,θ2が相違するものの、それぞれの基本構成が同じであるため、図3及び図4には一方の連結シャフト17bを示して他方の連結シャフト17aの詳細形状の図示は割愛する。
ピボットホルダ11bの連結シャフト17bは、図2及び図3に示すように凹状を成すように複数の嵌合凹部17cが予め周方向及び長手方向(軸線L1方向)に整列して形成される。これにより、前記かしめ治具J1,J2によって塑性変形されたパイプフレーム18の嵌合凸部18cと連結シャフト17a,17bがより確実に嵌合されることとなる。
またピボットホルダ11bの連結シャフト17bには、図1及び図2に示すように前記パイプフレーム18から露出される部位に位置決め部23が形成される。この位置決め部23は、図4に示すように複数(本実施形態では6個)の平面部23a〜23fを有する断面六角形状となるように形成される。
また、本実施形態の位置決め部23は、各平面部23a〜23fが前記軸線L1と平行な平面であり、ワイパアーム(図示略)の基端が取着される各ピボットシャフト12a,12bに対して所定の角度を有するように構成されている。位置決め部23の位置を決めることでピボットシャフト12a,12bの位置が決まるようになっている。
また、図4に示すように位置決め部23の平面部23a,23dは、互いに平行関係にあり、図5に示すようにチャック装置30によって位置決め部23が保持される際に上側チャック装置31及び下側チャック装置32の保持面31a,32aと当接されるようになっている。ちなみに、ピボットホルダ11bは、図5及び図6に示すように、連結シャフト17bに形成される平面部23a(23d)は、平面部23aを含む平面X1と平行な平面X2と、かしめ治具J1,J2のかしめ方向とがなす角度θ3が所定角度(本実施形態では前記角度θ3を0〜90度の範囲で表現した場合に例えば90度未満)に設定されている。より具体的には、図6に示すように角度θ3は、90度から、前記かしめ方向に対して垂直な平面X3と前記平面X2とがなす角度θ3’を引いた角度とされる。また、ピボットホルダ11aについても同様に、連結シャフト17aに形成される平面部は、前記かしめ治具J1,J2のかしめ方向と前記平面部23aを含む平面とがなす角度θ3が所定角度(本実施形態では前記角度θ3を0〜90度の範囲で表現した場合に例えば90度未満)に設定される。
次に、本実施形態のワイパ装置10のピボットホルダ11a,11bとパイプフレーム18との組み付け方法(ワイパ装置10の製造方法)について説明する。
先ず、各ピボットホルダ11a,11bは、それぞれの連結シャフト17a,17bがパイプフレーム18の両端の筒状端部18a,18bに挿入される。
次いで、パイプフレーム18の筒状端部18a,18bに挿入された各ピボットホルダ11a,11bは、図5に示すようにその連結シャフト17a,17bの位置決め部23がチャック装置30により保持される。ここで、チャック装置30は、上側チャック装置31と下側チャック装置32とで構成され、上側チャック装置31の保持面31aが位置決め部23の平面部23aと面接触し、下側チャック装置32の保持面32aが前記平面部23aと軸線L1を挟んで反対側の平面部23dと当接してピボットホルダ11a,11bが保持される。このとき、上側チャック装置31が移動し、下側チャック装置32は不動である。また、本実施形態では下側チャック装置32は、その保持面32aの両側にこの保持面32aから連続して、前記位置決め部23の平面部23dと隣接関係にある平面部23c,23eと対応する保持面32b,32cが形成されて凹状を成す。このため、前記下側チャック装置32の保持面32b,32cが位置決め部23の平面部23c,23eと当接してチャック装置30による保持力が高められている。
チャック装置30により保持された各ピボットホルダ11a,11bは、その連結シャフト17a,17bの平面部23a,23dがかしめ方向と所定角度θ3を有するように、適正位置にピボットホルダ11a,11bが前記軸線L1を中心として適宜回転される。
