JP2005120625A - 円筒状構造物の修復装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
底部から組み上げる仮設足場や底部から屋根部に至る支持柱をなくし、工費の低減並びに工期の短縮を可能にすると共に、稼働中で内容物のある円筒状構造物に対する屋根部内部の修復作業を可能にし、屋根部に荷重が加わることなく安全に修復作業を行い且つ屋根の一部を交換する修復工事も可能にする円筒状構造物の修復装置を提供する。
【解決手段】
ドーム状の屋根部14が装着された側壁部13の頂部側にリング状に形成した平坦な載置面17を設け、載置面17上には屋根部14を囲繞する態様で主リフト装置19を回転移動可能に設けると共に、主リフト装置19の中央には補助リフト装置26を設け、主リフト装置19には水平走行レール22に懸吊されたクレーン23が装着され、補助リフト装置26には円筒状構造物の内部に設置する作業用足場28を支持したリフト支柱27が、主リフト装置19に対して旋回及び昇降移動可能に装着されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、円筒状の側壁部にドーム状の屋根部を装着した円筒状構造物に対して、損傷や劣化その他の理由で補修及び改修を行う際における円筒状構造物の修復装置に関するものであって、例えばプレストレスコンクリートで形成したPC貯水タンクなどの修復工事に好適である。
この種の円筒状構造物は、例えば図1及び図2で示すPC貯水タンク1などのように、円盤状の底板部2と、底板部2上に立設した円筒状の側壁部3と、側壁部3の上端に架設して装着したドーム状の屋根部4で構成され、図1のように側壁部3の外周囲に仮設足場5を組むと共に、地上に大型クレーンなどの重機6を配置して機材や資材を荷揚げ及び解体物の荷下ろしを行いながら、側壁部3及び屋根部4の外側に対する修復工事を行う。
また、内部に対する修復工事を行う場合には貯水を排出して空にした状態とし、既設の換気塔7や保守点検用の出入り口8を撤去又は拡張して通路を確保し、この通路から重機6を介して機材や資材を内部に搬入すると共に、図2のように底板部2側から屋根部4側へ仮設足場9を順次組み上げながら、側壁部3及び屋根部4の内側に対する修復工事並びに、内部に設置された配管や昇降設備などに対する修復工事を行う。
しかしながら、上記したような在来の修復工法の場合には、タンク内外のいずれの修復工事を行う場合にも、多数の資材を用いて仮設足場5,9を組み上げるので、多大な工費と工期が必要であり、特に内部の修復を行う場合は限られた通路から重機6を介して機材や資材を順次搬入すると共に、工事終了後には仮設足場5,9を解体して通路を介して機材や資材を順次撤去する必要があるので、修復作業の能率向上や重機6の稼働率向上などを図ることが困難であった。
また、タンク内部の修復工事は稼働中で貯水状態の場合には不可能であるから、稼働を停止して空にした状態で修復作業を行うことになるが、代替えとなる余剰な貯水タンクが近くにある場合は問題はないか、このような状況は殆ど期待することができないのが現状であるから、近くに仮設の貯水タンクを一時的に構築するか、遠方の貯水タンクから分配して貰うなどの対応措置を採ることになるが、前者の場合には更に経費を必要とし、後者の場合には貯水の利用者に不便を掛けることになるので望ましくない。
そこで、これら課題を解決するために特許文献1〜4のような提案もなされているが、以下に述べるように課題を十分に解決するまでには至っていなかった。
実用新案登録第2514106号公報 特開平9−144302号公報 特開平9−144303号公報 特開2002−362683号公報
