JP4650762B2 - 塔状建造物の構築解体用足場装置及び該装置を使用した塔状建造物の解体方法 - Google Patents

塔状建造物の構築解体用足場装置及び該装置を使用した塔状建造物の解体方法 Download PDF

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Description

本発明は、清掃工場の煙突等の塔状建造物の構築解体用足場装置及び該装置を使用した塔状建造物の解体方法に関する。
一般に清掃工場の焼却炉に設置されている煙突等は、鉄筋コンクリート製或いは鋼製の煙突外筒体の内面に耐火煉瓦等からなる耐火被覆が施されているものが多く、この耐火被覆は、ダイオキシン類に汚染され、内面に汚染された物質が付着しているか、或いは内面より数mmの範囲に汚染物質が含浸されている場合がある。
このような煙突の解体作業において、従来では、解体用圧砕機をアタッチメントとして取り付けた重機を用いて、煙突全体を圧砕解体する方法が採られていたが、この方法ではダイオキシン等の有害物質で汚染された煙突を解体する場合でも、煙突全体を圧砕して細かく破砕するため、ダイオキシン等の有害物質を含む有害な粉塵が周囲に飛散するとともに解体後の破砕物全体に有害物質が混じり、煙突解体によって生じる破砕物全体が有害産業廃棄物となり、その処理に多大な費用を要するという問題があった。
また、足場を吊って、作業員が煙突内に入り汚染された耐火被覆等を予め除去し、その後煙突全体の解体を行う工法も採られているが、この場合、ダイオキシン等の有害物質を含む有害な粉塵が周囲に飛散し、内部で作業を行う作業員の健康を害するおそれがあるという問題があった。
そこで、煙突内面を一定深さだけ予め除去するための汚染部除去装置を挿入し、汚染部分を予め除去することによって汚染部分と非汚染部分とを分けて処理出来るようにした汚染部除去方法が提供されている(例えば、特許文献1を参照)。
この方法に使用する汚染部除去装置1は、図9に示すように、位置決め用脚2,2…を外向きに伸長させ、煙突内面に押し当てることによって煙突内の略中心部分に位置決め可能な本体部3と、本体部3に作業アーム4を介して支持され、煙突の内壁に沿って旋回移動しつつ、煙突内側部を研削する研削手段5とを備え、本体部3を大型のトラッククレーン6によって煙突内に吊り下げて挿入し、所望の高さで本体部を略中心部分に位置決めし、研削手段を旋回させて煙突内面を研削して煙突内側部の汚染部分を除去するようになっている。
そして、煙突内側部の汚染部を除去した後、トラッククレーン6によって吊り下げ支持された圧砕機等を使用して煙突の外壁部を解体していくようになっている。
特開2004−92987号公報
しかし、上述の従来の技術では、汚染部除去装置の吊り下げに大型のトラッククレーンを使用した場合、ブームの伸長や汚染部除去装置の吊り下げ設置作業等に時間がかかり、また、作業が数日間に渡って行われる際、毎日の作業終了毎にブームを収納させなければならず、作業が一々中断され、翌日上述の作業開始前の作業を再度行わなければならないので時間的ロスが大きく、工期が長引き、施工コストが高額となるという問題があり、更に、汚染部除去作業に引き続き煙突解体作業にも大型のトラッククレーンを使用する場合には、煙突解体用の機器としてはオーバースペックとなる場合が多く、施工コストを浪費することとなる。
また、強風時(風速10m/s以上)には、大型のトラッククレーンによる作業を行うことができず、天候に影響されるという問題もあり、大型のトラッククレーンの設置では、設置面積を大きく確保する必要があり、現場によっては設置が困難な場所もあり、設置場所を確保できても道が狭い等の理由で、その場所までクレーン車が進入できない場合もあり、汚染部除去装置を使用した煙突解体工事を施工できる時間や場所が制限されるという問題もあった。
