JP2005114530A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バンド情報と波長による色を視覚的に結びつける事で、波長を意識しながらマルチバンドカメラで得られたマルチバンド画像を処理するユーザの負荷を軽減し、かつ、バンド選択のミスを少なくすること。
【解決手段】2つ以上のバンドを撮影できるマルチバンドカメラ1で取得したマルチバンド画像を表示する画像表示装置は、個々のバンド自身或いはそのバンドの画像を表現するパラメータ入出力及び画像出力用画面15と、バンド番号を上記パラメータ入出力及び画像出力用画面15に表現する色へ変換するためのバンド−RGB変換テーブル13と、上記バンド−RGB変換テーブル13を使用して、上記バンド番号からバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する色を算出して、上記パラメータ入出力及び画像出力用画面15に出力するコンピュータ11、メモリ12、及び波長情報変換部14とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マルチスペクトルカメラにより取得されたマルチバンド画像をバンドごとに指定し、その指定されたバンドの画像を表示する画像表示装置及び画像表示方法に関する。
マルチバンドカメラとは一般に、通常の3バンドカラーのカメラのR,G,Bフィルタと比べて、より特定の波長透過特性を持つ複数のバンド数で撮影するカメラを指す。バンドを切り替える手段は、例えば、特許文献1に開示されているような波長可変フィルタであったり、特許文献2に開示されているような回転フィルタを用いる。装置、目的によってバンド数は異なるが、各バンドでの透過率特性は例えば上記特許文献1の図2に示されるようになっている。
撮影した画像は一般にバンド数だけ存在するので、上記特許文献1の図2では16バンドによる16枚の画像になり、上記特許文献2の図8に示されるような回転フィルタでは10バンドによる10枚の画像になる。
バンドの切り替え方法は、例えば18バンドの画像であった場合は、図10のようなグラフィカルユーザインタフェース(以下、GUIと略記する)を表示して切り替えるか、図11のように他の種々の設定項目がある中で、2番目の項目である「Filter/Band」の部分でバンドを切り替える方法が考えられる。或いは、図11の下半分で「Level」以降にバンド番号が表示されているが、これだけでこれらのバンドがどのような波長を示しているか想像する事が難しい。
バンドを切り替えるということは、バンド固有の何かの情報やそのバンドの画像を見たいという事を意味する。また、マルチバンドカメラでバンドの意味するところは、バンドが固有の波長情報を持っていて、そのバンド毎の特性は、例えば透過率特性として上記特許文献1の図2で表されるように、通常は狭帯域である波長の情報の取得を意図している。よって、ユーザはバンドと画像を取得する波長の透過率特性、特に中心波長を常に結びつけてGUIを操作している。
特開2001−099710号公報 特開平11−096333号公報
図2(B)に破線、一点鎖線、二点差線で示す3つの透過率曲線のように、従来のRed,Green,Blue(R,G,B)の3バンドのカラーカメラでは、これらのバンド数が常に3であり、R,G,Bの中心波長もほぼどのようなカメラでも大体決まっている。また、その透過率は狭帯域ではなく、380nmから780nmまで、B,G,Rの3バンドだけでクロスしながら網羅しているため、中心波長というよりは透過率のグラフ自身を意識して操作するユーザもいる。また、このように透過率のグラフを意識しなくて良いユーザは、赤か緑か青かの区別ができれば良く、一般的にこれをR,G,Bの一文字で表し、これでバンドの選択を行わせてもさほど問題が無かった。
しかし、マルチバンドカメラは、複数バンド、通常4バンド以上、で撮影する事が多く、バンド数が増えていくごとに透過率のグラフの意識よりも中心波長を意識する事が多くなる。また、グラフの形状が気になるユーザでも、バンドを区別するためにはバンド番号よりも、中心波長で区別する事が多い。図に丸数字の1〜9で示す透過率は、9バンドのマルチバンドカメラで捕らえる波長を示している。
また、バンド毎に中心波長を併記する事でバンドと中心波長の関連付けをすることはできるが、最終的にユーザはその指定した中心波長から実際にモニタで観測可能な色に頭の中で置き換えることになり、その様にしなければ、全てのバンドとその関連付けられた波長を意識しながら、バンドを変える、という行為を行うことが困難であった。
また、この中心波長をバンド番号あるいは波長の数値で選択していたのでは、ユーザが波長による色の想像と選択ミスに常に気をつけなければならない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、バンド情報と波長による色を視覚的に結びつける事で、波長を意識しながらマルチバンドカメラで得られたマルチバンド画像を処理するユーザの負荷を軽減し、かつ、バンド選択のミスを少なくする画像表示装置及び画像表示方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の画像表示装置の一形態は、
2つ以上のバンドを撮影できるマルチバンドカメラで取得したマルチバンド画像を表示する画像表示装置において、
個々のバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する出力画面を有する表示手段と、
バンド番号を上記出力画面に表現する色への変換テーブルと、
上記変換テーブルを使用して、上記バンド番号からバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する色を算出して、上記表示手段の出力画面に出力する処理手段と、
を具備することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像表示方法の一形態は、
2つ以上のバンドを撮影できるマルチバンドカメラで取得したマルチバンド画像を表示する画像表示方法において、
バンド番号を、個々のバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する出力画面に表現する色へ変換するための変換テーブルを用意しておき、
上記変換テーブルを使用して、上記バンド番号からバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する色を算出して、上記出力画面に出力する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、バンド情報と波長による色を視覚的に結びつける事で、波長を意識しながらマルチバンドカメラで得られたマルチバンド画像を処理するユーザの負荷を軽減し、かつ、バンド選択のミスを少なくすることの可能な画像表示装置及び画像表示方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1(A)に示すように、本発明の第1実施形態に係る画像表示装置は、コンピュータ11、メモリ12、バンド−RGB変換テーブル13、波長情報変換部14、パラメータ入出力及び画像出力用画面15から構成される。
ここで、コンピュータ11は、マルチバンドカメラ1を制御する機能を有している。マルチバンドカメラ1は一般に撮像素子であるCCDを内蔵し、画像を撮影して電子データとして画像データをコンピュータ11に送る。ユーザが意図した画像を取得するためには種々の設定をマルチバンドカメラ1にしなければならない。例えば、露光時間(シャッタスピード)、絞り、焦点位置などの設定が考えられる。ユーザはマルチバンドカメラ1から送られてくるライブ(生)の画像を、パラメータ入出力及び画像出力用画面15に表示させる。本実施形態ではコンピュータ11に付随しているディスプレイがこれにあたる。マルチバンドカメラ1で撮像されたマルチバンド画像は、該画像表示装置内部では、コンピュータ11が認識できるメモリ12に記憶され、ユーザが必要であればハードディスクドライブ(HDD)などの記憶媒体に保存する事も考えられる。ハードディスクにはマルチバンドカメラ1を制御する、ソフトウエアであるプログラム自身と前述の過去にマルチバンドカメラ1で取得した画像ファイルの他に、バンド−RGB変換テーブル13が保存されている。なお、過去の画像ファイルを使って画像表示や画像データの処理を行う時は必ずしもその時にマルチバンドカメラ1が無くても良いことは勿論である。バンドの色表示が必要になった時、波長情報変換部14では、バンド−RGB変換テーブル13を使って、バンド番号からRGB色を求め、その色をGUIで表現するため、パラメータ入出力及び画像出力用画面15に表示する。