特許文献1の場合には、タンクの底部側と屋根部の間に立設した支持柱をタンク中央に設け、支持柱の中間に回転枠を取り付けると共に、回転枠に作業床を固定した構造であり、在来工法のように底部から組み上げる仮設足場は不要になるが、タンクの上部側の側壁部と屋根部の修復工事はできるが、作業床より下側に位置するタンクの下部側の側壁部に対する修復工事は困難であること、支持柱の設置作業及び設置による水質の汚染防止のために、水面より上方に位置する上部側の側壁部及び屋根部の内面に対する修復工事でも、タンクを空の状態にして施工しなければならないこと、など解決を必要とする課題が残されていた。
特許文献2の場合には、屋根部の中央で支持した昇降及び水平旋回可能な吊下手段を介して作業床を設けると共に、作業床の先端から伸縮部を出し入れする伸縮手段を設けた構造であり、在来工法のように底部から組み上げる仮設足場は不要であり、タンクを空の状態にしないでも水面より上方に位置する内部の修復工事ができるが、全ての荷重が吊下手段を介して屋根部に加わるので、屋根部を破損しないように載荷重に注意したり、作業床が不安定にならないように偏荷重に注意をはらう必要があることなど、安全作業上での課題と、屋根の一部を交換するような修復工事ができないなどの課題が残されていた。
特許文献3の場合には、特許文献2と同様の構成による作業用足場を設けると共に、作業用足場をガイドするためのセンターポール(支持柱)をタンクの中心部に設けた構造であり、在来工法のように底部から組み上げる仮設足場は不要であり、特許文献2のような偏荷重の問題は発生しないが、センターポールを設けたことによって、特許文献1の場合と同様にタンクを空の状態にして施工しなければならないこと、支持柱の設置作業及び設置によって水質を汚染させる恐れがあるなど解決を必要とする課題が残されていた。
特許文献4の場合には、貯蔵水の上側の貯蔵空間を密閉する第1仮設手段と、第1仮設手段の上方で落下物を遮断する第2仮設手段と、第2仮設手段より上方に屋根部から吊り下げた吊り足場を設けた構造であり、タンクを空の状態にしないで且つ水質を汚染することなく、屋根部内面の修復工事は施工できるが、その他のタンク内部に対する修復工事はできないこと、吊り足場上の全ての荷重が屋根部に加わるので、損傷が著しい屋根部の修復工事及び、屋根の一部を交換するような修復工事には適合しないこと、など解決を必要とする課題が残されていた。
本発明は、これら従来技術の課題を解決し得る円筒状構造物の修復装置を提供するものであり、特に在来工法のような底部から組み上げる仮設足場を必要とせず、工費の低減並びに工期の短縮を可能にし、また特許文献1又は3のような底部から屋根に至る支持柱を必要とせず、内部を空の状態にしないで水面より上方の修復作業を行うことを可能にし、また特許文献2〜4のように作業用足場を屋根部から吊下げせず、屋根部に荷重が加わることなく安全に修復作業を行い且つ屋根の一部を交換するような修復工事も可能にし、更にドーム屋根及び側壁の外部に対する修復作業も容易に行うことを可能にすることなどを主たる目的としている。
本発明による円筒状構造物の修復装置は、ドーム状の屋根部が装着された側壁部の頂部側にリング状に形成した平坦な載置面を設け、この載置面上には屋根部を囲繞する態様で主リフト装置を回転移動可能に設けると共に、この主リフト装置の中央には補助リフト装置を設け、前記主リフト装置には水平走行レールに懸吊されたクレーンが装着され、前記補助リフト装置には円筒状構造物の内部に設置する作業用足場を支持したリフト支柱が、前記主リフト装置に対して旋回及び昇降移動可能に装着されていることを特徴とする。
この円筒状構造物の修復装置では、円筒状構造物の側壁頂部に既設された歩廊部又はテンションリングその他の構造部を、前記リング状に形成した平坦な載置面として利用する形態を採ることが可能であり、利用可能な構造部がない場合には、側壁頂部にリング状に形成した平坦な載置面を新設する形態を採り、また主リフト装置のメインビームから外装作業用のゴンドラを昇降可能に懸吊すると共に、補助リフト装置の作業用足場から内装作業用のゴンドラを昇降可能に懸吊する形態を採ることも可能である。
