JP2005137703A - 椅子式施療装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 施療終了後の安全を確保することができるとともに使用者が起き上がりにくくなってしまうことのない椅子式施療装置を提供する。
【解決手段】 座部11と、リクライニングが可能な背凭れ部12と、この背凭れ部12を傾動させるモータMと、エアバッグA1ないしA5とを備えた椅子式施療装置であって、施療終了後に背凭れ部12がホームポジションへ戻されるとともにリクライニングの動作が禁止される。
【選択図】 図1
【解決手段】 座部11と、リクライニングが可能な背凭れ部12と、この背凭れ部12を傾動させるモータMと、エアバッグA1ないしA5とを備えた椅子式施療装置であって、施療終了後に背凭れ部12がホームポジションへ戻されるとともにリクライニングの動作が禁止される。
【選択図】 図1
Description
この発明は、背凭れ部がリクライニング可能となっている椅子式施療装置に関する。
従来から、座部と、リクライニングが可能な背凭れ部と、座部や背凭れ部に設けたマッサージ用のエアバッグ(施療用エアバッグ)とを備えた椅子式施療装置が知られている(特許文献1参照)。
かかる椅子式施療装置は、各エアバッグが膨縮することにより、肩、背中、腰、臀部、腿等の各部を施療することができるようになっている。また、背凭れ部を傾倒させることにより、背中や腰の施療をより効果的に行うことができるようになっている。
特開平9−66087号公報
しかしながら、このような椅子式施療装置にあっては、施療が終了した後でも背凭れ部のリクライニングの動作が可能となっているので、施療終了後に使用者がその施療装置から離れた後に、幼児などがリモートコントロール装置を悪戯して操作してしまうと背凭れ部が動作してしまう虞があり、安全上好ましいものではなかった。また、施療終了と同時にリクライニングの動作を禁止してしまうと、背凭れ部がリクライニングされている場合、背凭れ部はリクライニングしたままとなり、使用者は起き上がりにくくなってしまうという問題があった。
この発明の目的は、施療終了後の安全を確保することができるとともに使用者が起き上がりにくくなってしまうことのない椅子式施療装置を提供することにある。
請求項1の発明は、座部と、リクライニングが可能な背凭れ部と、この背凭れ部をリクライニングさせるリクライニング手段と、施療手段とを備えた椅子式施療装置であって、
施療終了後に前記背凭れ部がホームポジションへ戻るとともにリクライニングの動作が禁止されることを特徴とする。
施療終了後に前記背凭れ部がホームポジションへ戻るとともにリクライニングの動作が禁止されることを特徴とする。
請求項2の発明は、座部と、リクライニングが可能な背凭れ部と、この背凭れ部をリクライニングさせるリクライニング手段と、施療手段とを備えた椅子式施療装置であって、
前記背凭れ部がホームポジションへ戻されてから所定時間が経過後に、リクライニングの動作が禁止されることを特徴とする。
前記背凭れ部がホームポジションへ戻されてから所定時間が経過後に、リクライニングの動作が禁止されることを特徴とする。
この発明によれば、施療終了後に背凭れ部がホームポジションへ戻されたときリクライニングの動作が禁止されるものであるから、使用者が起き上がりにくくなってしまうことがなく、しかもマッサージ終了後の安全を確保することができる。
以下、この発明に係る椅子式の施療装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示す椅子式の施療装置10は、座部11と、この座部11の後ろに設けた背凭れ部12と、座部11の前に設けたオットマン20と、座部11の両側に設けたアームレスト部14,15と、座部11の下側に設けられた給排気装置50と、アームレスト14に取り付けられたコイン投入ボックス16と、各種の操作を行うリモートコントロール装置(リモコン)100とを備えている。
コイン投入ボックス16内には、所定のコインの投入によりタイマが立ち上がるコインタイマ17(図2参照)が設けられている。
リモコン100には、背凭れ部12の傾動を調整するリクライニングスイッチS1と、各種のマッサージモードを設定するモード設定スイッチS2と、オットマン20を回動させるオットマン用スイッチS3等が設けられている。リクライニングスイッチS1は、背凭れ部12をアップ(起立)させるアップスイッチ部と、背凭れ部12をダウン(傾倒)させるダウンスイッチ部とからなっている。
背凭れ部12は、図示しないリクライニング機構により傾動可能となっており、リモコン100のリクライニングスイッチS1の操作によりモータ(リクライニング手段)M(図2参照)が駆動されてリクライニング(傾動)していく。また、図1の実線で示す背凭れ部12の位置がホームポジションであり、一番が起き上がった状態のときであり、必ずしも直角に起立した状態ではない。
また、背凭れ部12には、図1に示すように肩用のエアバッグ(施療手段:マッサージ手段)A1と、背中用のエアバッグ(施療手段:マッサージ手段)A2と、腰用のエアバッグ(施療手段:マッサージ手段)A3とが設けられている。
オットマン20は、軸線J回りに回動可能となっており、エアバッグB(図2参照)の膨縮によって軸線J回りに上下に回動する。