実際にバンド−RGB変換テーブル13を使って、バンドの色を表現する方法を説明する。
マルチバンドカメラ1でバンド数が与えられ、この例では18バンドであったとする。各バンドは、例えば狭帯域の波長特性を持つフィルタをフィルタホイールで選択するようになっている。バンド2〜バンド17は便宜上400nm付近の短波長から700nm付近の長波長の中心波長を持つフィルタで切り替えられるようになっているが、順番は特に短波長から並ぶ必要はない。また、バンド1はマルチバンドカメラ1の受光素子の暗電流などを含むバイアス値を計算するため、遮蔽画像、つまり、理想では信号値である輝度が0(ゼロ)になる画像が撮れるようになっている。また、バンド18は、フィルタを全く入れずにユーザがフィルタを通さない自然の色で被写体が観察できるようになっている。
この例では、コンピュータ11として、IBM社のPC−AT互換機であるパーソナルコンピュータを用いるため、R,G,Bの輝度がそれぞれ、(0〜255)の範囲で表され、(R,G,B)=(0,0,0)は黒を表し、(255,255,255)は白、(255,0,0)は赤、(0,255,0)は緑、(0,0,255)は青を表すことができる。また、0〜255の中間値を自由に組み合わせる事で、16777216通りの色がディスプレイに表示できるようになっている。
本実施形態で用いる18バンドカメラの18個のバンドの波長を表すバンド−RGB変換テーブル13は、図1(B)に示すようになる。ここで、左隅列はバンド番号で1〜18になる。2列目は赤(Red)の輝度、3番目は緑(Green)、4番目は青(Blue)の輝度を表す数値が入っている。バンド1は前述したように遮蔽画像を撮るため、(R,G,B)=(0,0,0)としておくと分かりやすい。同様に、バンド18はフィルタのないスルー画像を表現する意味で(R,G,B)=(255,255,255)としている。
次に、パーソナルコンピュータが実際にこのバンド−RGB変換テーブル13を使ってバンドの色を表現する方法を説明する。本実施形態では、波長情報変換部14がこのバンド−RGB変換テーブル13を利用する。バンド−RGB変換テーブル13の実際の内容は前述したように図1(B)に示すようになっている。波長情報変換部14は、18バンドの各バンドに対して、図1(C)のフローチャートに示すような処理を行う。
即ち、まず、バンド1において、その時の(R,G,B)の値を求める(ステップS11)。ここでは、図1(B)に示すバンド−RGB変換テーブル13の2行目により、(R,G,B)=(0,0,0)であることが分かる。次に、この配色でバンド1を表現する(ステップS12)。この例では、このバンドを正方形のアイコンとして表現する事にする。即ち、このステップS12では、アイコンを描画する作業を行う。その結果、パラメータ入出力及び画像出力用画面15には、図2(A)に示すようなバンド指定用GUI151が表示される。即ち、「Level」の下のバンド番号151Aである「1」の左側に、黒の四角形のアイコン151Bで表現されているのが分かる。バンド2についても同様なステップで求めると、(R,G,B)=(0,10,255)であるため、図2(A)のバンド番号「2」の左側に紫系の青の四角形のアイコン151Bでそれを表現する。このような処理をバンド18まで行うと、図2(A)のバンド番号の左側全てで四角形のアイコン151Bとしてバンド色を表現する事ができる。
これら18個のアイコン151Bは、ポインティングデバイスであるマウスを使ってクリックする事で、指定したバンドを選択する事ができる。例えば、バンド3を示す番号「3」の青い四角形のアイコン151Bをクリックする事で、同GUIの上から2番目の「Filter/Band」リストボックス151Cで「3:」を選択した事と同じ効果が得られる。また、「Level」下の1〜18までのバンド番号151Aの左側に四角形のアイコン151Bで示したが、アイコンの形状は、丸を含めてどんな形でも良いし、番号自身に色づけを行ったり、アイコンの中に番号を白抜きや黒抜きで表現しても良い。
また、補助として、「Filter/Band」リストボックス151C内でも示しているように、中心波長及び半値幅151Dをバンド番号151Aの右側にスペースを設けて表示するか、色のアイコン151Bかバンド番号151Aにマウスポインタ(図示せず)を合わせてマウスの右クリックを行ったときに、あるいは単に合わせたときに、アノテーション(annotation)としてこの情報を表示すると利便性が高まる。
以上のような方法によって、バンドを示すバンド番号151Aと共に、バンド毎の中心波長をRGBカラーで変換したアイコン151Bで表現する事ができる。また、このアイコン151Bをクリックしてバンドを選択する事ができるので、ユーザは誤操作を少なくして、目的のバンドに素早く切り替えることができる。また、全バンドを並べて表示し、全体の構成を把握する事ができる。さらに、バンドの中には狭帯域な波長特性とは関連しない、遮蔽バンドや狭帯域フィルタを用いずにスルーな画像を見るためのバンドが含まれる事もあるが、その区別も色によって一目にして区別する事ができる効果がある。
即ち、本実施形態によれば、マルチバンドカメラ1で得られたマルチバンド画像を扱うソフトウエアのGUIで、バンドを表す方法としてバンドに付随する波長情報を使ってGUIで表現できる色に変換することができる。これを使ってエンドユーザにソフトウエアを制御させる事で、バンドの波長を意識しながらバンドの選択ができ、ユーザはバンドと波長の対応を正確に覚えておく手間が省ける。つまり、ユーザはバンドを表す色を参考にしながら、バンド指定や画像の確認ができる。また、バンドを表す色を使ったアイコン151Bをクリックする方法でバンドの指定などバンドの割り当てが可能となり、作業上のミスや手間を低減する事ができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る画像処理装置の構成は、上記第1実施形態と同様に図1(A)のようなものである。但し、パラメータ入出力及び画像出力用画面15は、上記第1実施形態では図2(A)のようなバンド指定用GUI151を表示し、バンドの色をバンド番号151A、例えば「1」の左に四角形のアイコン151Bを出していたが、本実施形態では画像を表示するため、図3のような画像出力用画面152になる。
本実施形態でのマルチバンドカメラ1は3バンドであり、バンド1、2、3の中心波長はそれぞれ、650nm、550nm、450nmとする。また、その時のバンド−RGB変換テーブル13の値はバンド1で、(R,G,B)=(240,36,0)、バンド2で、(R,G,B)=(32,240,0)、バンド3で、(R,G,B)=(0,48,248)であったとする。
次に、パーソナルコンピュータが実際にこのバンド−RGB変換テーブル13に基づきバンドの色を使って画像を表示する方法を説明する。
上記第1実施形態と同様にバンド1〜バンド3のバンドの色を、バンド−RGB変換テーブル13を用いて求めると、バンド−RGB変換テーブル13が前述したとおりである為、バンド1で、(R,G,B)=(240,36,0)、バンド2で、(R,G,B)=(32,240,0)、バンド3で、(R,G,B)=(0,48,248)になる。一方、各バンドの画像はそのバンド内では0〜255の輝度で表現される事になる。マルチバンドカメラ1によってはデジタイズする際に、12bit、16bitなどの値を出力し、全画素のデータが2バイトなど8bitを超える値として画像データを持つ事もある。しかし、この場合もパーソナルコンピュータに付随するディスプレイがR,G,Bの3バンドであり、256階調の場合は、内部データは複数バイト長であっても、表示は8bitの256階調にしなければならない。各バンドをグレートーンで表現する時はR=G=Bの値で0〜255の範囲で画像を表示すれば良い。
