JP4011639B2 - ストレッチ包装機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ストレッチフィルムによる物品の包装方法及びストレッチ包装機に関し、特に包装部に張設されたストレッチフィルム(以下、フィルムという)に被包装物を下側から突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆った後、フィルムの端部を被包装物の底部に折り込む、所謂エレベータタイプの包装方法及び包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、この種のタイプの包装機は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で販売されている生鮮食料品や弁当等の包装に広く用いられており、様々なタイプのものが開発されている。
従来、この種の包装機に対する要求としては、主として高速性、取扱容易性、包装可能な商品のサイズが広範囲なこと等の基本的な性能に関するものが中心であり、このような要求を満足する包装機としては、例えば特開昭50−163112号公報や特開平4−339709号公報に記載されているものがある。
これらの包装機は、1分間に約30パックの処理能力を有する上、商品のサイズを検出して使用するフィルム種類やフィルム長さ、或いは制御用の調整データを自動的に決定するようになっており、取り扱いが極めて容易なものとなっている。又、フィルム幅の異なる2種類のフィルムを装備し、商品のサイズに応じて使用するフィルムを自動的に切り換えることで極めて広範囲のサイズの商品を見栄え良く、且つ経済的に(フィルムを無駄にすることなく)包装することができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近では、上述した基本的な性能以外に装置の小型軽量化やコストダウン等が強く要求されるようになっており、上述した包装機は以下のような問題点を有する。
即ち、フィルム幅の異なる2種類のフィルムを装備し、被包装物のサイズによって何れか一方のフィルムを自動的に選択して用いるために、フィルムの自動切換機構を備える必要があるが、このフィルム自動切換機構は、構造が複雑である為、装置全体が大型化し、装置の小型軽量化やコストダウンの大きな障害となっている。
【0004】
本発明は上述した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、従来の包装機の基本的な性能を犠牲にすることなく、同一のフィルムで最小サイズから最大サイズの被包装物を包装でき、小型軽量化、コストダウンを達成できる包装方法及び包装機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明者等は、包装機のエレベータより上部の包装部に張設したフィルムに下側から被包装物を突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆った後、フィルムの端部を被包装物の下側に折り込む包装方法において、使用フィルムとして、最大拡張量が30%〜100%の範囲にあるストレッチフィルムを使用し、被包装物を突き上げる以前に前記フィルムをその幅方向に均一に拡張する工程を備え、前記拡張する工程では、被包装物の搬送中に検出された前記間隔拡張手段の拡張方向に該当する被包装物の「奥行き寸法」と、被包装物の「高さ寸法」の合算値により、予め記憶されたフィルム幅の種類毎の「拡張フィルム幅決定テーブル」から選択された拡張量により拡張され、該包装機で包装可能な被包装物の最小サイズと最大サイズの範囲内で、各ユーザーが包装する被包装物の最小なもの及び最大なものを同一のフィルムで、且つ従来最大サイズの被包装物を包装する場合に使用していたフィルムよりも一定間隔以上幅狭のフィルムで包装することを見出した。使用するストレッチフィルムとしては、例えば塩化ビニル系フィルムが挙げられる。
フィルムの拡張は被包装物の突き上げ以前に完了しておれば良く、従ってその方法としては、フィルムを包装位置に搬送した後商品突き上げ前に拡張する方法、又は切断されたフィルムを包装位置まで搬送する過程で拡張する方法が挙げられる。
そして、前記フィルムの被包装物突き上げ以前の幅方向の拡張量は被包装物のサイズによって変えるようにする。
【0006】
