JP2009280266A - ダンボールケース - Google Patents

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正男 伊藤
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Abstract

【課題】高く段積みした場合に、陳列時のディスプレイ効果を期待でき、かつ、十分な通風性を確保できるダンボールケースを提供する。
【解決手段】全体がフラットな長方形の底壁2と、底壁の左右方向および前後方向の4辺より立ち上がり、隣接する側縁同士が連結されると共に、それぞれ互いに対向する一対の左右側壁3および一対の前後側壁4と、一対の左右側壁の各上縁に設けられ、ケースを段積みしたとき、上側のケースとの間に通風用の隙間を確保する幅広の切欠7と、一対の前後側壁の各下縁に切欠形成された開口部6と、一対の前後側壁の各上縁に設けられ、ケースを段積みしたときに、上側のケースの開口部に係合する突片5とを具備し、開口部と突片とが、各前後側壁の下縁と上縁の長さ方向に間隔をおいてそれぞれ複数個設けられ、開口部が、該開口部に突片が下側から係合している状態で、通風可能な隙間を突片の上側に確保できる高さ寸法に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、野菜や果物等の商品を収納した状態で、段積みして陳列することのできるダンボールケースに関するものである。
野菜や果物等の商品を収容するものとして、ダンボール箱やコンテナケース等が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−51130号公報
しかし、従来のものは、高く段積みした場合に、崩れやすかったり、通風性が悪くなったりするため、使い勝手がよくなかった。また、陳列時のディスプレイ効果も高くなかった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、高く段積みした場合にも、高い安定性を維持することができて、崩れにくく、しかも、陳列時のディスプレイ効果を期待できると共に、十分な通風性を確保することのできるダンボールケースを提供することを目的とする。
請求項1の発明のダンボールケースは、全体がフラットな長方形の底壁と、該長方形の底壁の左右方向および前後方向の4辺より立ち上がり、隣接する側縁同士が連結されると共に、それぞれ互いに対向する一対の左右側壁および一対の前後側壁と、前記一対の前後側壁の各下縁に切欠形成された開口部と、前記一対の前後側壁の各上縁に設けられ、ケースを段積みしたときに、上側のケースの開口部に係合する突片と、を具備し、前記一対の左右側壁の各上縁に、ケースを段積みしたとき、上側のケースとの間に通風用の隙間を確保するように、幅広の切欠が設けられていることを特徴としている。
請求項2の発明のダンボールケースは、全体がフラットな長方形の底壁と、該長方形の底壁の左右方向および前後方向の4辺より立ち上がり、隣接する側縁同士が連結されると共に、それぞれ互いに対向する一対の左右側壁および一対の前後側壁と、前記一対の前後側壁の各下縁に切欠形成された開口部と、前記一対の前後側壁の各上縁に設けられ、ケースを段積みしたときに、上側のケースの開口部に係合する突片と、を具備し、前記一対の左右側壁の各上縁の高さが、ケースを段積みしたとき、上側のケースとの間に通風用の隙間を確保するように、前記一対の前後側壁の上縁の高さよりも低く設定されていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のダンボールケースであって、前記開口部と前記突片とが、前記各前後側壁の下縁と上縁の長さ方向に間隔をおいてそれぞれ複数個設けられており、前記開口部が、該開口部に前記突片が下側から係合している状態で、通風可能な隙間を突片の上側に確保できる高さ寸法に形成されていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のダンボールケースであって、展開形状が、長方形の底板と、該底板の左右方向の対向辺に第1折り線を介して連設された一対の第1側板と、前記底板の前後方向の対向辺に第2折り線を介して連設された一対の第2側板と、前記第1側板の前後方向の両側縁に第3折り線を介して連設された第3側板と、前記第2側板の前後方向の外縁に小さな間隔で並ぶ2本の平行な第4および第5折り線を介して連設された第4側板と、を有し、且つ、前記各第1〜第4側板がそれぞれ略長方形状に形成されると共に、前記第3側板の第3折り線からの突出長さが、前記底板の前後方向の対向辺の長さの略半分以下の寸法に設定された型取り形状をなしており、前記底板に対して、前記第1折り線で前記第1側板が内側に略直角に折り曲げられ、前記底板に対して、前記第2折り線で前記第2側板が内側に略直角に折り曲げられ、前記第1側板に対して、前記第3折り線で前記第3側板が内側に直角に折り曲げられることで、該第3側板が前記第2側板の内側に重ねられ、前記第2側板に対して、前記第4および第5折り線でそれぞれ同じ方向に直角に折り曲げられて、前記第4側板が内側に折り返されることにより、前記第4側板が、前記第3側板を挟んで、前記第2側板の内側に重ねられ、且つ、該第4側板の先端が前記底板の前記折り線に沿った凹部に係合され、それにより、前記底板により前記底壁が構成され、前記第1側板により前記左右側壁が構成され、前記第2側板と前記第3側板と第4側板との重ね合わせにより前記前後側壁が構成され、更に、前記第2側板と前記第4側板の連結部に前記第4および第5折り線に跨るコ字状の切れ込みが入れられ、第4側板が前記第2側板に対して折り返されることにより前記突片が形成され、前記第2側板と第3側板と第4側板とに形成された切欠が重なることで前記開口部が形成され、前記第4および第5折り線の間の部分が、前記前後側壁の上端に、前記底壁と平行な素材ダンボール板厚の略3倍の幅寸法を有した頂壁として確保されていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のダンボールケースであって、前記前後側壁の左右上端角部に外側に下り傾斜した斜めカット部が設けられ、その斜めカット部の外端の高さに前記左右側壁の前後上端の位置が揃えられていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、底壁の全体がフラットに形成されているので、最下段のケースを床面に安定性よく載置することができる。また、突片と開口部の係合により、上下段のケースが前後左右に動かないように連結されるため、崩れにくい状態で高く段積みすることができる。また、多数のケースを左右に並べながら段積みした状態で、前後側壁が1枚の壁のように並ぶので、前後側壁に印刷した模様等により陳列時のディスプレイ効果を高めることができる。また、左右側壁の上下間には、左右側壁の上縁に幅広の切欠が設けられていることにより通風用の隙間が確保されるので、左右方向への十分な通風性を維持することができ、収納した野菜や果物等の商品に新鮮な風を送り込むことができ、傷みを少なくすることができる。また、その通風用の隙間から商品を直接見て確認することもできる。
請求項2の発明によれば、底壁の全体がフラットに形成されているので、最下段のケースを床面に安定性よく載置することができる。また、突片と開口部の係合により、上下段のケースが前後左右に動かないように連結されるため、崩れにくい状態で高く段積みすることができる。また、多数のケースを左右に並べながら段積みした状態で、前後側壁が1枚の壁のように並ぶので、前後側壁に印刷した模様等により陳列時のディスプレイ効果を高めることができる。また、左右側壁の上下間には、左右側壁の上縁の高さが前後側壁の上縁の高さより低くなっていることにより通風用の隙間が確保されるので、左右方向への十分な通風性を維持することができ、収納した野菜や果物等の商品に新鮮な風を送り込むことができ、傷みを少なくすることができる。また、その通風用の隙間から商品を直接見て確認することもできる。また、左右側壁の上端に切欠を形成しないため、左右側壁の面積が増えることから、左右側壁の印刷面の配列によるディスプレイ効果も高めることができる。
請求項3の発明によれば、突片と開口部を各前後側壁に複数設けたので、より安定性よく上下段のケースを連結することができる。また、開口部には通風可能な隙間が確保されているので、その開口部を通しても風が抜けるようになる。従って、前後方向への通風性も確保することができる。