本実施形態では、求めたバンドの色を使って画像を表示する。つまり、グレートーンで255値に相当する部分をテーブルで求めた色にすれば良い。バンド1の画像を表示するためには、255値に相当するのは(R,G,B)=(240,36,0)になる。例えば、画像の輝度値で128値は255値の半分であるので、(120,18,0)で表示し、64値は1/4であるので、(60,9,0)の色で画素を表現すれば良い。これを全画素で行えば、バンド1の画像を図3左上のウィンドウ152Aで表現できる。同様に、バンド2では最大の輝度値が(R,G,B)=(32,240,0)になるように、さらに、バンド3ではこれが(R,G,B)=(0,48,248)になるようにして表示を行えば、図3の中でバンド2は右上のウィンドウ152B、バンド3は左下のウィンドウ152Cとして表示を行う事ができる。
これらは、バンドの色が判れば、計算する事ができる。ディスプレス上の色を(R,G,B)=(Mr,Mg,Mb)とし、Mベクトルとする。バンドnの画素値をInとし、マルチスペクトルカメラのレンジをRc、表示するためのディスプレイのレンジをRd、明るさの補正係数をkとすると、バンドnの色がバンド−RGB変換テーブル13により、(R,G,B)=(Br,Bg,Bb)であり、これをBベクトルとすると、
M=(In/Rc×Rd×k)×B
として与える事ができる。バンド1で画素の輝度が128値(=In)であったときの例を計算してみる。k=1で、B=(240,36,0)であった。マルチバンドカメラ1もディスプレイも8bit階調でRc=Rd=256であるから、その時のM128は、
128=(128/256×256×1)×(240,36,0)
=1/2×(240,36,0)
=(120,18,0)
となり、前述したとおりである。従って、Rc、Rdの階調がいかなる場合でも表現する事ができるし、明るさの調整をkで行っても良い。また、この式には記述していないが、γなどの非線系な補正係数を入れても構わない。
以上のような方法によって、図3のように、与えられたマルチバンドカメラ1の全てのバンドをウィンドウ別に表示する事ができる。勿論、ここには図示していないが、着目する1つのバンドだけを表示しても構わない。また、この実施形態では3バンドであった為、これを重ねて1つの画面、つまり、1つのウィンドウ上に表示しても構わない。
以上のような方法によって、マルチバンドカメラ1のバンドの中心波長に近い色を使って画像を表示する事で、画像を見ただけでどのバンドを対象として画像を表示しているか一目でわかる。また、マルチバンドカメラ1が狭帯域の波長特性を持ったフィルタでバンドの切り替えを行っている場合や、照明の波長特性を狭帯域な光源を使って、バンドの切り替えを行う手法になっており、且つ、マルチバンドカメラ1自身が1眼レフカメラのように、受光素子の直前で眼視で確認できる場合は、見た目と同じような色をディスプレイ上で再現する事ができる。
また、複数のバンドを重ね合わせて一枚の画像として表示した時は画像の色、バンド間の中間色を見る事で画像のバンド間つまり、波長間の特徴の違いを掴む事ができる効果がある。
[第3実施形態]
マルチバンドカメラ1では一般に3バンド以上である事が多いため、コンピュータのディスプレイに表示する事が難しい。つまり、ディスプレイではR,G,Bの三色に対して、マルチバンドカメラ1のバンド数がそれを超えている事が多いからである。この場合に、マルチバンドカメラ1の全バンド、或いは、一部のバンドをディスプレイのバンドに割り当てて表示する方法を、本発明の第3実施形態として説明する。
本実施形態に係る画像処理装置の構成は、上記第1実施形態と同様に図1(A)のようなものである。但し、パラメータ入出力及び画像出力用画面15は、図4に示すようにバンド自身を色で表現すると同時に、画像も図3のように表示する機能を持っている。
本実施形態でのマルチバンドカメラ1は9バンドであり、パーソナルコンピュータのディスプレイは3バンドで、それぞれの波長特性は、図2(B)のようになっているものとする。即ち、図2(B)に丸数字で示す狭帯域の9つの波形はマルチバンドカメラ1のバンド1〜バンド9までの特性を表し、破線、一点鎖線、二点破線の波形はコンピュータディスプレイのB,G,Rの特性を示している。
まず、ディスプレイの既定のR,G,Bにマルチバンドカメラ1の全バンド、或いは、一部のバンドを割り当てたい場合について考える。ユーザは、バンド毎の画像を表示させたい時は従来のとおり、バンドを選択し、そのバンドの画像をグレートーンとして表示するか、上記第2実施形態のように、バンドの色を求めて表示する事が考えられる。また、R,G,Bのバンドに対して1バンドずつ割り当てて表示する事も考えられるが、この例のようにバンドが9つもあると、割り当て方法として、Bをバンド1、Gをバンド4、Rをバンド7、或いは、Bをバンド3、Gをバンド6、Rをバンド9などとして割り当てる事ができる。しかし、どのような組み合わせでも、図2(B)の波長特性で重なりの極めて少ない3つの狭帯域の波長特性のバンドでR,G,Bカラー画像を観察する事になり、実際の人間の目で見たものと近い色合いで画像を表現する事ができない。従って、複数のバンドをディスプレイのRかGかBに割り当てる事ができれば、バンドの波長特性にもよるが、3バンドのカラーCCDカメラで撮像したものと近い画像が表示できる事が期待される。本実施形態では、マルチバンドカメラ1のバンド数が9でそれぞれのバンドの特性が図2(B)のように表されているため、バンド1、2、3をB、バンド4、5、6をG、バンド7、8、9をRに割り当てて表示すれば良い事が判る。このための設定GUI153が図4であり、これを使って、1つ以上のバンドをRかGかBに割り当てる事ができる。
次に、実際の図4の設定GUI153の作成方法と、これを使ってバンドを割り当てる方法を説明する。
まず、9つのバンドを表すアイコンを作成する。バンド−RGB変換テーブルは、図1(B)に示すようなものを用いる。但し、この例のバンド数は9であり、各バンドのR,G,Bの値は異なっている。即ち、図2(B)で与えられる各バンドの中心波長の色を表しているテーブルを用いる。そのテーブルを用いて、上記第1実施形態で説明した手順で、バンド1〜バンド9までの(R,G,B)の値を求めておく。そして、その結果バンドを円で表し、その円を求めた色で塗りつぶし、円の中心付近にバンド番号を表示する。図4に示す設定GUI153での左側の「候補」の枠153Aには割り当て前のバンドのアイコン153Bが表示されている。右側の上、中、下の楕円153Cは、パーソナルコンピュータに付随するディスプレイで表現する3原色のR,G,Bを表している。この三原色はそれぞれ、(R,G,B)の表現で、Rでは(255,0,0)、Gでは(0,255,0)、Bでは(0,0,255)を最大輝度として表現する事ができる。
エンドユーザは、マルチバンドカメラ1の全バンドを割り当ての候補としてバンド1〜バンド9までがアイコン表示されている状態から、右側のディスプレイのR,G,Bの楕円153Cにバンドのアイコン153Bをドラッグ&ドロップすれば良い。図4では、バンド7、バンド8、バンド9だけをディスプレイのRに割り当てていて、バンド1〜バンド6はまだ割り当てをしていずに、候補として残っている例を示している。この後、もしユーザがバンド4、バンド5、バンド6をGに、バンド1、バンド2、バンド3をBに割り当てたとすると、図2(B)で示すように、それぞれのバンドの中心波長が通常の三原色のディスプレイの特性と一致させて表示する事ができる。よって、これらの割り当て後、R,G,Bのバンドを重ねて1つの画像として表示した場合には、肉眼で見た画像と近い色合いの被写体をディスプレイで観察する事ができる。
しかし、ユーザの目的によっては、必ずしも各バンドの中心波長と、ディスプレイの波長特性を合わせる必要がないし、全バンドを使わなくても良い。従って、Rにはバンド3、Gにはバンド1、バンド2、Bにはバンド4の割り当てなどにしても良いし、Bには何も割り当てないなども、ユーザの目的によって自由に設定できる。
さらに、図4の右側のディスプレイの割り当て(楕円153C)は、必ずしもディスプレイ原色のR,G,Bで個数も3つである必要は無い。例えば、出力として2つだけとし、黄色と水色にすることも考えられる。黄色は(R,G,B)=(255,255,0)で表され、水色は(R,G,B)=(0,255,255)となる。その他、あらゆる中間色を右側の出力対象に選ぶ事ができる。割り当ても、前述したように、割り当てなし、1バンドのみ、複数バンドなどの組み合わせでバンドの割り当てが行える。
なお、図4のバンド毎のアイコン153Bで実際の波長の中心波長と半値幅を知りたい場合は、その所望のアイコン153Bにマウスポインタ(図示せず)を合わせたときにアノテーション(annotation)として、或いはマウスの右クリックを行ったときに表示されるメニューで、中心波長、半値幅が出せるようにしても良い。
