JP2005132467A - 包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワンタッチで係止及び解除を可能にした包装箱における周壁内部フラップの係止構造を提供する。
【解決手段】平面視でコーナー角を底板2又は天板部材の各コーナー辺に、隣接交差して起立する外周壁3a,3bと、外周壁3a,3bを内側に折返し内周壁4a,4bと、自由端に連設し板部材の内面に沿って折曲げるフラップ6a,6bを折曲げ状態で、フラップ6a,6bの端部同士が重なり合う係止構造に関する。外周壁3a,3bと内周壁4a,4bを共に起立させ組立て、両当接フラップ6a,6bの一方の当接フラップ6bの端部の一部が他方の当接フラップ6aの端部と上下に重なり係合部を形成し、一方の内部フラップ6bを他方の内部フラップ6a上に重ね合わせ、内周壁4bの下端側を、重なり合う外周壁3bの内面側に弾力的に揺動押接し、反対方向に復元揺動させ、係合部をフラップ6a側の係合部に重なり合う係合展開形状及び構造。
【選択図】図3
【解決手段】平面視でコーナー角を底板2又は天板部材の各コーナー辺に、隣接交差して起立する外周壁3a,3bと、外周壁3a,3bを内側に折返し内周壁4a,4bと、自由端に連設し板部材の内面に沿って折曲げるフラップ6a,6bを折曲げ状態で、フラップ6a,6bの端部同士が重なり合う係止構造に関する。外周壁3a,3bと内周壁4a,4bを共に起立させ組立て、両当接フラップ6a,6bの一方の当接フラップ6bの端部の一部が他方の当接フラップ6aの端部と上下に重なり係合部を形成し、一方の内部フラップ6bを他方の内部フラップ6a上に重ね合わせ、内周壁4bの下端側を、重なり合う外周壁3bの内面側に弾力的に揺動押接し、反対方向に復元揺動させ、係合部をフラップ6a側の係合部に重なり合う係合展開形状及び構造。
【選択図】図3
Description
この発明はケーキ等の収容物を収容する包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造に関する。
従来の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造としては、図7,8に示すものが公知である。包装箱51は正方形又は長方形の底板52に対して、前後左右の外周壁53a,53bが折曲げ起伏可能に連設され、該外周壁53a,53bの自由端に内側に折返すように内周壁54a,54bが連設されている。そして外周壁53a,53bと内周壁54a,54bとで2重の周壁として構成され、該内周壁54a,54bの自由端には底板52の内面に沿って折曲げられ底縁を形成する帯状の当接フラップ56a,56bが設けられている。
また図7の内面展開図に示すように、外周壁53a,53bの高さ幅をh51,内周壁54a,54bの高さ幅をh52とすると、外周壁53a,53bの高さ幅h51に対して、内周壁54a,54bの高さ幅h52を使用される紙等の素材の厚みや質に応じて僅かに狭く形成している。この例ではh51−h52≒0.5〜1.0mm(但し紙厚が0.5〜1.0mmの場合)のサイズで形成されている。
さらに隣接して交差する外周壁53a,53bの端部間には内面側において山線の折目57を介してひだ状に折曲げられて隣接する外周壁53a,53bを連結する連結片58が連設されている。そして周壁を起立させた状態で外周壁53と内周壁54との間にひだ状に折曲げられた連結片58と内周壁54a,54bの両端に連設された折込みフラップ59を押圧挟持し、図8の矢印に示すように当接フラップ56aの端部を隣接交差する当接フラップ56bの端部上に重ね合わせて係止固定し、箱組みを完成させる構成となっている。
しかし、上記従来の包装箱の周壁内部フラップの端部係止構造は、隣接交差する当接フラップの端部同士が互いに重なり合って係止固定する構造となっており、該当接フラップの端部が角(鈍角:この例ではおよそ120°である)に形成されているので、隣接交差する他方の当接フラップとの重ね合わせ面積が大きくなり、当接フラップの端部を他方の当接フラップ下に差し込み重ね合わせて係止固定する際には、いずれか一方の当接フラップを大きく起立方向に回動させる必要があり、箱組み時に無理な力を必要とするほか、菓子を手渡して包装する現場での箱組み作業が非能率的であった。
また、係止解除する際も同様にいずれか一方の当接フラップを起立方向に大きく回動させて、他の当接フラップの係止解除をする必要があり、さらに当接フラップの端部を角に形成していると、箱組みの係止固定及び係止解除の際にその角で指等を痛めることがあった。