請求項4の発明によれば、所定形状に型取りした1枚のダンボールを折り曲げることにより、突片や開口部を備えたケースを簡単且つ安価に作ることができる。また、前後側壁は3枚のダンボールの重ね合わせで構成しているので、大きな強度を確保することができ、高い段積みにも耐えることができる。また、前後側壁を構成する第4側板の先端を、底板の凹部に係合させているので、いったん第2側板との間に第3側板を挟むように内側に折り返した第4側板が、跳ね返り等により外れないようにすることができる。また、前後側壁の上端には、底壁と平行な素材ダンボール板厚の略3倍の幅寸法を有した頂壁が確保されているので、その頂壁の上に上側のケースが載ることにより、安定性よく高く段積みすることができる。
請求項5の発明によれば、前後側壁の左右上端角部に外側に下り傾斜した斜めカット部を設けているので、多数のケースを左右方向に並べながら段積みした場合に、斜めカット部により前後方向に貫通する空間を確保することができる。従って、その空間を通して前後方向への通風性を確保することができる。また、その斜めカット部の外端の高さに左右側壁の前後上端の位置が揃えられているので、段積みした場合の上下ケース間の隙間を大きく確保することができ、高い通風性を維持することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態のダンボールケースの展開図、図2は同ダンボールケースの組立状態の斜視図、図3は同ダンボールケースを2段積み重ねた状態を示す斜視図、図4は同ダンボールケースの組立の最終段階時の状態を示す斜視図、図5は図1のV−V矢視断面図、図6は同ダンボールケースの前後側壁の縦断面図で、図6(a)は最終折り曲げする前の状態を示す図、図6(b)は最終折り曲げをした後の状態を示す図、図7は同ダンボールケースを2段積み重ねた状態の前後方向から見た正面図、図8は図7のVIII−VIII矢視断面図である。
図2および図3に示すように、このダンボールケース1は、全体がフラットな長方形の底壁2と、長方形の底壁2の左右方向および前後方向の4辺より立ち上がり、隣接する側縁同士が連結されると共に、それぞれ互いに対向する一対の左右側壁3および一対の前後側壁4と、一対の左右側壁3の各上縁に設けられ、ケース1を段積みしたとき、上側のケース1との間に通風用の隙間を確保する幅広の切欠7と、一対の前後側壁4の各下縁に切欠形成された開口部6と、一対の前後側壁4の各上縁に設けられ、ケース1を段積みしたときに、上側のケース1の開口部6に係合する突片5と、を具備している。
この場合、開口部6と突片5は、各前後側壁4の下縁と上縁の長さ方向に間隔をおいてそれぞれ複数個設けられており、開口部6は、図7に示すように、該開口部6に突片5が下側から係合している状態で、通風可能な隙間を突片5の上側に確保できる高さ寸法に形成されている。
また、前後側壁4の左右上端角部には、外側に下り傾斜した斜めカット部8が設けられ、その斜めカット部8の外端の高さに左右側壁3の前後上端の位置が揃えられ、その上端の位置から、左右側壁3の上縁の略全長にわたる幅L1で、幅広の切欠7が逆台形状に設けられている。
次に図1を用いて、このダンボールケース1の展開形状1Aについて説明する。
このダンボールケースの展開形状1Aは、長方形の底板10と、その底板10の左右方向の対向辺に第1折り線11を介して連設された一対の第1側板21と、底板10の前後方向の対向辺に第2折り線12を介して連設された一対の第2側板22と、第1側板21の前後方向の両側縁に第3折り線23を介して連設された第3側板31と、第2側板22の前後方向の外縁に小さな間隔で並ぶ2本の平行な第4および第5折り線24、25を介して連設された第4側板32と、を有している。
各第1〜第4側板21、22、31、32は、それぞれ略長方形状に形成されており、第3側板31の第3折り線23からの突出長さが、底板10の前後方向の対向辺の長さの略半分の寸法(半分以下の寸法でも可)に設定されている。
また、底板10から第2側板22にかけての連結部分には、第2折り線12に跨って、2つの矩形の切欠14が左右に並んで形成されている。また、2つの切欠14の間の、底板10の第2折り線12より僅かに内側の部分には、ダンボール板を突き抜けない程度(板厚の略半分程度)の切り込み線13が第2折り線12と平行に設けられており、その切り込み線13と第2折り線12との間の部分を、図5に示すように、上から押し潰すことで、ロック用の凹部15が形成されている。ダンボール板は、板厚方向に上面板T1と下面板T2の間に波形板T3を挟んだ3層構造をなしており、上面板T1の上から波形板T3を押し潰すことで、凹部15が形成されている。
