JPH035522Y2 - - Google Patents

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JPH035522Y2
JPH035522Y2 JP1985037760U JP3776085U JPH035522Y2 JP H035522 Y2 JPH035522 Y2 JP H035522Y2 JP 1985037760 U JP1985037760 U JP 1985037760U JP 3776085 U JP3776085 U JP 3776085U JP H035522 Y2 JPH035522 Y2 JP H035522Y2
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carry
belt
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JP1985037760U
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JPS61153706U (ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は被包装物、特にトレーまたは他の容器
に入れられた食料品その他の製品を、伸張可能な
ポリ塩化ビニリデン等のプラスチツクフイルムい
わゆるストレツチフイルムで包装する包装機の搬
出装置に関する。
[関連の技術とその問題点] 一般にストレツチフイルムを用いた包装機とし
て、包装部に供給されかつ張られたフイルムに向
かつて受台に供給された被包装物を押し上げるこ
とにより、被包装物をフイルムに押付けてフイル
ムを緊張状態に保持しながら折込具によりフイル
ムを被包装物の下側に折り込んで包装し、次いで
包装した被包装物を搬出させたものが提案されて
いる。ところで、このような包装機においては特
開昭56−13308号公報のようにヒーターを備えた
搬出ベルトの搬出側に移送コロを設けた搬出装置
が装備され、包装物の下側に折り込まれたフイル
ムが上記搬出ベルト上を移送されながら溶着し、
その後移送コロにより送られるようになつてい
る。その場合、包装物の後端側から溶着されたフ
イルムの端片が突出することがあり、包装物が搬
出ベルトから移送コロへ移行する際に上記フイル
ム端片が搬出ベルト端に巻き込まれて搬出動作に
支障を来たしやすい面を有している。
このような不具合を解決するために搬出ベルト
の搬出端において包装物を傾動させながら移送す
ることも考えられるが、装置の小型化等を図るた
めに搬出ベルトの搬出側に搬出ベルトと交差する
方向に包装物を移送する移送コンベヤを設けた場
合には、搬出ベルトと移送コンベヤとの移送方向
が交差するため包装物を傾動させながら移送する
ことが難しく、フイルム端片の巻き込みを解決し
難いという問題があつた。
[考案の目的] 本考案の目的とするところは、搬出ベルトと交
差して移送ベルトを備えたものにおいて、フイル
ム端片の巻き込みを防止出来る包装機の搬出装置
を提供することにある。
[考案の概要] 本考案の包装機の搬出装置には、ヒーターを備
え被包装物の下側に折り込まれたフイルムを溶着
する搬出ベルトと、この搬出ベルトの搬出側でそ
の搬出ベルトと交差する方向に移送するようにし
て搬出ベルトより低所に設けられた移送コンベヤ
と、上記搬出ベルトの搬出端位置で搬出ベルトと
ほぼ同高さに設けられ搬出ベルトと同期して回転
する搬出ローラとを備えたものである。
[実施例] 第1図,第2図はストレツチフイルムの包装機
の全体構成の概要を示し、本体フレーム1の前部
側には本体フレーム1のほぼ中間部分である包装
部2位置の下部まで被包装物3を移送するための
コンベア4を備えた被包装物供給装置Aが設けら
れている。
上記コンベア4の供給側端部には上記コンベア
4によつて被包装物3が供給載置される受台5が
配設され、この受台5は適宜駆動部により上下作
動するリフト6に連結し、かつ、受台5の上昇時
にストレツチフイルムを伸張して保持する受台昇
降装置Bを形成している。
本体フレーム1の後部側にはストレツチフイル
ム7がロール状に巻回されたロール体8が回転可
能に保持されており、そのロール体8より引き出
されたストレツチフイルム7の両側端部を上下一
対の無端状ベルト9に挾み込んで上記包装部2位
置まで移送するフイルム供給装置Cが本体フレー
ム1の上部両側の前後方向に配設されている。上
記無端状ベルト9のストレツチフイルム7の挿入
側端部にはストレツチフイルム7の幅方向にミシ
ン目を入れるカツター10と、このカツター10
