JP2005119711A - 包装装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フィルムロールから繰り出されて包装ステーションSに張設されたフィルムFの下方からリフタにより商品Mを押し上げて該商品Mを包装する包装装置に関する。包装ステーションSにおけるフィルムFに張りを付与する張設手段40を有し、リフタ80による押し上げにより商品Mの上面がフィルムFに接触し始める際に、フィルムFに張りが付与されており、リフタ80が上昇端Puまで上昇するまでに、張設手段40によるフィルムFの張りを解除する。
【選択図】 図9
Description
したがって、本発明の目的の1つは、商品上面のフィルムに皺が生じにくくすることである。
したがって、本発明の別の目的は、包装装置を小型化することである。
このように、リフタが上昇した後にカッタでフィルムを切断することにより、フィルムのフィルムロールからの繰り出しが可能となる。
このように設定変更可能とすることで、商品の大きさや高さに応じて、適切なフィルムの張りを実現することができる。
このように、フィルムを挟持することで、包装時にフィルムに適当な張りを与えることができる。
このように設定変更可能とすることにより、商品の大きさや高さに応じて、適切なフィルムの大きさや張りを実現することができる。
この態様によれば、商品やトレー、フィルムに応じて各モードを選択することができる。
この態様によれば、商品やトレー、フィルムに応じて各モードを選択することができる。
この態様によれば、モードの選択枝が増えるので、種々の商品やトレーに対応させることができる。
この態様によれば、商品やトレー、フィルムに応じて各モードを選択することができる。
このようにすれば、フィルムやトレーの種類等に応じた適切なモードに設定することが可能となる。
なお、以下の説明において、商品MはトレーT上に載置されて搬送されていくが、「商品M」とは、トレーT内の内容物を指す場合と、内容物、トレーTおよびフィルムFを含んだ概念で用いる場合とがある。また、商品Mは必ずしもトレーT上に載っている必要はない。
図1に示すように、本装置は、商品を正面側2aから搬入して正面側2aに排出する前方排出型の包装装置であって、本体2の正面2aには、搬入装置20と、排出部30とが設けられている。本包装装置は、前記排出部30の前方にヒータ75が配置されており、後述するようにフィルムFで包装されたトレーTの底面をオペレータがヒータ75に押し付けてヒートシールする溶着を手作業で行う型式の包装装置である。
図3(b)の前記左右押込部材61,62の下方には、図示しない左クランプおよび右クランプが設けられている。該左右クランプは、斜線を施した、フィルムFの側縁部Fxを左右押込部材61,62との間で挟み込むことでフィルムFの左右の側縁部Fxを把持する。なお、左右クランプは、所定距離だけ左右移動自在に設定されていると共に、左右押込部材61,62の動きに追随して左右に移動するように設定されている。
つぎに、制御構成について説明する。
図4(a)に示すように、本包装装置はマイコン(制御手段)10を備えている。該マイコン10には、ローカル制御装置5、計量手段6、表示器13および操作部14などが図示しないインターフェイスを介して接続されている。
前記ローカル制御装置5には、リフタ80、フィルム供給装置40、クランプ41,42、左右折込板64,65、左右押込部材61,62、後折込部材71、排出プッシャー73など種々の機器を駆動するモータM1〜Mnや電磁弁41s,42s,43sが接続されており、前記マイコン10によって当該各機器の制御が行われる。
図4(b)に示すように、商品情報記憶部12aには、商品の呼出No. ごとに、品名、単価、トレーの有無およびトレーNo. などからなる商品の情報が互いに関連付けられて記憶される。
図4(c)に示すように、トレー情報記憶部12bには、前記トレーNo. ごとに、トレーの幅、奥行、高さおよび種別などからなるトレー情報が互いに関連付けられて記憶される。
フィルム供給装置40は、案内ロッド47に支持された第1ユニットU1および第2ユニットU2を備えている。前記第1および第2ユニットU1,U2は、フィルムFを包装ステーションSに供給するためのもので、それぞれ、前記案内ロッド47に沿ってフィルムFの長さ方向に往復運動する。
この実施例においては、以下に詳述するように、前記折込部材64,65,71のうちフィルムロールR側に設けられた後折込部材(ロール側折込部材)71が、フィルムFに接触して折込端Peまで進む際にフィルムロールRからフィルムFを引き出す。