本発明の円筒状構造物の修復装置によると、主リフト装置のクレーンを用いて、屋根部の交換を含む円筒状構造物の外側に対する修復作業を容易に行うことができると共に、補助リフト装置の作業用足場を用いて、円筒状構造物の内側に対する修復作業を安全で容易且つ確実に行うことができ、特に底板部側から屋根部の内側まで仮設足場を組み上げる在来の修復工法に比べて、多量の資材や機材類及び作業者を必要としないので、工費の節減と工期の短縮が可能であると共に、稼働中で内容物がある円筒状構造物の屋根部の内側に対する修復作業を容易に実施できるので、稼働中止による経済的損失を著しく軽減することができる。
また、底板部側から立設して屋根部を支える支持柱をタンクの中央に設け、支持柱に取り付けた回転枠上に仮設足場を組み上げる特許文献1又は特許文献3の修復装置に比べ、円筒状構造物の下部側には修復用の設備を装着しない形態であるから、稼働状態を損なうことなく修復作業を行うことが可能であると共に、タンクの屋根部から作業用足場を吊り下げる特許文献2又は特許文献4の修復装置に比べ、屋根部に荷重を負担させることなく安全で容易且つ確実に修復作業を行うことができる。
また、この修復装置では在来工法や特許文献1〜4のように内外に対して別々に修復用の設備を用意する必要がなく、屋根部と側壁部の内部及び外部に対する修復作業を行う同時に行うことが可能であり、特に特許文献2又は4では実施できない屋根部の一部を交換する修復作業も、主リフト装置を用いて行うことができると共に、大型クレーンなどの重機を使用せずに、主リフト装置を用いて重量のある資材及び機材類の搬入及び搬出を行うことができる。
また、円筒状構造物の側壁頂部に既設された歩廊部又はテンションリングその他の構造部を、前記リング状に形成した平坦な載置面として利用する形態を採ると、これを新設する場合に比べて工費の節減と工期の短縮が可能であり、また主リフト装置のメインビームから外装作業用のゴンドラを昇降可能に懸吊すると共に、補助リフト装置の作業用足場から内装作業用のゴンドラを昇降可能に懸吊する形態を採ると、側壁部の内外に対する修復作業が一段と容易になる。
本発明の円筒状構造物の修復装置について、本発明をPC貯水タンクに適用した好適な実施形態を示す図3〜10に基づいて詳細に説明するが、PC貯水タンク11は図3で示すように、基礎地盤上に設けた円盤状の底板部12と、底板部12上に立設した円筒状の側壁部13と、側壁部13の上端に架設して装着したドーム状の屋根部14で構成されており、屋根部14には中央に換気塔15を外周側に保守点検用の出入り口16を設けると共に、側壁部13の頂部には上面が平坦でリング状に形成したテンションリング兼用の歩廊部17を設け、タンク内部には貯水18が行われている。
この修復装置では、歩廊部17上に屋根部14を囲繞する態様で回転可能な主リフト装置19を載置させるが、主リフト装置19は、歩廊部17上に立設した多数の支柱部材20と、支柱部材20の上端側に架設状態で連結するメインビーム(主梁)21と、メインビーム21に支持された水平走行レール22と、水平走行レール22に懸吊されたクレーン23を備え、支柱部材20の下端側と歩廊部17との間には図8に基づき一例を後述するように回転駆動手段を設け、歩廊部17上で主リフト装置19の全体を所望位置に回転移動させるようにしている。
主リフト装置19は、メインビーム21がラチスその他の補強部材24で補強され、メインビーム21には換気塔15と整合する軸孔部25を設け、この軸孔部25を介して図4及び図5で示すように補助リフト装置26が装着されており、補助リフト装置26はリフト支柱27とその下端側に装着した作業用足場28を備え、作業用足場28はリフト支柱27で支持してPC貯水タンク11内に懸吊されるが、軸心から半径方向へ放射状に配置する複数の作業用足場28A,28Bを備えている。
主リフト装置19は、地上で組み立てて大型クレーンその他の重機で歩廊部17上に吊り上げて設置し、クレーン23を用いて換気塔15の一部を解体して軸孔部25に整合する通路29を形成すると共に、保守点検用の出入り口16に開閉可能な扉を付けた仮設換気塔30を設け、この仮設換気塔30が換気塔15に替わって修復工事中におけるPC貯水タンク11内の換気を行う。