そこで本発明は、上述の従来技術の問題を鑑み、大型トラッククレーンを使用せず、天候や場所に影響されずに、効率的且つ安価に施工できるようにする塔状建造物の構築解体用足場装置及び該装置を使用した塔状建造物の解体方法の提供を目的とする。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明は、所定高さの建枠を使用し、該建枠の高さ分ずつ順次組立て又は解体可能な多階層構造の養生足場と、該養生足場の上端に設置され、塔状建造物の構築又は解体に使用される作業用機材を吊り下げ支持させる吊り用支持枠と、前記吊り用支持枠に上端が固定され、前記養生足場内に向けて下向きに伸びる配置の複数の固定縦向き材と、該縦向き材に対して上下方向に相対移動可能に連結され、且つ前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持させる伸縮用縦向き材と、前記固定縦向き材に対して伸縮用縦向き材を上下方向に強制相対移動させる昇降駆動ユニットとを備え、前記吊り用支持枠を前記養生足場の上端に支持させた状態で前記伸縮用縦向き材を昇降可能とし、該伸縮用縦向き材を前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持させて前記固定用縦向き材を前記吊り用支持枠とともに前記下の階層部分に支持させた状態で昇降可能としてなる塔状建造物の構築解体用足場装置であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加え、前記昇降駆動ユニットは、前記伸縮用縦向き材に対して上下移動不能に支持されたスクリュー軸と、該スクリュー軸を回転駆動させる駆動源と、前記スクリュー軸に螺合され前記縦向き伸縮材に対して固定されたスライダーとをもって構成したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成に加え、伸縮用縦向き材は、建枠に支持される支持用連結部を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、塔状建造物の周囲を囲む配置に、所定高さの建枠を使用して多階層構造に組立てられた養生足場と、該養生足場の上端に設置され、前記塔状建造物の解体に使用する作業機材を吊り下げ支持させる吊り用支持枠と、前記吊り用支持枠に上端が固定され、前記養生足場内に向けて下向きに伸びる配置の複数の固定縦向き材と、該固定縦向き材に対して上下方向に相対移動可能に連結され、且つ前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持される伸縮用縦向き材と、前記固定縦向き材に対して伸縮用縦向き材を上下方向に強制相対移動させる昇降駆動ユニットとを備えた構築解体用足場装置を使用し、
前記吊り用支持枠を前記養生足場の上端に支持させた状態で前記伸縮用縦向き材を下向きに移動させ、該伸縮用縦向き材を前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持させた状態で、前記吊り用支持枠を前記養生足場の上端部より持ち上げ、前記吊り用支持枠下の養生足場をその最上階層から1又は複数階層分の解体を行い、然る後、前記伸縮用縦向き材に対して固定縦向き材を降下方向に移動させて前記吊り用支持枠を養生足場の上端部に支持させる動作を、前記吊り用支持枠に吊り下げた作業機材による塔状建造物の上端部からの解体に応じて繰り返すことを特徴としてなる塔状建造物の解体方法であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成に加え、塔状建造物が煙突の場合において、養生足場の上端に支持された吊り用支持枠より吊り降ろされた本体部と、該本体部の外周に支持され、前記煙突内面に押し当てることにより前記本体部を煙突の中心位置に位置決め可能な位置決め用脚と、前記本体部に作業アームを介して支持され、煙突の内壁に沿って旋回移動する煙突内側部除去手段とを備えた汚染部除去装置を使用し、該汚染部除去装置を煙突内に挿入し、所定の位置で前記本体部を煙突の中心位置に位置決めした状態で、前記煙突内側部除去手段により一定幅の煙突内側部を除去する動作を上下方向で繰り返し、前記煙突内側部の汚染部分を除去した後、前記汚染部除去装置に換えて解体用作業機材を吊り用支持枠に吊り下げて煙突の解体を行うことを特徴とする。