この場合、左右にフィルムを搬送するフィルム搬送ベルトにクランプを設けてもよく、該フィルム搬送ベルトの最も下流側のクランプが第1クランプとして機能し、一方、最も上流側のクランプが第2クランプとして機能する。
また、左右の折込部材のうち、フィルムロールに近い側の折込部材がロール側折込部材として機能する。更に、フィルムロールを2本備えている場合には、包装に使用するフィルムロールに近い側の折込部材がロール側折込部材として機能する。
たとえば、押込部材を設けなくてもよい。また、押込部材に代えてエアー等でフィルムを押し込んでもよい。
また、搬入装置20はリフタ上に搭載してもよい。また、搬入装置20に計量器を設けなくてもよい。
また、前後の折込部材が中央に向って侵入するようにしてもよい。
また、ヒートシールは手動でなく自動で行うようにしてもよい。
また、左右の折込部材よりも上側に後折込部材が配置されているタイプについても本発明を適用することができる。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
41:第1クランプ
42:第2クランプ
44:カッタ
71:ロール側折込部材(後折込部材)
72:前折込部材
80:リフタ
F:フィルム
M:商品
S:包装ステーション
T:トレー
Pu:上昇端
Pe:折込端
Claims (13)
- フィルムロールから繰り出されて包装ステーションに張設されたフィルムの下方からリフタにより商品を押し上げて該商品を包装する包装装置であって、
前記包装ステーションにおけるフィルムに張りを付与する張設手段を有し、
前記リフタによる押し上げにより商品の上面がフィルムに接触し始める際に、フィルムに張りが付与されており、
前記リフタが上昇端まで上昇するまでに、前記張設手段によるフィルムの張りを解除することができる包装装置。 - フィルムロールから繰り出されて包装ステーションに張設されたフィルムの下方からリフタにより商品を押し上げて該商品を包装する包装装置であって、
前記フィルムの先端側を挟持する第1クランプと、
前記フィルムのフィルムロール側を挟持する第2クランプとを備え、
前記リフタによる押し上げにより商品の上面がフィルムに接触し始める際には、前記第2クランプによりフィルムが挟持されており、
前記リフタが上昇端まで上昇するまでに、前記第2クランプによるフィルムの挟持を解放できるようにした包装装置。 - 請求項2において、前記第2クランプよりもフィルムロール側に配置されたフィルムのカッタを更に備え、
前記リフタが上昇端まで上昇した後に前記カッタによりフィルムを切断するようにした包装装置。 - 請求項2もしくは3において、商品に応じて前記第2クランプの解放のタイミングが設定変更可能である包装装置。
- フィルムロールから繰り出されて包装ステーションに張設されたフィルムの下方からリフタにより商品を押し上げて該商品の上面をフィルムで覆うと共に、該フィルムの周縁部を折込部材により商品の底面側に折り込んで包装する包装装置であって、
前記折込部材のうちフィルムロール側に設けられたロール側折込部材が、フィルムに接触して折込端まで進む際にフィルムロールからフィルムを引き出す包装装置。 - フィルムロールから繰り出されて包装ステーションに張設されたフィルムの下方からリフタにより商品を押し上げて該商品の上面をフィルムで覆うと共に、該フィルムの周縁部を折込部材により商品の底面側に折り込んで包装する包装装置であって、
前記フィルムの先端側を挟持する第1クランプと、
前記フィルムのフィルムロール側を挟持する第2クランプと、
前記第2クランプよりもフィルムロール側に設けられたフィルムのカッタとを備え、
前記リフタで商品を押し上げて商品の上面がフィルムに接触して、商品のまわりのフィルムの部分が斜めに傾斜した後に、前記折込部材のうちのフィルムロール側のロール側折込部材がフィルムに接触して、
該ロール側折込部材がフィルムを折り込み始めた後、折り込み終わるまでのいずれかのタイミングにおいて、前記第2クランプが開いた状態となっていることで、前記フィルムロール側の折込部材が前記フィルムロールからフィルムを引き出し、
該引出後に、前記フィルムを前記カッタが切断する包装装置。 - 請求項6において、前記フィルムロール側の折込部材がフィルムの先端側の折込端の位置に進むまでに、前記第2クランプがフィルムを挟持する包装装置。
- 請求項6もしくは7において、商品に応じて前記第2クランプの解放および/または挟持のタイミングが設定可能である包装装置。
- フィルムロールから繰り出されて包装ステーションに張設されたフィルムの下方からリフタにより商品を押し上げて該商品を包装する包装装置であって、
前記包装ステーションにおけるフィルムに張りを付与する張設手段と、