補助リフト装置26は、図9及び図10に基づき一例を後述するように、主リフト装置19のメインビーム21中心に設けた旋回及び昇降駆動手段を介して、リフト支柱27の上端側が旋回及び昇降可能に支持されると共に、リフト支柱27は必要な長さ分だけ上端側に順次継ぎ足すようにし、PC貯水タンク11の底板部12上まで下降できるようにしている。
作業用足場28は、各作業用足場28A,28Bが伸縮可能であると共に、リフト支柱27の下端側に対して傘状に折り畳み可能であり、各作業用足場28A,28Bは縮短状態にして傘状に折り畳んで、リフト支柱27の下端側を通路29からPC貯水タンク11内に挿入した後に、傘を開いて各作業用足場28A,28Bを水平状態にし、引き出して伸長状態にしてリフト支柱27との間をロープやワイヤーなどの保持手段31によって固定している。
また、主リフト装置19のメインビーム21側と補助リフト装置26の作業用足場28側との間で、作業者の出入りや資材及び機材類の受け渡しを行うために、リフト支柱27にタラップ41を設けて作業者が移動できるようにすると共に、屋根部14の中央に形成した通路29には開閉可能な通路用カバー42を被着し、この通路用カバー42を開いた状態にして、クレーン23を用いて資材及び機材類の搬入又は搬出することができるようにしている。
次に、図6及び7で修復工事を説明すると、図6の左半分はPC貯水タンク11内に貯水18がある場合であって、この場合には側壁部13の外側と屋根部14の外側及び内側の補修と、屋根部14の交換を含む修復工事を行うことが可能であり、図6の右半分はPC貯水タンク11内に貯水18がない場合であって、この場合には側壁部13の外側及び内側と屋根部14の外側及び内側の補修と、屋根部14の交換を含む修復工事を行うことが可能であると共に、内部に設置された配管や昇降設備などの修復工事も可能である。
修復工事を行う際には、貯水18がある場合には作業用足場28(28A,28B)を利用して、水面の上方にロープで保持した遮断用シート32を張設すると共に、遮断用シート32の上方には離間した状態で保護用シート33を張設し、水中に異物が落下して水質を汚染しないように保護したり、空気送風管34や仮設換気口35を設けて、PC貯水タンク11内の空気を浄化して作業環境を改善している。
まず、側壁部13の修復工事は、側壁部13の外側に対する場合には、水平走行レール22に懸吊されたクレーン23を用いるか、主リフト装置19から昇降可能に懸吊した外装作業用のゴンドラ36を用いて行い、側壁部13の内側に対する場合には、図6のように補助リフト装置26の作業用足場28から昇降可能に懸吊した内装作業用のゴンドラ37を用いたり、図7のように水平走行レール22に懸吊されたクレーン23を用いて行いたり、昇降及び旋回移動可能な作業用足場28上から直接行うことができる。
これら側壁部13の修復作業では、例えば側壁部13の外側を修復する際には、外装作業用のゴンドラ36を昇降移動させ且つ主リフト装置19を回転移動させることによって、側壁部13の外側全域を容易に修復することが可能であり、側壁部13の内側を修復する際には、内装作業用のゴンドラ37を昇降移動させ且つ補助リフト装置26を旋回移動させることによって、側壁部13の内側全域を容易に修復することが可能である。
また、側壁部13の内側を修復する場合で水平走行レール22に懸吊されたクレーン23を用いる際には、クレーン23を昇降移動させ且つ主リフト装置19を回転移動させて行われるが、その際には修復個所の上方にある屋根部14の一部を取り外す必要があるので、この場合は特に重量のある資材や機材類40の搬入又は搬出を伴い、作業用足場28に過大な荷重を負担させたくない修復作業に限定して行うことが望ましい。