上記した包装方法を実施する本発明のストレッチ包装機は、上部に張設したフィルムに下側から被包装物を突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆った後、フィルムの端部を被包装物の下側に折り込むストレッチ包装機において、フィルムの幅方向の最大拡張量が30%〜100%の範囲にあるストレッチフィルムの幅方向の両側端部を挟持して包装に必要な長さを引き出し切断されたフィルムを、該フィルムの幅方向の側端部を挟持する上下一対の無端状ベルトを、包装部を挟んで前後に配置し、包装位置に搬送するフィルムフィード手段と、フィルムフィード手段の幅方向の間隔を拡張する間隔拡張手段と、を備え、フィルムが包装位置に搬送された後商品突き上げ前に、前記間隔拡張手段によってフィルムフィード手段の幅方向の間隔を、被包装物の搬送中に検出された前記間隔拡張手段の拡張方向に該当する被包装物の「奥行き寸法」と、被包装物の「高さ寸法」の合算値により、予め制御手段に記憶設定したフィルム幅の種類毎の「拡張フィルム幅決定テーブル」から拡張量を選択して実行し、被包装物のサイズによって、フィルムの幅を全長に亘り均一に30%〜100%の拡張量になるように拡張することを特徴とする。
上記のフィルムフィード手段の幅方向の間隔を拡張する間隔拡張手段は、フィルムの側端の一方を挟持するフィルムフィード手段を固定し、フィルムの他方を挟持するフィルムフィード手段を可動させても、或いは両方のフィルムフィード手段を可動するように構成しても良いものである。
【0010】
【作用】
上記の手段によれば、被包装物が突き上げられるまでの間にフィルムフィード手段を間隔拡張手段によって幅方向に移動させて拡張するため、所定長さに切断されたフィルムの全長を均一に拡張でき、最小サイズから最大サイズの被包装物を同一のフィルムで包装することが可能となる。しかも、フィルムフィード手段を間隔拡張手段で拡張する際、その拡張量は被包装物の「奥行き寸法」と「高さ寸法」を加算した値に基づき、RAMに予め記憶設定してある「拡張フィルム幅決定テーブル」から選択決定するため、被包装物のサイズに応じてブリストレッチ量を変えることが簡単に行うことができる。
【0011】
又、フィルムを包装位置まで搬送する過程でプリストレッチする包装機にあっては、包装の処理速度を向上させることができると共に、プリストレッチのために幅方向に移動させる部材が少なくて良いため、装置の小型化が可能となる。
【0012】
尚、従来の装置でも、被包装物を下から突き上げる以前にフィルムを幅方向に拡張することが行われており、所謂プリストレッチとして知られている。例えば、上述した包装機でもサイドクランプでプリストレッチを行っている。
しかしながら、従来のプリストレッチは包装物のフィルムに皺がない状態とすることが目的であり、プリストレッチする量及びその意味が全く異なっている。このことは、上記包装機が何れもフィルム自動切換機構を備えていることからも明らかである。
【0013】
又、プリストレッチの他の例としてUSP.3967433があるが、この場合も包装の上面を保護する為の構成であり、本発明とは本質的に相違する。
更に、従来のプリストレッチ機構を有する包装機は、何れもフィルム前端部を挟持して所定量(長さ)のフィルムを引き出した後、フィルムの幅方向の両側端部を一対のクランプ部材で挟持し、そのクランプ部材を互いに離間する方向に移動させることでフィルムの幅方向のプリストレッチを行っている。
【0014】
しかしながら、このような構成だとフィルムの両側端部のクランプ部材によって挟持される部分は長さ方向における中央部の一部であり、フィルムの全長に亘って挟持されるものでないので、幅方向のプリストレッチをフィルムの全長に亘り均一に行うことができない。又、フィルムの長さは包装する商品(被包装物)のサイズによって変わるから側端部全長に対する挟持部分の割合が引き出し切断されるフィルムの長さによって変わり、その結果フィルムの長さによってプリストレッチが均一に行われないことになる。
このような問題点は、プリストレッチ量が比較的少ない場合にはそう大きな影響を与えるものではないが、プリストレッチ量を多くして広範囲に亘りサイズの異なる商品を単一のフィルム幅のフィルムロールを使用して包装する場合には包装仕上がり等に影響してくる。
又、従来の包装機は、プリストレッチのためにフィルムの幅方向両側端部と対応する位置に一対のクランプ部材を配置しているので、包装機の構成が複雑なものとなっている。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
