JP3205293B2 - ワイパブラケット - Google Patents

ワイパブラケット

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JP3205293B2 JP06233298A JP6233298A JP3205293B2 JP 3205293 B2 JP3205293 B2 JP 3205293B2 JP 06233298 A JP06233298 A JP 06233298A JP 6233298 A JP6233298 A JP 6233298A JP 3205293 B2 JP3205293 B2 JP 3205293B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のウインド
シールドガラスを払拭するワイパ装置に適用されピボッ
トシャフトを回転可能に支持するためのピボットホルダ
部を備えたワイパブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のウインドシールドガラスを払拭
するワイパ装置は、ピボットシャフトに取り付けられた
ワイパアームが、ピボットシャフトの回転により所定範
囲で往復回動することで、ウインドシールドガラス面の
雨滴等を払拭する。
【0003】ここで、このようなワイパ装置では、ピボ
ットシャフトは、ピボットホルダ部を有するワイパブラ
ケットによって回転可能に支持されている。ワイパブラ
ケットは、取付ボルトによって車体(例えば、ウインド
ガラス下方に配置されたカウルパネル)に固定されてい
る。また、一対のワイパアーム&ブレードを備えた車両
においては、ピボットシャフトは車両幅方向両側にそれ
ぞれ設けられており、これらを支持するワイパブラケッ
トも車体の車両幅方向両側にそれぞれ固定されている。
【0004】ところで、このようなワイパブラケットが
固定される車体のカウルパネルの車両前方側には、サス
ペンションタワー等が配置されている。ここで、例えば
仮に、車両が前方衝突状態に至った場合には、その衝撃
荷重により車両前方側のボディがウインドガラス方向に
変形する。この変形により、前述のサスペンションタワ
ー等が車両後方へ移動し、ワイパブラケットに衝撃荷重
が加わる。さらに、ワイパブラケットに加わった衝撃荷
重は、このワイパブラケットを介してカウルパネルに作
用することになる。
【0005】ここで、カウルパネルには、ウインドガラ
スの下端縁が接着等によって接続固定されているため、
前述の如くワイパブラケットを介して衝撃荷重がカウル
パネルに作用すると、カウルパネルとウインドガラスの
接着固定部分が破損する(例えば、接着外れが生ずる)
恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、仮に車両が衝突状態に至った場合であってもウイ
ンドガラスの車体接続固定部分に対する影響を低減する
ことができ、かつこれを簡単な構造で低コストにより実
現することができるワイパブラケットを提供することが
目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のワ
イパブラケットは、ピボットシャフトの回転によりワイ
パアーム&ブレードがウインドガラス上を往復回動する
ワイパ装置に適用され、取付ボルトによって前記車両後
方側端部が前記ウインドガラス下方の車体部材に固定さ
れると共に、前記ピボットシャフトを回転可能に支持す
るピボットホルダ部を備えたワイパブラケットにおい
て、前記ワイパブラケットは、前記取付ボルトが挿通さ
れる複数の取付孔を有しており、前記複数の取付孔のう
ち、車体取付け状態において前記車両前方側他端部に位
置する取付孔を他の取付孔よりも大きい径とされた大径
孔と、前記大径孔から略前記ウインドシールドガラス方
向に向けて部材周縁に開口すると共に前記取付ボルトに
対応した幅寸法に形成された切欠き部と、前記大径孔に
対する前記ウインドガラス側の位置の側縁部分に形成さ
れたリブと、前記リブに形成され、前記ワイパブラケッ
トに所定値以上の衝撃荷重が作用したとき変形する変形
許容部と、を備えたことを特徴とするものである。
【0008】請求項1記載のワイパブラケットは、取付