その後、図3及び図6に示すように、各かしめ治具J1,J2を互いに近接する方向(かしめ方向)にかしめ治具J1,J2の少なくとも一部が当接するまで移動させ、各連結シャフト17a,17bにパイプフレーム18を塑性変形させて各連結シャフト17a,17bとパイプフレーム18とが同時にかしめ固定される。具体的には、各かしめ治具J1,J2のかしめ部J1a,J2aがパイプフレーム18を軸線L1側である内側に押圧して塑性変形させて嵌合凸部18cが形成される。そして、この嵌合凸部18cが連結シャフト17a,17bの嵌合凹部17cと嵌合されてパイプフレーム18と連結シャフト17a,17b(ピボットホルダ11a,11b)が固定される。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)ピボットホルダ11a,11bは、パイプフレーム18の筒状端部18a,18bとかしめ固定される連結シャフト17a,17bの嵌合凹部17cと、連結シャフト17a,17bのパイプフレーム18から露出する部位に、この嵌合凹部17cのかしめ方向に対して所定角度θ3を有して連結シャフト17a,17bの軸線と平行な平面部23a,23dとを有している。このような構成とすることで、この平面部23a,23dにてチャック装置30で連結シャフト17a,17bを保持することで、ピボットシャフト12a,12bがどの様な角度に設定されたものであっても平面部23a,23dとかしめ方向とが一定の角度θ3で保持される。したがって、車両の車種毎にピボットシャフト12a,12bの角度、ひいてはピボットホルダ11a,11bのスリーブ部13a,13bの軸線K1,K2方向の角度が異なっているワイパ装置であっても、共通のかしめ治具J1,J2によってパイプフレーム18とピボットホルダ11a,11bとをかしめ固定で連結することができる。これにより、車種毎でスリーブ部13a,13bの軸線K1,K2方向の角度が異なっているワイパ装置毎で従来必要となっていた保持角度等の調整を簡便にすることができ、ピボットホルダ11a,11bの連結シャフト17a,17bとパイプフレーム18とを容易且つ迅速にかしめ固定することができる。
(2)本実施形態では、連結シャフト17a,17bは、第1平面部としての平面部23aと、この平面部23aと連結シャフト17a,17bの軸線L1を挟んで反対側に前記軸線L1及び前記平面部23aと平行な第2平面部として平面部23dとを有している。このように、前記軸線L1と平行な平面部23a,23dを複数有しているため、チャック装置30にてより安定して保持することができる。
(3)本実施形態では、パイプフレーム18は、その両端の筒状端部18a,18bに2つのピボットホルダ11a,11bの各連結シャフト17a,17bが挿入された状態で、かしめ治具J1,J2により各連結シャフト17a,17bとパイプフレーム18とが同時にかしめ固定される。これにより、例えばパイプフレーム18の筒状端部18a,18bと各連結シャフト17a,17bを個別にかしめ固定する場合と比較してかしめ治具J1,J2によるかしめの工程数を減らすことができる。
(第2実施形態)
以下に、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。また、本実施形態は、第1実施形態と比較して平面部の形成位置、かしめ治具及びチャック装置が異なるため、主にこの点について詳細に説明し、上記第1実施形態と同一部材には同一の符号を付してその説明を割愛する。また、本実施形態の各連結シャフト17a,17bは、連結シャフト17a,17bの軸線L1に対するピボットシャフト12a,12bの軸線K1、K2の角度θ1,θ2が相違するものの、それぞれの基本構成が同じであるため、図8〜図13には一方の連結シャフト17bを示して他方の連結シャフト17aの詳細形状の図示は割愛する。
本実施形態のピボットホルダ11bの連結シャフト17bには、図7及び図8に示すように前記パイプフレーム18から露出される部位に第1延出部40及び第2延出部41が形成される。第1延出部40は、前記連結シャフト17bの長手方向である軸線L1と直交する方向に延出するように構成される。第2延出部41は、前記連結シャフト17bを挟んで反対側に形成されるとともに軸線L1と直交する方向に延出するように構成される。第1及び第2延出部40,41は、軸線L1を挟んで対称形状とされる。そのため、以下には主に一方の延出部(第1延出部40)を中心に説明する。
第1延出部40は、前記軸線L1と平行な平面部40aと、この平面部40aと直交する交差面としての直交面40bと、かしめ方向に対して傾斜する傾斜面40cを有する凸部40dとを備える。