また、オットマン20は、脚部を入れる凹部21,21を有しており、各凹部21の両側壁部23にエアバッグ(施療手段:マッサージ手段)A6〜A9が設けられており、エアバッグA6〜A9の膨縮により脹ら脛の施療を行うようになっている。
座部11には、臀部用のエアバッグ(施療手段:マッサージ手段)A4と、腿用のエアバッグ(施療手段:マッサージ手段)A5とが設けられている。
給排気装置50は、図2に示すように、エアーを給気するためのポンプ51と、エアバッグA1〜A9,Bを膨縮させるための電磁弁E1〜E8と、背凭れ部12の傾動用のモータMを駆動するモータ駆動回路52と、リモコン100の操作やコインタイマ17の計時時間などに基づいて各電磁弁E1〜E8やモータ駆動回路52を制御する制御装置53等とを備えている。
制御装置53は、リクライニングスイッチS1のアップスイッチ部が押されている間、モータ駆動回路52を動作させてモータMを正回転させて背凭れ部12をアップ(起立)させていき、この背凭れ部12がホームポジションに戻ったことを後述するリミットスイッチ55が検知するとモータ駆動回路52の動作を停止させてモータMの回転を停止させる。また、リクライニングスイッチS1のダウンスイッチ部が押されている間、モータ駆動回路52を動作させてモータMを逆回転させて背凭れ部12をダウン(リクライニング:傾倒)させていき、この背凭れ部12が図1に示す鎖線位置に到達したことを後述するリミットスイッチ56が検知するとモータ駆動回路52の動作を停止させてモータMの回転を停止させるようになっている。
各電磁弁E1〜E7は、開成すると各エアバッグA1〜A9とポンプ51とが連通して各エアバッグA1〜A9が膨張していき、閉成されると各エアバッグA1〜A9と外気とが連通されて各エアバッグA1〜A9が収縮していくようになっている。
また、電磁弁E8は三方弁であり、弁が第1位置に切り換わるとエアバッグBとポンプ51とが連通してエアバッグBが膨張し、第2位置に切り換わるとその連通路が閉成されてエアバッグBが膨張した状態に維持され、第3位置に切り換わるとエアバッグBは外気に連通されてエアバッグBの排気が行われてエアバッグBは収縮していくようになっている。
また、図2において、55は背凭れ部12がホームポジション(図1に実線で示す起立位置)に位置していることを検知するリミットスイッチ、56は背凭れ部12が図1に示す鎖線位置へ傾倒されたことを検知するリミットスイッチである。
[動 作]
次に、上記のように構成される椅子式の施療装置10の動作を図3に示すタイムチャートを参照しながら説明する。なお、エアバッグA1〜A9は収縮しており、各電磁弁E1〜E7は閉成され、電磁弁E8は第3位置に切り換わってエアバッグBは収縮している。
[動 作]
次に、上記のように構成される椅子式の施療装置10の動作を図3に示すタイムチャートを参照しながら説明する。なお、エアバッグA1〜A9は収縮しており、各電磁弁E1〜E7は閉成され、電磁弁E8は第3位置に切り換わってエアバッグBは収縮している。
先ず、コインボックス16に所定のコインを投入する。このコインの投入によりコインタイマ17が立ち上がるとともに給排気装置50の電源が立ち上がり、リモコン100の各種の操作が可能となる。そして、リモコン100のモードスイッチS2を操作して所望のマッサージモード(施療モード)を設定し、リクライニングスイッチS1の操作によりモータ駆動回路52が動作してモータMを駆動し、このモータMの駆動により背凭れ部12の傾動が行われる。
そして、背凭れ部12が所望の位置へリクライニングしたらリクライニングスイッチS1の操作を止めて、スタートスイッチ(図示せず)を押す。すると、コインタイマ17が計時を開始していく。
一方、スタートスイッチが押されたことにより給排気装置50のポンプ51が駆動されるとともに各電磁弁E1〜E7が制御装置53により制御されていく。例えば、エアバッグA1〜A5がこの順番に膨縮されていく場合、電磁弁E1が開成されてエアバッグA1が膨張されていく。エアバッグA1が所定時間膨張されると、電磁弁E1は閉成され、エアバックA1が収縮されていく。
そして、エアバッグA1の収縮が行われると、電磁弁E2が開成されてエアバッグA2が膨張されていく。同様にして、各電磁弁E2〜E5が制御されて各エアバッグA2〜A5の膨縮が行われていく。
コインタイマ17の計時時間が所定時間になると、コインタイマ17はタイムアップし、図3に示すように計時信号G1がHレベルからLレベルになり(時点t1)、ポンプ51の駆動が停止されるとともに膨張したエアバッグA1〜A9が収縮されて設定された施療モードの施療が終了される。
一方、コインタイマ17がタイムアップすると、制御装置53からブザー信号G2が出力されて図示しないブザーが鳴る。そして、ブザーが約1秒間鳴ると(時点t2)、制御装置53がモータ駆動回路52を動作させ、モータ駆動回路52からモータMを正転させるモータ駆動正転信号G3が出力されてモータMが正転されていく。このモータMの正転により背凭れ部12が起立してホームポジションへ戻っていく。他方、背凭れ部12が起立していくとき、ブザー信号G2が断続され、ブザーが断続音を鳴らしていく。