また、側壁部13の内側を修復する場合で作業用足場28(28A,28B)上で直接作業を行う際には、補助リフト装置26を操作して作業用足場28を昇降及び旋回移動させながら行うが、特に大口径の場合は作業能率を向上させ且つ各作業用足場28による偏荷重を軽減するために、円周上に沿って多くの作業用足場28を均等に配置することが望ましく、また各作業用足場28の外周側に水平方向に伸縮作動するグリッパーを装着させ、伸長させたグリッパーを側壁部13の内面に圧接して一時的に係止保持することによって、作業用足場28を更に安定化させる形態を採ることも可能である。
次に、屋根部14の修復工事は、屋根部14の内側に対する場合には、作業用足場28上に組み上げた仮設足場38を用いて行い、屋根部14の外側に対する場合には、水平走行レール22に懸吊されたクレーン23を用いて行うが、屋根部14に対しては単に劣化又は損傷した個所を補修するだけではなく、劣化又は損傷が著しい個所は局部的に取り外して交換することも可能であり、特に新たにコンクリート打設を行う場合には、必要に応じて屋根部14の上方に養生用シート39を張設することもでき、重量のある資材及び機材類40でもクレーン23を用いて搬入又は搬出することができる。
これら屋根部14の修復作業では、例えば屋根部14の内側を修復する際には、リフト支柱27に設けたタラップ41を介して作業用足場28に作業者を移動させると共に、通路用カバー42を開いた状態にして通路29から作業用足場28に資材及び機材類の搬入を行い、作業用足場28上に仮設足場38を組み上げた後に、補助リフト装置26で作業用足場28を旋回させながら、作業用足場28上から修復作業を行う。
また、屋根部14の外側を修復する際には、水平走行レール22に懸吊されたクレーン23を用いたり、主リフト装置19から昇降可能に懸吊した外装作業用のゴンドラ36を用いて行うが、屋根部に荷重を負担させることのない形態であるから、劣化や損傷が著しい屋根部の一部を交換する修復作業を行うことが可能であり、これらの修復作業に必要な資材や機材類40は、重量物であっても大型クレーンなどの重機を使用しないで、クレーン23を用いて容易に搬入及び搬出することができる。
図8は、主リフト装置19を歩廊部17上で回転移動可能にする回転駆動手段の一例を示すが、ガイドレール43を環状に装着した案内部材44を、アンカー部材45を介して歩廊部17の上面に取り付け、各支柱部材20の下端側は環状の連結部材46を介して相互に連結され、連結部材46にはガイドレール43に沿って走行する駆動車輪47を取付けると共に、駆動車輪47の車軸はタイミングベルトやギヤその他の動力伝達手段48を介して減速機付きの駆動モータ49に連結されている。
また回転駆動手段には、走行を安定化させるために連結部材46の内側面には、案内部材44の内側面に沿って転動するガイドローラ50を設けると共に、走行位置を検出するために連結部材46の外側面には、案内部材44の外側面に沿って摺動する位置検出センサ51を設け、駆動モータ49を遠隔制御などによって回転させると、駆動車輪47がガイドレール43に沿って走行し、主リフト装置19の全体を回転移動させて所望位置で停止させることが可能であり、なお歩廊部17の外側には手摺り52が装着されている。
図9及び図10は、主リフト装置19に対する補助リフト装置26の旋回及び昇降移動手段の一例を示すが、メインビーム21の中央にはガイドレール53を環状に設けると共に、ガイドレール53に沿って走行する駆動車輪54を底部に装着した架台部55を載置させ、架台部55には旋回移動用として減速機付きの駆動モータ56を装着し、駆動モータ56と駆動車輪54の車軸との間を動力伝達手段57を介して連結させている。
また、メインビーム21には昇降移動用として減速機付きの駆動モータ58とピニオン59を装着し、駆動モータ58とピニオン59の間をタイミングベルトその他の動力伝達手段60で連結すると共に、リフト支柱27の外周にはピニオン59に噛み合うラック61を設け、ピニオン59の上下位置にはリフト支柱27に圧接するストッパー用のカム部材62,63が装着されている。