の両側に設けられるフイルム押え11とからなる
フイルム切込装置Dが設けられている。
本体フレーム1の包装部2側にはフイルム7の
長さ方向に沿つて往復動する後部折込体12とフ
イルム7の幅方向に沿つて互いに開閉可能な左右
折込体13とが設けられ、各折込体12,13の
移動に連れてフイルム7のミシン目位置から切断
し、上記受台昇降装置Bによつて押し上げられた
被包装物3の底面にフイルムを折り込むフイルム
折込装置Eが設けられている。
本体フレーム1の上部側には包装物3aの上面
に接触して前方に移動する無端状の搬出ベルト1
4と、包装物3aが載置して搬出されながらフイ
ルム7が溶着される搬出ベルト15と、移送コン
ベヤ16とからなる搬出装置Fが設けられてい
る。
製品入りのトレー等の被包装物3は第4図A〜
Bのように被包装物供給装置Aのコンベア4によ
り本体フレーム1の前部側からほぼ中間部分の包
装部2の下方まで移送され受台5に供給載置され
る。この被包装物3の移送と同時にフイルム供給
装置Cによりロール体8より引き出されたストレ
ツチフイルム7が本体フレーム1の後部側から包
装部2位置に向つて上下一対の無端状ベルト9に
挾み込まれながら移送され、移送途中でフイルム
切込装置Dのカツター10によりミシン目17が
形成され、このようにして第4図A〜Bのように
ミシン目17が形成された一連のストレツチフイ
ルム7はさらに移送されて包装部2位置まで移送
される。
このようにして第4図Bのように被包装物3が
受台5上に供給され、ミシン目17が入れられた
一連のストレツチフイルム7が包装部2に供給さ
れた状態において、第4図C〜Dのように受台昇
降装置Bのリフト6によつて受台5は上昇し包装
部2位置に供給したフイルム7を下から押し上げ
て伸張し、次いで後部折込体12と左右折込体1
3とが押し上げられた被包装物3の底面に沿つて
摺動してミシン目17から切り離し、かつ、フイ
ルム7の縁部を三方から折り込むとともに搬出ベ
ルト14によつてヒーター18により加熱された
搬出ベルト15上に送られ、この移送によりフイ
ルム7の前縁部がトレー19の下方に折り込ま
れ、次いで搬出ベルト15により溶着されながら
搬出され、移送コンベヤ16により移送される。
なお、搬出ベルト15はヒーター18を内蔵した
加熱板をとり巻くように形成したものを図示した
が、搬出ベルト15自体にシーズヒーターを内蔵
してもよく、適宜選定すればよい。
本考案は搬出装置Fにおいて、第1図〜第3図
のように、上記搬出ベルト15の搬出側でその搬
出ベルト15と交差する方向に移送するようにし
て搬出ベルト15より低所に移送コンベヤ16を
設けて搬出ベルト15と移送コンベヤ16間に段
差21を設け、上記搬出ベルト15の搬出端位置
で回転するようにして搬出ベルト15とほぼ同高
さで搬出ベルト15の幅方向に搬出ローラ20を
設けている。22は搬出ローラ20の駆動モータ
であり、ベルト23を介して回転が伝達してお
り、その回転速度は搬出ベルト15とほぼ同速あ
るいはそれより高速が好ましい。移送コンベヤ1
6は搬出ベルト15と同方向に包装物3aを送る
コロ24と包装物3aを搬出ベルト15と交差す
る方向に移送する移送爪25とを備えているが、
ベルトコンベヤ等でもよく、包装物3aがコロ2
4により移動し易いように傾斜してもよい。図中
26はコロである。
したがつて、フイルム7が溶着されながら包装
物3aが搬出ベルト15の作動により移送される
と、包装物3aは第3図のように段差によつて傾
斜して包装物3aの後側が浮き上がつて搬出ベル
ト15のベルト面から離脱し、このようにして傾
斜した状態で搬出ベルト15と同期する搬出ロー
ラ20の回転力とコロ24によつて移送コンベヤ
16上に送られ、次いで移送爪25により搬出ベ
ルト15と交差方向に送られる。その場合コロ2
4を設けないで搬出ローラ20のみで送るように
してもよい。上記のように、段差21によつて包
装物3aは傾斜状態となり、その状態のまま搬出
ローラ20によつて送られるため包装物3aの後
側に突出したフイルム7の端片27が搬出ベルト
15に巻き込まれることが予防される。また包装
機の全体構成として第1図,第2図に一例を示し
たが、特公昭56−35578号公報のようにフイルム
をクランプして給出するフイルム供給装置あるい
は実開昭55−47992号,特公昭56−34484号公報の
フイルム折込装置等を用いればよく、搬出装置の
他の構成は適宜選定すればよい。
[考案の効果] 本考案の搬出装置は、ヒーターを備え被包装物
の下側に折り込まれたフイルムを溶着する搬出ベ
ルトと、この搬出ベルトの搬出側でその搬出ベル
トと交差する方向に移送するようにして搬出ベル