先ず、本発明に係るストレッチフィルムによる包装方法は、包装部に張設されたストレッチフィルムに、被包装物を下側から突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆った後、フィルムの端部を被包装物の底部に折り込む、所謂エレベータタイプの包装方法で、使用フィルムとして従来最大サイズの被包装物を包装する場合に使用していたものよりも1ランク以上幅狭のストレッチフィルムを使用する。そして、被包装物を突き上げる以前にフィルムをその幅方向に均一に拡張する工程を備え、その使用フィルムのフィルム幅では従来包装できなかったサイズの被包装物に対しては、前記フィルムの幅をこのサイズの被包装物を包装する場合に使用していたフィルムのフィルム幅と同じ程度まで拡張する。そして、この拡張されたフィルムを用いて包装する。これにより、最小サイズの被包装物から最大サイズの被包装物までを同一のフィルムで、且つ従来最大サイズの被包装物を包装する場合に使用していたフィルムよりも1ランク以上幅狭のフィルムで包装するものである。
尚、最小サイズ,最大サイズの被包装物とはその包装機で包装可能な被包装物の最少サイズと最大サイズの範囲内で、各ユーザが包装する被包装物の最小なも及び最大なものの意味である。
【0016】
又、1ランク以上幅狭というのは、従来一般に使用されているフィルムの種類は、例えば250mm,300mm,…550mm,600mmのように一定間隔(前記例では50mm間隔)毎に製造されており、あるフィルム、例えば500mmのフィルムに対して、1間隔幅狭、即ち450mmのフィルムを1ランク幅狭、2間隔幅狭、即ち400mmのフィルムを2ランク幅狭というように表現している。
また、使用するフィルムは、本発明の目的を達成できるものであればどの様なものであってもよく、限定されるものではないが、現在使用されているものでは、塩化ビニル系、あるいはポリエチレン系のストレッチフィルムが適している。
【0017】
そして、幅方向にフィルムを拡張する手段、つまり最大サイズの被包装物を包装する場合の拡張量(最大拡張量)は、使用するフィルムの種類や被包装物の範囲(最小サイズ、最大サイズ)によって変わってくるが、一般に以下のことが言える。
前述した塩化ビニル系やポリエチレン系のフィルムの場合、最大200%程度まで拡張することができ、この拡張量が大きいほどフィルムの使用量の節約の効果が得られるものの、拡張量が大きいとフィルムが薄くなり、均一性が悪くなる。又、特にポリエチレン系のフィルムの場合は弾力性が強く、縮もうとする力が大きくなるので、被包装物が変形するなどの問題が生じるので上限としては100%程度が適当である。また拡張量が少ないとフィルムの使用量の節約の効果が少なくなるので下限としては30%程度が考えられるが、余り拡張量が少ないと最小サイズの被包装物を包装する場合、フィルムの無駄が多くなり、また余分なフィルムで包装の見栄えが悪くなるので、この点を考慮すると50%以上拡張することが好ましい。つまり、上記フィルムを使用した場合最大拡張量としては30%〜100%の範囲内、より好ましくは50%〜100%の範囲内が適当である。
【0018】
上記の方法においてフィルムの拡張は少なくとも被包装物を突き上げる以前に完了しておればよく、その被包装物を突き上げる以前とは、所定長さに切断したフィルムを包装位置に搬送した後で被包装物が突き上げられるまでの間、或いはフィルムロールから引き出して所定長さに切断した後包装位置まで搬送する間の何れでもよい。そして、上記したフィルムの被包装物突き上げ以前の幅方向の拡張量は被包装物のサイズによって自動的に又は手動入力によって変えることが出来る。
【0019】
被包装物のサイズによって拡張量を決定する方法について説明すると、包装部に供給される被包装物はトレイに載せて送られてくるため、そのトレイがエレベータ装置に送り込まれるまでの過程でセンサー等で該トレイの「奥行き寸法」及び「高さ寸法」を検出し、その「奥行き寸法(L)」と「高さ寸法(H)」を加算し、その値(A)で「拡張フィルム幅決定テーブル」からフィルムの拡張量を選択決定する。この「拡張フィルム幅決定テーブル」はRAMに予め作成しておくものとする。
その「拡張フィルム幅決定テーブル」の一例を使用フィルム幅の異なる二種類(250mm,350mm)について下記に表1、表2で示す。
【0020】
【表1】
(単位mm)
【0021】
【表2】
(単位mm)
【0022】
夫々のフィルムで上記のようにトレイサイズに合わせて2段階又は3段階に拡張量が切換えられる。尚、対象としているトレイの最小サイズはタラコ用トレイ(130幅×80奥行き×10高さ、即ちL+H=90)で、これは250mm幅のフィルムを40%拡張、或いは350mm幅のフィルムを0%拡張で対応できる。最大サイズはジャンボトレイ(350幅×250奥行き×20高さ、即ちL+H=270)で、これは350mm幅のフィルムを71%拡張で対応できる。
【0023】
尚、幅の異なる2種類のフィルムを使用できるようにしたのは、ユーザによって包装する商品はまちまちであり、すべてのユーザがL+Hが200mm以上の商品を包装する訳ではなく、L+Hが200mm以下の商品のみを包装するユーザに対しては350mm幅のフィルムでは包装が可能とはいうものの無駄にフィルムが使用されることになり、その分コストアップとなることを考慮したためである。従って、このようなユーザに250mm幅のフィルムの使用を可能としている。そして、本願発明によれば250mm幅のフィルムを使用した場合にあっては、L+H=90mm(最小サイズ)の商品からL+H=200mm(最大サイズ)の商品まで、一種類のフィルムで、且つ従来最大サイズの商品を包装する場合に必要だったフィルム幅(400mm)よりも1ランク以上幅狭のフィルムで包装することが可能となる。
【0024】
また、350mm幅のフィルムを使用した場合にあっては、L+H=90mm(最小サイズ)の商品からL+H=275mm(最大サイズ)の商品まで、一種類のフィルムで、且つ従来最大サイズの商品を包装する場合に必要だったフィルム幅(500mm)よりも1ランク以上幅狭のフィルムで包装することが可能となる。
尚、使用可能フィルムを3種類以上としてもよいことは言うまでもない。
また、ユーザによっては包装対象商品としてL+Hが200mm以上の商品があるものの、非常に限られており、包装数量も少ない場合には、通常は250mm幅のフィルムを使用しておき、L+Hが200mm以上の商品を包装する場合にのみ350mm幅のフィルムに作業者が交換することでさらにフィルムのの使用量を少なくできる。
【0025】
次に上記した包装方法を実施する包装機について説明する。
本包装機は内蔵するCPUによって制御されるようになっている。
図1及び図2に示すストレッチ包装機は、機枠Aの側方に被包装物を載置する商品載置部aを設け、該商品載置部aに載せた被包装物をコンベアFにより機枠A内部に設けたエレベータ1まで搬送する。
上記エレベータ1の上方には包装部bが設けられ、その包装部bの側方にフィルムロール配置部2とその配置部2にセットされたフィルムロール4から繰り出されるフィルム4’の先端部を保持するフィルム保持手段Bが設けられ、そのフィルム保持手段Bで保持されているフィルムを挟持して引き出し、包装部bまで搬送するフィルムフィード手段Cが前記フィルム保持手段Bの先端に接近させて配置され、且つフィルム保持手段Bとフィルムフィード手段Cとの間にはフィルムフィード手段で挟持され引き出されたフィルムを所定長さに切断するカッターDが配置されている。
【0026】
フィルム保持手段Bは、フィルムロール配置部2にセットされたフィルムロール4の両側部を挟持して保持するもので、図3に示すようにフィルムの下側に配置される無端ベルト5とその無端ベルト5の表面に支持されたフィルムを前記無端ベルト5側に押し付ける押圧部材6とで構成され、その無端ベルト5と押圧部材6とからなる保持手段がフィルム幅の間隔と対応する間隔をおいて前後に配置されており、押圧部材6は一端が軸支されて開閉回動自在に設けられている。又、前記した無端ベルト5はモータによって駆動回転されるように構成されている。尚、フィルム保持手段Bはフィルムロール配置部2にセットするフィルムロールに対応できるようにフィルム幅に応じて保持手段の一方又は両方を幅方向に移動できるように構成するも任意である。
【0027】
フィルムフィード手段Cは、フィルムの側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト7,7’と下側の弾性ベルト7’の始端側の上面に重ね合わせて配置した押さえベルト8とで構成され、それらが包装部bを挟んで前後に配置され、その間隔は前記したフィルム保持手段Bを構成する前後一対の保持手段と同じ間隔である。そして、その前後一対の構成部材は取り付け枠9,9’に支持され、その取り付け枠9,9’は該取り付け枠9,9’の下側に直角に交差して配置された2本の案内杆10,10’に連結部材11を介して支持されており、一方のフィード手段C1 を取り付けた取り付け枠9’は固定され、他方のフィード手段C2 を取り付けた取り付け枠9は案内杆10,10’に沿って移動自在に構成され、その可動側のフィード手段C2 には図4に示すように間隔拡張手段Eが連結されて固定側のフィード手段C1 との間隔を広狭調節し得るように構成されている。