さらに、架台部55には伸長時にリフト支柱27に圧接するストッパー用のジャッキ64を装着させると共に、架台部55の上部にはストッパー受け部材65を設け、ストッパー受け部材65に係止されるストッパー部材66を、リフト支柱27の上端側から水平に突設させている。
旋回及び昇降移動手段は、リフト支柱27を介して作業用足場28を旋回移動させる際には、ストッパー用のジャッキ64を伸長させてリフト支柱27に圧接させると共に、ピニオン59及びストッパー用のカム部材62,63をリフト支柱27から引き離した状態にし、減速機付きの駆動モータ56を回転駆動させるとガイドレール53に沿って駆動車輪54が走行するので、架台部55とリフト支柱27が連動回転しながら作業用足場28を旋回移動させることができる。
また、リフト支柱27を介して作業用足場28を昇降移動させる際には、ストッパー用のジャッキ64を縮短させてリフト支柱27から引き離すと共に、ピニオン59をリフト支柱27のラック61に噛み合わせ且つ、ストッパー用のカム部材62,63をリフト支柱27に圧接した状態にし、減速機付きの駆動モータ58を回転駆動させるとガイドレール53が昇降移動されるので、作業用足場28を昇降移動させることができる。
以上の実施形態による修復装置では、側壁部13の上端側に形成した歩廊部17上に、屋根部14を囲繞する態様で主リフト装置19を回転可能に設け、この主リフト装置19に水平走行レール22に懸吊されたクレーン23を装着したことによって、屋根部14の交換を含むPC貯水タンク11の外側に対する修復作業を容易に行うことができると共に、PC貯水タンク11の内部に設置する作業用足場28を、主リフト装置19の中心に装着した旋回及び昇降可能なリフト支柱27に支持させた補助リフト装置26を設けたことによって、貯水18の有無に係わらず、側壁部13及び屋根部14の内側に対する修復作業を安全で容易且つ確実に行うことができる。
すなわち、在来の修復工法のように、底板部側から屋根部の内側まで仮設足場を組み上げる場合とは異なり、多量の資材や機材類及び作業者を必要としないので、工費の節減と工期の短縮が可能であると共に、殺菌などの目的で貯水中に添加される塩素から発生するガスの影響で、PC貯水タンク中で最も劣化や損傷を受け易い屋根部の内側に対する修復作業を、貯水状態でも容易に実施することが可能であるので、稼働中止による経済的損失を著しく軽減することができる。
また、特許文献1又は特許文献3の修復装置のように、底板部側から立設して屋根部を支える支持柱をタンクの中央に設け、支持柱に取り付けた回転枠上に仮設足場を組み上げる場合とは異なり、タンクの下部側には修復用の設備を装着しない形態であるから、貯水状態のタンクでも修復用の設備を装着して修復作業を行うことが可能であり、しかも貯水に対して水質を汚染させる恐れもない。
また、特許文献2又は特許文献4の修復装置のように、タンクの屋根部から作業用足場を吊り下げる場合とは異なり、主リフト装置19から吊り下げた補助リフト装置26に作業用足場を設けた形態であるから、屋根部に荷重を負担させることなく安全で容易且つ確実に修復作業を行うことができる。
また、特許文献1〜4のいずれの修復装置の場合であっても、屋根部及び側壁部の外部に対して修復作業を行う際には、別途に修復用の設備を用意する必要があると共に、特に特許文献2又は4の場合には屋根部の一部を交換するような修復作業を行うことができないが、以上の実施形態による修復装置では別途に修復用の設備を用意する必要がなく、主リフト装置19によって屋根部及び側壁部の外部の修復作業と屋根部の一部を交換する修復作業を行うことが可能である。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されることなく、要旨の範囲内で各種の変形を採り得るものであって、例えば図示の実施形態では作業用足場28として、PC貯水タンク11の中心から2つの各作業用足場28A,28Bを半径方向に延在させているが、3つ以上の各作業用足場を設ける形態を採ることも可能であり、また主リフト装置19を回転移動させる駆動機構及び、補助リフト装置26を旋回並びに昇降移動させる駆動機構には、同様に機能する公知による各種の駆動機構を適用した形態を採ることができる。