ボルトによってウインドガラス下方の車体部材に固定さ
れる。
【0009】ここで、仮に、車両が前方衝突状態に至
り、ワイパブラケットを固定する取付ボルトが車体(ボ
ディ)の変形に伴ってウインドガラスの方向へ移動して
も、車両前方側他端部に位置する取付孔を大径孔として
いるため、該大径孔に挿通された取付ボルトは移動を許
容され、取付孔に形成された切欠き部に沿ってワイパブ
ラケットと相対移動して取付孔から外れる。このため、
ワイパブラケットに加わる外力を緩和することができ
る。よって、このワイパブラケットの車両後方側端部
固定されたウインドガラス側の車体部材には、大きな外
力は作用しない。
【0010】また、ワイパブラケットの大径孔に対する
ウインドガラス側の位置、すなわち大径孔からウインド
ガラス側に向けてのワイパブラケットの部分の側縁部分
にリブが形成されているので、所定の強度剛性が確保さ
れている。またさらに、このリブには変形許容部が形成
されている。そのため、上記ワイパブラケットへの衝撃
荷重により取付ボルトが切欠き部に沿ってワイパブラケ
ットと相対移動して大径孔から外れ、更に、前記車体と
は別部分の車体(ボディ)が変形してワイパブラケット
にぶつかった場合、ワイパブラケットに衝撃荷重が上記
所定値の強度剛性を超えて作用すると上記変形許容部が
変形するため、2次的な衝撃荷重によってもワイパブラ
ケットがウインドガラス側へ大きく移動することを防止
できる。
【0011】したがって、仮に前述の如き車両が前方衝
突状態に至った場合であっても、車体部材とウインドガ
ラスとの接続固定部分が破損する恐れがなくなる。ま
た、構造が簡単であり、低コストにより実現可能であ
る。
【0012】請求項2に係る発明のワイパブラケット
は、請求項1記載のワイパブラケットにおいて、前記取
付孔のうち車両の幅方向外側に位置する取付孔に形成し
た前記切欠き部を、前記車体取付け状態において車両前
後方向軸線に対して車両内側略45度方向へ向けて形成
した、ことを特徴としている。
【0013】ここで、前述の如きワイパブラケットの取
付孔のうち車両の幅方向外側に位置する取付孔の周辺部
位は、車両前方(正面)からの衝突以外にも車両側方ま
たは斜め前方からの衝突に対しても大きな衝撃を受け
る。
【0014】この点、請求項2記載のワイパブラケット
では、車両の幅方向外側に位置する取付孔に形成された
切欠き部が、車両前後方向軸線に対して車両内側略45
度方向へ向けて形成されるため、前記各方向からの衝突
に際しても、取付ボルトが切欠き部に沿ってワイパブラ
ケットと相対移動して取付孔から外れる。
【0015】したがって、どの方向からの衝突に対して
もワイパブラケットに加わる外力を緩和することがで
き、ワイパブラケットがウインドガラス側に大きく移動
することを防ぐことができる。これにより、ウインドガ
ラスの下端縁が接続固定される車体部材とウインドガラ
スとの接続固定部分が破損する恐れがなくなる。
【0016】請求項3に係る発明のワイパブラケット
は、請求項1または請求項2に記載のワイパブラケット
において、前記大径孔が形成される座面を車体取付け状
態において略水平に設けた、ことを特徴とするものであ
る。
【0017】ここで、仮に、車両が前方衝突状態に至
り、ワイパブラケットに衝撃荷重が加わる場合、その衝
撃荷重の方向は車体の略水平方向であるが、請求項3に
記載のワイパブラケットでは、大径孔が形成される座面
を車体取付け状態において略水平に設けている。したが
って、ワイパブラケットに加わる衝撃荷重の方向と取付
ボルトが挿通される大径孔の座面の方向が同じであり、
取付ボルトが大径孔から更に一層外れ易くなる。このた
め、ワイパブラケットに加わる外力を一層効果的に緩和
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1には本発明の実施の形態に係
るワイパブラケット10及びワイパブラケット40が車
体に固定された状態が斜視図にて示されている。また、
図2にはワイパブラケット10が車体に固定された状態
の正面図が示されており、さらに図3にはワイパブラケ
ット10が車体に固定された状態の側面図が示されてい
る。また、図4にはこのワイパブラケット10の平面図
が示されている。
【0019】車両のウインドガラス22の前方側には、