平面部40aは、ワイパアーム(図示略)の基端が取着される各ピボットシャフト12a,12bの傾きに関係なく、かしめ方向に対して所定の角度を有する(本実施形態では90度、即ち、チャック装置102,105とかしめ治具J1,J2の移動方向が同方向となる)ように構成されている。直交面40bは、前記平面部40aの軸線L1の端部から連続する面であり、前記平面部40aよりもピボットシャフト12b側に形成される。凸部40dは、第1延出部40の平面部40aとは反対側に形成され、前記平面部40aから離間する方向に先細となるテーパ形状(かしめ方向[後述するチャック装置101のチャック方向と同じ方向]に対して傾斜)となるような傾斜面40cを備える。
上記のように構成された第1及び第2延出部40,41は、保持用具としてのチャック装置101によって保持並びに軸線L1方向の位置決めがなされるようになっている。
次に、本実施形態のワイパ装置10のピボットホルダ11a,11bとパイプフレーム18との組み付け方法(ワイパ装置10の製造方法)について説明する。なお、製造装置100は、事前の段取りにおいて一方のピボットホルダ11a側と他方のピボットホルダ11b側のチャック装置101及びかしめ治具J1,J2が、軸線L1と平行な方向に移動可能に構成されており、パイプフレーム18の長さ違いに対応可能となっている。また、組み付け時において製造装置100は、チャック装置101とかしめ治具J1,J2とはかしめ方向において一体移動可能なように一体構成とされる。
先ず、各ピボットホルダ11a,11bは、それぞれの連結シャフト17a,17bがパイプフレーム18の両端の筒状端部18a,18bに挿入される。
次いで、パイプフレーム18の筒状端部18a,18bに挿入された各ピボットホルダ11a,11bは、図10に示すようにその連結シャフト17a,17bの第1及び第2延出部40,41の平面部40aがチャック装置101を構成する下側チャック装置102と面接触される。ちなみに、チャック装置101の下側チャック装置102は、前記平面部40aと面接触する保持面103aと、この保持面103aの前記軸線L1方向の端部から第1及び第2延出部40,41側に延出する側壁部103bとを備えて凹状をなす保持用凹部103がダンパー104によって支持されて構成される。
次いで、チャック装置101の上側チャック装置105を、下側チャック装置102に近接される方向(かしめ方向)に移動させる。ちなみに、この上側チャック装置105は、ダンパー106と、このダンパー106によって支持される位置決め用凹部107とを備える。この位置決め用凹部107は、ダンパー106から離間する方向に先細形状となるような傾斜面107aを備える。このため、前述のように上側チャック装置105が下側チャック装置102側に移動されると、図10に示すように上側チャック装置105に備えられる位置決め用凹部107が第1及び第2延出部40,41側の凸部40dと面接触する。そして、更に、上側チャック装置105を同方向に移動させると、位置決め用凹部107の傾斜面107aと第1及び第2延出部40,41の凸部40dを構成する傾斜面40cとでチャック装置102,105の移動方向(かしめ方向)からの力を連結シャフト17bの長手方向(軸線L1方向)に分力として付与させる。このため、第1及び第2延出部40,41を備える連結シャフト17b(ピボットホルダ11b)は、上側チャック装置105の位置決め用凹部107と面接触する凸部40dを介して連結シャフト17bの長手方向(軸線L1方向)に移動されることとなる。このとき、図10に示すように第1及び第2延出部40,41は、交差面としての直交面40bが下側チャック装置102の一方の側壁部103bと連結シャフト17bの長手方向において当接するまで同方向に移動する。これにより、第1及び第2延出部40,41は、チャック装置102,105によりその平面部40a及び凸部40dがチャック装置102,105の近接する方向(かしめ方向)において挟持されて保持される(平面部40aがかしめ方向に対して所定角度(=90度)で保持される)。更に、下側チャック装置102の側壁部103bと直交面40bとの長手方向の当接によってチャック装置102,105による保持力が更に高められるとともに位置決めがなされる。