以上のような方法によって、マルチバンドカメラ1のバンドを色で表し、さらに図4のような設定GUI153でバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラ1で撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。また、バンドを表す色を使ったアイコン153Bをドラッグ&ドロップする方法でディスプレイなど表示装置へのバンドの割り当てが可能となり、作業上のミスや手間を低減する事ができる。
[第4実施形態]
図5は、本発明の第4実施形態に係る画像表示装置の構成を示す図であり、本実施形態では、上記第1乃至第3実施形態のようなバンド毎に直接RGBの値を求めるためのバンド−RGB変換テーブル13に代えて、図6(A)及び(B)に示すようなバンド−波長変換テーブル131及び波長−RGB変換テーブル132を用いて、間接的にRGBの値に変換するようにしているものである。
本実施形態でも、マルチバンドカメラ1は9バンドであり、パーソナルコンピュータのディスプレイは3バンドで、それぞれの波長特性は図2(B)のようになっているとする。そして、ディスプレイの既定のR,G,Bにマルチバンドカメラ1の全バンド、或いは、一部のバンドを割り当てたい場合について考える。
図7のフローチャートを用いて、波長情報変換部14が行うその方法について説明する。上記第3実施形態の形態では、バンド毎にバンドの色を表現するRGBの値を求めるのに、図1(C)に示すのフローチャートと図1(B)に示すバンド−RGB変換テーブル13を用いていた。それに対応する部分が、図7のフローチャートと図6(A)に示すバンド−波長変換テーブル131、図6(B)に示す波長−RGB変換テーブル132になる。
即ち、まず、上記バンド−波長変換テーブル131を用いて、指定されたバンドに対応する波長を求める(ステップS21)。
バンド1では、バンド−波長変換テーブル131により、中心波長の部分にBlackと書かれており、このバンドは波長に依存せず遮蔽のバンドであることが分かるため、無条件に(R,G,B)=(0,0,0)として、後述するステップS23の処理をする。
次に、バンド2について求める。この場合、上記ステップS21において、バンド−波長変換テーブル131より、その中心波長は450nmであることが分かる。次に、その求めた中心波長から、RGBの値を求める(ステップS22)。即ち、バンド2は、上記ステップS21で450nmの中心波長を持つ事が分かったので、その波長を、上記波長−RGB変換テーブル132に当てはめる。この波長−RGB変換テーブル132には、一列目の波長380nm〜780nmに対して、Red、Green、Blueの値が記述されている。実際に450nmでは、(R,G,B)=(70,10,255)であることがわかる。そして、次のステップS23では、表示処理を行うが、これは図1(C)のステップS12のそれと同等である。
バンド3でも同様に、ステップS21で、バンド−波長変換テーブル131を参照すると中心波長が465nmであることがわかり、ステップS22で、波長465nmのRGBの値を波長−RGB変換テーブル132で求めると、ここでは省略されているが、(R,G,B)=(0,50,252)が得られる。その値を使って、ステップS23で、バンドを表現する。
バンド4でも同様に中心波長が505nm、(R,G,B)=(5,150,252)となり、以下、バンド5〜バンド8でも同様に処理を行っていく。
そして、最後のバンド9では、ステップS21で、バンド−波長変換テーブル131を参照すると、Whiteであるので、このバンドは波長に依存せずフィルタなしのバンドであることが分かるため、無条件に(R,G,B)=(255,255,255)として、ステップS23の処理をする。
その結果、上記第3実施形態で図1(C)のステップS12でバンド−RGB変換テーブル13を参照した時と同様に、RGB値を求めて、そのバンド色の表現が可能である。
なお、本実施形態では、9バンドのマルチバンドカメラ1を前提にしたが、本実施形態の方法で行えば、バンド数は特に9バンドでなくてもよく、バンド−波長変換テーブル131のテーブル数を増減する事で対応は可能である。また、波長に関係しないバンドを、「Black」、「White」として表現し、それぞれのRGB値を(R,G,B)=(0,0,0)、(R,G,B)=(255,255,255)としたが、その表現する言葉を変更したり、その他の種類を増やし、それに対応する、RGB値を定義しても構わない。また、波長−RGB変換テーブル132では、代表的な可視領域である、380nm〜780nmまでで、1nmおきのテーブルとしたが、テーブルの開始、終了は380nm、780nmにとらわれる事はないし、間隔も1nmである必要は無い。例えば10nm間隔として、値の存在しない部分は何らかの補間方法を用いて、RGB値としても構わない。
以上のような方法によって、マルチバンドカメラ1のバンドを色で表し、さらに図4のような設定GUI153でバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラ1で撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。
また、上記バンド−RGB変換テーブル13に当たるバンド番号とRGB値の関連付けを、バンド−波長変換テーブル131と波長−RGB変換テーブル132とに分けたため、バンド−波長変換テーブル131ではバンド番号と中心波長など波長に関する情報だけを記したデータを記述すれば良くなった。マルチバンドカメラ1を制御するソフトウエアの中で、その制御を行うために既に、バンド−波長変換テーブル131の情報を含む情報やデータが存在していれば、本実施形態の為に新規で作成は行わず、それを流用する事が可能である。そして、波長−RGB変換テーブル132ではバンドに捕われず、波長とそれを表現するRGB値だけが書かれている為、どのような波長特性とバンド数を所持するマルチバンドカメラ1がバンドルされても影響を受けず、波長を表現するRGB値のテーブルの構築に専念できる効果がある。
[第5実施形態]
図8は、本発明の第5実施形態に係る画像表示装置の構成を示す図であり、本実施形態では、上記第1乃至第3実施形態のようなバンド毎に直接RGBの値を求めるためのバンド−RGB変換テーブル13に代えて、図6(A)に示すようなバンド−波長変換テーブル131と図9に示すような波長−xyz変換テーブル133を用いて、バンド番号から求めた波長から測色値であるXYZを求め、後述する方法などを用いて間接的にRGBの値に変換するようにしている。
なお、本実施形態でも、マルチバンドカメラ1は9バンドであり、パーソナルコンピュータのディスプレイは3バンドで、それぞれの波長特性は図2(B)のようになってとする。そして、ディスプレイの既定のR,G,Bにマルチバンドカメラ1の全バンド、或いは、一部のバンドを割り当てたい場合について考える。
図7のフローチャートを用いて、波長情報変換部14が行うその方法について説明する。上記第4実施形態と同様に、ステップS21で、図6(A)に示すバンド−波長変換テーブル131を用いて指定されたバンドに対応する波長を求める。次に、ステップS22で、その求めた波長から、RGBの値を求める。ここで、上記第4実施形態では、波長−RGB変換テーブル132に表示の為に出力する色であるRGBの値が直接記述してあり、それを参照する事ができた。これに対して、本実施形態では、このステップS22の方法が異なる。即ち、本実施形態では、上記波長−RGB変換テーブル132の代わりに、図9に示すような波長−xyz変換テーブル133を用いる。この波長−xyz変換テーブル133を参照して求まる値は、波長に対する測色値XYZであるので、この測色値XYZから後述する方法でRGB値を求める。そして、ステップS23で表示を行う。このステップS23の処理は、上記第4実施形態と同等である。
即ち、バンド1では、バンド−波長変換テーブル131に、中心波長の部分にBlackと書かれており、このバンドは波長に依存せず遮蔽のバンドであることが分かるため、上記第4実施形態と同等である。つまり、無条件に(R,G,B)=(0,0,0)として、ステップS23の処理をする。
