JP2005136732A - 原稿読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 先行原稿と後続原稿との前後間隔を詰めることにより、原稿画像を連続的に読み取るときの処理速度を向上することができる原稿読取装置を提供する。
【解決手段】 制御装置は、ピックアップローラ17及び分離ローラ18を回転させ、原稿台14上から原稿を連続して搬送経路に送り込む。このとき、送り込んだ原稿の後端が分離ローラ18から外れたときに、分離ローラ18を停止させて次の原稿の繰り込みを一時停止して、先行原稿の後端を第1原稿位置検知センサDSSで検知したときに次の原稿を繰り込む。一方、繰り込んだ後続原稿の前端がレジストローラ19に当接したときにレジストローラ19の回転を一時停止して後続原稿を待機させ、先行原稿の表面の読み取りが終了したときに後続原稿の搬送を再開する。
【選択図】 図1
【解決手段】 制御装置は、ピックアップローラ17及び分離ローラ18を回転させ、原稿台14上から原稿を連続して搬送経路に送り込む。このとき、送り込んだ原稿の後端が分離ローラ18から外れたときに、分離ローラ18を停止させて次の原稿の繰り込みを一時停止して、先行原稿の後端を第1原稿位置検知センサDSSで検知したときに次の原稿を繰り込む。一方、繰り込んだ後続原稿の前端がレジストローラ19に当接したときにレジストローラ19の回転を一時停止して後続原稿を待機させ、先行原稿の表面の読み取りが終了したときに後続原稿の搬送を再開する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ及びスキャナーや、それらの複合機に設けられる原稿読取装置に関するものである。
従来、上記のような原稿読取装置においては、複数の原稿を連続して読み取るときの読み取り処理速度(スループット)を向上することが要求されている。このような要求に答えるため、原稿の搬送駆動源であるステップモータの駆動周波数を、ステップモータが脱調しない範囲で自起動領域内の周波数から自起動周波数を超える周波数まで変化させ、原稿の搬送速度を上げることで、原稿の搬送に要する時間を短縮しようとするものがある(特許文献1参照。)。
特開平7−196181号公報
ところが、原稿の搬送速度を、撮像素子等による原稿の読み取り速度以上に高くすることはできないので、原稿の搬送所要時間の短縮には限界がある。従って、原稿を連続的に読み取る場合、その読み取り間隔が広いと、トータルの読み取り時間が長くなってしまうことは避けられない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、先行原稿と後続原稿との前後間隔を詰めることにより、原稿画像を連続的に読み取るときの処理速度を向上することができる原稿読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、搬送経路に対して原稿を連続して送り込む送り込み手段と、前記搬送経路中に設けられ、原稿画像を読み取る読み取り手段と、原稿の読み取り中に後続原稿を搬送経路の一部で待機させ、先行原稿と後続原稿とが搬送経路内で所定の前後間隔になったときに、後続原稿の搬送を再開させる搬送間隔設定手段とを設けた。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記搬送間隔設定手段は、前記後続原稿の読み取り体勢が整った後に、その後続原稿の搬送を再開させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記送り込み手段は、待機のための一時停止により原稿の斜行状態を矯正する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記送り込み手段は、待機のための一時停止により原稿の斜行状態を矯正する。
先行原稿と後続原稿との前後間隔を詰めることにより、原稿画像を連続的に読み取るときの処理速度を向上することができる原稿読取装置を提供することができる。
以下、本発明に係る原稿読取装置を複合機に具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図2に示すように、原稿読取装置としての複合機10の上部には、原稿を連続的に搬送して表裏両面を読み取るために複数の原稿を連続的に搬送するための搬送経路を構成する原稿給送部11、静止画像を読み取るための原稿載置部12、原稿読み取り機構を備えた原稿読取機構部13が装設されている。また、複合機10の下部には、それぞれ図示しない周知の記録紙供給部、記録部及び記録紙排出部が装設されている。