本発明に係る構築解体用足場装置は、所定高さの建枠を使用し、該建枠の高さ分ずつ順次組立て又は解体可能な多階層構造の養生足場と、該養生足場の上端に設置され、塔状建造物の構築又は解体に使用される作業用機材を吊り下げ支持させる吊り用支持枠と、前記吊り用支持枠に上端が固定され、前記養生足場内に向けて下向きに伸びる配置の複数の固定縦向き材と、該縦向き材に対して上下方向に相対移動可能に連結され、且つ前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持させる伸縮用縦向き材と、前記固定縦向き材に対して伸縮用縦向き材を上下方向に強制相対移動させる昇降駆動ユニットとを備え、前記吊り用支持枠を前記養生足場の上端に支持させた状態で前記伸縮用縦向き材を昇降可能とし、該伸縮用縦向き材を前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持させて前記固定用縦向き材を前記吊り用支持枠とともに前記下の階層部分に支持させた状態で昇降可能としたことにより、足場を塔状建造物の構築作業又は解体作業に合わせて好適な高さに設置又は解体させることができる。
前記昇降駆動ユニットは、前記伸縮用縦向き材に対して上下移動不能に支持されたスクリュー軸と、該スクリュー軸を回転駆動させる駆動源と、前記スクリュー軸に螺合され前記縦向き伸縮材に対して固定されたスライダーとをもって構成したことによって、固定縦向き材に対し伸縮用縦向き材を好適に相対移動させることができるとともに、機械式構造であるので複数の昇降駆動ユニットを容易に同調させることができる。
伸縮用縦向き材は、建枠に支持される支持用連結部を備えたことによって、養生足場に伸縮用縦向き材を好適に支持させることができる。
塔状建造物の周囲を囲む配置に、所定高さの建枠を使用して多階層構造に組立てられた養生足場と、該養生足場の上端に設置され、前記塔状建造物の解体に使用する作業機材を吊り下げ支持させる吊り用支持枠と、前記吊り用支持枠に上端が固定され、前記養生足場内に向けて下向きに伸びる配置の複数の固定縦向き材と、該固定縦向き材に対して上下方向に相対移動可能に連結され、且つ前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持される伸縮用縦向き材と、前記固定縦向き材に対して伸縮用縦向き材を上下方向に強制相対移動させる昇降駆動ユニットとを備えた構築解体用足場装置を使用し、
前記吊り用支持枠を前記養生足場の上端に支持させた状態で前記伸縮用縦向き材を下向きに移動させ、該伸縮用縦向き材を前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持させた状態で、前記吊り用支持枠を前記養生足場の上端部より持ち上げ、前記吊り用支持枠下の養生足場をその最上階層から1又は複数階層分の解体を行い、然る後、前記伸縮用縦向き材に対して固定縦向き材を降下方向に移動させて前記吊り用支持枠を養生足場の上端部に支持させる動作を、前記吊り用支持枠に吊り下げた作業機材による塔状建造物の上端部からの解体に応じて繰り返すことによって、既存の養生足場を利用できるとともに、解体時に発生する廃棄物が飛散するのを好適に防止することができる。また、解体に使用する作業用機材をトラッククレーンを使用せずに吊り下げ支持でき強風等にも影響され難く安定して作業を行うことができ、数日に渡って作業を行う際に、毎日の作業終了毎に一々作業が中断されることがないので作業効率が向上し、工期が短縮される。また、塔状建造物の解体作業と平行して、養生足場の解体を行えるので、工期が短縮され、施工コストを低減することができる。更には、施工する際の場所的制限も少なく、狭い場所やトラッククレーン等が進入しにくい場所でも施工できる。
塔状建造物が煙突の場合において、養生足場の上端に支持された吊り用支持枠より吊り降ろされた本体部と、該本体部の外周に支持され、前記煙突内面に押し当てることにより前記本体部を煙突の中心位置に位置決め可能な位置決め用脚と、前記本体部に作業アームを介して支持され、煙突の内壁に沿って旋回移動する煙突内側部除去手段とを備えた汚染部除去装置を使用し、該汚染部除去装置を煙突内に挿入し、所定の位置で前記本体部を煙突の中心位置に位置決めした状態で、前記煙突内側部除去手段により一定幅の煙突内側部を除去する動作を上下方向で繰り返し、前記煙突内側部の汚染部分を除去した後、前記汚染部除去装置に換えて解体作業用機材を吊り用支持枠に吊り下げて煙突の解体を行うことによって、汚染された廃棄物とその他の廃棄物とを別々に処理することができる。
次に、本発明に係る塔状建造物の構築解体用足場装置について説明する。
図1は、塔状建造物の構築解体用足場装置の一例を示している。