次に、バンド2について求める。ステップS21は、バンド−波長変換テーブル131より、その中心波長は450nmであることが分かる。次に、ステップS22では、その求めた波長から、測色値XYZ値を求める。バンド2は先ほどのステップS21で450nmの波長を持つ事が分かったので、その波長を波長−xyz変換テーブル133に当てはめる。この波長−xyz変換テーブル133には、一列目の波長380nm〜780nmに対して、測色値であるX、Y、Zの値が記述されている。ここでは省略されて実際の450nmでの値は表示されていないが、(X,Y,Z)=(x450,y450,z450)であるとする。
そこで、この測色値を、RGB値に変換する。RGB値を求める方法はどのようなものでも良いが、ここでは、このXYZ値を使って、sRGBを求める方法について説明する。sRGBへの変換の詳細は、IEC 61966−2−1として標準化されている。なお、IECは、International Electrotechnical Commissionである。モニタへのγ補正を2.2とした時に次の式でXYZ値からsRGBへ変換する。γで補正しない、行列で線形変換した値を(Ro,Go,Bo)とすると、波長−xyz変換テーブル133から求められた(X,Y,Z)より
Figure 2005114530
で計算できる。もし、Ro,Go,Boが1.0を超えた場合は1.0に、また0.0未満の場合は0.0にする。次に、これをγ補正した値sR’G’B’=(R’sRGB,G’sRGB,B’sRGB)に変換する。R,G,Bが0.0031308以下の場合は、
R’sRGB=12.92×Ro
G’sRGB=12.92×Go
B’sRGB=12.92×Bo
とし、Ro,Go,Boが0.0031308を超える場合は、
R’sRGB=1.055×Ro(1.0/2.4)−0.055
G’sRGB=1.055×Go(1.0/2.4)−0.055
B’sRGB=1.055×Bo(1.0/2.4)−0.055
とする。さらに、RGB値は0〜255の8bit値であるため、
8bit=round(255.0×R’sRGB)
8bit=round(255.0×G’sRGB)
8bit=round(255.0×B’sRGB)
とすることで、(R,G,B)=(R8bit,G8bit,B8bit)が得られる。よって、バンド2では(X,Y,Z)=(x450,y450,z450)であったので、この値を使って、上式からRGB値を求める。そして、ステップS23では、第4実施形態と同等にバンドの色表現を行う。
残りのバンド2〜バンド8においても同様にして次々にバンドに対応するRGB値を求めて、ステップS23でバンドの色表現を行っていく。最後のバンド9では、バンド−波長変換テーブル131における中心波長の記述は「White」であるため、第4実施形態と同等に無条件に(R,G,B)=(255,255,255)として、ステップS23の処理をする。
その結果、上記第3実施形態で図1(C)のステップS12でバンド−RGB変換テーブル13を参照した時と同様に、RGB値を求めて、そのバンド色の表現が可能である。
なお、本実施形態では9バンドのマルチバンドカメラ1を前提にしたが、本実施形態の方法で行えば、バンド数は特に9バンドでなくても良く、上記バンド−波長変換テーブル131のテーブル数を増減する事で対応は可能である。また、波長に関係しないバンドを、「Black」、「White」として表現し、それぞれのRGB値を(R,G,B)=(0,0,0)、(R,G,B)=(255,255,255)としたが、その表現する言葉を変更したり、その他の種類を増やし、それに対応する、RGB値を定義しても構わない。また、上記波長−xyz変換テーブル133では代表的な可視領域である、380nm〜780nmまでで、1nmおきのテーブルとしたが、テーブルの開始、終了は380nm、780nmにとらわれる事はないし、間隔も1nmである必要は無い。例えば10nm間隔として、値の存在しない部分は何らかの補間方法を用いて、RGB値としても構わない。
また、測色値(X,Y,Z)からRGB値に変換する方法はsRGBへの変換方法を使ったが、γ補正やその他の係数が異なっていても良く、また全くsRGB変換と違うその他の方法を使っても良く、最終的に波長を表す色を近似してRGB値が求まれば良い。
さらに、上記波長−xyz変換テーブル133は、測色値である(X,Y,Z)を用いたが、(x,y,z)やその他の値を参照するようにして、その後の計算により最終的にRGB値が求まれば良い。
以上のような方法によって、マルチバンドカメラ1のバンドを色で表し、さらに図4のような設定GUI153でバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラ1で撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。
また、バンド−RGB変換テーブル13にあたるバンド番号とRGB値の関連付けを、バンド−波長変換テーブル131と波長−xyz変換テーブル133とに分けたため、バンド−波長変換テーブル131ではバンド番号と中心波長など波長に関する情報だけを記したデータを記述すれば良くなった。マルチバンドカメラ1を制御するソフトウエアの中で、その制御を行うために既に、バンド−波長変換テーブル131の情報を含む情報やデータが存在していれば、本実施形態の為に新規で作成は行わず、それを流用する事が可能である。そして、波長−xyz変換テーブル133では、バンドに捕われず、波長とそれを表現する測色値XYZだけが書かれている為、どのような波長特性とバンド数を所持するマルチバンドカメラ1がバンドルされても影響を受けず、波長を表現するXYZ値のテーブルを独立で新規に作成するか、標準化或いは規格化された既存のテーブルを用いる事ができるようになった。さらに、別の方法や計算式を使って測色値XYZからRGBを計算する事が可能である。この計算方法はsRGB変換など既存のものを使っても良いし、新規で独自な方法で計算させる事もできる。よって、バンドを波長に換算する部位、波長をXYZなどの測色値に変換する部位、測色値をRGB値に変換する部位、の3部分に分ける事ができ、しかもこの部分は独立で独自な方法を使ったり、既存の方法を置き換えたりしながらバンド番号を色として表現できる効果がある。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
(付記)
前記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
(1) 2つ以上のバンドを撮影できるマルチバンドカメラで取得したマルチバンド画像を表示する画像表示装置において、
個々のバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する出力画面を有する表示手段と、
バンド番号を上記出力画面に表現する色への変換テーブルと、
上記変換テーブルを使用して、上記バンド番号からバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する色を算出して、上記表示手段の出力画面に出力する処理手段と、
を具備することを特徴とする画像表示装置。
(対応する実施形態)
この(1)に記載の画像表示装置に関する実施形態は、第1乃至第5実施形態が対応する。ここで、それらの実施形態において、パラメータ入出力及び画像出力用画面15は上記表示手段に、バンド−RGB変換テーブル13は上記変換テーブルに、コンピュータ11、メモリ12、及び波長情報変換部14は上記処理手段にそれぞれ対応する。
(作用効果)
この(1)に記載の画像表示装置によれば、バンド情報と波長による色を視覚的に結びつける事で、波長を意識しながらマルチバンドカメラで得られたマルチバンド画像を処理するユーザの負荷を軽減し、かつ、バンド選択のミスを少なくすることができる。
(2) 上記処理手段は、バンドが指定された時、そのバンドの波長から上記表示手段の出力画面で用いるRGBの色を求め、その色で上記マルチバンドカメラで取得した画像を表示することを特徴とする(1)に記載の画像表示装置。
(対応する実施形態)
この(2)に記載の画像表示装置に関する実施形態は、第2及び第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(2)に記載の画像表示装置によれば、マルチバンドカメラのバンドの中心波長に近い色を使って画像を表示する事で、画像を見ただけでどのバンドを対象として画像を表示しているか一目でわかる。また、マルチバンドカメラが狭帯域の波長特性を持ったフィルタでバンドの切り替えを行っている場合や、照明の波長特性を狭帯域な光源を使って、バンドの切り替えを行う手法になっており、且つ、マルチバンドカメラ自身が1眼レフカメラのように、受光素子の直前で眼視で確認できる場合は、見た目と同じような色をディスプレイ上で再現する事ができる。