図2に示すように、原稿読取装置としての複合機10の上部には、原稿を連続的に搬送して表裏両面を読み取るために複数の原稿を連続的に搬送するための搬送経路を構成する原稿給送部11、静止画像を読み取るための原稿載置部12、原稿読み取り機構を備えた原稿読取機構部13が装設されている。また、複合機10の下部には、それぞれ図示しない周知の記録紙供給部、記録部及び記録紙排出部が装設されている。
原稿給送部11は、読取前の複数の原稿を、積層状態で載置する原稿台14と、読取後の原稿を積層状態で載置する原稿排出台15とを備えている。また、原稿給送部11は、原稿台14に載置された複数枚の原稿の前端が当接される開閉可能なシャッター16と、閉鎖状態のシャッター16に前端が当接された複数枚の原稿のうち一番上の原稿に当接して前方へ搬送するピックアップローラ17とを備えている。さらに、原稿給送部11は、ピックアップローラ17によりシャッター16を通過して搬送された原稿を1枚ずつ分離して前方へ送り込む分離ローラ18及び分離パッド18aを備えている。前記搬送経路は、原稿台14の原稿の送り込み口から、原稿排出台15への原稿の排出口までが1つの経路となるように構成される。
また、図1及び図2に示すように、原稿給送部11は、搬送経路に沿って順にレジストローラ19、第1給送ローラ20、第2給送ローラ21、表面読取用ローラ22、第3給送ローラ23、裏面読取用ローラ24、第4給送ローラ25を備えている。レジストローラ19、第1給送ローラ20、第2給送ローラ21、第3給送ローラ23及び第4給送ローラ25は、それぞれアイドルローラ19a,20a,21a,23a,25aを備えている。各ローラ17〜25は、1つのステップモータ26(図3に図示)に作動連結されている。分離ローラ18及びレジストローラ19は、それぞれ電磁式のクラッチ27,28(図3に図示)を介してステップモータ26に作動連結されている。さらに、原稿給送部11は、裏面読取用ローラ24に対向配置された密着型イメージセンサ29を備えている。
図1に示すように、原稿給送部11の原稿台14には、原稿台14上に載置された原稿の幅に基づいて副走査方向のサイズを検知するための原稿サイズ検知センサDLSが設けられている。また、ピックアップローラ17とシャッター16との間には、シャッター16に当接された原稿の有無を検知する原稿有無検知センサDS1が設けられている。また、分離ローラ18とレジストローラ19との間における分離ローラ18寄りには、搬送される原稿の位置を検知する第1原稿位置検知センサDSSが設けられている。また、レジストローラ19の近傍には、レジストローラ19に原稿の前端が当接したことを検知するためのレジストセンサDRSが設けられている。また、第1給送ローラ20と第2給送ローラ21との間における第2給送ローラ21寄りには、原稿の位置を検知する第2原稿位置検知センサDS2が設けられている。さらに、第3給送ローラ23と裏面読取用ローラ24との間には、原稿の位置を検知する第3原稿位置検知センサDS3が設けられている。
図2に示すように、原稿載置部12は、上面に原稿を載置するための透明な原稿載置板30と、その原稿載置板30上において開閉回動可能に配設された押え蓋31とを備えている。そして、原稿給送部11の原稿台14及び原稿排出台15は、この原稿載置部12の押え蓋31上に配設されている。
また、図1及び図2に示すように、原稿読取機構部13は、原稿給送部11の表面読取用ローラ22に対抗配置された透光板32と、この透光板32上を通過する原稿または原稿載置板30上に載置された原稿に光を照射する光源33とを備えている。また、原稿読取機構部13は、原稿からの反射光の光路を変更する第1ミラー34、第2ミラー35及び第3ミラー36と、光源33及び第1〜第3ミラー34〜36を移動させるための図示しない周知の移動機構とを備えている。さらに、原稿読取機構部13は、第3ミラー36からの光を収束させる集光レンズ37と、その集光レンズ37を通して入射した光に基づき原稿の画像を読み取るとともに、その読み取った原稿の画像信号を出力する撮像素子(CCD)38とを備えている。
光源33及び第1ミラー34は、移動機構によって副走査方向に移動配置される第1キャリッジ39に支持されている。第2及び第3ミラー35,36は、同じく副走査方向に移動配置される第2キャリッジ40に支持されている。第1キャリッジ39は、移動機構により第2キャリッジ40の2倍の移動速度で移動される。そして、第1キャリッジ39及び第2キャリッジ40は、その移動範囲のほぼ中央に設定された待機位置P1から、透光板32の真下に対向位置する読取位置P2とに移動配置される。また、原稿載置板30の原稿給送部11側における端部の真下に対向位置する位置P3と、原稿載置板30の反対側における端部の真下に対抗位置する位置P4との間を移動される。