また、2つの切欠14の外側の、底板10の第2折り線12より内側の部分には、ダンボール板を突き抜ける小さなスロット状のロック孔(凹部)16が設けられている。
また、第3側板31の内側縁と第4側板32の外縁にも、第2側板22の切欠14に対応する切欠36、37が設けられている。第4側板32の第5折り線25からの突出長さは、第2側板22の第2折り線12からの突出長さと略等しく設定されており、それらの寸法によって、前後側壁4の高さを規定するようになっている。
また、第4側板32の2つの切欠37の間の板片の長さは、2つの切欠37の外側の部分よりも長目に設定されており、この長目に設定された部分が、ロック用の凹部15に係合する突起38となっている。同様に、第4側板32の2つの切欠37の間の外側の板片の先端にも、前述したロック孔16に係合するロック用の突起39が突設されている。
また、第2側板22と第4側板32の連結部には、第4および第5折り線24、25に跨るようにコ字状の切れ込み26が入れられている。この切れ込み26の1本の横スリットは第4折り線24上に載っており、2本の縦スリットの基端は第5折り線25上に位置している。また、2本の横スリットの間には、第5折り線25は形成されていない。こうすることで、第4側板32が第2側板22に対して折り返されることにより、切れ込み26の内側片33により突片5が形成されるようになっている。
また、第3側板31の切欠36を設けた側と反対側の外側縁には、前記突片5が形成された後にできる穴に嵌まる突起35が設けられている。また、第2側板22、第3側板31、第4側板32の外周縁の所定位置には、前後側壁4の斜めカット部8を形成するための斜めカット部22a、31a、32aが設けられている。また、第1側板21の上縁には、両端に傾斜カット部21bを有する逆台形状の幅広の切欠21aが設けられている。
以上の構成のダンボール板を所定の手順で折り曲げることによって、実施形態のダンボールケース1が構成されている。即ち、図4に示すように、底板10に対して、第1折り線11で第1側板21が内側に略直角に折り曲げられ、底板10に対して、第2折り線12で第2側板22が内側に略直角に折り曲げられ、第1側板21に対して、第3折り線23で第3側板31が内側に直角に折り曲げられることで、第3側板31が第2側板22の内側に重ねられ、第2側板22に対して、第4および第5折り線24、25でそれぞれ同じ方向に直角に折り曲げられて、第4側板32が内側に折り返されることにより、図6に示すように、第4側板32が、第3側板31を挟んで、第2側板22の内側に重ねられている。
また、第4側板32の2つの切欠37の間の板片の先端の突起38が、底板10の第2折り線12に沿った凹部15に係合され、同様に、第4側板32の2つの切欠37の外側に設けたロック用の突起39が、第2折り線12の内側に沿って形成されたロック孔(凹部)16に係合されており、それにより、底板10で底壁2が構成され、第1側板21で左右側壁3が構成され、第2側板22と第3側板31と第4側板32との重ね合わせで前後側壁4が構成されている。
また、第2側板22と第3側板31と第4側板32とに形成された切欠14、36、37が重なることで、前後側壁4の下縁に開口部6が形成され、第4および第5折り線24、25の間の部分が、前後側壁4の上端に、底壁2と平行な素材ダンボール板厚の略3倍の幅寸法を有した頂壁27として確保されている。
このように、本実施形態のダンボールケースによれば、底壁2の全体がフラットに形成されているので、図3に示すように、最下段のケース1を床面に安定性よく載置することができる。また、突片5と開口部6の係合により、上下段のケース1が前後左右に動かないように連結されるため、崩れにくい状態で高く段積みすることができる。また、多数のケース1を左右に並べながら段積みした状態で、前後側壁4が1枚の壁のように並ぶので、前後側壁4に印刷した模様等により陳列時のディスプレイ効果を高めることができる。また、左右側壁3の上下間には切欠7によって通風用の隙間が確保されるので、左右方向への十分な通風性を維持することができ、収納した野菜や果物等の商品に新鮮な風を送り込むことができ、傷みを少なくすることができる。また、その通風用の隙間から商品を直接見て確認することもできる。
また、突片5と開口部6を各前後側壁4に複数設けているので、より安定性よく上下段のケース1を連結することができる。また、図7、図8に示すように、開口部6には突片5が係合した状態でも、通風可能な隙間が確保されているので、その開口部6を通しても風が抜けるようになる。従って、前後方向への通風性も確保することができる。