また、複数のバンドを重ね合わせて一枚の画像として表示した時は画像の色、バンド間の中間色を見る事で画像のバンド間つまり、波長間の特徴の違いを掴む事ができる効果がある。
さらに、マルチバンドカメラのバンドを色で表し、図4のような設定GUIでバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラで撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。
(3) 上記表示手段の出力画面は、全バンドを含む複数のバンドからユーザがバンドを指定する機能を含んだGUIであり、
上記処理手段は、これらのバンドを表すのに、各バンドの波長から上記出力画面で用いるRGBの色を求め、
上記GUIは、上記処理手段で求めた色で各バンドを表現する、
ことを特徴とする(1)に記載の画像表示装置。
(対応する実施形態)
この(3)に記載の画像表示装置に関する実施形態は、第1実施形態が対応する。
(作用効果)
この(3)に記載の画像表示装置によれば、バンドを示すバンド番号と共に、バンド毎の中心波長をRGBカラーで変換した色で表現する事ができる。また、この表現された色を選択する事ができるので、ユーザは誤操作を少なくして、目的のバンドに素早く切り替えることができる。また、全バンドを並べて表示し、全体の構成を把握する事ができる。さらに、バンドの中には狭帯域な波長特性とは関連しない、遮蔽バンドや狭帯域フィルタを用いずにスルーな画像を見るためのバンドが含まれる事もあるが、その区別も色によって一目にして区別する事ができる効果がある。
(4) 上記GUIは、
上記各バンドを上記処理手段で求めた色を使ったアイコンによって表現し、
上記アイコンのクリックによって上記バンドが指定される、
ことを特徴とする(3)に記載の画像表示装置。
(対応する実施形態)
この(4)に記載の画像表示装置に関する実施形態は、第1及び第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(4)に記載の画像表示装置によれば、バンドを示すバンド番号と共に、バンド毎の中心波長をRGBカラーで変換した色のアイコンで表現する事ができる。また、このアイコンをクリックしてバンドを選択する事ができるので、ユーザは誤操作を少なくして、目的のバンドに素早く切り替えることができる。また、全バンドを並べて表示し、全体の構成を把握する事ができる。さらに、バンドの中には狭帯域な波長特性とは関連しない、遮蔽バンドや狭帯域フィルタを用いずにスルーな画像を見るためのバンドが含まれる事もあるが、その区別も色によって一目にして区別する事ができる効果がある。
さらに、マルチバンドカメラのバンドを色で表し、さらに図4のような設定GUIでバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラで撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。
(5) 上記変換テーブルは、バンドから直接RGBの色に変換するテーブルであることを特徴とする(1)に記載の画像表示装置。
(対応する実施形態)
この(5)に記載の画像表示装置に関する実施形態は、第1実施形態が対応する。ここで、その実施形態において、バンド−RGBテーブル13は上記バンドから直接RGBの色に変換するテーブルに対応する。
(作用効果)
この(5)に記載の画像表示装置によれば、バンドから直接RGBの色に変換することができるので、変換を容易且つ高速に行うことができる。
(6) 上記変換テーブルは、
バンドから波長を求めるテーブルと、
該バンドから波長を求めるテーブルを使って求めた波長からRGBの色に変換するテーブルと、
で構成されることを特徴とする(1)に記載の画像表示装置。
(対応する実施形態)
この(6)に記載の画像表示装置に関する実施形態は、第4実施形態が対応する。ここで、その実施形態において、バンド−波長変換テーブル131は上記バンドから波長を求めるテーブルに対応し、波長−RGB変換テーブル132は上記波長からRGBの色に変換するテーブルに対応する。
(作用効果)
この(6)に記載の画像表示装置によれば、マルチバンドカメラのバンドを色で表し、さらに図4のような設定GUIでバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラで撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。
また、バンド番号とRGB値の関連付けを、バンド−波長変換テーブルと波長−RGB変換テーブルとに分けたため、バンド−波長変換テーブルではバンド番号と中心波長など波長に関する情報だけを記したデータを記述すれば良くなった。マルチバンドカメラを制御するソフトウエアの中で、その制御を行うために既に、バンド−波長変換テーブルの情報を含む情報やデータが存在していれば、新規で作成は行わず、それを流用する事が可能である。そして、波長−RGB変換テーブルではバンドに捕われず、波長とそれを表現するRGB値だけが書かれている為、どのような波長特性とバンド数を所持するマルチバンドカメラがバンドルされても影響を受けず、波長を表現するRGB値のテーブルの構築に専念できる効果がある。
(7) 上記変換テーブルは、
バンドから波長を求めるテーブルと、
該バンドから波長を求めるテーブルを使って求めた波長から少なくとも測色値XYZに変換するテーブルと、
で構成され、
上記処理手段は、上記波長から少なくとも測色値XYZに変換するテーブルを使用して変換した測色値XYZを、上記表示手段の出力画面で用いるRGBの色に変換する、
ことを特徴とする(1)に記載の画像表示装置。
(対応する実施形態)
この(7)に記載の画像表示装置に関する実施形態は、第5実施形態が対応する。ここで、その実施形態において、バンド−波長変換テーブル131は上記バンドから波長を求めるテーブルに対応し、波長−xyz変換テーブル133は上記波長から少なくとも測色値XYZに変換するテーブルに対応する。
(作用効果)
この(7)に記載の画像表示装置によれば、マルチバンドカメラのバンドを色で表し、さらに図4のような設定GUIでバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラで撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。
また、バンド番号とRGB値の関連付けを、バンド−波長変換テーブルと波長−xyz変換テーブルとに分けたため、バンド−波長変換テーブルではバンド番号と中心波長など波長に関する情報だけを記したデータを記述すれば良くなった。マルチバンドカメラを制御するソフトウエアの中で、その制御を行うために既に、バンド−波長変換テーブルの情報を含む情報やデータが存在していれば、新規で作成は行わず、それを流用する事が可能である。そして、波長−xyz変換テーブルではバンドに捕われず、波長とそれを表現する測色値XYZだけが書かれている為、どのような波長特性とバンド数を所持するマルチバンドカメラがバンドルされても影響を受けず、波長を表現するXYZ値のテーブルを独立で新規に作成するか、標準化或いは規格化された既存のテーブルを用いる事ができるようになった。さらに、別の方法や計算式を使って測色値XYZからRGBを計算する事が可能である。この計算方法はsRGB変換など既存のものを使っても良いし、新規で独自な方法で計算させる事もできる。よって、バンドを波長に換算する部位、波長をXYZなどの測色値に変換する部位、測色値をRGB値に変換する部位の3部分に分ける事ができ、しかもこの部分は独立で独自な方法を使ったり、既存の方法を置き換えたりしながらバンド番号を色として表現できる効果がある。
(8) 2つ以上のバンドを撮影できるマルチバンドカメラで取得したマルチバンド画像を表示する画像表示方法において、
バンド番号を、個々のバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する出力画面に表現する色へ変換するための変換テーブルを用意しておき、