以上のように構成された原稿給送部11と原稿読取機構部13とは原稿自動読取装置(ADF)を構成し、第1及び第2キャリッジ39,40を読取位置P2に配置した状態で、透光板32上を通過する原稿を読み取る。また、原稿載置部12と原稿読取機構部13とはフラットベッドスキャナ(FBS)を構成し、第1及び第2キャリッジ39,40を位置P3から位置P4まで移動させることにより、原稿載置板30上に載置された原稿を読み取る。
次に、本実施形態の電気的構成について説明する。
図3に示すように、複合機10は、各センサDLS,DS1,DSS,DRS,DS2,DS3と、原稿読み取り用のスタートボタン41とから入力する各信号に基づいて、ステップモータ26、分離ローラクラッチ27、レジストローラクラッチ28、密着型イメージセンサ29及び撮像素子38を制御する制御装置42を備えている。制御装置42は、原稿の副走査方向におけるサイズ等を記憶するための記憶部43を備えている。
図3に示すように、複合機10は、各センサDLS,DS1,DSS,DRS,DS2,DS3と、原稿読み取り用のスタートボタン41とから入力する各信号に基づいて、ステップモータ26、分離ローラクラッチ27、レジストローラクラッチ28、密着型イメージセンサ29及び撮像素子38を制御する制御装置42を備えている。制御装置42は、原稿の副走査方向におけるサイズ等を記憶するための記憶部43を備えている。
本実施形態では、ピックアップローラ17、分離ローラ18、分離パッド18a、ステップモータ26、制御装置42及び第1原稿位置検知センサDSSが送り込み手段を構成する。また、光源33、第1ミラー34、第2ミラー35、第3ミラー36、集光レンズ37及び撮像素子38等と、密着型イメージセンサ29がそれぞれ読み取り手段を構成する。さらに、レジストローラ19、レジストローラクラッチ28、制御装置42、レジストセンサDRS及び第1原稿位置検知センサDSSが搬送間隔設定手段を構成する。
制御装置42は、原稿台14上に載置された複数の原稿を一枚ずつ搬送経路に送り込み、搬送経路に沿って搬送している間に原稿の表面及び裏面の読み取りを行なわせ、読み取りが行なわれた原稿を原稿排出台15に順次排出する読取制御を実行する。
制御装置42は、読取制御における制御処理として、図4のフローチャートで示す送り込み処理、図5のフローチャートで示す待機処理、及び、図6のフローチャートで示す読取処理を実行する。送り込み処理は、原稿台14上に載置された原稿を一枚ずつ搬送経路に送り込む制御処理である。また、待機処理は、搬送経路に送り込んだ原稿の搬送を一時停止させて待機させるとともに、斜行状態を矯正する制御処理である。また、読取処理は、密着型イメージセンサ29による裏面読取位置BP(図1に図示)、及び、撮像素子38による表面読取位置FP(図1に図示)に原稿を搬送する制御処理である。
送り込み処理において、制御装置42は、先ずステップ(以下、Sと略記する。)100で、スタートボタン41が押されたか否かを判別し、スタートボタン41が押されたときには、次にS101で、原稿有無検知センサDS1が、原稿台14上に原稿を検知している否かを判断する。
制御装置42は、S101で原稿が検知されたときには、次にS102で、原稿サイズ検知センサDLSの検知結果から、原稿台14上に載置されている原稿の副走査方向のサイズを判別し、その判別したサイズを記憶部43に保存する。
次に、制御装置42は、S103で、ステップモータ26をオフ(停止状態)からオン(運転状態)とし、また、レジストローラクラッチ28をオフ(非係合状態)からオン(係合状態)にする。続いて、S104で、分離ローラクラッチ27をオフからオンとする。この処理により、原稿台14上から最初の原稿が一枚搬送経路に送り込まれる。
次に、制御装置42は、S105で、第1原稿位置検知センサDSSの検知結果から、分離ローラ18によって送り込まれた原稿の前端を検知したか否か、すなわち、原稿が分離ローラ18から所定距離だけレジストローラ19側に近い所定の第1搬送位置に達したか否かを判断する。