また、所定形状に型取りした1枚のダンボール(展開形状1A)を折り曲げることにより、突片5や開口部6を備えたケース1を簡単且つ安価に作ることができる。また、前後側壁4は3枚のダンボールの重ね合わせで構成しているので、大きな強度を確保することができ、高い段積みにも耐えることができる。また、前後側壁4の上端には、底壁2と平行な素材ダンボール板厚の略3倍の幅寸法を有した頂壁27が確保されているので、その頂壁27の上に上側のケース1が載ることにより、安定性よく高く段積みすることができる。また、前後側壁4を構成する第4側板32の先端を、底板10の凹部15、16(ロック孔)に係合させているので、いったん第2側板22との間に第3側板31を挟むように内側に折り返した第4側板32が、跳ね返り等により外れないようにすることができる。
また、本実施形態では、前後側壁4の左右上端角部に外側に下り傾斜した斜めカット部8を設けているので、多数のケース1を左右方向に並べながら段積みした場合に、斜めカット部8により前後方向に貫通する空間を確保することができる。従って、その空間を通して前後方向への通風性を確保することができる。また、左右側壁3の上縁の切欠7を、左右側壁3の上縁の略全長にわたり逆台形状に設けているので、段積みした場合の上下ケース1間の隙間を最大限に大きく確保することができ、高い通風性を維持することができる。
<第2実施形態>
図9は本発明の第2実施形態のダンボールケースの展開図、図10は同ダンボールケースの組立状態の斜視図、図11は同ダンボールケースを2段積み重ねた状態を示す斜視図である。
これらの図に示すように、左右側壁3(第1側板21)の上縁の切欠7(21a)の形成幅L2は、左右側壁3の上縁の全長にわたって設定する必要は必ずしもなく、全長のうちの中央の所定範囲にわたり設定すればよい。このように切欠7の幅を狭めることにより、収容した商品の脱落を防止しながら、最大限の通風性を確保することができる。また、左右側壁3の面積が増えることにより、左右側壁の印刷面の配列によるディスプレイ効果も高めることができる。
<第3実施形態>
図12は本発明の第3実施形態のダンボールケースの展開図、図13は同ダンボールケースの組立状態の斜視図である。
これらの図に示すように、左右側壁3(第1側板21)の上縁の切欠は設けなくてもよい。この場合は、前後側壁4の左右上端の斜めカット部8の外縁の高さに左右側壁3の上縁の高さが揃えられていることにより、左右側壁3の各上縁の高さが、前後側壁4の上縁の高さよりも低く設定されている。従って、ケースを段積みしたときに、上側のケースとの間に通風用の隙間を確保できるようになる。
このよに左右側壁3に切欠を形成しない場合は、左右側壁3の面積をより増やすことができるから、左右側壁3の印刷面の配列によるディスプレイ効果をより高めることができる。
本発明の第1実施形態のダンボールケースの展開図である。 同ダンボールケースの組立状態の斜視図である。 同ダンボールケースを2段積み重ねた状態を示す斜視図である。 同ダンボールケースの組立の最終段階時の状態を示す斜視図である。 図1のV−V矢視断面図である。 同ダンボールケースの前後側壁の縦断面図で、(a)は最終折り曲げする前の状態を示す図、(b)は最終折り曲げをした後の状態を示す図である。 同ダンボールケースを2段積み重ねた状態の正面図である。 図7のVIII−VIII矢視断面図である。 本発明の第2実施形態のダンボールケースの展開図である。 同ダンボールケースの組立状態の斜視図である。 同ダンボールケースを2段積み重ねた状態を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態のダンボールケースの展開図である。 同ダンボールケースの組立状態の斜視図である。
符号の説明
1 ダンボールケース
2 底壁
3 左右側壁
4 前後側壁
5 突片
6 開口部
7 切欠
8 斜めカット部
10 底板
11 第1折り線
12 第2折り線
14 切欠
15 凹部
16 ロック孔(凹部)
21 第1側板
22 第2側板
23 第3折り線
24 第4折り線
25 第5折り線
26 切れ込み
27 頂壁
31 第3側板
32 第4側板
36,37 切欠
38,39 突起

Claims (5)

  1. 全体がフラットな長方形の底壁と、