【0028】
上記のフィード手段を構成する上下一対の無端状の弾性ベルト7,7’はフィルムを挟持して搬送し得るよう同方向に駆動回転され、その駆動方式は減速機付モータ12で下側の弾性ベルト7’が巻回されている駆動ローラを回転し、且つその駆動ローラの軸に固着したチェーンスプロケットと上側の弾性ベルト7が巻回されている駆動ローラの軸に固着したチェーンスプロケットとに亘ってチェーンを巻回して動力伝達が行われ上側の弾性ベルト7も回転するように構成されている。尚、上下の弾性ベルトはフィルムの挟持及び搬送が安定良く確実に行われるように途中にテンション調節機構が装備されている。
【0029】
フィルムフィード手段Cの可動側のフィード手段C2 をフィルムの幅方向に移動させる間隔拡張手段Eは、前記した案内杆10,10’の下方に位置して直角に交差配置した2本の回転軸23に亘ってタイミングベルト13,13’を巻回し、そのタイミングベルト13,13’の上側部分に前記取り付け枠9に固着された連結部材11,11’を連結し、一方の回転軸を、モータ14及び動力伝達機構15を介して正・逆方向に回転することで前記タイミングベルト13,13’が移動し、それによって該タイミングベルトに連結されている可動側のフィード手段C2 がフィルムの幅方向に移動される。そして、間隔拡張手段Eの作動は包装に供される被包装物のサイズが検出されて得られる値によって前述した「拡張フィルム幅決定テーブル」から該当する拡張フィルム幅が決定され、それにともなって前記間隔拡張手段Eの作動が制御される。
又、前記した間隔拡張手段Eの作動は切断したフィルムを包装部に搬送した後で、しかも被包装物の突き上げ前に行われるように構成しても、或いは切断したフィルムを包装部まで搬送する過程で同時に作動するように構成してもよい。
【0030】
次に上記した包装機におけるフィルムの拡張動作について図5に基づき説明すると、フィルムロール配置部2にセットされたフィルムロール4のフィルム4’先端両側部はフィルム保持手段Bによって挟持保持されると共に、該フィルム4’の先端は接近配置されたフィルムフィード手段Cの入口側における下側の弾性ベルト7’と押えベルト8とで挟持されている。(図5のa参照)
そして、被包装物Gがエレベータ1に搬送載置されると前記フィルムフィード手段Cが作動してフィルム4’を挟持して所定長さ引き出し、包装に必要な長さを引き出した時点でカッターDが作動してフィルム4’を切断すると共に、所定長さに切断されたフィルム4aの全長に亘ってその側部を挟持し、フィルム4aの中心が包装部bの中心に位置するようにセンタリングが行われる。(図5のb参照)
センタリングが完了するとフィルムフィード手段Cにおける可動側のフィード手段C2 が間隔拡張手段Eの作動によってフィルム幅を拡張する方向に移動され、それによってフィルムの全長が被包装物のサイズに適合したフィルム幅に均一に拡張されると共に、その拡張した状態のまま保持して被包装物Gがエレベータ1によって突き上げられるのを待つ。(図5のc参照)
【0031】
図6はフィルムフィード手段Cを幅方向に拡張する間隔拡張手段Eの作動がフィルムフィード手段Cによるフィルムの搬送と同時に行われるように構成された包装機のフィルム拡張動作を示し、フィルム保持手段Bからフィルムフィード手段Cがフィルム先端の両側部を挟持して引き出す動作(図6(a) )は図5(a) に示した実施例と同様であるが、フィルムフィード手段Cの固定側のフィルムフィード手段C1 と可動側のフィード手段C2 がフィルムの側端部を挟持して所定長さ引き出すと共に、可動側のフィード手段C2 はフィルムを引き出しながら間隔拡張手段の作動によってフィルムの幅を拡張する方向に移動する。(図6のb参照)
そして、フィルムを所定長さ引き出して切断し、フィルムを包装部に搬送完了した時点では該フィルムのセンタリング及び所定幅への拡張が完了するものである。(図6のc参照)
尚、上述した包装機では、一方のフィルムフィード手段C1 を固定し、他方のフィルムフィード手段C2 のみを移動させることでフィルムを拡張するが、両方のフィルムフィードC1 ,C2 を移動させるようにしても良いことは勿論である。
【0032】