この構築解体用足場装置は、煙突等の塔状建造物Aの周囲を囲むように配置された養生足場10と、養生足場10の上端部に設置され、塔状建造物Aの構築又は解体に使用される作業用機材を吊り下げ支持させる吊り用支持枠20と、吊り用支持枠20に上端が固定され、下向きに伸びる配置の固定縦向き材21と、固定縦向き材21に対し上下方向に相対移動可能に連結された伸縮用縦向き材22と、固定縦向き材21に対し、伸縮用縦向き材22を強制相対移動させる昇降駆動ユニットとを備えている。
養生足場10は、鳥居型又は門型の建枠12を使用して多階層構造に組立てられている。即ち、間隔を置いて配置された建枠12,12間に取り外し可能に足場用横材13を架け渡し、筋交状に配置した補強材14,14等で補強してなる足場ユニット15を連結して四角形状に配置して1階層分の足場を形成し、それを上下方向に連結することによって多階層構造をなしている。
建枠12は、間隔を置いて配置された一対の縦材12a,12aと、両支柱12a,12a間を連結する横材12bとを備えて鳥居型又は門型に形成され、横材12bに足場用横材13を支持させるようになっている。尚、図中符号12cは補強部材である。
また、縦材12aの端部には、上下方向に連なる縦材12aの端部と互いに連結する連結構造を備えている。
尚、図中符号16は昇降用の階段、符号17は塔状建造物を養生足場10に支持させるための支持部材である。
吊り用支持枠20は、養生足場10上面部の形状に合わせて形成され、枠下面部の周縁部及び各建枠12の位置に合わせて補強部材が配され、レール部材23が下面中央部に支持されている。このレール部材23には、ウインチ装置24等をスライド可能に支持させることができる。
また、建枠12の位置に合わせて配置された補強部材の下面部には、建枠12を構成する縦材12aの上端部と連結される連結部材25が下向き配置に固定され、連結部材25を建枠12に連結して支持させることにより、吊り用支持枠20が養生足場10の上端部に支持されるようになっている。
固定縦向き材21は、複数の縦部材30,30…と、各縦部材30,30の上端部及び下端部を連結する横部材31,31…とをもって直方体状に形成され、四隅部に配置された縦部材30の上端部が吊り用支持枠20の下面部に固定されている。
また、固定縦向き材21には、上下の横部材31,31間に縦補強材32,32が架け渡して固定され、前後の横部材31,31間に横補強材33,33が架け渡して固定されている。更に、縦部材30と縦補強材32間には、補強材34,34…が架け渡されている。
この固定縦向き材21の下端部、即ち下側の横部材31,31間に架け渡された横補強材33,33には、昇降駆動ユニットを構成するスライダー52が支持されるようになっている。
また、この固定縦向き材21には、その下端部外縁の対角線上外向きに、即ち四隅部に配された縦部材30,30…の外側部に支持車輪35,35…が回転自在に支持されている。
伸縮用縦向き材22は、縦部材40,40と、縦部材40,40間を連結する横部材41,41…とをもって直方体形状に形成され、下端部及び中上段部の横部材41,41中央部間に昇降駆動ユニットを構成する軸受ユニット又は駆動源を固定するための固定部材42,42が架け渡して固定されている。
また、伸縮用縦向き材22は、建枠12に支持される支持用連結部43,43を四隅に配された縦部材40,40に対角線上外向きに突出した配置に備えている。また、この支持用連結部43から伸縮用縦向き材22下端までの距離は、略建枠12の高さと同じになっている。
支持用連結部43は、下面より突出した先細状の連結突起44を備え、連結突起44が建枠12を構成する縦材12aの上端開口部に挿入されることにより建枠12と連結され、それにより伸縮用縦向き材22全体が建枠12に支持されるようになっている。
更に、伸縮用縦向き材22は、その上端部内縁、即ち四隅部に配された縦部材40,40…の内側部に支持車輪45,45…が回転自在に支持されている。
この固定縦向き材21と伸縮用縦向き材22とは、支持車輪35が対向する伸縮用縦向き材22の縦部材40をレールとして滑動可能となり、支持車輪45が対向する固定縦向き材21の縦部材30をレールとして滑動可能となるように組み合わされ、昇降駆動ユニットを介して互いに相対移動可能な状態に連結されている。