    該長方形の底壁の左右方向および前後方向の4辺より立ち上がり、隣接する側縁同士が連結されると共に、それぞれ互いに対向する一対の左右側壁および一対の前後側壁と、
    前記一対の前後側壁の各下縁に切欠形成された開口部と、
    前記一対の前後側壁の各上縁に設けられ、ケースを段積みしたときに、上側のケースの開口部に係合する突片と、
    を具備し、
    前記一対の左右側壁の各上縁に、ケースを段積みしたとき、上側のケースとの間に通風用の隙間を確保するように、幅広の切欠が設けられていることを特徴とするダンボールケース。
  2. 全体がフラットな長方形の底壁と、
    該長方形の底壁の左右方向および前後方向の4辺より立ち上がり、隣接する側縁同士が連結されると共に、それぞれ互いに対向する一対の左右側壁および一対の前後側壁と、
    前記一対の前後側壁の各下縁に切欠形成された開口部と、
    前記一対の前後側壁の各上縁に設けられ、ケースを段積みしたときに、上側のケースの開口部に係合する突片と、
    を具備し、
    前記一対の左右側壁の各上縁の高さが、ケースを段積みしたとき、上側のケースとの間に通風用の隙間を確保するように、前記一対の前後側壁の上縁の高さよりも低く設定されていることを特徴とするダンボールケース。
  3. 請求項1または2に記載のダンボールケースであって、
    前記開口部と前記突片とが、前記各前後側壁の下縁と上縁の長さ方向に間隔をおいてそれぞれ複数個設けられており、前記開口部が、該開口部に前記突片が下側から係合している状態で、通風可能な隙間を突片の上側に確保できる高さ寸法に形成されていることを特徴とするダンボールケース。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のダンボールケースであって、
    展開形状が、長方形の底板と、該底板の左右方向の対向辺に第1折り線を介して連設された一対の第1側板と、前記底板の前後方向の対向辺に第2折り線を介して連設された一対の第2側板と、前記第1側板の前後方向の両側縁に第3折り線を介して連設された第3側板と、前記第2側板の前後方向の外縁に小さな間隔で並ぶ2本の平行な第4および第5折り線を介して連設された第4側板と、を有し、且つ、前記各第1〜第4側板がそれぞれ略長方形状に形成されると共に、前記第3側板の第3折り線からの突出長さが、前記底板の前後方向の対向辺の長さの略半分以下の寸法に設定された型取り形状をなしており、
    前記底板に対して、前記第1折り線で前記第1側板が内側に略直角に折り曲げられ、前記底板に対して、前記第2折り線で前記第2側板が内側に略直角に折り曲げられ、前記第1側板に対して、前記第3折り線で前記第3側板が内側に直角に折り曲げられることで、該第3側板が前記第2側板の内側に重ねられ、前記第2側板に対して、前記第4および第5折り線でそれぞれ同じ方向に直角に折り曲げられて、前記第4側板が内側に折り返されることにより、前記第4側板が、前記第3側板を挟んで、前記第2側板の内側に重ねられ、且つ、該第4側板の先端が前記底板の前記折り線に沿った凹部に係合され、
    それにより、前記底板により前記底壁が構成され、前記第1側板により前記左右側壁が構成され、前記第2側板と前記第3側板と第4側板との重ね合わせにより前記前後側壁が構成され、
    更に、前記第2側板と前記第4側板の連結部に前記第4および第5折り線に跨るコ字状の切れ込みが入れられ、第4側板が前記第2側板に対して折り返されることにより前記突片が形成され、
    前記第2側板と第3側板と第4側板とに形成された切欠が重なることで前記開口部が形成され、
    前記第4側板が前記第2側板に対して折り返されることにより、前記第4および第5折り線の間の部分が、前記前後側壁の上端に、前記底壁と平行な素材ダンボール板厚の略3倍の幅寸法を有した頂壁として確保されていることを特徴とするダンボールケース。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のダンボールケースであって、
    前記前後側壁の左右上端角部に外側に下り傾斜した斜めカット部が設けられ、その斜めカット部の外端の高さに前記左右側壁の前後上端の位置が揃えられていることを特徴とするダンボールケース。
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