上述した包装機は、フィルムフィード手段が挟持して引き出したフィルムは包装部へ搬送完了後、或いは搬送する過程で間隔拡張手段が同時に作動してフィルム幅を拡張するものであるが、そのフィルムフィード手段は間隔拡張手段によって平行移動するように構成されている。
図7はフィルムフィード手段の拡張動作の他の例を示し、フィルムフィード手段C’をそのフィルム受取り側をフィルム保持手段の間隔と同じ間隔とし、フィルムフィード手段の終端側を末広がり状に開いて平面略ハ字形に配置すると共に、その終端側を軸支して開閉自在に構成する。それによってフィルム保持手段からフィルムの先端を挟持し、該フィルムフィード手段を構成する弾性ベルトの作動でフィルムは順次引き出されながら拡張され、所定長さ引き出し終わるとフィルムは切断され、且つフィルムフィード手段は搬送完了後軸支側を中心として始端側を外側に拡開してフィルムをその全長に亘って均一に拡張することができる。
【0033】
図8はフィルム4’をフィルムフィード手段で包装位置まで搬送する過程で所定のフィルム幅に拡張する包装機の他の実施例で、フィルム挟持部を備えたフィルムフィード手段Cをフィルム保持手段B側から包装位置側に至るに従って順次幅方向に拡開し、且つフィルムが包装位置に搬送された状態ではフィルムの幅がその全長に亘って均一に拡張されて保持されるように所定の間隔に拡張した平行状態に設置する。
前記フィルムフィード手段Cはフィルム保持手段Bからフィルムの先端を受けとり挟持する始端側の挟持部20は前示実施例と同様上下一対の弾性ベルト16,16’と押えベルト17とで構成され、それ以降は無端状のチェーン又はベルト等の移動部材18に上下一対のグリップ19a ,19b からなるフィルム挟持部19を所定間隔をおいて取付けて構成し、その移動部材18は始端側から包装位置への搬送方向に向かって順次幅方向に拡張し、所定の拡張幅に達した以降はその幅のままで平行に保持する。即ち、包装部を挟む部分は所定の拡張幅に保持されている。そして、移動部材に取り付けられた上下一対のグリップ19a ,19b は始端側から包装位置に至る往路は第9図に示すように閉じてフィルムを挟持し、包装作業が終わって次の包装に使用するフィルムを受取りに行く復路は第10図に示すように上下のグリップ19a ,19b が開いて次のフィルムを挟持し得る状態で移動する。
又、上記したフィルムを挟持する上下一対のグリップを開閉する機構は前記の移動部材に沿って取り付けたカム等によって行うようにする。尚、該グリップの開閉制御は本件出願人が先に提案した実公平1−20246号に開示する開閉機構を利用してもよいものである。
【0034】
上記した包装機におけるフィルムの拡張動作を図11に基づいて説明すると、フィルム保持手段で保持されているフィルム4’の先端をフィルムフィード手段Cにおける始端側の弾性ベルトからなる挟持部20で該フィルムの両側部を挟持し、その弾性ベルトの作動でフィルムは順次引き出されると共に移動部材18に取り付けられた上下グリップ19a ,19b のフィルム挟持部19に受け渡されて順次搬送されながら幅方向に拡張される。(図11のa 参照)
そして、フィルムが所定長さ引き出されて切断され、その切断されたフィルム4aが搬送されて包装位置に達すると、その段階でフィルムの全長が均一に拡張されてセンタリングも完了し、被包装物の突き上げを待つことになる。(図11のb参照)
【0035】
図12はフィルム供給部からフィルムを包装位置まで搬送する過程で所定の幅に拡張する他の拡張手段を備えた包装機を示し、その拡張機構はフィルムの先端を保持するフィルム保持手段Bと、所定の長さに切断されたフィルムを包装位置bに搬送するフィルムフィード手段Cと、前記フィルム保持手段Bとフィルムフィード手段Cとの間に配置したフィルム拡張手段Hとで構成され、そのフィルム拡張手段Hはフィルム保持手段Bから供給されるフィルム4’を受け取り、それをフィルムフィード手段C側に向けて搬送する過程で所定の幅まで拡張し、拡張したフィルムをフィルムフィード手段Cに引き渡すように構成されている。
上記の拡張機構においてフィルム保持手段B及びフィルムフィード手段Cは図3に示した実施例と同様の構成とし、フィルム拡張手段Hは前示実施例で示したフィルムフィード手段と同じ様に、無端状のチェーン又はベルト等の移動部材21に上下一対のグリップからなるフィルム挟持部22を所定間隔をおいて取付けて構成し、そうした拡張手段Hをフィルム保持手段B側からフィルムフィード手段C側に向けて平面略ハ字形に拡開させて配置してある。尚、フィルム拡張手段Hからフィルムフィード手段Cへのフィルムの受け渡しは図13の動作説明図に示すようにフィルム拡張手段Hにおける最大幅に拡開させるグリップの内側にフィルムフィード手段Cの始端側が位置するように配置し、拡張したフィルムの受け渡しがスムーズに行われるようにする。