その後、図11に示すように、各チャック装置102,105と一体移動する各かしめ治具J1,J2を互いに近接する方向(かしめ方向)に更に移動させ、各連結シャフト17a,17bにパイプフレーム18を塑性変形させて各連結シャフト17a,17bとパイプフレーム18とが同時にかしめ固定される。このとき、チャック装置102,105もかしめ治具J1,J2と同方向に移動することとなるが、各チャック装置102,105のダンパー104,106によって第1及び第2延出部40,41に加わる力が抑えられている。ここで、本第2実施形態では、上述のようにチャック装置102,105とかしめ治具J1,J2とは同方向に移動する。即ち、チャック装置102,105にて保持される平面部40aは、かしめ方向に対して所定角度(=90度)をなして保持される。
上述したように、本第2実施形態によれば、上記第1実施形態の(1)及び(3)の効果に加えて以下の効果を有する。
(4)第1及び第2延出部40,41に交差面としての直交面40bを設けることで、直交面40bを連結シャフト17a,17bの長手方向の基準とし、パイプフレーム18(筒状端部18a,18b)に対する連結シャフト17a,17bの位置決めを行うことが可能となる。また、平面部40aと直交面40bとの複数方向の面をチャック装置102,105によって保持することが可能となるため、保持力を向上させると共に各方向への位置精度を確保することができる。
(5)第1及び第2延出部40,41の直交面40bと下側チャック装置102の位置決め面としての側壁部103bと面接触させて連結シャフト17a,17bの長手方向において位置決めする位置決め工程を、かしめ固定するかしめ工程中に実施するため、かしめ固定時に位置決めを確実に行って、他の工程を介在することなく実施できる。このため、位置決め工程とかしめ工程との間に他の工程を介在させて位置ずれが起きるといったことを抑えることが可能となる。
(6)連結シャフト17a,17bは、かしめ方向に沿って移動される上側チャック装置105によって第1及び第2延出部40,41に形成される凸部40dの傾斜面40cと当接し、連結シャフト17a,17bの長手方向において直交面40bが下側チャック装置102の側壁部103bと当接するまで移動され、第1及び第2延出部40,41の平面部40a及び直交面40bをチャック装置102,105と面接触させて保持された状態でかしめ治具J1,J2によってかしめ固定される。このように、チャック装置102,105による平面部40aの保持の際に同時に位置決めを行うことができるため、工程数の増加を抑えることが可能となる。
(7)チャック装置102,105とかしめ治具J1,J2とが同方向に移動可能に構成されるため、チャック装置102,105及びかしめ治具J1,J2の移動方向を規制してワイパ装置10の構造上の規制を緩和させることができる。
(8)チャック装置102,105とかしめ治具J1,J2とが一体移動可能に構成されため、チャック装置102によるワイパ装置10の保持と、かしめ治具J1,J2によるかしめを一連の動作で行うことができる。
尚、本発明の各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1実施形態では、位置決め部23を6個の平面部23a〜23fにて構成して軸線L1と直交する方向切断した断面が略六角形形状に形成したが、これに限らず、八角形や他の多角形に変更してもよい。また、二面幅形状としてもよく、また1つの平面部及び曲面とでなる略D字形状としてもよい。
・上記各実施形態では、かしめ治具J1,J2により、パイプフレーム18の各筒状端部18a,18bと各ピボットホルダ11a,11bの連結シャフト17a,17bとが同時にかしめ固定したが、これに限らない。例えば、パイプフレーム18の一方側の筒状端部18aとピボットホルダ11aの連結シャフト17aとをかしめ固定した後に、パイプフレーム18の他方側の筒状端部18bとピボットホルダ11bの連結シャフト17bとをかしめ固定するようにしてもよい。
・上記第1実施形態では、チャック装置30は、下側チャック装置32を不動とし上側チャック装置31を可動とする好ましいものとしたが、両側のチャック装置を可動としてもよく、上側チャック装置を不動として下側チャック装置を可動としてもよい。さらに、上下だけでなく、連結シャフトの平面部がかしめ方向と所定角度θ3を有して保持されれば3方向以上の方向から保持するチャック装置であってもよい。
・上記第2実施形態では、特に言及していないが、例えば図12及び図13に示すように、第1延出部40の直交面40bとは反対側に傾斜面40eを形成することが望ましい。この場合、第2延出部41も同様の形状とする。このような構成とすることで、例えば、前記傾斜面40eをピボットホルダ11bのスリーブ部13bの傾斜方向と同方向とすることで、ピボットホルダ11bを成形する成形金型(不図示)の型割り方向Lpをピボットホルダ11bの傾斜方向とした場合に、第1及び第2延出部40,41が成形金型の型割りの際のアンダーカットとなることを防ぎ、第1及び第2延出部40,41の変形や欠けを抑えることができる。