この発明は、これらの課題を解決又は改善しようとするものである。
また、係止解除する際も同様にいずれか一方の当接フラップを起立方向に大きく回動させて、他の当接フラップの係止解除をする必要があり、さらに当接フラップの端部を角に形成していると、箱組みの係止固定及び係止解除の際にその角で指等を痛めることがあった。
この発明は、これらの課題を解決又は改善しようとするものである。
上記課題を解決するための本発明の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造は、第1に、平面視でコーナー角を有する底板2又は天板となる板部材の各コーナー辺に、互いに隣接交差して起立する外周壁3a,3bを連設し、各外周壁3a,3bの自由端に内側に折返すように連設する内周壁4a,4bと、該内周壁4a,4bの自由端に連設し上記板部材の内面に沿って折曲げられる帯状の当接フラップ6a,6bとを設け、上記折曲げ状態で隣接する他の当接フラップ6a,6bの端部同士が重なり合って係止される構造において、上記外周壁3a,3bと内周壁4a,4bを共に起立させて組立てた際に、両当接フラップ6a,6bの少なくとも一方の当接フラップ6bの端部の一部が他方の当接フラップ6aの端部と上下に重なり合って係合し合う平面視で凹凸形状の係合部11bを形成してなることを特徴としている。
第2に、周壁の組立時に凹凸を形成した一方の内部フラップ6bを他方の内部フラップ6a上に重ね合わせ、上記凹凸形成側の内周壁4bの下端側を、これとひだ状に重なり合う外周壁3bの内面側に弾力的に揺動させて押接した後、反対方向に復元揺動させることにより、係合部11bを他方の当接フラップ6a側の係合部11aに重なり合って係合し合う展開形状及び構造としたことを特徴としている。
第3に、箱組立状態で隣接係合し合う当接フラップ6a,6bの各係合部11a,11bの展開形状が、凹凸状に切欠き形成した側の係合部11bを当接フラップ6bの幅方向及び辺方向に爪状の突起部11dを切残し形成し、他方の側の係合部11aを当該当接フラップ6aの幅方向の略全幅にわたり且つ辺方向に一定寸法切込んで切欠形成してなることを特徴としている。
第4に、隣接して交差する2つの外周壁3a,3bの交差する端部間に内面側において山線の折目7を介してひだ状に折曲げられて両外周壁3a,3bを連結する連結片8を連設し、周壁を起立させた状態でいずれか一方の周壁の外周壁3bと内周壁4bとの間にひだ状に折畳まれた連結片8を弾力的に押圧挟持することを特徴としている。
第5に、箱組立状態で隣接して交差する周壁の高さを起立状態で同一高さにするとともに、凹凸形成した係合部11b側の内周壁4bの高さ幅h3に対し他方の側の内周壁4aの高さ幅h2を僅かな差αだけ狭く形成したことを特徴としている。
第6に、上記外周壁3a,3bと内周壁4a,4bとの間に額縁幅に相当する幅の縁部12a,12bを設けたことを特徴としている。
第7に、箱組立状態で隣接係合し合う当接フラップ6a,6bの各係合部11a,11bの展開形状が、当接フラップ6a,6bの幅方向及び辺方向に爪状の突起部11e,11dを切残し形成してなることを特徴としている。
第8に、爪状の突起部11e,11dが、組立状態より、内周壁4aの下端側を外周壁3aの内面に向って押圧揺動させることにより、係合部11a,11b同士が平面視において互に係合解除される構造としたことを特徴としている。
第9に、上記内周壁4aの左右端に内側にアングル状に折曲げられる折込フラップ9を連設し、周壁を起立させた状態で外周壁3bと内周壁4bとの間にひだ状に折畳まれた連結片8とともに該折込フラップ9を押圧挟持し、起立状態における該折込フラップ9の連設基端部の下端に切込み13を形成したことを特徴としている。
第10に、当接フラップ6aの連設基端部の両端に切込み14を形成し、内周壁4aの左右下端に底板2方向に突出する支持部16を形成したことを特徴としている。
以上の如く構成される本発明の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造によれば、以下に示すような効果を奏するものである。
(1)上記周壁の組立状態において隣接し合う当接フラップの端部に係合部を設け、該係合部に爪状の突起部を切残し形成し、前記係合部同士が互いに重なり合って係合し合う展開形状及び構造としたので当接フラップの起立回動の動作を要せずに、箱組みを容易且つ迅速に行うことができる。
(1)上記周壁の組立状態において隣接し合う当接フラップの端部に係合部を設け、該係合部に爪状の突起部を切残し形成し、前記係合部同士が互いに重なり合って係合し合う展開形状及び構造としたので当接フラップの起立回動の動作を要せずに、箱組みを容易且つ迅速に行うことができる。