車体部材としてのカウルパネル24が車両幅方向に渡っ
て設けられている。このカウルパネル24にはウインド
ガラス22の下端縁が接着固定されている。また、カウ
ルパネル24のウインドガラス22と反対側(車両前方
側)には車両幅方向両側にそれぞれサスペンションタワ
ー部30が設けられている。
【0020】ワイパブラケット10は、例えばアルミニ
ウム合金をダイカスト成形することにより全体として側
面視略L字状に形成されており、側縁部分にはリブ12
が設けられて所定の強度剛性を確保している。
【0021】また、ワイパブラケット10の一端部に
は、筒部(ピボットホルダ部)14が設けられている。
この筒部14は、ピボットシャフト50に対応して円筒
形に形成されており、ピボットシャフト50が挿通さ
れ、これを回転可能に支持する軸受としての機能を有し
ている。筒部14近傍の部材角部には、ねじ部外径が6
mmの取付ボルト18が挿通される取付孔20、21が
それぞれ形成されている。取付孔20の内径は6.2m
mであり、取付孔21は内径6.2mm×10mmの長
孔形状である。これらの取付孔20、21に挿通された
取付ボルト18によって、ワイパブラケット10の車両
後方側端部がカウルパネル24に固定される構成であ
る。
【0022】一方、ワイパブラケット10の他端部(ウ
インドガラス24と反対側、すなわち車両前方側)に
は、ねじ部外径が6mmの取付ボルト26が挿通される
大径孔としての取付孔28が形成されている。取付孔2
8の内径は9mmであり、取付孔20および取付孔21
よりも内径が大きく設定されている。また、取付孔28
は、車体取付状態において略水平に設けられた座面とし
ての水平部15に形成されている。この取付孔28に挿
通された取付ボルト26によってワイパブラケット10
がサスペンションタワー部30の水平部31に固定され
る構成である。
【0023】また、取付孔28には、部材周縁に開口す
ると共に取付ボルト26に対応した幅寸法7mmの切欠
き部32が形成されている。ここで、この切欠き部32
の開口方向は、ウインドガラス22方向(すなわち、車
両後方側)へ向けて形成されており、更に好適には、車
両前後方向軸線に対して車両内側略45度方向へ向けて
形成されている。
【0024】一方、リブ12の取付孔28に対するウイ
ンドガラス22側の位置には、ワイパブラケット10に
作用する所定値以上の衝撃荷重により変形する変形許容
部としての薄肉部16が設けられている。
【0025】以上の構成のワイパブラケット10、40
によって、ピボットシャフト50が回転可能に支持さ
れ、さらに、ピボットシャフト50の先端にはワイパア
ーム&ブレード(図示省略)が取り付けられる。また、
図5および図6に示される様に、ピボットシャフト50
の下端にはレバー52やリンクロッド54等から成るワ
イパ駆動機構(一部図示省略)が連結される。これによ
り、ピボットシャフト50の回転によってワイパアーム
&ブレード所定範囲で往復回動するようになっている。
また、ワイパブラケット10は、ワイパ駆動機構の揺動
範囲を避けるために、レバー52と略平行に延設された
斜部11および斜部11の下端から略垂直に延設されて
水平部15とつながる垂直部13を有し、取付孔20お
よび取付孔21は斜部11に形成され、取付孔28は水
平部15に形成されている。なお、他方のワイパブラケ
ット40は、ワイパブラケット10と左右対称形に形成
されており、基本的構成は同じである。
【0026】次に本実施の形態の作用を説明する。上記
構成のワイパブラケット10、40は、取付孔20、2
1に挿通された取付ボルト18によってカウルパネル2
4に固定され、取付孔28に挿通された取付ボルト26
によってサスペンションタワー部30に固定される。こ
のワイパブラケット10、40が適用されたワイパ装置
では、ワイパブラケット10、40によって支持された
ピボットシャフト50が回転することにより、ワイパア
ーム&ブレード所定範囲で往復回動してウインドガラス
22の雨滴等を払拭する。
【0027】ここで、仮に、車両が前方衝突状態に至り
車体(サスペンションタワー部30)が変形すると、ワ
イパブラケット10、40を固定する取付ボルト18、
26及びこのワイパブラケット10、40にも大きな荷