昇降駆動ユニットは、伸縮用縦向き材22に対して上下移動不能に支持されたスクリュー軸50と、スクリュー軸50を回転させる駆動源であるモータ51と、スクリュー軸50に螺合され、固定縦向き材21に固定されたスライダー52とを備え、モータ51を動作させてスクリュー軸50を回転させることにより、固定縦向き材21に固定されたスライダー52がスクリュー軸50を上下動し、固定縦向き材21に対し伸縮用縦向き材22が相対移動するようになっている。
スクリュー軸50は、伸縮用縦向き材22の下端部及び中上段部の横部材41,41中央部間に架け渡された固定部材42,42にそれぞれ支持された軸受部材53,53に両端部を枢支させて伸縮用縦向き材22に対し、上下移動不能且つ回転自在の状態で支持されている。
駆動源たるモータ51は、上側の軸受部材53上に配置され、固定部材42,42に対し固定された支持台54に固定され、スクリュー軸50と駆動軸とを直結させている。尚、各昇降駆動ユニットを構成するモータ51,51…は、同期して回転するようになっている。
スライダー52は、両横補強材33,33間に架け渡された固定版55を介して固定縦向き材21の下端中央部に固定されている。
このように構成された構築解体用足場装置は、吊り用支持枠20を養生足場10の上端に支持させた状態で伸縮用縦向き材22を昇降可能とし、伸縮用縦向き材22を養生足場10の最上部より下の階層部分に支持させて固定用縦向き材21を吊り用支持枠20とともに昇降可能としたことにより、足場を塔状建造物の構築作業又は解体作業に合わせて好適な高さに設置又は解体することができるようになっている。
この構築解体用足場装置を解体する際の一連の動作を図5について説明する。尚、養生足場10の階層は、それぞれ最上階層を第1階層目10a、順次下側に向って第2階層目10b、第3階層目10cとして説明する。
まず、図5(a)に示すように、吊り用支持枠20を養生足場10の上端部に支持させるとともに、2階層目10bの建枠12に伸縮用縦向き材22を支持させた状態を初期状態とする。このとき、固定縦向き材21と伸縮用縦向き材22とは、互いに更に収縮可能な状態に収縮された状態となっている。
この初期状態から、昇降駆動ユニットを動作させて伸縮用縦向き材22を上方に持上げて支持用連結部43,43…を建枠12の上端より離脱させ、伸縮用縦向き材22が第2階層目10bの建枠12に支持された状態を解除する。
この状態で、各縦向き材21,22と縦方向同列に配置された2階層目10bの建枠12及び第3階層目10cの足場ユニット15を構成する足場用横材13及び筋交状補強部材14を取り外す。
次に、昇降駆動ユニットを動作させて、伸縮用縦向き材22を固定縦向き材21に対して下向きに相対移動させ、各縦向き材21,22と縦方向同列に配置された第3階層目10cの建枠12の上端部に支持用連結部43を連結させ、伸縮用縦向き材22を第3階層目10cの建枠12に支持させる。
このとき、固定縦向き材21と伸縮用縦向き材22とは、互いに更に伸長可能な状態にある。
そして、次に、伸縮用縦向き材22を第3階層目10cの建枠12に支持させた状態で、昇降駆動ユニットを動作させて伸縮用縦向き材22に対し固定縦向き材21を相対移動させて吊り用支持枠20を持ち上げ、吊り用支持枠20が養生足場10の上端に支持された状態を解除する。
この状態で、図5(b)に示すように、縦向き材21,22が配置された部分以外の第1階層目10aの足場ユニット15を取り外す。
そして、昇降駆動ユニットを動作させ、伸縮用縦向き材22に対し固定縦向き材21を下向きに相対移動させて吊り用支持枠20とともに降下させ、連結部材25を第2階層目10bの建枠12上端部に連結させ、第2階層目10bを新たな最上階層として吊り用支持枠20を養生足場10の上端に支持させた初期状態となる。
そして、図5に示して説明した上述の解体動作を順次繰り返すことにより所定の位置まで解体するようになっている。
一方、この足場装置では、図5に示して説明した上述の動作を順序を逆にして行うことにより、足場を組立てられるようになっている。
即ち、まず、初期状態から昇降駆動ユニットを動作させ、図5(b)に示すように、伸縮用縦向き材22に対し固定縦向き材21を上向きに相対移動させて吊り用支持枠20とともに上昇させる。