上記変換テーブルを使用して、上記バンド番号からバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する色を算出して、上記出力画面に出力する、
ことを特徴とする画像表示方法。
(対応する実施形態)
この(8)に記載の画像表示方法に関する実施形態は、第1乃至第5実施形態が対応する。
(作用効果)
この(8)に記載の画像表示方法によれば、バンド情報と波長による色を視覚的に結びつける事で、波長を意識しながらマルチバンドカメラで得られたマルチバンド画像を処理するユーザの負荷を軽減し、かつ、バンド選択のミスを少なくすることができる。
(9) バンドが指定された時、そのバンドの波長から上記出力画面で用いるRGBの色を求め、その色で上記マルチバンドカメラで取得した画像を表示することを特徴とする(8)に記載の画像表示方法。
(対応する実施形態)
この(9)に記載の画像表示方法に関する実施形態は、第2及び第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(9)に記載の画像表示方法によれば、マルチバンドカメラのバンドの中心波長に近い色を使って画像を表示する事で、画像を見ただけでどのバンドを対象として画像を表示しているか一目でわかる。また、マルチバンドカメラが狭帯域の波長特性を持ったフィルタでバンドの切り替えを行っている場合や、照明の波長特性を狭帯域な光源を使って、バンドの切り替えを行う手法になっており、且つ、マルチバンドカメラ自身が1眼レフカメラのように、受光素子の直前で眼視で確認できる場合は、見た目と同じような色をディスプレイ上で再現する事ができる。
また、複数のバンドを重ね合わせて一枚の画像として表示した時は画像の色、バンド間の中間色を見る事で画像のバンド間つまり、波長間の特徴の違いを掴む事ができる効果がある。
さらに、マルチバンドカメラのバンドを色で表し、図4のような設定GUIでバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラで撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。
(10) 上記出力画面は、全バンドを含む複数のバンドからユーザがバンドを指定する機能を含んだGUIであり、
これらのバンドを表すのに、各バンドの波長から上記出力画面で用いるRGBの色を求め、
上記GUIは、その求めた色で各バンドを表現する、
ことを特徴とする(8)に記載の画像表示方法。
(対応する実施形態)
この(10)に記載の画像表示方法に関する実施形態は、第1実施形態が対応する。
(作用効果)
この(10)に記載の画像表示方法によれば、バンドを示すバンド番号と共に、バンド毎の中心波長をRGBカラーで変換した色で表現する事ができる。また、この表現された色を選択する事ができるので、ユーザは誤操作を少なくして、目的のバンドに素早く切り替えることができる。また、全バンドを並べて表示し、全体の構成を把握する事ができる。さらに、バンドの中には狭帯域な波長特性とは関連しない、遮蔽バンドや狭帯域フィルタを用いずにスルーな画像を見るためのバンドが含まれる事もあるが、その区別も色によって一目にして区別する事ができる効果がある。
(11) 上記GUIは、
上記各バンドを上記求めた色を使ったアイコンによって表現し、
上記アイコンのクリックによって上記バンドが指定される、
ことを特徴とする(10)に記載の画像表示方法。
(対応する実施形態)
この(11)に記載の画像表示方法に関する実施形態は、第1及び第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(11)に記載の画像表示方法によれば、バンドを示すバンド番号と共に、バンド毎の中心波長をRGBカラーで変換した色のアイコンで表現する事ができる。また、このアイコンをクリックしてバンドを選択する事ができるので、ユーザは誤操作を少なくして、目的のバンドに素早く切り替えることができる。また、全バンドを並べて表示し、全体の構成を把握する事ができる。さらに、バンドの中には狭帯域な波長特性とは関連しない、遮蔽バンドや狭帯域フィルタを用いずにスルーな画像を見るためのバンドが含まれる事もあるが、その区別も色によって一目にして区別する事ができる効果がある。
さらに、マルチバンドカメラのバンドを色で表し、さらに図4のような設定GUIでバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラで撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。
(12) 上記変換テーブルは、バンドから直接RGBの色に変換するテーブルであることを特徴とする(8)に記載の画像表示方法。
(対応する実施形態)
この(12)に記載の画像表示方法に関する実施形態は、第1実施形態が対応する。ここで、その実施形態において、バンド−RGBテーブル13は上記バンドから直接RGBの色に変換するテーブルに対応する。
(作用効果)
この(12)に記載の画像表示方法によれば、バンドから直接RGBの色に変換することができるので、変換を容易且つ高速に行うことができる。
(13) 上記変換テーブルは、
バンドから波長を求めるテーブルと、
該バンドから波長を求めるテーブルを使って求めた波長からRGBの色に変換するテーブルと、
で構成されることを特徴とする(8)に記載の画像表示方法。
(対応する実施形態)
この(13)に記載の画像表示方法に関する実施形態は、第4実施形態が対応する。ここで、その実施形態において、バンド−波長変換テーブル131は上記バンドから波長を求めるテーブルに対応し、波長−RGB変換テーブル132は上記波長からRGBの色に変換するテーブルに対応する。
(作用効果)
この(13)に記載の画像表示方法によれば、マルチバンドカメラのバンドを色で表し、さらに図4のような設定GUIでバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラで撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。
また、バンド番号とRGB値の関連付けを、バンド−波長変換テーブルと波長−RGB変換テーブルとに分けたため、バンド−波長変換テーブルではバンド番号と中心波長など波長に関する情報だけを記したデータを記述すれば良くなった。マルチバンドカメラを制御するソフトウエアの中で、その制御を行うために既に、バンド−波長変換テーブルの情報を含む情報やデータが存在していれば、新規で作成は行わず、それを流用する事が可能である。そして、波長−RGB変換テーブルではバンドに捕われず、波長とそれを表現するRGB値だけが書かれている為、どのような波長特性とバンド数を所持するマルチバンドカメラがバンドルされても影響を受けず、波長を表現するRGB値のテーブルの構築に専念できる効果がある。
(14) 上記変換テーブルは、
バンドから波長を求めるテーブルと、
該バンドから波長を求めるテーブルを使って求めた波長から少なくとも測色値XYZに変換するテーブルと、
で構成され、
上記波長から少なくとも測色値XYZに変換するテーブルを使用して変換した測色値XYZを、上記出力画面で用いるRGBの色に変換する、
ことを特徴とする(8)に記載の画像表示方法。
(対応する実施形態)
この(14)に記載の画像表示方法に関する実施形態は、第5実施形態が対応する。ここで、その実施形態において、バンド−波長変換テーブル131は上記バンドから波長を求めるテーブルに対応し、波長−xyz変換テーブル133は上記波長から少なくとも測色値XYZに変換するテーブルに対応する。
(作用効果)
この(14)に記載の画像表示方法によれば、マルチバンドカメラのバンドを色で表し、さらに図4のような設定GUIでバンドをディスプレイの色に割り当てを行う事で、バンドの元の色とディスプレイの色との対比をしながら視覚的に割り当てを行う事ができる。また、割り当て先の色をR,G,Bの原色に限定せず、中間色にする事によって、割り当て先を三原色に固定せず、任意の数を対象にして保存する事ができる。これらにより、ユーザがバンドの中心波長など波長を意識して元のバンドの色、出力先であるディスプレイや表示色の色や原色数を視覚的に意識しながら、マルチバンドカメラで撮影された画像の評価を行う事ができる効果がある。