前記フィルムロールから繰り出されるフィルムを切断するカッタとを有し、
前記カッタによりフィルムを切断した後に、該フィルムを包装ステーションに張設する第1のモードと、
前記リフタによる押し上げにより商品の上面がフィルムに接触し始める際に、フィルムに張りが付与されており、前記リフタが上昇端まで上昇するまでに、前記張設手段によるフィルムの張りを解除し、その後前記カッタによりフィルムを切断する第2のモードと、
を備えた包装装置。 - フィルムロールから繰り出されて包装ステーションに張設されたフィルムの下方からリフタにより商品を押し上げて該商品を包装する包装装置であって、
前記フィルムの先端側を挟持する第1クランプと、
前記フィルムのフィルムロール側を挟持する第2クランプと、
前記フィルムロールから繰り出されるフィルムを切断するカッタとを有し、
前記カッタによりフィルムを切断した後に、該フィルムを包装ステーションに張設する第1のモードと、
前記リフタによる押し上げにより商品の上面がフィルムに接触し始める際には、前記第2クランプによりフィルムが挟持されており、前記リフタが上昇端まで上昇するまでに、前記第2クランプによるフィルムの挟持を解放し、その後前記カッタによりフィルムを切断する第2のモードと、
を備えた包装装置。 - 請求項9もしくは10において、
前記フィルムの周縁部を商品の底面側に折り込む折込部材を更に有し、
前記折込部材のうちフィルムロール側に設けられたロール側折込部材が、フィルムに接触して折込端まで進む際にフィルムロールからフィルムを引き出し、その後前記カッタによりフィルムを切断する第3のモードを更に備えた包装装置。 - フィルムロールから繰り出されて包装ステーションに張設されたフィルムの下方からリフタにより商品を押し上げて該商品の上面をフィルムで覆うと共に、該フィルムの周縁部を折込部材により商品の底面側に折り込んで包装する包装装置であって、
前記包装ステーションにおけるフィルムに張りを付与する張設手段と、
前記フィルムロールから繰り出されるフィルムを切断するカッタとを有し、
前記カッタによりフィルムを切断した後に、該フィルムを包装ステーションに張設するモードと、
前記折込部材のうちフィルムロール側に設けられたロール側折込部材が、フィルムに接触して折込端まで進む際にフィルムロールからフィルムを引き出し、その後前記カッタによりフィルムを切断するモードと、
を備えた包装装置。 - 請求項9ないし12のいずれか1項において、
前記各モードが、フィルムの種類、フィルムのサイズ、トレーのサイズ、トレーの軟弱度、商品の盛り高さのうちの少なくとも1つに応じて切替可能である包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003357502A JP2005119711A (ja) | 2003-10-17 | 2003-10-17 | 包装装置 |
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JP2003357502A JP2005119711A (ja) | 2003-10-17 | 2003-10-17 | 包装装置 |
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Family Applications (1)
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JP2003357502A Pending JP2005119711A (ja) | 2003-10-17 | 2003-10-17 | 包装装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011046417A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Teraoka Seiko Co Ltd | フィルムクランプ装置及び該装置を備えた包装装置 |
JP2011189956A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Ishida Co Ltd | 包装機 |
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2003
- 2003-10-17 JP JP2003357502A patent/JP2005119711A/ja active Pending
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