この状態で、養生足場10最上端部の縦向き材21,22が配置された部分以外の足場ユニット15,15…を組立て、然る後、昇降駆動ユニットを動作させて伸縮用縦向き材22に対し固定縦向き材21を下向きに相対移動させて吊り用支持枠20とともに降下させて、新たに組立てられた最上階層10aの建枠12,12…の上端部に吊り用支持枠20の連結部材25,25を連結させ、吊り用支持枠20を養生足場20の最上端部に支持させる。
そして、吊り用支持枠20を養生足場10の最上端部に支持させた状態で昇降駆動ユニットを動作させ、固定縦向き材21に対し伸縮用縦向き材22を上向きに相対移動させ、その状態で、縦向き材21,22下の第3階層目10cに足場ユニット15を構成する足場横部材13、筋交状補強材14,14を組立て、更に、第2階層目10bに建て枠12、12を設置する。
最後に、昇降駆動ユニットを動作させ固定縦向き材21に対して伸縮用縦向き材22を下向きに動作させ、第2階層目10bの建枠12の上端部に支持用連結部43,43を連結させて、第2階層目10bの建枠12に伸縮用縦向き材22を支持させ、図5(a)に示す初期状態となる。
この動作を繰り返すことにより構築解体用足場装置を順次組立てられるようになっている。
次に、上述の構築解体用足場装置を使用した塔状建造物の解体方法について煙突を解体する場合を例に説明する。
本解体方法では、煙突の周囲を囲む配置に構築解体用足場装置が組立てられた状態から、汚染部除去工程、塔状建造物解体工程を順次行うことにより行われる。
図6は、本発明方法における汚染部除去工程の概略を示し、図中符号Aは塔状建造物たる煙突、符号1は汚染部除去装置である。
汚染部除去装置1は、図9に示す従来例と同様に、位置決め用脚2,2…を外向きに伸長させ、煙突内面に押し当てることによって煙突内の略中心部分に位置決め可能な本体部3と、本体部3に作業アーム4を介して支持され、煙突の内側部に沿って旋回移動しつつ、汚染された煙突内壁面や耐火ブロック等の煙突内側部を研削や圧砕等により除去する煙突内側部除去手段5とを備えている。
汚染部除去工程では、この汚染部除去装置1を吊り用支持枠20に吊り下げ支持させて煙突A内に挿入し、所望の高さで本体部3を略中心部分に位置決めし、内側部除去手段5を動作させつつ旋回させて煙突内側部Aaの汚染部分を除去するようになっている。
まず、図7に示すように、養生足場10の一部、即ち、レール部材23下の部分を最上階層から数段階層分取り外して装置搬入口60を形成し、装置搬入口60よりレール部材23を伝ってウインチ装置24を養生足場10外に移動させる。
次に、ウインチ装置24より繰出されたワイヤ24aの先端部に汚染部除去装置1の本体部3上端部を連結させた後、ウインチ装置24により汚染部除去装置1を養生足場10上端部まで吊り上げる。
そして、ウインチ装置24をレール部材23に沿って移動させ、汚染部除去装置1を装置搬入口60より養生足場10内の略中心位置に搬入し、取り外した足場の一部を戻して装置搬入口60を閉鎖する。
この状態で、ウインチ装置24により吊りワイヤ24aを繰出し、図6に示すように、汚染部除去装置1を吊り降ろして煙突A内に挿入し、所定の位置で位置決め用脚2,2…を外向きに伸長させ、煙突内面に押し当てることによって煙突A内の略中心部分に位置決めし、その位置で作業アーム4を旋回及び上下させながら内側部除去手段5により煙突内側部Aaの汚染された部分を一定幅分除去する。このとき、除去された廃棄物Bは煙突内を落下して煙突底部に山積され、それを重機61によって搬出する。尚、図中符号62は集塵機である。
この作業を順次ワイヤ24aを一定幅分づつ繰出しつつ繰り返し、煙突内側部Aa全体の汚染部分を除去する。
汚染部分の除去が終了したら、ウインチ装置24によりワイヤ24aを戻して汚染部除去装置1を養生足場10の上端部まで吊り上げるとともに、再度レール部材23下の養生足場10の一部を取り外して装置搬入口60を形成し、レール部材23に沿ってウインチ装置24を移動させて汚染部除去装置1を装置搬入口60より搬出し、ウインチ装置24によりワイヤ24aを繰出して汚染部除去装置1を吊り降ろした後、汚染部除去装置1を取り外す。これにより汚染部除去工程が終了する。
続いて、上述の汚染部除去装置1に換えて圧砕機等の解体用機材63をワイヤ24aの先端部に取り付け、それをウインチ装置24により養生足場10の上端部まで吊り上げ、装置搬入口60より養生足場10内に搬入し、然る後足場の一部を元に位置に戻して装置搬入口60を閉鎖する。