また、バンド番号とRGB値の関連付けを、バンド−波長変換テーブルと波長−xyz変換テーブルとに分けたため、バンド−波長変換テーブルではバンド番号と中心波長など波長に関する情報だけを記したデータを記述すれば良くなった。マルチバンドカメラを制御するソフトウエアの中で、その制御を行うために既に、バンド−波長変換テーブルの情報を含む情報やデータが存在していれば、新規で作成は行わず、それを流用する事が可能である。そして、波長−xyz変換テーブルではバンドに捕われず、波長とそれを表現する測色値XYZだけが書かれている為、どのような波長特性とバンド数を所持するマルチバンドカメラがバンドルされても影響を受けず、波長を表現するXYZ値のテーブルを独立で新規に作成するか、標準化或いは規格化された既存のテーブルを用いる事ができるようになった。さらに、別の方法や計算式を使って測色値XYZからRGBを計算する事が可能である。この計算方法はsRGB変換など既存のものを使っても良いし、新規で独自な方法で計算させる事もできる。よって、バンドを波長に換算する部位、波長をXYZなどの測色値に変換する部位、測色値をRGB値に変換する部位の3部分に分ける事ができ、しかもこの部分は独立で独自な方法を使ったり、既存の方法を置き換えたりしながらバンド番号を色として表現できる効果がある。
(A)は本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の構成を示す図、(B)はバンド−RGB変換テーブルの内容を示す図であり、(C)は波長情報変換部の動作フローチャートを示す図である。 (A)はバンド指定用GUIを示す図であり、(B)は9バンドのマルチバンドカメラと3バンドのディスプレイの波長特性を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像処理装置における画像出力用画面を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る画像処理装置における設定GUIを示す図である。 本発明の第4実施形態に係る画像表示装置の構成を示す図である。 (A)はバンド−波長変換テーブルの内容を示す図であり、(B)は波長−RGB変換テーブルの内容を示す図である。 第4実施形態における波長情報変換部の動作フローチャートを示す図である。 本発明の第5実施形態に係る画像表示装置の構成を示す図である。 波長−xyz変換テーブルの内容を示す図である。 従来のバンド切り替え用のGUIの例を示す図である。 従来のバンド切り替え用のGUIの別の例を示す図である。
符号の説明
1…マルチバンドカメラ、 11…コンピュータ、 12…メモリ、 13…バンド−RGB変換テーブル、 14…波長情報変換部、 15…パラメータ入出力及び画像出力用画面、 131…バンド−波長変換テーブル、 132…波長−RGB変換テーブル、 133…波長−xyz変換テーブル、 151…バンド指定用GUI、 151A…バンド番号、 151B…アイコン,153B…アイコン、 151C…「Filter/Band」リストボックス、 151D…中心波長及び半値幅、 152…画像出力用画面、 152A,152B,152C…ウィンドウ、 153…設定GUI、 153A…「候補」の枠、 153C…楕円。

Claims (14)

  1. 2つ以上のバンドを撮影できるマルチバンドカメラで取得したマルチバンド画像を表示する画像表示装置において、
    個々のバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する出力画面を有する表示手段と、
    バンド番号を上記出力画面に表現する色への変換テーブルと、
    上記変換テーブルを使用して、上記バンド番号からバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する色を算出して、上記表示手段の出力画面に出力する処理手段と、
    を具備することを特徴とする画像表示装置。
  2. 上記処理手段は、バンドが指定された時、そのバンドの波長から上記表示手段の出力画面で用いるRGBの色を求め、その色で上記マルチバンドカメラで取得した画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 上記表示手段の出力画面は、全バンドを含む複数のバンドからユーザがバンドを指定する機能を含んだGUIであり、
    上記処理手段は、これらのバンドを表すのに、各バンドの波長から上記出力画面で用いるRGBの色を求め、
    上記GUIは、上記処理手段で求めた色で各バンドを表現する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 上記GUIは、
    上記各バンドを上記処理手段で求めた色を使ったアイコンによって表現し、
    上記アイコンのクリックによって上記バンドが指定される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 上記変換テーブルは、バンドから直接RGBの色に変換するテーブルであることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  6. 上記変換テーブルは、
    バンドから波長を求めるテーブルと、
    該バンドから波長を求めるテーブルを使って求めた波長からRGBの色に変換するテーブルと、
    で構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  7. 上記変換テーブルは、
    バンドから波長を求めるテーブルと、
    該バンドから波長を求めるテーブルを使って求めた波長から少なくとも測色値XYZに変換するテーブルと、
    で構成され、
    上記処理手段は、上記波長から少なくとも測色値XYZに変換するテーブルを使用して変換した測色値XYZを、上記表示手段の出力画面で用いるRGBの色に変換する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  8. 2つ以上のバンドを撮影できるマルチバンドカメラで取得したマルチバンド画像を表示する画像表示方法において、
    バンド番号を、個々のバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する出力画面に表現する色へ変換するための変換テーブルを用意しておき、
    上記変換テーブルを使用して、上記バンド番号からバンド自身或いはそのバンドの画像を表現する色を算出して、上記出力画面に出力する、
    ことを特徴とする画像表示方法。
  9. バンドが指定された時、そのバンドの波長から上記出力画面で用いるRGBの色を求め、その色で上記マルチバンドカメラで取得した画像を表示することを特徴とする請求項8に記載の画像表示方法。
  10. 上記出力画面は、全バンドを含む複数のバンドからユーザがバンドを指定する機能を含んだGUIであり、
    これらのバンドを表すのに、各バンドの波長から上記出力画面で用いるRGBの色を求め、
    上記GUIは、その求めた色で各バンドを表現する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像表示方法。
  11. 上記GUIは、
    上記各バンドを上記求めた色を使ったアイコンによって表現し、
    上記アイコンのクリックによって上記バンドが指定される、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像表示方法。
  12. 上記変換テーブルは、バンドから直接RGBの色に変換するテーブルであることを特徴とする請求項8に記載の画像表示方法。
  13. 上記変換テーブルは、
    バンドから波長を求めるテーブルと、
    該バンドから波長を求めるテーブルを使って求めた波長からRGBの色に変換するテーブルと、
    で構成されることを特徴とする請求項8に記載の画像表示方法。
  14. 上記変換テーブルは、
    バンドから波長を求めるテーブルと、
    該バンドから波長を求めるテーブルを使って求めた波長から少なくとも測色値XYZに変換するテーブルと、
    で構成され、
    上記波長から少なくとも測色値XYZに変換するテーブルを使用して変換した測色値XYZを、上記出力画面で用いるRGBの色に変換する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像表示方法。
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