S105で原稿の前端を検知すると、制御装置42は、次にS106で、ステップモータ26の駆動ステップ数を用いて、第1搬送位置からの原稿の搬送量の計測を開始する。そして、次にS107で、第1搬送位置からの原稿の搬送量が、記憶部43に記憶しているその原稿のサイズに対応する搬送量、すなわち、その原稿が分離ローラ18から外れる位置まで搬送される搬送量に達したか否かを判断する。S107で、第1搬送位置からの原稿の搬送量が、原稿のサイズに対応する搬送量に達したときには、次にS108で、分離ローラクラッチ27をオンからオフにする。この処理により、原稿が分離ローラ18から外れる位置まで送り込まれた状態でピックアップローラ17及び分離ローラ18の駆動を停止し、原稿をレジストローラ19によって搬送させるとともに原稿台14からの後続の原稿の送り込みを一時停止して待機させる。従って、原稿台14から最初に搬送経路に送り込まれた原稿は、前記待機処理による一時停止を行なうことなく搬送される。
次に、制御装置42は、S109で、第1原稿位置検知センサDSSの検知結果から、分離ローラ18から外れた後にレジストローラ19によって搬送されている原稿の後端が検知されたか否か判定する。そして、S109で原稿の後端が検知されたときには、次にS110で、原稿有無検知センサDS1が、原稿台14上に読み取り前の原稿を検知するか否かを判断する。そして、S110で原稿台14上に原稿があると判断したときには、次にS104からの処理を繰り返す。この処理により、原稿台14上に載置された複数の原稿を順次搬送経路に送り込むとともに、先に送り込んだ原稿の後端と、次に送り込む原稿の前端との間に、所定の間隔を設ける。
一方、S110で原稿台14上に原稿がないと判断したときには、本処理を終了する。
また、前記待機処理において、制御装置42は、先ずS200で、レジストセンサDRSの検知結果から、分離ローラ18によって送り込まれた原稿の前端が検知されたか否か、すなわち、原稿の前端がレジストローラ19に当接する第2搬送位置に達したか否か判断する。そして、S200で原稿の前端を検知したときには、次に、S201で、レジストローラクラッチ28をオンからオフに切り替えるとともに、ステップモータ26の駆動ステップ数を用いて、原稿の前端側を待機のために停止させた状態での分離ローラ18による原稿の後端側の搬送量の計測を開始する。この処理により、分離ローラ18によって搬送経路に送り込んだ原稿の搬送を一時停止する。一方、分離ローラ18による原稿の後端側の搬送を継続し、原稿の前端をレジストローラ19に押し付けることによって、この原稿の斜行状態を矯正する。
また、前記待機処理において、制御装置42は、先ずS200で、レジストセンサDRSの検知結果から、分離ローラ18によって送り込まれた原稿の前端が検知されたか否か、すなわち、原稿の前端がレジストローラ19に当接する第2搬送位置に達したか否か判断する。そして、S200で原稿の前端を検知したときには、次に、S201で、レジストローラクラッチ28をオンからオフに切り替えるとともに、ステップモータ26の駆動ステップ数を用いて、原稿の前端側を待機のために停止させた状態での分離ローラ18による原稿の後端側の搬送量の計測を開始する。この処理により、分離ローラ18によって搬送経路に送り込んだ原稿の搬送を一時停止する。一方、分離ローラ18による原稿の後端側の搬送を継続し、原稿の前端をレジストローラ19に押し付けることによって、この原稿の斜行状態を矯正する。
次に、制御装置42は、S202で、分離ローラ18による原稿の後端側の搬送量が、記憶部43に記憶されている所定の搬送量、すなわち、原稿の斜行状態を矯正するために設定された搬送量に達したか否かを判定する。そして、S202で原稿の後端側が所定の搬送量だけ送られていたときには、次にS203で、分離ローラクラッチ27をオンからオフに切り替える。この処理により、原稿の待機状態においてレジストローラ19に前端を当接させた原稿の斜行状態の矯正を終了するとともに、分離ローラ18が原稿台14上から後続の原稿を繰り込まないようにする。
次に、制御装置42は、S204で、後述する読取処理において、先行する原稿の後端が表面読取位置FPに達したか否かを判定した結果に基づいて、先行原稿の表面の読み取りが終了したか否かを判断する。そして、先行原稿の表面の読み取りが終了したときには、次にS205で、分離ローラクラッチ27及びレジストローラクラッチ28を共にオフからオンに切り替える。この処理により、後続原稿の読み取り体勢が整ったと判断した時点、すなわち、先行原稿と後続原稿とが搬送経路内で所定の前後間隔となったときに、搬送経路の途中に待機させている後続原稿の搬送を再開する。ここで、先行原稿と後続原稿との前後間隔は、後続原稿の表面の読み取りを開始するまでに、先行原稿の表面の読み取りデータを画像メモリに記憶することができる間隔に設定されている。