また、図示の実施形態では側壁部13の頂部に形成されたテンションリング兼用の歩廊部17を利用し、歩廊部17上に主リフト装置19を回転移動可能に設置したが、歩廊部又はテンションリングのいずれか一方又は双方が単独で形成された円筒状構造物及び、歩廊部やテンションリング以外でも側壁頂部に形成した一定幅をしたリング状の載置面を有する場合には、これらを利用して主リフト装置19を設置する形態を採ることが可能であり、適当なリング状の載置面がない場合には側壁頂部に新たに構築して利用する。
図示の実施形態では、円筒状構造物としてPC貯水タンクを実施対象とした修復装置を説明したが、PC貯水タンクの他にも例えば都市ガスやLPGガスなどの貯蔵タンクや、競技場又は球技場用のドーム屋根付き構造物など、ドーム状の屋根部を備えた各種の円筒状構造物に対し、本発明による修復装置を適用することが可能である。
在来工法による円筒状構造物の修復工法をPC貯水タンクに適用した説明図であって、PC貯水タンクの貯水稼働時における実施形態を示す。 在来工法による円筒状構造物の修復工法をPC貯水タンクに適用した説明図であって、PC貯水タンクの貯水休止時における実施形態を示す。 本発明による円筒状構造物の修復装置をPC貯水タンクに適用した説明図であって、歩廊部上に主リフト装置を回転可能に装着した実施形態を示す。 図3の主リフト装置に補助リフト装置を装着する実施形態を示す。 図4の補助リフト装置をPC貯水タンク内に設置する実施形態を示す。 図5の主・補助リフト装置を用いて行う修復工法の説明図であって、左半分は貯水稼働時における実施形態を、右半分は貯水休止時における実施形態を示す。 図5の主・補助リフト装置を用いて行う修復工法の全体説明図を示す。 主リフト装置を回転移動可能にする回転駆動手段の説明図を示す。 補助リフト装置を旋回移動可能にする旋回駆動手段の説明図を示す。 補助リフト装置を昇降移動可能にする昇降駆動手段の説明図を示す。
符号の説明
11 PC貯水タンク(円筒状構造物)
12 底板部
13 側壁部
14 屋根部(ドーム状屋根)
15 換気塔
16 (保守点検用の)出入り口
17 歩廊部(リング状の載置面)
18 貯水
19 主リフト装置
20 支柱部材
21 メインビーム(主梁)
22 水平走行レール
23 クレーン
24 補強部材
25 軸孔部
26 補助リフト装置
27 リフト支柱
28,28A,28B 作業用足場
29 通路
30 仮設換気塔
31 保持手段
32 遮水用シート
33 保護用シート
34 空気送風管
35 仮設換気口
36,37 ゴンドラ
38 仮設足場
39 養生用シート
40 資材材及び機材類
41 タラップ
42 通路用カバー

Claims (3)

  1. ドーム状の屋根部が装着された側壁部の頂部側にリング状に形成した平坦な載置面を設け、この載置面上には屋根部を囲繞する態様で主リフト装置を回転移動可能に設けると共に、この主リフト装置の中央には補助リフト装置を設け、前記主リフト装置には水平走行レールに懸吊されたクレーンが装着され、前記補助リフト装置には円筒状構造物の内部に設置する作業用足場を支持したリフト支柱が、前記主リフト装置に対して旋回及び昇降移動可能に装着されていることを特徴とする円筒状構造物の修復装置。
  2. 前記円筒状構造物の側壁頂部に既設された歩廊部又はテンションリングその他の構造部を、前記リング状に形成した平坦な載置面として利用する請求項1に記載した円筒状構造物の修復装置。
  3. 前記主リフト装置のメインビームから外装作業用のゴンドラを昇降可能に懸吊すると共に、前記補助リフト装置の作業用足場から内装作業用のゴンドラを昇降可能に懸吊する請求項1又は2に記載した円筒状構造物の修復装置。
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