(2)ひだ状に折畳まれた連結片を外周壁と内周壁とで弾力的に押圧挟持し、内周壁の下端側を外周壁の内面側に弾力的に揺動させて押接し、反対方向に復元揺動させる構成としたので、ワンタッチで当接フラップの係止及び解除をすることができるとともに、一旦係止した当接フラップ同士の係合部は上記復元揺動作用により、容易に解除されることはない。
(3)α=h3−h2の数式で示すように、凹凸形成した係合部側の内周壁の高さ幅h3に対し他方の側の内周壁の高さ幅h2を僅かな差αだけ狭く形成したことにより、当接フラップと底板の間に僅かな隙間ができ、係合部に切り残し形成された突起部を容易に隣接交差する他の係合部に差込んで係止固定することができる。
(4)外周壁と内周壁との間に額縁幅に相当する縁部を設け、隣接交差し係合し合う当接フラップの各係合部に突起部を切り残し形成したので、ワンタッチで係止固定し、内側壁の外側壁の内面側への移動を規制することができるとともに、解除する際には折込フラップの連設した内周壁を外周壁の内面に向かって押圧揺動させるだけで、一方の突起部が隣接交差し係合し合う他方の突起部を解除方向に押し上げることができるので、当接フラップの端面に触らずに、係合し合う突起部を容易に解除することができる。
(5)内周壁の左右両端の内側にアングル状に折曲げられる折込フラップを連設し、起立状態において該折込フラップの連設基端部の下端に切込みを設けたので、折込フラップの下端側に戻り方向の弾力性が備わり、内周壁が弾力的に包装箱の内側に復元揺動する構成としたので、周壁の組立及び解除をワンタッチで容易にすることができる。
(6)額縁幅に相当する縁部を設けた包装箱においても、当接フラップと底板との間の隙間αがh3>h2の関係により形成されるとともに、当接フラップの連設基端部の両端に切込みを形成したので、該切込みによって底板方向に突出形成された支持部の下端が底板2に当接し、起立状態において内周壁を支持するとともに、高さを出すことによってさらに正確な隙間αを形成し、額縁状の縁部の水平を保持することができる。
以下本発明の実施形態を図面に基づき説明する。図1は本包装箱の箱組み完成状態を示す斜視図,図2は展開図を示し、図3は要部拡大図である。
包装箱1は、正方形又は長方形の底板2に対して前後外周壁3a及び左右外周壁3bが折曲げ起伏可能に連設され、その各外周壁3a,3bの自由端には包装箱1の内側に折り返し形成される前後内周壁4a及び左右内周壁4bが折曲げ可能に連設され、包装箱1の周壁を2重壁として構成している。そして上記内周壁4a,4bの自由端には底板2の内面に沿って内側に折曲げられ底縁を形成する帯状の当接フラップ6a,6bが折曲げ可能に連設され、該当接フラップ6a,6bの端部には後述する係脱用の係合部11a,11bが切欠形成されている。
上記係合部11aは前記当接フラップ6aの両端を幅方向の略全幅に渡り且つ辺方向に一定寸法切込んで切欠形成され、また係合部11bは幅方向及び辺方向を切欠形成した切欠部11cと該切欠部11cによって切り残し形成された突起部11dにより構成されている。そして隣接して交差する2つの外周壁3a,3bの交差する端部間に、内面側において山線の折目7を介してひだ状に折曲げられ外周壁3a,3bを連結する連結片8を連設し、さらに内周壁4aの両端には、内周壁4a,4bの高さ内の幅を有する舌状の折込フラップ9が折曲げ可能に連設されている。
以上のような構成による本包装箱1の箱組みは、外周壁3aを起立方向に折曲げ、内周壁4aを包装箱1の内側に折り返し、当接フラップ6aを底板2の内面側に当接させ包装箱1の底縁を形成するとともに、内周壁4a両端に連設した折込フラップ9を90°内側に折曲げておく。そして外周壁3bを起立させ、内周壁4bを包装箱1の内側に折り返し、当接フラップ6bを底板2の内面側に当接させ包装箱1の底縁を形成するとともに、上記折込フラップ9と起立状態で折畳まれた連結片8を外周壁3bと内周壁4bとの間に押圧挟持する。
次に係合部11a,11bの係止構造について説明する。図2の内面展開図に示すように、外周壁3a,3bの高さ幅をh1,内周壁4aの高さ幅をh2,内周壁4bの高さ幅をh3とすると、h1>h2,h1>h3の不等式で示すように外周壁3a,3bの高さ幅h1に対して内周壁4a,4bの高さ幅h2,h3を狭く形成した。そしてh3>h2の不等式で示すようにh3に対してh2を狭く形成することで、僅かな隙間αが底板2と当接状態の当接フラップ6aの間に形成される。この例では紙厚を0.5〜1.0mmとした場合、α=h3−h2≒1.5〜2.0mmに構成されている。