そして、モータMの正転により背凭れ部12がホームポジションに戻ると、ブザーの断続音が停止されるとともにリミットスイッチ55がこれを検知してオンする(時点t3)。このリミットスイッチ55のオンにより、モータ駆動回路52の動作が停止されるとともにブレーキ信号G4が出力されモータMの正転が停止され、背凭れ部12がホームポジションに停止されることになる。
他方、オットマン20が軸線J回りに回動移動されていれば、エアバッグBが収縮されて図1に示すホームポジションへ戻される。
背凭れ部12がホームポジションに停止されてから所定時間T(約10秒〜30秒)が経過すると(時点t4)、制御装置53はリモコン100のリクライニングスイッチS1の操作によるリクライニング信号の受け付け(入力)を禁止する。すなわち、背凭れ部12のリクライニングの動作が禁止される。
このリクライニングの動作の禁止により、施療終了後の安全を確保することができ、しかも背凭れ部12がホームポジションに移動されるので、施療終了後に使用者は施療装置10から起き上がり易いものとなる。
ところで、背凭れ部12がホームポジションに停止されてから所定時間Tの間では背凭れ部12のリクライニングが可能となるが、これは背凭れ部12がホームポジションに戻った際に、例えば浴衣などが座部11と背凭れ部12との間に挟まれた場合に、背凭れ部12を傾動させることにより挟まった浴衣などを取り外せるようにしたものである。また、施療終了後に背凭れ部12を倒して使用したい場合があるからである。
上記実施例では、背凭れ部12がホームポジションに停止されてから所定時間T後に、背凭れ部12のリクライニングの動作を禁止しているが、背凭れ部12がホームポジションに停止された時点でリクライニングの動作を禁止してもよい。また、コインボックス16にコインを投入することにより施療が行える椅子式の施療装置について説明したが、コインボックス16を備えていない通常の椅子式の施療装置であってもよい。
10 施療装置
11 座部
12 背凭れ部
A1〜A5 エアバッグ(施療手段)
M モータ(リクライニング)
11 座部
12 背凭れ部
A1〜A5 エアバッグ(施療手段)
M モータ(リクライニング)
Claims (2)
- 座部と、リクライニングが可能な背凭れ部と、この背凭れ部をリクライニングさせるリクライニング手段と、施療手段とを備えた椅子式施療装置であって、
施療終了後に前記背凭れ部がホームポジションへ戻るとともにリクライニングの動作が禁止されることを特徴とする椅子式施療装置。 - 座部と、リクライニングが可能な背凭れ部と、この背凭れ部をリクライニングさせるリクライニング手段と、施療手段とを備えた椅子式施療装置であって、
前記背凭れ部がホームポジションへ戻されてから所定時間が経過後に、リクライニングの動作が禁止されることを特徴とする椅子式施療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378979A JP2005137703A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 椅子式施療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003378979A JP2005137703A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 椅子式施療装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005137703A true JP2005137703A (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=34689202
Family Applications (1)
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JP2003378979A Pending JP2005137703A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 椅子式施療装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005137703A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014195739A (ja) * | 2014-07-15 | 2014-10-16 | 株式会社フジ医療器 | 椅子式マッサージ機 |
JP2020039830A (ja) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 株式会社ボディワークサービス | マッサージ装置、マッサージ制御方法及びマッサージ制御プログラム |
-
2003
- 2003-11-07 JP JP2003378979A patent/JP2005137703A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7278565B2 (ja) | 2018-09-13 | 2023-05-22 | 株式会社ボディワークサービス | マッサージ装置、マッサージ制御方法及びマッサージ制御プログラム |
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