重が作用し、車体(サスペンションタワー部30)の変
形に伴ってウインドガラス22の方向へ移動しようとす
る。この際、ワイパブラケット10、40のウインドガ
ラス22と反対側に位置する取付孔28を内径9mmの
大径孔としているため、この取付孔28に挿通されたね
じ部外径6mmの取付ボルト26は、移動を許容され、
切欠き部32に沿ってワイパブラケット10、40と相
対移動して取付孔28から外れる。このため、ワイパブ
ラケット10、40に加わる外力を緩和することができ
る。また、この際に、ウインドガラス22の側に位置す
る取付孔20、21は、取付孔28に比べ内径が小さく
設定され、かつ、切欠き部32が形成されていないた
め、当該取付孔20、21に挿通された取付ボルト18
は移動を許容されず、ワイパブラケット10、40を依
然として車体(カウルパネル24)に固定したままの状
態である。このため、ワイパブラケット10、40がウ
インドガラス22の側に大きく移動することを防ぐこと
ができ、これらのワイパブラケット10、40の車両後
方側端部が固定されたカウルパネル24には、大きな外
力は作用しない。
【0028】したがって、仮に前述の如き車両が前方衝
突状態に至った場合であっても、ウインドガラス22の
下端縁が接続固定されるカウルパネル24には衝撃荷重
が入力されることがないため、ウインドガラス22とカ
ウルパネル24の接続固定部分が破損する(例えば、ウ
インドガラス22の接着外れが生じる)恐れがなくな
る。
【0029】またさらに、前述の如きワイパブラケット
10、40の取付孔20、21、28のうち車両の幅方
向外側に位置する取付孔28の周辺部位は、車両前方
(正面)からの衝突以外にも車両側方または斜め前方か
らの衝突に対しても大きな衝撃を受ける。
【0030】この点、本実施の形態に係るワイパブラケ
ット10、40では、取付孔28に形成された切欠き部
32が、車両前後方向軸線に対して車両内側略45度方
向へ向けて形成されているため、前記各方向からの衝突
に際しても、取付ボルト26が前述した如く切欠き部3
2に沿ってワイパブラケット10、40と相対移動して
取付孔28から外れる。
【0031】したがって、どの方向からの衝突に対して
もワイパブラケット10、40に加わる外力を緩和する
ことができ、ワイパブラケット10、40がウインドガ
ラス22の側に大きく移動することを防ぐことができ
る。このため、ウインドガラス22の下端縁が接続固定
されるカウルパネル24に衝撃荷重が入力されることを
防止でき、ウインドガラス22とカウルパネル24の接
続固定部分が破損する恐れがなくなる。
【0032】またさらに、ワイパブラケット10、40
のリブ12には、取付孔28に対するウインドガラス2
2側の位置に薄肉部16が設けられている。ここで、仮
に、車体(サスペンションタワー部30)の変形により
ワイパブラケット10、40に衝撃荷重が加わり、前述
の如く、取付ボルト26が取付孔28から外れ、更に、
前記車体とは別部分の車体(ボディ)が変形してワイパ
ブラケット10、40にぶつかった場合、ワイパブラケ
ット10、40に作用する衝撃荷重が所定値を超えて薄
肉部16が変形し、薄肉部16に近接する斜部11も変
形する。したがって、前記別部分の車体から加わる2次
的な衝撃荷重により、ワイパブラケット10、40がウ
インドガラス22の側に大きく移動することを防ぐこと
ができる。これにより、ウインドガラス22とカウルパ
ネル24の接続固定部分の破損を一層確実に防止でき
る。
【0033】またさらに、取付孔28はワイパブラケッ
ト10、40の水平部15に形成されている。ここで、
仮に、車両が前方衝突状態に至り、ワイパブラケット1
0、40に衝撃荷重が加わる場合、その衝撃荷重の方向
は車体の略水平方向であるが、ワイパブラケット10、
40に加わる衝撃荷重の方向と取付孔28の座面(水平
部15)の方向が同じであり、取付ボルト26が取付孔
28から更に一層外れ易くなる。このため、ワイパブラ
ケットに加わる外力を一層効果的に緩和することができ
る。これにより、ウインドガラス22とカウルパネル2
4の接続固定部分の破損を一層確実に防止できる。
【0034】このように、本実施の形態に係るワイパブ
ラケット10、40では、仮に車両が衝突状態に至った