よって図3(B)の矢印に示すように内周壁4bを外周壁3bの内面側に弾力的に揺動させて押接させると、外周壁3bと内周壁4bとで押圧挟持した連結片8の復元揺動作用により、内周壁4bの下端側が反対方向に揺動する。そして該復元揺動作用とh3>h2により形成された僅かな隙間αによって、当接フラップ6bの端部の係合部11bに切り残し形成された突起部11dが当接フラップ6aの端部下に差込まれ、係合部11a,11bの係止作業が完了する。
また包装箱を解体する際には、当接フラップ6b及び内周壁4bを外周壁3b方向に揺動させ、当接フラップ6aの端部下に差込まれた突起部11dを係止解除する。そして内周壁4bを上記の連結片8の弾力的な復元揺動作用によって外側に折返して押圧挟持していた折込フラップ9と折畳み状態の連結片8を開放するとともに、内周壁4a及び当接フラップ6aも同様に外側に折返して、包装箱1を元の平板状態に戻して解体作業を完了させる。
次に図4に示すように第2実施形態である包装箱1´について説明する。外周壁3a,3bと内周壁4a,4b間に周壁に壁厚を出すために額縁幅に相当する縁部12a,12bを設けた(但し図4は線対称な図面であるために、右半分を割愛した)。係合部11aには当接フラップ6aの端部を幅方向及び辺方向に切り残し形成した爪状の突起部11eが設けられており、起立状態における折込フラップ9の連設基端部の下端に鍵型の切込み13を形成した。そして当接フラップ6aの連設基端部の両端に切込み14を形成し、切込み13及び14によって、底板2方向に支持部16を突出形成した。したがって上記の包装箱1と同様に僅かな隙間αが高さ幅h3>h2の関係により形成されるとともに、図4に示すように、当接フラップ6aの折目と底板2に当接する支持部16の下端によって、より正確に隙間αが形成される構成となっている。但しその他の構成は第1実施形態である包装箱1と共通のために省略する。
また係合部11a,11bの係止構造について説明すると、係合部11bの突起部11dが隣接する当接フラップ6aの端部下に差込まれるとともに、係合部11aの突起部11eが隣接する当接フラップ6bの端部下に差込まれ、突起部11d,11e同士が互いに重なり合って係合し、さらに突起部11eによって内側壁4a及び当接フラップ6aの外側壁3aの内面側への移動を規制する構成となっている。また上述のように起立状態における折込フラップ9の連設基端部の下端に切込み13を形成したので、内周壁4bを外周壁3bの内面側に折り曲げた際に折込フラップ9の下端側が弾力的に内周壁4bを反対方向に復元揺動させて、係合部11a,11bの係止固定を補助する。
さらに係合部11a,11bの係止解除について説明する。額縁幅に相当する縁部12a,12bが設けられ内周壁と外周壁間に空間が形成されているので、図6の(A)に示す係止固定状態から内周壁4a及び当接フラップ6aを外周壁3aの内面側に揺動させると、図6の(B)に示すように、当接フラップ6aの係合部11aの突起部11eが、隣接交差し係合し合う他の当接フラップ6bの係合部11bの突起部11dを解除方向に押し上げる。そして図6の(C)に示すように、当接フラップ6a,6bの端部の係合部11a,11bの係合部の係止が解除される構成となっている。
以上のように構成される本発明の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造は、底板が正方形や長方形の箱体だけでなく、六角形等の各種多角形の周壁内部フラップの端部係止構造とすることもできる。
1 包装箱
2 底板
3a 外周壁
3b 外周壁
4a 内周壁
4b 内周壁
6a 当接フラップ
6b 当接フラップ
7 折目
8 連結片
9 折込フラップ
11a 係合部
11b 係合部
11d 突起部
11e 突起部
12a 縁部
12b 縁部
13 切込み
14 切込み
16 支持部
h2 高さ幅
h3 高さ幅
α 差
2 底板
3a 外周壁
3b 外周壁
4a 内周壁
4b 内周壁
6a 当接フラップ
6b 当接フラップ
7 折目
8 連結片
9 折込フラップ
11a 係合部
11b 係合部
11d 突起部
11e 突起部
12a 縁部
12b 縁部
13 切込み
14 切込み
16 支持部
h2 高さ幅
h3 高さ幅
α 差
Claims (10)