また、前記読取処理において、制御装置42は、先ずS300で、第2原稿位置検知センサDS2により、搬送されている原稿の前端を検知し、原稿の前端が表面読取位置FPに達した時点から、撮像素子38による原稿表面の読み取りを開始する。
次に、制御装置42は、S301において、第3原稿位置検知センサDS3により原稿の前端を検知し、原稿の前端が裏面読取位置BPに達した時点から、密着型イメージセンサ29による原稿裏面の読み取りを開始する。
次に、制御装置42は、S302において、第2原稿位置検知センサDS2により、原稿の後端を検知する。そして、S302で原稿の後端を検知したときには、次に、S303で、ステップモータ26の駆動ステップ数を用いて、原稿の後端が表面読取位置FPに達したか否かを判断する。制御装置42は、S303で原稿の後端が表面読取位置FPに達していたときには、次にS304で、撮像素子38による原稿表面の読み取りを終了する。前記待機処理のS204では、このS303で原稿の後端が表面読取位置FPに達したと判断したときに次のS205に移行する。
S304で原稿表面の読み取りを終了した後、制御装置42は、S305で、第3原稿位置検知センサDS3により、搬送されている原稿の後端を検知し、原稿の後端が裏面読取位置BPに達した時点で密着型イメージセンサ29による原稿裏面の読み取りを終了する。
以上の読取処理により、原稿の表面及び裏面の画像の読み取りが終了する。
以上詳述したように本実施形態では、複数の原稿を連続して搬送経路に送り込むとともに、先行原稿の表面の読み取りが終了するまで後続原稿を搬送経路の途中で待機させ、先行原稿の表面の読み取りが終了した時点で後続原稿の搬送を再開する。このため、先行原稿の表面及び裏面の読み取りが終了した時点で後続原稿を原稿台14から搬送経路内にはじめて送り込むようにした場合に比較して、読取処理速度を向上することができる。また、後続原稿の前端をレジストローラ19に押し当てて一時停止させるので、原稿の斜行状態を矯正することができる。
以上詳述したように本実施形態では、複数の原稿を連続して搬送経路に送り込むとともに、先行原稿の表面の読み取りが終了するまで後続原稿を搬送経路の途中で待機させ、先行原稿の表面の読み取りが終了した時点で後続原稿の搬送を再開する。このため、先行原稿の表面及び裏面の読み取りが終了した時点で後続原稿を原稿台14から搬送経路内にはじめて送り込むようにした場合に比較して、読取処理速度を向上することができる。また、後続原稿の前端をレジストローラ19に押し当てて一時停止させるので、原稿の斜行状態を矯正することができる。
10…原稿読取装置としての複合機、17…送り込み手段としてのピックアップローラ、18……同じく分離ローラ、18a…同じく分離パッド、19…搬送間隔設定手段としてのレジストローラ、26…送り込み手段としてのステップモータ、28…搬送間隔設定手段としてのレジストローラクラッチ、29…読み取り手段としての密着型イメージセンサ、33…読み取り手段としての光源、34…同じく第1ミラー、35…同じく第2ミラー、36…同じく第3ミラー、37…同じく集光レンズ、38…同じく撮像素子、42…送り込み手段、読み取り手段及び搬送間隔設定手段としての制御装置、DS2…搬送間隔設定手段としての第1原稿端検知センサ、DRS…同じくレジストセンサ、DSS…送り込み手段としての原稿幅検知センサ。
Claims (3)
- 搬送経路に対して原稿を連続して送り込む送り込み手段と、
前記搬送経路中に設けられ、原稿画像を読み取る読み取り手段と、
原稿の読み取り中に後続原稿を搬送経路の一部で待機させ、先行原稿と後続原稿とが搬送経路内で所定の前後間隔になったときに、後続原稿の搬送を再開させる搬送間隔設定手段とを設けた原稿読取装置。 - 前記搬送間隔設定手段は、前記後続原稿の読み取り体勢が整った後に、その後続原稿の搬送を再開させる請求項1に記載の原稿読取装置。
- 前記送り込み手段は、待機のための一時停止により原稿の斜行状態を矯正する請求項1又は請求項2に記載の原稿読取装置。
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JP2012116659A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-06-21 | Ricoh Co Ltd | シート材搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
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