【0036】
尚、本実施例では商品の幅方向にのみフィルムを拡張したが、長さ方向にも拡張するとさらにフィルムの使用量を減らすことができるが、欠点として機構が複雑になってしまう。
【0037】
【発明の効果】
本発明は請求項1に記載の構成により、最小サイズから最大サイズの被包装物を同一のフィルムで包装するので、従来必要であったフィルム自動切換機構が不要となり、包装機の構成を簡素化でき、包装機の小型軽量及びコストダウンが可能となる。
又、この場合、最大サイズの被包装物に対して幅方向に拡張したフィルムで包装することで、従来最大サイズの被包装物を包装するのに必要であったフィルム幅より1ランク以上幅狭いフィルムで包装することができるので、使用するフィルム量が減少し、ランニングコストを下げることができる。
更に、フィルムの拡張(プリストレッチ)はフィルムの全長に亘って均一に行われるので、拡張量を多くしてもフィルムの変形が少なく、包装仕上がりへの影響が少ない。
又、フィルムの拡張量を被包装物の奥行き寸法と高さ寸法の加算値によって変えるようにしたので、フィルムの張り強さの調整を行うことが可能となる上、フィルムの幅が当該被包装物を包装するのに最適な幅となり、フィルムを無駄にせず、見栄えの良い包装を行うことができる。
従って、広範囲に亘りサイズの異なる商品を単一のフィルム幅のフィルムロールを使用して見栄え良く包装することが可能になる。
更に、ユーザが予備のフィルムロールを保管する場合は1種類でもよいので管理が容易である。
【0038】
又、フィルムの拡張量(プリストレッチ量)を被包装物のサイズに応じて変えることが簡単に行うことができる。
更に、フィルム拡張のための部材を別個に設ける必要がないので、その分構成を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面は本発明に係るストレッチ包装機の概略を示す縦断側面図。
【図2】図1の縦断正面図。
【図3】図1のフィルム供給からフィルム拡張に至る機構を示す斜視図。
【図4】図3の機構を示す縦断面図。
【図5】図1に示す包装機のフィルム拡張動作を示す動作説明図。
【図6】他の拡張動作を示す動作説明図。
【図7】更に他の拡張動作を示す動作説明図。
【図8】他のフィルム拡張機構を備えた包装機を示す斜視図。
【図9】図8の(X)−(X)線に沿える拡大断面図。
【図10】図8に示すフィルム挟持部の開閉状態を示す拡大図。
【図11】図8の包装機のフィルム拡張動作を示す動作説明図。
【図12】更に他のフィルム拡張機構を備えた包装機を示す斜視図。
【図13】図12の包装機のフィルム拡張動作を示す動作説明図。
【符号の説明】
A…機枠 B…フィルム保持手段
C,C’…フィルムフィード手段 D…カッター
E…間隔拡張手段 F…コンベア
G…被包装物 a…商品載置部
b…包装部 1…エレベータ
2…フィルムロール配置部 4…フィルムロール
Claims (1)
- 上部に張設したフィルムに下側から被包装物を突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆った後、フィルムの端部を被包装物の下側に折り込むストレッチ包装機において、
フィルムの幅方向の最大拡張量が30%〜100%の範囲にあるストレッチフィルムの幅方向の両側端部を挟持して包装に必要な長さを引き出し切断されたフィルムを、該フィルムの幅方向の側端部を挟持する上下一対の無端状ベルトを、包装部を挟んで前後に配置し、包装位置に搬送するフィルムフィード手段と、
フィルムフィード手段の幅方向の間隔を拡張する間隔拡張手段と、
を備え、フィルムが包装位置に搬送された後商品突き上げ前に、前記間隔拡張手段によってフィルムフィード手段の幅方向の間隔を、被包装物の搬送中に検出された前記間隔拡張手段の拡張方向に該当する被包装物の「奥行き寸法」と、被包装物の「高さ寸法」の合算値により、予め制御手段に記憶設定したフィルム幅の種類毎の「拡張フィルム幅決定テーブル」から拡張量を選択して実行し、被包装物のサイズによって、フィルムの幅を全長に亘り均一に30%〜100%の拡張量になるように拡張することを特徴とするストレッチ包装機。
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