そして、図5に示して説明した上述の解体動作を順次繰り返して、解体用機材63の位置が煙突上端部解体位置に至る高さまで足場装置(養生足場10)を解体する。
即ち、昇降駆動ユニットを動作させて伸縮用縦向き材22を上方に持上げて支持用連結部43,43…を建枠12の上端より離脱させ、伸縮用縦向き材22が第2階層目10bの建枠12に支持された状態を解除し、各縦向き材21,22と縦方向同列に配置された2階層目10bの建枠12及び第3階層目10cの足場ユニット15を構成する足場用横板13及び筋交状補強部材14,14を取り外す。
次に、昇降駆動ユニットを動作させて、伸縮用縦向き材22を固定縦向き材21に対して下向きに相対移動させ、各縦向き材と縦方向同列に配置された第3階層目10cの建枠12の上端部に支持連結部43,43を連結させ、伸縮用縦向き材22を第3階層目10cの建枠12に支持させる。
このとき、固定縦向き材21と伸縮用縦向き材22とは、互いに更に伸長可能な状態にある。
そして、次に、伸縮用縦向き材22を第3階層目10cの建枠12に支持させた状態で、昇降駆動ユニットを動作させて伸縮用縦向き材22に対し固定縦向き材21を相対移動させて吊り用支持枠20を養生足場10の上端より持ち上げ、吊り用支持枠20が養生足場10の上端に支持された状態を解除する。
この状態で、縦向き材が配置された部分以外の第1階層目の足場ユニット15を取り外す。
そして、昇降駆動ユニットを動作させ、伸縮用縦向き材22に対し固定縦向き材21を下向きに相対移動させて吊り用支持枠20とともに降下させ、連結部材25を第2階層目10bの建枠12上端部に連結させ、吊り用支持枠20を第2階層目10bを新たに最上階層とした養生足場10の上端に支持させて初期状態となる。
この図5に示して説明した上述の動作を所定の位置、即ち上端部解体位置に至る高さまで順次繰り返す。
解体用機材63の位置を所定の煙突上端部解体位置まで降下させた後、図8に示すように、この位置で解体用機材63を用いて汚染部を取り除いた煙突Aの上端部を圧砕して解体を行う。
このとき、圧砕された廃棄物Cは煙突内を落下して煙突底部に山積され、それを重機61によって搬出するようにし、また、煙突の周囲を囲む養生足場10を飛散防止用のシート等(図示せず)により覆うことによって解体時に発生する粉塵が外部に飛散するのを防止することができるようになっている。尚、図中符号62は集塵機である。
次に、煙突上端部の解体が終了したら、上述の図5に示して説明した上述の解体動作を繰り返して不要となった部分の養生足場10を解体しつつ、図8に示す上述の煙突解体作業を行い、この作業を煙突上端部からの解体に応じて繰り返し、煙突の解体が終了すると養生足場10も下層部のみを残して解体される。
最後に、構築解体用足場装置を撤去し、塔状建造物Aの解体が終了する。
尚、上述の実施例では、塔状建造物Aを煙突とした例について説明したが、塔状建造物Aはその他ビルディングやその他の塔状建造物であってもよく、その場合、上述の汚染部除去工程を行わずに塔状建造物解体工程より開始すればよい。
また、上述の実施例では、昇降駆動ユニットをスクリュー軸50及びスクリュー軸50上を螺進するスライダー52とを用いる機構を使用した例を示したが、その他、クライミングロッドを伸縮用縦向き材22に上下移動不可の状態で支持させ、固定用縦向き材にクライミングジャッキを取り付け、クライミングロッドに沿ってクライミングジャッキが上下することにより固定縦向き材21と伸縮用縦向き材22とが相対移動可能としたもの等、その他の機構を用いても良い。
本発明に係る塔状建造物の構築解体用足場装置の実施の一例を示す側面図である。 図1中のD−D線矢視図である。 図1中の構築解体用足場装置の昇降機構を示す正面図である。 同上の平面図である。 (a)は構築解体用足場装置の初期状態の概略を示す前半部側面図、(b)は同足場撤去作業の状態の概略を示す前半部側面図である。 本発明方法における汚染部分除去工程の概略を示す断面図である。 同上の汚染部除去装置搬入の状態を示す断面図である。 本発明方法における塔状建造物解体工程の概略を示す断面図である。 従来の塔状建造物解体方法の一例を示す断面図である。
符号の説明
A 塔状建造物(煙突)
Aa 煙突内側部
B,C 廃棄物
10 養生足場
12 建枠
12a 縦材
12b 横材
12c 補強部材
13 足場用横材
14 筋交状補強部材
15 足場ユニット
16 昇降用階段