・上記第2実施形態では、かしめ治具J1,J2に連結シャフト17a,17bの長手方向の位置調整を行うためのチャック装置101を一体構成してなる製造装置100を採用したが、かしめ治具J1,J2とチャック装置101とを別体としてもよい。この場合、先にチャック装置101によって、連結シャフト17a,17bのパイプフレーム18に対する位置決めを行うとともに、連結シャフト17a,17bを保持した状態でかしめ治具J1,J2によるかしめ固定を行うこととする。また、第2実施形態では、チャック装置101とかしめ治具J1,J2とが一体に構成されるため、図7に示すように平面部40aに平行な仮想の平面X2とかしめ方向とがなす角度θ3は、90度(即ちチャック装置102,105とかしめ治具J1,J2の移動方向が同方向)とされている。しかし、チャック装置101とかしめ治具J1,J2とを別体として、かしめ方向と平面X2とがなす角度θ3を90度以外(90度以外の所定角度を有する、即ちチャック装置102,105とかしめ治具J1,J2の移動方向を異なる方向)としてもよい。
10…ワイパ装置、11a,11b…ピボットホルダ、12a,12b…ピボットシャフト、17a,17b…連結シャフト、17c…嵌合凹部(かしめ固定部)、18…パイプフレーム、18a,18b…筒状端部、23a…第1平面部としての平面部、23d…第2平面部としての平面部、30…チャック装置(保持用具)、40…第1延出部、40c…傾斜面、41…第2延出部、100…製造装置、101…製造装置を構成するチャック装置(保持用具)、102…チャック装置を構成する下側チャック装置、105…チャック装置を構成する上側チャック装置、J1,J2…製造装置を構成するかしめ治具、L1…軸線、θ3…角度。

Claims (14)

  1. ワイパアームが固定されるピボットシャフトを回転可能に支持するピボットホルダと、該ピボットホルダの連結シャフトと連結される筒状端部を有するパイプフレームとを備えたワイパ装置であって、
    前記ピボットホルダは、前記パイプフレームの筒状端部内への挿入状態でかしめ固定されかしめ固定部と、前記連結シャフトの前記パイプフレームから露出する部位に、前記かしめ固定部のかしめ方向に対して所定角度を有するとともに前記連結シャフトの軸線と平行な平面部とを有することを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1に記載のワイパ装置において、
    前記平面部は、前記連結シャフトの長手方向と交差する方向に延出する第1延出部と、該第1延出部と前記連結シャフトを挟んで反対側に形成される第2延出部とに形成され、
    前記第1及び第2延出部は、前記連結シャフトの長手方向と交差する交差面を有することを特徴とするワイパ装置。
  3. 請求項2に記載のワイパ装置において、
    前記第1及び第2延出部は、かしめ方向からの力を前記連結シャフトの長手方向に分力を付与すべく、前記かしめ方向に対して傾斜する傾斜面を有することを特徴とするワイパ装置。
  4. 請求項1に記載のワイパ装置において、
    前記平面部は、第1平面部と、該第1平面部と前記連結シャフトの軸線を挟んで反対側に前記軸線及び前記第1平面部と平行な第2平面部とを有することを特徴とするワイパ装置。
  5. ワイパアームが固定されるピボットシャフトを回転可能に支持するピボットホルダの連結シャフトがパイプフレームの筒状端部とかしめ固定されるワイパ装置の製造方法であって、
    前記ピボットホルダは、前記連結シャフトの前記パイプフレームから露出する部位に、かしめ方向に対して所定角度を有して前記連結シャフトの軸線と平行な平面部を有し、
    前記ピボットホルダの前記連結シャフトは、前記パイプフレームの前記筒状端部に挿入された状態で保持用具により前記平面部が面接触して保持され、
    前記パイプフレームは前記連結シャフトが挿入された前記筒状端部が前記連結シャフトの前記平面部に対して前記所定角度でかしめ固定されることを特徴とするワイパ装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載のワイパ装置の製造方法において、