トより低所に設けられた移送コンベヤと、上記搬
出ベルトの搬出端位置で搬出ベルトとほぼ同高さ
に設けられ搬出ベルトと同期する搬出ローラとを
備えたことにより、包装物は搬出ベルトと移送コ
ンベヤ間の段差によつて傾斜しその傾斜状態のま
ま搬出ベルトと同期して回転する搬出ローラによ
つて移送コンベヤ側に送られるため、包装物から
突出するフイルムの端縁が搬出ベルトの端部に巻
き込まれることが抑制され、円滑な包装が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は包装機の全体縦断面図、第2図は同平
面図、第3図A,Bは作用状態の断面図、第4図
A〜Dは包装状態を示す作用状態図である。 2……包装部、3……被包装物、3a……包装
物、12,13……折込体、15……搬出ベル
ト、16……移送コンベヤ、18……ヒーター、
20……搬出ローラ、A……被包装物供給装置、、
B……受台昇降装置、C……フイルム供給装置、
D……フイルム切込装置、E……フイルム折込装
置、F……搬出装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロール状のストレツチフイルムを繰り出し包装
    部位置へ移送するフイルム供給装置と、被包装物
    を受台上に移送する被包装物供給装置と、上記受
    台を上記包装部の下方位置で上下動可能とした受
    台昇降装置と、上記ストレツチフイルムを被包装
    物の下側に折り込むフイルム折り込み装置と、包
    装物の搬出装置とを備えた包装機において、上記
    搬出装置は、ヒーターを備え被包装物の下側に折
    り込まれたフイルムを溶着する搬出ベルトと、こ
    の搬出ベルトの搬出側でその搬出ベルトと交差す
    る方向に移送するようにして搬出ベルトより低所
    に設けられた移送コンベヤと、上記搬出ベルトの
    搬出端位置で搬出ベルトとほぼ同高さに設けられ
    搬出ベルトと同期して回転する搬出ローラとを備
    えたことを特徴とする包装機の搬出装置。
JP1985037760U 1985-03-16 1985-03-16 Expired JPH035522Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985037760U JPH035522Y2 (ja) 1985-03-16 1985-03-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985037760U JPH035522Y2 (ja) 1985-03-16 1985-03-16

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Publication Number Publication Date
JPS61153706U JPS61153706U (ja) 1986-09-24
JPH035522Y2 true JPH035522Y2 (ja) 1991-02-13

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ID=30544138

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JP1985037760U Expired JPH035522Y2 (ja) 1985-03-16 1985-03-16

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JP (1) JPH035522Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841305A (ja) * 1971-09-29 1973-06-16
JPS58160230A (ja) * 1982-03-16 1983-09-22 株式会社フジパツクシステム 包装機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841305A (ja) * 1971-09-29 1973-06-16
JPS58160230A (ja) * 1982-03-16 1983-09-22 株式会社フジパツクシステム 包装機

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JPS61153706U (ja) 1986-09-24

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