17 支持部材
20 吊り用支持枠
21 固定縦向き材
22 伸縮用縦向き材
23 レール部材
24 ウインチ装置
24a 吊りワイヤ
25 連結部材
30 縦部材
31 横部材
32 縦補強材
33 横補強材
34 補強材
35 支持車輪
40 縦部材
41 横部材
42 固定部材
43 支持用連結部
44 連結突起
45 支持車輪
50 スクリュー軸
51 モータ
52 スライダー
53 軸受部材
54 支持台
55 固定版
60 装置搬入口
61 重機
62 集塵機
63 解体用機材

Claims (5)

  1. 所定高さの建枠を使用し、該建枠の高さ分ずつ順次組立て又は解体可能な多階層構造の養生足場と、該養生足場の上端に設置され、塔状建造物の構築又は解体に使用される作業用機材を吊り下げ支持させる吊り用支持枠と、前記吊り用支持枠に上端が固定され、前記養生足場内に向けて下向きに伸びる配置の複数の固定縦向き材と、該縦向き材に対して上下方向に相対移動可能に連結され、且つ前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持させる伸縮用縦向き材と、前記固定縦向き材に対して伸縮用縦向き材を上下方向に強制相対移動させる昇降駆動ユニットとを備え、前記吊り用支持枠を前記養生足場の上端に支持させた状態で前記伸縮用縦向き材を昇降可能とし、該伸縮用縦向き材を前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持させて前記固定用縦向き材を前記吊り用支持枠とともに前記下の階層部分に支持させた状態で昇降可能としてなる塔状建造物の構築解体用足場装置。
  2. 前記昇降駆動ユニットは、前記伸縮用縦向き材に対して上下移動不能に支持されたスクリュー軸と、該スクリュー軸を回転駆動させる駆動源と、前記スクリュー軸に螺合され前記縦向き伸縮材に対して固定されたスライダーとをもって構成してなる請求項1に記載の塔状建造物の構築解体用足場装置。
  3. 伸縮用縦向き材は、建枠に支持される支持用連結部を備えた請求項1又は2に記載の構築解体用足場装置。
  4. 塔状建造物の周囲を囲む配置に、所定高さの建枠を使用して多階層構造に組立てられた養生足場と、該養生足場の上端に設置され、前記塔状建造物の解体に使用する作業機材を吊り下げ支持させる吊り用支持枠と、前記吊り用支持枠に上端が固定され、前記養生足場内に向けて下向きに伸びる配置の複数の固定縦向き材と、該固定縦向き材に対して上下方向に相対移動可能に連結され、且つ前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持される伸縮用縦向き材と、前記固定縦向き材に対して伸縮用縦向き材を上下方向に強制相対移動させる昇降駆動ユニットとを備えた構築解体用足場装置を使用し、
    前記吊り用支持枠を前記養生足場の上端に支持させた状態で前記伸縮用縦向き材を下向きに移動させ、該伸縮用縦向き材を前記養生足場の最上部より下の階層部分に支持させた状態で、前記吊り用支持枠を前記養生足場の上端部より持ち上げ、前記吊り用支持枠下の養生足場をその最上階層から1又は複数階層分の解体を行い、然る後、前記伸縮用縦向き材に対して固定縦向き材を降下方向に移動させて前記吊り用支持枠を養生足場の上端部に支持させる動作を、前記吊り用支持枠に吊り下げた作業機材による塔状建造物の上端部からの解体に応じて繰り返すことを特徴としてなる塔状建造物の解体方法。
  5. 塔状建造物が煙突の場合において、養生足場の上端に支持された吊り用支持枠より吊り降ろされた本体部と、該本体部の外周に支持され、前記煙突内面に押し当てることにより前記本体部を煙突の中心位置に位置決め可能な位置決め用脚と、前記本体部に作業アームを介して支持され、煙突の内壁に沿って旋回移動する煙突内側部除去手段とを備えた汚染部除去装置を使用し、該汚染部除去装置を煙突内に挿入し、所定の位置で前記本体部を煙突の中心位置に位置決めした状態で、前記煙突内側部除去手段により一定幅の煙突内側部を除去する動作を上下方向で繰り返し、前記煙突内側部の汚染部分を除去した後、前記汚染部除去装置に換えて解体作業用機材を吊り用支持枠に吊り下げて煙突の解体を行う請求項4に記載の塔状建造物の解体方法。
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