    前記平面部は、前記連結シャフトの長手方向と交差する方向に延出する第1延出部と、該第1延出部と前記連結シャフトを挟んで反対側に形成される第2延出部とのそれぞれに形成され、
    前記第1及び第2延出部は、前記連結シャフトの長手方向と交差する交差面を有し、
    前記第1及び第2延出部の平面部及び前記交差面を前記保持用具と面接触させて保持された状態でかしめ固定されることを特徴とするワイパ装置の製造方法。
  7. 請求項6に記載のワイパ装置の製造方法において、
    前記第1及び第2延出部の交差面と前記保持用具の位置決め面と面接触させて前記連結シャフトの長手方向において位置決めする位置決め工程を、前記かしめ固定するかしめ工程中に実施することを特徴とするワイパ装置の製造方法。
  8. 請求項6又は7に記載のワイパ装置の製造方法において、
    前記第1及び第2延出部は、かしめ方向からの力を前記連結シャフトの長手方向に分力を付与すべく、前記かしめ方向に対して傾斜する傾斜面を有するものであり、
    前記連結シャフトは、かしめ方向に沿って移動される前記保持用具によって前記傾斜面と当接し、前記連結シャフトの長手方向において前記交差面が前記保持用具側の位置決め面と当接するまで移動され、前記第1及び第2延出部の平面部及び前記交差面を前記保持用具と面接触させて保持された状態でかしめ固定されることを特徴とするワイパ装置の製造方法。
  9. 請求項5に記載のワイパ装置の製造方法において、
    前記平面部は、第1平面部と、該第1平面部と前記連結シャフトの軸線を挟んで反対側に前記軸線及び前記第1平面部と平行な第2平面部とを有し、
    前記第1平面部及び第2平面部が前記保持用具と面接触されて保持された状態でかしめ固定されることを特徴とするワイパ装置の製造方法。
  10. 請求項5〜9のいずれか一項に記載のワイパ装置の製造方法において、
    前記パイプフレームは、その両端の前記筒状端部から2つの前記ピボットホルダの連結シャフトがそれぞれ挿入された状態で、前記各連結シャフトと前記パイプフレームの各筒状端部とが同時にかしめ固定されることを特徴とするワイパ装置の製造方法。
  11. ワイパアームが固定されるピボットシャフトを回転可能に支持するピボットホルダの連結シャフトをパイプフレームの筒状端部内への挿入状態でかしめ固定するワイパ装置の製造装置において、
    前記ピボットホルダは、前記連結シャフトの前記パイプフレームから露出する部位に、かしめ方向に対して所定角度を有するとともに前記連結シャフトの軸線と平行な平面部を有するものであり、
    前記ピボットホルダの平面部と面接触して保持して前記連結シャフトを保持する保持用具と、該保持用具によって保持された状態で前記連結シャフトと前記筒状端部とをかしめ固定するかしめ治具とを備えたことを特徴とするワイパ装置の製造装置。
  12. 請求項11に記載のワイパ装置の製造装置において、
    前記保持用具は、前記かしめ治具と同方向に移動可能に構成されたことを特徴とするワイパ装置の製造装置。
  13. 請求項11又は12に記載のワイパ装置の製造装置において、
    前記保持用具と、前記かしめ治具とが一体移動可能に構成されたことを特徴とするワイパ装置の製造装置。
  14. ワイパアームが固定されるピボットシャフトと、
    該ピボットシャフトを回転可能に支持し、連結シャフトを有するピボットホルダと、
    筒状端部を有し、該筒状端部と前記連結シャフトとが連結されるパイプフレームとを備えたワイパ装置であって、
    前記連結シャフトは、前記筒状端部内への挿入状態でかしめ固定されたかしめ固定部と、前記連結シャフトの前記パイプフレームから露出する部位に設けられた平面部とを備え、前記平面部は、前記かしめ固定部におけるかしめ方向に対して所定角度を有するとともに前記連結シャフトの軸線と平行であり、
    前記平面部は、前記連結シャフトから該連結シャフトの軸線と交差する方向に延出する延出部に形成されており、
    前記延出部は、前記連結シャフトの軸線と交差する交差面と、前記かしめ方向の力の分力として前記連結シャフトの軸線方向の力を生成すべく、前記かしめ方向に対して傾斜する傾斜面とを有することを特徴とするワイパ装置。
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