場合であってもウインドガラス22の車体接続固定部分
に対する影響を低減することができる。また、構造が簡
単であり、低コストにより実現可能である。
【0035】なお、前記実施の形態においては、取付孔
28に車両前後方向軸線に対して車両内側略45度方向
へ向けて切欠き部32を形成するものとしたが、切欠き
部32の方向はこれに限るものではなく、略ウインドガ
ラス22方向であればよい。例えば、前記実施の形態に
係るワイパブラケット40に代えて、車両幅方向中央部
分に位置するワイパブラケットとする場合、このワイパ
ブラケットの取付孔28に形成する切欠き部の方向は、
ウインドガラス22方向となる。この場合、取付孔28
に挿通された取付ボルト26によってワイパブラケット
の車両前方側端部が車両幅方向中央部分の車体(ボデ
ィ)に固定される。
【0036】また、前記実施の形態においては、取付孔
28に対するウインドガラス22側の位置に変形許容部
としての薄肉部16を設けるものとしたが、変形許容部
の形態はこれに限るものではなく、ワイパブラケットに
作用する所定値以上の衝撃荷重により変形するものであ
ればよい
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るワイパブラケットが
車体に固定された状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るワイパブラケットが
車体に固定された状態を示す正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るワイパブラケットが
車体に固定された状態を示す側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るワイパブラケットの
平面図である。
【符号の説明】
10 ワイパブラケット 11 斜部 12 リブ 13 垂直部 14 筒部(ピボットホルダ部) 15 水平部(座面) 16 薄肉部(変形許容部) 18 取付ボルト 20 取付孔 21 取付孔 22 ウインドガラス 24 カウルパネル(車体部材) 26 取付ボルト 28 取付孔(大径孔) 30 サスペンションタワー部 31 水平部 32 切欠き部 40 ワイパブラケット 50 ピボットシャフト 52 レバー 54 リンクロッド

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピボットシャフトの回転によりワイパア
    ーム&ブレードがウインドガラス上を往復回動するワイ
    パ装置に適用され、取付ボルトによって前記車両後方側
    端部が前記ウインドガラス下方の車体部材に固定される
    と共に、前記ピボットシャフトを回転可能に支持するピ
    ボットホルダ部を備えたワイパブラケットにおいて、 前記ワイパブラケットは、 前記取付ボルトが挿通される複数の取付孔を有してお
    り、 前記複数の取付孔のうち、車体取付け状態において前記
    車両前方側他端部に位置する取付孔を他の取付孔よりも
    大きい径とされた大径孔と、 前記大径孔から略前記ウインドシールドガラス方向に向
    けて部材周縁に開口すると共に前記取付ボルトに対応し
    た幅寸法に形成された切欠き部と、 前記大径孔に対する前記ウインドガラス側の位置の側縁
    部分に形成されたリブと、 前記リブに形成され、前記ワイパブラケットに所定値以
    上の衝撃荷重が作用したとき変形する変形許容部と、 を備えたことを特徴とするワイパブラケット。
  2. 【請求項2】 前記取付孔のうち車両の幅方向外側に位
    置する取付孔に形成した前記切欠き部を、前記車体取付
    け状態において車両前後方向軸線に対して車両内側略4
    5度方向へ向けて形成した、ことを特徴とする請求項1
    記載のワイパブラケット。
  3. 【請求項3】 前記大径孔が形成される座面を車体取付
    け状態において略水平に設けた、ことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のワイパブラケット。
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