- 平面視でコーナー角を有する底板(2)又は天板となる板部材の各コーナー辺に、互いに隣接交差して起立する外周壁(3a),(3b)を連設し、各外周壁(3a),(3b)の自由端に内側に折返すように連設する内周壁(4a),(4b)と、該内周壁(4a),(4b)の自由端に連設し上記板部材の内面に沿って折曲げられる帯状の当接フラップ(6a),(6b)とを設け、上記折曲げ状態で隣接する他の当接フラップ(6a),(6b)の端部同士が重なり合って係止される構造において、上記外周壁(3a),(3b)と内周壁(4a),(4b)を共に起立させて組立てた際に、両当接フラップ(6a),(6b)の少なくとも一方の当接フラップ(6b)の端部の一部が他方の当接フラップ(6a)の端部と上下に重なり合って係合し合う平面視で凹凸形状の係合部(11b)を形成してなる包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造。
- 周壁の組立て時に凹凸を形成した一方の内部フラップ(6b)を他方の内部フラップ(6a)上に重ね合わせ、上記凹凸形成側の内周壁(4b)の下端側を、これとひだ状に重なり合う外周壁(3b)の内面側に弾力的に揺動させて押接した後、反対方向に復元揺動させることにより、係合部(11b)を他方の当接フラップ(6a)側の係合部(11a)に重なり合って係合し合う展開形状及び構造とした請求項1の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造。
- 箱組立状態で隣接係合し合う当接フラップ(6a),(6b)の各係合部(11a),(11b)の展開形状が、凹凸状に切欠き形成した側の係合部(11b)を当接フラップ(6b)の幅方向及び辺方向に爪状の突起部(11d)を切残し形成し、他方の側の係合部(11a)を当該当接フラップ(6a)の幅方向の略全幅にわたり且つ辺方向に一定寸法切込んで切欠形成してなる請求項1又は2の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造。
- 隣接して交差する2つの外周壁(3a),(3b)の交差する端部間に内面側において山線の折目(7)を介してひだ状に折曲げられて両外周壁(3a),(3b)を連結する連結片(8)を連設し、周壁を起立させた状態でいずれか一方の周壁の外周壁(3b)と内周壁(4b)との間にひだ状に折畳まれた連結片(8)を弾力的に押圧挟持する請求項1,2又は3の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造。
- 箱組立状態で隣接して交差する周壁の高さを起立状態で同一高さにするとともに、凹凸形成した係合部(11b)側の内周壁(4b)の高さ幅(h3)に対し他方の側の内周壁(4a)の高さ幅(h2)を僅かな差(α)だけ狭く形成した請求項1,2,3又は4の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造。
- 上記外周壁(3a),(3b)と内周壁(4a),(4b)との間に額縁幅に相当する幅の縁部(12a),(12b)を設けた請求項1,2,4又は5の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造。
- 箱組立状態で隣接係合し合う当接フラップ(6a),(6b)の各係合部(11a),(11b)の展開形状が、当接フラップ(6a),(6b)の幅方向及び辺方向に爪状の突起部(11e),(11d)を切残し形成してなる請求項6の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造。
- 爪状の突起部(11e),(11d)が、組立状態より、内周壁(4a)の下端側を外周壁(3a)の内面に向って押圧揺動させることにより、係合部(11a),(11b)同士が平面視において互に係合解除される構造とした請求項7の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造。
- 上記内周壁(4a)の左右端に内側にアングル状に折曲げられる折込フラップ(9)を連設し、周壁を起立させた状態で外周壁(3b)と内周壁(4b)との間にひだ状に折畳まれた連結片(8)とともに該折込フラップ(9)を押圧挟持し、起立状態における該折込フラップ(9)の連設基端部の下端に切込み(13)を形成した請求項6,7又は8の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造。
- 当接フラップ(6a)の連設基端部の両端に切込み(14)を形成し、内周壁(4a)の左右下端に底板(2)方向に突出する支持部(16)を形成したこと請求項6,7,8又は9の包装箱における周壁内部フラップの端部係止構造。
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